生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

大峰山系 釈迦ヶ岳 遭難事案発生(追記2:無事発見) 

大峰山系の釈迦ヶ岳で遭難事案が発生したようです。
前鬼を出発して和佐又山ヒュッテ折り返ししたようだ。
一般登山道上で発生したと仮定すると想定されるのは、
今年の夏に遭難事故のあった現場で大普賢周回路の鎖場で底無井戸付近での転落。
まさかと思うが水太覗からの転落。
そして奥駈道最大の難所、孔雀岳~釈迦ヶ岳間か。
ここも過去にツアー客が滑落遭難している。
ついついまっさきに滑落を想像してしまったが、
この区間を歩いた事がある経験上では一般登山道上での道迷い遭難は考えにくい。
いや、まてよ。
そういえば「ドキュメント生還」っていう本だったか、太古の辻から前鬼へ下山中、
沢をそのまま下りてしまって道迷いし、一週間後に無事発見された事故もあった。
あそこは沢をそのまま下ってしまうと登り返さないと出られなくなる可能性がある。
昨年、前鬼から登った時も下山中、崩落箇所を迂回するために沢に降り、
すぐに登山道に復帰すれば良かったのにしばらくの間、沢を下り続けた。
そのまま下り続けていたらまったく違う方向に行っていたところ、
GPSを見て気がついたのだった。

いずれにしても無事に発見されると良いのですが。。

釈迦ケ岳で東京の男性遭難か
2012/10/10 朝日新聞 朝刊 32ページ/奈良版より引用

 9日午前6時半ごろ、東京都練馬区石神井町6丁目の医師●●●●さん(62)が
下北山村の釈迦ケ岳(1799メートル)で遭難した可能性があると、
妻(63)から吉野署に通報があった。
署が捜索したところ、同村前鬼の登山口付近の駐車場にレンタカーが止めてあるのを発見。
署員やヘリを動員して捜索している。
 署によると、●●さんは7日、一人で上北山村西原の「和佐又山ヒュッテ」に宿泊。
8日にヒュッテを出発して以降、行方がわからないという。

※名前は伏字にしています。
------------------------------------------------------------------------------------
無事発見されたようです。
下北山村上池原ということは、太古ノ辻から下山中に道迷いで南のほうに逸れて行ったのだろうか。
大事に至らなくて良かったですね。

釈迦ヶ岳 不明医師 無事に発見 寒さしのぎ4夜 すり傷のみ
2012/10/13 大阪読売新聞 朝刊 35ページ/奈良版より引用

 下北山村の釈迦ヶ岳(1799メートル)で8日から行方がわからなくなっていた東京都練馬区石神井町、
医師●●●●さん(62)は12日、4日ぶりに無事に発見された。
顔や腕のすり傷以外にけがはなく、「心細かったが、下りていけば何とかなると思っていた」と話しているという。
 吉野署の発表によると、●●さんは8日朝、上北山村内の宿泊施設を出発して釈迦ヶ岳の山頂を目指したが、
途中で道に迷い、持っていた蒸しパンやドーナツ、みかんと沢の水で過ごしていた。
長袖シャツ2枚と雨具を着込んで寒さをしのいだという。
 食料は11日に尽きたが、山中で木材運搬用のモノレールを見つけてレール沿いに下山。
12日午前9時55分頃、下北山村上池原の銀行で助けを求めた。
------------------------------------------------------------------------------------
別の新聞記事に詳しい記述があった。
やはり太古ノ辻から前鬼への下山中に道に迷われたようだ。
二ッ岩というと昨年前鬼から登った時に記念写真を撮った特徴のある岩だ。
たしかに下山は迷い安いところだらけだった。
2009年の山と高原地図では「」マークがあったが、
最新版のものにはマークが無い。
それにしても南都銀行北山支店というと「きなりの湯」よりさらに南。
すごい距離を歩かれたものです。
夜の恐怖は想像を絶するものだったと思う。

釈迦ケ岳で遭難の62歳男性、4日ぶりに救助 自力で下山
2012/10/13 朝日新聞 朝刊 35ページより引用

 下北山村の釈迦ケ岳(1799メートル)に登山に出かけ、
行方不明になっていた東京都練馬区石神井町6丁目の医師●●●●さん(62)が
12日午前10時ごろ、4日ぶりに発見された。
自力で歩いてふもとの南都銀行北山支店まで下山、
銀行から連絡を受けた吉野署員が救助した。
顔に擦り傷を負ったが元気で、「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と話しているという。
 吉野署によると、●●さんは8日、登山口と山頂の中間にある二つ岩付近で道に迷った後、
木材運搬用モノレールの線路をたどって林道を見つけたという。
 持参したミカンやドーナツなどは食べ尽くし、
11日以降は何も食べずに川の水でしのいだ。
夜は服を重ね着し、雨がっぱで寒さを防いだ。
携帯電話の電波は届かず、水に落として壊れてしまったという。

20121015-2.jpg
推定ルート
Check [ 2012/10/12 21:06 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(9)
私も大峰はよく行くのですよ。
遭難の記事を見れば身が引き締まります。

週末は赤井谷から釈迦ヶ岳に登りますが
ルートから考えると
ここには遭難者はいないでしょうね。
[ 2012/10/12 23:20 ] [ 編集 ]
7日なら知り合いが和佐又ヒュッテに泊まってました。
前鬼から入山して和佐又で宿ですか?
まさか1日で歩いたってことは無いですよね。
[ 2012/10/13 20:29 ] [ 編集 ]
下山されたそうです。
[ 2012/10/13 22:34 ] [ 編集 ]
赤井谷から釈迦ヶ岳のほうへ登られたのですね。
無事発見されたようですが、どこか東側へ下山中に道迷いされたようです。
赤井谷も東側ですね。
[ 2012/10/15 06:45 ] [ 編集 ]
無事発見されたのですね。
確認してみたら記事が見つかりましたので
追記させていただきました。
[ 2012/10/15 06:46 ] [ 編集 ]
池郷川本谷は遡行した事がありますが
下降ルートは全く違いますね・・・
上流は癒し渓ですが、その道で降りたのでしょうか?

あと池郷川の下部ゴルジュは日本でも指折りの
極悪ゴルジュなんで下降は考えられません・・・

横手小屋谷から仕事道に抜けたんでしょうか?
無事で何よりです。

[ 2012/10/15 23:47 ] [ 編集 ]
長い沢ですね。
極悪ゴルジュですか。
どんなところなのか気になるところです。
黒谷峠を経て南東へ行かれたのかもしれませんね。
コンパスくらいはお持ちだったのではと仮定してです。
[ 2012/10/16 20:58 ] [ 編集 ]
以下、ご参考まで。


・遭難し自力下山されたかたの手記(警察向けの反省文)
 http://www.police.pref.nara.jp/cmsfiles/contents/0000000/11/sounan_shuki_02.pdf

・救助関係者による想定ルート等
https://books.google.co.jp/books?id=ebr14v3gb4gC&lpg=PP1&dq=isbn%3A4533090893&hl=ja&pg=PA78#v=onepage&q&f=false
[ 2015/09/02 16:03 ] [ 編集 ]
詳しい情報を教えてくださいありがとうございます。
興味深く読ませていただきました。
釈迦から前鬼へのルートで迷われる方が多いですね。
私がピストンした時の経験では、
途中で一瞬通る谷をそのまま下るほうが早いと思って行ってしまうととんでもない方向へ行ってしまうなと気付きました。

[ 2015/09/02 23:09 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者(キバラー)だけに読んでもらう

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
このブログ内の検索
 
更新日カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
バックナンバー
月別アーカイブ