生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

モンベル マリポサ・シリーズの変遷 

とりわけ「丸ヒモ」はほどけやすい。
今でこそどんなヒモでもほどけない結び方を習得したが、
それでも前かがみになって両手を使い、それもグローブをしていたら無理なので素手となる。
これが寒い冬場だときびしいことも。
さらには脱いだときに解いたヒモがだら~っとだらなしなく邪魔になる。
そうなるとヒモそのものが濡れたり汚れることもある。
そんなストレスから開放してくれたのが「BOAテクノロジー」のリールアジャストシステムである。
そしてこれがモンベルの登山靴に初搭載されたのがマリポサ・シリーズ初代の「マリポサブーツ」である。
2009年5月から初めて使い始めてからはすっかり虜になってしまった。
グローブをしたままでも「片手」で「均等」に締めることができるという快感!
こんな細いワイヤーなんて何かのはずみで切れるのではないかと
予備のワイヤーまで買って備えていたがこれまでに一度も切れたことが無い。
それよりも先に靴自身のほうが消耗してしまう。
ではどういう場合にワイヤーが切れるのかというと、
尖った岩などにワイヤー部分を直撃させたりして破断するイレギュラーケースである。
もし仮にワイヤーが切れたらたちまち歩くのが困難かというと、
老朽化した登山靴のソールが突然ベロっと剥がれるよりははるかにマシである。
前置きが長くなったが、今回はBOAテクノロジーの話ではない。

これまでに「マリポサブーツ」を3足も履きつぶした。
自分の場合、履きつぶすというのはどういう状態で引退となるのかというと
浸水するようになった時点である。
その状態だとソールもかなりすり減っていていてエッジ部分もめくれて始めてるという状況。
毎週末に1回使用して一年ちょいくらいでそうなる。
そもそもマリポサブーツは登山靴というよりはソールが薄くてよく曲がるいわゆる軽登山靴である。
そんなマリポサブーツが廃版となり、新たに登場したのが後継の「マリポサトレール」である。
マリポサブーツがたいへんお気に入りの常用登山靴だったので
履きつぶした後は当然ながらマリポサトレールへと移行したわけであるが、
まだ数回しか履いていない時点でワイヤーを受ける部分が靴本体に縫い付けられていない設計だったので
いとも簡単にプチンと切れた。
正確には切れた時には気づかず、下山後、靴を脱いだ時に切れていることに気づいた次第。
それからも切れたまま履いていたが、買ってから4ヶ月経過してやっぱり修理に持っていくことにした。
マリポサブーツに比べて履き心地が悪くなったような気がしていたので
修理出し中に靴が無いと困るので、価格も安いヒモ靴であるタイオガブーツを間に合わせで買った。
ほどなくモンベルから連絡があって、修理はできないので新品交換させていただきたいとのこと。
それも同一商品か新型かお好きなほうに交換してくれるという。
新型?マリポサトレールが最新型だと思っていたらすでに改良新型が出ていた。
もちろんひとつ返事で新型のほうを希望してこのたび最新鋭のマリポサトレールを導入するに至った。

20130308-3.jpg
2009年5月初導入 モンベル『GORE-TEX マリポサブーツ』 (30cm)

同じ靴をさらに2足履き潰した後・・・問題の靴へ↓
20130308-4.jpg
2012年11月導入 モンベル『GORE-TEX マリポサトレール』

20130308-5.jpg
なんと!数回履いただけで破断。 この構造では切れても無理はない。
靴本体に縫い付けられているのかと思いきやアーチ状になっていた。
切れてからも低山用はこの靴がメインだったのでしばらく履き続けたが、
やっぱり修理に出すことにした。
30cmが廃止となったために29cmにサイズダウンしたのが原因では?と思われがちであるがそうではない。
この構造が問題だったのか、このモデルの寿命は実に短かった。。

そして・・・
20130308-6.jpg
2013年3月導入 モンベル『GORE-TEX マリポサトレール』(改良新型)
じゃーん。これに新品交換してもらったという次第。

20130308-7.jpg
たしかにアーチ状だった部分が靴本体に縫い付けられて改善されてはいるが・・。
でもよく見ると、やはりこのステッチ(縫い目)の部分が破断しそうな予感。
縫い目があるということは、それだけ生地に穴を開けているはずなので、
つまり「キリトリセン」のような状態になっているのではないか?!
そもそもどうしてこんな構造になったのか?
どうやら理由は、もし登山中にワイヤーが切れた場合、一般の靴ヒモを通してリカバリーできるように
という配慮であるとか無いとか?!
しかし!他に以下のようにこれだけたくさんのBOAテクノロジー使用製品を愛用しているけど、
ワイヤー(ピアノ線)は今まで一度も切れたことが無い!!のである。

P.S.
今日、金剛山で試し履きしてきたところ、改良前のモデルに比べて履きごこちもかなり良くなっていた。
心配される部分はしばらく履き慣らしてみないと何とも言えない。
でも負荷はかかっていない感じだった。


<その他に愛用しているBOAシステムの靴>
20130308-2.jpg
2009年10月導入 バスク『Msイーサテック』(トレランシューズ)
BOAリールアジャストシステムが気に入ってるので普段のスポーツシューズ的な位置づけで導入。
防水性が無いのが難点。大阪府チャレンジ登山大会で使用したこともあるが、
通常は山まで移動する間だけの履き替え用(運転時用)靴になってしまっているのがもったいない。

20130308-1.jpg
2011年7月導入 モンベル『GORE-TEX テナヤブーツ』
日本アルプス行き用のためにハイカットで剛性のある登山靴が必要となったために導入。
ゴツゴツした岩場での長時間歩きでも疲れなかった。
Check [ 2013/03/08 22:07 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)
おはようございます♪

紐はよくほどけて結ぶのがめんどう、雑誌で見かけて
テナヤブーツを購入しました。
クルクルするだけで、簡単に締められますね。
購入した時は出番が多かったですが、他のシューズに比べると
重いですね。しっかりとしたシューズが欲しかったので
仕方がありませんが・・・そして たまたま講座でほどけない
締め方を教わったので、冬シーズンしか履いてませんね。

今のシューズがダメになった時に、他のモデルの検討を
してみようかな〜と思っています。

[ 2013/03/09 06:56 ] [ 編集 ]
テナヤブーツはおソロですね!
ハイカットで重量も重く、アルプスなどの重登山か雪山にしか履いていかないですがそういう場合には無くてはならない靴です。
寝かせている時のほうが多いのでもったいないですが、それでもモンベルは他のメーカーに比べて安くて性能が良いので気に入っています。
この靴のヒモ靴バージョンのツオリミーブーツのほうが少し安いですね。
他のメーカーからもBOAシステムの靴は出ておりますのでこんど履き替えの際は積極的にオススメします。
[ 2013/03/09 21:35 ] [ 編集 ]
イーサテック勿体無いす。。。
A&Fに聞いたら
『展示会の時に発注しないと、このサイズは無いとの事・・・』

イーサテックのみで何処でも行けるような気がします。
[ 2013/03/10 11:52 ] [ 編集 ]
私はA&Fのリアル店舗で売れ残っていたので衝動買いしました。
現在でもイーサテックというモデルはあるんでしょうかね。
でもやっぱりトレランシューズにも防水性は欲しいです。
モンベルからいつの間にか防水ソックスが出ています。
[ 2013/03/10 22:55 ] [ 編集 ]
ワイヤーはイレギュラーなことがない限り耐久性はあるのですね。細いワイヤーだからどうせすぐ切れるだろうという偏見をもっておりました。
 私はモンベルのメドーウォーカーを履いていますが、かかと部分のソールが剥がれたり、同じくかかと部分の靴の内側のパッド部分がボロボロになったりと寿命が来ています。おそらく紐をほどかないまま無理やり脱いでいるのが原因かと思われます。いちいちかがんで紐をほどくのが面倒くさいので・・・。リールアジャストだと靴の着脱が容易そうですね。購入の候補に挙がりました
[ 2013/03/11 18:43 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
ワイヤーは錆ないですし切れないです。
靴のほうが先にダメになります。
ビブラムソールなのに張替えできないタイプで、柔らかくて薄いので一年半で足先のほうから浸水してきます。
新型はどんな風にヤレていくのかこれから見守って行こうとおもっています。
テナヤブーツの場合、まったく同じヒモ靴タイプのツオロミーブーツというがあり価格は2千円差です。
それでも私はぜったいリールタイプを選びます。
一度買うと戻れないですよ。
私は今、ツェルトかテントが欲しくて迷っています。
ブラックダイヤモンドの「ハイライト」いいですね。
前室はぜったい欲しいです。
靴やザックを外に放り出して寝ることが多いので。(^^ゞ

[ 2013/03/11 20:47 ] [ 編集 ]
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と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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