生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

台高山系 三峰山(みうねやま) (2012.2.5) 

20120207-0.jpg
三峰山 八丁平にて  ※左から、キバラー、orisさん(初)、キーコさん、yossiさん、うっちぃさん

『今日の三峰山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分32秒)


<ルート>   ※コースタイムはorisさん提供
青少年旅行村駐車場(9:02)-登山口(9:07)-山小屋1(休憩所)(9:41)-山小屋2(10:38-10:45)-
八丁平(昼食)(11:21-12:18)-三峰山山頂(12:30)-平倉峰(13:33)-三峰山山頂(14:11)-
新道峠(14:58)-駐車場下山完了(16:25)


正直、期待以上の山でした!

霧氷で有名な高見山の近くにあって、高見山同様、
この時期「霧氷号」という登山客を大量輸送するバスが特別に発着するという三峰山。
奈良県は曽爾高原のさらに奥の御杖村に位置する山。
多くのブロガーのみなさんがあっちでもこっちでも三峰山に行かれたレポートをされていたり、
今回ご一緒していただいたキーコさんから以前、「高見山より良かったでー」と聞いていたりで、
ずーっと気になっていた山行きが今回ようやく実現することになった。
案内していただいたのは、この冬は3回目の三峰山という
ヤマレコでブログをやってらっしゃるorisさん
orisさんとは昨年9月に金剛山で知り合い、何度かの文通の末、今日に至る。
大ざっぱで、適当で、気まぐれな自分とは対照的にきっちり丁寧な方で
冗談なんか飛ばしていたらしばかれるかなと思っていたら懐も深かった。
今回は要所要所で所要時間や行動時間をアナウンスしていただくなど
タイムキーパーという点でも何かとお世話になりました。

朝4時半起き。
今回はめずらしく前日に準備を済ませ、ガソリン満タン、万全の態勢でいたのに
やっぱり起きるのは出発の一時間半前。
余裕をかましていると出発予定の6時を10分ほど過ぎてしまった。
待ち合わせの駐車場である青少年旅行村まで3時間あれば少しは早めに着けるかな?
というくらいに時間には心配性の性格である。
朝まだ明けやらぬ暗闇での移動では道行く車も少なくスイスイ移動。
到着したのが待ち合わせの9時にはほど遠い7時45分だった。
あれ~?グーグルマップでは2時間45分くらいかかりそうって出たのになぁ。
無料駐車スペースがたくさんあるのでどこに停めようかとうろうろ。
奥まで行ってみると、トイレが近くにある第一駐車場というのがあったのでそこに停める。
しばらく休憩していると8時にorisさん登場。歓談しているとお馴染みの仲間も到着。
レインウェアの下を履いたり、ゲイターをつけたりと冬場は何かと準備に時間がかかる。
そうこうしていると次から次へと車が増えてくる。
まるで金剛山の駐車場のような賑わい。

当初計画より30分早い9時のスタート。
管理棟の方が「もうすぐ樹氷号が来るから早く行ったほうがいい」と教えてくれる。
霧氷号が到着すると大量の登山客がどっと押し寄せるので
それまでにちょっとでも距離を伸ばしておかなくてはと思っていたところに霧氷号が到着。。
登山口周辺にもたくさんの登山者が居て、三峰山の人気の高さがうかがえる。
今日は気温が高めで霧氷や樹氷は期待できそうにないが天気が良いというだけで気分が良い。
登山口からはしばらく林道を歩き、途中から右手に折れ、林道と別れて登りに転じる。
植林地帯を登っていると、ここは金剛山か?という錯覚を起こすほどどこでもあるような感じ。
どれくらい登っただろうか、途中アウターを脱いで温度調整するための立ち休憩をしただけで登りつづけ、
パッと視界が開けたところに出ると、大きめの小屋というかトイレもある休憩所があった。
なんとそこには林道が合流してきていた。
すっかり山の中を歩いていると思ったのに、舗装林道に出くわすとはちょっとがっかり。
ここからは少しばかり狭い階段を登って・・・と、左手に比較的新しい森林組合の展望台の建物があった。
アイゼンを外さなければダメなので中に入には入らなかった。
そんなこんなでそこからはいよいよ本格的な登り。
登って登って・・ようやく2つめの小屋とやらに到着。
orisさんによると、この2つめの小屋から山頂まで、まだ50分かかるという。
標高的には金剛山に毛の生えた程度の山だと思っていたら、なかなかたっぷり登れそうな事に気づく。
朝5時前に朝食を食べたきりなので小休憩して行動食を摂る。
2つめの小屋を出発すると、そこからはだんだんと雪深くなってくる。
途中、見事な樹氷があって、後ろから照らされた太陽の豊かな光が透過してあまりにも美しかった。
そこからしばらく登ったところで下山で歩く予定の新道峠へのルートとの分岐点である三畝峠があり、
さらに少し登ったところには三峰山山頂へ行く方向と八丁平への方向に分かれる分岐。
山頂はごったがえしてそうに思ったので、先に「八丁平」へ行くことにした。
山頂のピークをトラバースするように歩いて行った先で急に視界が開けたと思ったら開放感たっぷり!
風もほとんど無く気温も高めなので、すぐにでもそこでお昼の店を開きたくなったが、
八丁平はもう少し先の東側の展望が良いところだということなので進んでみると
そこには大展望パノラマが広がっていた!
登山者もけっこう居たのに、それを感じさせないほどの広さは想像していた以上だ。
いままで○○平っていろいろ行ったけど、いつも予想より狭いイメージがあったのに
八丁平には良い意味で期待を裏切られた。
当然ここでお昼にしないわけにはいかない。
お昼は約一時間の休憩をとった。

昼食後、三峰山山頂に向けて移動開始。
山頂に登ってから八丁平に来る人が多いのか、次から次へと上から人が下りてくる。
なんだか自分たちが正規の周回ルートを逆行しているかようで、団体が通るたびに道譲り。
本来なら樹氷が見られるはずのトンネルを抜けて山頂が近づいてくると
そこかしこの展望のまったく無いところでみなさんお昼を摂ってらっしゃる。
山頂は混雑していて写真撮影もままならないのですぐに退散することにするが、
時間も余力も十分あったので、
ブログ「段平の山登りと家庭菜園の日記」の段平さんが、
「八丁平よりキレイだ」と書かれていた平倉峰に行ってみることにする。
トレースがわずかにあるものの、かなり雪深いので知人からお借りしたワカンを着ける。
yossiさんは自前のスノーシュー。
キーコさん、うっちぃさん、そして自分の3人は借り物のワカン。
そしてorisさんは壺足だ。
スノーシューのyossiさんには先頭を歩いてもらってトレースを付けてもらうはずが、
圧倒的な速さで先に行ってしまい、その他のメンバーは誰も追いつけず。
まさに水を得た魚のように縦横無尽に歩きまわっておられるyossiさんを尻目に、
その他一同の者は4人5脚のように一歩一歩前に進むのに必死だった。
途中、雪庇(せっぴ)が見れたり、迷岳方向がまるでアルプス山脈のように見える展望があったり。
雪深さが足かせになる中、アップダウンも手伝ってけっこう疲れてくる。
13時半が迫ってくる中、平倉峰ってまだまだ先のようだし、どこか適当なところで折り返さないと
下山の時間が厳しくなってくるなぁという話し合いをする。
14時になっても着かない場合は三峰山山頂へ引き返そうということで決定。
それからほどなくして「平倉峰」に到着。
八丁平ほどの開放感は無いが、展望のスケールはここ平倉峰のほうがスゴイと思った。
ここまでがんばって歩いてよかったなぁという一同の達成感。
写真を撮って少し休憩したらただちに折り返し。
行きはワカンをつけたり写真撮ったりで一時間ほどかかったが、
帰りはハイペースで40分ほどで山頂まで戻ってこれた。

下山は新道峠というルートから。
orisさんからは下り基調と聞いていたのに、50mはあるだろうなぁと思える登りもあったりで
疲れている身にこたえながらも、たっぷり歩けたことに満足。
ラストの40分ほどは林道歩きが加わって、山頂からの下山に二時間以上かかった。
樹氷あり、展望あり、絶景ありのたっぷり歩きで借りてきたワカンも大活躍で、
雪山遊び全部入りで大満足の山行きだった。
orisさん、みなさん、ご一緒いただきありがとうございました。

その他の写真は以下より。 20120207-1.jpg
GPS軌跡

20120207-3.jpg
高見山登山口(第一駐車場より5分ほど戻る)

20120207-4.jpg

20120207-6.jpg

20120207-5.jpg

20120207-8.jpg

20120207-11.jpg

20120207-9.jpg

20120207-10.jpg

20120207-12.jpg

20120207-13.jpg

20120207-14.jpg
2つめの小屋

20120207-15.jpg

20120207-16.jpg

20120207-17.jpg

20120207-18.jpg

20120207-19.jpg

20120207-20.jpg

20120207-21.jpg

20120207-22.jpg

20120207-23.jpg

20120207-24.jpg
右上にyossiさん

20120207-25.jpg
八丁平にて

20120207-29.jpg

20120207-26.jpg

20120207-27.jpg

20120207-28.jpg

20120207-30.jpg

20120207-32.jpg

20120207-33.jpg

20120207-31.jpg
圧倒的速さのスノーシューのyossiさん

20120207-34.jpg
雪庇(せっぴ)ができていた

20120207-35.jpg

20120207-36.jpg

20120207-37.jpg
平倉峰

20120207-39.jpg

20120207-38.jpg

20120207-40.jpg

20120207-41.jpg
orisさんとオソロのレインウェアにグローブにカブるもの多数。 ※yossiさん提供
Check [ 2012/02/07 21:36 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(24)
写真や動画を拝見すると、金剛山や高見山のようにトレースはしっかり踏んであって、メッシュシューズでも行けそうなんじゃないかと思えましたが、気のせい?:-)アクセスはノーマルタイヤでも大丈夫でしょうか?
[ 2012/02/08 04:53 ] [ 編集 ]
先週の寒波今週の雨を考えたら一番素晴らしい時だったのでは?
お昼休憩もたっぷり取られたようで理想の山行です!
写真から楽しさが伝わります。

PS,nikkorさんの厳冬期メッシュシューズ駆け抜けランに期待!
[ 2012/02/08 08:00 ] [ 編集 ]
天気が良くて いい山歩きができましたね。
流石人気の山、凄い人ですね。
平倉峰までは静かで気持ちよく歩かれたと思います。

丁度キバラーさん達が山頂に立っている時
私は向かいの山の上でそちらを眺めながら
パンを立ち食いしていました。
[ 2012/02/08 09:00 ] [ 編集 ]
お天気も景色もいい山でしたね♪
平倉峰まで行けてよかったです(^^)

この場をお借りしまして
orisさん、どうもありがとうございましたm(__)m
またよろしくおねがいします!
[ 2012/02/08 18:32 ] [ 編集 ]
今回、縁があってご一緒させていただきありがとうございました。

山行中も楽しかったですが、このブログのファンとしては、その後、この記事がアップされるのが楽しみで
実際に参加者として画像や記事に載っているのは感激です。

キバラーさん、yossiさん、キーコさん、うっちぃさん
楽しい時間をありがとうございました。
また、機会がありましたらよろしくお願いします。
[ 2012/02/08 19:50 ] [ 編集 ]
一般登山道は登山者の足で金剛山のメジャールートのように圧雪状態です。
メッシュシューズでもランできそうですが、
nikkor14dさんの一度に歩かれるボリュームとしては物足らないかもです。
ちなみに奈良の榛原(はいばら)を過ぎた当たりから凍結混じりで
御杖村に入ってからはノーマルタイヤでは困難な状況でした。
これも天気や気温で日々変化するので何とも言えません。
[ 2012/02/08 21:01 ] [ 編集 ]
たった一日違いで月曜日は一日雨で大違いでしたね。
思っていた以上にたっぷり歩いてお腹いっぱいになりました。
25日も楽しみにしておりますのでよろしくお願いいたします。
[ 2012/02/08 21:01 ] [ 編集 ]
桧塚奥峰に行ってらっしゃいましたか。
う~ん、三峰山よりもずっとすばらしい樹氷にめぐまれたんですね。
段平さんも気持ちの良い山歩きができたことと思います。
立ち食いではもったいない感じですね。
[ 2012/02/08 21:02 ] [ 編集 ]
先日はご一緒いただきありがとうございました。
山頂から平倉峰までのバリエーションではワカンが役だって良かったです。
スノーシューも楽しかったことでしょうね。
orisさんとのおそろのレインウェアの2ショット写真が送られてきませんけど?!
[ 2012/02/08 21:02 ] [ 編集 ]
先日はありがとうございました。
初対面大勢でお気を遣われておつかれになったことでしょうね。
いつも拙いブログをご覧頂いてありがとうございます。
これに懲りずにまたご一緒してください。
よろしくお願いいたします。
[ 2012/02/08 21:02 ] [ 編集 ]
親戚の葬儀で、今週も山行けずです。

三峰山・・いい山ですね。
できれば、大勢の登山者に会わず、静かに登ってみたいです。
[ 2012/02/08 23:32 ] [ 編集 ]
そうそう、三峰山の話を聞いてから行ってみたくてたまりません~。
八丁平、ものすごく気持ち良さそうです。
arajinさんと同じく静かに登ってみたいですね(笑)
[ 2012/02/09 06:23 ] [ 編集 ]
八丁平の雪の紋様。綺麗ですね~
僕も今度行く時は平倉峰まで行ってみたいです。
[ 2012/02/09 07:17 ] [ 編集 ]
親類にご不幸があられたんですね。
お悔やみ申し上げます。

登山者に会うこと無く三峰山はきびしいです。
金剛山並に登山回数やっていたりバッジがあったりと人気の山でした。
これは私も行ってみるまではわからなかったことです。
arajinさんならいろんなバリエーションを見つけられることでしょう。
アクセスが遠いですね。。
年1~2回は行く山というラインナップに入りました。
[ 2012/02/09 21:03 ] [ 編集 ]
今回ご一緒させていただいたらよかったですね。
八丁平の開放感は明神平以上かもしれません。
ぜひ機会があれば登ってください。
私は次に行くとしたら無雪期の虫の居ない時になると思います。
なんせ遠いので。
[ 2012/02/09 21:04 ] [ 編集 ]
展望が良いときは平倉峰にぜひ行ってみてください。
たっぷりあるけますよ~。
八丁平とは違った絶景が待っています。
夏は暑いんだろうなぁ。
曽爾村からわりと近いです。
[ 2012/02/09 21:05 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2012/02/09 22:17 ] [ 編集 ]
僕が先日登った時は不動滝コースで帰りは登り尾コースです。途中の小屋の回数登山の名前の中に知人の名前もありました。冬の時期だけの捺印だそうです!
[ 2012/02/10 20:39 ] [ 編集 ]
情報ありがとうございます。
次回の参考にさせていただきます。
[ 2012/02/10 21:22 ] [ 編集 ]
三峰山はいろんなルートがあるみたいですね。
登山口も少なくとも3箇所はあるようで。
小屋に回数登山の名前があったり捺印もあったんですか!
小屋の中に入らなかったので気づきませんでした。
またいろいろ教えてください。
ありがとうございます。
[ 2012/02/10 21:23 ] [ 編集 ]
お天気も良さそうで楽しそうですね~♪
三峰山大人気ですね(^0^)
平倉峰を目指して歩くのがほとんど人が通ってなさそうだし、のんびり出来そうで魅力的ですね☆★
写真見てたら行きたくなりました☆
[ 2012/02/11 19:53 ] [ 編集 ]
三峰山があんなに登山者の多い人気の山だとは
行ってみるまで知りませんでした。
山頂~平倉峰感が静かで良い感じですが
八丁平の開放感もスゴイです。
また機会があれば行きましょう。
[ 2012/02/11 22:26 ] [ 編集 ]

三峰山に11日単独行ってまいりました。
たいそうな雨の前週だったので期待半分霧氷は朝早く登ることと8時着の10時山頂と気合を入れて、
キバラーさんがお仲間と登られた、中尾根→下の小屋、展望台と、いつもの不動の滝以外の登りルートを堪能してきました。
思いのほか霧氷樹氷もバッチリドッサリ青い空でした。
でもしか新道下山の下の下の清流には考えさせられました。
苔むしたそれとは違う流れ着いた青い小石がごろごあって、そこにあった橋が流され道がえぐられているのを目の当たりにして台風や震災の爪あとが未だあちこちでこうして残っている現実にハッと緊張する大切な山行きにもなりました。
[ 2012/02/13 01:46 ] [ 編集 ]
三峰山単独行お疲れ様でした。
単独で行かれるのはめずらしいですね。
先週末と同じようなパターンの空模様で本日は雨になりましたね。
霧氷・樹氷バッチリでしたかー。
それは良かったですね!
やっぱり8時にはスタートしないとダメなんでしょうね。
新道の台風の爪あとは私も目の当たりにしました。
橋が引きちぎられてましたね。
以前はどんなだったのか気になるところです。
[ 2012/02/13 20:31 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者(キバラー)だけに読んでもらう

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
このブログ内の検索
 
更新日カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
バックナンバー
月別アーカイブ