生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第313回 (2013.6.29) 

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久しぶりの金剛山はまだまだ新緑全開!

【ルート】
 登り:寺谷ルート
 下山:文殊東尾根(ハードルート)


お久しぶりです!一ヶ月ぶりの金剛山。
しかしながらお昼までに帰りたかったのでそそくさと。
遅い出発もあってか、登る人も下山してくる人も多め。
この一ヶ月で季節が進んだか?と観察したけどわからなかった。(^^ゞ
今日は多くの方に声をかけていただきました。
ありがとうございました。
寺谷ルートの終盤で富田林の田中さんが下からやってきた。
定年後、それも東日本大震災の後あたりから毎日登っているという。
40代半ばかと思えるほどのりっぱなカラダをしておられる。
今日はほとんど空身に近かったにもかかわらずなぜか追いつけなかった。
週イチしか運動していない自分じゃ気力体力ともにダメだよなぁ。。
金剛山は久しぶりなので意気揚々と・・・と思いきや、なんだか身が入らなかった。
金曜日までデスクワークの窓際ヒラリーマンやっていて、いきなり土曜日に山っていうのは
気持ちの切り替えに時間がかかるのだろうか。
そろそろ金剛山に登っておかないと、後から始めて抜かされた人に
さらにどんどん回数が離されてしまうという思いもあってか久しぶりに来たわけでもあるが、
田中さんを見て思った。
リタイヤしてから毎日来れば回数なんていくらでも増えて行くよなぁと。
金剛山の登拝回数にちょっと縛られすぎてるかな?
そんなこんなで山頂に着くと、ヤマレコ山バナナの会のまさ吉さんとも遭遇。
最近は金剛山登山道などの整備や岸和田?の祭りの準備に忙しいとか。
それが落ち着けば遠征に行きまくるとか。
自分は梅雨明け後の夏の高山ハイシーズンに対する明確な目標や思いがまだ無い状態。
強く登りたいという思いのある山が見えてこない。
というか、どんな山があるのか知らない、わかってないという無知な状態なのかも。
お金かけて遠征する以上は、どこか変り者のような強烈な個性のある山がいいなぁと。
そうでなければ近場で良いのでとことん歩ければヨシ、という考え方。
こんな考えでほんとに山が好きなのかなぁ?
それとも最近は山で美しい景色に出会えてないからか?
最近、ずっと鬱蒼とした植林、密林の中歩きばかりだから?
それより、いつもコースタイムに追われて慌ただしいからかもしれない。
テント泊でもして、すべての電子機器から離れ、遠くの山並みに陽が沈むのをのんびりと眺める、
そんな時間がそろそろ必要なのかも。
いや、そんなゆとりがなかなか無いなぁ。。

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ヤマアジサイがたくさん目についた

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まだまだ新緑がまぶしい

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文殊の岩屋近くの杉

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転法輪寺境内

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200回~999回までの登拝者の名札がこの掲示板に統合されて一新。

EuroSCHIRM社 『スイング ライトフレックス アンブレラ』 (シルバーメタリック) 

この一年で最も活躍した山グッズはというと、昨年3月に購入した「傘」。
GoLITE(ゴーライト社)「CHROME DOME(クロムドーム)」である。
山でこれほど役に立つ道具は無い。
クロムドームは昨年の円高のときに個人輸入にて送料込みで25$で購入できたが、
今や円安、しかもそんな特殊な買い方ができないよという方のために、
はたまたクロムドームが何らかのトラブルで壊れたり消耗した場合にもう一度買い換えるとしたら
次はユーロシルム「スイング ライトフレックス アンブレラ」を買うだろう。
これはクロムドームの完全なるOEMとしか思えないほど同じである。
A&Fカントリーの店舗で入手できる。
普段使いの傘に良いかも。

どれくらいスゴイ傘なのか、以下の動画を見ていただくのが手っ取り早いと思う。(≧∇≦)

動画:7分50秒

※ちなみに折りたたみ傘バージョンもある。

【役に立つ各シチュエーション】

■雨の日
 小雨程度であれば傘だけで事足りる。
 レインウェアを着るほどの雨であっても傘を併用するとナニカと快適だったりする。
 写真を撮る場合でも便利である。
 カメラがたとえ防水であっても雨でレンズが濡れるとレンズ効果でヘンな写真になるので。

■晴れの日
 暑い夏の日差しを遮蔽するだけでずいぶんと涼しいのだ。
 セレブ登山とか、山登りに傘なんて邪道、見た目が悪いなどと思われがちであるが。
 日焼け止めを塗り忘れてもシルバータイプなら紫外線をカットしてくれて日傘になる。 

■風の日
 風の強い日に役に立つとは思わなかった。
 一般の傘だと簡単に裏返ったり、下手をすると傘骨が折れる。
 しかしアウトドア用のこれらの傘であればたいした事では無い。
 そればかりか体温を持っていかれるような冷たい風を防いでくれるので命が助かるケースも。

■その他
 最悪の場合、杖代わりに使えなくもない。
 などなど。。

ザックに差し込んでいると木の枝に引っかかりやすい事だけが難点。。
Check [ 2013/06/27 22:37 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

台高山系 大洞山(おおぼらやま)・尼ヶ岳 周回 (2013.6.22) 

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尼ヶ岳(通称:伊賀富士)山頂にて

【動画編】


事実は地図より奇なり。
期待できるものは何もない山だろうと思っていても
実際に行ってみるとけっこういろんな発見があるものだ。


【ルート】
三多気の桜駐車場(7:30)-真福院-大洞山登山口-大洞山(雌岳)-大洞山(雄岳)-
四ノ峰-三ノ峰-二ノ峰-一ノ峰-大タワ-尼ヶ岳山頂-石畳みの道-駐車場(17:30)
※コースタイムは参考にならないので省略

【参考にさせていただいた記事】
ヤマレコ(danpeiさん)
ヤマレコ(orisさん)
紀州のカモシカさんの記事

【狙いどころと結果】
・大洞山と尼ヶ岳のピーク →達成
・できるだけ同じところを歩かないように周回 →達成
・予想しなかったナニカを発見すること →達成


台風4号の影響で前日の深夜まで降り続いた雨の翌日。
天気が回復しても水浸しで雨の日と変わらないコンディション。
地盤が緩みまくっていることが予想されるので、
ジメジメどろどろは避けたいのでどこか高みの稜線歩き、と考えても
そこまでのアプローチを考えるとなかなか行き先が決まらない。
前日23時になっていよいよ時間切れ近づく。
久しぶりに曽爾高原のほうはと調べるもコースタイムが短かすぎてボツ。
でもその近くの大洞山ならたっぷり歩けそうなので仮決定。
御杖村方面に行くことだけを決めて就寝。
朝早い出発は道路が空いているので快適で移動が早い。
途中のコンビニでオニギリなどを調達。
けっきょく大洞山に来てしまった。
三多気の桜駐車場(無料)に着いたのは7時半。
この駐車場でなくてももっと上にいくらでも駐車地があったが、
結果的には地元ののどかな風景などを楽しみながらたっぷり歩けたので良かった。
駐車地の三多気は桜並木の名所のようで国の名勝地に指定されているようだ。
途中、真福院の大木のデカさには圧倒された。
写真ではうまく撮れなかったが実際にはかなり巨大である。
そんなこんなで登山口までのアプローチが長いのに時間をかけすぎてしまい、
登り出すまでにはすっかり疲れてしまった。
土曜日の山登りは金曜日までの仕事の疲れの持ち越しになるので
気持ちが切り替わるのに時間がかかるのだ。
それでもひとたび登山口を越えていよいよ山登りとなると気持ちが切り替わり
俄然、やる気が出てくるのは不思議なものである。
いきなりの急な階段であるにもかかわらず、サクサクと・・・登るしかない。(^^ゞ
階段が延々つづくと表現すると苦行のように聞こえるが、ここの階段はちょっと違う。
その石を積まれた階段に歴史を感じるのだ。
年季の入った階段のこれだけの石を、いったいどうやって積んで行ったのかと
先人たち苦労を想像すると、一段一段が価値のあるものに思えてくる。
ほぼ山頂まで階段だとは予想外だった。(≧∇≦)
まずは大洞山(雄岳)の山頂に到着。10時であった。
登山口までのアプローチに時間を使いすぎたのでコースタイムよりかなり遅い。
山頂はそれなりに展望はあるがガスったり吹っ切れたりの空模様なのであまり良くない。
ベンチや羅針盤があったりとけっこう人の手の入った整備された山頂である。
朝食から6時間以上も経過しているので時刻的には早いが昼食とした。
じっとしていると少々肌寒いくらいであった。
不思議なことにブヨなどの羽虫がほとんどいなかった。
いたのは小ハエくらいあったが、食べ物に集まってくるのではなくザックなど道具のほうにたくさん。
食欲よりも物欲?!(≧∇≦) 何の害もないので集まってきてもそのままに。
近づくとすぐに立ち去ってくれるのでかわいいものである。(≧∇≦)
再出発しようとしていたところ、熊取の3名のグループの方から声をかけていただいた。
大峰の大普賢に行かれるはずがこんなコンディションなので大洞山に変更されたとか。
自分もやむなくの変更だったので、その変更先が同じ大洞山とは奇遇であった。
ありがとうございました。
ちょっと下って登り返して次は雄岳のほうへ。
雌岳や雄岳って二上山とどこか似ているが、曽爾高原の倶留尊山から大洞山を眺める
二上山とは似ても似つかぬでっかいカタマリである。
雄岳は雌岳より高いが、山頂は少し狭いくらいで印象薄で、食事している人たちが居たので通過。
その後、ぐっと下って登り返して四ノ峰、三ノ峰。
三ノ峰は山と高原地図とは違ってコース上に札が掛けられてあったがどちらが正しいのだろうか。
倉骨峠に出ると舗装林道が跨いでいた。
そこで何やら得体の知れないものを発見。
いったい何をされているのかさっぱりわからなかったが、公園があるわけでもない山中で、
斧の切れ込みが入った超巨大な木の切り株を?作っているような?詳しくは動画編で。(≧∇≦)
尼ヶ岳へのアプローチに舗装林道を利用することも可能であったが、
巨大な切り株の周りにいる人たちに見つかって追いかけてこられたりすると戦うのも面倒なので!?
わざわざピークを越えて印象の薄いニノ峰、一ノ峰と順にトレースしながら移動。
やたらと「東海自然歩道」というテープが立木に巻かれているのがしつこかった。
大タワからはまた徐々に登り返しで今度は整備された丸太もどきの階段を延々と登り、
尼ヶ岳山頂まで階段が続くのかと思いきや、残すところ50mくらいの登りを残して階段は終わり。
ピークに向かって南側から直登するルートはヌルヌルの急登なので転倒しないように登るのがたいへんだった。
尼ヶ岳のピークの開放感は今日いちばんの展望と広さですばらしかった。
お茶休憩の後、北へと下る整備された階段のほうから反時計回りにぐるっと周回して大タワまで戻り、
大タワからはこんどは舗装林道を歩いて倉骨峠の近くまで戻る。
まだ超巨大な切り株のところに人が居たので見つからないよう歩いたつもりがこんどは見つかってしまった。
追いかけてこなかったのが幸いである。(^^ゞ
倉骨峠からは大洞山には登り返さず、山と高原地図で破線ルートになっている巻き道へ。
石タタミの道となっているが、これが苔むしていて圧巻である。
植林地帯の茶色の世界から一気にグリーンまみれの世界へと変貌。
すごいすごいと最初は目を楽しんでいたけれど、いつまでたっても終わらない。
こんなに長い距離を人の手で石畳を敷いて行ったのには何か歴史がありそうだ。
ようやく桔梗平というところに到着するとこれまた分岐だらけ。
もっと単純だと思ったら予想外に複雑だったというのはよくあること。
山と高原地図(5万分の1)や地形図だけでは道が表現されていないことがあって歩けないことも多い。
今回もGPSのお世話になって極力往路では歩かなかったルートで戻ってきた。
それにしても今日もたっぷり歩いたみたいで、行動時間が長いとき特有の症状で肩が痛くなってしまった。
帰りに道の駅「伊勢本街道 御杖」の姫石の湯で汗を流して帰った。
この道の駅、大盛況だったのでどうしてかと思ったらホタルの乱舞で有名なところらしく
県外ナンバーでほぼ満車だった。
帰り道、真っ暗闇のR369号を走っていると車が多数路駐していて人が居たので
同じように車を止めて下りてみると目の前をホタルがゆっくりと飛び交っていた。

その他の写真は以下より。
Check [ 2013/06/23 18:13 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(14)

比良山系 リトル比良縦走 (2013.6.15) 

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メンバー:arajinさん、中村さん、キバラー

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累積高低差は1200m以上

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GPS軌跡+山と高原地図

今日の比良は午後から天気図どおりの雨。
撮影を中止し、ボロ雑巾になりなりながらひたすら歩きに専念。
まるで雨の中のチャレンジ登山みたいだった。。


【ルート】
JR湖西線比良駅(8:15)-イン谷口(9:00)-(大津ワンゲル道)-釈迦岳(11:20)-(お昼30分間)-
ヤケオ山(12:20)-ヤケ山(13:15)-寒風峠(13:45)-滝山(14:20)-鵜川越(14:50)-
岩阿砂利山(15:15)-オウム岩(16:20)-岳山-白坂-大炊神社(18:00)-近江高島駅(18:30)


前日の予報では湖北の比良方面は昼ごろから雨の予報。
しかも前日は会社の行事で遅くまで飲み会で寝たのが2時で4時起き。
電車では寝れずにJR湖西線比良駅に着いたのは8時過ぎ。
はたして今日は歩けるだろうか。
雨ならエスケープルートでショートカットして撤退すればええかぁと
楽することばかり考えていたけど結局は最後まで歩き通す結果となった。(^^ゞ
比良山系といけばarajinさんを抜きにして語れない。
金剛山系を隅々まで歩き尽くされたarajinさんは
一年前から新たなターゲットとしてこんどは比良山系を季節を問わず歩き尽くされている。
お聞きしたところ、もうほぼ気になるところは歩き終わったとのことで、
今日のルートも未踏部分は無いとのことであるが
久しぶりに山でお会いする機会ともあってお付き合いしてくださった。
比良駅にはコンビニどころか何もないというので、
乗換駅である京都駅構内の改札横のおにぎりの店でおにぎり3個を調達。
あとはキオスクでポカリスエットと水それぞれ500ml。
家からは水1リットルと氷を詰めたポットでおよそ2リットル。
比良駅を降りるなり蒸し暑い。
水分の消費は激しそうな状況で2リットルで足りるかなぁと思ったが結果的にぎりぎり大丈夫だった。
釈迦岳に向けての大津ワンゲル道からの高低差千メートルの登りは終盤は急登であるが、
同様の高低差である立木がほとんどない炎天下の伊吹山を登るよりははるかに楽勝に感じた。
それでも登りは風がほとんどなくて汗が止めどなく流れてきて止まらない。
こういうときは水の補給だけでは脱水症になるのでポカリスエットで電解質を補う。
こまめな摂取が功を奏したのと、荷物の大幅な軽量化(デジイチは置いてきたが15kg)で
釈迦岳に着いたときには余力たっぷりだった。
釈迦岳では他のルートから登ってきたと思われる若者集団が占拠していたのでスルーし、
少し下った平地でお昼とした。
京都駅のおにぎりの店で買ったおにぎりはコンビニのおにぎりと違って手作りな味でおいしかった。
おにぎり3個と家から持ってきたパンを平らげたところで残りの食料はリッツクラッカーだけ。
疲れが溜まってきたり、雨になったら中間駅の北小松駅に下山エスケープする気満々であったが
最終エスケープ分岐点であるヤケ山や寒風峠でも十分な余力があったので先へ進むことに。。
鵜川越に達したときには15時近くになっており、このまま行くとあと最低でも3時間はかかりそう。
舗装林道があったので、それを伝って琵琶湖方面へとエスケープしたところで
高島駅と北小松駅のど真ん中に出るだけで、1区間の駅の間隔が広いので道路を歩きたくはない。
そんなことなら夜を徹してでも高島駅に向かうほうが楽しいだろうと思った。
雨はますます本降りとなり、非防水カメラでは傘をさしていても撮影どころではないので撮影中止。
歩きに専念することとした。
リトル比良はJR近江高島駅にに近い側は見どころたっぷりで、
大展望で最高の眺めがあるオウム岩や、これまでに見たことのない不思議な白坂など
変化に飛んでいたが写真なし。
3人での記念写真も撮ることも忘れて、いつものスタイルの記事としては不完全なものとなってしまった。
雨とわかってたらいつもは近場の金剛山しか行かないので。(^^ゞ
それでも週に一日だけの山歩きがたっぷりできて満足な一日となった。
あ~でも歩きすぎたのか翌日の今日は疲れが残ってしまってぐったりで使い物にならない一日だ。。(≧∇≦)
ご一緒していただいたみなさん、ありがとうございました。

近江高島駅前は静かでのどかなところ。
駅前のサンクスで販売している朽木の牛乳を使ったソフトクリーム(300円)は絶品だった。
もちろんアイスコーヒーとセットで。

その他の写真は以下より。
Check [ 2013/06/16 12:22 ] 比良山系 | TB(0) |   コメント(10)

大峰山系 稲村ヶ岳 (2013.6.9) 

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稲村ヶ岳 伝説の宝剣  ※右から、ぶぅさんオガワさん、うっちぃさん、キバラー

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稲村ヶ岳・大日山バッヂ

【動画編】


稲村ヶ岳を最大限に知るフルコースを堪能。
全行程の行動時間も長く、お腹いっぱいに。


【ルート】
母公堂(8:00)-清浄大橋-レンゲ坂谷登山口-レンゲ辻(10:00)-稲村小屋(11:00-12:10)-
稲村ヶ岳山頂(12:50)-ビューポイント-宝剣-大日キレットビューポイント-大日山山頂-
稲村小屋(小休憩)-法力峠-母公堂(16:30)


2012年6月の金剛山で初めてオガワさんとぶぅさんに出会い、
ぶぅさんとはその後に何度か山行きをご一緒しているが、
オガワさんとは一度も登ったことがなかったので今回が初めて。
ぶぅさんが稲村ヶ岳が未踏とのことなので全部入りフルコースへとご案内。
このルートで歩くのは2011年4月29日以来のことである。

【稲村ヶ岳全部入りとは】
 ・レンゲ坂谷を登る・・・大峰らしいスケールである
 ・稲村小屋・・・小屋の主人に会う・バッヂ購入・小屋内にて持ち込みで食事
 ・稲村ヶ岳登頂
 ・稲村ヶ岳先端ビュー・・・大日山を見渡せる
 ・伝説の宝剣
 ・大日キレット・・・ビュースポットから見下ろす
 ・大日山登頂
 ・マンモスの木


朝6時15分に集合してオガワさんの車に乗せていただいて一路、天川村洞川の母公堂までノンストップ。
8時に母公堂をスタートして舗装路を清浄大橋に向けて。
山上ヶ岳登山道の取り付きにある女人結界門を案内。
さらに舗装林道を詰めてレンゲ坂谷からの登山口へ。
大峰らしいスケールを味わえるレンゲ坂谷は登りごたえたっぷり。
雨が降らないので渡渉箇所の沢は流れておらずに澱んでいる。
虫、それもブヨとかハエとかがすごい。
ハッカ油を調合してきたがあまり効果が望めない。
コルにあたるレンゲ辻までは風が無くて暑かった。
レンゲ辻でほっと一息小休憩していると風もあってか涼しく汗が引く。
少し登ってトラバース(積雪期は危険ゾーン)を繰り返して尾根に取り付き、
熊笹が美しい登山道を稲村小屋に向けて。
途中で端っこで踏み抜いてしまって転倒。怪我なし。
稲村小屋に着くと小屋前のベンチは賑わっていた。
小屋からの振る舞いで熱いお茶の入ったポットとコップが置かれていて自由に飲めた。
空いていた外のテーブルで食事しようとしたが、虫が多くて落ち着いて食べてられないので小屋へ。
気温は15℃。
小屋の中は節電のために薄暗いが食事を取る場所を貸してくれる。
稲村小屋で過去に二度も泊まったことがあるというオガワさんからいろいろ話を聞く。
夕食は小屋の主人と一緒に鍋だとか。
小屋にはカップ麺から袋入り麺、みそ汁から缶ビール、ジュースなどほぼなんでもある。(≧∇≦)
一時間以上休憩した後、稲村ヶ岳山頂を目指す。
大日山のトラバースではイワカガミが美しく咲いていた。
稲村ヶ岳山頂の展望台で記念写真を撮っていたら、わんさかと人が押し寄せてきたので
すぐに退散し、三角点の奥にある観音峰や大日山見渡せる先端にいってしばし風景を眺める。
再び山頂まで戻ってきて次は宝剣のある場所へ。
登山道に復帰して今度は大日山へ。
途中のビューポイントから深い大日のキレットを眺める。
大日山山頂で少し休憩してまたすぐ下山。
そして再び稲村小屋に戻ってきたときには15時近くになっていた。
小休憩の後、ノンストップで母公堂に向けて下山。
ザックをデポすることなくずっと背負っていたので下山時はけっこう疲れが。。
母公堂では新しい管理人さんが迎えてくれて珈琲をいただく。
以前の管理人夫妻は引退されたが、下山後の珈琲サービスは引き継がれている。
手作りのかきもちこそは無くなったが変わって市販の菓子。
それよりもなによりも新しい管理人さんもとても愛想が良くて親切で温厚な方で、
お話をするだけで山登りの疲れが癒されていった。
そんなこんなで稲村ヶ岳をたっぷり堪能できてお腹いっぱいになった。
ご一緒していただいたみなさん、ありがとうございました!

帰りはオガワさんの地元である古市駅まで送迎してもらう。
車を自宅に置いて出なおしてこられたオガワさんとともに古市駅前の大阪王将で飲み会。
長い一日だった。。(≧∇≦)

その他の写真は以下より。
Check [ 2013/06/11 21:44 ] 大峰山系 | TB(2) |   コメント(17)

パルスオキシメーター 

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パルスオキシメーター

パルスオキシメーター動脈血酸素飽和度測定装置

これ、山道具屋には売ってるのを見たことがないが、高所登山では活躍しているグッズである。
本来は医療や介護の現場で使うものである。
日本でふつうに購入しようとするととても買う気になれないほど高価であるが、
まだ円高だった昨年末頃に、米国から送料込みで3千円くらいで個人輸入してみたもの。
厚労省の認可を受けているかどうかの違いだけでおそろしく価格が高くなる。

何をする道具かというと、
血中(体内)の酸素濃度を見るためのもので、
正確には「動脈血酸素飽和度(SpO2)」を測ってSpO2値を表示させる道具
(心拍パルスも見れる)である。

いったいこれが山登りの何に使えるというのかというと、
高山病対策に使える、という事ぐらいである。(^^ゞ (それだけかよ~)
つまり、標高2500m以上の山登り向き。

日本登山医学会によると

 ・高度が上がるにつれて酸素が薄くなっていく。
 ・標高3000mの気圧は平地の2/3である。
 ・富士山山頂(標高3776m)での酸素濃度は平地の半分となる。
 ・カラダの血液中の動脈血酸素飽和度(SpO2)は高度を上げるに減り方は大きく顕著に低下する。
 ・動脈血酸素飽和度(SpO2)の低下の程度は高度を上げるスピードや体質によって個人差がある。
 ・高度順応(馴化)をするためには短時間で急激に高度を上げ過ぎないこと。


富士山は他の日本アルプスの3000m峰に比べて手軽で登りやすく、
山登りをやっていない人でも誰もが一度は登ったことがあったりする。
スタート地点の5合目(標高2000m)までは一気に車で上がれるが、
その5合目で一時間以上滞在してカラダを高度に馴化させてから
通常の山登りよりもゆっくりペースを意識しながら歩くようにと聞いた。
はじめて富士山に登ったときはこれらの事に心がけたので特に何の症状も出なかったが、
年齢によっては顕著に高山病の症状が現れることがあるらしい。
眠っているときは特に息が浅くなるので発症しやすいので
高高度に慣れない人は富士山の場合は8合目以上の山小屋で泊まるのが控えるのが望ましい。

■急性高山病とは■
 頭痛が最も多い症状であるが、それに加えて食欲不振や吐き気、虚脱、息切れ、めまいなど。
 重症化(肺水腫、脳浮腫)すると命にかかわる。
 富士山や北アルプスでも高校生などが亡くなるという例も多数起きている。

平地では健康な人はSpO2値が通常96~99%であるが、
何らかの要因でが90%を割ると酸素吸入要で、80%を下回ると生命の危険となる。
そんな健康な人は富士山頂で高度順応がうまくできていればSpO2値は90%前後くらい。
軽い高山病の低酸素症に起きる頭痛は90%以下になると発症するらしい。
幼い児童や50歳を超える人の中には85%程度まで低下することもあるとか。
意識して腹式呼吸をすることで回復を促進することも可能。

で、この装置の使い方はというと、
単四乾電池を2本を入れ、クリップのようになっているので指に挟むだけで電源が入って瞬時に結果が表示される。
また、心拍パルスがリアルタイムにヒストグラムのように動く。
スイッチ類など操作する必要も無ければモード切り替えも無く、指を抜くと電源が切れる。(≧∇≦)
押しボタンのようなものが写真に見えるが、
押すと単純に表示が上下反転して相手方に見やすいように切り替えができるだけ。(^^ゞ

梅雨が開けるといよいよ夏の高山へ富士山へと飛び出される方も多いかと思うが、
2500m以上の山に登る場合はこれがあると対策できるので無理なく登山ができるのではないかと思う。
ところでこれって一般的な医療や介護の現場ではどういうシーンでどうやって活用しているのだろう?!

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活用事例としてこんな新聞記事があった。

(氷河の頂へ マッキンリー遠征記:4)山頂目前、2人が断念
2006/09/20 朝日新聞 朝刊 27ページより引用

 6月11日は厳しい現実が待っていた。凍傷を負った三浦章隊員の耳は、包帯を外すと水ぶくれが破れていた。
キャンプに滞在する医者が宣告した。「低温や風でダメージを受ければ、感染症の危険が高まる。
これ以上登ってならない」
 5人の意見は割れた。「隊の仲間だ。一人が下山なら全員で下りるべきだ」。
一方で登頂への夢は断ち切れない。「感染しないと信じて登ろう」「下山とアタック組を分けてはどうか」。
結論は出なかった。
 翌日、三浦さんが「隊から別れる」と申し出た。
偶然にも単独行の日本人がおり、下山のパートナーになるという。全体を考えた判断だが、
山頂目前での撤退。悔しさは相当だと思う。夕方、2人の姿を見送った。
 代わりに私が登攀(とうはん)隊長に任命され、5200メートルのハイキャンプに移動した。
 14日朝、気温は零下10度。雪がちらつくが、各国の登山隊が山頂を目指して登り始めていた。
チャンスだ。だが村岡浩二隊員がひどい頭痛で、前夜から食べ物をとれていなかった。
持参した「パルスオキシメーター」という機器で、血中酸素濃度を指先で測った。
65%。平時は90%以上だ。高度障害が疑われた。
 やむなく彼はテントに残ることになった。この先は風、気温ともにさらに厳しい環境が予想される。
ダウンジャケットを着込み、午前11時20分、3人で頂上アタックに出発した。

Check [ 2013/06/05 22:13 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

台高山系 尾鷲道 堂倉山・コブシ嶺 (2013.6.1) 

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雷峠にて ※クリックで拡大可
手前が竜口尾根、その後ろが大峰山脈

【動画編】


終始、明るく開放的で気分爽快な山歩きが楽しめる。
しかしながら山と高原地図では上級者向けとなっているほどの迷える森。


【コース】 (ピストン)
 大台ケ原ビジターセンター-尾鷲辻-堂倉山-(尾鷲道)-雷峠-コブシ嶺(お昼:一時間半)


整備された大台ケ原遊歩道から尾鷲道へと一歩踏み入れるとそこは自然林の宝庫。
光あふれる明るい雰囲気で、早く抜けたくなるような暗く鬱蒼としたところがほぼ無い。
こんな良いところがあるなんて知らなかった。
しかし、当然こっちだろうと思った方向がまったく間違っていることに気づくことが多々あった。
往路では堂倉山からコースに復帰するときと、雷峠の手前である。
自分と同じ目的地だった二人組のベテラン男性とスタート時に一緒だったが
男性たちはペースが早くて早々に見失ってしまい、
次に出会ったのはコブシ嶺を離れて帰る途中にやっと到着されてこられたので驚いた。
やはり堂倉山で迷って地池高まで行ってしまったそうで結果的に20kmも歩いたとか。
自分は不覚にも復路でも白サコ付近で迷ってしまいリカバリに時間を要するなど
今回はかなりGPSのお世話になった。
8時前のスタートで15時には十分戻ってこれるだろうと余裕をかましていたら
実際には帰りはハイペースで歩いてたっぷり3時間かかって
16時半にビジターセンターに帰着したという次第。
今日はこの後に予定があったので帰着のタイムリミットは16時だったので
尾鷲辻までやっとの思いで戻ってきて遊歩道を大急ぎで歩いたがタイムオーバーとなった。
ただ単純に尾根をひたすら歩くだけの超カンタンそうなルートに見えて、
ひとたびコースを見失うとなかなか復帰するのがたいへんであるなど
ルートファインディングという楽しみ方もできる決して平和ボケなルートではない。
横移動中心でほとんどアップダウン無しのゆるゆる山歩きを想像していると大間違い。
けっこうたっぷり歩いた感があってなかなかの疲労度だった。
このコースの目玉は何といってもコブシ嶺の展望に尽きる。
雷峠でも十分すぎる展望だったので、コブシ嶺まで行く理由があるのか?と思ったが、
コブシ嶺の展望はもっとすごかった。
眼前に迫る急峻な岩の竜口尾根の向こうには大峰山脈のほぼ全部が見渡せる。
それこそ山上ヶ岳から大普賢岳、行者還岳に弥山、八経ヶ岳、明星・・仏生、孔雀、釈迦ヶ岳
大日岳に南奥駈道の山々までほぼ全部入り。
さらに真後ろを振り返ると熊野灘がすぐそばに。
ここまで凄いところだったとは下調べ段階でいろんなブログを見てもピンと来なかった。
結果的に大満足な山歩きとなった。

※コブシ嶺→マブシ嶺が正しいという説もある

その他の写真は以下より。 (写真では表現不可能でまったく伝えきれていない)
Check [ 2013/06/02 17:56 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(14)

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プロフィール

こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中

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