生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

大峰山系 観音峰・稲村ヶ岳・クロモジ尾 周回 (2012.6.23) 

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大峰山系 クロモジ尾にて  ※根元にキバラー

さすがは大峰破線ルート・・・マイッタ。

梅雨の晴れ間の登山日和であったが、先日の台風の爪あとが残ったみたいで、
第一候補の八経周辺へのアクセスは崩土で取りやめ。(ついでに遭難者捜索ができればと思った)
第二候補のまたまた行者還岳周辺(何回行くね~ん)はスマホのカーナビを見ると309号線が全面通行止め。
仕方なく急遽予定を変更して観音峰へと向かった。

【目的】 ※急遽予定変更につき
 1.観音峰から法力峠を経て稲村小屋経由、破線ルートのクロモジ尾で下山。
 2.マンモス探し(最近有名なので)
 3.時間にゆとりがあれば稲村ヶ岳山頂へ。
 
【コース】
 観音峰登山口(7:10)-観音峰-三ツ塚-法力峠-稲村小屋-稲村ヶ岳-(クロモジ尾)-林道
 -みたらい遊歩道-観音峰登山口(17:10)


観音峰登山口(7:10)
そんなこんなで急遽、観音峰登山口を起点に登ることにした。
駐車場には他に車が4台くらい。
7時10分、登山開始。
やはりこちらのほうは大阪と違って降雨が長引いたのか水量が多い。
登り出しの登山道も沢からの水が流れ込んでいる部分もあった。
昨夜は4時間くらいしか寝れなかったが余力たっぷりであっという間に「観音の水」。
ボトルの水を冷たい観音の水と入れ替える。うん、おいしい。
あんな花やこんな花、名前はわからないけど撮影しながら歩く。
もう少しで東屋というところで隧道?発見。
中が崩落していて、どこかに繋がっていたのか、たんなる物置きだったのか不明。
東屋はそのまま通過して高度を上げて行く。
苔むした原生林地帯を抜けると植林のつづら折れ。
そしてほどなく観音平。

観音平(8:20)
観音峰山頂は展望も何もない単なる通過地点であることから、
ここ、観音平までで引き返す登山者も多いという。
観音平360度の展望で、花の撮影に来る人も多い。
あいからず花の名前はわからないけど、せっかくなので撮影。
曇り空ではあるが展望は抜群で、遠くに大日山に稲村ヶ岳などが一望できた。
弥山のほうを振り返るとそびえ立っていた。
あんなに高いところにあるのかぁと堂々とした姿を見ているとまた行ってみたくなった。
なんやかんやで30分も滞在してしまった。

観音峰山頂(9:15)
観音平を出ると展望も無くなる樹林地帯で、歩くことに専念するしかない。
山頂が近づいてきたところでスゴイ赤松を発見。
植林と自然林の境界線は金剛山の文殊尾根同様にお気に入りである。
観音峰山頂は看板だけ撮って通過。
ハイペースな単独男性2名が追いついてきて先に行く。
観音峰から少し下り基調だったかなぁと思いきや、アップダウンにいたぶられる。
母公堂(ははこどう)からの登山道と合流する法力峠まではほぼ歩くことに専念。

法力峠(10:35)
母公堂から登って法力峠に着くのに一時間半くらいだとすると、母公堂を9時出発
という計算になるので、稲村ヶ岳まで行こうと思っている人はとっくに通過しているはず。
実際、登っている人に会ったのは1組だけであり、下山してくる人のほうが多かった。

マンモス(11:15)
山友のあいだでプチ有名になっているマンモスとやらをこれまで意識したことがなかったので
今回は探してみようとキョロキョロしながら歩くも、登山道のすぐ脇に堂々とそれはあった。
なるほどマンモスだ。。
冬季登山では苦労してなんとか稲村小屋に辿り着いたというのに、
夏季は何の苦労もない。
それより腹が減って。。

稲村小屋(11:55-13:00)
お昼をどこで摂ろうかと考えていて、法力峠までではまだ時間が早く、
法力峠を過ぎたら稲村小屋まで適当な場所が無いので歩き通すしかなかった。
登りだして約5時間、その間、ファミマのWピーナッツロールを食べただけで
腹ペコで何でもいいからすぐ食べたいという気持ちを抑えてカレーの湯煎。
今回は食料少なめでレトルトカレー2袋と白ごはん、リッツクラッカー1本だけ。
300種類以上あるなんばパークスのキタノエースでセレクトした今回のカレー。
辛口が売り切れていて人気ナンバー1と書かれてあった。
甘口があったのでそれを買ってみたわけだが、正直、かなりおいしかった。
腹が減っていたのを抜きにしてもこれまで食べたカレーでいちばんおいしかったかも。
稲村小屋は今日は予約客がいるのか全力で営業中。
小屋の前にも大勢の登山者たちがにぎやかに食べている。
いつもながら風が通って涼しい。いや寒いくらい。
このままクロモジ尾を下山するには時間があるのと食べて元気復活したので、
稲村ヶ岳にも立ち寄ってみることにした。
前回、稲村ヶ岳に登ってから一年以上経っていたから。

稲村ヶ岳(13:30)
ここ稲村ヶ岳山頂まで40分とも50分とも書かれてある媒体が多いが、
実際は歩きに専念すると正味30分だ。
途中、アルミ仮設ハシゴのある所があったが、そのハシゴ、壊れていて難ありだった。
稲村ヶ岳山頂には5名ほどの登山者が居て楽しそうに談笑していた。
山頂からはやや霞んでいたが遠くに観音平や山上ヶ岳のお花畑など360度の展望をたのしめた。
10分ほど滞在して再び稲村小屋方向へ戻る。
途中、あの刀剣を見たくなって途中まで行くが、もう少しというところで時間切れで引き返した。
下山後に予定があったので、17時が下山完了のタイムリミットに設定していた。
そのためには下山に余裕を見て所要時間3時間をみていた。
そうなるとクロモジ尾下山開始が14時となる。
刀剣に立ち寄ろうとしたために下山開始が10分遅れの14時10分となった。
10分くらいたいしたロスではないかぁと思ったが。

クロモジ尾
登山道から分岐して、いよいよ破線ルートのクロモジ尾を下山。
ここからが未踏なのでワクワク。
歩きやすいが急な下り、でも快適な取り付きであったが、
ほどなく少々怖いほどの木々に取り囲まれたり、シャクナゲゾーンに焦る。
展望なんて無かった。
下ってるとおもいきや、ちょっと登ってみたりと時間がかかる。
ようやく開けたところに出た。
そこは植林を大伐採した展望ゾーンであったが、
そこからはテープが無く、GPSの破線を辿って歩いたが歩きにくい。
正しくは下山方向に向かって左の尾根であるが、
右の尾根から取り着いたもんだから左の尾根に行くのに一苦労。
登り返しでは膝くらいの高さのイバラの木に難航する。
本来なら展望を楽しみながらお茶タイム休憩といきたいところであったが、
この先、どれだけ時間がかかるかも知れず、気持ちばかりが焦る。
左の尾根に取り付いてからの下りはだんだんと難路。
基本的にはシカの食害防止ネットに沿って左側を歩くわけであるが・・はぁ。。(ため息)
疲労困憊と時間への焦り・・・。
最後の最後に林道に着地するところで手間取って、もぉ~。

林道(16:25)
クロモジ尾から林道までの下山に2時間と15分かかってしまった。
まだなんとか時間に間に合いそうな気になってきた。
あとは林道と遊歩道でどれくらい時間を詰めれるか。
林道を小走りで2km以上。
だれかにホンマにここで車に乗せてほしいと思った。
途中、名前が付いていてもよさそうなくらいものすごい迫力の滝があった。
そんなこんなで遊歩道の取り付きへ。

遊歩道(16:50)
みたらい渓谷の遊歩道は観音峰登山口へ向かって登りである。
それでも車道から行くよりははるかにショートカットだ。
途中、ものすごい高所を行くところがあって、
高所恐怖症にとってはヒヤヒヤ。
疲れてるのに登り&高所の仕打ちに打ちのめされて。。

観音峰登山口(17:10)
ごろごろ水は18時で閉まるのでなんとか時間が間に合った。
それにしてもよ~歩いた。かなりの距離だったなぁ。
マイッタ。
今回の反省点。
週一回の貴重な山歩きだからって頑張り過ぎないルート設定が良い。
もうちょっとのんびりとお茶休憩もできるようにしていきたい。
ハードすぎた。

その他の写真は以下より。
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GPSログ 地図クリックで拡大可

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電子版「山と高原地図」でGPSログを展開(薄いマゼンダ色が軌跡)

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登山口の吊橋

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登山道に沢の水が流れこんでいた

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いつも潤沢に出ている水場「観音の水」

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あじさいっぽいこんな花がキレイだった

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こんな花もたくさん咲いていた

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隧道?物置き?

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東屋

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苔むしたゾーン

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つづら折れを登り終えて

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曇っていてもなかなかの展望であった

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観音平にて

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※訂正:誤:大日岳→正:大日山

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観音平を振り返る

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一本の赤松が枝分かれしてスゴイことに

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植林と自然林の境界

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観音峰山頂

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花火を上空から眺めているようだ

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何ちゃらマウンテン

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三ツ塚にて

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法力峠にて

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出たぁ~、マンモスはこれか~。

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稲村小屋に到着  めずらしく外のトイレが使える状態になっていた。(有料)

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全力で営業中! 煙突から煙が。入浴できたっけ?

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キタノエースで調達した金沢の「チャンピオンカレー」は本当に最高に美味かった。

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200g入り×2袋でがっつり。それでも足らないくらい。

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ほんとうに美味しすぎて万人におすすめしたい。

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稲村ヶ岳への途中  アルミはしごが壊れていて足場が分離する状態。

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稲村ヶ岳山頂の展望台  なぜピークに展望台があるのかが謎

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賑わってました。

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観音平をスーパーズーム。

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大日山を南側からながめるとかなりとんがった容姿

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クロモジ尾の取り付き

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途中、鬱蒼としたこんなところが続く

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パッと視界が開けたところでどっちに行けばいいのやら
正解は前方のモヒカン頭の尾根

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大日山を西側からズームで振り返る

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巨大なガンダムの足  上部はどこへ行った?

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矢印の先がガンダムの足  こっち側の尾根まで取り付くのに苦労した


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決して安泰ではないモヒカン頭

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まだ登り返すかぁ~。

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シカ避けネット沿いに尾根を忠実に下る。これがこの先だんだんと難路に。。。
追記:ネット沿いに尾根を詰めて下山できたが林道合流のところで少々苦労した。
従来はこの黄色テープのポイントを尾根の左斜面へ下ると岩本谷の丸太階段に通じる古くからのルートがあったようだ。
山と高原地図の破線を意識しすぎたかも。

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登り返しの遊歩道

<補 足>

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八経ヶ岳方面へ行く予定であったが台風の影響で通行止め(遭難者探しも併せてできればと思った)

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スマホのカーナビアプリを見ると通行止めになっていた。
Check [ 2012/06/24 19:56 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(10)
ゴールデンウィーク前ですか

八経・弥山方面で弥山川方面に行っているなら

捜索は大変そうですね・・

[ 2012/06/24 22:16 ] [ 編集 ]
GPSの軌跡を見るとクロモジ尾の最終で少々ルートミスしているように見受けられます。
岩本谷にかかる橋のところに下りるのが現在のルートです。
途中で左に下りるのを見逃したのかな?
GPSの地図にはまだ出ていないと思いますが・・・。

それにしてもたっぷりと歩かれましたね。
お疲れ様でした。
[ 2012/06/25 12:37 ] [ 編集 ]
小さい花は「コアジサイ」ですょ。良い香りがしてませんでしたか?紅バナシャクヤクは綺麗でが・・・ジキタリスは嫌われ物です。クロモジ尾根は随分以前に登りに使いましたが石楠花の藪漕ぎをしたのを覚えています。
[ 2012/06/25 16:55 ] [ 編集 ]
ゴールデンウィークの始まりあたりですね。
テント泊で楽しい登山になっていたはずが残念なことですね。
八経ヶ岳が始めてでGWだと積雪もあったことでしょうね。
私も弥山川あたりかと思っています。
頂仙岳のピークに行った戻りもややこしく、
GPSが無いと道迷いするところでした。
早く見つかると良いですね。
[ 2012/06/25 19:51 ] [ 編集 ]
おっしゃるとおり、他の方のブログを拝見すると
岩本谷の橋のほうに下りてらっしゃいますね。
どこでロストしたかわかりませんが、
私が降り着いたところにもテープがあったんです。
GPSに破線の登山道が付いていたので
それから外さないように尾根を忠実に下りたんです。
ちなみに岩本谷の橋のところに丸太階段を確認しました。
かなり傷んでいて歩くのが危なそうな感じでした。
あそこに下りるようになっているのですね。
たっぷりな距離だったみたいでバタンキューでした。
距離的には観音峰洞川周回くらいに見えるんですけどね。
[ 2012/06/25 19:52 ] [ 編集 ]
コアジサイっていうのですね。
匂いは嗅いでません。
いい香りがするのですね。
それが惜しいことしました。
ジギタリスって最近目にするキーワードでした。
外来種?嫌われ者なんですね。
どうりで抜かれて放置されているのも見かけました。
クロモジ尾、たしかにシャクナゲはありましたが
藪こぎするほどではありませんでしたよ。
[ 2012/06/25 19:52 ] [ 編集 ]
TOPの写真、巨大な朽木・・迫力ありますね?!
クロモジ尾・・けっこう迷いやすい尾根の様です。
観音峯から見ると、広大な伐採地が印象的ですね。
人の手が入りすぎてる印象があって、登ってみたいとは思えませんでした。
でも、稲村からは最短で、下山には便利なルートと思います。
[ 2012/06/25 22:33 ] [ 編集 ]
あの巨大な圧巻でした。
以前、観音峰を周回したときに気になっていた尾根です。
先日改めて眺めるとえらい急角度だなぁと思いました。
完全に植林の尾根で、伐採地以外にとくに魅力は無い感じです。
本来は尾根伝いではなくて尾根の岩本谷側に下りるルートがあったみたいです。
バリゴヤの頭に行くには最短かもしれませんね。
[ 2012/06/26 06:51 ] [ 編集 ]
クロモジ尾ですか。地図には載っていますが、
コースタイムが記載されていないので、どれくらい時間がかかるか予想がつきにくいですね。
最近は大峰の破線ルートに凝ってはりますね。でも、ゆっくりのんびり歩くのが楽しいですね。

たしかに、山でのカレーライスはおいしいですね。
私もキバラーさんの次の日に稲村小屋の前で、レトルトを2袋でカレーライスのお昼でした。

[ 2012/06/28 00:02 ] [ 編集 ]
一日違いのニアミスでしたね。
通行止めの影響で稲村が岳に変更された方が
多かった感じですね。
orisさんまでレトルトカレー2袋だったとは。
最近のルートはひと工夫して、
考え悩むルート取り入れています。
というのも、あまり遠くへ行きたくないのと
大峰の一般ルートの未踏箇所がほとんど無くなったからです。
また機会があればそろそろご一緒してください。
グッズ談義もしたいです。
[ 2012/06/29 08:00 ] [ 編集 ]
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こんちくわ。
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と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
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その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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