生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

山って木しか無い 

低山を登っているといつも思う。
「どこの山登っても一緒やなぁ」と。
杉と檜(ひのき)の植林が大部分を占める日本の山。
はじめの頃は植林と自然林すら意識したことなかったというレベル。
「遠くの山にわざわざ行かなくても、金剛山だけでええやん」と。
それで何年来たことか。(^^ゞ
慣れてくると金剛山登山は、9割しんどくて1割は「今日は運動したなぁ」感だけ。
ところが、慣れない知らない山に行くとそれだけじゃないんだよなぁ。
この先に何が現れるかわからないワクワク感や、無事に戻ってこれるかという緊張感。
確実な一般ルートでコースタイムも把握できているところでさえ
予想どおりには行かない発見やハプニングがあるからだ。
良い悪いに関係無く、いつも期待を裏切ってくれる。
休日にどうして朝早く起きて山行かなきゃならんの?と思っていた自分が、
山に行くためには午前3時にだって起きれてしまう自分になるとは
過去の自分からは想像もつなかった。
いろんな面で確実に童心に帰っていってるなぁ。(≧∇≦)

こんな新聞記事がありました。

女の気持ち:山ガール 和歌山市・田中文子(主婦・54歳)
2013/11/18 毎日新聞 大阪朝刊 17ページより引用

 いくつになっても、新しい世界の扉を開いた時はわくわくする。
 夫が数年前から山歩きを始めた。これといった趣味のない夫が、山歩きの朝は、
子供の遠足のように早起きする。ウキウキ顔がチャーミングだ。
こんな顔ができる趣味に巡り合えたことが、私もうれしかった。
 その夫が、最近、私を山の世界に引きずり込もうとしている。
旅行に行っても、私の好きな古い町並みの観光など物足りなくなってしまった夫に、私はつぶやく。
「困ったものだ。日本中どこへ行っても山はある。海はなくても山はある」と。
 誘われて、何度か山登りをした。ハーハー言いながら、「山って木しかないじゃん。
9割はしんどい。感動はあとの1割。
登ったのに下りなきゃいけないし」と、ぼやきながらも、次第に山にひかれていった。
 先日、夫が友人に上高地散策を誘われた。思わず、「私も行きたい」。
そして、山人たちの世界を垣間見ることになった。
 アルプスの端から端まで山の名前を言えるリーダーは82歳だ。
年末年始は山小屋で過ごすという人もいる。毎日ジムに通っているのは、
恐るべき80歳のサブリーダー。実は、リーダーは、夫の中学の恩師である。
 地図と磁石の使い方を教えてくれ、次々と山の名前を羅列する。
思わず、「最後にテストがあるのかな?」と考えてしまった。
 すてきな指導者たちに囲まれ、私も山ガールデビューだ。

台高山系 伊勢辻山・赤ゾレ・国見山・明神平(周回) (2013.11.24) 

20131124-29.jpg
明神平の前山付近にて

【動画編】

※しょっぱそうな顔をしておりますが楽しんでいます!

核心部はやっぱり明神平や前山付近だった
薊岳方面への稜線歩きも良かった


【コース】
 大又林道駐車場(7:20)-<バリエーション>-伊勢辻山(9:45)-赤ゾレ山(10:20-11:20)-小池-
 国見山(12:30)-ウシログラ-水無山-明神平-前山(13:45-14:15)-
 分岐-<バリエーション>-大又林道駐車場(16:20)


久しぶりに台高山系に行ってみたくなった。(昨年の今頃も登っていて良かったので)
明神平は過去に何度も行っているが、これまでは前山や桧塚奥峰方面ばかりだったので
いつもと逆の国見山のほうへ行ってみたいと思っていたところ、
大又林道終点を起点とする明神平への登山道が12月末まで工事のために通行できないとのこと。
(見かけた登山者全員が通行止めを突っ切って従来の一般登山道のほうへと歩いて行かれたが。。)
そこで、ヤマレコのNANIWANさんという方が10月に歩かれたルートを参考に周回してみることにした。

午前7時20分登山開始。
まずは通行止めの看板のすぐ近く、沢を跨ぐミドリ色の橋で対岸に渡る。
登山道があるかのように、橋もそうだが渡ってすぐのところには階段状のスロープが設置されている。
ところがこのスロープを登ってから少しの間は気が抜けない転落すると大けが必至のトラバースになっていた。
頼りなさそうな古いロープに頼ってなんとかクリア。
山を気持ちよく歩きたいのに、こういうドキドキヒヤヒヤしなくてはいけないトラバース系は苦手である。
そんな危険な部分もすぐに終わって植林地帯に突入。これがひたすら長い。
大又林道の駐車場の標高がおよそ670mなので、標高1270mまで一気に高度を上げることになるのだ。
それでも金剛山の千早本道くらいの標高差かな。。
踏跡は明瞭なところもあったり不明瞭なところもあるが、赤テープがあるので迷いようが無い。
たとえ迷っても目の前の尾根を歩きやすいところを選んで登山道まで駆け上がれば問題ない。
GPSを駆使したルートファインディングを楽しめるかと思ったがちょっと残念。
登り詰めてくると自然林と交錯するようなところもあっていい感じに。
それでもやっぱりまた植林。。
登り始めて2時間半ほど経過した頃にようやく稜線らしきものが見えてきた。
途中はこれといって象徴的なものとは出会わなかった。
鹿か何かの団体が通ったかのような踏み後ができていたりと獣の足跡がやたら多かった。
9時40分、稜線まで登りきって明るく開けたところで登山道(縦走路)に合流した。
北のほうを見るとすぐ目の前に伊勢辻山、反対を振り返ると赤ゾレか三国山かどっちだろうみたいな山が見渡せた。
とりあえずそばにある伊勢辻山のピークを踏みに行ってみた。
視界は開けてはいるが単なる通過点のようなところだった。
午前4時頃に朝食としてパンを食べてきただけで時すでに10時前なので6時間ほど何も食べてないが
もっと良さそうな弁当広場を見つけるまではがんばろうと思い、伊勢辻山を後にした。
次にめざすは「赤ゾレ山」である。けったいな名前である。
一旦緩やかに下って登り返しは体感的に150mくらいの高低差の登りがあった。
台高の奥地なのに途中、何人もの登山者とすれ違った。
赤ゾレ山の頂上に着くと、満足な看板は無いものの開放感があって展望もあり風も緩やかなので
時間的には10時20分であったが、少し早めのお昼とを摂ることにした。
あいかわらずカップ麺とコンビニおにぎり(赤飯)という粗食であるが、
日清チリトマトヌードル+味付け卵の組み合わせはかなり旨かったのでこのパターンを続けようと思う。
これからの冬場は寒さとの戦いは時間勝負なので、カップ麺で待てる時間は3分まで。
5分もかかるようなものは待っている間に冷めてしまう。
それに、山では粉末・液体を問わずスープを開封後に入れるタイプはゴミが増えるばかりか
手を汚すわ、風吹けば粉末舞うわでてんやわんや。。(> <)
前準備や下ごしらえに時間をかけれる心のゆとりが無いというまだまだ未熟者の自分であった。
そんなこんなでお昼を摂っている間には2人の女性と単独の年配男性のみであったが、
こんなところまで来る人はよほど台高の山が好きか山好きな人であろう。
その単独の男性が気さくな方だったのでいろいろお話させていただいたところ、
奈良市の方で、高見トンネルを抜けて三重県側から林道の取り付きまで車で上がってきて、
木梶山経由の破線ルートでここ赤ゾレ山まで来られたとかで手製の地図だけで、
この後はどうやって歩かれるのか気になったので訪ねてみたら、ハッピノタワまで行って下りるとか。
過去にも歩いてらっしゃるようで踏み跡もあるとのことだった。
男性と別れ、赤ゾレ山を出発して下りきったところに小さな池があった。
山の中に異質な池があるだけでなぜか立ち止まってぼーっと見入ってしまうのは
本能的な心の奥底に「池=飲み水=助かった」というどこかオアシス的なものを感じるのだろうか。
馬駆ヶ辻まで登り返して、赤ゾレ山で出会った男性が来たほうの分岐を確認してさらに歩き続ける。
途中、これこそ弁当広場!と思えるフラットで陽の当たる暖かそうな場所を見つけた。
いつ積もったのか、残雪が足かせになりながらも国見山へはなかなか登りごたえがあった。
国見山のピークはさして印象は無く、鈴鹿山系の御池岳のピークに似た雰囲気だった。
写真だけ撮ってすぐに後にした。
ここから次のピークの水無山までが長く感じた。
ウシログラからの薊岳のほうを望む展望はかなり良かったが、そこはオーバーハングしているようで
高度感があって覗き込むには危険な場所であった。
水無山のピークらしきところにようやく登りきるも看板等は無い。
山と高原地図によるともう少し下ったところにあるようなので下ろうと少し歩いたところで
急に視界が開けたと思ったら、明神平を見下ろすスキーゲレンデのてっぺんの部分であった。
明神平はかつてスキー場を作ろうとしていて完成することなく事業中止となった場所である。
反対側の斜面の前山側から見るとけっこうな高さのありそうな山に見える水無山側であるが、
実際には大したことはなく、少し下ったらすぐにあしび山荘の前に出た。
あしび山荘前はポカポカと暖かく、寝転んでのんびり休憩したい気分であった。
13時25分。
時間も押してきているし、適度に疲労感もあるし、ここで最後の休憩をして
東屋からのショートカットバリエーションで下山しようかと思ったが、そこは我慢して前山へと登り返す。
前山のてっぺんから明神平方向を見下ろしながらカフェタイム。
あと少し、あと少しと30分も休憩してしまった。
14時15分に再出発。
分岐ポイントまで45分くらいのコースタイムとバリエーションでの下山は時間が読めないので
一時間半くらいを想定して下山完了時刻を16時半とした。
日没ぎりぎりである。
ここからは時間を気にしながらハイペースでの移動。
前山から薊岳までの途中の分岐ポイントまではなかなか楽しいトレールだった。
分岐ポイント到着が想定の15時より5分短縮できて14時55分。
薊岳はすぐそばに見えているが最初から行く気無し。
さてここからがどんな難路が待ち構えているのか不安でいっぱいである。
穏やかだったのはほんの少しで、突然の激下り。
カメラを持っては危険なのでかたずけて、木から木へと飛び移るかのようにして下っていく。
植林地帯に突入すると、今度は迷いそうになるほどのわかりにくい地形。
踏跡とテープの方向が違ったりと混乱も。
そんなかんやでどうにか想定より10分早い16時20分に下山完了できた。
この下山のバリエーションルートを下るくらいなら、
あのkosiziさんの案内で初めて明神平を歩いたときの下山のバリエーションのほうが
よほど快適で安全に下れたように思った。
台高山脈は大峰山脈に無い魅力がたっぷりであるが、じゃあ今回の核心は?と問うと、
明神平かカフェタイムをした前山のてっぺんになるのかな。

その他の写真は以下より。
Check [ 2013/11/25 23:10 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(14)

金剛山で初冠雪 

昨日は冷え込んだ。。
通勤も真冬と同等の装備でコートにマフラーに手袋でちょうどよかった。
今年は夏が長くて秋が無くていきなり冬になると聞いていたが、本当にその通りになったような気がする。
まだ秋の山を楽しみ足りてないのにいきなりい冬山になるのは寂しい。
銀世界になったらどこの山に行っても同じにみえて遠くに行く必要がなくなる気がする。(^^ゞ
それに、年々寒さに弱くなってきてるように思うんだなぁ。

金剛山では初冠雪があったみたいで各社報じている。

中国山地 蒜山三座(縦走) (2013.11.16) 

※この記事は公開後、都合によりに画像を差し替えました
20131116-8.jpg
風もなく温かい日差しの下、抜群の展望をほしいままに満喫

【ルート】
上蒜山スキー場駐車場(8:00)-上蒜山への分岐(10:05)-上蒜山(10:18)-上蒜山への分岐(10:35)-
中蒜山山頂(11:35-13:00)-下蒜山山頂(14:30-14:50)-下蒜山登山口(犬挟峠)(15:45)

※タクシーにて駐車場へ戻る

蒜山(ひるぜん)とは、岡山と鳥取の県境に連なる上蒜山(1,202m)・中蒜山(1,122m)・下蒜山(1,100m)の
三座の総称であり、麓には広大な蒜山高原が広がっている。


金曜日に仕事から帰ってからの夜移動はつらい。
日帰り登山であれば少しでも眠りたいので午前2時起きでも5時間の睡眠を確保。
西宮北まで行ってミカさんの車に乗せてもらうも、運転を代わるどころか
U字マクラまで持ち込んで寝る気満々ぶりを発揮してしまった。(^^ゞ
ミカさん、長時間の運転をありがとうございました。

今回はオニギリ4個を作って持ってきたのでカップ麺と水2リッター買えればいいやと思いきや
蒜山ICを下りてもコンビニは無いとのことで、蒜山SAで調達しようにも無い。
500mlのペット4本とレトルトカレー(岡山のトマトカレー500円)を買う。
ところが、蒜山ICを下りたところに弁当屋があって、おにぎりやカップ麺、水も売っていた。
下道をしばらく走ると蒜山高原の牧歌的風景が飛び込んでくる。
やっぱり高原はイイなぁ。蒜山高原は子どもの頃に連れってもらった思い出もあって大好きな高原である。
蒜山高原の広大さはどこか北海道を思わせる異郷の地へ来た気持ちになってゴキゲンである。
駐車場はこれまた広大で、そもそもスキー場の駐車場なのでだだっぴろい。
午前8時。
気持ちのいいひんやりした朝のスタートだ。
登山口までは牧場を抜けていく。
ジャージー牛が放牧されていてこれまた絵になる風景。
蒜山はジャージー牛の乳製品がなにもかも美味しいので食べることも楽しめるのが良い。
ソフトクリームにヨーグルトにプリンにチーズケーキと・・甘いものばかり。(^^ゞ
登山口から森に入り、急登の整備された植林の階段を登っていく様は金剛山チックでもある。
ほどなくして植林が終わると自然林の紅葉が待っていた。
眼下に広がる展望は、中国山地の穏やかな山並みと緑の高原が広がっていて
これまで稜線の縦走で眺めてきた展望の中では文句なしのベストワンである。
標高540mほどの駐車場から最大でも1,200mの標高まで登る高低差は
金剛山のそれと変わらないが、三座の縦走であるからして大きなアップダウンがあり、
歩きごたえはたっぷりである。
最初に迎える上蒜山山頂は登山道から外れて熊笹生い茂る藪漕ぎをしないとたどり着けないところにある
せっかくなので苦労して行ってみたが三角点があっただけで少々がっかり。
手製の看板でもあれば行ってきたという甲斐があるのだが。
再び登山道に戻って縦走を再開。
真っ白になった氷の山かと思わせる大山をはじめ、日本海側の展望、岡山側の蒜山高原を見下ろす展望、
そして風も穏やかで寒くなく、日差しが暑いくらいのまさかの天候でそれはもう最高の縦走日和であった。
冬季避難小屋のある中蒜山山頂にて昼食とし、長い休憩をとった。
三座のアップダウンのダウンであるが、この下りがやらしくて、雨の後ならまだしも、
残雪が溶けたぐじゅぐじゅの状態の上に岩肌なので滑る滑る。
しかも、なぜか蒜山の土は真っ黒けである。
陶芸に使えそうな粘土質の、どちらかというと良い土なのかもしれないがそれにしても黒い。
転倒しなかった者はおらず、全員、転倒の洗礼を受けた。
そんなこんなで下蒜山からの下山でも東側の風景は美しく、西から東への縦走は大正解だった
下山後、東屋に書いてあるタクシー会社に電話をして送迎を頼む。
2社あったが、およその料金が書かれてある会社のほうが安心感があったのでそちらに決めた。
15分足らずでタクシーがやってきて、上蒜山の駐車場まで運んでもらった。
運賃は3420円だった。
道の駅でソフトクリームを食べて、自家製天然酵母パンの店「LOMA」に立ち寄り、
近くの温泉に入ってさっぱりしたところで18時前。
ホテルのフロントの方に教えてもらった地元の人がよく利用している「きんべえ」という食堂へ。
18時からの開店なので少し待って入店。
待った甲斐があって、リーズナブルで美味しく満足度が高かった。
すっかり遅い時間になってしまったところでようやく帰国の途へ。
たいへん充実した一日だった。

その他の写真は以下より。
Check [ 2013/11/17 22:38 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(14)

金剛山 第326回 (2013.11.12) 

20131112-0.jpg
金剛山 もみじ谷ルート(第五堰堤)にて kosiziさん(左)、みーさん(右)

【動画編】


気がついたら紅葉がほぼ終わっていた。
そして山頂はまさかの気温1℃で寒かった~。


【ルート】
登り:もみじ谷本流ルート
下山:ガンドガコバルート


週末は会社行事で山に行けなかったのと
用事もできたので公休をとって平日の金剛山へ。
窓際族ヒラリーマンの特権かな。(≧∇≦)
さてさて今回は大ベテランの「みーさん」「kosiziさん」と待ち合わせて
久しぶりにご一緒していただいた。
みーさんと一緒に登るのは昨年夏の四国剣山登山以来である。
kosiziさんとは今年2月、まるで生け花の剣山みたいになった金剛山を登った時以来である。
せっかくなのでもっと遠くの山に行ければ良かったが平日の谷間だけになかなか厳しい。
ひんやりとした晩秋の朝、9時40分頃の遅めスタートでもみじ谷ルートへ向かう。
ジオラインハーフジップ長袖と長袖の組み合わせという冬場のおなじみのレイヤーでも寒く、
カラダが一向に温まってこない。
そんなこんなでもみじ谷ルートに突入して遡行を始めると
雨台風の影響で少しばかり雰囲気が変わってしまった箇所が多数見られた。
沢を横断した直後に対岸に上がる部分で、手を使わないと登りにくい高低差になっていた。
上がりきったところにちょうど邪魔になる古い苔の生えた倒木があり、
ひとりの男性がノコギリで今まさに切って整備していらっしゃった。
作業中の手を止めていただいて通らせていただく。
もみじ谷(尾根)ルートともみじ谷本流ルートの分岐のところでさきほどの男性が追いついてこられ、
お話をすると当ブログをご覧いただいていているアベさんという方だった。
もみじ谷ルートがこんなに歩きやすいのもアベさんのおかげであろう。
その後、山頂までご一緒していただくことになった。
第六堰堤を越え、旧本流ルートと本流ルートの分岐に到着。
みーさんが本流の詰めを歩いたことが無いとのことなので急登の激登りの本流ルートにて詰め上がる。
途中、3人の男性に遭遇し、お話をすると、ルートに「H」のマークをつけてらっしゃる方だった。
かなり金剛山の奈良側、水越側のバリエーションに精通しておられ、
ヤマケイから特別な資料を貰ったと見せていただいた。
残りの急登を登り切って山頂の裏に出たところでアベさんとはお別れして香楠荘へ向かった。
汗をかくどころか寒い寒いと一目散に香楠荘に飛び込んだ。
香楠荘で一時間ほどのんびり過ごした後、フリースを着込んで外へ出るとさらに寒くなっている。
山頂へと戻ってきたところで温度計を見ると1℃!
寒いはずである。
捺印を済ませて少し休憩していると雪まじりの雨が降りだしてきた。
寒い冷たいですぐに下山体制へ。
今日に限って傘を持ってきてないし、レインウェアを出すほどの雨でもあるような無いようななので
帰ってからの手入れ等々を考えると、あと一時間ほどで下山完了だし、もうええかぁとフリースのまま下山。
下山完了は15時30分すぎくらいだったかな。
ご一緒いただいたみーさん、kosiziさん、そしてアベさん。
今日はありがとうございました。

その他の写真は以下より。

世界文化社 『山の単語帳』 田部井淳子著 

20131104-1.jpg

この本は、一年も前に新聞記事をまじえて紹介したものの買えてなかったが、
このほどようやく手にすることとなった。
欲しいという気持ちはあったが、内容的には本格的や山で使う用語ばかりで、
泊まりの遠征登山は一年を通じて数えるほどの回数しか行く機会がなく、
近距離日帰り低山登山中心の自分には、この本に登場する単語は縁遠いものであるのは確かである。
ちょっとばかり安く買える機会があったので購入した次第である。
あえて知ろうとはしなくても、おかげさまで先輩山友たちからたびたび知らない山岳用語を聞くこともあって、
知らず知らずのうちに覚えてしまった単語は多い。
ほとんど知っていると思ったが、けっこうまだまだ知らない言葉もあった。

なんじゃこりゃ?な単語に
「バカ尾根」「池塘」「牛首」「天水」「山笑う」「シュカブラ」「ベルグラ」「牛蒡」・・・。
これら一つ一つの単語を、田部井さん自身の言葉で優しく解説してくれている。

 「言葉を知れば、山がもっと身近になる

なるほど、そうだよね。

20131104-3.jpg

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Check [ 2013/11/07 21:53 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(8)

比良山系 赤坂山 (周回) (2013.11.2) 

20131102-0.jpg
赤坂山に向けて

【動画編】


展望抜群の開放感ある稜線歩きで晩秋を満喫

【ルート】
マキノ高原スキー場(8:15)-西山林道出合(9:00)-寒風(10:00)-昼食ポイント(11:30-12:30)-
粟柄越(12:40)-赤坂山(12:55-13:00)-明王ノ禿(13:20-13:35)-粟柄越(14:10)-
マキノ高原スキー場(15:20-16:50)

※コースタイムは写真撮りながらなのでかなりゆっくりめである。

今シーズンの泊まり遠征は八ヶ岳に行っただけで秋祭りに突入。
役員がこんなに忙しいと思わなかった、ってことで絶好の季節に遠征に行けず。
やっと開放されたところで初冠雪するまでに遠征行かなくては!っとはじけたいところが
重い荷物を運ぶ手伝いでぎっくり腰に。
一週間は動けないだろう、一ヶ月は山はムリだろうと落ち込んでいたところ、
現代の最新鋭ストレッチで医者に行くことなく劇的に回復。
毎週末登山を途切れることなく行うことも可能であったが大事を取って十津川温泉湯治めぐり。
やっぱり山に行かないとカラダがナマる~ウズウズ。
そんなこんなで二週間ぶりの山である。
いつもの装備でいきなりの長距離はさすがに腰にマズイだろう。
鎖場やロープなどのあるところも控えよう。
で、紅葉はいまどうなってる?と調べると、大台は終了、大峰もほぼ終了。
ええ~、いつの間に。(@@) でもその前にまず天気である。
週末を狙うかのように天気が崩れる周期はそろそろなんとかならないものか。
土曜日(当日)はなんとか晴れそうであるが、確実を狙うなら湖北のほうである。
でも、福井まで行ってしまうとこれまた曇り空の予測。
(前置き長いね。。)
そんなわけで、これまで山行きの候補にすら上がってこなかった「赤坂山」の注目度が急上昇。
名神京都東ICから湖西道路、志賀バイパス、高島バイパス、湖北バイパスを経て
スムーズな交通の流れで登山口であるマキノスキー場へ。
マキノスキー場へはキャンプ等で何度か来たことがあったが、
久しぶりに来てみたら、秋の季節とも相まってのどかで開放感たっぷりな様子が牧歌的でいい感じ。
最近こういう高原系がやたら好きだなぁ。。癒される。
八ヶ岳高原、氷ノ山高原、そして今回のマキノ高原と無意識のうちに高原まみれ。
こうなったら次は蒜山高原か?でももう冬はすぐそこ。

朝8時前に準備をしているとぞくぞくと登山者が歩き始めている。
けっこう人気の山域のようで、山と高原地図にもそこだけの地図が載っている。
8時を過ぎて歩き始めると出遅れたみたいでもうだれも居ない感じ。(^^ゞ
朝日を浴びながらゲレンデ上を歩いて登って行くのは気分爽快である。
先発のほとんどの登山者は反時計回りの登山口のほうへ行ってしまったが、
自分は寒風登山道からまわる時計回りのほうに決めた。(結果的に良かった)
かつてはスキー場の支柱などがあったが今は何もないゲレンデを歩いて高度を徐々に上げる。
暑い。。ジオライン長袖ハーフジップ(薄)に長袖の重ね着は1枚脱ぎたくなるほど暑かった。
ゲレンデが終わるとつづら折れの山中に入り展望は無くなる。
まだぜんぜん登った気がしないところで稜線の分岐の寒風に出たと思ったら大きな勘違い。(^^ゞ
「西山林道出合」だった。
ここからもつづら折れでV字ゾーンになった登山道をゆっくり高度を上げて行くと
シダ類、一瞬植林風、紅葉の自然林と徐々に植生が変化して行き明るい雰囲気へ。
展望が見え隠れし始めると、これから歩く寒風から赤坂山方面への稜線が見えて
「をを・・・」と声が漏れるほどの開放感のある稜線が見えた。
ようやく「寒風」に達すると、琵琶湖側から風が通って寒いくらいであった。脱がなくて良かった(^^ゞ
どうやらこの稜線こそが全長50kmに及ぶ高島トレイルの一部だということに気付いた。
寒風は山頂というわけではないが展望が良いせいかお昼を摂っている人が多かった。
稜線あるきは寒風からしばらくは自然林の中を行く。
今年、小学生男女2人の遭難があった方向へは厳重にロープが掛けられていた。
しばらく歩いたところでパっと視界が開ける。
なんとも見晴らしの良い美しい稜線であろうか。
時計回りは寒風からは下り基調なので快適である。
稜線を歩きながらゴキゲン気分を満喫し、風の当たりにくい適当なところをみつけて昼食。
この時期に紅葉の山を眺めながら一服できるとは思わなかったなぁ。
休憩していると、背後の登山道を次々と登山者が通過する。
名古屋からの名鉄ハイキングツアー(健脚向け)と重なったみたいであった。
かなり大勢が参加するみたいで、至る所にツアーが設置した案内表示があって迷いようがない。
いたれりつくせりでうるさいほどであったが、下山時、さすがの対応と思わせる一端を見た。(後述)
粟柄越が近づいてくるとツアー客と混じってススキのトレールを一列縦隊で歩く。
これだけの登山者があるく人気トレールなのにまるでブッシュのように
足下の見えないほどのススキは歩くと太ももをやさしく撫でてくるのが気持ちよかったりする。(≧∇≦)
雨で濡れていたら逆に悲惨だろう。(> <)
そんなこんなで少し登りに転じてほどなくして「赤坂山」ピークに到着。
ツアー客でごった返していて、山頂の標識や三角点などお構いなしに座りんだりで
こっちまで楽しくなるほど賑やかだったぁ~。
今回はあまりムリをしないようにして赤坂山ピークまでで下山しようと思っていたが、
時間もまだ早いし、三国山のほうを眺めると「冥王ノ禿」とかいうところが岩稜になっていて
南アルプスの甲斐駒ケ岳を彷彿させるような様子が気になってしまったので行ってみることにした。
赤坂山から50mは下って少し登り返してほどなく到着。
さてその明王ノ禿、遠くから眺めて想像していたほどのスゴさは無かったかな。
少し休憩したところですぐに引き返しにかかる。
70リットル級ザックを背負った縦走登山者とはよく見かけた。
赤坂山まで戻ってきたところで山頂はまだ賑わっていたのでスルーして粟柄越。
ここからはいよいよ下山モードである。
これがコースタイムが一時間半もあるだけのことはあってひたすら長かった。
つづら折れに岩がゴロゴロで油断ならない登山道であるが、
途中、ツアーの中の女児が転倒して頭を強く打った様子で血だらけで包帯が巻かれていた。
スタッフ2名が対応に当たっていて、エマージェンシーシートでカラダを包んでおり、
いままさにケータイで緊急連絡中であったが見事な対応であった。
下山中に救急隊員とすれ違うかとまだかまだかと思っていたが登ってくる者なし。
どれくらい経過しただろうか、30分、いや40分。
どこからともなくようやく防災ヘリがやってきたが場所の特定が難しい様子である。
現場では頭上は開けてなかったので上空からの視認は難しいはずである。
無限階段をつまずかないように延々と下ってようやくマキノ高原スキー場のゲレンデに下山完了。
夕方迫るゲレンデではオートキャンプ組がアウトドチェアを出して賑やかに談笑している。
キャンプいいなぁ~。
もちろん自分もザ・チェアに座り込んでゲレンデを眺めながらお茶タイムを過ごしたのは言うまでもない。
16時半ともなると陽が陰りだして急激に冷え込んできたので撤収し温泉に向かった。
腰の調子は完全に元通りではなく、いつもの装備での12kmに及ぶ山歩きではさすがに負担であったが
十分満足できる山歩きと美しい風景に癒やされて大満足の一日であった。

その他の写真は以下より。
Check [ 2013/11/03 20:48 ] 比良山系 | TB(0) |   コメント(12)

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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