金剛山 千早本道にて<ルート>
千早本道(往復)
そんなこんなで初登りに行ってきた。
8時45分、まつまさ駐車場からのインスタント登山。
つまり、山頂に着いたら回数捺印してもらい
ただちに下山する事を言う?言わない?今、作ったキーワード。
駐車場はガラガラ。
そして高城茶屋はまだ正月休み。
人はほとんど見かけなくて、まるで平日のようだ。
けど、よく考えてみると時間的にも人が少ないのかも。
早朝登山の人はもう帰っているし、山頂でお昼を考えている人はもう少しスタートが遅いはず。
水くみ場に到着する直前のコンクリート坂道は部分的に凍結している。
これは下山時はアイゼンかなぁと思った。
千早本道は昨年秋ごろに大工事をしたと見聞きしたが、
フロノ谷周辺が若干明るくなっていたり、
工事中に使われていた迂回路が左手山中にそのまま残されたままになってたり
右手が間伐されてたりするものの以前と大きくかけ離れるほどは変化していなくて安心した。
まずはゆっくりペースでカラダを寒さになじませ、カラダの内面から熱がわきあがり
ようやく暑く感じるようになってアウターを脱いだのは七曲りを過ぎてすぐ。
暖房を付けないと8℃台の家にじっと居るよりはよっぽど快適だ。
高度が増すにつれて下がっていく山の気温変化の様子が
登山道上の雪の付き具合を見ているとよくわかる。
土混じりだった登山道も、5合目にも達すると真っ白。
さらに高度を上げていくとみるみる雪深くなっていく。
分岐を右にとってブナ林のある妙見谷側の通称自衛隊道のほうに足を踏み入れると
ほとんど新雪で足あとは一人分しか無い。
大勢の早朝登山者は左の最短ルートしか通らないことが判明。
そんなに遠回りとも思えないのに。
自衛隊道まで来ると雪がこってりで昨年のドカ雪を思い出した。
いつも選択の迷う「楽な道」か「近道」かでは楽な道を選択。
ほぼフラットな路面はたしかに楽だ。
顔が横を向いている地蔵を過ぎて、ツツジオ谷の源流を跨ぐ橋を渡ったら
ラストスパートの階段があるが、山頂のトイレや捺印所が見えてくるので
精神的にはもう登頂完了した気になるので苦はない。
年越し登山の時にも感じたのだが、千早本道はやっぱりスゴイなと。
長すぎず短すぎず、高すぎず低すぎないさじ加減が絶妙なルートだ。
山頂到着は9時55分で写真を撮りながらのゆっくりペースで所要時間は1時間10分。
気温はマイナス4℃なので外での飲食は厳しい。(年越し登山の夜よりも気温が低い)
捺印を済ませると、国見城址広場には行かず、転法輪寺境内を一周しただけで下山。
結局、今日はアイゼンを使わずに済んだ。
その他の画像は以下より。

千早本道 フロノ谷の堰堤

七曲り

七曲り




通称:自衛隊道


横向き地蔵





今年もお互い金剛山から始まりましたね。
いつもフランクに御じゃまさせていただいてるのに
いまだにがっつりお話できていないのが面白く不思議ですね。
こうゆう感じも何だか妙で心地よく思えるのもいいかな、
なんて勝手な事言ってますが、ゆっくりお会い出来たときは
変わらず宜しくお願いいたします。
そして、どうぞ健康で良い年でありますように。