生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

モンベル 『チェーンスパイク』 

20131228-1.jpg
モンベル 「チェーンスパイク」

くつ下を履くよりも簡単ですばやい!
しかも、なんちゃって10本爪アイゼン!


本格的な雪山に行くための装備は無い。
コバの付いた冬用登山靴はもちろんのこと、ピッケル、スノーシューにワカンすらも。
一度買っておきさえすればほぼ一生モノなものばかりなのだが。。
ひと冬に何回使うかを考えるとどうしてももっと使用頻度の高いもの、
できれば4シーズン使えるようなものになってしまう。
今年こそはと思いながら何年目の冬を迎えることか。
同じ低山でも大峰山系などに行こうものならトレッキングポールでは役立たず、
ピッケルがあれば良かったなぁという思いをしたことはある。

必ず登山者が歩いていて踏み跡がある圧雪されたような雪山であれば軽アイゼンだけで事足りる。
金剛山に至っては、軽アイゼンの中でも極めてライトなマジックアイゼンでも十分である。
そんなアイゼンに、最近注目されてるモノががあるという。
ランドネ(女性用登山雑誌)の最新号の中でそれを見つけた。
5年ほど前、4本爪アイゼンでは初心者すぎるからとレベルアップしたつもりの6本爪アイゼン。
結局は軽アイゼンであることには変わりがないのであるが、
どうしても低山では高ゲタを履いているかのような違和感がある。
自分のような大きな足では6本爪アイゼンでも土踏まず部分中心に爪がくるからだ。
雪が薄いと岩などでカリッ!カリッ!とイヤな音がする。
どないかもっと快適なものは無いかという思いがあった。
雪が凍りつくと着脱が困難になるとのことで改良された新型が出てからも壊れるまで使おうと買い控え。
裏側の雪ダンゴ防止プレート部分も度重なる使用で、
岩などを踏みつける機会の多い雪の薄い低山で傷めつけられて逆に雪ダンゴが付きやすくなった。
そろそろアイゼンを買い替えなきゃと思っていた矢先に知ったものだから飛びついた。
これは買うしかない!と、すぐさま買いに走ったという次第である。
次こそはステンレス製12本爪の本格的なアイゼンを狙っていたが、
そんなこんなで用途が低山メインなだけに、本格的なアイゼンよりもむしろ
軽アイゼンでもっと優れたものは無いかと無意識に求めていたのだろう。

使用感であるが、
まず、着脱は非常に簡単である。
たとえ立ったままでも、くつ下を履くかのようにまず登山靴先端にひっかけ、少し引っ張ってかかとをひっかける。
そして、軽アイゼンのような異物感、装着感が無い。
爪が短めであったり、柔らかくてつま先が曲がるような靴底であっても柔軟に追従するのが良い。
アイゼンの爪が長いと、その自分の爪でつまづきそうになることもあるが、そんな心配がほとんど無い。

サイズがXS,S,M,Lと4種類あり、それによって色が決まっているために好きな色は選べない。
自分の場合は29cmの靴に対してLサイズ(29~31cmに対応)なのでネイビー色である。
逆に考えると、装着している人をみつけたら色を確認するとその人のおよその足のサイズが判ることになる。
年齢まではわからないのでご安心を。(≧∇≦)

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ワッフルみたいなのが2つと収納用のスタッフバッグ付き

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ワッフルを広げるとこんな感じ。ヒラメかカレイか踏みつぶしたちょうちんアンコウみたいな感じ?!
左右の区別は無いが、前後の区別はある。

P.S.
モンベルの店員さん曰く、雪ダンゴができることはあるという。
ええ?この構造でそれは無いでしょ?雪ダンゴがくっつきそうなプレートが無いのに。
たとえできたとしてもダンゴというよりもっとちっこいたこ焼きくらいのものだろうと思っていたら、
本日、さっそく金剛山で試し履きしてきた結果が以下の写真。
しかしながら、雪ダンゴができていることに気付かなかったくらいなので問題ないとおもわれる。(≧∇≦)
とにかく軽アイゼン、簡易アイゼンよりもはるかに快適すぎてスキップしたり踊り出したくなるかも。

お見苦しい写真は以下より。
20131228-4.jpg
小汚い靴ですいません。
こんな感じでスマートに一瞬で装着でき、異物感が無い。

20131228-5.jpg
雪たこ焼き、一丁上がり!
ダンゴができても問題ない雪質だっただけでしょう。
6本爪のほうがまだマシでしょうね・・・

しかし売れりゃなんでもいいと思ってる
モンベルらしいっす。
[ 2013/12/29 01:24 ] [ 編集 ]
私も昨年にほしいなと思ったタイミングがありました。
が、店まで行って断念しました。
靴のサイズが小さいんですよね。それで「赤」なんです。で、諦めました。
雪の時期は軽アイゼンの裏側に防水スプレーを軽くふっておくと
雪団子は幾分ましです。靴にもふっておくと汚れもましです。

「小汚い靴ですいません。」写真は自分撮りは苦しい体勢じゃなかったですか?
[ 2013/12/29 11:25 ] [ 編集 ]
先週、金剛山にて履いてる人がいて触らしてもらいました。
ゴムが柔らかくて、初年度だけかな?と思っていました。
でも軽アイゼンが不愉快なので買おうと思っています。
でも大足は色が地味ですね(≧∇≦)
[ 2013/12/29 13:26 ] [ 編集 ]
今回の雪質的には我々ではアイゼンは不要でした。
6本爪はゲタみたいな異物感が好きになれなくて。
装着感が無くて快適大満足です!
いい買い物をしました。
[ 2013/12/29 19:08 ] [ 編集 ]
私は色が選べると思っていたので店員さんに赤色が無いかと尋ねたんです。
赤色のワンポイントアクセントがいい感じなので。
ピンクじゃイヤですけどね!
なるほど防水スプレーをそんなところに塗る発想は無かったです。
orisさんらしいマメさですね!ありがとうございます。
今、いちばんの課題は超撥水です。
スプレー式じゃなくてもいいので思いっきり水玉の転がる撥水方法を研究中です。
しかも何にでも塗布しまくりたいんです。
靴底撮影は広角レンズなので苦労しませんでしたよ。
[ 2013/12/29 19:08 ] [ 編集 ]
すでに気になられた触っておられたのですね!
あのゴムというかシリコン?はけっこう強そうですよ。
モンベルの軽アイゼンにもゴムバンドみたいなので留めるのがあると思いますが、あれと同じくらい耐久性ありそうです。
他の方のレビューだと先にチェーンのほうが金属疲労で破断するみたいですよ。
少なくとも3シーズンは大丈夫そうです。
突然壊れたときのバックアップにマジックアイゼンがあれば最強ですね!
色、地味でしょ!毒々しい赤が欲しかったんですよ。
[ 2013/12/29 19:08 ] [ 編集 ]
前からモンベルのカタログで気になってました。
アイゼンではガリガリと不愉快な場所でも気にならないとのことで、欲しい気持ちが勝ってきました。
念仏坂や千早本道ならこれのほうが快適でしょうね。
TPOを考えた使い方すれば良いだけでしょう。
先日明神平からの下山で使ってる方もいらっしゃいましたよ。
[ 2013/12/30 10:40 ] [ 編集 ]
明神平でも使ってらっしゃる方がいましたか。
爪の長さがアイゼンに比べて短いのは一長一短があるのかもしれませんが、
ほとんどの低山ステージで使えそうに思っています。
着脱は簡単でしたが、スタッフバッグに入れてみましたら
6本爪アイゼンよりはかなりコンパクトでしたがそれなりに重量はありました。
マジックアイゼンのようには軽く無かったです。
[ 2013/12/30 20:59 ] [ 編集 ]
今アイゼンは12本爪しかありません。
最初は岩や石ころにガリガリ擦れたり、けつまずいたりするのがうっとおしかったのですが、
履いてるうちにだんだん慣れて気にならなくなってきました。
でも、かんたん装着、コンパクトってのが魅力ですね。下りの凍った登山道ではこういうのが一個欲しいかも・・
[ 2013/12/31 14:15 ] [ 編集 ]
ブログの雰囲気を害するようなコメントをして申し訳ございませんでした。

この手のタイプは雪だけでなく沢でも一時『草付き』効くんじゃないか?と過去に私の周りで流行った事もありもちろん使用経験はあります。

この時期の雪でもダンゴが付くとは驚きでしたが気温が高い金剛山&やはりどうしようもない構造だからでしょう。
使用感に関してはそのままキバラーさんのおっしゃるとおりだと思います。

問題はダンゴになっても気付きにくい点です。ダンゴの何が問題かと言うと『歩きにくい』ではなく『爪が効かない=滑る』からです。

二度目のレポで装着感がないので付けっ放しで楽チンだおっしゃってますが、いざ滑り面でダンゴに気付かず転倒という事がありえます。
それと、このチェーンタイプのものは一度ダンゴや氷が付くとプレートが無いのでなかなか取れないのも欠点です。
そのような状況になれば金剛山で最も凍りやすい箇所、本道や念仏坂では危険だと思います。

安全性なら12本にかなうものは無いのですが、様々な山行スタイルを持たれてる方が集まる金剛山ではそうも言ってられないのでコストや手軽さを考えれば本道は階段上で足をフラットにおけるので装着の簡単なマジックアイゼンや6本
念仏坂は二年前、金剛山早朝組の数千回登頂達成されているベテランの方でも多数、転倒・骨折されているので、それほどのブラックバーンになる坂と認識したほうが良いと思います。

3000峰のアルプスであろうが金剛山であろうが雪は雪です。標高で差があるのは気温と風であり、決して雪ではありません。悪い雪面はどこの低山にもあるので、その時の状況判断だと思います。『低山だから大丈夫』などと標高で雪を見る判断、知識しかないのであれば、とりあえず雪見たらアイゼン付けてるほうがまだ安全です。

モンベルは良い商品も多いですがこの商品や沢用品でもサワーサンダルなどリスクのある商品を出すメーカーというのも認識すべきだと思います。

キバラーさんのブログは人気も高く、すでに個人ブログの粋を超えた影響力があるのも事実なのでこのようなコメントを書かせて頂きました。気分を害された方がいらっしゃたら申し訳ございません。

私も今期、友人に頼まれ様々な素材のウェアの使用感を試していますが『装備』というものは気象条件や雪面条件によって変わるものであり少ない使用数で判断するのは難しいと思います。ましてや転倒事故に繋がるシューズやギアなど人に薦める時は本当に気を使います・・・

皆様が安全に登山を楽しめますように!

http://yamatabako.blogspot.jp/
中村
[ 2014/01/03 08:42 ] [ 編集 ]
専門的なアドバイスありがとうございました。
今日は年末に積もったっきりの残雪が固まってカリッカリで良くグリップが効きました。
雪ダンゴも付きませんでした。
シャーベット状のステージでは全員の各種アイゼン全てにおいて効果無しでした。(当然ですが)
今日のメンバーの全員が買いたいとのこと。
トレイルランナーなどには有効ではないでしょうか。
貴重なアドバイスは今後の参考にさせていただきます。
[ 2014/01/03 23:11 ] [ 編集 ]
別の記事のほうにリコメさせていただいており失礼しました。
爪が長く本数の多いアイゼンは足を高くあげないといけないので長距離ともなると疲れそうですね。
フカフカの雪でればアイゼン不要な場合が多く、滑って転けそうな凍結や圧雪路面であればチェーンスパイクが最適に思うので、結果的にこれひとつで済みそうですよ。
今年もよろしくおねがいいたします。
[ 2014/01/04 20:34 ] [ 編集 ]
私は8年ほど前に、これと殆ど同じキャラバンのものを買いました。
今扱っているのアイスマスターとは異なり、細かい所以外はモンベルと同様です。
1回目の使用で高下駄と言うかポックリのようにどんどん雪が付着してしまい、
全く使いモノになりませんでした。ヤケクソで面白がって30cm位くっつけてみた。
その時は凍結した上に新雪がうっすら積もっていました。
こりゃだめだ、と即、お蔵入り。3~4年、使っていませんでした。

その後、モンベルからも発売され、使用者のレビューを見ると意外に良い評判。
私も再度使ってみると使える!ではありませんか。
その後、20数回は使っていますが(主に首都圏近郊の低山)、
高下駄になったことも雪団子になったこともありません。
特にモンベルのものと違いがあるとは思えませんが。

トラバースに水が流れた後、凍りついた所や急なアイスバーン、
などはちょっと不安ですが、それ以外、低山では殆どの場合、
6本爪よりは有利かと思います。
やはり条件によって違うし、これだけでとも言えないですが。
雪はそれなりの経験をつんでも予測や判断が難しいですね。
[ 2014/01/20 18:33 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
昔のチェーンスパイクはそんな事になっていたのですね。
チェーンに雪が詰まったりするのでしょうか。
そしてモンベルの最新型の製品では(雪質にもよるでしょうけど)改善されているとのこと。
とても参考になります。
知人からいただいたコメントに、雪ダンゴになりそうな部分にロウを塗ると良いとアドバイスをいただきました。
私も購入後、何度と無く使用しておりますが、低山では6本爪アイゼンより使えると思っています。
雪ダンゴになったのはたまたまで、その後はとても快適に使用できております。
[ 2014/01/20 21:38 ] [ 編集 ]
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キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
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テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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