<ルート>
大津市桐生若人の広場キャンプ場前駐車場-奥池-落ヶ滝(立ち寄り)-<落ヶ滝線>-鶏冠山-
-<北峰縦走線>-天狗岩-耳岩-白石峠-茶沸観音-竜王山-
-(途中の山中で昼食)-白石峰-重石-狛坂麿崖仏-出合-逆さ観音-オランダ堰堤-駐車場驚きと興奮のアトラクション!
見どころたっぷりで本当に楽しいところでした。別名:近江湖南アルプス
たとえるなら、幼い時に初めてテーマパークに連れていってもらって
初めて見るアトラクションに興奮の嵐で眼をキラキラ輝かせた、そんな感じ。
誰か人が設計した大きな箱庭ではないか?と疑いたくなるほど見慣れないステージばかり。
六甲山のロックガーデン以上の興奮がそこにはあった。
注意深くキョロキョロ観察して、他の山との違いやいろんなものに気づけるかどうかで個人差はあるかも。
金曜日は一日雨で深夜まで降ったり止んだり。
今日、スッキリ晴れるとは想像できなかったが朝起きたときには雨は上がっていた。。
近畿自動車道、第二京阪道路、京滋バイパス、名神を経て新名神の起点にある「草津田上」で着陸。
でっかい立命館大のキャンパスの前を通って地元集落へ。
のどかですっきりした風景は滋賀県らしさがある。
老人ホーム桐生園を過ぎたその奥の突き当りにキャンプ場の駐車場がある。
駐車料金はただいまキャンプ場のオフシーズンなので無料。(4月からは普通車500円)
広い駐車場には車が1台止まっているだけであった。
キレイなトイレもあって登山の起点としては申し分のない所だ。
滋賀県ののんびりムードに乗っかって、のんびり準備をはじめる。
朝5時に朝食を摂ってきてはや3時間経とうとしていたので、
夜登さん御用達のスニッカーズ(の小さいヤツ)を登りだしの前から行動食として摂る。
7時55分スタート。
まずは林道をのんびりあるいてウォーミングアップ。
時々ストレッチ。
ここ、金勝アルプスは「山と高原地図」の圏外である。
地形図とネットで直前に収集したわずかな情報だけでやってきたのだ。
10分ほどで最初の分岐。
その分岐は、鶏冠山(けいかんざん)まで外周を行くルートと、
横池のほとりを通って落ヶ滝へ通じるところを通るルート。
「落ヶ滝」には行ってみたかったので後者のルートを選択。
整備具合が良いというか、スッキリと手入れされた感じが気持ちが良く、
遠くまで来たんだという天地効果か、いやがおうでも気分が盛り上がってくる。
奥池のほとりに出るとちょっとした開放感が広がる。
山からの沢の水が奥池に注がれる注ぎ口のすぐそばを渡るトレールがまた面白い。
なんだか楽しいことが始まる予感。
朝のひんやりした空気を胸いっぱいに吸い込みながら森の中へと入ってゆく。
右手の沢のほうに目をやると、あれ?沢の底が砂利や石ころではなくて岩肌でツルンとしている。
これはめずらしいなぁとカメラを向ける。
そんな感じがしばらく続くので、まるで人が作ったハリボテの川に人工的に水を流しているかのよう。
シダ類がこれまたジャングル探検をしているかような演出を醸し出している。
よじ登りアトラクションがあったかと思えば沢跨ぎアトラクションがあったりと楽しすぎる・・。
ルートから片道5分寄り道したところに「落ヶ滝」があるので行ってみた。
なんか変わった滝である。上には岩が乗っかっていて、滝の岩肌はまるで砥石のようだ。
ルートに復帰してどんどん登って滝の上あたりに出る。
そこから先も次から次へとステージが変化して興奮の連続であるが写真で表現するのは難しい。
あかん、前段でこんなに楽し過ぎて、中盤以降しょーもなかったらどうしよう。。
「この先行き止まり」や「×」などのい標識がアルプスちっく。
はたまたアトラクション施設の舞台裏なので関係者以外立ち入り禁止とも受け取れるなぁ。
この先には何が現れるだろうとワクワクする様は子供の頃のように心がときめく。
ようやく北峰縦走線に合流し、左へ行くと鶏冠山(けいかんざん)。
ふつうに周回するだけでも所要時間がかかるので、
ピークに立ち寄るなら「鶏冠山」か「竜王山」のどっちかにしておこうと思っていたら、
コースタイムは甘々で、撮影しながらゆっくり歩いても早く着き過ぎるくらいということが判明。
鶏冠山と竜王山のどっちも行ってみることに決めて周回コースから外れて鶏冠山を目指す。
鶏冠山への登りは高低差200mくらいの急登。
コースタイムは登り30分となっていたが、ゆっくり登っても15分足らずで着いてしまった。
途中は展望もそれなりにあり、競馬場のようなものも見てとれる。
鶏冠山ピークは展望が無いわけではないが長居する場所でもない。
下山中、竜王山の稜線が眼前に迫る。
あんなに遠くの高いところまで登り返すのかぁと思うがせいぜい高低差400mくらいのことなのだ。
紀泉アルプスを思い出す自然林の低木のトンネルを抜けて行く。
突然、壁のような岩が現れたりとだんだん岩々ゾーンへと入ってゆく。
それにしても竜王山は高そうやなぁ。
向かう先の奇岩群が顔に見えてコワイ。
うわっ、あんな高いところに人が登ってる!しかも地図を見るとルート上みたいだし。。(天狗岩)
遠くに新名神が見える。このあたりは展望抜群。
ホエール(くじら)が海から顔を出してるかのような岩があったり、
どうやったらこんな形になるねん!みたいな岩があったり。
そんなこんなで天狗岩の下に着くまでにまさかの沢があったりとどんだけ仕掛けが多いねんと。
天狗岩は登らなくてもルートじゃなかったけど、せっかくなので行ってみた。
もう何と表現したらいいのか、どれを天狗岩と言うのかとても人が行けそうにない岩の上に
「山下」と掘られてあったりとやっぱりここが核心部かな。
天狗岩を下りてからは再び登り基調に。
耳岩には展望台があるとの案内があったが、耳岩がどれのことかわかりにくい。
それに、展望台に行ってみたけどもっと展望の良いところがあったりとよく理解できなかった。
人が正座しているような岩などあれよあれよと歩いてようやく「白石峰」に到着。
白石峰は竜王山と下山ルートとの分岐である。
迷わず竜王山を目指す。地形図を見ても高低差はほとんど無いし。。
途中、岩を掘って作られた「茶沸観音」というのがあった。
いつごろ掘られたものなのだろうか。
たぶん自分は生まれてなかったんだろうなと思いを馳せると歴史を感じる。
小さなアップダウンがあって竜王山ピークに到着。
かっこいい名前なのでさぞかし威風堂々としたピークかと思いきや展望無しで狭いところであった。
すぐに折り返して昼食スポットを探すも、風が強くて寒い。
どれくらい戻っただろうか、コースから外れて踏み跡があったので入っていくと
風も当たらない暖かくて快適なスポットがあったのですぐさまお昼にする。
時間にして12時半のことであった。
ザ・チェアに身を預け、野菜たっぷりのうどんやパンなどを食べて過ごすと時間を忘れてしまう。
昼寝してたかもしれない、気付いたら2時間も経過しようとしていたので慌てて撤収。
下山ルートの分岐である白石峰までハイペースで歩く。
途中、何も岩類のないところに「重ね岩」なる巨石が出現したり、
またまた展望の良いところに出たり、もう見どころたっぷりもお腹いっぱいになってきているのに、
まだ最後の最後まで驚きの連続が続く。
まさに「しっぽの先っぽまでアンコが詰まってます」というたい焼きみたい。
もうなんかね、誌面が足らなくて書ききれなくなってきましたよ。。
詳しくは写真をご覧下さい。
そしてぜひとも行ってみてください。
時計回りに廻るのをオススメします。
撮影、寄り道、休憩とたっぷりみち草し、
下山完了は16時30分。
その他の写真は以下より。

金勝アルプスはココ!

今回のGPS軌跡

現地の看板をメモしました。ご参考に!
クリックで拡大可

駐車場の入口 4月まではキャンプ場オフシーズンにつき無料。(通常500円)

駐車場は広く、バイオマストイレもキレイ。

まずは林道をウォーミングアップしながらのんびり歩く。

最初の分岐は右へ。

あの向こうには何が広がっているのだろう・・。

向こうに奥池の見えるのどかで広いところでした。

奥池がすぐそばに。沢の水が流れ込んでいる。

雨上がりのしっとり気持ちのいい朝。空気がおいしい。

沢底が岩盤だ。

シダ類も演出するアトラクションのはじまり。


プチ岩登りステージ

岩をえぐって沢が流れる

落ヶ滝 下方にキバラー

落ヶ滝を間近で見る。

落ヶ滝の上の方からの眺め

またまた岩登り。

この先はセットの舞台裏につき関係者以外立ち入り禁止?!みたいな。。

シダ類がジャングルムード。

鶏冠山(けいかんざん)ピーク 展望は覗き見れる。競馬場のようなものが見えた。

曽爾高原の倶留尊山の看板と同じタイプ。同じ作者と思われる。

鶏冠山からの下山中、向こうに迫るのは竜王山の山並み。

紀泉アルプスを彷彿させる自然林のトンネル

突然出くわした岩壁伝いを歩く

琵琶湖方向の眺め 奇岩ゾーンのはじまりだ。

どこから転がってきたのか、偶然乗っかってるような岩多し。


天狗岩を眺めると人面岩群のようだ。

スライムが乗っかったような岩の向こうに砥石のような岩。

天狗岩が迫ってきた。てっぺんに人が居る!

遠くに新名神が見える。

くじらのような岩。

どうやったらこんな形になるのか?!

天狗岩への取り付き。 ここに来るまでに沢があったのでびっくりした。

下を見下ろすとコワイところも。

天狗岩(と思われる)所に登って向こう側にある岩を見ると、トンガッた所に「山下」とある。

天狗岩を後にして登りを続行。振り返ると天狗岩の上にまた人が。


人が正座しているみたい。


白峰辻 竜王山と下山ルートとの分岐点

茶沸観音

竜王山ピークにて


お昼は風を避け、暖かい場所で野菜たっぷりうどん

重ね岩



狛坂麿崖仏




逆さ観音

対岸に休憩所があるが、この川を渡らなければ行けない。(行ってみた)

下山完了まであと少し。

金勝アルプスはココ!

今回のGPS軌跡

現地の看板をメモしました。ご参考に!
クリックで拡大可

駐車場の入口 4月まではキャンプ場オフシーズンにつき無料。(通常500円)

駐車場は広く、バイオマストイレもキレイ。

まずは林道をウォーミングアップしながらのんびり歩く。

最初の分岐は右へ。

あの向こうには何が広がっているのだろう・・。

向こうに奥池の見えるのどかで広いところでした。

奥池がすぐそばに。沢の水が流れ込んでいる。

雨上がりのしっとり気持ちのいい朝。空気がおいしい。

沢底が岩盤だ。

シダ類も演出するアトラクションのはじまり。


プチ岩登りステージ

岩をえぐって沢が流れる

落ヶ滝 下方にキバラー

落ヶ滝を間近で見る。

落ヶ滝の上の方からの眺め

またまた岩登り。

この先はセットの舞台裏につき関係者以外立ち入り禁止?!みたいな。。

シダ類がジャングルムード。

鶏冠山(けいかんざん)ピーク 展望は覗き見れる。競馬場のようなものが見えた。

曽爾高原の倶留尊山の看板と同じタイプ。同じ作者と思われる。

鶏冠山からの下山中、向こうに迫るのは竜王山の山並み。

紀泉アルプスを彷彿させる自然林のトンネル

突然出くわした岩壁伝いを歩く

琵琶湖方向の眺め 奇岩ゾーンのはじまりだ。

どこから転がってきたのか、偶然乗っかってるような岩多し。


天狗岩を眺めると人面岩群のようだ。

スライムが乗っかったような岩の向こうに砥石のような岩。

天狗岩が迫ってきた。てっぺんに人が居る!

遠くに新名神が見える。

くじらのような岩。

どうやったらこんな形になるのか?!

天狗岩への取り付き。 ここに来るまでに沢があったのでびっくりした。

下を見下ろすとコワイところも。

天狗岩(と思われる)所に登って向こう側にある岩を見ると、トンガッた所に「山下」とある。

天狗岩を後にして登りを続行。振り返ると天狗岩の上にまた人が。


人が正座しているみたい。


白峰辻 竜王山と下山ルートとの分岐点

茶沸観音

竜王山ピークにて


お昼は風を避け、暖かい場所で野菜たっぷりうどん

重ね岩



狛坂麿崖仏




逆さ観音

対岸に休憩所があるが、この川を渡らなければ行けない。(行ってみた)

下山完了まであと少し。
私も大好きであります♪
ほんと素敵なところですよね(^^)