生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第274回 (2012.7.7) 

20120707-0.jpg

金剛山系『鳥地獄』 ハイビジョン(HD)撮影 (35秒)


また歩きすぎた。。(> <)
不思議スポット「鳥地獄」には驚いた!
あそこは何なんだ??(@@;)


【目的】
 1.東條山から宮ノ谷林道へと下りる
 2.鳥地獄確認
 3.最近できた林道でダイトレを大ショートカットする
 4.とんぼ池確認
 5.れんげ大祭参加・・・×
 
【コース】
 ババ谷(9:00)-五条林道-(バリエーション)-東條山(10:15)-大住谷線-コル(10:50)
 -(バリーション)-宮ノ谷沢遡行-宮ノ谷林道-国道310号(12:15)-地獄谷林道-
 鳥地獄(13:00)-杉尾峠(13:50)-千早峠(15:05)-久留野峠(16:00)-
 -香楠荘前(16:40)-とんぼ池(16:45)-金剛山頂(17:15-17:55)-(寺谷ルート)-ババ谷(19:00)


晴れるか否か、日曜日の天気に賭けるのはやめた。
毎年お約束のように参加しているレンゲ大祭がある日なので雨を承知で金剛山へ。
バリーションや破線ルートのコースタイムは本当に読めない。
アテがはずれて「れんげ大祭」には間に合わず。
探してくださった方、すいませんでした。(そんな人居ないって?)

今回のルートは前日に思いついたばかり。
どうせ金剛山に行くのなら、前から気になっていたスポットを見て回ろうと。
そして金剛山頂でれんげ大祭に参加できたらという欲張りプラン。
そのためにはできるだけショートカットしたり楽して早駆けをと思いきや、
えらい時間がかかってしまうハメに。
それどころか・・・食事が。。

ババ谷(9:00)
計画通りなら7時にスタートしたかった。
朝起きたときにはえらい雷雨で意気消沈。
ふつうに傘をさして楽なルートで金剛山に登ろうとあきらめムード。
準備して金剛山ババ谷駐車場に着いたときには雨が上がっていた。
予定より2時間遅れのスタート。

五条林道
林道脇の沢は増水していて大きな音をたてて流れている。
いつ雨が降ってもおかしくない曇り空の林道は薄暗くさびしい。
国道310号に最短で出るためには東条山を越えて宮ノ谷の林道に着地を狙うのが近そう。
東條山へのいつもの実線ルートに向けて歩いていると、途中、東條山のほうへの林道分岐があった。
せっかくなので林道を行けるところまで詰めてみたらわりとすぐに終点。
ブッシュの無さそうな植林地帯だったので、右手から取り付いて急登を登るバリエーションを行く。
かすかな踏み跡のつづら折れの道があったのでそれに従う。
GPSを確認。そのまま延々に道に沿って行くと違う方向に行ってしまいそうなので、
そろそろ左へ行かないとと思っていたらモノレールのレールが出現。
レールに沿って高度を上げていくと、もう少しでピークというところで
レールがブッシュに突っ込んでいってたので、ブッシュの無い右方向に大きく迂回。
植林が斜めに倒れかかっているところからピークへと登りやすそうにブッシュも無かったので登ると
ブッシュに突っ込んで行ってたレールに復帰。あとは踏み跡にしたがってピークを越えて
歩いていくとテープがあったりで何の問題もなく東條山への実線ルートに合流できた。

東條山から大住谷道へ
東條山のピークへは過去に何度も来ている。
赤滝谷への分岐を過ぎて、村界尾根への分岐を見送ると、そこからは未踏だ。
ワクワクしながらGPSをたよりに宮ノ谷への分岐点であるコルへと向かう。

コル(10:50)
ブッシュも無く、コルまで非常にスムーズに来れた。
とても歩きやすいのに、大住谷道はコル上ではなくもう少し東の下のほうの谷にあるようだ。
さてコルから宮ノ谷のある西側を見ると、踏み跡はおろかテープすら無さそう。
行こか戻ろうかしばし葛藤。行けるところまで下りてみようと下りるも、
間伐の倒木が多くて歩きにくい。
他に向かってまともに向かうと草木が邪魔なので、できるだけ間伐している右へ右へと移動しながら下る。
コレ以上下れないというところまで下りたところでブッシュが立ちはだかる。
諦めて登り返そうかと思ったが、沢の音が近くに聞こえるし。
すごい水の音が聞こえるので、滝の上だったり崖になってたら危険すぎるよなぁと地形図とにらめっこ。
グラになったようなところも無さそうなのでブッシュにしばらく突っ込んでみると穏やかな傾斜の沢が見えた。
な~んだ、こんな沢なら遡行できそうだと思ったので、ブッシュをかき分け沢に着地。
ここまで相当時間がかかった。

宮ノ谷林道
すごい水の音は今朝ほどまでの大雨の影響で水量が多かっただけで、普段は非常におとなしい沢であろう。
金剛山によくある穏やかな沢で水量が多くても浅い。途中から別の沢が合流してきたりで水量は増えてくる。
右へ左へと渡渉しながら沢を下っていく。大きな困難もなく下っていくと林道の終点が見えた。
木の橋を渡って林道に取り付いて振り返ってみると右手に堰堤があって、右の尾根に向かって木の階段があった。
もしかすると、コルに下りるまでのピークから等高線の穏やかな尾根を歩けてこの階段まで来れるのかも。
そう思ってコルに下りるまでのピークに達したときに確認したけどブッシュで前に進めない様子だったが。
宮ノ谷林道はふつうに未舗装林道であったが廃道化しているように思った。

国道310号
金剛山山越えの金剛トンネルに向かう国道をダラダラと石見川口バス停付近までけっこう下る。
もうこのまま下山完了しても良い軽い疲れであったが、まだまだ本日の目標に達していない。
西側を眺めるとのどかな田園風景が広がっている。
でもまたあの山の上まで登り返しなんて。。
石見川口バス停付近の取り付き(12:30)から地獄谷林道を歩く。
さすがに朝食を食べてから6時間も経過してるので空腹に。
香楠荘で昼食を摂ることをアテにしていたので、持ってきた水・食料はというと、
水(500ml)・ポカリ(500ml)・羊羹(小さいの)・ポッキー(トッポ)・ウィダーインゼリーだけである。
自販機くらいあるだろうから水には困らないだろうという感覚。
鳥地獄までに羊羹とポッキーは完食。水は大汗かくほどではなかったのでほとんど減っていない。

鳥地獄
取り付き部がいきなり木が倒れていて苦労してやり過ごす。
地獄谷林道からコースタイムで8分とのことでゆるやかに登りつつ右側を見るとあまり見たことのない雰囲気。
だんだんと近づいてくると異様な雰囲気。
土が赤い、水が赤い気がする。そしてまもなく鳥地獄へ。
たんなる池があって、池のまわりで鳥が死んでいるという程度に聞いていたが。。
池の水は白濁しており、そこからは水が溢れでている。
そして池や周辺の至るところからボコボコとガスのようなものが湧いている。
なんとも不思議な光景。こんなのが存在すること自体が不思議である。
急に雨が降りだしてきたので傘をさして逃げるように戻った。

地獄谷林道
地獄谷林道が歩きやすいことが雨の中では救いである。
それも途中からは離れ、杉尾峠に向けての登山となる。
登山道は沢を化し、ものすごい勢いで水が。。
そんなこんなでなんとか杉尾峠に到着。
あ~疲れた。

杉尾峠(ダイトレ)(13:50)
もう千早峠から下山したい気が満々であった。
宮ノ谷へのバリエーションでけっこう疲労したわけであるが、
だからといってダイトレから来たかというとそれも遠回りすぎる。
疲れたカラダを引きずるようにしてダイトレを金剛山に向けて歩き出す。
杉尾峠は行者杉よりずいぶんと紀見峠寄りなのだ。
行者杉まであと少しというところで最近できたと思われる林道が並行していたので林道に下りる。
ダイトレのアップダウンを歩くより楽ができるかと思いきや、この林道はそうでもなかった。
行者杉の小屋が上のほうにあるのを林道から長めながらスルー。
アップダウンの激しいこの林道は、作業車が走ることを想定していない作りでたんなる境界線のつもりか?
行者杉を過ぎてしばらくしたところで林道は終わりで金剛トンネルのほうへと下りて行くのでダイトレに復帰。
またしばらくアップダウンのダイトレ歩きである。神福山への登りもつらい。

千早峠(15:05)
れんげ大祭も終わった頃だろう、残念だ。
このまま五条林道でババ谷に帰ろうかと思ったが、香楠荘での昼食を想像しながら金剛山に行くことにする。
千早峠からの登りがキツい。。
なんとか登りついて90度東に転じてしばらく行くと、また林道が並行してきた。
この林道はいちばんアテにしていた林道で、これを歩けば数々のアップダウンや中葛城山すらスルーできる。
迷わず林道に降り、ほとんどアップダウンの無く地面も固くしまった快適な林道を延々と詰める。
久留野峠ルートが終点である。

久留野峠
林道が久留野峠ルートで終点であるが、久留野峠まで少し登り返しがある。つらい。
久留野峠から地蔵さんまでのキツいこと。。
なんとかようやく伏見道(念仏坂)まで到達。賑やかな声が。
キャンプ場でテントを張ってキャンプをしている少年たち。楽しそう。
そしてついに香楠荘に到着。→準備中。ガビ~ん!このショックは計り知れない。
気を取り直して山頂へ向けてとぼとぼと歩き始める。
途中、とんぼ池を見に行った。

金剛山頂(17:15)
長かった。。そして空腹。。水はちょうど空。ポカリも空。残ったのはウィダーインゼリーのみ。
まよわずカップヌードル自販機のラーメンを食べたらあまりの美味さに生き返った。
回数捺印手帳を忘れてきたので「お忘れ券」をもらう。
山頂気温は15℃で肌寒い。それにしてもよく1リッター足らずの水で歩き通せたよなぁ。。
下山は最短最楽の寺谷ルートにて。またまたバージョンアップして木の階段が増えていた。
下山時はとくにありがたいこの階段。
寺谷ルートをこよなく愛する方が整備しているのだろう手作り感のある階段は他には無い温かみがある。
下山完了、19時で日没寸前だった。
特に最近は毎週毎週行動時間の長い山歩きをしているが、一向にカラダがなじまない。
普段の平日が何もしてなさすぎて極端すぎるのだろうか。
今度こそはゆるゆるで山と食事を楽しめる登山をしたい。
晴れるかな。

その他の今日の写真は以下より。 20120707-1.jpg
地図クリックで拡大可

20120707-1sss.jpg
山と高原地図(電子版)

20120707-2.jpg
しっとりとした五条林道

20120707-3.jpg

20120707-4.jpg
モノレールのポイント装置 レールが複雑に張り巡らされている。

20120707-5.jpg
どこまでも続くよ

20120707-6.jpg
ブッシュにレールが入って行ったので右へ迂回するとこんな所が。

20120707-7.jpg
東條山

20120707-8.jpg
藪こぎの先に宮ノ谷の沢が見えてきた

20120707-9.jpg
宮ノ谷林道に取り付いて後ろを振り返ると何やら木の階段が。。まともなルートがあったのかも。

20120707-10.jpg
国道310号から西側ののどかな田園風景を眺める

20120707-11.jpg
鳥地獄への取り付き

20120707-12.jpg
鳥地獄に向けて少し歩いた時点

20120707-13.jpg
鳥地獄に近づいてきた

20120707-15.jpg
鳥地獄

20120707-14.jpg
なにやら白濁していてボコボコとガスが噴出している

20120707-16.jpg
地獄谷林道と破線ルートを経てどうにかこうにか杉尾峠に到着。ここからはダイトレ

20120707-17.jpg
幻想的で和む

20120707-18.jpg
最初の林道はアップダウンも激しく、至るところが開拓されていた

20120707-19.jpg
金剛トンネルの真上

20120707-20.jpg
千早峠から登り切って東へ90度曲がってしばらく行ったところから並行している林道

20120707-21.jpg
非常に快適な林道でダイトレのアップダウンをスルー。

20120707-22.jpg
まるで高速道路だ。

20120707-23.jpg
久留野峠ルートが見えてきたところで倒木

20120707-24.jpg
ちはや園地の近くにある「とんぼ池」 なんのためのどういう池なのか不明

20120707-25.jpg

20120707-26.jpg
れんげ大祭の跡 ぜんぜん間に合わなかった;;

20120707-29.jpg

20120707-28.jpg
下界からでも見える大阪側を見つめる国見灯に灯りが点った。

20120707-27.jpg
写真クリックで拡大可 国見城址広場より海がハッキリくっきり

れんげ大祭でお顔を見れず、その後のコメントでどんなバリエーションをとられたのかと思ってましたが…あのお天気の中、びっくりのルートです(@_@;)

東條山側は、まだ赤滝谷を登っただけですが、
それよりはるかに長距離、しかも道を探りながら!!
とんでもないパワーですね(驚)

キバラーさんには、いつも勇気をもらってる気がします(^^ゞ
いつかこのルートも辿ってみますね♪
[ 2012/07/09 00:54 ] [ 編集 ]
そんな大変なルートを雨の中歩かれていたんですねぇ。
転法輪寺でキバラーさんを探しましたけど居てはれへんハズですわなぁ。お疲れ様でした。
来年7月7日は日曜です。せひとも火渡りご一緒しましょうね♪^^(無理やり~)
「とんぼ池」:トンボが産卵する為と小鳥の水場だそうです(園地整備のおじさん談)
[ 2012/07/09 02:19 ] [ 編集 ]
金剛山も、これぐらい歩かないと満足できない体になってしまいましたか・・(笑)
にしても、私も歩いたことないですよ。こんな道・・
さすがですね。
[ 2012/07/09 20:51 ] [ 編集 ]
れんげ大祭では探してくださったのですね。
ありがとうございます。
赤滝谷を冬場じゃないシーズンに遡行されたのにはびっくりしました。
たいへんなルートでもさらりとレポートされるあたりは脱帽です。
今回、疲れ具合でけっこう歩いたかなぁ?と思ってログ見てびっくりしました。そら疲れるはずです。
金剛山+葛城山のW登山より楽だと思ってたのですが、
なかなか厳しいものがありました。
いつもありがとうございます。
[ 2012/07/09 20:58 ] [ 編集 ]
れんげ大祭、毎年立ち会わないとスッキリしなくなってきています。
今回は参加できずにとても残念です。
サキヤマさんと一緒に探してくださったのですね。
ありがとうございます。
いつまでたっても辿りつけないという思いが夢に出てきそうです。
またの機会によろしくお願いいたします
とんぼ池の件、予備知識ありがとうございました。
[ 2012/07/09 20:59 ] [ 編集 ]
大遠回りってツイっていましたが、
そういうことだったんですね~。

てっきりれんげ祭りは参加されるとばかり・・・

ロングルートお疲れさまでした。
また同じ道歩いてみたいです。
[ 2012/07/09 21:43 ] [ 編集 ]
最近、なぜかバリエーションを一部でも取り入れないと
気がすまなくなってきています。
その点、金剛山系はバリエーションの宝庫ですね。
失敗してもリカバリーしやすいのも魅力です。
同じ事を大峰でやろうものならスケールが違うので
行動時間がもっと長くなってしまいますよね。
arajinさんは比良のバリをうまく制限時間内に歩いてらっしゃいますよね。
またいろいろ情報交換してください。
[ 2012/07/09 22:17 ] [ 編集 ]
同じ道は長いですよ~。
軽く考えてました。
これも金剛山系だからこそできるちょっとした無茶です。
いつでもエスケープできますからね。
大峰にでも行くときはそうはいかないので、
食料はもちろん飲料から何からなにまで
フル装備で行くのでまったく取り組み方が違ってきます。
もっと時間が遅くなって山頂泊にでもなろうものなら
翌日曜日にはぶぅ~さんが登って来られてたんですよね。
[ 2012/07/09 22:19 ] [ 編集 ]
「鳥地獄」って地名は「山と高原地図」を広げてみたら載っていました。
ですが、このレポを拝見するまで気がつきませんでした。
それにしても、確かに最近の山行はハード&ロングですね。

[山]は知らないルートをドキドキしながら歩いたり、馴れたルートで景色を眺めてのんびり歩いたり、
独りで静かに気ままに歩いたり、誰かと時間と体験を共有して歩いたりと、
いろんな楽しみ方がありますよね。

[ 2012/07/10 21:01 ] [ 編集 ]
鳥貴族、じゃなくて鳥地獄でした。(^^ゞ
なかなか不思議なところでしたよ。
何が噴出してるんでしょうね。
火山性ガスや一酸化炭素なら恐ろしいですが。
山の楽しみ方は無数にありますよね。
久しぶりにorisさんと歩いてみたいです。
最近はロング過ぎて翌日へたってしまうので
極力土曜日に山に行ってますが、
もっと楽なコース設定で日曜日にまたご一緒してください。
それにしても暑くなりましたね。
[ 2012/07/10 21:51 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者(キバラー)だけに読んでもらう

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
このブログ内の検索
 
更新日カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
バックナンバー
月別アーカイブ