生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

台高山系 尾鷲道 堂倉山・コブシ嶺 (2013.6.1) 

20130601-27.jpg
雷峠にて ※クリックで拡大可
手前が竜口尾根、その後ろが大峰山脈

【動画編】


終始、明るく開放的で気分爽快な山歩きが楽しめる。
しかしながら山と高原地図では上級者向けとなっているほどの迷える森。


【コース】 (ピストン)
 大台ケ原ビジターセンター-尾鷲辻-堂倉山-(尾鷲道)-雷峠-コブシ嶺(お昼:一時間半)


整備された大台ケ原遊歩道から尾鷲道へと一歩踏み入れるとそこは自然林の宝庫。
光あふれる明るい雰囲気で、早く抜けたくなるような暗く鬱蒼としたところがほぼ無い。
こんな良いところがあるなんて知らなかった。
しかし、当然こっちだろうと思った方向がまったく間違っていることに気づくことが多々あった。
往路では堂倉山からコースに復帰するときと、雷峠の手前である。
自分と同じ目的地だった二人組のベテラン男性とスタート時に一緒だったが
男性たちはペースが早くて早々に見失ってしまい、
次に出会ったのはコブシ嶺を離れて帰る途中にやっと到着されてこられたので驚いた。
やはり堂倉山で迷って地池高まで行ってしまったそうで結果的に20kmも歩いたとか。
自分は不覚にも復路でも白サコ付近で迷ってしまいリカバリに時間を要するなど
今回はかなりGPSのお世話になった。
8時前のスタートで15時には十分戻ってこれるだろうと余裕をかましていたら
実際には帰りはハイペースで歩いてたっぷり3時間かかって
16時半にビジターセンターに帰着したという次第。
今日はこの後に予定があったので帰着のタイムリミットは16時だったので
尾鷲辻までやっとの思いで戻ってきて遊歩道を大急ぎで歩いたがタイムオーバーとなった。
ただ単純に尾根をひたすら歩くだけの超カンタンそうなルートに見えて、
ひとたびコースを見失うとなかなか復帰するのがたいへんであるなど
ルートファインディングという楽しみ方もできる決して平和ボケなルートではない。
横移動中心でほとんどアップダウン無しのゆるゆる山歩きを想像していると大間違い。
けっこうたっぷり歩いた感があってなかなかの疲労度だった。
このコースの目玉は何といってもコブシ嶺の展望に尽きる。
雷峠でも十分すぎる展望だったので、コブシ嶺まで行く理由があるのか?と思ったが、
コブシ嶺の展望はもっとすごかった。
眼前に迫る急峻な岩の竜口尾根の向こうには大峰山脈のほぼ全部が見渡せる。
それこそ山上ヶ岳から大普賢岳、行者還岳に弥山、八経ヶ岳、明星・・仏生、孔雀、釈迦ヶ岳
大日岳に南奥駈道の山々までほぼ全部入り。
さらに真後ろを振り返ると熊野灘がすぐそばに。
ここまで凄いところだったとは下調べ段階でいろんなブログを見てもピンと来なかった。
結果的に大満足な山歩きとなった。

※コブシ嶺→マブシ嶺が正しいという説もある

その他の写真は以下より。 (写真では表現不可能でまったく伝えきれていない) 20130601-1.jpg
GPS軌跡

20130601-2.jpg
大台ケ原の朝は清々しい

20130601-3.jpg
う~ん、静か。。

20130601-4.jpg
寒いくらいである

20130601-5.jpg
尾鷲辻(おわせつじ)の東屋の裏に奥の細道(尾鷲道)がある

20130601-6.jpg
尾鷲道に一歩足を踏み入れると西大台以上に人に荒らされていない空間が広がる

20130601-7.jpg
ブナの新緑も最高に美しい

20130601-8.jpg
黄色い「マブシ嶺→」と書かれた看板のほうに行ってしまってちょっとロスト

20130601-9.jpg
こんなところを歩くのは申し訳ないほど自然のまま

20130601-10.jpg
踏み跡も薄く、ひとりじめ感たっぷり

20130601-11.jpg
堂倉山(左方向)へ行く分岐

20130601-12.jpg
明るく開放的

20130601-13.jpg

20130601-14.jpg
堂倉山にて

20130601-15.jpg
堂倉山からルートへの復帰で迷ってしまう

20130601-16.jpg
地形図と実際の地形が違いすぎて焦るが下の方に確かなルートがあった

20130601-17.jpg

20130601-18.jpg

20130601-19.jpg
大台ケ原方向を振り返る 大蛇グラは見えないがその一つ南の尾根(崖)

20130601-20.jpg
熊野灘を望む展望 この先にはいくらでも展望があった

20130601-21.jpg
前方は熊野灘

20130601-22.jpg
前方は間違って行ってしまう人が多いという尾根

20130601-23.jpg

20130601-24.jpg
シロヤシオが満開すぎても~

20130601-25.jpg
雷峠までは少々きつい登りがある

20130601-26.jpg
雷峠にて 大峰山脈が全部入りの展望
ぜったいここが最高と思っていたらコブシ嶺のほうがもっとすごかった
本当にこの先にコブシ嶺なんかあるの?と思えるところを通過しなければならなかった

20130601-28.jpg
ツツジがまぶしすぎる

20130601-29.jpg

20130601-34.jpg
コブシ嶺

20130601-31.jpg
風に背を向けて大峰山脈を眺めながら食事(実際はもっと高度感がある)

20130601-33.jpg
コブシ嶺から眺める熊野灘
Check [ 2013/06/02 17:56 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(14)
さすがキバラーさんですね。
大台ケ原ではやっぱり大蛇グラからの展望のイメージが
一番強く感じられますよね。
地図見ますとちゃんと載っていました。

普通はここまで目が届きませんよ。
目の付け所がやっぱり我々凡人とは違いますね。

今後も色々なルート参考にさせて頂きたいです。
よろしくお願いします。
[ 2013/06/02 20:32 ] [ 編集 ]
いいところに行ってきましたね。
シロヤシオが咲く頃にと思っていましたが、今がちょうどその頃のようですね。
行けないのが残念。
なかなか難しそうなので私が行くときも、この記事を参考にして、GPSをしっかり持って行きたいと思います。
[ 2013/06/02 22:19 ] [ 編集 ]
シロヤシオやツツジが満開ですし、熊野灘もいい感じですね。
このルート気になってたのでとても参考になります(^o^*)/風強くなかったですか?
[ 2013/06/03 03:40 ] [ 編集 ]
前回、堂倉滝に行った際、
ビジターセンターで溜まってらっしゃった人たちの会話から
尾鷲道の話題が聞こえてきたのでヒントになりました。
快適で安全なルートですが道迷いの可能性があるところでもあります。
良かったですよ。
[ 2013/06/03 07:03 ] [ 編集 ]
シロヤシオはけっこうあちこちで目立ってました。
たいして興味無かったのですが、どっさ~と満開の木だけは圧巻でした。
GPSがあれば大丈夫ですし、注意深くマーキングを見落とさなければ
おそらく手ぶらでも大丈夫かもしれません。
私はマーキングがすぐ上に見えていたのに逸れて歩きやすそうなところを
わざわざ歩いたという要因もあります。
どうやらそれは昔のトロッコ道だったみたいでトロッコの車軸が転がってました。
尾鷲道はかなり気に入りましたよ。
今まで歩いた周辺の山でトップクラスに入ります。
いや、ベストワンかも。
ご参考になれば幸いです。
またどこか一緒に行きましょうよ。
[ 2013/06/03 07:03 ] [ 編集 ]
この日はスタート時は日差しもあって晴れていたのに、
尾鷲道を歩いていると雲行きが怪しくなって風も吹いてきて
少々不安になるような天候になったものの、
崩れることはなく曇り空の一日になりました。
風はかなり強かったです。
海と山と両方見れるのがかなり良かったです。
[ 2013/06/03 07:03 ] [ 編集 ]
昔、山を始めたばかりの時に東大台を周回していて
尾鷲辻の休憩所で平和にサンドイッチを食べていたら、
裏から、いかにも山の人って感じの夫婦が歩いて来られたんです。
思わずどこから来たんだろうって地図を広げて確認したことがあります。
今回、キバラーさんが歩かれたルートですね。
いつか晩秋に独りで静かに歩いてみたいですね。
でも、独りじゃちょっと不安かも・・・
[ 2013/06/03 20:07 ] [ 編集 ]
尾鷲辻でかつてそんな経験をされたのですね。
大台ケ原は山登りやっていない頃でもたまに訪れておりましたが、遊歩道以外の方向へ歩くなんてありえない発想でした。
当時は山用の地図の存在すら知りませんでした。
紅葉の季節(9~10月)もきっと美しいことでしょう。
[ 2013/06/03 21:01 ] [ 編集 ]
素晴らしい場所ですね!!
行ってみたい!!
[ 2013/06/03 22:33 ] [ 編集 ]
先日行かれた大杉谷も、そして今回のところも!

大台ケ原周辺しか歩いたことがないので一度歩いてみたいです。

道に迷うというのが不安ですね・・・
[ 2013/06/04 12:21 ] [ 編集 ]
尾鷲道は予想していた以上に良かったです。
予想していた以上に時間もかかりました。
あちこちで尾鷲道は良いというウワサが聞こえてきていたのがヒントになりました。
なかなかこんな良い場所はありません。
機会があれば秋にでもまたご一緒しましょうか。
[ 2013/06/04 22:21 ] [ 編集 ]
私も大台ケ原はあの遊歩道しかイメージできませんでした。
まさかそこから飛び出すなんて。
遊歩道周回でも適度な運動になるので以前には想像することすらありませんでした。
地図を眺めていると気になるところがたくさん出てきます。
道迷いですが、もっと簡単だと思ったら意外とややこしかったです。
[ 2013/06/04 22:24 ] [ 編集 ]
竜口尾根が横たわる姿に対峙する・・・あぁキバラーさん羨ましい。
サコ付近、何度歩いてもふっと迷ってしまいそうになりますよ
やはり尾根が広がる場所はどこでも要注意ですよね
シロヤシオとツツジ、それにシャクナゲも残ってたでしょ?
ちょっと遅めの6月中旬は人も少なく、花に囲まれて
ゆらゆら歩くには最高ですね
でも私的には、地図読めない人は絶対迷うと断言します
沢屋さんの踏み跡も深く残ってるので要注意ですね。
[ 2013/06/05 15:26 ] [ 編集 ]
やはりスロトレさまはすでに行かれてらっしゃいましたか。
記事を拝見しました。
秋はさらに明るいイメージですね。
シャクナゲだけは枯れていましたよ。
コブシ(マブシ)嶺に一時間半、誰も来られませんでした。
帰ろうと折り返してしばらくすると同時にスタートされた2人組の男性が迷われた挙句ようやく到着されるところでした。
テープのあるところよりこっちのほうが歩きやすいやんと歩いたところが大昔のトロッコ道だったみたいで、結果的にルートから大きく外れていくことになりました。
山慣れしていない人が不用意に行くべきところではありませんね。
スロトレさまもこちらにいらっしゃるときはずいぶんレアなルートをいろいろ歩かれてらっしゃったみたいでこれからも参考にさせていただきます。
[ 2013/06/05 21:07 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者(キバラー)だけに読んでもらう

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
このブログ内の検索
 
更新日カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
バックナンバー
月別アーカイブ