生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第262回 (2012.1.15) 

20120115-6.jpg
早朝の金剛山登山回数捺印所前

<ルート>
千早本道(往復)


今年に入って5回目の金剛山である。
しかも5回ともすべて千早本道往復だ。
これはいままで考えられなかったこと。
ひたすら階段歩きを強いられる千早本道に何の魅力も無いと感じ、
千早本道だけは避けるようにしてありとあらゆるルートを登ってきた。
それがここにきて何を寝返ったか千早本道にハマってしまっている。
もちろん他のルートは魅力たっぷりであるが、
積雪期のまっただ中にあって、アイゼンもロクに使わずして
水筒1つあればOKという登山スタイルで
雪深い氷点下の頂まで連れていってくれるのだからこんなにありがたいルートは無い。
要するに他のルートがめんどくさくなったのでは?と思われそう。
いやいやそうではなくて、ちょっとした時間を見つけて
2時間ほどのトレーニングをしてくるのに、これほど都合の良い山は無い。
千早本道こそが金剛山の魅力そのものではなかろうか。
なんちゃって。
今朝は所用で10時までには帰着したかった。
7時に登山を開始して山頂では捺印とともにすぐに下山すれば十分間に合う。
しかしながらせっかくなので久しぶりに早朝登山をしてみたくなった。
冬の早朝登山はつらい。
寒さというハンデがあってなかなか布団から出る気になれない。
夕べは23時半ごろに就寝したのでまだまだ寝足らない。
それでもがんばって2時半起き。
最初の15分ほどはボケーと放心状態。
水を飲んでカラダを目覚めさせてバナナとトースト1枚、そして珈琲。
その後、朝シャンなどグルーミングを経てすっかり目覚めたところで山に行く準備。
(事前にしておけよという話)
山専ボトルにお湯を入れたり、ちょっとした茶菓子などを用意したり、
アイゼン、ヘッデン、電池チェック。。。
そんなこんなでいつもながら起きてから一時間半くらいかかって4時前に家を出る。

4時45分、まつまさ駐車場に常連さんの車が次々とやってくる中、登山開始。
もちろん千早本道は真っ暗闇だ。
最初からヘッデンを点けるわけだがここで千早本道ルールというか、
ちょっとしたマナーが存在する。
夜間登山と違い、早朝登山では常連さん同士のコミュニティも存在し、
大勢が登っている中なので、明るすぎる光源はタブーだ。
まだこの季節は山頂に到着しても真っ暗闇であるが、
もう少し季節が進むと、同じ時間に登っているとだんだんと白んでくる空。
そんな中で強烈なLED光を照射されたらまるで目潰しだ。
そういうわけなのでそういう点に気を遣ってヘッデンの補助ライトをさらに最低照度にして登る。
暗闇歩きはミステリアスな感じがなぜかたのしい。
暗闇歩きは距離感を感じさせない。
暗闇歩きは視野に飛び込んでくる見なくてもいい情報を黒一色に塗りつぶしてくれるので疲れにくい?
5合目を過ぎる頃から踏み固められた残雪が見えはじめ、
8合目を過ぎる頃には真っ白な雪で階段が階段じゃなくなってフラットに近い状態になってくる。
5時50分、山頂到着。
すでに常連さんがトイレの前、温かいトイレの中、捺印所のシャッターの前等々でたむろしている。
国見城址広場に行く人なんて誰もいない。
6時の捺印所のオープンと同時に待ち行列40人余りの捺印を済ませた人から順に
逃げるように一目散に下山へと散って行く。
アポも何もしてなかったから当然であるが、今日は「金剛山の夜景」の夜登さんとも会わないし、
早朝登山の常連さんであるブログ「takeの独り言」のトレイルランナーのtakeさんとも会えなかった。
今日の山頂は風もなく温かいなぁと思ってベンチに座り
じゃがいもスープやコーンフレークなどをむさぼっていたら、そこはさすがマイナス4℃の気温である
ゆっくりと着実にカラダが冷えてくる。
冷凍庫で食材が徐々に凍っていくってこういうことなんだなという食材の気分。
ただちに下山の途へ。
今日の路面コンディションではアイゼン無しでもサクサク下りれる。
さすがは整備が行き届いている千早本道ならでは。
千早本道の下山で、最も滑って尻もちつきやすいポイントが決まっている。
5合目(ウルトラマンとバルタン星人の所)のあるフラットなトレールへと
タッチダウンする階段の最後の1,2段目の面がいつもツルツルテンに凍っているのだ。
今日は下山3合目付近で転法輪寺へ通勤のボーさんと出会った。
天川村洞川からの通勤だと、今日の自分と同じくらいの時間に家を出たのではなかろうか。
そんなかんやで下山完了した7時20分にはあたりはすっかり明るくなっていた。

その他の画像は以下より。
20120115-1.jpg

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金剛山にはもう10回以上は行っているのですが実はまだ、
一番メジャーなルートである千早本道では登ったことがないのです。
階段が多いのと、登山者が多そうなのと、奈良側からアクセスが遠いのがその理由です。

山の準備は私はできるだけ、前の晩に寝るまでにしています。
それも、忘れ物がないようにチェックリストで確認して。お陰で今まで大きな忘れ物はありません。
朝からだとバタバタして忘れ物をする可能性が高いし、できるだけ朝はゆっくりとしたいからです。
それに少しでも多く眠れるし。

暗い中はまだ、山では歩いたことがないのです。
いつもとは違う世界なんでしょうね。

[ 2012/01/15 21:26 ] [ 編集 ]
早朝登山の雰囲気がよくわかります。
気持ちはいいでしょうねぇ
一度経験してみたいものです
ヘッデンのくだり、どこかの山小屋の親父が
夜中トイレに行くのにヘッデンを頭に付けて行くんじゃねえ
人の顔を照らすので手に持って行くようにと言ってたのを思い出します。
[ 2012/01/16 08:22 ] [ 編集 ]
残念です~昨日は、まつまさ~二上神社口の往復に挑戦してました。8:30に神社口にて友人と待ち合わせだったので金剛山頂通過は5:08でした(>_<)
[ 2012/01/16 09:35 ] [ 編集 ]
まだ暗い早朝から賑やかな金剛山山頂の様子を知ると、暗闇の山を歩く怖さはずいぶんと和らぎます。
こんな積雪期でも毎朝登って来られるのは、整備された千早本道のおかげですね。

その他には寺谷、文殊尾根から登っている人もいますが、ここもある程度整備されていますので、悪天候以外なら安全にスリルが味わえます。
奈良県側からだと、郵便道で登っておられるようです。

いずれにしても、多くのボランティアの方々のおかげで、このようなスタイルの登山が出来ると思うと、感謝感謝です。
私の方はと言えば、昨年から快眠すぎて朝(深夜ですけど)起きれないんですよ・・・
[ 2012/01/16 20:45 ] [ 編集 ]
千早本道がまだでしたか。
めずらしいですね。
私は小・中学校時代に耐寒遠足での金剛登山はお決まり行事でした。
それも千早本道登りの念仏坂下山で、翌日かならず風邪引いてましたので、
千早本道は大嫌いな耐寒登山を思い出すトラウマになってましたよ。
奈良側ではそのような慣習は無かったんですね。

山の準備は期待してあまり早く準備すると鬼が笑うといいますか
決まって天候が悪くなって予定がつぶれます。
なので鬼の裏をかくように天気が100%確定してからしか準備しないのです。
変態でしょ。

夜の登山を楽しめるのは金剛山ならではです。
ナイトハイクの山としてもっとメジャーになってもいいかもしれませんね。
[ 2012/01/16 22:08 ] [ 編集 ]
早朝登山は起きるのさえクリアできればとても気分のいいものです。
下山後も一日の時間が2倍に増えたように思います。
ぜひお試しください。
夜中のトイレにヘッデンを頭につけていったらダメなんですね。。
参考にさせていただきます。
[ 2012/01/16 22:09 ] [ 編集 ]
そんなすごい山歩きをされてらっしゃったんですか。
やっぱり正真正銘のトレイルランナーですね。
見た目(毎度おなじみコスチューム)がとてもトレイルランナーに見えない
というギャップが良いです。
そういえば昨日のテレビ番組にしっかり写ってらっしゃいましたね!
[ 2012/01/16 22:09 ] [ 編集 ]
夜、あるいは早朝登山は千早本道ならではと思ってますが、
他のルートで登るという発想はまったくありませんでした。
ましてや郵便道なんて怖すぎです。
同じ山に登ると思えないほどルートによって恐怖感が違いますね。
今度機会があれば千早本道以外から登るチャレンジをしてみたいです。
千早本道はおかげさまで単独であってもどんな時間帯でも
怖くないほどに慣れてしまいました。
え!夜登さんが夜、または早朝に活動しないなんて
夜登さんじゃないじゃありませんか。
こんど機会があればお誘いしますので。
[ 2012/01/16 22:09 ] [ 編集 ]
金剛山の沢ルート 尾根ルートなんて他の山へ行けばもっと素晴らしいルートがあるが
千早本道みたいな永遠と続く階段のルートは他の山にはないっす!
よって千早本道は金剛山で唯一他の山に勝ってるルートだと私は思っております♪
そんな素晴らしい登山道を今後も整備し続けまっせぇ~
[ 2012/01/18 08:53 ] [ 編集 ]
おっしゃるとおりです。
まさ吉さん始め、ボランティアの方の努力に感謝して登らせていただいております。
今後ともお世話になります。
ほんとに千早本道に目覚めましたよ。
先日のテレビを観て、よりいっそう感激しました。
それにしてもあの階段の丸太は重そうですね。
[ 2012/01/18 20:54 ] [ 編集 ]
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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