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山は歩くだけじゃもったいない。その時々のナニカを発見し記憶の定着のためにカメラを持とう。

『紀泉アルプス殺人事件』 蜉蝣(かげろう)21著 

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「紀泉アルプス殺人事件」 蜉蝣21著

歩いてから読むか、読んでから歩くか。

「紀泉アルプス殺人事件」 PDF版(無料)
http://www.eonet.ne.jp/~tonbonome/kisen.pdf

著者の蜉蝣21氏というと、ブログ「蜻蛉の生きているんだ働こうBLOG」の管理人の蜻蛉さんである。
蜻蛉さんの創作作品シリーズが馴染みのある紀伊河内方面の低山が舞台になっているところに親しみがあり、
登場するお馴染みのシリーズメンバーの個性も際立っている。
古き良き昭和の香りも感じられる点、創作ならではの実在する固有名詞などの記述なども面白い。
通勤電車の中でスマホで読み始めたのだが、
気づけば暇を見つけては読みふけっている。
家に帰ったら今度はタブレットPCなんかでも夢中になって読んでしまいる自分。
中心人物である高石は、あくまで創作上の人物であろうけれど、
実は蜻蛉さん自身が高石そのものではないだろうか?なんて思い込んでしまう。
登場する高石の車「ノア」なんか実際の蜻蛉さんの車と同じだし。
いや~なかなか楽しい作品でした。

先週末に歩いてきたばかりでまだ記憶に新しい紀泉アルプスの情景がよみがえる。
思えばなかなか良い山だった。
最高峰の雲山峰ですら500mにも見たない低山だとナメてかかっていたのか観察する目を失っていたかも。
低山なのに山深く、そういえば見える展望も山並みばかり。
ひとたび中心部まで入ると下界に戻るまでかなりの時間を要す。
そういう意味ではアルプスのようだったと言えよう。
縦走したことですべてをわかったつもりでいたが、紀泉高原キャンプ場にすら行っていないのに
実際は何も理解できていないことも判明。
それに本編エントリーでは記述していなかった他の登山者についてはどうだったのか?
懺法ヶ岳(せんぽうがたけ)や大福山はどうだったのか?についても一切触れていなかったので、
ここで追記させていただくことにした。

挨拶したけど無視された男性、それとも小声すぎて自分が聞き取れなかったのか。
その後も幾度となく追いつきそうになるたびに気まずいなぁと思って距離をおいていたところ、
行雲仙峰から下りてこられたところでバッタリ鉢合わせ。
仕方なくこんどは話かけてみたら気さくでなかなか感じの良い人だった。
「行雲仙峰はどうでした?」という問いに、
「大したことなかった。灰皿と看板だけで展望はほとんど無かったですよ」ってニヤニヤしながらも愛想が良い。
苦手なタイプかもしれないという偏見を即座に撤回。
行雲仙峰に行ってみたら実際そのとおりだったし。

こちらが先に食事を広げているテーブルに挨拶も無く入ってきた男性。
気まずいぞー、気まずいぞー・・食べてる気がしないぞー・・早くかたずけて立ち去りたい。。
ここに座るんじゃなかったなぁ。。地べたならいくらでも空いているのになぁ。。
まぁこっちも誰も居なかったのをいいことに、広く場所を占有しすぎてたところもある。
でも何かひと言声をかけてくれたら気を許すのになぁ。。と思いつつなるべく見ないようにしていた。
アルミの鍋に入ったよくある冷凍の煮込みうどんみたいなキムチ鍋を食べようとしているみたい。
バーナーはジェットボイルで、点火装置でなかなか火が点かない様子。
見るに見かねて「ライターありますけど?」って声をかけてみたら、ちょっと無愛想に「持っている」と。
今度はライターでもやってみているようであるが、それでも火が点かない様子。
どうして点かないのか気になるし、やっぱりここは何とかしてあげたいと思って歩み寄ることにした。
まず、ゴトクが逆さまになっている。収納状態のままだ。
外してひっくりかえして爪をそれぞれ開いて本体にロックする。
そういう仕掛けだったのをご存知なかったようだ。
そしてどうやらアルミ冷凍鍋の中心部に穴開いてるみたいで、
そこから少し溶けた汁がジェットボイルのバーナー部に垂れてネトネト状態。
そのせいでバーナーの小さな穴からガスが出ていない感じ。
アルコールウエットティッシュで丁寧に拭きとってガスが出るようにしたところで火が点くようになった。
まだ問題が残る。
底の敗れたアルミ鍋では調理ができないので、それをジェットボイルの鍋に移しかえたほうが良いとアドバイス。
でも結構凍っているみたいで。。。それしか食料無さそうだし、無事食べれたのかな。。
そっから先はその場を後にしたのでどうなったのかは知らないけれど
別れ際にはけっこう感謝されてなんどもお礼を言われ、こちらとしても満足感が持てた。

懺悔(ざんげ)の懺という字を書く「懺法ヶ岳(せんぽうがたけ)」はというと、
山と高原地図にある381Pは東峰であって、実際には西峰のピークもあって
それぞれに展望がある。とくに西峰のほうの開放感が良い。(夏場は暑いだろう)
懺法ヶ岳とはどういう所だったのかは先日の記事に説明写真を追加したが
かつては行場だったようだ。
大福山についてはどういうわけか祠が多数あったりするのでうまくコメントできない。
「墓ノ谷」や「娘地蔵」など地蔵と名のつく所が多数あったりで、
むかしむかしはどういう山だったのだろうかと考え込んでしまったり。

そんなこんなで出会いあり、はたまた妄想にふけってみたりした今回の山歩きだった。
実際の現場はというと地図から読み取れるものや想像していたものとは違っていたのを皮肉って
「事実は地図より奇なり」というサブタイトルを付けてみた次第である。

さて、この創作作品を読み終えたらあのロングトレールをもう一度歩いてみたいなと思った。

蜻蛉さん!トレラン探偵「鳥取いずみ」が新たに加わったことですし新作期待してます!
次回あたりはソーシャルネットワークなんかが活躍すると良いなぁ。。

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[ 2012/03/08 21:59 ] アルプス | TB(0) |   コメント(4)
ご紹介していただきありがとうございます。
自分のブログのアクセス数が通常の倍になっていましたので、
「はてな?」と思っていたのですが・・・

とにかく、還暦前の爺さんが何を間違ったのか?
夜な夜な焼酎を舐めながら出来た駄文物語です。

このたびは誠にありがとうございました。
感謝!感謝! (〃・д・)-д-))ペコリン
[ 2012/03/10 07:39 ] [ 編集 ]
本当にたのしく拝読させていただきました。
アクセス数が増えたのですね。
出版物になると良いですね。
最後の大団円も読み応えたっぷりでした。
こちらこそありがとうございました。
[ 2012/03/11 18:51 ] [ 編集 ]
早速ダウンロードさせていただき、一晩で一気に読み上げました。
たいへん面白かったです。
僕も「鳥取いずみ」に期待です。
長滝和子もレギュラー入りしないんでしょうか?
[ 2012/03/12 17:46 ] [ 編集 ]
さっそく読まれたんですね。
それもひと晩で?!
他にもシリーズがありますのでシリース1作目から読むと
登場人物についてよくわかります。
[ 2012/03/12 21:46 ] [ 編集 ]
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ほぼ毎週金剛山を中心に
登っています。
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化。
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