生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

六甲山系 七曲滝 (2012.2.19) 

20120219-0.jpg
六甲山 七曲滝

『今日の六甲山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分35秒)

<コース>
阪急御影駅(9:05)-白鶴美術館前-石切道取り付き分岐(10:05)-(石切道)-
六甲ガーデンテラス(お昼)(11:40-12:50)-(紅葉谷道)-百間滝(13:50)-似位滝-
(破線ルート)-白石滝-(紅葉谷道登り返し)-七曲滝(14:50)-有馬温泉(16:10)

先週にひきつづいて電車で六甲山。
難波までの定期券が使えるため、
アクセスのコストパフォーマンスの良さは車の1/5ということで、六甲山に行くときは今後も電車の予定。
氷点下の気温が続いていて抜群の好天となった日曜日。
各地の雪山では空の青さと見事な樹氷が相まって圧巻だったことだろう。
ちょっと後ろ髪を引かれつつも、ほぼ雪は無いロッコーへ。
裏六甲の氷曝群。

午前9時に阪急御影駅で待ち合わせ。
おなじみのメンバーであるが、ちゃみさんは久しぶり。
前回にご一緒していただいたのが半年も前の昨年の9月19日以来だ。
山岳会に入られて毎週のように厳しい山行きをされてらっしゃっるので
なかなか一緒に登る機会が無かったのだ。
金剛山のダイトレで道迷いしているところ、声をかけてあげた時が最初の出会い
読図、山めし、雪中テン泊など、この半年だけでも相当レベルが上られた感じで貫禄たっぷり。
それはさておき、阪急御影駅からは住宅街をだらだら歩きで、
白鶴美術館からは川に沿って進むも、登山口取り付きまでのアプローチが延々と長い。
しかしながらこうやって今日の目標に向かってみんなで歩いていると何であれ楽しい。
いよいいよ山か?と思ったが、手入れされた裏庭みたいなところですぐに幅広の未舗装林道に出た。
「くるくるバス」?何それ?前後に登山者もちらほら。未舗装林道いっぱいに広がってだらだら歩き続行。
今日は天気も良くてポカポカと暖かく、冬なんて終わってしまったようにさえ思える。
御影駅をスタートしてから一時間後、林道の終点にようやく「石切道」への取り付きがあった。
そこはというと四方にルートが分岐しているハブのようなところ。
今回、お昼を六甲ガーデンテラスで摂ろうということになっていたので、
そこにぴったり上がれるルートということで「石切道」を登ることにしていた。
石切道という名のとおり、昔、御影石を切り出して運ぶのに使われていたとかで、
やっと山の中かと思いきや、またまた幅広の林道に出るなど、登山している気になれない。
林道から離れて山中に入って行っても幅広感持続で横に並んで歩けるくらい。
距離的にはだいぶ歩いてきたなぁと思ったところで一本松のあるところから展望を見ると、
街からはけっこうな高さまで登っていた。
それなのに幅広の楽すぎる道のせいでまだ真剣に登った感がない。
地図を見てあとどのくらいかなと確認していたら、六甲のベテランの熟年男性が教えてくださる。
持っておられた山と高原地図には歩かれた道を網の目のように赤く引いてあった。
この日は結構な年配の方々をひきつれてリーダーをされておられ、
これから先の道のコンディションや、ついでに六甲山のおすすめルートなどを教えてもらう。
どうやら石切道は超初心者向けのルートらしい。
このままずっと最後まで幅広かと懸念したが、最後のほうは登山道らしくなるとのこと。
どこかの山の会か?と思ったので尋ねてみると、
たったいま思いついたとしか思えない照れ笑いな感じで「シルバーライフを考える会」ですとのこと。
「青春してま~す」って言いながら先に出発されたが、
メンバーは80歳くらいにも及ぶ方々なのですぐに追いついてしまい、先に行かせてもらう。
その「シルバーライフを考える会」の方々にはこの先もいろんなところで出会うこととなった。
そんなこんなで途中、おいしい水がチョロチョロ出てるよと教えてもらったところは
その湧き水のせいで登山道がスケートリンクよろしくツルツルテンに凍っており
いままでの平和だった道が一転して難所に。
「シルバーライフを考える会」の人たち、ここをクリアできるのかな?と少し心配する。
なんとかアイゼンを取り出すことなくやり過ごしてからは登山道らしくなって、
それもそんなに登った感が無いまま、高低差150m?距離にして1キロとちょっとだけ
まともな登山道ちっくな感じになり、あっという間に六甲ガーデンテラスの駐車場に出た。

六甲ガーデンテラスには食事のできるところがいくつかあり、
グラニットカフェ、六甲山ジンギスカンパレス、フードテラス、六甲ビューパレスがある。
迷ったあげく、いちばん奥にある六甲ビューテラスに決める。
入店する前の脳内イメージとちょっと違う。トレイを持って食べたいものを乗せてもらって
最後に精算する流れ作業なスタイルにやや割高感をおぼえる。
これまた迷ったあげく、ごくありきたりのカツカレーの大盛りに生ビール。
2千円に迫る値段になってしまい、それならグラニットカフェのランチやジンギスカンさえも狙えたな。
でもまぁカツカレーなかなか美味しかったし、山に登った後のビールは最高に旨かった。
そうこうしているとあの人もその人も、はたまた「シルバーライフを考える会」の団体さんも店内へ。
ここに至るまでに他に魅力ある店がたくさんある中で、六甲のベテランをはじめ、
みなさんがここに集うというのはこれいかに?

一時間ほどお昼を過ごした後、六甲縦走路を経て裏六甲は有馬へ通じる紅葉谷道の取り付きへ。
午後からの後半が今日のメインである氷瀑で有名な七曲滝だ。
裏六甲はミカさんの得意ステージなので案内をお願いする。
有馬温泉に通じる裏六甲は陽のあたる表側とは雰囲気が少し違う感じ。
ただでさえ標高の低い山なのに、どんどん下りていって本当に滝や氷瀑があるの?と半信半疑。
金剛山の二の滝でさえずいぶん標高の高いところにあるけどなかなか氷瀑しないのだ。
途中、凍っていてどうしても滑りそうなところがあったのでアイゼンを付ける。
そのほんの2,3m区間をクリアするとアイゼンは不要になる。
そしてまたどんどん下って行って「百間滝」への分岐。
紅葉谷道からはずれて滝のほうに向かう。
最初に百間滝の上に出た。下を見ると人が小さく、かなり高くて覗く気になれない。
そしてどんどんまた谷底まで下っていって、途中「右を見ないでください」という
ミカさんの指示に従ってたどり着いた先は、「おお~~~」っと声を上げないわけにはいかなかった。
かなりの落差のあるほぼ垂直の百間滝が凍っている。これは圧巻だった。
次にさらに奥にある「似位滝」を見に行く。あまり氷瀑していなかったがなかなかの滝。
そしてまた戻って、本来なら紅葉谷道に登り返すところが、そうとう下ってきて登り返す気になれず、
そのまま谷を行くルート(難所があるという)に人が流れて行ったので我々も行くことにした。
なるほどゴルジュに出くわし、その上の高さ7mくらいの高所を行くところは緊張感を伴う。
つまずくと転落してしまうこともあるだろう。
でもそれは一瞬で終わってすぐに白石滝のそばに出た。
白石滝は階段状に折れた滝である。その滝の脇を登って行く破線ルートもある。
アイゼンをつけたりはずしたりでようやく白石滝前でアイゼンを収納する。
少し下って紅葉谷道に復帰して登り返すと、上から「シルバーライフを考える会」の一行が下りてきた。
「登り返しで七曲滝ですか?」「はい、そうです」というこの日、最後の会話を交わす。
そろそろ疲れも出てきて登り返しはきつい。
ようやく七曲滝の分岐に到達し、七曲滝へと進む。
途中、分岐があり、平坦な近道難所コースと、上に登って大きく迂回する遠回り巻き道コースに分かれる。
安全第一主義の自分とミカさんは遠回り巻き道コースへ。
金剛山でも谷ルートや危険な所の大好きなTakeshiさん、ちゃみさん、うっちぃさんは近道難所コースへ。
結果的に遠回り巻き道コースを行った我々のほうが先に合流点に着いた。
まだ3人が来ないので近道難所コースを逆から戻って様子を見に行くと、
ちょうど難所の部分で苦労しているちゃみさん。
テカテカに凍った足場のほとんど無いところで苦戦中。転落すると危険。
Takeshiさんは余裕で渡り終えていた。
以前ボルダリングをやっていて、難所である西穂高岳を登頂した実績のあるうっちぃさんも余裕。
2つの選択肢があって、遠回りでも安全なルートがあるなら迷わずそっちを選ぶ自分は保守派。
怪我したら山に行けなくなるからなぁ。
それにしょーもないところでつまずくことも考えると、不運が重ならないとも限らない。
しかも朝、玄関で忘れ物を取りに上がろうとして立ちごけ転倒したばかりだ。
さて、本日のメインイベントの七曲滝、完全に凍結とはいかなかったが
なかなかの高さと幅に見応えは十分あった。
お茶休憩の後、有馬温泉に向けて下山開始。
これがまただらだらと長かった。
有馬温泉は観光客でごったがえしていて車もよく通る。
土日は歩行者天国にすればいいのにと思えるほど狭い道でも車が入ってくる。
ミカさんおすすめのミンチカツの店へ。
和牛ミンチカツ(200円)、コロッケ(100円)だったので両方食べてみた。
どっちも美味しいが、ミンチカツのほうが良い。肉汁たっぷりでジューシーで美味しかった。
梅田までの阪急バス(1,330円)が一時間半後の分まで空席が無かった。
ミカさんとはここでお別れし、時間つぶしにお好み焼き屋でまたまた乾杯。
今日も一日たっぷり歩けて、美味しいビールも味わって、充実した一日だった。
お付き合いいただいたみなさん、ありがとうございました。

その他の写真は以下より。 20120219-1.jpg
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くるくるバス?

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石切道の取り付き

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ようやく登山道らしい道になったのもつかの間

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百間滝・似位滝への分岐

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百間滝の上から見下ろす

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百間滝

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沢ルートで白石滝へ

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谷から紅葉谷道へ登り返し

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七曲滝にて

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分厚く凍結した池

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有馬温泉 ミンチカツが絶品の「竹中肉店」
Check [ 2012/02/20 23:49 ] 六甲山系 | TB(0) |   コメント(14)
徹夜で書類作成してお腹が空いたところに、
おいしそうなカレーの写真…
あれはキツいっすw
裏六甲の氷瀑巡りも行こう行こうと思っていたけど、
今シーズンもなかなか足が伸ばすといった感じですね。
怖いところがあるんですね。
[ 2012/02/21 05:57 ] [ 編集 ]
七曲滝には、ちょうど1年前行きましたが
こんなに綺麗ではなく滝の端の方だけ凍っていましたが
それでも感動しました。2月の末だったと思います。
完全氷爆は流石に綺麗ですね~。

アクセスはやっぱ電車ですか、うちから遠いな~。。
[ 2012/02/21 09:30 ] [ 編集 ]
日曜日は一日ありがとうございました♪
石切道の木のトンネルはいい感じでしたよね(^0^)
似位滝から谷に行くルートは面白かったですね☆★
あのクネクネ道をまた登るのはしんどいし、これからはあの谷ルートを使って行こうと思います!!
やっぱり安全第一ですよね(笑)
一回目行った時はロープもなかったので、さらに怖くてもうあの道は二度と通らないと決めた道でした(>_<)
日曜日も楽しい一日になりました♪
またご一緒に登りに行きたいです☆


[ 2012/02/21 19:44 ] [ 編集 ]
七曲滝は見事ですね。見ごたえがあったでしょう。

私も「安全第一」なので、
遠回りしても安全なルートを選びます。同感です。

登山の格好での電車移動はなれましたか?
最近の私は普段着と山の服装が同じになってきたので、
山ファッションで電車に乗るのは抵抗がなくなってきました。
ただ、大きなザックを担いでいる時は邪魔なので気が引けますが・・・

あと、最近の山行はもれなくビールがつくようになりましたね。

[ 2012/02/21 20:30 ] [ 編集 ]
またまた書類作成を、しかも徹夜ですか。
お疲れ様です。
息抜きにお越しいただきありがとうございます。
カレーにする予定じゃなかったんですけどね。
六甲でカレーと言えば「登六庵」ですから。
六甲は思っていた以上に危険なところはありますが、
七曲滝までのアプローチのそれは、
金剛山で言えば妙見谷ルートの沢の上の巻き道の
ちょっと高いところを行くやらしいところありますよね?
そこよりヤバイかんじです。
例えがわかりにくくてすいません。
[ 2012/02/21 20:41 ] [ 編集 ]
段平さんは、痒い所に手が届くところに隅々に行かれてますよね。
迷岳も狙ってたんです。
七曲滝は完全氷瀑ではありませんでした。
前回の寒波のときはもっと氷瀑していたようです。
百間滝を最初に見たのでスゴイ!と思いました。
電車のほうがコストが安いだけで、でも乗り換えが面倒です。
できるだけ車で行きたいとは思うのですが。
[ 2012/02/21 20:42 ] [ 編集 ]
先日はお付き合いありがとうございました!
たっぷり丸一日遊びましたね。
木のトンネルにゴルジュにと楽しめましたね。
谷ルート、ミカさんの知らないルートを歩いていただけて
私としても良かったです。
またよろしくお願いします。
そろそろ金剛山が恋しいです。
[ 2012/02/21 20:43 ] [ 編集 ]
お互い抜群の天気で良い山歩きができましたね。
七曲滝は完全凍結ならずでした。
最初に目のあたりにした百間滝に圧倒されました。
電車移動は慣れないです。
乗り換えがイヤです。
一度座席を確保したら、そのまま最後まで行きたいです。
車よりハンデですよね。。
私も街中での山の格好で居ることへの違和感は無くなってきました。
というのも、休日は平日と違う空気があるからですかね。
ザックは邪魔ですよね。
ちょっと街でお茶でもしようと思うとたいへんです。
コインロッカーのお世話になるしかないですね。
電車はコスパは良いのですが、ビール飲んでたら何してるかわかりませんね。
ちょっとこの癖を改めないとです。
[ 2012/02/21 20:48 ] [ 編集 ]
日曜日はありがとうございました。

9月の金剛山でカレー以来。
みなさんとご一緒できて、ほんとに楽しかったです♪
軟弱モノの私はついていくのに精一杯だったり、例の場所では
助けていただいたりでしたが…(汗)

あんな立派な氷瀑初めてで!圧倒されました!
また来シーズンも行きたいですね~
[ 2012/02/21 21:05 ] [ 編集 ]
たっぷりと歩かれましたね♪
お供できずにスミマセン。
そろそろ金剛山が夢に出てくるのではないですか??

また、機会がありましたらご一緒させてください。
[ 2012/02/21 21:17 ] [ 編集 ]
先日はありがとうございました。
久しぶりにお会いできてよかったです。
ちゃみさん=カレーという図式ができつつありますね。
六甲はほんとに複雑で奥が深く、
いままで気になっていた奥六甲とやからの一面が見れました。
また地獄谷を案内してくださいね。
[ 2012/02/21 22:02 ] [ 編集 ]
段八さんが参加されておられたら、
ちゃみさんとの漫才が見れたと思うと残念です。
またぜひご一緒してください。
そうなんですよ、金剛山がなつかしいです。
[ 2012/02/21 22:03 ] [ 編集 ]
この氷瀑、みごとですね・・
有馬まで行っちゃうんですか!?
でも、六甲・・と聞いただけで足が遠のいちゃうんですよね・・
[ 2012/02/22 05:14 ] [ 編集 ]
金剛山の二の滝よりは規模が大きいです。
有馬48滝と言われてるようで、
他にも滝はたくさんあるみたいです。
沢登りもお好きなarajinさんの格好のステージですよ。
金剛山に行くよりアクセスは良いほうではないでしょうか。
またご一緒してください。
[ 2012/02/22 21:26 ] [ 編集 ]
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と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
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大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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