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思い立ったが吉日、その時々で導かれる方向の山へ!今日はどんな出会いが待っているだろうか

東京新聞 『すぐそこにある遭難事故』 金 邦夫 著 

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「すぐそこにある遭難事故  奥多摩山岳救助隊員からの警鐘」

道に迷ったら下るな、登り返せ!

このところ気になる遭難事故があちこちの山域で発生したのは
山登りをやっている人にはすでに周知のことだろう。
そしてこれがまたすぐに見つからない。
原因のほとんどが、道迷いか滑落だ。
知らない山で道に迷ったら下ってはいけない。
四方八方、無数に枝分かれしてどこに着地するかわからない。
それが深いゴルジュの谷とかだったりしたら探しにも行けない。
登り返して尾根にでも出れば、ほとんどの場合すぐに見つけられる。
滑落して意識があるけど動けない場合はどうすればよいか?
そんな場合は発煙筒(発炎筒ではない)など狼煙(のろし)を上げる
という方法が有効なのだが。。

東京から近い山というと高尾山くらいしか思いつかない。
そんなに深い山域なんて無いんじゃ?くらいに思っていた。
奥多摩って名称は聞いたことはあるけれど、
関西から遠いし、縁もゆかりも無さそうなので考えたこともない。
これまでいろんな遭難事例の本を読んできたが、
なぜ奥多摩という関西人からすれば一生行かないかもしれない山域の遭難事例の本を
買ってまで読もうと思ったのか?
きっとどこかのサイトに「あなた、こんな本を読みたいんじゃない?」
みたいにオススメとして表示されたかナニカかだろう。
いや、仮にそうだとしても、1,400円+税もする本を気軽にポチるわけがない。
こんな大金を使うのはもうちょっと慎重ですよ。(^^ゞ
表紙にナニカ不思議と惹きつけられるものがあったのかもしれない。
とにかくこの本を買うしかない!と思ったのは確かだ。

読み始めると、いままで読んだどんな遭難本よりも描写がリアルで
読みやすく、続けてどんどん読み進んでしまう。
それにしても山では予想外なことが起こるんだなぁと戒めになった。
慣れからくる油断にも気をつけないと行けない。
明日は我が身という思いしかない。
先日の千ヶ峰の山行の下山中、谷へ向かって急な下りのへつりトラバースで、
何でもない小さな石につまづいてしまった。
とっさにそばの立ち木を掴んで転倒を免れたがあわや滑落。
はたまたその前の山行では、
なにげに横を向いたとき、折れて尖った木の枝が顔のすぐ横に突き出ていたため、
頬をスライドしてゴリゴリっと擦ってしまった。
もう少しその枝が上だったら、メガネの横からスライドしてきて眼を突き刺していたかもだ。
腐った杉の木が突然倒れてくるかもしれない、上から枝が落ちてくるかもしれない、
その時にたまたま上を見上げてしまって・・
はたまた落石の直撃に遭うかもしれない。
映画「ファイナル・デスティネーション」シリーズみたいに本当にどこに罠があるかわからない。
登山中は本当に真剣勝負だ。
最後まで気を抜けないということを、このような本を時々読んでみては教訓としたい。
それにしても読み応えのある本で、そばに置いておきたい一冊となった。

さて、今晩も寝る前に続きを読もっと。
まだ全部読んでなかったんかい!って?(^^ゞ

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Check [ 2018/05/30 21:34 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

中国山地 千ヶ峰 (2018.5.26) 

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千ヶ峰山頂にて

のどかぁ~。。はぁ。。

【ルート】
 新田ふるさと村-(水谷東コース歩道林道)-市原峠-(市原コース)-山頂-
 雨乞岩-(引き返し)-山頂-(石風呂コース)-作畑-不動の滝-新田ふるさと村


近畿百名山、第55座目である。
のどかな田園風景の中、新田ふるさと村を起点に舗装路をひたすら歩く。
いったいどこまで舗装林道が続いてるのだろうと思った。
水谷西コースの取り付きを横目に通り過ぎ、さらに進むと
水谷東コースの取り付きがあったが、このまま林道を歩くほうが楽やん?って思い、
さらに舗装林道を歩き続けることスタートから一時間半、ようやく市原峠に到着した。
ようやく山道となるが、整備されていてまるで遊歩道。
ワイルドな登山道を期待していたのに、下調べもしてなかったのでちょっと期待はずれ。
展望はそれなりにあるものの、穏やかな山並みがあるだけ。
う~む、何も特筆すべき事が無いぞ。。
地図にはない林道が張り巡らせる感はあった。
それにしても平和すぎる。。
山頂に到着すると、ベンチやポスト(登山者ノートみたいなのが入ってる)、
そして何やら「南無・・」と掘られた石碑。
眠くなってきた。。
山頂は影も無く暑く、このまま下りるだけではわざわざ遠くまできて後悔するので、
せっかくなので縦走路でありながら破線ルートの雨乞岩まで足を伸ばす。
別の登山道が合流してきているが、岩らしきものがない。
もっと先へと行ってみると、ポツポツと小さな岩が転がってる。
どうやらこれらの岩が雨乞岩らしい。
看板になにやから書かれていたが、ちゃんと読んでいない。
さらにもっと先まで進んでみたものの、たいして風景も変わらなかったので
雨乞岩(岩が無いほうの)まで戻って日陰で昼食を摂って昼寝。
先週とは違って気温も急上昇で汗びっしょりだったが、
日陰は涼しく汗も乾いた。
セミが早くも鳴きだそうとしていて練習中といったところだった。
縦走路の脇だったが誰も通らず。
再び山頂まで登り返しで戻り、興味深い名前の石風呂コースとやらで下山。
これがまさかの予想外。
取り付くやいなや踏み跡がほとんど無く、時々現れる看板だけが頼り。
いったいいつ石風呂とやらが登場するのかと思いきや、
ついぞ最後までそのようなものは無く、なかなかの難路を経て
真新しいコンクリートの堰堤のある林道に出た。
あとは日差し照りつける林道を作畑集落まで下山。
車道はほとんど車は通らないが、道からそれて不動の滝に立ち寄って・・。
水量乏しい滝はなんだかうら寂しい。
とにもかくにも、ただ歩きに来ただけという山だった。
ハーモニーパーク側から登ればもう少し楽しいらしいことが帰ってからわかった。
これほど平和すぎる印象の薄い山はかつて経験が無く、
単なる関西百名山の消化登山になってしまった感じが拭えない。
山頂からの展望は良かったよ。
あの人、いい人なんだけどねぇ、もひとつ面白みに欠けるかなぁって、
それって僕のことやん。(≧∇≦) んまに。。
そんな山。

その他の写真は以下より。
Check [ 2018/05/28 22:13 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(8)

鈴鹿山系 竜ヶ岳 (2018.5.20) 

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竜ヶ岳 表道にて  ※こーやさん、みねごん、orisさん、キバラー

【動画編】


青空と、ヒツジと、人・・。

【ルート】
 宇賀渓-(遠足尾根)-竜ヶ岳山頂-(表道)-石榑峠(いしぐれとうげ)-
 小峠-(本谷)-長尾滝-五階滝-宇賀渓


朝2時半起き、3時半に家を出て4時集合。
西名阪、名阪国道、東名阪と乗り継いで四日市ICから。
起点の宇賀渓キャンプ場の駐車場に着いたのが6時過ぎ。
登山届を出して、スタートは6時40分くらい。

前回、竜ヶ岳に登ってから早いもので、もう5年も経ってしまった。(@@;
それでもまだ記憶に新しいが、距離感については写真に撮ってなかった部分などは
忘れている箇所もあり、意外に長く感じたり。
今年は竜ヶ岳のシロヤシオの当たり年?とかで、
すでにたくさんのレコが上がっていたので、
すっかり行った気になって・・じゃなくて、
そろそろ空いた頃かな?と思いきや、すごいハイカーの数だった。
竜ヶ岳は何も無い時期に登っても山頂周辺の開放感が抜群。
まるで剣山や三嶺のような四国の山々を連想させる芝生広場のような篠藪で、
コンディションが良ければ東に伊勢湾、西に琵琶湖という海も湖も同時に望める。
シロヤシオが咲き誇ると、まるで羊の放牧のように見えるということで、
さらに魅力がアップするという、鈴鹿山系の中でも屈指の人気の山だ。
羊の放牧は他ではめったに見れない眺めではないだろうか。
集まる人の多さにも驚いたが山頂の広さは十分で、100人載っても大丈夫!
行く前に、すでに行かれた方のたくさんのレコの写真を眺めただけでお腹いっぱい
なんて思っていたが、今回のようなハイシーズンに来てみるのもなかなか良かった。
あんなウェア良いなぁ、あのグッズもええなぁ、欲しいかも?などなど
人間ウォッチングも好きなので。(≧∇≦)
意外だったのが、竜ヶ岳山頂へ最も早いアプローチの表道の歩きにくさだった。
浮き石で二回も転けかけたし。。(コロけてな~い)
最後まで気の抜けない本谷もスリリングだった。
長尾滝、良かった。
水が澄んでいたのが印象的な沢だった。
砂山と中道が未踏なので次に来るときは歩いてみたい。
良い天気で最高の眺望だったので大満足だった。

下山後は源泉かけ流し温泉のアクアイグニスへ。
四日市IC前のオサレ王将で食事をして帰った。
高速料金は西名阪(藤井寺から)と東名阪で片道1,320円。
走行距離は約300kmだった。

その他の写真は以下より。
Check [ 2018/05/24 00:32 ] 鈴鹿山系 | TB(0) |   コメント(12)

金剛山 第587回 (2018.5.12) 

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カトラ谷 第三ノ滝の難所にて

【動画編】


新生、カトラ谷ルートの真実

【ルート】
 登り:(新生)カトラ谷
 下山:千早本道


2017年に上陸した雨台風の災禍によってズタボロになった登山道のうち
もっとも被害の大きかったカトラ谷ルート。
元々一般登山道ではなく破線ルートであったが、
大阪側の数少ない谷ルートとして、また、花咲くルートとしても人気が高い。
取り付きまでの林道や堰堤の造成前の薄暗く怖い雰囲気の頃から登っていて
いつぞやの年越し登山では夜間にも登ったことがあるほど
歩き倒しているルートであったが、今回、最も大きく形が変わったとのことで
災害以来、個人的に自重してきた。
あれから半年も経過し、そろそろ落ち着いたきた頃かなと確認に行ってきた。

結論から言うと、
大阪側の沢ルートに、比較的ワイルドで両手も使わなければ登れない
妙見谷ルート並になったと言えば伝わるかな?!
基本的に沢の中を行き、小滝はサイドから確実に支持して登れば良い。
気をつけなければいけない箇所だけを以下にまとめる。

<危険箇所>
 ・第二ノ滝、第三ノ滝のサイドを登る場合は滑落注意
 ・第二ノ滝は、従来の登山道(左岸:頂上に向かって右手)が安全
 ・第三ノ滝は、従来の登山道の高所へつりはお助けロープ(ベルト)が
  新たに張ってくれてあったが、頭上の岩が崩落する可能性も高い。
  また、ハシゴを登りきってからのへつりは地面にクラックが入っており
  崩落する危険あり。
 ・堰堤前後は砂状の堆積があり崩れやすい状態。

今日のカトラ谷は、ざっと20名くらいは通過していかれたので、
すっかり元の人気ルートに戻った感じを受けたがその大半は常連さんであった。
中には、このルートで頂上まで行けますか?と尋ねるハイカーも居た。
汗をかきかき、以前あったカトラの水場あたりまで登ってきたところで
どこかで手ぬぐいを落とした事に気づいた。
後から登ってきた知人と遭遇したので手ぬぐいを見なかったか?と尋ねると
第三ノ滝の手前で見たとのことなので、ハシゴ箇所を通る従来の難所を通って
回収に戻った。
これがもし、クラックの入ったへつりの部分が崩落して通れなくなると
現在の砂が浮いた状態では下山で第三ノ滝を下りるのはやや危険だと思った。
それと、水場の上の堰堤前後の砂の堆積は想定以上だった。
これらは今後、まとまった雨などによって形を変える可能性が高いので、
生き埋め注意な状態だった。
したがって、長雨の後など気象条件によっては非常に危険な要素を孕んでいる
と言えるだろう。
常用ルートではないなと思った。

その他の写真は以下より。
Check [ 2018/05/13 20:39 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(8)

比良山系 百里ヶ岳 (2018.5.5) 

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百里ヶ岳山頂にて  看板の向こうはいかにも展望がありそうだが・・

ブナの新緑が美しく、静かに歩けるところだった

いつどこに自分の方向性を指し示すヒントが隠されているかわからない。
4月に開催されたチャレンジ登山大会のゴールでお会いした豊中のTさんが
関西百名山全制覇を目指して歩いているとおっしゃっていたの思い出し、
そういえば最近、特に登りに行きたいと思う山が思いつかず、
目標を見失っていた自分に、一筋の光明というかヒントになった。
行きたい山、登りたい山が見えなくなったとき、
関西百名山の中で未踏の山を選んで歩けば良いかなと。

今回の百里ヶ岳で、近畿百名山 第54座目となった。

そういえば鈴鹿10座も8座で頓挫したままで、
残る「日本コバ」と「銚子ヶ口」に、ヒルが出るまでに行こうと思ったが
行きたいという動機につながるスイッチが入っていない。
ちなみに関西百名山と近畿百名山というのがあって、
三分の二くらい同じ山がかぶっている。
なのでどっちを目標にすべきかが悩ましいところ。

遠すぎず近すぎずで方角的になんとなく北方向に行ってみたかった。
行きはスムーズで、京都東ICで下りてから湖西道路を少し走って鯖街道へ。
鯖街道から朽木小入谷までは細い道だったりの山道で時間がかかった。
登山口付近に着いてみると、過疎化が進む集落ではあるが
とてものどかで良いところだった。
そんなところでも路線バスが通っているので縦走する人も多い。
琵琶湖のまわりの山域、比良にあまり行かないのは、
正直、下山後の楽しみが少ないからだ。
温泉が少ない(実質、朽木てんくう温泉くらい)し、
食事処は夕方早く閉まるなどで立ち寄り処が無いために
下山後ただちに帰阪するしかない。
たまのプチ遠出なので、温泉と食事くらいはして帰りたいところだ。

ゴールデンウィークに大阪市内を越えて、ましてや比良方面など
帰りの超渋滞は想像できて余りあったが、想像以上だった。
名神、湖岸の161号、湖西道路、鯖街道が端から端までカチコチ。
そんなわけで、帰りはうまく山越えの抜け道して渋滞に巻き込まれなかったけど、
それはそれで時間がかかったので果たしてどっちが早かったのやら。。
例によって未踏の山は、駐車地と登山口とがどこなのか?
という程度の軽い下調べ程度で突撃し、現地でのサプライズを楽しみにする
というスタンスなのと、同じルートで戻るというピストンでは楽しみ半減なので
なるべく周回コースを計画するわけであるが、今回の周回コース、
現地で休憩中に地図を眺めていて気づいた。
なんと!下山ルートの大部分が舗装林道ではないか!(^^ゞ
実は今回の「百里ヶ岳」に関しては特筆すべきことがほとんど無かった。
全編を通してブナの新緑が綺麗だったし、とても歩きやすかった。
今日は自分だけの貸し切りかと思いきや、いきなり20数名の団体さんが
後からやってきたり、食事しているとチラホラ登山者が通過したり、
それなりに人気の山なんだなと。
山頂は360度開けていたが、さりとて何かが眺められるというほどでもない。
困った・・書くことが無いというか、うまく表現できない自分が悪いのか、
爽やかな山であったことは確かである。
ピークを取るだけであれば「おにゅう峠」まで車で行って駐車し、
ピストンすればそんなに登りもなくお手軽に到達できる。
逆に、公共交通機関(バス)で来られた方は縦走し、
木地山バス停めがけて下山するというコースになるだろう。
山頂で引き返す人も居たら、桜谷山方向の縦走路へ、あるいは逆から来た
ハイカーも居ていろいろだった。
そんな中、今回のハイライトとなる唯一会話をしたある単独男性と出会いについて
特別に書きたいが、あと800字くらいは必要になるので、追記に書けたら書きます。(^^ゞ

その他の写真は以下より。
Check [ 2018/05/07 20:58 ] 比良山系 | TB(0) |   コメント(8)

金剛山頂の気温

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