生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

大杉谷登山道が10年ぶりに全通 

大杉谷といえばあの黒部峡谷と肩を並べる知る人ぞ知る日本三大渓谷である。
ところが10年前の台風によって大崩落があって家よりも大きな巨石に登山道が寸断してしまい
復旧の見通しが立たないと言われていた。
三重県側の宮川第三発電所~大台ケ原の日出ヶ岳までの約14kmのうち、

 ・三重県側からの片道約7キロは2012年のGWに歩いた
 ・大台ケ原側からの片道約5キロは2013年の5月に歩いた
いずれもなかなかハードだった。

一昨年には迂回路経由で全長を歩き通すことが可能になったが
不通区間の約2.5キロの悲願の開通が今春いよいよ目前に迫った。

三重県側からの見どころというと全てが刺激的であった。
何もかもスケールが違う。
関西にこんなスゴイところがあったのかという驚きの連続であった。
高所の緊張感に加えてヤマビルも出るというリスクまで付いてくる。
一方、大台ケ原側からは何といっても堂倉滝に尽きる。
いずれも5月あたりに歩いているが、特に三重県側は高所の
残る中間の2.5キロはいったいどんな光景が待っているのだろうか。
かつては最も転落事故が多かった箇所であるが、
今回の全通復旧工事では手すりなど安全対策が強化されているような記述も見られる。
この春は最も注目されるルートとなりそうだ。

04年豪雨で寸断の大杉谷登山道、10年ぶりに全線復旧
2014/01/14 朝日新聞 朝刊 27ページより引用

 日本三大渓谷の一つ、大台町の「大杉谷」で、
2004年に台風の豪雨で寸断されていた登山道の復旧工事が全線で完了した。
登山道は現在、シーズンオフのため閉鎖されているが、今年4月下旬に山開き後は、
約10年ぶりに渓谷美を楽しむことができる。
 大杉谷登山道は全長14・1キロ。大台町の宮川第3発電所に近い登山口から入って、
奈良県境の大台ケ原・日出ケ岳(1695メートル)にたどり着く。
全線踏破に12~13時間かかる健脚家向けのコースといい、1泊2日の行程となる。
 04年9月、死者・行方不明者7人が出た台風21号の豪雨に見舞われて、
登山道はあちこちで寸断されて通行不能となった。
 05年以降、三重側の登山口と奈良側の日出ケ岳から、それぞれ段階的に部分開通した。
12年4月には登山口―桃の木山の家―七ツ釜滝の6・9キロと、
日出ケ岳―堂倉滝つり橋の4・7キロが歩けるようになった。
 同年8月には不通区間を避けて、総距離が4・3キロ長くなる大台林道(9キロ)を
迂回(うかい)路に使う「林道コース」によって、三重―奈良両県の通り抜けが可能になっていた。
 昨年8月、最後に残っていた七ツ釜滝―堂倉滝つり橋の2・5キロの復旧工事が始まった。
崩落した歩道を石で復旧したり、手すりを設置したりする工事が、12月12日に終わった。
 吉野熊野国立公園にある大杉谷は、黒部峡谷(富山県)、
清津渓谷(新潟県)と並ぶ日本三大渓谷に数えられている。
鈴木英敬知事は「10年ぶりの全線開通。
一人でも多くの登山ファンに歩いてもらえるようにPRしたい」と話した。
 大杉谷登山道を歩けるのは、毎年4月下旬~11月下旬。
問い合わせは県みどり共生推進課(059・224・2627)へ。

大杉峡谷:10年ぶりの圧巻峡谷 台風被害の大杉谷登山歩道、4月全面復旧
2014/01/08 毎日新聞 中部夕刊 6ページより引用

 2004年9月の台風21号による豪雨で大きな被害を受けた三重県大台町の大杉峡谷で、
「大杉谷登山歩道」の復旧工事が完了した。
大杉峡谷は黒部峡谷(富山県)、清津峡(新潟県)とともに日本三大峡谷とされ、
1996年のピーク時には約1万6000人の登山客が訪れた。
現在はオフシーズンだが、4月下旬の山開き後、約10年ぶりに全面通行が可能になる。
 三重県みどり共生推進課によると、登山歩道は同町大杉の登山口から
奈良県境の日出ケ岳(1695メートル)までの14・1キロ。
日出ケ岳から奈良県上北山村の大台ケ原ビジターセンターまでは約2キロ。
台風では、51カ所が崩れるなどしたほか、
10カ所のつり橋を含む14カ所の橋が流失するなどし、通行不能になった。
 08年度から三重県単独事業で復旧工事を開始。
環境省も流失した1カ所のつり橋を架設するなどし、
12年夏には、登山歩道の東側にある国管轄の大杉林道に
迂回(うかい)するコースで通行が可能になった。
県は昨年8月、歩道中央部の七ツ釜滝―堂倉滝間の2キロの工事に着手し、
同年12月12日に全ての工事を終えた。
 大杉谷登山センターの職員、曽野和郎さん(38)は
「今まで滝が連続するお薦め区間が迂回路になり残念がる登山客が多かった。
日本三大峡谷の他では見られない自然を楽しんでもらいたい」と話している。
Check [ 2014/01/15 20:56 ] その他 | TB(0) |   コメント(6)
天気のいい日を狙って1泊2日で歩いてみたいですね。
ヒルがいると言うことは6-9月は要警戒ですね。
紅葉の時期なんていいでしょうが、山小屋に泊まれるかな?
このルートは単独じゃなくて、数人でわいわい言いながら歩きたいですね。

問題は行きと帰りの登山口までのアクセスですね。
大台が原まではイメージできるのですが、
三重県側からへのアクセスが想像できません。やはりバスですかね?
[ 2014/01/15 21:41 ] [ 編集 ]
いよいよ開通なんですね。
昨年に粟谷小屋の主人がそのような事を言っていたのを思い出しました。
桃ノ木小屋手前からの迂回路はどう考えても退屈な道みたいだし
堂倉滝を見るのは標高差300mほどをピストンしなければなりませんしね。
これは楽しみです。

バスの本数も増えるらしいです。
今のバスの時刻は登山口発着が昼頃に各1本だけでどうしても桃ノ木小屋に
泊まらなければならない時刻の設定になっていました。
粟谷小屋の主人がバス会社に陳情したかもしれませんね。
[ 2014/01/15 23:16 ] [ 編集 ]
おはようございます。
ただ歩くだけの道ではないので全長14kmはどうがんばっても片道切符ですね。
私が一度歩いただけの経験から思うと三重県側から登るほうがオススメです。
大勢すぎてもコースタイムに時間がかかりますね。
問題は、上から下ってくる人とのすれ違いかなと。
ザック同士が当たって転落なんて想像したくもないです。
三重県側の登山口は車で行っても相当遠いと感じました。
もちろん夜移動の仮眠でした。
[ 2014/01/16 06:52 ] [ 編集 ]
おはようございます。
未通だった区間がとても気になっています。
今年は歩く方がわんさか殺到しそうですね。
GWの初日くらいが狙い目かも。
バスが増発されるとのこと情報ありがとうございます。
三重県側は登山口までのアクセスが遠すぎるので
以前のように船も復活すると良いですね。
[ 2014/01/16 06:53 ] [ 編集 ]
35年ほど前に、大杉谷に行きました。
下市口からバス 東大台散策 大台山荘泊
日出ヶ岳経由大杉谷 桃の木小屋泊
帰りは松坂に出ました。

6月に行き、案の定ヒルに献血してきました。
その年の夏、吊り橋が落下して女性2人が亡くなっています。

怖いモノ知らずで、あの時は若さにまかせて行きました。
とにかくスケールの大きい渓谷で、七つ釜あたりの景色は今でも目に焼き付いています。
やっと、全面開通となったのですね。
関西にこんな所が! 訪れた人はきっとそう思うでしょう(^o^)
[ 2014/01/16 18:51 ] [ 編集 ]
35年前の大杉谷の様子は想像つきませんが、あの1979年9月の吊橋事故のあった年にすでに歩かれてらっしゃったのですね。
大先輩ですね!
当時は毎年のように転落事故があったみたいですね。
七ツ釜滝は圧巻でしたが遠くから眺めるところまでで通行止めでしたので、その先がどのようになっているのかは気になります。
あの緊張感あるルートをもう一度歩く機会ができましたが日帰りで歩き通せないか研究してみたいと思います。
[ 2014/01/16 22:36 ] [ 編集 ]
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キャンプは今でも細々と。
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