生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

中国山地 蒜山三座(縦走) (2013.11.16) 

※この記事は公開後、都合によりに画像を差し替えました
20131116-8.jpg
風もなく温かい日差しの下、抜群の展望をほしいままに満喫

【ルート】
上蒜山スキー場駐車場(8:00)-上蒜山への分岐(10:05)-上蒜山(10:18)-上蒜山への分岐(10:35)-
中蒜山山頂(11:35-13:00)-下蒜山山頂(14:30-14:50)-下蒜山登山口(犬挟峠)(15:45)

※タクシーにて駐車場へ戻る

蒜山(ひるぜん)とは、岡山と鳥取の県境に連なる上蒜山(1,202m)・中蒜山(1,122m)・下蒜山(1,100m)の
三座の総称であり、麓には広大な蒜山高原が広がっている。


金曜日に仕事から帰ってからの夜移動はつらい。
日帰り登山であれば少しでも眠りたいので午前2時起きでも5時間の睡眠を確保。
西宮北まで行ってミカさんの車に乗せてもらうも、運転を代わるどころか
U字マクラまで持ち込んで寝る気満々ぶりを発揮してしまった。(^^ゞ
ミカさん、長時間の運転をありがとうございました。

今回はオニギリ4個を作って持ってきたのでカップ麺と水2リッター買えればいいやと思いきや
蒜山ICを下りてもコンビニは無いとのことで、蒜山SAで調達しようにも無い。
500mlのペット4本とレトルトカレー(岡山のトマトカレー500円)を買う。
ところが、蒜山ICを下りたところに弁当屋があって、おにぎりやカップ麺、水も売っていた。
下道をしばらく走ると蒜山高原の牧歌的風景が飛び込んでくる。
やっぱり高原はイイなぁ。蒜山高原は子どもの頃に連れってもらった思い出もあって大好きな高原である。
蒜山高原の広大さはどこか北海道を思わせる異郷の地へ来た気持ちになってゴキゲンである。
駐車場はこれまた広大で、そもそもスキー場の駐車場なのでだだっぴろい。
午前8時。
気持ちのいいひんやりした朝のスタートだ。
登山口までは牧場を抜けていく。
ジャージー牛が放牧されていてこれまた絵になる風景。
蒜山はジャージー牛の乳製品がなにもかも美味しいので食べることも楽しめるのが良い。
ソフトクリームにヨーグルトにプリンにチーズケーキと・・甘いものばかり。(^^ゞ
登山口から森に入り、急登の整備された植林の階段を登っていく様は金剛山チックでもある。
ほどなくして植林が終わると自然林の紅葉が待っていた。
眼下に広がる展望は、中国山地の穏やかな山並みと緑の高原が広がっていて
これまで稜線の縦走で眺めてきた展望の中では文句なしのベストワンである。
標高540mほどの駐車場から最大でも1,200mの標高まで登る高低差は
金剛山のそれと変わらないが、三座の縦走であるからして大きなアップダウンがあり、
歩きごたえはたっぷりである。
最初に迎える上蒜山山頂は登山道から外れて熊笹生い茂る藪漕ぎをしないとたどり着けないところにある
せっかくなので苦労して行ってみたが三角点があっただけで少々がっかり。
手製の看板でもあれば行ってきたという甲斐があるのだが。
再び登山道に戻って縦走を再開。
真っ白になった氷の山かと思わせる大山をはじめ、日本海側の展望、岡山側の蒜山高原を見下ろす展望、
そして風も穏やかで寒くなく、日差しが暑いくらいのまさかの天候でそれはもう最高の縦走日和であった。
冬季避難小屋のある中蒜山山頂にて昼食とし、長い休憩をとった。
三座のアップダウンのダウンであるが、この下りがやらしくて、雨の後ならまだしも、
残雪が溶けたぐじゅぐじゅの状態の上に岩肌なので滑る滑る。
しかも、なぜか蒜山の土は真っ黒けである。
陶芸に使えそうな粘土質の、どちらかというと良い土なのかもしれないがそれにしても黒い。
転倒しなかった者はおらず、全員、転倒の洗礼を受けた。
そんなこんなで下蒜山からの下山でも東側の風景は美しく、西から東への縦走は大正解だった
下山後、東屋に書いてあるタクシー会社に電話をして送迎を頼む。
2社あったが、およその料金が書かれてある会社のほうが安心感があったのでそちらに決めた。
15分足らずでタクシーがやってきて、上蒜山の駐車場まで運んでもらった。
運賃は3420円だった。
道の駅でソフトクリームを食べて、自家製天然酵母パンの店「LOMA」に立ち寄り、
近くの温泉に入ってさっぱりしたところで18時前。
ホテルのフロントの方に教えてもらった地元の人がよく利用している「きんべえ」という食堂へ。
18時からの開店なので少し待って入店。
待った甲斐があって、リーズナブルで美味しく満足度が高かった。
すっかり遅い時間になってしまったところでようやく帰国の途へ。
たいへん充実した一日だった。

その他の写真は以下より。 20131116-2.jpg
蒜山はココ!(Aマークの位置)

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山と高原地図 + GPS軌跡

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霜が下りている、まもなく冬将軍到来か?!

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牧歌的風景だ

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振り返るとこんな風景

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西側を望む

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最初は植林ゾーン

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急登の階段はダイトレを彷彿させる

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植林帯を抜けると眼下に展望

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さらに高度を上げていく

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雲海ができていた

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東の方向には真っ白な大山が顔をのぞかせていた

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さらに高度を上げて振り返る 大自然の美しい展望に癒やされる

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真っ白な大山(百名山)

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槍ヶ峯で大パノラマを眺めながら小休止

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残雪のこる

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ブッシュをかきわけてやっとたどりついた上蒜山山頂

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中村氏

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遠くからでもミカさんのピンクのウェアが目立つ(遭難時は見つけてもらいやすいという話)

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中蒜山山頂にて 昼食をとる

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歴代サーマレスト「Zシート」を並べてみたらほぼ同じだった

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蒜山SAで購入したレトルトカレーを湯煎して、スプーンを突っ込んで食べた けっこう美味しかった

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中蒜山山頂付近にある冬季避難小屋(左)

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右のピークが下蒜山山頂だ まだまだ遠い

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古い石柱を発見

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下山方向はまばゆい黄金色

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下蒜山を下ってきて振り返るとその急峻ぶりが見てとれる ミカさんのウェアが中央付近に見える

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またザックが傾いている?!

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Check [ 2013/11/17 22:38 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(14)
蒜山からの展望抜群に最高ですね。私もいつか登ってみたいです。
先週の9日観光で蒜山高原の牧場に行ってきました。高原だけでしたがのんびりとした高原はすごく気持ち良かったです。先週の大山はまだ雪景色になってなかったです。
なかなか山登りできないですがいつもブログ見て楽しませてもらってます。
[ 2013/11/18 09:15 ] [ 編集 ]
あーちんさま

たいへんお久しぶりです。
先週末に蒜山に行ってこられたばかりだったのですね!
やっぱり高原はイイですよねぇ。
癒されます。
わずか一週間で季節が進みましたね。
良いところなのは知っていたのですが、蒜山三山の上から眺めるとその広大さは予想を越えて素晴らしかったです。
信州に行かなくても間に合うどころかお釣りがくるなぁと思いましたよ。
といっても蒜山は遠いです。
そして日帰りの山登りだけで帰ってきたのがもったいなかったです。
またいつかご一緒できるときを楽しみにしております。
[ 2013/11/18 19:53 ] [ 編集 ]
前々から気になっていた蒜山三座を今回、ご一緒に行かせていただけて嬉しかったです(^^)

のんびりとした牧場の景色が始まり、思ってたより、牛が大きく、びびってしまいましたが・・・(笑)
急な階段、そしてそこを抜けると、最高の展望には感動でした。
雲海に、紅葉の景色と、大自然の景色は素晴らしかったですよね。

登山道はかなり歩きづらく、何度か転んでしまいましたが・・・。

山登りに、グルメと本当に充実してて、楽しかったです。

また機会がありましたら、ご一緒させていただきたいです。
よろしくお願いします(^^)


[ 2013/11/19 10:57 ] [ 編集 ]
蒜山縦走は4人で行くと往復せずにタクシーで戻れる。
これは、経済的ですね。組織力の勝利ですね。

そうそう、あの辺りはコンビニがあんまりないらしく、
私も大山に行った時には西宮IC辺りの
コンビニで食糧を調達して向かいました。
ちなみにカップ麺は山の昼食ようにと、家に在庫が10コくらいあります。

天気に恵まれてよかったですね。
それに、雪化粧の「大山」は雄大できれいですね。
[ 2013/11/19 17:26 ] [ 編集 ]
久しぶりにご一緒できて楽しかったです。
最近のミカさんの活躍ぶりをみると、まだまだ歩きたらなかったのではないでしょうか。
蒜山は本当に良いところでしたね。
すぐまた行きたくなるところでした。
まもなく雪景色に閉ざされてしまうのが名残惜しいです。
温泉入って地元の美味しい店で食べるのは最高ですね。
またよろしくおねがいします。
[ 2013/11/19 20:15 ] [ 編集 ]
蒜山縦走はタクシーを併用するのが一般的みたいです。
たまたま2人の男性から「相乗りしませんか?」と声をかけていただいたのでシェアする手もありますよ。
コンビニくらいあるだろうと思ってた自分が間違ってました。
大山はあまり興味無いのですが、行ってみたらまたその魅力に気づくかもしれません。
来年には登ってみたいと思います。
orisさんは今回は山行きが無かったみたいですね。
[ 2013/11/19 20:16 ] [ 編集 ]
上蒜山の階段を登りきってからの絶景は、すばらしかったですね。山麓の高原の小さなロッジや赤く紅葉したどこまでも続く森。。まるでおとぎの国を見下ろしているようでした。

山の間から覗く白い大山もとてもかっこよかったです。
楽しい仲間とご一緒できて、心に残る山となりました。
いつも機会をいただいて感謝しています。
ありがとうございました♪

[ 2013/11/19 21:51 ] [ 編集 ]
実は大山は私の故郷に近い山です。幼い頃、夏山登山道から何回も登りました。大学時代には徒歩旅行し、岡山から徒歩で蒜山高原の麓までシュラフしょって野宿しながら歩き、そのまま烏ヶ山~弥山まで崩壊しかけの立入禁止の縦走路を歩きました。怖かったけど忘れられない思い出です。
蒜山三座の山々はキバラーさんの記事で初めてその景色を目の当たりにしました。美しいですね~。でも、大山の山塊の雰囲気を知る者にとっては、その延長として想像できる気がします。
[ 2013/11/19 22:20 ] [ 編集 ]
まさにうっちぃさんの言うようにおとぎの国みたいでしたね。
もっと早いうちに下山して長く高原をも楽しみたかったなぁ。
あそこまで行くなら一泊しないともったいないですね。
久しぶりにみなさんと楽しい山歩きができました。
ありがとうございます。
またよろしくおねがいします。
[ 2013/11/20 06:35 ] [ 編集 ]
arajinさんの故郷、そうだったのですね。
そんな若い頃から山歩き、野宿などの経験をお持ちだったのですか。
それが今、単独バリエーションを楽しまれてらっしゃるのはなるほど納得です。
あまり魅力を感じなかった大山は未だに未踏ですが、あの独立峰のカタマリは来年こそは登ってみたいと思います。
貴重なお話をありがとうございます。
[ 2013/11/20 06:38 ] [ 編集 ]
そば助かりました(笑

麺は持ち帰り昨晩食べました・・・
しかし、イイとこでしたね!
皆さん有難うございました。
[ 2013/11/20 16:19 ] [ 編集 ]
そば?何のことかと思いました。
カップ麺ですね。
見た目以上に難路がありましたが楽しかったです。
ご一緒いただきありがとうございました。
[ 2013/11/20 19:34 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2014/10/03 22:16 ] [ 編集 ]
たいへんご無沙汰しております。
あれからなかなかご一緒できる機会がなくて残念です。
ご参考になりました幸いです。
ありがとうございます。
[ 2014/10/04 20:39 ] [ 編集 ]
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と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
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その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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