生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

山と溪谷社 『関西周辺の山 ベストコース250(改訂新版)』 

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山と溪谷社 「関西周辺の山 ベストコース250(改訂新版)」

最大級の書籍の品揃えを誇り、
立ち読みならぬ座っても読める「ジュンク堂書店」において、
何を探すともなく物色していて目に止まった本。
なんと!250もの関西周辺の山の登山コースをカバーしている分厚い本である。
気になっていたあの山もこの山も全部入り。
手にとって軽くペラペラめくってみただけで、
インスピレーションが湧いたかのように瞬時に購入することを決意。

この本に関して軽く調べてみると、
2001年発行の「大阪周辺の山250」を改定・改題して
2003年に再発行した「関西周辺の山250」が廃盤となったが、
これほどまでに多くの山を網羅している本は他に類が無く、
関西のハイカーのバイブル的存在で復刊を望む声が多数寄せられ
ついに改訂新版として再び発行された本だとか。

冬こそ低山!
この本は主に無雪期を対象としているが、
冬の場合はこういう装備が必要とか、行かないほうがいいなどのアドバイスや、
体力・技術・危険度をそれぞれ三段階の★印で表すなどわかりやすい構成。
行程はもちろん、一年を通じての適期や高低差、
コース上のポイントや注意点までも記されている。

手の届くところに置いておいて、
いつでも確認できる状態しておきたい本である。

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北摂 剣尾山 (2013.1.26) 

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剣尾山山頂にて

反時計周り、前半は学校の裏山ちっく
後半はというと・・・オリエンテーリングのステージ?


この冬一番の寒さが予想された土曜日、
寒いのつらいし、雪が足かせになって満足に歩けないのも楽しくない。
そんなわけで趣向を変えて北摂の山域にお邪魔してきた。

【コース】
能勢の郷-(舗装路)-登山口(8:15)-西の覗-行者山-六地蔵-(ちょっと道草)-お昼(10:00-12:00)
-剣尾山山頂-横尾山-おにやんまの路-(引き返す)-木の実の森コース-能勢の郷(15:20)


う~ん、なんだかな~~。
なんなんやろ。。。
なんしか下山後はえらい疲れました。。(^^ゞ

阪神高速池田線一本で池田木部で降りたらひたすら北上して
一庫ダムを横目に173号線を少し行けば能勢はすぐである。
こっち方面に来るのは本当に久しぶりである。
もっと遠いイメージがあったけどこんなに近かったら大峰に行くほうが時間がかかるくらいだ。

出だしからちょっとテンションが下がりぎみのスタート。
起点となるところに能勢温泉という良い温泉があり、
(帰りに利用するとしても)駐車するな、通り抜けすな、送迎バスに乗るな、って感じで
登山者の事がえらい嫌いみたいで、まぁ向こうにしてみれば商売の邪魔なのだろうけど
こうあからさまに登山者が歓迎されない山域に行くのは気分の良いものではない。
路駐できなくもないが、帰りに能勢温泉に立ち寄るにもかかわらず隣接する能勢の郷の有料駐車場に駐車。

さてさて剣尾山(けんびざん)。
変わった山である。
その気になれば3時間もあれば一周できるだろう。
とにかく今日は右も左も勝手のわからない初めての山へ行こうと思っていた。
おりしもこの冬一番の寒さの予報であるからして、
中途半端に雪のある山はやめて、お昼くらいはちゃんと食べれる程度の寒さで、
冬しか行きたくない低山ということで物色したら剣尾山になったというわけ。
なかなか面白い山であるとか聞いたことがあったのが決め手となったのだが・・・。

到着してから登山開始までの間、車を移動させたり、通り抜けは有料とわかって引き返したりと
すぐそばの登山口まで一時間以上かかってしまってすっかりやる気がなくなった。
さっさと済ませて金剛山に行こうと思ってスタートした。
整備されまくりの登山道はむしろ遊歩道といった感じである。
道から少し外れたところに奇岩っぽいのがあったがルート上じゃないので華麗にスルー。
丸太階段をせっせと登って行くと、こんどはルート上にかなりの巨岩。
しかもよく見ると弥勒菩薩が掘られていて歴史を感じる。
そのまま道なりに行くところを、何やら「西の覗き岩」「胎内くぐり」と書かれた看板があったので
そっちのほうへ行ってみたらかなり巨大な岩があった。
胎内くぐりのできる巨岩の上に上がってみるとたしかに展望はあった。
驚くほどでもなかったので引き返してルートに戻ろうと思ったが、
面倒になったので、GPSを確認しながらそのままバリエーションで直登したら
通過するはずだった「行者山」を通り越した場所に出たので登山道を引き返す。
行者山近くの岩からは、先ほどの西の覗きができる岩よりも高度差が少しあるのでむしろ展望は良かった。
遠くの山の山座同定をしていたら、何やら20名くらいのツアーの団体が登ってきたので慌てて先へと急ぐ。
高度を上げるにつれて落葉した自然林のある明るいのんびりしたステージとなる。
平和すぎて、もぉ~。。。(^^ゞ
やがて六地蔵が前方に見えてきた。
到着してみると、六地蔵だけにとどまらず、あたりは地蔵だらけである。
そこからしばらく歩くも、やっぱり地蔵だらけ。(^^ゞ
夜歩くのは何か人じゃないものが出てきそうで怖いかもなぁ。
地蔵を写真に撮るのははばかれるので、ひたすらせっせと歩くと分岐があった。
キャンプ場跡のほうへと下りていくような感じ。
時間にたっぷり余裕があるのでちょっと道くさしてキャンプ場跡のほうへと下りて行ってみたりうろちょろ。
やっぱり地蔵だらけ。
ようやく登山道に復帰して剣尾山山頂へと進むが、風の当たらなさそうな場所があったので、
まだ午前10時ではあるが腹が減っていたのでお昼とした。
どうやらそこは寺跡のようだった。
寺の周りに地蔵だらけってことは、大昔はこのあたり一帯はあちらこちらで土葬されていたのかな。
さすがの低山でも、この冬一番の寒さの中、着込んでいてもじっとしていると寒さが身にしみてくる。
お昼は簡単にカップラーメンにコンビニのオニギリ2個と、ついでにお茶タイムも済ませてしまうことにした。
キタノエースでゲットしてきた「満ぷくどら焼き」に、くーさんに教えてもらった即席生クリームもどきをトッピング。
まぁこれだけだと一時間もかからないわけであるが、このまま歩きはじめてもすぐに終わりなので、
アマチュア無線機にて飛んでくる電波をワッチ。
今日もあちこちの山を無線を運用しながら登っている登山者が何人も居たのでQSO。
釈迦ヶ岳(たぶん比良)やなんとや山やらなんとか山に登っている単独の方とやりとり。
聞いたことのない山の名前ばかりなのですっかり忘れてしまった。(^^ゞ
そんなことをしていたら2時間も経過してたというわけである。
さてさて昼食の場所から再び登り始めるとすぐに剣尾山山頂に到着。
360度の展望はなかなか眺めが良い。
日本海大阪湾がバッチリ見えた。
山頂一帯は溶けた霜でぬかるんでいて歩くのがたいへんだった。
それなりに登山者が次から次へとやってくるので北摂ではかなり人気の高い山なんだなぁと思った。
そんなこんなで剣尾山山頂を後にし、一旦下って登り返し。
やたらと松の木が多いのには驚いた。
まるで植林の杉さながらのボリュームである。
再び登り切ったところに大きなマイクロ波の電波反射板と国境の石柱があった。
横移動してほどなく横尾山に到着したが、そこはただの通過地点のようなところ。
遠くにゴルフ場が見える展望のある場所であった。
そのまま何も考えずに道なりに歩いて行くとルートを外してしまう。
鹿よけネット沿いに下らなければならないのに何の案内板も無い。
ここがいちばん重要なポイントだというのに。
しかしながらそこから先のルート上にはオリエンテーリングのマーカーがあったりしたので、
案内板があるとオリエンテーリングにならないのでわざとそういったものが無いのかもしれない。
まぁ100歩譲ってそれは良しとしよう。
しかし!山と高原地図にある実線ルートが存在すると信じて下っていったらえらい大きくルートロスを始めた。
踏み跡はしっかりでそのまま下りても間違いなく下山できるのはわかっていたが、
実線ルートが存在するのだったらどこでロストしたのかどうしても気になって、
せっかく下ってきたルートをまた登り返すことにした。
やっとこさ戻ってみたところで分岐なんて存在しなかった。
それどころか、たくさんの遊歩道が存在するかのような地図があったが、
そのいずれも山と高原地図の実線ルートに合致せず。
そんなかんやで、木の実の森といういちばん遠回りなルートを歩いて下山することにしたが、
ほとんど人の歩いてなさそうなルートで、朽ち果てた丸太階段が虚しいルートであった。
40年くらい前の登山ブームで作られた遊歩道って感じだった。
着地地点は能勢の郷の芝生広場だった。
北摂や京都西山の山ってだいたいこんな感じなのかな。
今日はフル装備のザックにいろいろガラクタを入れての重量級ボッカだったので帰ったらバタンキューだった。
なんかいらんものを山から背負ってきたのかな。。(^^ゞ

その他の画像は以下より。
Check [ 2013/01/27 18:07 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(11)

山は高さより静かさか? 

若さに任せて登りまくってきた著者の結論が、
山は高さではなく、静かさだということだそうだ。
山に登って頂上などの目的地?折り返し地点?昼食場所?に達した時、
そこに先行の登山者がたくさん休憩していていると安心することもあれば、
しんみり一人で何を考えるでもなくボケ~っとしていたい時もあるので
そんな時は誰も居ないほうがいいと思えることも。
逆にあまりに静かすぎて初めての山なんかで一人っきりだと不安になることも。
その時々の気分によって行き先の山を変えたりしているわけなので
必ずしも静かが良いという結論には至っていない未熟者である。
そのヒントを何かしら汲み取ることができるのかどうか、
気になる本である。

まちかど:「山は高さより静かさ」 
東松山の元高校教諭・松崎中正さん、長年の登山紀行を一冊に

2013/01/16 毎日新聞 地方版 19ページより引用

 東松山市在住の元高校教諭、松崎中正(ちゅうせい)さん(78)が半世紀を超える山行の中でしたためてきた
紀行文を収めた著書「静山巡歴」(白山書房)を刊行した。
  「山は先のことが見えないから危険なのだが、そこがおもしろく、人生の縮図のようだ。
  ツアー登山が盛んだが、それは行く先、すなわち人生を他人に任せているようなものだ」
と語る著者の山登りの哲学も伝わってくる。
 松崎さんは県立松山女子高を振り出しに県立川越高などで英語や書道を教えた。
94年に県立川越西高校長で定年退職した後も、脊柱(せきちゅう)管狭窄(かんきょうさく)症による
腰痛に悩まされながら月平均2回程度の山行を重ねている。
1000回に近いその記録と写真を何十冊もの山日誌とアルバムに整理していて、
山岳雑誌の「岳人」「山と渓谷」「山の本」の応募紀行欄などに掲載された文も多い。
 「静山巡歴」には96年以降の分から38編を収録した。
「山は高さではなく、静かさ」と結論づける松崎さんの考えから書名をつけた。
「雪の洗礼を受け、ハイマツのある山が好き。
これらは山に厳しさ、美しさを与える」と言う松崎さんが好む中部山岳以北の山々との出合いが、
人との交流のエピソードや、山岳展望や高山植物の写真も交えてつづられている。
 松崎さんは川越高に勤務した13年間、山岳部顧問を務め、
生徒たちと1週間程度の南アルプス夏山合宿や八ケ岳冬山合宿などを毎年のように行っていた。
この本の中でも新入生歓迎登山で生徒を率いた谷急山(群馬県)からの下山途中で道に迷った体験を記し、
「事故は絶対に不可だ」と強調する。一方で「土や雪の上に寝て焚(た)き火で炊事するのは貴重な体験だ」と、
山岳部などの活動が人生に果たす効用も指摘している。
 「静山巡歴」は今月中旬に発売。263ページ、1785円。
Check [ 2013/01/24 07:02 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(3)

金剛山 第295回 (2013.1.19) 

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もみじ谷本流ルートの第六堰堤にて

一気に白銀の世界へ。
湿った雪の重みの影響は大きく、想像以上に倒木だらけだった。


【ルート】
登り:もみじ谷本流ルート
下山:太尾東尾根ルート

【今日の狙いどころと結果】
 ・もみじ谷第六堰堤の氷瀑 →まだまだ
 ・山頂売店の手作りぜんざいを食べる →達成


月曜日の成人の日に爆弾低気圧がドカ雪をもたらした。
わずか一日にして降った雪の量は凄まじく、
重く湿った雪があちこちの植林をなぎ倒し、
金剛登山口へのバス路線をも不通にしてしまったほどである。
およそ一週間たった今日、まだまだその傷跡がたくさんあった。

水越峠へ向かう途中、青崩のトイレを過ぎて少し走るとアイスバーン状態。
午前8時ちょうどに水越川公共駐車場を出発。
林道のゲートのところではすでに真っ白であった。
ガンドガコバ林道は所々氷結路面箇所があったがノーアイゼンで十分歩ける。
6本爪のアイゼンは年季が入り、雪だんご防止の底板のギザギザが傷んでしまって
湿った雪だとすぐに雪団子ができてしまう。
越口を過ぎてしばらく行くと倒木が多くなり、太い杉の木が林道を塞いでいる箇所がいくつも。
カヤンボを過ぎて、もみじ谷ルートの取り付きへ。
一旦、沢に下りてすぐに登り返したところには被さるようにして倒木。
これがいちばん邪魔だったかな。
その後も太い木や細い木の倒木はひっきりなし。
進むに連れて雪も深くなって行く。
先行者のツボ足トレースが無かったら大変だったと思う。
いつものルートをロストしかけたりするほど雪が深い。
Vゾーンでは倒木は無かった。
核心部の第六堰堤の氷瀑はというと、連日の氷点下であったにもかかわらずまだまだだ。
やはり2月に入ってからでないとムリかな。
ラストスパートの急登は滑る滑る。
ぜーぜー、ハーハー、時には休みながら一気に高度を100mほど上げて山頂裏に到着。
慣れたルートでも雪がかなりの足かせとなってけっこう体力を使った。
写真撮りながらでありながらも結構なハイペースでがんばって2時間越え。
10時10分に山頂到着。
気温は-3℃と暖かめ。
家で寒い寒いと思っていた時、山なんかもっと寒いんちゃうん。。つらいな。。なんて
思っていたけど、いざ山に来てみたらカラダの内面からの脂肪燃焼エネルギーで暑いくらい。
毎週のことなのでたまには山を休んでもいいかなと思ったりもしたけど
やっぱり山へ来てよかった。
ほっこり、ほこほこ。
山頂の雪景色はいつ見ても美しい。

山頂売店前はそれなりに人は居たが、店内はピーク時間にはまだまだ早いようでガラガラだった。
最近聞いた話で、山頂売店のぜんざいが手作りだという。
それも店内で小豆の豆から炊いて作ってらっしゃるという。
前からぜんざいというメニューがいつでもあるので少しは気になっていたのだ。
これは食べないわけにはいかない、ということでさっそく注文。
550円
焼き目の入った餅はやわらかくて美味しい。
そしてぜんざい、甘くてもちろん美味しい。
自分的には少々甘すぎたけど。(^^ゞ
売店ではあのオガワさんが入って来られて今年初めての対面だった。
明日は高見山に行かれるとか。あそこだけはかなりさぶそ~。
そんなこんなで売店内でおよそ一時間過ごし、午前11時に下山開始。
山頂広場の裏から一旦青崩道を歩き、登り返して大日岳へ。
そして下山は太尾東尾根ルートにて。
下山完了までの間、けっこうな数の登ってくる登山者とすれ違った。
ざっと50人くらいか?
アイゼンの効かない雪質だったので、ノーアイゼンでグリセードをしながらの下山は楽しかった。
下山完了は12時ちょうどで一時間かかった。
これで今週末の山登りは終わり。
まだまだ登り足らないので明日も登りたいけどちょっと時間無いかなぁ。。

その他の画像は以下より。

一度は参加してみたい六甲全山縦走 

六甲山へ行くのは個人的にはたいへん経済的である。
金剛山へは片道40キロと少しなので、
リッター10kmと燃費の悪い車の組み合わせで600円くらいのガソリン代。
大阪側だと300~600円の駐車料金がかかるので千円くらいか。
一方、六甲山だと難波までは通勤定期。
阪神なんば線で三ノ宮駅まで行っても片道400円なので往復で800円である。
ところで、規模が大きすぎる六甲山系の全容を手っ取り早く知るには
六甲全山縦走のコースを歩いてみるのも良いかも。
毎年4月に開催される大阪府チャレンジ登山大会(ダイトレ縦走)に参加していると
六甲全山縦走にも参加したという複数の方から、ダイトレ縦走のほうがはるかに厳しいと聞く。
ダイトレ縦走は公称全長35kmとなっている。(実際にはそんなに無いというウワサも)
しかしながら六甲全山縦走は56kmに及ぶ。
六甲全山縦走のほうが楽なわけが無いと思うのだが。
まさに日本の万里の長城ようなもの。
冬こそ低山、汗をかきにくい季節にこそたっぷり歩いてみたい六甲山である。

兵庫・六甲山 起伏富む尾根歩きを満喫-眼下に広がる住宅街
2012/11/24 日本経済新聞より引用

関西在住の人にはなじみ深い兵庫県の六甲山。多くの山は麓の市街地から1~2時間で登ることができる。
だが、縦走となると話は別。神戸市須磨から宝塚市までの尾根沿いに整備された道は、20近いピークを越える。
全行程は公称56キロ、累積した標高差は3000メートルに達する。

これを1日で歩ききるのが六甲全山縦走で、毎年11月に「KOBE六甲全山縦走大会(全縦)」が2度開催される。
今年1回目の11日は、あいにくの雨にもかかわらず1934人が参加し1356人が完走した。
全山縦走の最初の記録は大正時代。14時間20分かけて歩いたとされる。
新田次郎の小説「孤高の人」には実在した登山家、加藤文太郎の超人ぶりを示すエピソードとして「縦走路を踏破し、
歩いて(神戸の寮まで)帰った。およそ100キロメートルを17時間かけて歩き通した」と記される。
全縦が始まったのは1975年(昭和50年)で今年は38回目。
六甲全山縦走市民の会の畠岡稔雄副会長(74)は六甲の魅力を「海からの日の出や日の入りはすばらしい」と語る。
17時間40分という制限時間があるので、11月上旬に2日に分けて歩いた。
1日目は源平の一ノ谷合戦で知られる須磨浦公園を出発し、須磨アルプス、菊水山などを経て新神戸駅まで。
同会の松田安修会長(73)に同行してもらった。
2日目は1人で新神戸から全縦のコースに戻り、摩耶山や六甲山を通って宝塚へ下った。
出発地点から舗装された道や階段を上っていくとほどなく旗振山へ着く。
かつて畳ほどの大きな旗を振って大阪の米相場を岡山方面に伝えたのだとか。
早朝に体操する人を見かけたが、松田会長が「『毎日登山』をしている人。
1万回とか2万回登る人もいる」と教えてくれた。
六甲山の縦走は住宅地や車道を歩く点で、他の山の縦走とは異なる。
ポートアイランドなどを埋め立てるため山が削られ、跡地が住宅地として開発された。
須磨アルプスと呼ばれる一帯では、岩場が険しいアルプスをほうふつとさせる一方、
眼下には住宅街がハッキリ見えた。
高取山と菊水山の間の市街地はコース中、最も迷いやすい。要所に立つ案内板は、
うっかりしていると見落としてしまう。
源義経が平家に奇襲をかける際に通ったとされる鵯越(ひよどりごえ)は、駅名にもなっている。
菊水山へはダラダラとした上りが続き、「全縦参加者アンケートで、最もきついという声が多い」(松田会長)難所だ。
市が原の手前の再度(ふたたび)公園では、紅葉が池に映え美しい。
再度山は弘法大師が2度登ったことでその名が付いた。全体に舗装路が多く、下りではヒザに負担がかかる。
初日は10時間かかり、松田会長の万歩計は4万3000歩を刻んだ。
2日目は豪快な布引雄滝を通って天狗道に。途中、明治・大正期に造られた水道関連施設や橋が点在する。
2時間20分ほどで摩耶山と全縦のチェックポイントになっている掬星台(きくせいだい)に着く。
「日本三大夜景」に数えられる名所だ。
摩耶山から先は比較的なだらかで、車道歩きが増える。
昭和初期開業の六甲山ホテルや日本最初のゴルフ場である神戸ゴルフ倶楽部などを横目で見ながらの山歩きは飽きない。
六甲山ホテルの先にある六甲山郵便局では全縦当日、参加者に甘酒が振る舞われる。
六甲山系の最高峰である六甲山(標高931メートル)の山頂はコースから少し外れるため、全縦の参加者は皆素通り。
最後の下りもアップダウンが激しく、標高はなかなか下がらない。2日目も結局、9時間半かかった。
全縦完走の難しさを実感した。

<旅支度>登山靴履き、雨具も持参
須磨浦公園へは、山陽電鉄と相互乗り入れしている阪急電鉄や阪神電鉄の梅田(大阪)から特急で1時間弱。
道は整備されているが登山靴で臨みたい。
雨具と防寒具、ヘッドランプは必携。地図は神戸市発行の「六甲全山縦走マップ」が便利。
コース沿いには自販機が多数あり飲料水は最小限でいい。
摩耶山から六甲山までは老舗のレストランやホテルが点在し、食事を楽しむのも手。
全縦についての問い合わせは神戸市市民参画推進局の大会事務局(電話078・322・5166)まで。
Check [ 2013/01/17 20:24 ] その他 | TB(0) |   コメント(9)

六甲山系 ドントリッジ・トウェンティクロス (2013.1.13) 

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六甲山
左から、ぱろやんさん、はんていさん、Takeshiさん、ちゃみさん、段取八分さん、キバラー、Booさん、うっちぃさん

『今日の六甲山』 ハイビジョン(HD)撮影 (4分26秒)


複雑難解な六甲山のマイナールート。
結局どこをどう歩いたのかよくわからないままたっぷり歩いた。(^^ゞ

コース】
三ノ宮駅-異人館街-(マイナールート)-城山-二本松-毎日登山発祥の地-
再度公園-(マイナールート)-北ドントリッジ-森林植物園-東門-
トウェンティクロス-市ケ原-紅葉茶屋-布引の滝-三ノ宮駅


【今日の狙いどころと結果】
 ・ドントリッジを歩く →達成
 ・トウェンティクロスを歩く →達成
 ・紅葉茶屋にて有名なすき焼きを食べる →達成


六甲山系は等高線云々以前に狭い範囲内に複雑に踏み跡のあるマイナールートが
それこそ蜘蛛の巣のように張り巡らせいて、こればかりはどれだけ歩いたかの経験がモノを言う。
地図はほとんど役に立たず、GPSは現在地を確認する程度。
そんな複雑難解なルートを六甲山のプロフェッショナルの段取八分さんこと、段八さんに案内してもらった。
段八さんとはほぼ一年ぶりの再会で、前回は昨年2月の六甲山であった。

8時30分に三ノ宮駅前で待ち合わせ。
今日は最大級の総勢8名。
某山岳会で新人育成などされてらっしゃるはんていさんとも久しぶりで、2011年4月の稲村ヶ岳
記事中には登場しなかったが2011年7月の南アルプス仙丈・甲斐駒行き以来である。
神戸の街の抜けて山手のほうへ。
街の美観に溶けこむようなローソンがあったり、異人館になっているスターバックスがあったり。
風見鶏の館の右の方へ、うろこの家の裏手のほうから山の中へ。
神戸港の見晴らしの良いところで温度調整。ここからしばらくはどこを歩いたかよくわからないが、
はっきりとした踏み跡が徐々に不明瞭な踏み跡になったかと思うと斜面をへつり、
トラロープのある急登があったりでいきなりの段八ワールドへ。
急登を登りきると汗が滲んでくる。薄着でも汗をかくなんてとても冬とは思えないほど。
その後は段八さん任せで付いていくのみ。
城山のピークを通っているがどこのことだったのかさっぱり。
そのうちに再度山ドライブウェイに一瞬出たかと思うと再び山中へ。
しばらく登りがあって善助茶屋跡に到着。(10時20分)
ここが以前ブログで取り上げたことのある「毎日登山発祥の碑」のある場所だ。
あたりは綺麗に清掃されていて今でもここをよく訪れる人が居るのであろう。
ここからは下り基調になったかと思うと舗装路に出た。
再度公園(ふたたびこうえん)である。(10時40分)
実はここに来たのは今回が初めてだ。
再度山は近くにあるが道が無いので行けないとのこと。
公園には修法ヶ原池という大きな池があり、その周りを取り囲むように憩いの場になっている。
ここでお昼にした。
今日は全員が電車で来たので、さっそく昼間からビールを飲む人も。

およそ一時間の滞留の後、再出発は11時40分ごろ。
池の周りを周回してから再度山ドライブウェイを横断してからはまたまたマイナールート。
南ドントリッジは通らず、北ドントリッジを歩いて森林植物園へ。
園内をしばらく周回するなどして時間調整をする。
料金所から出て東門からはトウェンティクロスへ。
堰堤の大規模な工事をやっていて迂回路がある。
さすがにちょっと疲れがでてきて、この迂回路を上がる階段がちょっときつい。
沢を数回渡渉しては少し登ったり。
市ケ原まで下ってきて、河原のイノシシを眺めている時に
当ブログをご覧いただいている単独男性の方から声をかけていただく。
ありがとうございました。
そんなこんなでようやく紅葉茶屋へ到着。(15時5分)
付近には櫻茶屋や曙茶屋などがあるが、食事の営業をやっているのは紅葉茶屋だけである。
紅葉茶屋は、おっサンテレビ「山登り☆大好き」でも登場した茶屋で、
「すき焼き」だそうで、今回、Booさんに予約関係でお世話になった。
ここのすき焼きは、牛肉は三田から予約毎に取り寄せている三田牛(一人150g)に
野菜の一部は京都から取り寄せているみずみずしいものばかり。
最後はもっちりしたうどんも付いていて1人前3000円。
瓶ビール(1本500円)で乾杯して最高に美味しいすき焼きを食べて腹いっぱい。
もう何も食べれないほどであった。それに実に家庭的なおもてなしを受けた。
看板犬の「クロ」が可愛かったなぁ。
早い夕食を終えて店を出たのが16時45分のことであった。
あたりはだんだんと暗くなりつつあった。
三ノ宮駅まではここからまだ一時間近くの下りである。
日没が迫る中、布引の滝を見たりした後、ひたすら歩いて三ノ宮駅帰着が18時ちょうどであった。
低山ながらもアップダウンなどバリエーション多彩でたっぷり歩いて
最後は美味しい食事と非常に充実した一日だった。

その他の写真は以下より。
Check [ 2013/01/14 16:51 ] 六甲山系 | TB(0) |   コメント(18)

サンテレビ 『山のぼり☆大好き』 

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山のぼり☆大好き

こんな番組があるのを知らなかった。
最近テレビをゆっくり観る時間のゆとりが無くて。
BS等では特に山関係の番組が増えているように思う。

さて、好日山荘提供のこの番組、
 「四季折々の神戸の山を登りって自然の素晴らしさや登山の楽しさ、
 さらにはオススメの登山ファッションや必須アイテムなど山のぼりに関わる様々な情報もお届けします。」
とある。

「四季折々の神戸の山・・」ってことは六甲山専門か?と思いきや、
なんと来週は「金剛山」が登場するみたいです。
撮影は昨年末12月29日25日に行われたみたいです。

突っ込みどころ満載のような気がするなぁ~。(いい意味で)


 【来週以降の放送予定】

1月18日 毎日登山の山、金剛山(大阪府)
1月25日 虚空蔵山から六甲を眺めよう

金剛山 第294回 (2013.1.6) 

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金剛山 ちはや園地付近にて ※左から、orisさん、ちゃみさん、キバラー、うっちぃさん、Takeshiさん

雪もないのに寒さだけが身にしみた。
山友みなさんとバッタリ遭遇。


【ルート】
登り:ツツジオ谷源流ルート
下山:松の木ルート


今日、声をかけてくださった方々、
ツツジオ谷源流ルートでお会いしたヤマレコやってらっしゃる男性、
捺印所前で挨拶いただいた男性、
いつも拙いブログをご覧いただきありがとうございます。
テレ屋なので何をお話していいかわからないまま失礼させていただきました。
スイマセン(^^ゞ

長い休みだった。
明日から仕事初めなので今日は単独で軽く済ませておこうと思いきや、
よくご一緒していただいてブログにも出ていただいてる山友につぎからつぎへと遭遇。
え?今日登ってたの?って感じで。
記念写真と山頂売店でのお茶だけご一緒していただいてお別れした。
せっかくなのでこんどの山行きの約束を取り付けて。

orisさんとは昨年8月の金剛山以来。(過去に何度もご一緒していただいてる)
ちゃみさんとは昨年2月の金剛山以来。(過去に何度もご一緒していただいてる)
うっちぃさんとは年越し登山でお会いしたばかり。
Takeshiさんとは昨年12月の金剛山以来。(いちばんお付き合いが長い)

まつまさ駐車場を9時過ぎにスタート。
しばらくご無沙汰しているルートを登りたかったので、
まずはツツジオ谷ルート、それも源流ルートから。
前にツツジオ谷源流ルートがいつだったかなと振り返ったら実に2年前のことだった。
ツツジオ谷ルートの核心部の「二ノ滝」の氷爆の程度は60%ぐらい。
このところ氷点下が続いていたのでそろそろかなと思っていたがまだまだだった。
源頭部は前回登ったときと特に変わりがなかったが、
前からあったのか、途中、尾根に直登する分岐があった。
写真撮りながらなので時間がかかり、山頂到着は11時30分で気温はマイナス1℃。
鳥の餌場では鳥と触れ合い、香楠荘で食事をして道中にお会いした山友と山頂売店まで戻ってお茶。
もみじ谷本流ルートを登ってきたちゃみさん情報では第六堰堤も60%くらいの氷爆だったとか。
売店ではマイミクのm.t.さん、ひろさん(初)、金剛山公式ページ管理人のまっくんさん、
JJさんなどなどいろんな方にお会いできた。
下山は松の木ルートから。
松の木ルートも相当久しぶりであったが特に目立って変わった点は無かった。
途中、合流してくる釜谷ルートのほうを見るとトラロープがいくつも付けられていて
最近歩く人が増えてきたのかなと思った。

その他の写真は以下より。

台高山系 明神平 (2013.1.4) 

20130104-1.jpg
明神平にて
今回のメンバー
のぶさん,yossiさん,くーさん,ニコさん,恵さん,恵さんのお子さんショーゴ君(小2),ワッキーさん

『今日の明神平』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分53秒)


マイナス7℃の極寒でのお昼は寒すぎてアゴが動かなくて噛めない。。
そんな中、小学2年生の子どもさんもよくがんばりました。


【コース】
大又林道駐車場-明神平-前山(ヒップそリ遊び)(一般登山道ピストン)


普段めったに一緒に登る機会が無い平日組のみなさん。
それでも何かとつながりのある山友の方々と久しぶりにお会いすることができた。
ブログ「低山徘徊者の徒然日記」の管理人ののぶさんから
小さい子どもさんのいらっしゃる方を明神平にソリ遊びにお連れするという主旨で
大人のハードな山登りじゃないよ企画におじゃまさせていただいたという次第。
ご一緒いただいたのは、お馴染みのyossiさん、kuuさん改めくーさん。
そして遥か遠方の岐阜県からしょっちゅう金剛山に通われてらっしゃるというニコさん。
さらに今日の中心人物となったショウゴ君(小2)とそのママの恵さんとワッキーさん。
総勢8名(子ども含む)。

大又林道終点の駐車場までまったく積雪無しで路面は乾いていた。
駐車場を出発してのんびりと歩き始める。
湧き水等で路面が濡れた部分は凍っている。
この凍結部分を避けて歩くのに端っこを歩いたり乾いた面を探して歩いたりと苦労する。
林道をゲートまで詰めた後は大荒れの林道。
いつぞやの風水害でおもいっきり道がえぐられていて痛々しいままの状態だ。
そんな大きな障害箇所を越えて登り詰めたあとは沢の渡渉だ。
氷結している部分があるので乾いた石を探しながら越えて行く。
そんな箇所が数箇所ある。
あたりが白くなってきたのは明神滝付近から。
それでも雪は薄く路面は露出している部分が多いのでアイゼンが無くともグリップが効いた。
明神温泉と呼んでいる水場は、水が凍らないのが不思議だ。
ほんのり湯気が出ているようにも見える。
素手で水を触ってみるとそんなに冷たくない。
滝でも凍っているというのにここだけナゼ?
8合目~9合目あたりからは樹氷も相まってモノクロームな白銀の世界となる。
しかし決して雪が深いわけではない。
明神平に到着してみると東屋が普通に利用できる状態。
いつもならこの時期は屋根に簡単に乗れるくらいに雪が積もっているのだが。
天気は晴れではないが適度に吹っ切れている。
天王寺高校のあしび山荘前で記念撮影などで小休憩をしてから
ヒップそりを楽しむために前山まで向かう。
樹氷がものすごく綺麗である。
雪は薄く硬いモナカ状態で、せっかくお借りしたワカンを使うような状態ではなかった。
前山では一同ヒップそりで白熱する。
お昼になって空腹感も出てきたのであしび山荘付近まで戻る。
雪がちらつき時おり吹きぬける風を避けるためにあしび山荘の近くで場所探し。
ようやく落ち着ける場所を見つけたが
極寒で食べるコンビニのおにぎりは顔が冷たくてアゴの動きが鈍く食べづらかった。
最近お気に入りの日清の天そば(たて型3分間仕様)には山専ボトルにて熱湯。
朝4時くらいに入れて7時間経過後もアツアツ。
しかし3分経って食べているとみるみるぬるくなってきた。
手はかじかむしアゴがまわらないし極寒の中でおいしい食事なんてムリだな~。
食事後は寒さをしのぐためにもただちに下山開始。
明神滝まで降りてきたところで風をしのげてテーブル状の岩もあるところで珈琲タイム。
くーさんからスイーツの差し入れをいただいた。
ショーゴ君(小2)は最初から最後まで元気いっぱいで大人に癒しと和みを提供してくれた。
なんだか大人がショーゴ君に遊んでもらったという感じ?!
そんなこんなで、子どもに合わせた歩調でゆっくりと景色を眺めながらいろんな人と静かな山を
いつもと違うスタイルの山登りを楽ませていただいた。
みなさんいろいろお世話になりました。
参加させていただきありがとうございました。

その他の写真は以下より。
Check [ 2013/01/05 18:37 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(22)

金剛山 第292回 (2013.1.1) 

20130101-1.jpg
平成二十五年一月一日 金剛山山頂
※ぱろやんさん、夜登さん、残月さん、オノさん、Yちゃん、みーさん、Booさん、キーコさん、うっちぃさん、キバラー

2013年 あけましておめでとうございます!

マイナス7℃という未体験の極寒の中での2時間は厳しかった。

長時間露光撮影なんてやってられないくらい寒かった。
それでも熱心に撮影されてらっしゃった夜登さん、ぱろやんさんの集中力はスゴイです。
綺麗な写真はそちらのブログをご覧ください。

<参加者> 順不同
 ・みーさん・・昨年は四国剣山や大雪の大峰をご一緒した山友
 ・キーコさん・・昨年は三峰山をご一緒した山友
 ・うっちぃさん・・昨年は六甲山や金剛山をご一緒した山友
 ・Booさん・・ブログ「Boo~* Photo Days」の管理人さん
 ・ぱろやんさん・・ブログ「ぱろやんの金剛登山」の管理人さん
 ・夜登さん・・ブログ「金剛山の夜景」の管理人さん
 ・オノさん・・ブログ「都市・場所・山を歩く」の管理人さん
 ・Yちゃん・・昨年の年越し登山でもご一緒していただいた山友
 ・残月さん・・昨年は遠征でご一緒していただいた山友

一昨年はドカ雪で-6℃だった。
昨年は無風で-2℃でも寒かった。
今日は微風に-7℃という未体験な寒さはジリジリとカラダを凍らされそうな厳しさだった。

<ルート>
登り:カトラ谷ルート
下山:千早本道

昨年12月30日は途絶えることのない雨が一日中降り続いた。
翌31日の朝早くにババ谷ピストンによる早朝登山では
ぬかるんでいると思われた登山道は固く締まっておりノーアイゼンでピストン。
だたし風が強くて体感温度はかなり低かった。
そしてその日の深夜、近年高齢となっている年越し登山の日である。
心配された風はやみ、山頂では微風程度であった。
それでもマイナス7℃という気温は心もカラダも凍る、これまで経験したことの無い寒さだった。
それでも家の中で気温が8℃のときのほうがブルブル震えているように思う。

22時に山麓の駐車場に待ち合わせで車2台の乗り合わせ。
着いた組から登山を開始し、駐車場では待たないとのこと。
駐車場に着いてみると先発組はすでに出発しているようで静まり返っている。
路面は凍結もなくスムーズに来れたので他の車も数台すでに止まっていた。
昨年の年越し登山以来一年ぶりのオノさんとぱろやんさん、
最近では金剛山でお会いしているYちゃんと4人で後発組。
駐車場出発が22時ちょうど。
日付が変わるまで2時間もあるので時間的には余裕である。
夜間登山なので当然ながら安全な千早本道を歩くことを誰もが疑わなかったが、
歩き始めてすぐの高城茶屋のところで自分がややカトラ谷のほうに足を向けたのではないか?
という疑惑が盛り上がり、まったくそんなつもりは無かったが、
「じゃあ、せっかくなので・・」ということで夜間でも比較的安全なタカハタ谷ルートから登ることに。
しかしながら、変貌してしまったカトラ谷ルートの取付きを未だ見たことがない
という一言に流されてタカハタ方向とカトラ方向の分岐直前でカトラ谷ルート行きに決定。

こんな調子で詳細に書いていくといくらでも長くなるのでこの先は要点だけ。(^^ゞ

夜間登山で千早本道、念仏坂以外のマイナールートは初めてである。
取付きまでの林道はいつもながら長く、取付き手前の林道直角カーブのところで
温度調整小休止でごついアウターやグローブを脱ぎ捨てる。
取付きの堰堤部を過ぎ、ヘッデン4人分の明かりを照らしながらゆっくりと沢伝いを登っていく。
踏み跡は夜間では視認しにくい。
太陽の下で総天然色カラーで見るのと比べるとモノクロームの世界のようである。
歩き慣れたルートで注意深く確認しながら歩いていたにもかかわらず一度ロストしかけた。
難所が近づいてくると以前とは様子が違っていて、
崩落があったのか寺谷ルートに設置されているような木製のワイルドな階段やハシゴが
新たに設置されていたが凍結部分があったりで慎重を要した。
ノーアイゼンなので、難所の箇所で万が一滑っては危険なので
ロープにクサリをしっかり持ちながらクリアする。
カトラの水場で小休止、風もなく薄着でもまだ寒さを感じない。
汗をかかないペースを維持しながらのペースであるが、
それでも暑くなってきて時々クールダウン小休止。
前日の雨で水の溜まった箇所などは凍結していてツルツルである。
そういう箇所を注意深く見極めながら乾いた石を選びながら登り詰める。
暗闇では距離感を感じにくいのが良い、というか楽しい。
そんなこんなで一時間20分で山頂到着。
山頂下の広場にはテントが2張。国見城址広場にもテント。
先発組のみーさん、キーコさん、うっちぃさん、Booさんに合流。
休憩となると途端にカラダが急激に冷えてくるので大急ぎで防寒着を着こむ。
ダウンジャケットにフリースにレッグウォーマーを追加。
そこへ、夜の金剛山を撮らせると天下一の夜登さん登場。
夜登さんとは昨年の年越し登山以来一年ぶりである。
夜の金剛山の大ベテランの夜登さんは実にサービス精神旺盛でかつノリがいい。
あのUSJのカウントダウン花火が山頂から見えるとのことなので
国見城址広場にて待機。
あたりを走り回らないとどんなに防寒してもじっとしていられない寒さである。
国見城址広場にて、灯籠の火(103本)にロウソクの火を灯す作業を終えた残月さんと合流。

何の鐘もアラームも鳴らず、しずかに新年を迎えた。
USJの花火はというとたしかに視認できたが小さすぎる。。(> <)
比較的近いPL花火でも山頂から見るとがっかりな小ささなのだから想定内ではあった。
記念写真合戦が落ち着いたところで売店前に避難。
避難したところで微風が無いだけで少しマシなだけである。
みーさんがモナカの中に入ったお湯を入れてかき混ぜるだけのお汁粉と
しゃぶしゃぶ持ちを全員分用意してくださった。
熱湯を注いで一分待ったところで餅は一向に柔らかくならず、
お汁粉も急激に冷めていって温かさを通り越してしまった。
他にもいろいろ計画があったようであるがこの寒さじゃ何をやってもムリということに。
転法輪寺境内の焚き火はたいへんありがたく少し近寄るだけでずいぶんと違う。
焚き火を囲んでいるとまるで温泉に浸かっているかような錯覚。。。
その後は初詣に葛木神社へお参りしたり、
ブナ林のほうに下りて夜登さんから葛城山方向の夜景の解説を受講したり、
戻ってきて再び焚き火にあたったり。
登ってきたときには十数人ほど居た登山者はすっかり下山してしまったのかひっそり。
山頂で約2時間を過ごして下山の途へ。
千早本道にて快適に下山完了。
駐車場ではマイナス2℃と、山頂に比べて5℃も気温が高いので快適である。
寒すぎて困難だった山頂での茶話会の続きをランタンの灯を囲んで。
オノさん提供のののじロールやみーさん提供のシュークリームを珈琲で。
そんなかんやで今年一年の幸先の良いスタートを切ることができたひとときとなった。
ご一緒いただいたみなさんありがとうございました。
また拙いブログをいつも見に来ていただいているみなさまへ。
いつもありがとうございます。
今年もよろしくおねがいいたします。

その他の写真は以下より。

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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