生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

イワタニ・プリムス 『P-172 ハイパワーバーナー』 

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イワタニ・プリムス 「P-172 ハイパワーバーナー ※出力なんと!4,200kcal/h

イワタニ・プリムスの製品で最強火力を誇るフラッグシップモデル

これまではバーナーは山登りにとってそれほど重要ではなかった。
というのは、近場の低山中心の登山をしてきたからだ。
ジェットボイル」という、いわば湯沸しに特化したようなバーナーと筒型鍋が
セットになったものを使用していたが、さらに効率化を求めてサーモスの山専ボトルを導入。
山専ボトルに熱湯を入れて持って行くだけで、
カップラーメンが作れるくらいの熱湯が10時間くらいは保持できた。
800ccもの容量があるので、カップラーメン+お茶+珈琲くらいまでまかなえるのだ。
また、行動中の休憩時でもサッと取り出せてお茶することも可能。
「ジェットボイル」は補助的な位置づけに成り下がってしまった。
ところが最近になって遠征も積極的にするようになり、
キャンプをやっていた頃を思い出して調理もするようになってきたので
バーナーの出番が多くなってきた。

キャンプ時代に使っていた頃のバーナーのひとつ、
イワタニ・プリムスのものは超小型の「153ウルトラバーナー」の前身モデルで
およそ10年以上前のものである。
当時のモデルは3本ゴトクであったために鍋が転落することもあった。
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旧モデルの3本ゴトク。 現在のものは4本ゴトクになり安定性が向上。

昨年、満を持して導入したのが「P-133S エクスプレス・スパイダー・ストーブ」だ。
燃料ボンベ部とバーナー部が分離しており、
大きな鍋やフライパンを使用することによる輻射熱の加熱から燃料ボンベを守るためと、
火力の調節がいわば遠隔操作できる利便性からベストな選択だと自負していた。
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昨年5月に導入した「P-133S エクスプレス・スパイダー・ストーブ」

ところが、前回の雪の稲村小屋前での昼食時、気温マイナス4℃程度の下で、
燃料を保温しても「P-133S エクスプレス・スパイダー・ストーブ」の火力がどうにもこうにも弱かった。
バーナーに手をかざしても温かい程度のロウソクの炎以下のパワーしか出なかったのを受け、
時と場合によっては死活問題に直結することにもなりかねないので緊急対策を行った。
可能な限りハイパワーで、風をものともしないものはどれかと調べてみたら、
「P-172 ハイパワーバーナー」がイワタニ・プリムスの製品では最強火力を誇る旗艦モデルであることが判明。
見ため的にP-153 ウルトラバーナーに比べてバーナー部分の大きさが気になったが
ゴトクを広げるとかなり大きくなり、大きな鍋でもしっかり安定する安心感は
火力に次いでのメリットである。

<現在所有のもの>

P-153ウルトラバーナー(旧モデル)
【出力】不明(推定3,600kcal/h)

ジェットボイルPCS
【出力】1,290kcal/h  ※フィンにより熱効率を高めているところがスゴい。

P-133S エクスプレス・スパイダー・ストーブ
【出力】2,400kcal/h (タイプTガス使用時)

P-172ハイパワーバーナー
【出力】4,200kcal/h(タイプUガス使用時) 
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世界で初めてトリガー式点火装置(バーチカル・イグ二ッション・システム)を採用。

ちなみに恐る恐る点火してみると、320個の炎口から出る炎は強烈そのもので、
まるで鍋をも溶かす戦闘機のアフターバーナーのようなパワーと轟音だ。
P-153やスパイダーストーブのように火が真ん中に集中するタイプは鍋の焦げ付きが悩みのタネです。
このP-172はバーナーヘッドが大きいので、鍋底全体に火が回り具合がよろしいのではないかと想像します。
でも低温での出力低下はもっと他の対策をしないとだめなんでは?
なぜこの機種だけ出力表示がタイプUガス使用時なのか意味不明です。
[ 2012/01/19 02:02 ] [ 編集 ]
ここ最近は『効率』重視みたいですね。。。パワーを上げてもその分ガスの冷却もあり『なんのこっちゃ』って事みたいです。。
[ 2012/01/19 12:19 ] [ 編集 ]
炎が広範囲に広がるのはのぶさんのおっしゃるとおり火の回りが良さそうですね。
集中するタイプにチタン鍋などを組み合わせようものなら、
熱伝搬の悪いチタン鍋は炎の当たってる部分だけが他より高温になって中身が焦げてしまいますね。
前回の稲村でも燃料ボンベの保温に努めました。
さすがにお湯をかけるところまではやっていませんが、
雪面に触れないように防炎袋に入れて外気からも守ったのですが。
ご存知のとおり稲村小屋前は常に微風以上の風が吹いています。
今回はU型燃料に加え、ネオプレーンのカートリッジ保温カバー・風防も用意してみました。
[ 2012/01/19 22:56 ] [ 編集 ]
パワーを上げれば上げるほど燃料が冷たくなるでしょうね。
そこでパワーロスが生じるくらいならフィン等で効率を上げる傾向にあるんですね。
ジェットボイルの鍋、フライパンのフルセットのほうがよかったのかな。。
中村さん御用達のEPgasシリーズだと、燃料保温オプションが別売されてますよね。
緑缶のEPgasやSOTOなんかも検討したのですが、
入手しやすい燃料のメーカーで統一したい思いからまたしてもイワタニプリムスになりました。
[ 2012/01/19 22:56 ] [ 編集 ]
これはイイ!と思われた製品がお仲間内で共有されていくのを
興味深く拝見させてもらっています。
最近のケースでは山専ボトルやSONYのデジカメでしたっけ?
このバーナーはどうなるでしょうかね(´ー`)
[ 2012/01/20 01:18 ] [ 編集 ]
私もソニーの防水デジカメ欲しかったんですが
買いそびれてしまいました。
バーナー、無駄に火力と追求したところでどんなものでしょうか。
早く試してみたいところです。
山専ボトルに強力なライバル出現中。
モンベルをはじめ、山グッズやに出回り始めてます。
なんか見るからに無骨で重たそうなヤツです。
舶来物だったと思います。
一五時間熱湯保温をうたってたと思います。

[ 2012/01/20 22:23 ] [ 編集 ]
バーナーで苦労されているみたいですね。私もあれこれ試しましたが、厳冬期は結局ガソリンバーナーに落ち着きました。何れにしろ天然ガスは低温下での気化には無理があるようです。ガソリンバーナーは雪中でも手間は多少掛かりますが、点火一発、燃焼音には心強いものがあります。一度お試しあれ。
[ 2012/01/21 19:46 ] [ 編集 ]
はじめまして。
コメントいただきありがとうございます。
ガソリンバーナーは未知の世界です。
冬場に強いんですね。
引火性の強いガソリンを扱うのはちょっとコワイんです。
どんくさい私はミスして漏らして引火しそうです。
ハクキンカイロみたいなやつで机の上の書類に火が点いて火事になりかけたことがあるほどなのです。
参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
[ 2012/01/21 23:22 ] [ 編集 ]
純正の厳冬期用ガスで-15c位なら余裕ですよ。ご存知かもしれませんが。また133sならカートリッジをひっくり返して液出しすれば、更に低温でも大丈夫です
[ 2013/04/06 09:53 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
厳冬期用ガスって減るのが早いですよね。
それに気温が20℃以上では使用してはいけないみたいで、4シーズン使えるジェットボイルの燃料のようなのが便利なのですが。
液出しは知っていましたが実際にはやったことがありません。
器具や燃料によって対応してるしてないとかあるのではないかと思っておりました。
参考にさせていただきます。

[ 2013/04/06 20:28 ] [ 編集 ]
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プロフィール
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ほぼ毎週金剛山をメインで
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飽きっぽいのか色々やってきて
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その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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