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山は歩くだけじゃもったいない。その時々のナニカを発見し記憶の定着のためにカメラを持とう。

紀泉アルプス 縦走 (2012.3.3) 

20120303-32.jpg

事実は地図より奇なり。

<コース>
山中渓駅前駐車場(7:50)-パノラマ台(8:35)-雲山峰(10:30)-行雲仙峰-六角堂(昼食)-
井関峠(12:55)-懺法ヶ岳(東峰)-懺法ヶ岳(西峰)-大福山(13:35)-
俎石山(13:53)-北展望台-大福山(お茶休憩)-奥辺峠(15:25)-
地蔵祠分岐(16:08)-六十谷駅(16:40)


暑くなってくると厳しくなる低山を、いまの時期にとことん歩きたおそうと考えたとき、
懸案になっていた紀泉アルプスに行っておかないとと思い立つ。
初めてなので山と高原地図「金剛・葛城 紀泉高原」の実線の一般ルートを歩くことにする。
これといって強い目標となるポイントは無さそうな山域であるが、
いちおう「雲山峰」と「俎石山(まないたいしやま)」のピークくらいは踏んでおくことにした。

阪和自動車道をひた走り泉南ICで着陸。
JR阪和線「山中渓(やまなかだに)駅前のわんぱく王国第1駐車場に駐車する。
駐車料金は500円であるが朝早すぎて料金徴収の人が居ない。
白い軽トラのオフ会かのようにおっちゃんたちが集まっていたので
料金のことについて尋ねてみるも「9時からやから帰ってきてから払わはったら?」
「何時までやってますのん?」と聞くと、17時までという。
「それより遅くなるかもしれないんです」というと「まぁかまへんかまへん1台くらい。。」

7時47分に駐車場をスタート。
JRの沿線沿いの桜並木の下を歩いて山中渓駅前を通り過ぎ、
最初の信号を右へ折れると左手に廃墟になった観光施設。
昭和の観光ブーム全盛期には桜の時期になると賑わっていたんだろうなぁ。
踏切を渡ってしばらく進むと「銀の峰ハイキングコース」という看板。
看板の示す方向に進んで行くと林道になる。どこかさびしい雰囲気。
阪和自動車道の下をくぐると、また看板があって橋を渡って登り始める。
登山道を歩きやすいように丸太で整備しようとしているところ。
とりたてて特筆すべきとことの無いまま登り切ったところで道に合流。
右に30mほど進むべき道とは逆方向に行ったところにパノラマ台。
関空方向の海の展望が良い。
かつては茶屋か施設があったのだろう台座の跡だけが残っている。
休憩もそこそこに、雲山峰に向かって歩く。
もうすっかり稜線に取り付いた感があって、これから先、大きな登りがあるとは思えない。
で、書き出していきなりであるが、
これから先、下山開始するまではこれと行って特徴のないトレールなので
先に総括して表現しておくと、
全編「低木の自然林のトンネルと踏み慣らされたトレール」である。
という事に尽きる。
しかも大きなアップダウンが無いので、登山とか縦走というより里山歩きな感じ。
でもよくもまぁこんなに長いコースを山の上なのにアップダウンも無しに
一筆書きのトレースが作れたもんだよなぁと感心しきり。
歩いていた時間だけでも8時間に及ぶのに、谷なし尾根なしでほぼフラット?!
というくらいヤマ場が無い。
起承転結で言えば「転」が無い。
これって幼児アニメと同じような構成の気がする。
「紀泉高原キャンプ場」なんかを経由すると
大きなアップダウンがあって「転」の要素が入ったかもしれない。
でも、今回歩いたコースであればたっぷり歩けてしんどい登りや下りが無く
とことん整備されていて歩きやすいトレールは万人向におすすめできる。
あと、実際に歩いてみたら地図には無いいろんなポイントを発見した。
「行雲仙峰」た「バベ尾」はその一例。
「行雲仙峰 展望あり」というしつこいくらいの看板をたどって行ってみたら
展望きびしく灰皿があるだけだったけど。
「バベ尾」はなんかバベ男みたいに想像して笑けてしまった。
昼食は六角堂で一時間。
その他の休憩が計30分程度。
下山では八王子跡道の林道も長かったが、それよりさらに
「地蔵祠分岐」からの舗装林道の長いこと。
JR「六十谷(むそた)」駅に到着は16時40分。
JR阪和線で2駅210円11分で山中渓駅に戻った。
丸一日中、山の中をたっぷり歩けて適度な疲労感を残す。
ただ登山した感がまったく無かった。
それにしても紀泉アルプスは多くの人たちの手によって
ものすごく整備が行き届いており良い山だなぁと思った。

おの@あびこさんのブログ記事はなかなか参考になります。

その他の写真は以下より。 20120303-3.jpg
GPS軌跡

20120303-1.jpg
JR阪和線「山中渓(やまなかだに)駅」(無人駅)

20120303-2.jpg
山と高原地図の実線をなぞって踏切を渡る。

20120303-4.jpg
暗くてヌタっている登山口

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パノラマ台にて

20120303-6.jpg
自然林のトンネル

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歩いても歩いても自然林のトンネル

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四ノ谷山は展望なし

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踏みならされたトレール

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自然林のトンネルは延々続く

20120303-11.jpg
P329の少し先に展望。

20120303-12.jpg

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植生はちょっと変化したか?でも自然林のトンネル

20120303-14.jpg
ヤマレコや他のブログでもよくみかけるS字カーブ

20120303-15.jpg
鳥取池との分岐。鳥取池へは激下り。

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雲山峰

20120303-33.jpg
看板につられて行ってみたら・・。

20120303-34.jpg
展望きびしく、なぜか灰皿が。

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地蔵山の分岐

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地蔵山の分岐と六角堂の間から和歌山市内の展望

20120303-31.jpg
六角堂 山と高原地図には記載が無いが青少年の森と同一場所。
ここでお昼の休憩を一時間摂る。広くて展望もある。

20120303-20.jpg
井関峠

20120303-21.jpg

20120303-22.jpg

20120303-23.jpg

20120303-36.jpg
懺法ヶ岳(東峰)

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懺法ヶ岳(西峰)

20120303-35.jpg

20120303-38.jpg
大福山

20120303-24.jpg

20120303-25.jpg
俎石山(まないたいしやま) 大阪府で唯一の一等三角点があるが展望きびしい。

20120303-26.jpg
北展望台 風がよく通る

20120303-27.jpg
大福山の少し下にある展望のある休憩場所

20120303-28.jpg

20120303-29.jpg
奥辺峠

20120303-30.jpg
地蔵祠分岐
[ 2012/03/04 17:01 ] アルプス | TB(0) |   コメント(18)
コース選び難しい時期ですね。
ぼやき的レポに爆笑しましたm(_ _)m
[ 2012/03/04 19:08 ] [ 編集 ]
さっそく、先日ブログでご紹介されていた傘(クロムドーム)を持参されていますね。

私も地図を見ておもしろそうだと思ってマイナーなルートを歩いたことがありますが、
歩いてみてメジャーになれない理由がわかりました。
でも、地図を眺めているとあちこち、歩いてみたくなりますよね。

そろそろ、雪も解けだしてきて今まで行けなかった山域に行けるようになりそうですね。
最近は地図を広げて、これから歩きたいルートを妄想中です。

[ 2012/03/04 20:08 ] [ 編集 ]
紀泉アルプスはランされてましたっけ?
nikkor14dさんなら一日で実線ルートをぜんぶ塗りつぶされるのではないでしょうか。
アップダウンが無いのに8時間歩きはさすがにくたびれました。
チャレンジ登山大会マラソンの部には出られないんでしたっけ。

私ぼやいてます?!(笑)
[ 2012/03/04 20:54 ] [ 編集 ]
傘、出番ありませんでした。
今日ならありましたね!
それどころか少しザックより長いので枝にひっかかたり。。
まだ効果のほどは不明ですが、家に帰ったら日焼けしてました。
3月は紫外線の強い季節でもあるみたいなので、
こういうときにこそ傘を使うべきでした。
そろそろ日焼け止めを常備しておかないとです。
山と高原地図を眺めていると妄想が膨らんできますよね。
それで行ってみたら地図にない道だらけでまた興奮。
一生かかっても歩き尽くせないほど道があるので、
同じ山に登っている余裕が無いような焦りもあります。
危険なところを選ばないという私と同じポリシーの
orisさんの山域はとても気になります。
[ 2012/03/04 20:55 ] [ 編集 ]
私も昨年9月、紀泉アルプス登りました。ただし南海電車のハイキングだったので、淡輪駅集合で、大福山、俎石山を経てバスで箱作駅に戻る、というコースでした。海が近くに見える登山など、それまで経験したことがなく、「日本ってなんて狭いんだろう」と思いました。
[ 2012/03/04 20:58 ] [ 編集 ]
雲山峰、俎石山、大福山。
大阪50山 一気に3山ですね。
私は何年も前からこつこつと登っていますが
この方面は外国のように遠く感じて全然進んでいません。
[ 2012/03/04 21:01 ] [ 編集 ]
まないたいしやま・・・って読むんですね~。
ブログ等でたまに見かける名前の山ですが、あまり注目したことのなかった山域なので、読み方を知りませんでした(笑)

冬山シーズンが終わったんだなぁと実感させられる記事ですね。
[ 2012/03/05 06:38 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2012/03/05 20:21 ] [ 編集 ]
昨年9月に登られたばっかりだったのですか。
etsuさんもいろんな山を登られてらっしゃいますね。
南海本線側の淡輪や箱作のほうに行くコースはかなり気になります。
阪和線から南海本線へと渡り歩きたいと思ってました。
海が近くに見える登山といえばまっさきに六甲山系を思い浮かべますが、
六甲山のあくせくした感じとは違って
のどかでのんびりなムードが感じられました。
[ 2012/03/05 20:29 ] [ 編集 ]
大阪50山というのがあるのですね。
調べてみました。
うわっ、紀泉アルプスだけで5山もあるんですね。
相当がんばれば全部走破できるかもしれませんね。
勉強になりました。
私も遠いと思っていたんですが、
阪和道であっという間に着きましたよ。
[ 2012/03/05 20:30 ] [ 編集 ]
人によっては「そせきざん」と読むみたいですが、
看板には「まないたいしやま」と書かれてました。
そんな長い名前の読み方とは想像つきませんね。
私もこの山の名前はどこかで何度か目にしたことがあります。
土曜日までは知りませんでした。
暖かく風も強く花粉症も始まっていよいよ冬が終わってしまいました。
[ 2012/03/05 20:30 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
帰ってきてからアレを読みふけってます。
アレにつきましては次回の記事にさせていただこうと思っています。
それととても気になる山域情報もありがとうございます。
私なりに調べてみて可能なら行ってみます。
[ 2012/03/05 20:31 ] [ 編集 ]
犬鳴山から向こうには行ったことありません。
あの辺から南は植生が変わるんですよね・・
やたら下草に羊歯類が多くなるのと、
冬でも緑のぶ厚い葉っぱ・・照葉樹林が多くなるんです。
南国の雰囲気になってくるんでしょうね。
[ 2012/03/06 22:58 ] [ 編集 ]
arajinさんところからだとアクセス良さそうなのに
まだ未踏でいらっしゃったんですね。
一般登山道をあまり歩かれないarajinさんに
おすすめできるかどうか微妙ですが、
深い山の中で一日過ごせるのは間違いないです。
簡単には出られないくらい広いです。
なるほど照葉樹林ですか。
勉強になりました。
[ 2012/03/07 20:36 ] [ 編集 ]
キバラーさん、こんばんは。
お久しぶりです、お元気ですか?

先日に犬鳴山バス停から山中渓まで歩いたので、
次回のためにこの区間をググってみると
ここに辿り着きました。
先日もヤブが酷かったので、やはり寒い時期に
歩いたほうがよさそうですね。
[ 2015/09/05 22:01 ] [ 編集 ]
こんばんは!
更新、ちょっとご無沙汰してました。(^^ゞ
おかげさまで元気にさせていただいております。

検索で訪れていただきありがとうございます!
shiさん、最近はホームタウンからは遠い紀泉アルプスのほうへとだんだんと進出されてらっしゃいますね!
紀泉アルプスまでを含んだダイトレ延長計画があるとウワサに聞いたのですがどうなったのかな。
紀泉アルプスはいつでも快適にあるけそうなトレイルでしたよ!
平坦ぽい感じなのに、なかなか歩きごたえがあったのを覚えています。

[ 2015/09/07 20:41 ] [ 編集 ]
ふと思い立って、歩いてみました紀泉アルプス。そういえば、キバラーさんも昔歩いてたな・・と過去記事をのぞいてみました。私も山中渓~六十谷を歩きましたが、山中渓駅から北へ向かい第2パノラマ台~有功中学へ下りました。照葉樹の暗い山道を想像していましたが、思ったよりも明るく快適でした。特に、雲山峰から向こうのひたすら平坦な、だらだらと下っていく道が気持ち良かった。両脇にはたくさんの山桜が自生していて、これが一斉に咲き始めたら、さぞかし見事だろうと想像されました。全山が山桜の薄いピンクに蔽われ、道の両脇に次々と現れる中を歩くのは恍惚とする思いです。
今年の比良は雪が多く、暖かくなった春の山の腐った雪の中を歩くのは嫌なので、4月の桜の頃にもう1回、紀泉アルプス歩いてみたいと思います。
[ 2017/03/30 21:56 ] [ 編集 ]
まだ細部まで記憶に新しい3年くらい前の事かなと思って生地を読み返しましたら、もう5年も経っていて時の経つ早さに震えてます。。くわばらくわばら。
よく覚えていただいてありがとうございます。
平坦だったはずなのに長くて疲れたのを覚えています。
薄いピンクの山桜ですか。
arajinさんの風景描写を読むと非常に魅力的な表現で、また行きたくなりました。
桜の季節はみなさんよく行かれていたのを思い出しました。
ありがとうございます。
[ 2017/03/31 20:54 ] [ 編集 ]
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