生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

京都北山 愛宕山 <パートⅡ> (2013.2.24) 

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愛宕山にて

第二の金剛山というか金剛山の長距離版。
だんだんとハマって行く自分。


【コース】
駐車地-試峠-清滝-(渓流沿い)-落合-(米買い道)-保津峡尾根道合流-表参道合流-
水尾わかれ-総門(黒門)-境内(お昼)-愛宕神社-(月の輪ルート)-月輪寺-林道合流-
清滝-試峠-駐車地


前回の愛宕山はまだ二週間前のことである。
温泉の値段高いわ、人は多いわ、市内は帰りに渋滞。
そこのところを我慢すれば通い詰めたい山域である。
寒い冬山はどちらかというと苦手である。
とにかく寒がりである。
美しい雪景色や樹氷との交換条件とする雪山での寒さ。
じっとしていると耐え難い寒さや風が通る中では食事どころではない。
歩くのもままならないツボ足やラッセルも「こんなところで何してるんだ自分」と思ってしまう。
そういう点では本当に山が好きか?と問われると山中を障害無く歩きたいだけなのかもしれない。
運動したいだけなのかもしれないと思うことがある。
この冬、愛宕山が金剛山に次いで気に入ってきているわけがそこにある。
歩けたら確実に山頂まで行けて、お昼を摂るのに雨風しのげる休憩所がある。
つまり山頂にはオアシスがある山。
金剛山や葛城山や六甲山や御在所岳は山頂に売店や食事のできるところがある。
しかしながらロープウェイや車で行こうと思えば楽してたどり着ける。
愛宕山は自分の足でないと行けないのに山頂にはオアシスがある。
そんな山って他にはなかなか見当たらないのではないか?
それでいて無数にルートがあって、そのどれもがけっこう長い。
たっぷり歩けてゆっくり休憩できて・・・。

京都が近づいてくるとどんより曇り空が迫ってきて、市内に入ると湿った雪が降っていた。
前回とほぼ同じくらいの時間に隧道手前の無料の駐車地に到着するも雪。
こんな日に限ってレインウェアを忘れる。
駐車地にはつぎつぎと車がやってきて登山者が出発していく。
重い腰をようやく上げて前回より30分遅れの8時頃にようやく出発する気になった。
今日はあまり山に登る気力が無いことに気づいた。
そうこうしていると横に止まった車からレインウェアどころか薄着の男性が出てきた。
話しかけてみると毎週愛宕山を登っているとのこと。
今日は保津峡からの尾根ルートを登ってみたかったので自分の行こうと思っている方向が
正しいかどうか訪ねてみたところ、もっと良い道があるという。
それは一旦清滝(表参道の登山口がある)まで行って渓流沿いを歩くと
車道を歩くより自然があふれてて良いとか。
今日はイベントがあるとかで急いでらっしゃって表参道を登るということなので
途中までご一緒させていただこうと歩き出したが、トンネルの中を抜けるという。
昔は鉄道が走っていたという隧道は狭く市バスなんかも抜けてくる。
へたしたら轢かれてしまいそうな狭さな上に排ガスたっぷりそうなので遠慮して
隧道の上を巻く試峠(こころみとうげ)を越えて清滝に降りるからと断って男性と分かれる。
その男性は飛ぶようにトンネルの中を駆けて行った。
試峠を歩いての巻き道は登りがあるものの距離的にはトンネルを抜けるのにくらべて
そんなに特別に長くなるわけではなかった。
トンネルの反対側にたどり着いたところが市バスの終点停留所でありトイレもある。
そこからさらに清滝のほうに下っていく。
保津峡から登るにしてはずいぶんと遠回りになるので失敗だったかなと思ってしまう。
男性から聞いた赤い橋があったが渓流沿いの道がよくわからず、そうこうしているうちに
表参道登山口に達してしまい引き返す。
再び赤い橋のたもとで表示板をよく見ると、川べりへ降りて川沿いを行き、
歩道橋のような橋を渡って対岸へ渡り、あとは渓流沿いに行くようである。
なんともめんどくさいが、そんな思いは一瞬で吹き飛んだ。
なかなか情緒のある光景に目を奪われ、冬ではあるが渓流沿いはなかなか趣がある。
歩いているとそれなりに変化に富んでいて楽しいが、なかなか落合にたどり着かない。
スタートしてから3kmとけっこうな距離を歩いてきたがウォーミングアップにしては長すぎる。
それなのに標高は60m程度でまったく高度が上がっていないのだ。
これからまだ920mのところまで登らないといけないというのに何してるんだ自分?みたいな。
ただでさえ今日は山に登る気力が無いのだ。
そんなこんなでようやく落合の米買い道の分岐にたどり着く。
米買い道はあの男性に教えてもらった谷ルートである。
山友のちゃみさんオススメの保津峡からの尾根道を登るか、米買い道から登るか迷いまくり。
保津峡に行くには車も通る舗装路を歩かなければならない。
どんな舗装路なのか気になったので、流れ橋を対岸に渡って少し登って行くと舗装路に出た。
めったに車の通らない舗装路は歩きたくなる衝動にかられた。
5分くらい固まってその場で悩む。保津峡まで舗装路をひたすら歩いてから尾根道を行くか
ちょっと戻って谷筋の米買い道を登るか。
空を見上げるとどんより曇空は続いていて雪も降っている。
展望がまったく望めないなら遠回りしてまで尾根道を登る理由はないとの結論。
米買い道はというと、ひたすら植林の中の谷筋で何の障害も困難も危険箇所も無い。
金剛山の植林地帯よりはスケールは大きいが、歩けどまったく変わらぬ風景。
今日はあまり気力がないので足取りが思い。
何かチャージでもするかぁと取り出したのが亀田のカレーせん。
これでちょっと元気が出た。
だいぶ登って来ただろうと高度を確認するとまだ300m後半であった。
そうこうしているうちに人の気配がしてきて、見上げると尾根道から来たと思われる団体が見えた。
尾根道と合流したところにその団体さんが休憩していたので話しかけるとやはり保津峡から来たと言う。
どこから登って来たのかと尋ねられたので説明を始めるも説明が長くなってしまって
もう誰も聞いちゃいない。(^^ゞ 何か菓子類を食べることに専念している様子なので先に行くことにした。
尾根道に合流してからは足下もほんわかツルツルした雪で少々滑る。
さらに登るに連れて雪景色が綺麗になってくると同時に晴れ間も出てくる。
時折、木の上の雪が風に煽られてストームのように降りかかってきて冷たい。
どれくらい登っただろうか、ようやく表参道に合流したが、そこは水尾分かれよりも少し下である。
標識で言うところの40分の29という位置なので山頂までまだまだである。
さすがに表参道は歩きやすくて快適で、雪景色を眺めながら楽しく歩く。
あるものを探しながら歩いたが今回も見つけられなかったので次回への課題を残すことに。
山頂手前の境内に到着してからはしばらく散策してお昼の場所を探す。
結局は前回と同様の休憩所でお昼を摂ることにした。
雨風しのげる屋根付きで内部も明るい休憩所にてカップ麺に煮たまご乗せてこれまた前回ほぼ同様。
今回はじっとしていると指先などがかなり冷えてくる。 気温はマイナス5℃以下。
カップ麺に使った山専ボトルのお湯を補給するためにジェットボイルでお湯を作る。
燃料があまり残っていない4シーズンの燃料缶で気化しにくいと思っていたが、
レギュレーター付きの最新鋭のジェットボイルはそんな寒さもものともせずに湯沸し完了。
食事後、もう少しゆっくりしようと思っていたが、休憩所の中なのに寒さがハンパ無くなってきたので
山頂の愛宕神社へ移動し、薪ストーブのある休憩所で暖まる。遠赤外線効果は最高である。
まるで入浴しているかのような快適さの中で、休憩所で作ってきたお湯で珈琲を入れて
高級どら焼きにホイップクリームをのせてお茶休憩。
外に出たくない快適さにしばらくボケ~っと過ごす。
外に目をやると、今朝お世話になった男性が居てイベントの世話をしている感じ。
甲冑をまとった伊達政宗?か何かわからないけど何かのイベントの最中だった。
朝のお礼を言いに行って、ついでに探しものの在り処へのルートを教えてもらう。
今回はそこには行けないがだいたいの位置がわかったので次回の楽しみにしておくとしよう。
下山は月輪寺という山中にあるお寺を通るルートで下山することにした。
コースタイムは2時間である。
最初は岩場があって楽しかったが、後半はというと植林でこれといって特徴もないルートであった。
長いルートあるいてようやく清滝に戻ってきて、再び試峠を越えて駐車地に。
8時スタートで下山完了は15時45分。
今日は登りだしは天気も悪く気分もどんよりであったが、
晴れ間が出てくるとともに表参道に合流後は気持ちも晴れて
最終的にはたっぷり歩けてとても楽しい山歩きとなった。
課題がまだ2つはあるのでまだまだ登りに行きたいと思う。

その他の写真は以下より。
Check [ 2013/02/25 23:02 ] 京都北山 | TB(0) |   コメント(14)

金剛山 第299回 (2013.2.17) 

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金剛山 妙見尾根ルートにて
※左から、ぱろやんさん、うっちぃさん、ちゃみさん、kosiziさん、段取八分さん、ぶぅさんorisさん、キバラー

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (5分17秒)


まさにハリセンボン。
一気に降って積もったあの日の雪の傷跡が最も痛々しい場所。


【ルート】
登り:妙見尾根ルート
下山:五条林道ルート


1月の成人の日に爆弾低気圧がわずか一日にしてドカ雪を降らせ
重く湿った雪があちこちの植林をなぎ倒しまくった中でも最も被害の大きいと思われる場所。
妙見尾根ルートから登った。

六甲山の氷瀑を見に行こうと1月に登ったメンバーが集まって計画していただいたが
暖かい日が続いていたので期待できず急遽金剛山へと行き先が変更になった。
皮肉にも週末になってまたもや寒波襲来。
しかしながら氷瀑は一日にして成らず。
久しぶりに歩きたいと思ったルートが妙見谷ではなく妙見尾根である。
このルートは過去に何度か歩いているがいつも長いなぁと感じたものである。

なんと!自分の金剛登山史上初の電車+バスでの山行きである。
みなさんが日頃、満員バスに揺られて苦労してやっとの思いで金剛山に来られている。
それを知らずして同じ価値観を持てるのか?みたいなことを思ったのと、
とても全員を乗せれるほど積載量が無いので乗ってもらう人とそうでない人がいると公平ではない。
だったらみなさんと同じ手段で行こうじゃないかと。
そうすれば帰りに飲んで帰れるという特典も付くので。(^^ゞ
とまぁそんな大げさなこと言ったところで、家から駅まで徒歩約10分。電車で5分。
あとは南海バスだけであるから金剛山に行くことに関しては恵まれた環境だ。
逆に六甲山とかだと自分がいちばん遠くなるんだけどナニカ?

河内長野駅で待ち合わせで計8名。
神戸明石のラガーマン、休日は森林間伐ボランティアで活躍中の段取八分さんは2時間かけて。
ヤマレコのorisさんは奈良のローカル線で今回一時間半かけて来られた。
大阪市内からは先輩うっちぃさん、某山岳会で活躍中のちゃみさん、ブログ「Boo Photo Days」のぶぅさん
堺市からは日本の山を知り尽くしていてmixiではほぼ毎日日記も書く大ベテランkosiziさん(御年78歳)
金剛山に最も近い、ブログ「ぱろやんの金剛山」のぱろやんさん
他に忘れている人はいない?

先日降った雪が再び金剛山を白く染め、昨日は遠目からもまるでアルプス山脈のように綺麗だった。
そんなわけで雪があれば予想通り南海バスの朝8時では超満員。
一本バスを見送って二本目で乗車成功でなんとか座ることができた。
南海電鉄の主要駅ではハイキング切符というのを発行してくれるのでオトクに乗れる。
さらにはロープウェイの割引などの特典もある。
河内長野駅から金剛登山口までの所要時間は約30分。
マイカーでドア・ツー・ドアでお手軽に行く金剛山とは感覚が違い、どこかよその遠い山に来た気になった。
乗客のほぼすべてが金剛山を目指しているという事もあり「登山バスに揺られて~♪」という旅情を感じた。
いつものパターンじゃないっていうだけで同じ場所なのに何かと新鮮な感覚や発想が創出される。

9時、バス停をスタートして妙見谷ルートと同様の取り付きである林道を目指してしばらく車道を歩く。
林道に入るとすでに白い。しばらく歩くと先端がささくれた杉の木が目に入る。
1月の成人の日のゲリラ豪雪のときの雪の重みで折れた木だ。
それもポキっと折れたというよりもへし折られたみたいで鋭く尖っている。
さらに奥に進むともっと酷いことになっていた。
まさにハリセンボンの様相である。
石橋のあるところまで谷沿いを歩いてその状況を確認した後、再び妙見尾根ルートの取り付きである
モノレールの線路のところまで戻ってきてからようやく妙見尾根ルートのスタートとなる。
しばらく登ると被害の傷跡がさらに生々しく目の前に迫ってきた。
これまでこんな風景にお目にかかったことがない。
これらを自然の造形美と言ってしまっていいものかどうかわからないがどこか美しい。
肝心の妙見尾根ルートはというと、本来は薄暗いさびしい感じのイメージであるが、
今回は、降り積もった雪がまるでカメラ撮影のレフ板のように光を反射して全体が明るい雰囲気に。
どれくらい黙々と歩いただろうか。
適度なアップダウンがあったり、しっかり登ったりでようやく別の登山道と合流したところで
まだババ谷ルートの真ん中あたりである。
そこからは文殊尾根まで急登を上がり、メジャーで人通りの多い文殊尾根ルートで山頂へ。
山頂11時半ごろは登山客でいっぱいである。
雪もそこそこあって子供づれのファミリーでも賑わっている。
しばらく休憩の後、香楠荘へと移動。
ちはや園地も今日はかなりの人出であった。
12時過ぎといういちばん香楠荘が混雑する時間帯であったが偶然にも8名が座ることができた。
いつもなら食事の後は持ち寄った茶菓子で談笑するところであったが、
待っている客がいるほどの混雑なので早めに退散。
余力があれば紀見峠駅までダイトレを歩けたらと思ったが、団体でかつ雪が足かせともなり
下山ルートは静かなルートでバスが始発する百ヶ辻(もまつじ)へ帰着と目標変更。
下山後のビールや食事を美味しく楽しむためにはなるべくたっぷり歩ける五条林道ルートにて。
久留野峠を過ぎて中葛城山への登りはチャレンジ登山のときはいつも苦しむが
余力たっぷりの今回は余裕である。
奈良五條から大峰方面の展望がとても良かった。
しばらく下った後、踏み跡のトレースの無い新雪の林道歩きを楽しむ。
金剛山に来て踏み後の無いところをがっつり歩けるなんてなかなかありえないシーンである。
適度に疲れてきたところで千早峠に到着。
そこからは五条林道でババ谷まで黙々と歩く。
ババ谷からはバス停まで登り返してバス停に着くとすでにバスが停まっていたのですぐさま乗り込み。
偶然にも全員ぴったり座ることができた。
登山口ではさらにたくさんの乗客が乗ってきて超満員に。
その後は爆睡してしまったが途中、走行中のバスのスライドドアが開いてしばらく走るというハプニング。
幸い転落者が居なかったのでよかったがなぜ開いたのだろう。
河内長野駅に着いてからは下山後に電話予約しておいた王将に直行。
過去に2回ほど一緒に登ったことのあるPOMさんと久しぶりの再会。
「王将 河内長野駅前店」は数ある王将チェーンの中でも満足度レベルの高い店で気に入ってしまった。
そんなこんなでたいへん充実した一日になった。
ご一緒いただいたみなさん、ありがとうございました。

その他の写真は以下より。

Andoroidアプリ 『山と高原地図』 昭文社 

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ついにAndoroid版「山と高原地図」がリリースされた。
もうちょっと早かったらdocomoのスマホをそのまま機種変していたかもしれないのに残念。
そんなインフラのdocomoに、iPhone5Sから取り扱いを始めるというような情報が海外でリークされた。
そもそもiPhoneとiPadはアプリが異なる。
iPhone版は出ていてもiPad版が出ていないことも。
かくいう山と高原地図もiPhone版のみだ。
iPhone版の山と高原地図をiPadで動作させると、「2倍」ボタンを押して単純に拡大させる。
それはそれで大きく見れるのだが一度に表示できる範囲はiPhone版の画面と同じ。
Android機というと画面の大きさがさまざまであるだけによくぞ対応させたと言いたい。
ではそんな気になるAndoroid版だとどれくらい広いのか、
NEXUS7の画面をキャプチャーして比較してみた。

ちなみに、ついに2013年版の地図データがリリースされた。
2012年版をたくさん買ったしまった自分はちょっと涙目?!

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タブレット「NEXUS7」(左)とiPhone5(右)の画面比較

一回り大きい感じである。

Check [ 2013/02/14 20:45 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(2)

京都北山 愛宕山(あたごやま) (2013.2.10) 

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京都 愛宕山にて

ウワサに聞いていた以上に良いところだった。
ルートが無数にあり回数登山者もいる、まさに京都の金剛山とも言える山。
しかしながら高低差は800mにも及ぶ長丁場である。


【コース】
清滝-(表参道)-水尾分かれ-総門(黒門)-境内(お昼)-愛宕神社-愛宕山山頂
-竜ヶ岳-龍の小屋-首無地蔵(サカサマ峠)-梨木大神-清滝

大阪から近畿道、そして門真ICから第二京阪道路を延々最後まで北上すると
名神高速道路の京都南ICとほぼ同じ所に着陸となる。
そのまま北進して京都市内を抜ける。
朝早い時間なのでスイスイである。
嵐山まで来るとあたりの駐車車両が氷結している。
道路際に立てられている温度表示を見るとマイナス3℃である。
渡月橋が見えるところで車を降りてみるとかなり寒い。
写真を一枚撮ってから車に戻り、お昼の食事を調達するためにコンビニに立ち寄る。
稲荷と蕎麦のカップ麺を買うつもりだったが手に入らずでラーメンに。
嵐山からほどなく清滝に到着。
交互通行の隧道手前には無料の駐車場があるが、今回、愛宕山がはじめてということもあり、
できるだけ登山口に近い有料駐車場(1,000円)に停めることにした。
寒すぎて外に出たくないところであったががんばって出発準備。

午前7時30分、登山開始。
初めての山は右も左もわからなくていつもながらワクワクする。
今回ははじめてなので登りは表参道ルートで登ることにした。
表参道ルートというと、金剛山で言うところの千早本道のようなものだ。
整備されまくっていて最初から最後まで丸太階段だという話である。
ルートはいきなりの登りとなるが、カラダが温もるまでゆっくりと歩き始める。
積雪は皆無である。
寒さで鼻が痛くなって涙がでてくる。
嵯峨消防団が設置した黄色い看板があって40分の1となっている。
どれくらいの間隔で設定されているかわからないがなかなか長丁場な感じがしてきた。
その後も看板が1枚づつ登場し、書いてありメッセージもそれぞれ異なる。
特に登山の励みになるようなメッセージでもなかった。(^^ゞ
2mほど右下には、昔の観光ケーブルカーの名残りの線路跡があったが朽ち果てている。
いつ頃前のことなのかわからないが、観光ブームに沸いて栄えた時代があったのだろう。
ほどなく線路跡は登山道から離れていって見えなくなった。
信仰の山らしく、地蔵さんがたびたび登場する。一丁目ごとにあるらしい。
一丁目とは一合目というような意味ではない。
山頂の愛宕神社まで50丁あるらしいことからもそれがわかる。
午前7時40分、登山者は前後に居ない。
撮影で立ち止まっていると、後ろから登ってくる人は数人程度でおじさんばかり。(^^ゞ
上から降りてくる人のほうが多かった。
もうこんな時間に下山?いったい何時から登ってる人たちだ?
金剛山の千早本道よりも高低差で300mくらい高い山なのに。
しかし延々と階段だ。(^^ゞ 丸太だったり石だったり、文字の彫られた石柱が使われてたり。
要所要所に東屋があって休憩場所には困らない感じ。
山並みの展望のある山抜けした場所があったが目立ったものはなく低い山ばかりだった。
「水尾分かれ」という保津峡のほうから登ってくるルートと合流する分岐あたりからは白くなってきた。
その昔、各家庭にあった竈(かまど)でくべる(燃やす)と火事にならないといわれる
火災除けの樒(しきみ)が愛宕参りの土産として売られていた場所が「ハナ売場」だとか。
黒門(別名:総門)と呼ばれる黒い門をくぐってしばらく進むと
ついに看板が40分の40となって広場のようなところに到着。
のんびり登ったので2時間半かかった。
登山者用休憩所という風の当たらない昼食に最適な場所があったので少し早い昼食を摂った。
後からわかったことだが、他にもっと快適そうな休憩所があちこちにあった。
どうりでガラガラで誰も居なかったわけだ。(^^ゞ
昼食が終わったところで電源を入れていたデジタル簡易無線機にCQのコールがあったので2局と交信。
1局目は京滋バイパスを滋賀県の名神高速に向けて移動中のモービル(車)から「ヒョウゴTF264」局さん。
宇治西あたりに居るところをメリット5でクリアに情報交換することができた。
もう1局は京都府八幡市のホームセンター駐車場から、西京区の「キョウトCD61」局さん。
さすがに標高のある山のピーク付近なので、他に三重や天理からの局も受信できていた。
みなさん、ありがとうございました。
すっかり山頂に登り切った気でいたところで地図を見てみると山頂はもっと先。
それだけでなく、最も高いところは愛宕神社だそうで、それもまだもうちょい上。
まだまだ課題がたくさんあるというのにお昼を食べるのが早すぎた。(^^ゞ
地図とにらめっこしてこれからのルートを考えたところ、竜ヶ岳を経て首無し地蔵へと周回し、
時間があれば再び山頂まで200mほど登り返して保津峡へと下山しようと思った。
まずはピークである愛宕神社へ。
金剛山の葛木神社そっくりで、いちばん高いところが愛宕神社であり、そのピークは神域で入ることができない。
愛宕山山頂は愛宕神社とは場所がずいぶん離れていて標高も低いところにある。
愛宕神社で参拝を済ませ、山頂に向けて移動開始するも下り基調になったので道を間違えたかと思った。
林道っぽいところをしばらく歩くと突然北東方向の展望が開けた。
なかなかの開放感にしばし時間を忘れて遥か遠くの山並みを眺めていた。
気になる存在感のある山を発見したので山座同定のアプリ「AR山」で確認したところそれは「比叡山」だった。
さて、愛宕山山頂に向けてはちょっとした急登を登ることになるがほどなく到着。
がっかりな山頂で、電波塔設備のようなものがあって三角点もなんだか元気がない。
でもここからが今回いちばんたのしかった。
竜ヶ岳へと向かう自然林の低木のトンネルを抜けていくシーンなどは比良山系を彷彿。
遠くに見えたモヒカンちっくな地蔵山がかっこ良かった。いつかぜひ歩いてみたい。

ところで今年に入ってすでに2件の愛宕山遭難。
 ・京都・愛宕山の母子遭難:落ち葉かけ温め合う 4人、一晩をしのぐ
 ・愛宕山遭難調査に同行 脇道「命奪う迷路」
 ・また愛宕山で男性の遭難騒ぎ ヘリで救助

今回は雪でトレースがはっきりと付いていたが、それでも地図もGPSも無い状況を想定した場合、
遭難は十分ありえる山域だと思った。
竜ヶ岳はたんなる通過ポイントで、そこからは急な激下り。
今回は最後までアイゼン無しで通したが、さすがにこの激下りでは3回尻もちをついた。
沢に下り切り、なんどかの渡渉の末に小屋のようなものがあって「龍の小屋」と書いてあった。
そこからしばらく登り基調となって、首なし地蔵まであと少しというところで珈琲ブレイク。
山頂まで登り返して保津峡に降り、あるかないかわからないバスに乗って駐車場に戻るのは断念。
首無し地蔵に到着すると、山頂からのトレース、地図に無い林道などややこしいことになっていた。
林道を道なりに下るんだという思い込みで歩きはじめたが、GPSの登山ルートから離れて行く。
再び首無し地蔵まで戻ってきてよくよく地図の等高線を見ると谷へと降りている。
看板も何も無く、林道にごまかされて登山道に気付かなかった。
谷へと続く道はヌタ場で登山靴がたちまち厚底になってしまって重くなる。
ずいぶんと下って荒れた林道に出てから先も長かった。
下山完了は16時30分。
愛宕山は実にたくさんのルートがあって、近くにあればいろんな楽しみ方ができるだろうが
ひとたび山に入ると下山完了まで5時間は覚悟するようにとかかれた看板があったりで
金剛山に比べるとひとまわりスケールが大きい山だという実感があった。
それにしてもたっぷり歩けて想定以上に楽しい山行きとなった。

その他の写真は以下より。
Check [ 2013/02/11 18:23 ] 京都北山 | TB(0) |   コメント(21)

iPhone/Andoroidアプリ 『zello walkie talkie』 

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iPhone/Andoroidアプリ「zello walkie talkie」

通称「zello(ゼロ)」というアプリ。(無料)

無線の「トランシーバー」という言葉は諸外国では使われていない。
「ウォーキー・トーキー」という言葉が一般的である。
そんなウォーキー・トーキーをIP(インターネット)を利用して実現したものが
この「zello walkie talkie」である。

携帯電話(双方向復信)の時代であっても単信、
つまりPTT(プレストーク)を押しながら喋る片方向通話は
現代でもプロの世界でも使われている。
電話のような双方向の欠点は、ながら通話になってしまう点や
同時に喋ってしまうと「今、何って言った?」みたいに輻輳してしまう点である。
片方向なら相手が喋り終わるまで聞く(待つ)、
つまり、「ちゃんと人の話を聞け~」って事を強制できるわけである。(^^ゞ
また同時に複数人に伝えることができる同報という点でも有利である。
さて、業務用無線の世界ではIP無線というのが普及の兆しがある。
これは、ケータイキャリアのインフラを利用して、その電波が通じるところであれば
無線同様に交信ができるというもので月額2千円とかで使い放題だとか。
あくまでケータイの電波が通じることが前提となるので
山ではつかえないし法人向けである。

そんなわけで、この「zello(ゼロ)」というアプリはいわゆるIP無線である。
ケータイキャリアのデータ通信圏内であればワールドワイドで使用できる。
さらにそれだけでなく、すでにいろんなチャンネルが存在していて
知らない人同士が交信を楽しんでいる。
中でも、「アマチュア無線」や「JAPAN フリーライセンス無線愛好家」などのチャンネルが、
平日夜間や週末ともなると実際の無線さながらに交信が行われているので、
ホンモノのアマチュア無線やフリーライセンスなデジタル簡易無線の世界へと
飛び出すためのステップアップとしても体験できるだろう。
電波ではなくIPでつながれるだけに、先日などは
札幌の小学生と山口県の中年男性がご当地な情報交換などの交信を楽しんでおられた。
SNSなど文字だけの世界では年齢や性別まで詐称して出会いを求めるという
違った方向に使われているのが問題になっているが、
こうして実際の音声での会話は、不特定多数にワッチされていることや
リアルな自分の音声なのでそんな不純な?使い方は無い。
知らない人と普通にフランクな交信ができるのは
無線機やこういったツールならではの良さではないだろうか。

ちなみに金剛山で実際に試してみたところ、
水越側からもみじ谷ルートで山頂までかけて歩いたがKDDIではほぼ圏外。
通話ができるようになったのは転法輪寺の近くに来てからのことである。
音声のいわゆるau電話としては通じるのでケータイとしては有効であるがデータ通信が圏外。
インターネットにつながらなければ使えないのでKDDIでは電話よりもエリアが狭くなる。
会社で支給されているSoftBankのiPhone5もあるので試してみたいところである。
そんなこんなで、これって登山ツールと言えるのだろうか!?

「金剛山」チャンネルというのを作ってみたが・・・未だ誰も人が来ない。(^^ゞ

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Check [ 2013/02/09 10:03 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(4)

Inmarsat 『IsatPhone Pro』 

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インマルサット「IsatPhone Pro」



最近になって日本の各キャリアが月額サービスとして始めた衛星電話。
これは遡ること2年前に導入した維持費のかからないプリペイド式である。
きっかけはというと、親しい山友の関係者が山で遭難。
仲間がヘリを呼ぶのに通信手段にケータイしか無く、
下山して車を走らせて電話を借りるまで数時間を要したという出来事がきっかけ。
生きて帰るための最終兵器はもうこれしかない。
なにがなんでも遭難するわけには行かない。
また、人が遭難している場面に出会ったら、かけがえのない命を救うことができるかもしれない。
人は人を助けるため、人のために生きているのだから。
自分中心のため?いや、人があっての自分なのだから。
そう思ったら一時の出費は保険のようなもの。
無線機2台買うくらいの値段だった。
あれから2年。
新品同様である。(^^ゞ
この2年で出番があったのかというと・・非常事態は一度も無かった。(^^ゞ
山では何があるかわからない。
突然、
・熊や危険動物に襲われるかもしれない。
・スズメバチの大群に襲われてアナフィラキシーショックに陥るかもしれない。
・足を滑らせて滑落するかもしれない。
・心不全になるかもしれない。
・盲腸になるかもしれない。
・足を怪我してなんでもない山でも歩けなくなるかもしれない。
・道迷いするかもしれない。
・雪崩に合うかもしれない。
・落石に合うかもしれない。
いったいどれだけリスクが高いのだ。
こういう危険を承知で山に入っているということ。

けど最近はゆるゆる登山ばかりなのでオーバスペックなんです。(^^ゞ

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※全世界がエリア内であるが日本国内での使用は県によっては緊急時のみの使用に限るというルールがある。
Check [ 2013/02/08 22:17 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(2)

アイコム 『IC-DPR6』 デジタル簡易無線(登録局) 

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アイコム「IC-DPR6」  ※廉価版のIC-DPR3(出力1W機)は今月発売(ID-31とOPTION共用可)

単独行の強い相棒。
いま、DCR(Digital Convenience Radio)デジタル簡易無線が非常に熱い!


免許不要で高出力なデジタル簡易無線(登録局)。
無線技師免許や無線局免許状などの取得が必要なアマチュア無線機
さまざま周波数帯や通信方式、複雑な操作や機能、周波数区分やルール、
さらには専門用語(ARPS、WIRES、D-STAR、レピーター、デジピーター)や
そのそれぞれの使い方など、学ぶことが多くてけっこうハードルが高い。
その点、免許の要らないデジタル簡易無線は簡単そのものである。
携帯電話やスマホの普及してしまった現代では、免許を取ってまでやろうと思うのは
よほどのガジェット好きか、人とは違った特別な知識や趣味を持ちたいという
好奇心旺盛な人に限られるかもしれない。

かくいう自分はというと、アマチュア無線の免許を取ったのは携帯電話の無い時代(20代)のことである。
携帯電話の登場が影響したわけでないが、いつしか遠ざかってしまい長い空白期間が開く。
ところが近年になって、けっこう山登りに使えるのでは?と思うようになった。
つまり、あってはならないが遭難時に携帯電話では圏外であることの多い山中において
助けを呼べる非常通信手段かつ、今日のこの山からどこまで電波が届いてるのかな
なんて思いながら、単独の山歩きで寂しい時などは見ず知らずの人にCQを出して交信をする。

ハンディ機でメジャーな周波数帯域である144/430MHz帯FM変調において、
携帯電話の無い時代の頃のような熱い交信目的で使う人が少なくなっているという。
つまり、気の知れた仲間同士の連絡手段といういわゆる内輪の会話中心なので
その中に割って入ってまでして交信を求めにくいというわけだ。
自分の居る山から、他の山に居る名前も顔も知らない人と、その時限りの一期一会な会話、
山の情報(居場所、天気の様子、電波の飛び具合)を交換するという思いで
運用している人が少なくなってしまって、他人との連帯感、一体感が無くなりつつあるとか。
今の時代らしいといえばそうかもしれないが。
本当ににそうなのか、山でアマチュア無線を日ごろ運用されている方から
最近の状況などをお聞かせいただけるとありがたいです。(自分は持って行かない事のほうが多いので)

20130205-3.jpg

その点、デジタル簡易無線の交信内容はというと、
古き良き時代のように、他人と交信することが目的の中心となっている!
という点に尽きる。

その理由として考えられるのは、
 ・ライセンスフリーなので買ってきて登録すれば誰にでも使える。
 ・操作が簡単である。
 ・アマチュア無線機より高価(実勢価格4万円前後)なので、よほど興味のある人でなければ持たない。
 ・中継局が存在しないので直接波でどこまで電波が届くのかが通信の目的となる

という点ではなかろうか。

ちなみにデジタル簡易無線とは何なのかざっくりまとめると、
 ・351MHz帯を使う30chの完全デジタル方式の無線機である。
 ・アマチュア無線のデジタル(D-STAR)より音声のデジタル複合化の技術が新しい。
 ・免許は不要であるが機器の使用を総合通信局に登録しなければならない。
 ・送信出力はアマチュア無線ハンディ機と同レベルの1Wまたは5Wである。
 ・アマチュア無線のような中継局は無いので直接波で届く範囲での交信となる。
 ・15chは呼び出し用に使うチャンネルで、他のチャンネルに移って交信するのが一般的。
 ・グループモードや緊急通信モード、秘話機能なども実装されている。
 ・業務用途に耐えれる仕様であるため、非常に頑丈で防水(IP67相当)である。
 ・各自好きなコールサインを自分で付けて交信を行なっている。
 ・居場所によって数キロから数百キロの距離と交信できる。
  (見通せれば遠くに飛ぶので金剛山と六甲山間程度では余裕の至近距離である)
 ・若干、アマチュア無線で使われている用語が用いられている。

といったところであり、
現時点では電波の飛びの情報交換を中心とした非常にマナーの良い交信が行われている。

<コールサイン付け方の一例>
 オオサカAB123=居住地+イニシャル+免許状番号
 とする場合が多いが、あくまで自由で勝手である。

<運用(交信)の方法>
 ・15chにてCQ(不特定多数に呼びかける)を出して交信してくれる人を待つ。
 ・交信してくれる人が見つかったら申し合わせて他のチャンネルに移動する。(15を除く1~30ch)
 ・他のチャンネルで現在地、天気、電波の飛び具合(音声の明瞭度)などの情報交換する。

アマチュア無線のようにだらだらとながら会話する人が少ないので
非常に完結に情報交換のみを行える感じである。

そんな魅力たっぷりのDCR(デジタル簡易無線(デジ簡))が山登りの主要アイテムとなって
老若にゃんにょ問わずに他人様とのつながりがどんどん広がっていけば
日本も再び良き時代へと向かって行けるのではないだろうか?なんてね。。

20130205-2.jpg
先日は金剛山の大日岳から直線距離で15キロの見通しのきかない香芝ICの移動ハンディ機の局とは
出力を1Wに切り替えても余裕だった。

金剛山 第297回 + 葛城山 (2013.2.2) 

20130202-31.jpg
葛城山頂にて(バックは金剛山)

タイムラプス動画 (28秒) ※サウンドは鳴りません


金剛山山頂周辺はアイスバーン状態。
雪の無いところはぬかるんでいてズルズルの最悪コンディションだった。


【ルート】
<金剛山>
 登り:水越峠よりダイヤモンドトレール(白雲岳 経由)
 下山:ガンドガコバルート
<葛城山>
 登り:ダイヤモンドトレール
 下山:(ピストン)


晴れに向かっているとはいえあいにくの天気で夜間に雨。
午前中も雨が残ると思われたので未踏の山行きは中止。
ホームグラウンドの金剛山へ向かって車を走らせると、
雨は上がっていたが山沿いに近づくにつれて濃霧で蒸し蒸しした状態。
このところ天候に恵まれなかったり、雪山シーズンでもあって
重い荷物を背負ってたっぷり歩くことから少し遠ざかっていたのでダブル登山を決行。
本日2座目の葛城山のダイトレの登りはさすがにきつかったなぁ。

7時20分、水越川公共駐車場より登山開始。
雨上がりで雪も無く、気温、湿度はこの季節にしてはかなり高めである。
山間部はガスっていて視界が悪く、ミストな状態。
こんなコンディションの日に水越側から登る人はさすがにほとんどいないようだ。
越口を過ぎて最初の石橋のあたりから残雪が溶けたものが凍ってツルツルで水浸し。
端っこのほうの残雪がサクサクとして残っている部分を歩いてクリアするも
金剛の水を過ぎてカヤンボまでがそんな状態であった。
カヤンボからダイトレに入ると残雪も少なくなってなんとか歩ける状態になった。
登りはなんとかアイゼン使わずに歩けそう。
前後にまったく人が居ないので、のんびり自分撮りなどしなからスローペースで行く。
パノラマ台に到着するも外界は真っ白にガスっていて何も見えない。
薄暗いダイトレをしんみりと歩き続ける。
このままふつうにダイトレを歩いているだけでは退屈になってきたので、
久しぶりに白雲岳ピークを目指して適当なところから急登を上がる。
植林の中であるがダイトレの大通りに比べて明るく静かでいい感じ。
以前に白雲岳ピークに来たのはもう2年も前の事になる。
ピークを過ぎると急激に下ってまたダイトレである。
今日のダイトレはなぜか長く感じる。
荷物が重いのでスローペースだからだろうか。
一の鳥居直前までは誰一人出会わずすれ違わず。
葛木神社が近づくにつれてアイスバーン、いや水浸しのスケートリンク状態が
さらに広範囲で逃げ場が無くなってくる。
雨なのかしずくなのかついに傘をさすことになる。
冬道でなんとか境内まで下りて捺印所へ。
その後、国見城址広場に上がる途中、端っこを歩いていたら溝を踏み抜いてドボン。
溝には雪が積もっていて路面と面一になっていただけでなく、
水混じりのシャーベット状だったために登山靴の中に流れ込んで完全に浸水。
歩くとジュージューと。
靴と靴下を脱いで絞ってある程度はマシになったが不快感たっぷり。
横着してアイゼンを付けなかった罰だな。。
そんなこんなで山頂周辺の写真を撮ることをすっかり失念してしまった。
山頂到着は10時15分くらいなので登りに実に3時間近くかかっている。
のんびり自分撮りに時間かけすぎた。。
その後、直ちに簡易アイゼンであるPinoPlanのマジックアイゼンを付けて
今回は先を急ぐので売店には立ち寄らずに下山モードに。
大日岳に来たところでDCRの無線が入り、電源を入れっぱなしだったことに気づく。
せっかくなので立ち止まってサカイKK503局(堺市堺区)と出力1Wにてメリット5で短い交信。
空がゴーゴーと唸って風も強くなってきたので下山を急ぐ。
途中、西名阪道の香芝ICに居る方から電波が入感するが先を急ぐ。
太尾塞を過ぎてガンドガコバ林道へ。
途中、前から気になっていた延伸している新たな林道のほうに向かって足跡があってので
どこまで林道が続いているのか気になって歩いてみたが500mほど歩いたところで行き止まり。
そこからバリエーションで登っても太尾塞を経由して山頂に行くだけの単なる植林地帯であろう。
引き返してきてガンドガコバ林道をだらだら歩いてカヤンボへ。
マジックアイゼンを取ったりつけたりとせわしない。

水越峠までもどってきたら12時20分にもなっていた。
下山中は30人以上とすれ違った。
売店の混雑状況も昼時はもちろん最近では午後遅くまで多いと聞いていたが、
午後近くからや完全に午後から金剛山に登るという人がかなり増えてきている実感がある。
朝5時に置きて朝食を摂ったのでさすがに空腹であるが、
葛城山に登ってからでないと戦意喪失してしまうのは確実なのでがんばって登り始める。
天気はどんどん回復していっているようだ。
こんなに階段があったっけ?と思うほど今日は長く感じた。
つつじ園に到着するとまたもや空はどんより曇り唸りをたてておりガスって視界不良。
てっぺんは寒そうなのでつつじ園の下のほうのデッキで遅い昼食を摂る。
コンビニフードである。
食べ終わって腹が落ち着いてきた頃に天気が回復してきたので山頂目指して登り切る。
太陽の日差しが明るく暖かい。
金剛山はどんよりした雲がかぶさったまま動こうとしない。
葛城山から眺める金剛山はいつ見ても良いものだ。
のんびりまったり時間を過ごして登ってきたルートから下山。
下山完了は16時30分であった。

その他の画像は以下より。

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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