生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

SOTO社 『フィールドホッパー (ST-630)』 

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【ミニテーブル組み立て動画 2社の違い】


山で食事をする時、都合よくテーブルとイスがあるとわかっているところであっても
先客が居たりして座れないことを想定して、ヘクサライトチェアZシート、そしてオゼンを持っていく。 
オゼン(ミニテーブル)がなぜ必要かというと、山ではたいてい地面が凸凹や草が生えているがゆえに
コップやバーナー類、カップ麺など直接地面の上に置けないものが多い。
不安定で倒れやすいからに他ならない。
そこをフラットにしてくれるのがミニテーブルであり、単なる板ではダメなのである。
ミニテーブルは高さも10cmほどあるので便利である。
転がりやすい箸なども直接置ける。(転落防止の返しがある)
たとえ濡れたり、凍ったり、雪が積もったりしているところであっても、テント内でも、
ミニテーブルがあれば乾いたフラットな環境を約束してくれるので食べ物でも直接ポンとのせれる。
重量は約330g程度と大きめのデジカメ1台分くらいあるので荷物ではある。
フラットなところに物を置けるというだけでどれだけ快適であるかを思うと、
今では無くてはならない装備品の一つになっている。

これまではスノーピーク社「オゼン(SLV-170)」を使ってきたが、組み立てに時間がかかったり、
針金の弾力を利用して固定する仕組みのため、指を挟んで怪我をしたこともあった。
ずいぶん前になるが、ひろもかさんの一年前の記事で画期的なテーブルを知ってしまい、
以来、ずっと気になりつつも、今のが壊れたわけでもないのに易々と買い換えるほどでもなかった。
丈夫な道具は大切に長く使っていきたいし。
そんなわけでAmazonの欲しいものリストには入れつつ放置状態であった。(^^ゞ
しかし、先日の大峰での寒い山中、降りしきる雪の状況下においての組み立てにおいて
さすがにイライラっときてしまった。(` ´)
グローブをしたままじゃ組み立てにくいからって、冷たい手で冷たい板を
もたもたしながらいじくっていると、手間はかかるわ、ますます冷えてくるわで。。
そのことをずっと根に持って、その日、帰ったらまっさきに迷わず速攻でポチっと購入してしまった。

その結果、サクッっと開くこの感じ、この差はいったいはったいぜんたいナンナン?
今までの苦労は何だったのか?(^^ゞ
まず最初に精神的に大いに開放された。
取り出したときにバラバラになっているパーツを組み立てる虚しさから。(≧∇≦)
それどころか、取り出してパカっと開く時に快感すら覚えるではないか。
満足を越えて感動~!(^^)v
スノピのミニテーブル「オゼン」の場合、重量が気になる時(金剛山など)は置いていくことがあった。
しかしこれは、いつ、どんな時でもぜったい手放せないアイテム。
日本を代表する高品質アウトドアグッズメーカーのスノピには
がんばってこれを超えるような製品(バージョン2)を作ってもらいたいなぁ。

スノーピーク社 「オゼン SLV-170
重量:330
面積:29.7cm✕21cm✕8.5cm

SOTO社 「フィールドホッパー ST-630
重量:336
面積:29.7cm✕21cm✕7.8cm

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<裏面> こんな複雑な機構をよく考えたものだ。

生駒山 (摂河泉・神津嶽コース) (2015.3.22) 

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生駒山頂にて

【動画編】


ポカポカ陽気に鳥のさえずり、春がやってきた

【コース】
宝山寺(8:00)-生駒山上遊園地-(摂河泉コース)-額田展望台-豊浦橋-枚岡山展望台-
ぼくらの広場-森のレストハウス-ぼくらの広場(昼食)-暗峠-(生駒縦走路・他)-
生駒山上遊園地-(ケーブルカー)-宝山寺駅(16:00)

2週間前の生駒縦走は、スタバならぬヌタバに悩まされ、生駒ってこんな山だったのかと。
しかし、一度歩いたくらいで生駒のイメージを決定付けるのも短絡的すぎる。
六甲山ですら稜線上はドライブウェイで、横歩き(稜線歩き)は車道を歩くことが多く、
むしろ生駒よりも歩行が困難なように思う。
生駒も六甲山同様、ピークを目指すというより登るルート選びを楽しむ山だと考えた。
残念ながら、生駒山は関西◯◯名山等に含まれていないせいか「山と高原地図」の圏外である。
そんな折、生駒の山をこよなく愛する方からメッセージをいただき生駒の魅力を説いていただいた。
地図についても、森のレストハウスで入手できるという「生駒山系まるごとハイキングマップ」(500円)
なるものが存在することも教えていただいた。
まずモノや道具から入る自分はそのマップが欲しくなって、それを手に入れるのも目的のひとつとして、
もう一度、生駒を歩いてみようとの思いが強くなり、今回の二度目の生駒行きとなった。

今回は奈良側である宝山寺を起点として大阪側に下山し、再び登り返して奈良側へ戻るというもの。
第二阪奈でトンネルをくぐると高速料金が高額になるので、下道で延々と走って阪奈道路で生駒へ。
宝山寺への急坂を登り切ると、信貴生駒スカイラインの入口。
そこに無料駐車場が2箇所ほどある。
7時半に到着したが、準備等でゴソゴソしていたら30分も経過してしまった。
8時になってボチボチと歩き始める。
昭和の観光ブームの名残を思わせる旅館街がひしめき合う階段の延長上が宝山寺となる。
朝、まだ時間が早いためか人影がほとんど無い。
いつの頃、このあたりが全盛期で栄えていたのだろうか。
現在だとどの時期が賑ぎわう時期(果たして賑わうことがあるのか?)なのかはわからない。
旅館街や索道を眺めているとまるで50年前にタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。
宝山寺のほうへと進出すると、突き当りは境内ではなかった。
宝山寺に立ち寄る時間が惜しいので、すぐにハイキングコースへと進む。

まだ、「生駒山系まるごとハイキングマップ」をゲットしていないので、
前回、orisさんにいただいた「てくてくマップ」を頼りに歩き始めるも難解でわかりにくい。
ケーブルカーの線路に並走するように登山道ならぬ遊歩道が続く。
幅広で明るく歩きやすい遊歩道は快適に高度を稼いでいける。
途中、二箇所ほどケーブルカーの途中駅(無人)がある。
こんな途中で下りる人がいるのか?と思えるほど周りになにもない。
それより、ケーブルカーに踏切があることのほうが驚いた。
ケーブルカーの線路が頂上へとまっすぐ伸びている様を見ると、線路上を歩くほうが手っ取り早く思えた。
あの京都の愛宕山で、朽ち果てた昭和初期のケーブルカーの名残りを思うと、
ここではまだ現役で動いていることが不思議な感覚だ。
しかしながら、肝心の車両が子ども向けにデフォルメされすぎていてズッコケるのであるが。
そんなこんなで汗ばむほどの陽気の下、まだたいして登らないうちにすぐに暑くなった。
空身でせっせと登れば一瞬で山上に着いてしまうところを、
撮影しながらのんびり歩いていたものだからわりと時間がかかってしまった。(^^ゞ

そんなこんなで、登った感の手応えも無いうちに生駒山上遊園地に到着。
遊園地は今シーズンは開園したが、まだ朝早いのかスタッフをたまに見かける程度。
三角点を意味もなく確認してからすぐに遊園地を後にする。
さて、いよいよヌタ場か!と身構えて履き古しの登山靴を履いてきたが、
前回の最初のヌタ場に達するより手前に「摂河泉コース」の分岐があり、そこから下り始める。
ヌタバに関して結論から先に言うと、今回はヌタバとの出合い無し!!(≧∇≦)
摂河泉コースは自然林あふれる趣のあるコース。
つぎつぎと変化するステージが目を楽しませてくれて楽しい。
どこまでも下っていってもまだこんなところ?という思ったくらいなので登りはきっと長く感じそうだ。
もしかして底(枚岡駅)まで下るのか?と思える勢いである。
下りも後半に差し掛かる頃になるとハイカーが次から次へと続くことからこのコースの人気の高さがうかがえる。
金剛山の千早本道なみのメジャールートなのだろうか。
そしてこれら登ってくるハイカーの最終の行き着く先はどこ?まさか生駒山上遊園地?
だとしたら遊園地のどこでなにするの?弁当広場みたいなのは無かったけど?
すでに宝山寺の高度よりも下ってしまって、ようやく額田展望台に到着。
ここからはしばらく舗装路で「豊浦橋」まで下ったところで登り返しとなる。
下っている最中から腹ペコになったが、お昼の目標は登り返し終わってからなのだ。(´ `)

豊浦橋に到着すると暗峠までの国道があって車が時々通過していく。
集まっていた団体のハイカーは、この国道を登って行った。
国道だと30分ほどで暗峠に着くらしいが、自分の行くコースでは行き先は違うが一時間はかかる。
登り返し始めるとシャリバテなのかスタミナ切れを感じる。
暖かい時期はどうして対応してたかなぁ。スポーツドリンクを飲んでいたような。。
昨年のことはもう忘れてしまっている。
暑さも手伝って、登り返しは神津嶽(小高い丘)のピークを取らずスルーするほどバテバテ。
こんな事で今年のチャレンジ登山大会を歩けるのか?荷物も重いんだけどね。。
途中、トイレ休憩で小休憩を入れるなどしてスローペースで「ぼくらの広場」に到着。
前回来たときとは真逆の方向から登ってきたかたちとなる。
すぐにでも弁当を広げたいところであったが、休憩しながら地図を見たかったので
一旦スルーして「森のレストハウス」へ向かう。
前回気になりつつ見送ってしまったあの悲願の森のレストハウスだ。
着いてみると、冬には温かくて快適そうな施設であったが今日のような良い天気だと外で食べたい気分だ。
ウワサの電子レンジも発見!全体を見て回る。
さっそく地図を購入して「ぼくらの広場」へと再び戻る。
ようやく昼食にありつき、お茶休憩もついでに済ませ、次のネタのニューアイテムの動画撮影。(≧∇≦)
そんなこんなで2時間も過ごしてしまった。
ぼくらの広場こそが生駒山を代表する山頂広場ではないかなと思う。

ショートカット路を使って暗峠へと下り、そこからは奈良側へ下って電車とケーブルで
駐車場に帰ろうかどうしようかと途中まで行ったり来たりで気持ちが迷いまくり。
途中に山岡ピザがあるので電話してみたら17時半でないと予約でいっぱいとのことなのであきらめる。
再び暗峠まで登り返して大阪側へと少し下って縦走路に従って歩き、どこからか縦走路を外れて生駒山頂へ。
19時までには家に帰らないと自治会の会合があるので時間も押してきたので、
生駒山頂からはケーブルカーで宝山寺駅まで(290円)下り、少し登り返して駐車場へ。
帰りは西名阪道から帰国の途へ。
生駒、まだまだ奥が深いのでまた機会があったら歩いてみたい。
これから暖かくなるにつれて山の標高も上げていくことになるのでそれまでにもっと他の低山も楽しみたい。

その他の写真は以下より。
Check [ 2015/03/24 22:03 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(21)

CASIO 『PROTREK(プロトレック) トリプルセンサーVer.3 PRW-6000Y-1AJF』 

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カシオ 「PROTREK PRW-6000Y-1AJF」

【動画編】CASIO公式


ついに山専腕時計を購入した。
腕時計なんてものはザックを背負うときや、ウェアの脱ぎ着でいちいち邪魔で、
それでも山行きではきわめて時間管理が重要である。
よって、できるだけ邪魔にならない薄さで正確な時間さえ判れば良い。
時間が正確で、電池が無くならない夢の様な時計。
という観点からGショックの電波・ソーラーを長年愛用してきた。
小屋泊などを想定した場合、周りのみなさんが寝静まっている中、
朝の目覚まし時刻に自分だけが気づくことができたら迷惑かけないなぁと思い、
最近はずっとバイブレーションアラームの白いGショックを使ってきた。
腕時計というとどうしてもブラックにいってしまうところをあえてホワイトにすることで
オンとオフの気持ちの切り替えもできて気に入って使っている。
しかし、バイブレーションアラームと電波・ソーラーとはトレードオフで、
両方を兼ね備えているモデルは無かったので泣く泣く電波ソーラーから遠ざかってしまった。
ちなみに、そのGショックにしてから小屋泊登山にいったい何回行ったのか?
・・・1回だけ。 (^^ゞ 

Apple Watchというスマートウォッチ界の黒船襲来で、このところ腕時計に注目が集まってきている。
山登りしている人の中でやたら多いのが、スントのヴェクター(持っていたけど温泉の更衣室で盗まれる)
が生産終了するとかで、後継機がスント コアだとかどうとか。
山専腕時計のこれからはGPS内蔵じゃないとね、という動きもあって、
GARMINfenix 2Jという最新モデルを出してきたかと思うと、
あのEPSONWristableGPS SF-810で手首で心拍数も測れてGPS内蔵モデルを出してきたり、
さらにSUUNTOも負けじとスマホ対応のAMBIT3を出してきたりと、
いったいどれを選べば良いのか迷うほどの山専腕時計市場がうれしい騒がしさ。
スマートウォッチはスマートフォンが小さくなって機能もミニマムで何が便利なの?と思うが、
山登りを想定した場合は、やはり心拍数でペース配分するなどや、
スマートフォン本体をザックに入れておいて、必要最低限のSNSやメール通知、
さらには腕だけで通話も、という青少年時代のあこがれ、秘密兵器的な魅力がある。
時計の正確さはスマホ同期(基地局同期)なので問題なし。
しかし、最大の欠点が電池の持ち。
丸2日間は持たないのでテン泊、小屋泊では寝ている間などに充電が必要。
そんな面倒を見てられないし、時計はやっぱりアナログがいいし、
ヘビーデューティーで気圧の変動(天候予想)や方位なども判ればもっと良い。
そして電波・ソーラー。
その結論がこのモデルになったというわけ。
プロトレックというと分厚いイメージがあったが、トリプルセンサーVer.3(第三世代)になって小型で高性能化、
気圧高度計はなんと1m単位。
リューズでくるくると数字合わせができるので、スタート地点の標高にセットするのも楽チン。
世界6局の電波を受信するマルチバンド6にタフソーラー。
その他いろいろ、も~死角なしで完璧ではないか。

え?ちょっと待てよ、と。
たしか最近の動画で、スントの腕時計をしていたのを見たような気がするって?
それはきっとまぼろしを見たのかもしれない。(^^ゞ
Check [ 2015/03/19 22:38 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

大峰山系 大天井ヶ岳・岩屋峰 周回 (2015.3.14) 

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大天井ヶ岳ピークにて

【動画編】


こんどは真っ白・・・細雪が降り止まなかったのはマイッタ。


【ルート】
母公堂(7:30)-五番関-大天井ヶ岳-岩屋峰-展望台-謎の窟-コウモリノ窟-母公堂
日本岩-レンゲ辻-(破線ルート:レンゲ坂谷)-清浄大橋-母公堂


あれれぇ?今日は晴れるんじゃなかったっけ?
洞川に用があったので周辺で歩き回れそうなところ・・・。
観音峰は何回登ったかわからないくらいだし、稲村ヶ岳は雪深くて大変そうで展望台まではムリやろし、
山上ヶ岳も何回も登ったのでまだ当分ええかぁ、と考えると、
久しぶりなのは大天井ヶ岳~岩屋峰を通る周回コース。
ほぼ植林帯の中を歩くだけのこれといって核心部がない周回である。
山の中を歩ければそれで満足なのである。
本当は小天井ヶ岳(2つある)を通る大周回をしたかったが雪が思いのほか足かせとなり
タイムオーバーになりそうだったので今回は断念。

午前7時30分。空はどんより曇り。
母公堂起点で、そこから先はいきなり路面凍結でさっそくチェーンスパイク装着。
しばらく行くと太陽が当たるであろう路面は完全に乾いていたのでチェーンスパイクを外す。
さらにしばらく行くと橋を渡る分岐で、またまた路面凍結につきチェーンスパイク装着。
そこから先はところどころ乾いている箇所もあったが履きっぱなし。
長い舗装林道を徐々に高度が上がるにつれて白くなって行く。
ところどころに氷柱が目を楽しませてくれる。
五番関への登りをこなしても一向にカラダが温まらない。
冬シャツ2枚の上にフード付きフリース、そしてアウターにフード付きソフトシェル。
今回は最初から最後まで休憩中も脱ぎ着することなくこのレイヤリングで過ごせた。

山上ヶ岳側に女人結界門のある五番関に登り切ったタイミングで細雪が降ってきた。
この細雪っていうヤツは縦横無尽に舞うので少し開けただけでもザックやカメラバッグ中に入り込む。
そしてそれが水分となるので厄介だ。
大天井ヶ岳に向けて登るにつれて雪深くなり、深さ1m以上となるも
一度溶けかけて再度凍っているのでツボ足とはならず固く締まった氷の状態で歩きやすい。
そんな雪の上にさらに新雪が降り積もる。
今日は先行者は無いが最近のトレースが残っている。
大天井ヶ岳から先はトレースは左右二手に分かれていた。
今回のコースは無雪期に歩いたことがあるので何の不安も無い。

あの時は植林帯はひたすらさびしい薄暗いイメージであったが、
今回は雪が地面を明るくしてくれているので気持ちも明るい。
午前11時30分に岩屋峰に到着し、さらに先へと進出かけたが、
岩屋峰がいちばん明るくてフラットな感じだったので戻る。
雪混じり北風を背にお昼タイム。
気温はマイナス3℃。
食事のために手袋をはずしている利き手のほうは痛いほどの冷たさ。
ほんま寒いとこはかなんわぁ、苦手。。
クレイジークリークのヘクサライトチェアサーマレストのZシートの組み合わせは最強で、
雪の上でも寒さを感じず、まったく快適だった。
食事休憩が終わってチェアから出て立ち上がった瞬間から寒さ倍増。
震えてきたのでせっせと歩いてカラダを温めるが汗をかくほどには至らず。
その後は何の障害も無いまま展望台に向かって下ると思えるが、いきなりの激下りが待っている。
本日いちばんのやっかいなステージが終わると、あとは植林帯をサクサクと歩いて
古いほうの錆びついた展望台の脇を通ってさらにさらに下っていくと
屋根付きの鉄骨木造の、しかし年季が入っていて展望もない展望台へ。
到着するやいなや雪が本降りとなる。
コーヒーブレイクを楽しみながら雨宿りならぬ雪宿り。
すっかり雪もやんだところでラストスパートはちょこっと下って
あとは洞川の対岸の街中を抜けて渓流沿いを母公堂まで戻るだけだ。
今回はかりがね橋(吊り橋)のほうへと行かず、ショートカットで下れる取り付きを見つけたので
そこから急激なつづら折れで下る。
途中になんと大きな窟(いわや)があったので驚いた。
そのまま植林帯を少しくだったら着地完了で洞川中学校のそばに出た。
舗装路をしばらく歩いて詰めるとそのまま渓流沿いの遊歩道へと突入。
「蟷螂(とうろう)の岩屋」やごろごろ茶屋を対岸に、渓流の清涼感に癒やされながら母公堂へ帰着。
戻ってからも母公堂は冬期なのか閉じられていた。
片付けをシていると、どこかで見たことのある男性が稲村ヶ岳のほうから下りてきた。
稲村小屋のご主人であった。
しばらく話をする。
冬期のため11月に小屋を閉めてから小屋に入っていないとのことで様子を見に行ってきたとか。
3月に入ってからの山上ヶ岳の滑落遭難だけでなく、先日稲村ヶ岳でも滑落があって
奈良県防災ヘリが出動したとかで、稲村ヶ岳の天候や状況をレスキューに説明されたとか。
今はとてもじゃないけど雪深くて稲村ヶ岳山頂(展望台)までは行けない状況だとおっしゃっていた。
冬の大峰の厳しさは侮れない。
帰りは洞川温泉で温まって帰った。

その他の写真は以下より。
Check [ 2015/03/15 18:56 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(14)

生駒山系 生駒縦走 (2015.3.8) 

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生駒山にて ヤマレコのorisさん

【動画編】


こんどは泥まみれ・・・全編ほぼヌタ場だった

【コース】
近鉄石切駅(7:30)-生駒山上遊園地-パノラマ展望台-暗峠-ぼくらの広場-鳴川峠-
鐘の鳴る展望台-高安山(気象レーダー)-近鉄恩智駅(16:00)


季節の変わり目の中途半端なこの時期こそ低山裏山里山を歩くベストシーズンだ。
大阪にある山なのに、これまで歩いたことも行ったこともなかった生駒山系を、
過去に歩かれたことがあるヤマレコのorisさんに案内していただける機会を得た。
今回は近鉄奈良線「石切駅」スタートで近鉄大阪線「恩智駅」をゴールとする縦走である。
距離にして約20km弱とのことであるが、稜線にさえ上がってしまえば
あとは横移動カニ歩きの楽ちんトレイルじゃないだろうか?という勝手な脳内イメージ。

orisさんとは昨年5月の葛城山以来である。
いつも準備周到なorisさんが今回の縦走にあたって「てくてくマップ」なるものを用意してくださった。
低山こそ地図には無い分岐や枝道があって、歩いた経験が無いと意外と難しいものだ。
今回は縦走ということでアクセスを考慮して電車にて移動。
自宅から駅までの歩き時間や、休日になると本数や車両数を減らしてくるN電鉄高野線が
朝早くてもめったに座れない事などを考えると休日の山行きには極力電車には乗りたくなかったが、
下山後に飲みに行けるというメリットは大きい。
しかしながら今回は帰ってから別の予定があったので飲みにいけない上に時間制限付きなのが残念だった。

生駒山は関西人であれば誰もがその名前を知る山であるが、
そこに至るまでのアプローチがわかりにくいこともあって、
信貴生駒スカイラインですら過去にバイクや車で走ったこともないほど近くて縁遠い存在であった。
生駒山に行ったのは幼少の頃に過去一度だけである。
母親に連れられてケーブルカーに乗ったことと、シアターみたいなところで
「ゴジラ対ヘドラ」という映画を観て、ヘドラが怖すぎてその日の夜は眠れなかった
というかすかな記憶がある程度である。
今回の縦走で山としてはどうたったのかということを書くとすると
およそ次の3つくらいのキーワードで説明つきそうだった。
アンテナ鉄塔、ヌタ場、大展望。
とりわけ「ぼくらの広場」や「鐘の鳴る展望台」からの眺めは圧巻であった。
夜景だとさぞスゴイことになるのだろう。
それにしても、スカイラインを横断したりガードレールに沿って歩くという場面が何度登場したことか。
詳細については、数日前に歩かれた山友のtakuyaさんの記事が実に的確に説明されてらっしゃる。

午前7時半。
近鉄石切駅の近くから大阪平野の展望を眺めてからのスタート。
線路高架沿いに少し大阪方向へ下ってその高架を山側へとくぐり抜けてからは登りとなる。
住宅街をせっせと登っていく途中、orisさんによると観光資源だという
大小3つある水車(動いていない)を一瞬見物する。
しばらく登り続けると石畳の階段となってその先にはお寺?ちょっと立ち寄ってみる。
orisさんは寺社仏閣が好きらしい。
そこからいよいよ山道らしくはなるものの長くは続かず舗装林道に出たり、
また山道風になったりで山に登っているという感覚が薄いまま
ついにというか、あっという間に偽ピークの生駒山上遊園地の下に到着。
遊園地全盛期に作られたと思われる幅広の階段を駆け上がると
冬季閉園中(出入り自由)の園内へと入るがこれも縦走路のルート上だ。
機能していない静かに佇む乗り物などが荒涼感を醸し出しているかと思いきやそうでもなかった。
どこからやって来たのか、時折りハイカーが通過していく。
orisさんに生駒山頂三角点を案内してもらうと、ミニSLのレールに囲まれた中央にあった。
園内をしばらく散策。幼少時に観たあのシアターが今でも廃墟となって残っていたので驚いた。
我に返ると、おっさん2人デートで脱線しすぎ予定のコースタイムを一時間も押してることに気づき
放送電波塔が林立するところを抜けたあたりからはいよいよ本気で歩き始めることにする。
ところがここから地獄のトレイル、ヌタ場の始まりであった。

つづら折れの生駒スカイラインを串刺しするようにトレイルがあり、
ヌタ場をやっとくぐりぬけてスカイラインを横断したところに開放感のあるパノラマ展望台。
そこから望む遥か遠くに、本日の最終目標地点の高安山の白い気象レーダーが見えた。

展望を眺めるのもそこそこに再出発。
もう終わったと思っていたヌタ場がさらに続く。
昨夜の降り続いた雨のせいではと思っていたら、だいたいいつもこんな感じらしい。
地質が粘土質であるからして表面が乾いているように見えてもズルっと滑る。
転けないように細心の注意を払いながら歩くのがもはや今日の核心部ではないかと思った。

どれくらい歩いたか、スカイライン沿いに出くわすこと数回、
ぬかるみやヌタ場ばかりに集中していたので、これといって印象的な場所を見つけられないまま
かの有名な石畳の「暗峠(くらがりとうげ)」にいきなりポンと飛び出した。
写真でよく見る暗峠は、映画のセットを彷彿させるほんの一部分だけであった。
峠の茶屋と、トンネルを抜けて少し下ったところにあるカフェの2店舗が営業していて
昼食を摂ることも可能であったが、今回は軽食を持参してきていたので立ち寄らず。
暗峠を横切ってしばらく行くと大勢のハイカーが横道から合流してきて混ざる。
コンクリート道の登りが終わったところが大原山だとか。
右手のほうに「ぼくらの広場」があるというのでそこに行ってお昼にしたいと申し出た。
時間にして11時。朝4時に軽い朝食を摂ったっきりで腹ペコである。
あらかじめ知っていないと気づかないまま通過しそうな奥まったところへと入って行く。
これまでの過程を考えると「ぼくらの広場」も期待はしていなかったが、
今回いちばん開放感のある(トイレもある)昼食にふさわしい場所だった。
小一時間ほど休憩したところで再出発。
なるかわ園地の「森のレストハウス」という看板が目につき、どういう所なのか気になったが、
時間も押してきているので先へと急ぐことにした。

そこからしばらくは特に印象もなく「鳴川峠」や「きのこゾーン」以外は
記憶に残っていないほどで、堂々巡りしているかのようなトレイルが続いたように思う。
相変わらずヌタ場続きで、どこでだったか下りのヌタ場に悪戦苦闘している途中、
年配ハイカー数人が静止して固まっていたので様子がおかしいと思い尋ねてみると、
男性一人は滑って足を骨折、女性一人はカラダの左半分が上から下まで泥まみれであった。
救急車とか呼びに行ったりされているのかと尋ねると、
仲間がケータイの通じるところまで向かっているとのことなのでその場を去ることにしたが、
なんと驚くべきことに生駒縦走路の大部分がケータイ圏外であった。
電波中継には最適なロケーションだというのに、大阪と奈良の電波が混ざらないように
生駒山脈で分断させているのかどうか知らないが不感地帯であった。
今回はorisさんも自分もauであったが、まさか生駒山系で電波孤立するとは思わなかった。
次の目標地点は「鐘の鳴る展望台」である。
まだかまだかと似たようなトレイルの繰り返しの末、展望台までの最終アプローチの登りもヌタ場。
階段状なのに一歩足を前に出すと半歩滑って戻されるというパワーロスっぷり。
もう呆れるやら笑えるやらで生駒はヌタトレ適地大賞認定させていただきたく。(≧▽≦)
それにしても今日は暑くなっては脱いだり、寒くなっては着たりを何度繰り返したことか。

鐘の鳴る展望台は、象徴的とも思えるモニュメントというか構造体があって、
踊り場にはカップルが愛を誓う南京錠をぶら下げるオブジェがあって、
そこから先端に向かっては宙吊りの建設中の吊り橋みたいな状態でその途中に「希望の鐘」がある。
そこの先端に立つと展望は抜群であるが、この下には支えが無いのだと思うと怖くなる。
展望台でおっさんカップルがひとしきり遊んだところでロスタイム発生につき移動を再開。(^^ゞ
ここから先もトレイルは印象薄で、航空無線標識が目立つ程度。
舗装路歩きはほとんど無いのに森の中という感じも無い。
でも低山って六甲山も同様にこんなものだろう。いや、六甲のほうが楽しいかも?!
そんなこんなでようやくあの白い気象レーダーのある高安山に到着。
さらに少し行くとケーブルカー駅があって信貴山口駅に下りることができる。
我々はそこから墓地内を経由して二上山チックな植生の森を下って下って街歩きの末に
ようやく近鉄大阪線の恩智駅に16時すぎに到着。
それにしても久しぶりによく歩いたのでへろへろになった。
今日のザックの重量はすべての機材や飲料なども合わせて9kg。
orisさんはまだまだ余力がありそうだったなぁ。
お互い反対方向だったので駅のホームで手を振りながらの泣き別れ。
まるでシンデレラエクスプレスだ。(≧▽≦)
飲みにいけなかったのがいちばんの心残りの今回の山行きであった。
生駒縦走は、大阪側、奈良側それぞれの好きな場所から登って好きな場所へ下りれるという
コースバリエーションの組み合わせや距離を自由に調整できる点が飽きない良さと言える。

その他の写真は以下より。
Check [ 2015/03/10 21:14 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(20)

金剛山 第383回 (2015.3.1) 

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金剛山 久留野峠にて



こんどは天気が・・・止むことのない雨の一日だった

【ルート】
 登り:久留野峠ルート
 下山:ババ谷ルート


土曜日は天気良かったのに今日は何やねん!(` ´)プンスカ!
なんて小っさい事は気にしない大きな大人。(^^)v
とか言うとウソになる。
雨は静かで人も少なく侘び・寂びを感じながら禅のココロで。。。
雨だからって山を休む人はなんなん?僕なんか雨が降ったら会社のほうを休みたい。(^^ゞ
傘を持ったまま三脚に取り付けたカメラを取り回すのはたいへんで、
しずくに濡れまくりで壊れるんじゃないかと。
ほんま雨はめんどくさいな~。(´ `)
今日は雨でも登っておかないと、こんど山に行けるのはまた一週間先なのだから。
カラダはほぼ大丈夫なのを確認できた。
今日は雨でも歩きやすくてそれなりに距離感のある久留野峠経由のルートにて。
キャンプ場から香楠荘へと向かって昼食タイム。
雪はすっかり消え、こんな天気なので店内はガラガラであった。
場所を変えてキャンプ場へと再び下り、テーブルを借りて珈琲タイム。
セブンイレブンで買ったドーナッツと。
撤収後は遊歩道経由で下のルートから金剛山頂へ。
雨はますます勢いを増してくる。
山頂気温3℃。
売店前はアイスバーン状態であったが、
今日はチェーンスパイクを忘れてきてしまったので慎重に恐る恐る歩く。
捺印所を済ませ、やまぬ雨の中をババ谷ルートから下山。
さびしい金剛山であった。

その他の写真は以下より。

金剛山頂の気温

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第43回チャレンジ登山大会
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プロフィール

こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中

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