生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

eGear(イーギア) 社 『SplashFlash』(スプラッシュフラッシュ) 

20120829-1.jpg
SplashFlash(eGear社) + エスビナー(NITEIZE社)#2 との組み合わせ

オービットを引退に追い込む存在。

どこからどう見てもフラッシュライトである。
メインのヘッデン(旧型)サブのヘッデン、さらにはオービットランタン(旧型)
イーライト(旧型)などなどのLEDライトを持っているというのに
「またオマエは仕事が煮詰まったとかでストレスのせいにして、小モノの衝動買いですかね?」って言われそう。
高いものはなかなか買えないけど、安っいちっこいモノで幸せになれる人、集合~。\(^^)/

LEDライトは何個・何種類あっても所有しているだけで秘密兵器のようでうれしいのである。
クラヤミでは明かりほどありがたいものは無い。
といってもなかなか出番が無いのでライトを使うためにわざわざナイトハイクをしてみたり。
そういえば年越し登山以来ナイトハイクをしていないなぁ。
ちなみに、ブログ「金剛山の夜景」の夜登さんと二人して
光りモノ(LEDライト)は男のロマン」を提唱していたりする。

さてこのスプラッシュフラッシュ。
まずネーミングがイいい。
「ふつうのLEDライトなら買うわけないよね?何かが特別なんだろ?」って
少しでも疑ってくれたなら「なかなか鋭いな~」とお返しします。
じつに個性的なライトなのである。

IPX7等級の防水であったり、単四型電池1本で連続11時間点灯したりするのはさておき、
連続点灯モードにしても点滅モードにしても光り方が「ふつうではない」のである。
他のLEDライトではありえない光り方をする。

ここまでの説明で欲しくなった方がいらっしゃればきっとキバラーとは気が合うよー♪

まず常時点灯モード
半透明のレンズからまるで電球のような光り方をする。(電球色ではない)
つまりフラッシュライトのように照らした方向に光を集めるのではなく、
まるでランタンのような、まぶしすぎない「拡散光」なのである。
これを吊るして照らすと、なんと!あのブラックダイヤモンド社のオービット(旧型)より明るく感じた!
というのも、オービットを吊るして使用した場合、真下が本体で陰になってしまうからだ。
オービットは単四電池を4本使っても11時間というスペック。
重いし防水でもないオービットはテント泊装備としては引退決定。

そして次に点滅モード
驚くべきことに、ただの規則的な点滅ではなくSOSのモールス信号と同じ点滅をするのだ。
ってことはSOS時にしか使えないってことになるけど。(^^ゞ

あ~、もう一個予備に色違いを買おうかな。。(^^ゞ
A&Fカントリーに売ってます。
Check [ 2012/08/29 20:23 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(4)

大峰山系 四寸岩山 周回 (2012.8.25) 

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大峰山系 四寸岩山にて

虫が少なくなってきて秋の気配を感じる。
けっこう涼しくて快適だった。


山上ヶ岳に行くかどうしようか迷った。
あんなに変化に飛んだルートは珍しく、とても楽しいルートなのに一年以上も登ってない。
しかも今回は絶好の天気で遠くまで見通せるほど澄んでいる。
こんな天気の日は、みなさんもっと遠くの展望のある高い山に行ってるのかなぁと思いつつ。
陽の当たる山はまだまだ暑いだろう。
そんなこんなで地味に大峯奥駈道の未踏ルートつぶしに行くことにした。
残すところあとわずか。

【目的】
 1.大峯奥駈道の未踏区間つぶし
 2.地図上からは読み取れないナニカを発見すること

【コース】
 五番関登山口(7:30)-大天井ヶ岳(8:50)-大天井茶屋跡-二蔵宿小屋-ヌタ場-足摺茶屋跡(11:15)
 -四寸岩山(11:35)-林道合流-休憩所?-大天井滝-五番関トンネル-五番関登山口


五番関
起点となる五番関トンネル前に7時頃に到着。
すでに5台の車が停まっていたが山上ヶ岳のほうに行ってる人ばかりだろう。
一台車がやってきて、父親と息子さんと思われる親子が準備して登って行かれた。
自分も後に続く。
いきなりの急登で薄暗くさびしい雰囲気があるが15分も登れば大峯奥駈道の五番関に着く。
さきほどの親子が休憩しておられ、女人結界門の前で写真を撮ってあげた。
しばし一息ついたところで再出発。
山と高原地図の破線ルートである在来道を歩いてみたかったが、
崩落のために通行止めであった。
しかもしっかりとした看板が建てられていたことから復旧する予定もないような感じ。
いままで長年登山道として使われてきたものが、どうしてここ近年になってあちこち崩落したりで
どんどんと潰されて行くのだろうか。単に異常気象で片付けて良いものかどうか。

大天井ヶ岳
トラバースできると期待していた従来道が歩けないので、仕方なく大天井ヶ岳のピーク経由で。
大天井ヶ岳のピークは過去に何度となく登っているが、金剛山とのW登山のセットだったりと
ついでに来る感じのピークで、展望はほとんど無く、これといって何の特徴もない。
こんな天気の良い気持ちの良い日にわざわざ来たことを後悔するほどである。
ところが今回は珍しく遠くを見渡すことができた。
そこで思った。
展望のある山は天気の良い日に行けば、遥か遠くが見通せなくてももれなく展望を楽しめる。
普段ほとんど展望の無い不人気な山こそ、こういう日に展望が見えると得した気になる?
ということにしておこう。ハイウェイ代を3千円ほどケチったばっかりに大展望が。。;;

大天井茶屋跡
さて、大天井ヶ岳から吉野方面に向かって四寸岩山までの奥駈道は未踏区間である。
未踏の道を歩くのは楽しみで仕方がない。
大天井ヶ岳のピークから少しばかり戻った分岐から奥駈道を行く。
いきなり高度を落としていくトラロープゾーンである。
大天井ヶ岳ピークまで来ていたかつての林業用モノレールのレール伝いに下りて行く。
ほどなくパッと開けた平地に出た。
そこからの展望は大天井ヶ岳ピークからの展望よりも広範囲に望むことができて弁当広場適所だった。
金剛山や葛城山がすぐそばに見えるくらい澄みわたっていて、六甲山もはっきりと確認できた。
ちいさな祠がひとつあった。

二蔵宿小屋
植林と自然林の交錯している快適なトレールを歩きながらさらに高度を下げて行き、
そのうち金剛山よりも標高が低くなってしまったところでいきなり構築物出現。
近づいてみると縦走に利用できる立派な小屋でありテント場であった。
小屋の中に入ると、いかにも泊まっていってくださいと言わんばかりの至れり尽くせりな感じ。
サンダルや書籍まで設置されてあって、誰か人が住んでるんじゃないのかと錯覚してしまうほどだ。
吉野まで4時間と書かれてあった。
林道など無い時代は茶屋や小屋が命綱であり、大峯奥駈道を歩くってことは
まさにサバイバルだったに違いない。
そう思うと、林道など近くにない、エスケープのできない深い山奥で、
自分の足で歩くしかないような山域に行ってみたくなった。
それってたとえばどこだろう。
大峯奥駈道も弥山を出て釈迦ヶ岳方面へ向かうとほとんどエスケープできないものであるが。

林道一時合流
二蔵宿小屋を出るといきなりの分岐。地図には無い。
古道との分岐である。古道は奥駈道と並行に続いている。
古道とは言えふつうに歩けるのに、古道を活かさずに奥駈道があるのはナゼ?
その後も古道との並行区間が続いた。
二蔵宿小屋から30分くらい歩いたところで舗装林道と合流した。
そこはいちおう「百丁口」となっていて広場もあった。
ちなみにこの舗装林道は崩落箇所があって現在は車の通行はできない。
そんな林道とはすぐに別れて再び登山道へと入って行く。
林道からは今日の折り返し地点の「四寸岩山」へは行けないのである。

ヌタ場・足摺茶屋跡
山と高原地図には書かれてないが、現地の看板などの地図には書かれているヌタ場。
文字通りヌタヌタなのかと思ってたら、実際もそのとおりな感じ。
雨が降ったあとなんかひどいだろう。
枯れた池のようなものもすぐそばに。
足摺茶屋跡の小屋はというと二蔵宿小屋と違ってちょっと人を寄せ付けない雰囲気。
中を覗いてみたけど祭壇があったり、外には墓っぽいものも。
避難小屋としては十分使えるが。。

四寸岩山
登って登ってスタートから4時間かかってようやく四寸岩山に到着。
けっこうたっぷり歩いた感があった。
またここに来ることになるとは思ってもいなかった。
ここで昼食を摂るしか無いと思っていたが、草いきれに虫、なんだか暑いし落ち着かないので
写真を撮っただけですぐに折り返し。
前にここを訪れた昨年の秋は寒くて昼食するには耐えれないので撤退したが夏でもダメだった。
足摺茶屋まで戻ってくると平地なのでここで食べようかとも思ったが、
やっぱりどこか人を寄せ付けない空気を感じたのでもっと戻ることにした。
木漏れ日もある明るく広い平地を見つけてようやく昼食。
時計は12時を過ぎていた。

いざ林道へ
四寸岩山まで4時間かかった道のりを、再びピストンで戻る気にはなれない。
特に大天井ヶ岳への登りはキツすぎるだろう。
ということで迷いもなく舗装林道の合流点から林道歩き開始。
通行止めの原因となっている崩落箇所があるとすれば歩いて越えれるだろうかという不安もあった。
車も人も通らない林道をてくてくと快適に歩く。これは楽チンだ。
最初の崩落箇所に遭遇。
林道へ上からの土砂が崩れてはいるが、軽トラが通った跡があったりで車でも十分クリアできる。
この程度でも通行止めなんだぁと進んでいくと、こんどは道路が陥没している。
それもごっそりと道幅の大部分が下に落ちている。
残った部分はというと、やっぱり軽トラがぎりぎり通れるような幅がかろうじて。
さらにどんどん進んでいくと、何やら開けた場所が出現。

謎の休憩所?
まるでテント場のようにだだっぴろい平地にポツンと休憩所の建物。
キャンプ場でもないし、いったいここは何だろうか。
あまりにも開放感がある場所がひとりじめできる機会なのでしばらくお茶休憩。
再出発してしばらく進むと、こんどはさすがに軽トラでは通れない崩落箇所あり。
バイクなら通れるのだが。

大天井滝
百合ケ岳の威圧感ある山容を眺めながらも林道をてくてくと進む。
五番関トンネルから川上村への分岐点があり、そこを五番関トンネルに向けて登り返して行く。
その後は崩落箇所は見当たらなかった。
もう少しで五番関トンネルというところで大天井滝とやらがあった。
そばまで見に行ってみたが・・・微妙。

そんなこんなで遠回りぎみながらも林道を利用したことで復路はずいぶんと早く帰ってくることができた。
大峰奥駈道を歩いたというのに、今日一日を通して車はもちろん、誰一人としてすれ違うことが無かった。
こんなに人の居ない山域ってなかなか無いよなぁ。
良いんだか悪いんだか、いかに不人気な区間かというのがわかっただけでも収穫としよう。
それでも常に風があって涼しく、いつもよりゆっくりと時間の流れる山歩きができた。

さて、大峯奥駈道の未踏区間(南奥駈道を除く)であるが、残すところあと「五番関~洞辻茶屋」まで。
山と高原地図のコースタイムで1時間50分の区間のみとなった。

その他の写真は以下より。
Check [ 2012/08/26 17:52 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(6)

金剛山 第278回 (2012.8.19) 

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金剛山 転法輪寺境内前にて  ※左から、orisさん、うっちぃさん、Booさん、キバラー

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (4分17秒)


ひさしぶりの沢ルートはやっぱり涼しかったー。

【ルート】
 登り:石ブテ西谷ルート
 下山:中尾の背ルート


今年に入ってから何かとご縁のあるorisさんと、毎度おなじみのうっちぃさん、そして・・。
ブログヤマレコにFacebookにmixiにTwitterもやられていて写真好き、料理好きの
最先端山ガール「Booさん」と一緒に登っていろんな情報を交換したいということで今回の企画。
Booさんとはチャレンジ登山大会のときの初対面以来三度目の顔合せとなる。
すでに金剛山のレアなルートをたくさん登ってらっしゃって、今回の石ブテ西谷ルートも2回目とのこと。
前日には単独でJR北宇智駅からという超長尺な天ヶ滝新道から金剛山を登られたばかりだというのに
本日もまったく疲れ知らずなパワフルさを発揮しておられた。
さらにさらにみんながアブで大騒ぎしているのに、アブがくっついてもまったく動じないBooさん。。(^^ゞ
最近は登山回数捺印をもらうだけの簡略登山になっていた金剛山。
久しぶりの沢ルートはとても楽しかった。

石ブテ西谷ルート
朝7時45分に水越川駐車場をスタート。
舗装路を下ってきて青崩トイレ前から取り付き、谷の右側の舗装林道を詰める。
入渓する直前にはブッシュが少しあったりで暑苦しかったが、沢に入るとたちまち涼しくて快適。
やっぱこの季節は金剛山の沢かなぁって、もうすぐ秋だよな。
初めてこのルートを歩いたときは補助ロープも無く、高巻きで巻き倒してえらい苦労したものだ。
今回巻いたのはたしか一箇所ぐらいで、あとは楽しく沢を遡行することができた。
沢が終わって植林地帯に入ってからは平和そのもの。途中のセトの分岐看板はスルー。
しかし沢を最後まで詰めると泥んこ&急登&ブッシュが必至なので、
途中、左手に進む「ヤカンルート」(非常に大きなヤカンがある)から石ブテ尾根ルートに合流。
さらに、六道の辻へは行かずに途中の分岐からショートカットして大日岳へ。
「金剛山を守る会」に入られてるBooさんは、登山道のゴミを拾いながらの登山であった。

金剛山山頂(10:40)
今日は空気が澄んでいるのか、大日岳から明石大橋がはっきりと見えた。
なんやかんやでスタートしてからほぼ3時間で山頂に着いた。
山頂でしばらく休憩していると、danashiさんと一緒に登っておられたことがあるという
男性から声をかけていただきました。もしかしてあの「M田さん」ではないだろうか。
だとしたら、GWに大杉谷へ突入する勇気をいただいた方だ。
ありがとうございます!
その後、捺印所前で、ブログ「ぱろやんの金剛登山」のぱろやんさんと遭遇。
たいへんお久しぶりでした。また近く一緒に登ってください。
Takeshiさんも登ってらっしゃったみたいだが30分差だったみたいでお会いできず。
売店では先日「剣山」にご一緒していただいたみーさんに挨拶。
腹も減りまくってるので立ち話もそこそこに「ちはや園地」へ移動。

ちはや園地キャンプ場
あまりにも展望が良いみたいなので展望台に上がって遠くの山並みを眺める。
高見山、大峰山脈の山々をはっきりくっきり確認することができた。
キャンプ場では食器セット(500円)を借りて炊事の準備。
Booさんがエスニックなカレーを作ってくれるというメインイベントだ。
野菜の下茹でからフルーツ、流行の塩麹キュウリもろもろから手作りナンまで
前準備いろいろありがとうございました。ごちそうさまでした。
3時間近くゆっくりしたところで下山へ。

中尾の背ルート
再び山頂まで戻り、大日岳、六道の辻を経て中尾の背ルートへ。
なにやら雲行きがあやしくなってきたのを察知。
雷警報器は要注意ランプ。
せっせと高度を下げていく。
丸滝の沢まであと半分くらいのところで突如バケツをひっくりかえしたような滝の雨。
レインウェアを着る間も無い。取り出している間にずぶ濡れになる。
いつものゴーライトの傘でなんとかしのぐ。
そのままレインウェアを取り出すことなく傘だけで下山。
沢の近くに下りてくるまで豪雨が続いた。
沢に下りると増水していて勢いがスゴい。
といっても膝ほどの深さもない沢なので危険はない。
それと斜面の崩土も懸念されたが崩れてきそうな斜面は無さそうだった。
全員、全身ずぶ濡れになりながらなんとか林道に出たときには雨はほぼ上がった。
山頂に居たのなら雨宿りしていたし、ルートも変更していただろうと思う。
勝手の知れた金剛山じゃなければ沢へは降りずに登り返して安全ルートでの下山も考慮しただろう。

と、まぁ予想外にワイルドな展開もあったがそれもまた楽しいハプニングであった。
ご一緒いただいたみなさん、ありがとうございました。

その他の写真は以下より。
Check [ 2012/08/21 21:31 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(8)

四国山系 剣山(つるぎさん) (2012.8.16) 

※この記事は公開後、都合によりに画像を差し替えました
20120816-44.jpg
次郎笈から眺める剣山 写真クリックで拡大可

『今日の剣山』 ハイビジョン(HD)撮影 (6分32秒)

なんと美しい山稜だ!
そこは穏やかで優しい魅惑の山域だった。


四国の山々は他の山域のどこにも無い独特の良さがあるのではと思った。
周りのどの山も穏やかで山頂には展望のある芝生広場があるような山ばかり。
癒されるなぁ~。他の山が色褪せてしまいそう。。
白山、立山以来の感激かも。
剣山は日本百名山の一つで別名太郎笈(たろうぎゅう)と呼ばれている。
隣の次郎笈(じろうぎゅう)とは兄弟関係。
剣山というとオフローダーの聖地で日本最長の未舗装路「剣山スーパー林道」のそばである。
オフロードバイクに乗っているときにいつかは走りたいと思ったまま実現できなかった事から
剣山の名前だけは知っていたのであるが、こういう形で実現できるとは思ってもいなかった。
愛媛県の石槌山に次ぐ西日本第二の高峰の剣山(標高1,955m)は
近畿地方最高峰の八経ヶ岳(標高1,915m)よりも高いがとても登りやすい山だとか。
実際、たしかにそうだった。皇太子さんが良く登ってるとか?!
二万五千分の一の地形図がベースの山と高原では表現できない狭い範囲内に
無数のコースや見どころがあるのにも驚いた。

みーさん、ミカさん、おひさしぶりです!

【目的】
 1.剣山のピークハントとピークから次郎笈の眺め
 2.次郎笈のピークハントとピークから剣山の眺め
 3.名水百選の剣山御神水の飲用
 4.キレンゲショウマを見る

【コース】 ※休憩も多くかなりゆとりのあるタイム
 見ノ越(8:15)-西島駅(9:15)-刀掛(9:30)-キレンゲショウマ群生地-不動の岩屋-剣山頂上ヒュッテ-
 剣山山頂(10:40-11:00)-次郎笈(11:35)-(昼食)-剣山御神水-大剣神社-西島駅-見ノ越(14:50)

アクセス
本来であれば大阪からだと明石海峡大橋、淡路島、鳴門海峡大橋を経由して
徳島自動車道の「見馬(みま)」まで一気に高速道路移動するのが一般的であるが、
前日夜からの移動のために全員が快適な仮眠が取れるようにと往路はフェリーにて。
神戸のミカさんと三ノ宮で合流するためにも都合が良かった。
みーさんには本件でいろいろお世話になりました。
三ノ宮~高松行きのフェリーは午前1時に出航し、午前5時に高松港へ着く4時間の所要時間。
4時間仮眠できると思いきや、お盆の関係で乗船客が多く、乗船したときには
すでに雑魚寝スペースは満員のため、茣蓙(ござ)が敷かれた通路みたいなところをなんとか確保。
ものめずらしさもあって夜景を眺めたりしていたので実際には2時間しか熟睡できず。
それでもテント泊さながらにZライトやエアピローなどを持ち込んだので快適に眠れた。
高松港からだと愛媛県にある石鎚山へは2時間で行けるそうであるが、
剣山は徳島県にあるにもかかわらず山道クネクネなどの下道アプローチが長く3時間はかかる。
祖谷(いや)のかずら橋や大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)が近くにある。

登山口
見ノ越駐車場は立体で広く十分なスペースが満車になるほどなのに料金は無料である。
地元に税収をもたらす唯一の収入源となりえるというのになんと良心的な。
その代わりというか、ハイヒールガールなどの観光客はもちろん、山ボーイ、山ガールなどの
登山者ほとんどがリフトに乗って山上駅を目指す感じだった。
むしろ下から登る登山者が異端者みたいで、登山口がどこにあるのかさえわかりにくい。
できるだけリフトを利用して~という感じ?
楽しそうなのでできることなら乗りたいけど鍛錬にならないし。
そんなこんなで登山口がどこにあるのかさっぱりわからなかったが、
昨年ガスの中を登ったというミカさんの案内で問題なくスタート。
神社の境内の階段を登って行くというのがルートだった。

見ノ越(登山口)→西島駅
すでに標高1400mを超えているので立ち止まるとそれなりに涼しいが
せっせとハイペースで登ると汗がたらたらと蒸し暑い。
虫がまったくといっていい程いないのが不思議である。
ほどなく登山リフトの下をくぐる。リフトいいなぁ。。
どことも似つかない雰囲気で歩きやすい登山道でゆっくりと高度を上げていく。
登山リフトの西島駅が近づいてくると展望が開けてきて遠くにミウネヤマなどの山々が見える。
近くの山はどれもが山頂に芝生広場ならぬクマザサが広がっている感じが独特。
あっちにもこっちにも登ってみたくなる。
この感じは今まで見たことがないなぁ。

西島駅
ほどなく登山リフトの山上駅である西島駅に着いた。
なんだか楽勝に1700mやんと思ったら、実質高低差350mくらいしか登ってなかった。
剣山に詳しそうな方がいらっしゃったのでいろいろ教えていただく。
まずは予定してなかったキレンゲショウマというのを見に行くことにした。

キレンゲショウマ群生地
今日のコースタイムは十分余裕をみているので多少の予定外行動は十分カバーできる。
刀掛までしばらく登って、そこからは下山するかのようにキレンゲショウマの群生地へ。
地図には無い一方通行の周回ルートになっていたりと複雑である。
戻りはまた刀掛まで登り返さないといけないと思っていたらショートカット道があったり。
キレンゲショウマ自体は初めて見るような花である。
近くには鎖場(行場)があったりするが危険な感じも無いようだ。
途中、湧き水のある洞窟のような不動の岩屋というのがあったのでザックをデポし、
真っ暗闇をヘッデン点けながらハシゴを下りて探検に行くもすぐに行き止まり。
湧き水が出ていたり、岩が氷のようにように冷たくて手を当てていられなかったり。

剣山頂上ヒュッテ→剣山頂上
頂上ヒュッテは本格的なアルプスの山小屋のような雰囲気でもあり霊山のようでもある。
そして展望も良い。トイレもある。売店もある。無料の望遠鏡もある。
一段上にあがるとそこは平家の馬場と呼ばれる広大な高原のようになっていて開放感抜群。
クマザサを守るためにほぼ木道で占められているがそれがまた高原ムード満点。
あちこち行ってみたかったが、まずはピークへ。
その勢いで次郎笈に行ってしまったので山頂がどのようになっていたのかよくわからないまま
次郎笈からの戻りには山頂を通らなかった。
山頂の詳細は次回の楽しみにとっておこうと思う。
三角点を確認するのを忘れたが、おそらく記念写真撮ったあたりだと思われる。

次郎笈(じろうぎゅう)
剣山山頂から眺める隣の峰である次郎笈はとても美しい。
もはや剣山よりインパクトがあると思っていたが、次郎笈から眺める剣山も負けてなかった。
剣山は別名、太郎笈とも呼ばれているらしい。よって太郎笈と次郎笈である。
次郎笈への登り返しは腹も減っていたのでキツかった。
ピークは人も多く、食事をあきらめ、かなり剣山寄りに戻った中腹で食事。
眺めが一望できるので、結果的に次郎笈ピークで食べるよりも良かったと思う。

剣山御神水
昼食の後は山頂へは戻らずにトラバース路で名水百選の剣山御神水へ。
途中、ドバドバ出ている水場はスルーして剣山御神水へ登り返して行ったものの、
水場は水溜まりみたいなところに湧いている状態だったので汲むのはあきらめ、
少しまた登って大剣神社を確認したのち、来た道を下ってドバドバでていた水場で水をくみなおす。
冷たくて美味しい水だった。
お茶をするアイスコーヒーの水を確保したところで西島駅まで行ってからお茶をするつもりが
途中に東屋があったのでそこで最後の休憩をとる。

下山へ
登ってきた道ではないルートで西島駅まで戻り、登りで歩いた一本道の登山道で下山開始する。
途中、山と高原地図には無い遊歩道への分岐があったのでそちらから下山をしたら、
リフトの下をくぐるところで登ってきたルートに合流した。
祖谷川の源頭部があったりでなかなか良かった。
下山後は一時間くらい車で美馬方面へ戻ったところにある剣山木綿麻(もうま)温泉(400円)で汗を流す。
ボデーソープだけでシャンプーが別売だったので家から持ってきたマジックソープを使用。
帰りのアクセスは徳島道経由(途中で食事)で鳴門大橋、淡路SAで夜景を眺めてまたお茶してと
家に帰ったら23時だったので、24時間以上みなさんと一緒に居たという感じ。
ちょっとした泊まりの旅行気分が味わえて非常に充実した山行きだった。
ご一緒いただいたみなさん、ありがとうございました。

その他の写真は以下より。
Check [ 2012/08/18 18:43 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(10)

トランギア社 『アルコールバーナー』 

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トランギア社 「アルコールバーナー」 (TR-B25)  ※燃料用ボトルは別売

暑い時期に超暑くるしい話でナンですが。。

ガスバーナーの類は現在以下の3種類を使い分けている。

ひとつはカスボンベに直接とりつけるゴトクで「ハイパワーバーナー」だ。
これは冬に他のタイプのゴトクでは役に立たなかった経験から導入したもの。
厳冬期には冬専用燃料を使うということも重要。

2つめはセパレート型(ガスボンベとゴトクがチューブで分離)の「エクスプレス・スパイダー・ストーブ」で
ガスボンベを加熱してしまいそうな幅広のもの(ロースターや鉄板など)をゴトクに載せるとき用。
これをオールシーズン用のガスボンベを厳冬期に使用したらロウソクの炎以下の火力で
お湯も沸かせなかったという失敗を経験している。

3つめは持っている人が圧倒的に多い「ジェットボイル」だ。
(2009年に買った初期型なので、性能アップして小型化した最新型が欲しかったりする)
これは湯沸しや湯煎専用にしていて、一体型の鍋がスチール製であることからも
水以外のものをボイルすることはしない。
これにはゴトクも付いていて、専用鍋以外も使える。
カップ麺をはじめ、暖かいコーヒーを作ったりするときなど四季を通して最も出番が多い。

これだけあれば十分であるが、何を血迷ったか日頃のストレス解消のための「衝動的小物買い
をしてしまったのがこのアルコールバーナーである。
アルコールバーナー本体だけだと2千円程度であるが、それだけでは済まないわけで。。(^^ゞ

買う前に期待したこと
 テント泊の夜、ゆるりとたなびく炎をぼ~っと眺めながらまったりとした時間が楽しめそう。
 ランタン代わりにもなるんじゃないか?
 ちょっとした暖も取れるのではないか?
 お湯をわかすにもとりわけ急いでいるわけではない時に使用。

これをガスバーナーでやると落ち着かないわけで、
ガスの消費が気になって心休まらない。(山道具屋に買いに行くのが面倒かつ値段も高い)
明かりよりはむしろいざという時、お湯を沸かしたりするためにガスを節約したいと思う心理が働く。
アルコールバーナーだとそれがなぜか許せてしまうのだ。
しかも低温に強いらしく、ガスだと気化しにくい氷点下の時期でも火力が変わらないらしい。

ところがどっこい、燃料となるアルコールの値段が意外と高い上に燃費が悪い。
アルコール100ccで燃焼時間が25分程度というカタログスペック。
500mlのペットボトル1本のアルコールを持って行っても2時間半も持たない。
ちなみにアルコールは500ml入りで千円くらいする。
これってガスより高くついてしまうわけで。。。(^^ゞ

20120814-4.jpg
エバニュー社 チタン製十字ゴトク

買ってからわかったこと
 ・想像以上に炎が高く上がるので実質強火である。
 ・火力調整ができるらしい。
  たまたま同時に買った十字型のチタンプレートのゴトクでは火力調整の蓋が使用できない失敗が判明。
  火力調整すれば少しは燃費は良くなるだろうから、バーナーの周囲を取り囲むようなゴトクが必要になった。
 ・虫が火をこわがって近寄ってこないという期待していなかった効果。
 ・期待通り暖が取れてストーブとしても代用できる。

20120814-2.jpg
消毒用アルコール(エタノール(左))は無毒  燃料用アルコール(メタノール(右))は有毒

メタノールとエタノール
アルコールバーナーには、メタノールもエタノールも使用できる。
一般的には燃料用としてはメタノールが販売されている。(実勢価格500mlで980円)
ところがメタノールは毒性が強く有害であるため研究費をケチらない大学などでは
少しだけ値段の高いエタノールを積極的に使う傾向がある。
エタノールは酒の主成分でもあり、主に医療用消毒に使われることでも知られている。
消毒用エタノールは、エタノール原液を水で薄めてある。
無水エタノールはエタノール原液であって、実勢価格500mlで1,200円と高価である。
どちらもほぼ千円ならば安全で消毒にも使えるエタノールを買うのが妥当ということになる。
エタノールは煤(すす)が出るという話もあるが、無水エタノールを使っている時点では煤は確認していない。
アルコールバーナーはそんなわけでガスバーナーよりはるかにぜいたくな炎ということになる。

2時間半のまったり時間のゆらぎの炎の燃料代を取るか、ワイン700mlを買うか悩ましいところである。

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炎が思った以上に大きいので、火力調整用蓋が使用できる囲い込み型のゴトクが必要である
 ※燃料は無水エタノール使用
Check [ 2012/08/14 21:28 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(8)

大峰山系 日本岳 周回 (2012.8.11) 

20120811-00.jpg
日本岳にて

楽な周回の予定のはずが、
日本岳はちょこっと大変だった~。(> <)


やっと夏休みならぬ盆休みだというのに天気予報は良くない。
遠征する予定があったわけではないが、雨で蒸し暑い低山だけは避けたい。
そうなると金剛山に避難するしか無いわけであるが。。
(金剛山はいつでもウェルカムな懐の広さがある)
もともと先週末に予定していた日本岳の周回予定が
好天続きだったこともあって急遽、鈴鹿山系に行ってきた。
そんなわけで今回は懸案の日本岳行きとなったわけであるが、
天気がいちばんの心配事であった。
幸いピンポイント天気では15時くらいから少し降るかもしれない程度の予報だったので決行。
予定では12時台には下山完了をして和佐又ヒュッテ前の芝生広場でのんびり昼食しながら
まったりとした時間を長時間過ごすというのが今回の最大の目的だった。
実際には「日本岳」が予想外の難所で、クリアするのに時間がかかってしまい、
14時を過ぎての和佐又ヒュッテ帰着となってしまった。
大普賢岳周回とあまり変わらない所要時間となってしまった。
それでも2時間以上過ごせたし、いつもながらいろいろ発見があった。

【目的】
 1.和佐又山ピークハント
 2.日本岳ピークハント
 3.日本岳を経由した周回
 4.和佐又ヒュッテ前にてのんびりまったり長い昼食

【コース】
 和佐又ヒュッテ(7:55)-和佐又山のコル-和佐又山(8:20)-和佐又山のコル-シタンの窟(9:20)-
 朝日窟-笙ノ窟-鷲ノ窟-日本岳のコル(10:00)-日本岳(休憩)-(バリエーション)-
 伯母峰ルート合流-休憩所-和佐又ヒュッテ(14:00)


和佐又ヒュッテ
冬はスノーハイクに夏はキャンプと四季を通してアクティビティを楽しめる和佐又山。
廃校の校舎を利用したヒュッテでは宿泊も可能。
そんな和佐又ヒュッテを起点に大普賢岳ピストンや七曜岳、無双洞をまわる
周回コースがメジャーである。
大普賢岳や七曜岳や周回は毎年のように歩いてきたので今回は、いつも先を急いでいて
立ち寄ったことのなかった日本岳から逆の周回(コースにはなっていない)を歩いてみることにした。
駐車料金千円がアイタタであるが、ヒュッテ前の牧歌的な開放感にはいつも癒される。
ヒュッテのものと思われる放し飼いの犬がヨタヨタと近づいてきて、やたらとまとわりつき、
あちこちを嗅ぎまわる。こちらにすごく興味あるそうだ。
やたら人懐っこいその犬とはその場で名残り惜しいが一旦別れる。
歩き出しは日差しが暑く、さっそく日傘をさす。
今日はちっこい2座のピークハントと言うことでまずは和佐又山へ。
いつもの流れで和佐又山のコル経由で登ってしまった。
ヒュッテ前から和佐又山ピークへ直登できるルートがあるのを失念していた。
 
和佐又山
和佐又山のコルからは10分ほどで山頂であるが登りだしで
カラダがまだこれからっていう暖気運転中状態だったのでわりとしんどかった。(^^ゞ
山頂は周りの立木が伐採された感じで開けている。
展望はというと大普賢岳や水太覗の崖が高くそびえているのが望める。
登山道を登って上から眺めているとその威圧感に気づくことは無いが、下から眺めるとすごい絶壁だ。
すぐに登ってきた道をコルへと戻る。

巨木ふれあいルート
コルから窟(いわや)群のあるところまではしばらくはヒメシャラの目立つ自然林の中を歩く。
思ったより長いスパンである。
コルからすぐのところにミニ周回ルート「巨木ふれあいルート」への案内板ができていた。
その後もこの新しいタイプの案内板を多数みかけたことから、和佐又山周辺一帯を集中的に最近整備された感じ。
ここはスルーする。

和佐又北周遊ルート
最初の窟(いわや)であるシタンの窟が近づいてくると、こんどは「和佐又北周遊ルート(滑落注意)」の案内板が。
どうやら日本岳を手前からトラバースして笙ノ窟尾根のほうへ行く分岐っぽい。
ここもスルーする。

窟(いわや)群
シタンの窟、朝日窟、笙ノ窟と進むに連れてその迫力が増す。
はじめて大峰山系を歩いたのが大普賢岳周回ルートであり、この窟群を通ったとき、
金剛山系しかしらなかった自分にとって、あまりのスケールの大きさに呆気にとられた。
遠い慣れない山に来てしまった、この先今日は無事に帰れるだろうかというちょっとした不安も感じた場所でもある。
笙ノ窟は修験道の参籠行場として重要な歴史的背景を持ち、後世に継承すべき貴重な信仰遺跡だとか。
笙ノ窟の少し手前から急にあのヒュッテの犬が現れる。
ここまで追いかけてきたにしては遅かったな。。(^^ゞ
(後からヒュッテの管理人さんに聞いた話では、やたらと登山者に道案内したがる犬だとか)
笙ノ窟からしばらくはこの犬と一緒に歩く。
もちろん犬が先導してくれる。
時々ナニカの気配を感じたのか、様子を見に行って離れたり戻ってきたりとガイドにしては落ち着きが無い。

日本岳のコル(10:00)
コルまで最後の急登を登る。以前はどこを登るのかわかりにくかった時もあったが新たに鎖が付いていた。
この段差は犬じゃ登れないだろうと思ったところもスタスタと。なかなかかわいい犬である。
ようやく日本岳のコルに到着すると、犬はまたナニカの気配を感じたみたいで
登ってきたのとは反対側の斜面のほうに消えていった。
休憩がてらしばらく待っていたが帰ってこなかった。

日本岳(別名:孫普賢岳)
大普賢岳まであと50分足らずの距離まで来たところで今日は大普賢岳には行かないので反対側の日本岳へ。
日本岳なんて立派な名前が付いているから前から気になっていたのだ。
石ノ鼻あたりから見るとまるで富士山のようにきれいな円錐形に見えたような気がしたが。。
登りだしいきなりからちょっとした岩場で、たよりないロープを補助にクリアする。
その先もほとんど人が歩いていないような平らな面があったかとおもうと大きな盛り上がりがあって
ここもロープを頼りに登りきり、ちょっとしたシャクナゲゾーンを歩いてピークへ。
なんだかイメージが違うちょっとした難所だった。
山頂を示す三角点や看板があったが展望はほとんど無し。
そこからちょっと奥へ行った先のほうがピークより高かった。
せっかくなので記念写真などを撮る準備しているとやたらとブヨにアブ。
パワー森林香の出番である。
しばらく休憩したところで、歩いてきた道とは反対側へと進んで行く。
ブッシュや藪などの障害は無いが、ここからがちょっと難所だった。
山と高原地図の破線ルートではないバリエーションルートである。
立木を掴みながら慎重に降りなければならない所が多々あった。

笙ノ窟からの破線ルート合流
なんとか日本岳からコルに下り切ったところに案内板が立木にくっついていた。
どうやら日本岳をトラバースする笙ノ窟からの破線ルートがここに合流してくるようだ。
ここからは2つめのピークを越えなければならないのだが、
急な取り付きを登ると、2つめのピークはまるでノコギリのように尖ったギザギザの岩場であった。
どちらのサイドも切り立っていて転落必至。これは困った。
途方に暮れていると雲行きがあやしくなってきて少しパラパラと雨が。
さきほどの笙ノ窟から合流してくる破線ルートでエスケープしようかと思って案内板まで戻り、
まわりを眺めたおしているとどうやら北側から2つめのピークをエスケープできそうな踏み跡らしきものがあった。
トラバースしてトラバースして難なくクリアできた。
雨は本降りになることなく、傘を使うほどの事も無いままいつの間にか上がっていた。
2つめのピークをやり過ごした先は開けて明るい超快適な尾根歩きである。

和佐又北周遊コース合流
ゴキゲンな足取りで歩いていると真新しい看板が。
あの和佐又北周遊コースがここにつながっているのか。
厳密に計算したわけではない適当に希望的に思っていた12時台には下山完了できそうにないので、
行動食のパンで小休止をして行動再開。ひたすら景色のかわらない森の中。

休憩所
大台ケ原・伯母峰方面への分岐からはいよいよ和佐又ヒュッテに向けての周回である。
ここからは山と高原地図の実線などは参考にならなくなり、道なりに進むことになる。
GPSにある旧登山道も踏み跡が消えていたりでテープをたよりに歩くわけであるが、
等高線の緩い先には休憩所があるようで、登山道からはずれなければならないが、
よく見ると屋根のようなものが見えていたのでルートをはずれて休憩所まで直行。
休憩所前にははっきりとした道が付いていたので、道にしたがって歩く。
これ以上下ると和佐又ヒュッテに対して登り返さないといけないところであるが、
ルートはどうにかこうにかトラバースをしているようで高度はそれほど下がらない。
風景もほとんど変わらないまま延々と行くと巨木ふれあいルートからの合流があったり、
大規模な苔むしゾーンがあったり、その他はひたすら森の中。
まだまだ新緑のように青々しているが、あと一ヶ月もしたら紅葉シーズンになるが、
どんな様子なのか気になる所である。

下山完了(14:00)
下山というか登り返してきた感じであるが、あの石碑がいくつか立ち並ぶキャンプ場の上に帰着。
森を抜けようとしたところで雷がゴロゴロ。そんなに近くではないが、雷は音が聞こえた時点で射程範囲内と言う。
ここからヒュッテまでは立木のない砂利道だけに直撃の不安があったので
ストライクアラート(雷警報装置)を確認したところ、緊急避難の一段階手前の避難したほうが良いアラート。
しばらく森から出ずに待機していると、アブとブヨにそれぞれ一箇所刺された。(> <)
すぐに森林香に火を入れて、アラートが一段階下がったところで砂利道を行こうとしたら、
別のルートを発見したのでそこからキャンプ場を抜けて和佐又ヒュッテ前へと戻った。
このストライクアラート、役に立つのかどうか未だによくわからない。電源なかなか入らないし。。

昼食
雷も鳴らなくなって明るくなってきたので、芝生広場の片隅で遅めのお昼の準備。
今年のテント泊に向けての食事の研究と最適化の練習というかそんなたいそうなものでもないか。
今回初のアルコールバーナーを使っていろいろやってみた。
アルコールバーナーに関してはあらためて後日レポートしたいが、
イメージしていたより火力が強いし炎が上がる。わりと涼しかったので暖を取れたり、
炎を嫌って虫は逃げてしまっりと予想外の効果もあったり。
しかしながら燃費が悪いなど良い面ばかりではない。
無印良品のお気に入りの「ジャンバラヤ」をコンビニで買ったサトウのごはんで炒める。
車の中にデポしておいた牛肉やネギを炒めてプチすき焼きやマフィンに挟んでみたり。
ブログ「山めし礼讃」で紹介されている簡単に真似のできる「マシュマロリッツサンド」をやってみたりと
少量の食材だけでも食べきれないほどだった。
ヒュッテのオーナーが白い犬にリードを付けて散歩していたので、
日本岳まで一緒だった犬の事を話すと、たしかにヒュッテの犬だった。
「お客さんを案内するのが大好きな犬なんです。」「もう帰ってきてますよ」とのこと。
最近起きた無双洞近くの鎖場での遭難事故の件などなどいろいろ話をした。

そんなこんなで後半は雨にやられるかと覚悟していたがなんとか大丈夫だった。
今回の歩きはたっぷりだったかどうか日本岳で時間がかかったので何ともわからないが
行動時間は5時間程度であったことからゆるゆるだったのかな。

その他の画像は以下より。
Check [ 2012/08/12 18:11 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(12)

神戸新聞総合出版センター 『関西周辺 登山口ガイド(下)』 

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「関西周辺 登山口ガイド(下)和歌山県・奈良県・三重県」

山へ車でアクセスする人にとって重要なのが駐車場所。
はじめて行く山域の場合、特に以下の点が真っ先に気になるポイントだ。

 ・駐車場が登山口の近くにあるのか無いのか、路駐できるのか。
 ・駐車場に行くまでの道は狭いのか広いのか。
 ・車は何台くらい停めれるのか。
 ・無料かどうか。有料だとなん円なのか。
 ・トイレは近くにあるのか無いのか。
 ・ケータイは通じるのかどうか。
 ・近くに温泉があるのか、何時まで開いてるのか、なん円なのか。


山は決まった。
駐車場所と登山口に行くまでの情報がほしい。
そんなニッチな要求に応えてくれるのがこの本だ。

驚くべきことにこの本は、そんな事まで教えてくれなくても・・みたいな情報も。
たとえば便器の写真や清潔具合まで。
そこまで要らんやろ~。(^^ゞ
いや、女性にとっては重要かな。

また、駐車場までのアクセスには「三菱デリカD5」という比較的大きい車で実走している点は
軽自動車じゃないと通れない狭い道だったらどうしようかという不安を解消してくれる。
しかも、なんと!和歌山・奈良・三重だけで257ヶ所もの情報が収録されている。
使い方としては「逆引き」という考えはどうだろうか。
つまり、道も良くてそこそこ納得できる駐車場のあるところから登る山を決めるとか。
上巻もほしいけど全頁モノクロなのに情報量が多いからか、クソ高いんだよなぁ。。1,800円 (^^ゞ

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Check [ 2012/08/08 23:14 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(4)

鈴鹿山系 御池岳(おいけだけ) 周回 (2012.8.4) 

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御池岳のボタンブチにて

何度でも行きたくなる良いところだった。
反面、侮れない一面も。


【目的】
 1.初の鈴鹿山系を歩く
 2.何かと話題の「ボタンブチ」とはどんなところなのか確認
 3.ヤマヒル地獄がどんな感じなのか確認
 4.テーブルランドとはどんなところなのか確認
 
【コース】
 鞍掛トンネル三重県側駐車場(7:45)-鞍掛峠(8:10)-鈴北岳(9:30)-御池岳山頂-ボタンブチ-(うろちょろ)-
 奥ノ平-御池岳山頂付近(下山開始)(14:25)-長命水-国道306号-鞍掛トンネル三重県側駐車場(16:55)


 ※写真を撮りながらのんびりと時には休憩しながらなのでコースタイムは緩めである。
 ※下山時にルートを間違い復帰に少々時間がかかった。
 ※登山道が崩落していて回避に時間がかった。

鈴鹿山系は今まで敬遠してきた。
アクセスが遠くコストがかかりすぎる点や、ヤマヒル天国(地獄?)であると散々聞かれてきたから。
そんなところにわざわざなんで?という感じなわけで、
古い言い回しであるが、アウトオブ眼中だった。(^^ゞ
そんなわけで先日まではまったく意識することも無かったわけであるが、山友のブログのリンクから、
ほんの先月起きたばかりのyuconさんという方の遭難救出の一部始終の記録を読んで非常に感心を持った。
さらには山を愛するヤマレコメンバーの連帯感も素晴らしく、感動した。
救出に加わった方のヤマレコ
その前には、山登りをやってる人の中では知らない人が居ない今年の冬の遭難事故
(youconさんのブログへリンクさせていただいております)
なんと防寒着もツエルトもシュラフもGPSも持っていたのに遭難し、二ヶ月も発見されなかった出来事。
積雪期はもちろんのこと、ガスってしまうと方向がまったくわからなくなる平らで広大な大地、通称テーブルランド。
いったいどんな山なのだろうか気になって仕方がなかったので行ってみた。
もちろんヤマヒル覚悟の上。特に対策はなし(^^ゞ
はたまた遭難対策最優先のガラクタ(ガジェット)総動員。
水分や食料もたっぷりという重装備。
果たしてどんなところだったのだろうか。

アクセス
往路、名神高速の多賀SAに着いたのは午前7時。
立ち寄ってみるとなかなか魅力的なご当地の食べ物がいろいろ売っていた。
コンビニでオニギリやラーメンを調達してきたが、ここで調達すれば良かったと思った。
多賀SAの直近の出口である「彦根IC」で下りる。
そこから下道で約20キロ20分ほど山を登って行く。
鞍掛トンネルの両サイド(滋賀県側と三重県側)にそれぞれ10台以上停めれる無料駐車場がある。
どちらに停めるか迷ったが、周回するかもしれないのでトンネルを抜けた三重県側に駐車。
すでに5台ほどの車が停まっていた。
天気は降水確率ゼロで抜群の青空のはずが雲の流れが早く、目指す山頂付近はガスってきている感じ。
恐るべし鈴鹿山山脈。
ルートの確認と準備を済ませて7時45分に登山開始。
どこから登るのかとキョロキョロしていたら、登山届のボックスがあったので取り付きが判明。
鈴鹿山脈はヤマヒルだらけと聞いていたので、くっついたらすぐに気づいて除去できるよう
ズボンの裾をまくりあげてギアータイで固定するという「なんちゃって短パン」モードへ。
今年、マムートのかっこいいツーウェイパンツ(短パンにもなるやつ)を見つけたけど
セール時でも一万円超えというビックリ価格で断念。
それなのにいつ出番があるともしれないヘルメットを購入。オイオイ。

鞍掛峠へ
登りだしは砂利道状でつづら折れの道を徐々に高度を上げていく。
日差しが暑いのでさっそくゴーライトの傘を使う。
山で日傘というスタイルはまだ流行していないが実際はずいぶんと涼しいのだ。
時おり吹く強い風に壊れたかと思うほど変形しても元通り。風にも強い傘であった。
これはもう一つの武器である。動物ですら追い払えるかも。
欲を言えば、地面か置いたザックかどこかに傘を突っ立ってる機能があれば
炎天下のどこであっても腰を下ろして涼しく休憩できるのに。
登りだしは標高も650m程度と低く、汗が次から次へと流れてくる。
夏場、前半戦のいちばん汗をかいて体力を消耗する重要なシーンでは、水ではなく最初からポカリを摂取していく。
特に展望などが無いまま、ほどなく鞍掛峠(コル)に到着した。
鞍掛峠には地蔵とその祠があった。

鈴北岳へ
最初のピークである鈴北岳へは、地図上ほぼ一直線で等高線の緩い尾根の登りである。
登り始めから眺望は良く、三重県側から滋賀県側に吹き抜ける風が常に吹いている感じなので涼しい。
その反面、冬は厳しい寒さだろう。金剛山とそんなに標高が変わらないのに寒さと雪の量はハンパ無いと聞いている。
登るに従って展望も良く、大地は広く、ゴルフ場を思わせるような開放感は他の山域には無い印象。
気分爽快でまるでアルプスに来ているかのような錯覚を覚えるほどでワクワクして楽しい。
敷物を広げて昼寝ができるところがそこらじゅうにある弁当広場天国と言ったところか。
来て良かったという満足度特盛り。登山者は数人程度で貸切状態だ。

テーブルランド
地形図の等高線を見るとすごい形をしている。
山頂周辺がほぼ平らできわめて広大である。
これを例えて通称テーブルランドと言われているようだ。
鈴鹿セブンマウンテンズの中で、藤原岳や竜ヶ岳もこのような形状をしているようだ。
テーブルランドでは実のところ「山と高原地図」や「地形図」があまり役に立たないと思った。
山と高原地図の御池岳は5万分の1であるし、
2万五千分の1の地形図を見ても等高線がほとんど出ない上にこれといった目立つ目標物がほとんど無い。
なるほどここでガスが出て視界不良にくなったり、積雪等でホワイトアウト状態になったら遭難は十分ありえる。
堂々めぐりをしてしまってここから出られないうちに低体温症になる恐怖。
無雪季の今というと縦横無尽にトレースがあるので山と高原地図の実線を忠実に歩くことすら困難である。
たまたまGPSの地図データ「JAPAN TOPO10MPlus」のバージョンだったからだからこそ
山と高原地図には書かれていない破線ルートが引かれてあったりで安心感があった。
地形図とコンパスによる読図技術はここではほとんど役に立たないのではないだろうか。
雪でトレースが隠されたりすると、まさにGPSが命綱となる場所だ。
実際、テーブルランド内に遭難碑もある。
そしてやたらと目についたのが穴ぼこ。まさに伏流水の大地で、水が抜けて行く落とし穴のようなのがあちこちに。

御池岳山頂へ
正しい道を進んでいるかGPSにて常に確認しながら山頂を目指す。
山頂周辺は自然林に囲まれていて多少の登りがあり、山頂には砥石のような岩がゴロゴロ。
展望はあまりなく、ただの通過地点のような感じ。
山頂の森を抜けるとまた広大なテーブル。
このあたり一帯を奥ノ平と言うらしい。
まずは本日の核心部であるボタンブチへと向かう。

ボタンブチ
広大なテーブルのかすかなトレースを見つけてボタンブチに到着。
転落するような垂直では無いがかなり急峻な立ち上がりの斜面である。
眼前には「T字尾根」が確認できる。そしてこの眼下にあの「ゴロ谷」がある。
けっこうな深さで沢を伺い知ることはできない。登り返してくるのはたいへんな労力がいることだろう。
この谷に一週間閉じ込められて救出さらたyuconさんへの思いをはせる。
そして今年2月に遭難された方の遭難ケルンに石を積む。

奥ノ平(1241mピーク)
朝4時前に食べてから7時間も経過しているのですぐにでもお昼にしたい気分であったが
ボタンブチから左に目をやると気になる芝生広場のようなところを発見。
そこが奥ノ平だと思い込んで向かってしまう。
なんとか到着してみるも、遠くのボタンブチからの眺めでイメージしていたような場所でもなかった。
せっかくなので木陰を見つけて腰を下ろして昼食にする。
人の気配はまったく無いし、こんなところまで誰も来ないだろうと思う。
テーブルランドは常に風が吹いているかんじなので清々しい。
先週の大峰とまったく同じパターンの食事をしていると
コンビニ袋にゴマ粒大程度の小さな黒いものが1つ。よく見るとどうもヒルっぽいけどこんなに小さかったけ?
休憩もそこそこにその場を退散。ヒルらしいものを見たのはそれが最初で最後だった。
バリエーションルートというか平地なので適当にあるいて高台にある看板のところまで戻ると
そこに「奥ノ平」という看板があった。
草の生えてないハゲたところにザ・チェアを広げて休憩の続き。
遭難対策グッズとしてせっかく持ってきていたガラクタのうち、デジタルアマチュア無線機で
D-STARモードにて山かけ通信をしてみる。
ピークではなく西向きの斜面であったが、2エリア(東海地区)の熊野レピーター(三重県熊野市有馬町:JP2YDV)
3エリアでは比叡山レピーター(京都府京都市左京区修学院牛ヶ額:JP3YCS)などなど数カ所と交信可能を確認。
D-STARに関しては後日紹介しようと思う。
次に前日に買ったばかりのホイッスル「ソニック ブラスト CMG マルチ」であるが、誰も居ないのをいいことに、
1コールだけためしに吹いてみたところ、耳鳴りするくらいの強烈な音が鳴ってびっくりした。(^^ゞ
それにしても今回はゆるゆるの山行きであったがのんびりできた。
ここでピストンして帰れば「本当に楽しい山行きだった」で終わるところであったがダークサイドに落ちてしまった。

コグルミ谷
御池岳のピーク付近まで戻り、まずは山と高原地図の実線ルートで下り20分のルートを行く。
展望も無いどころか、雪解け水の伏流水で深くえぐれた溝に沿って歩く。
最初の分岐の「コグルミ谷・真ノ谷」と書かれたしっかりとした道にしたがって下っていったが
ふとなにげにGPSを確認してみたら、破線ルートの真ノ谷のほうに向かっていることが判明し、
来た道ではなくバリエーションでGPSに頼りながら本来のコグルミ谷への実線ルートに復帰するも
GPS内蔵地図の実線や破線はそんなに正確ではないのがわかっていたが
付近にトレースが見当たらない。
それでもバリエーションしながら極力実線に沿うようにしているとたしかな道に合流できた。
あとはたいくつな実線ルート歩きかと思いきや、次の分岐から長命水のあるところまでが難所だった。
あとで解ったことだが、下から登る場合、登山道崩落のための迂回路の案内があったが、
上から下山する場合は案内が無かったので従来の登山道にしたがって下りて行ったらけっこう危険な場所だった。
少し引き返して伏流水でえぐれた溝を利用してなんとか沢まで下りることができたがロスタイムが大きい。
長命水から先は国道までダラダラ歩くだけの道かと思いきや、
滑ると転落するようなところが何箇所もあり、慎重に歩かなければならないシーンが多々あった。
すっかり疲れ果てて国道に合流するも、高低差80mほどの登り返しである。
車も通るし道路工事もしている。
こんなことなら登ったルートをピストンすればどれだけ良かったかと少し後悔しつつも、
鈴鹿の山の山深さというか厳しさの一面を見た気がした。

総括すると、御池岳・藤原岳をセットで縦走するのはかなり楽しそうだと思った。
琵琶湖を望む展望は無いものの、周辺環境も含めて考えると比良山系とはまた違った大きな魅力を感じた。
下山完了後は滋賀側でななく三重県側へと下った。
阿下喜(あげき)温泉は500円とリーズナブルで良いところだった。源泉かけながしと書かれている。
それに何よりも四日市を抜けるときの移ろいゆく風景や街並みなどが昭和レトロを感じされる面もあったりで新鮮でかなり良かった。
高速は四日市ICから東名阪自動車道から新名神高速経由、京滋バイパスを経て帰ったが高速料金は行きとほぼ同じだった。

その他の画像は以下より。
Check [ 2012/08/05 20:31 ] 鈴鹿山系 | TB(0) |   コメント(14)

FOX40社 『ソニック ブラスト CMG マルチ』 

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FOX40社「ソニック ブラスト CMG マルチ  MADE IN CANADA

山友のブログでホイッスルを衝動買いしたとあった。
ホイッスルなんてザックの胸ベルトのジョイントのところに組み込まれていたりするし、
まぁ遭難時以外に使うことないだろうし、使うとしたら最悪な時だろうな。
などと考えれば考えるほどいちばん不必要なグッズとしか思えない。
けどみんな持ってるよね。
そういえば自分もザックに別途ぶら下げてるのを忘れてた。
吹いたことがないので完全に存在を忘れていた。
けどせっかく買ったので紹介しようと思うけど他に使い道ないかな。
後ろをかえりみずにどんどこ先へと行ってしまう山友を呼び止めるのに使うとか?(^^ゞ
乱用すると遭難なのか遊びなのかわからなくなってイザというときに困るし。

昨夜、なにげに「A&F Countory2012」のカタログ(400円)を眺めていたら、
最強のホイッスルが載っていたので、さっそくなんばパークスのA&Fカントリーで購入。
これが世界最強のクソうるさいホイッスルらしい。

 FOX40社とは・・
 世界中の公式スポーツ大会や米国沿岸警備隊や陸軍、
 ボーイスカウトなどで正式採用されているカナダのホイッスル専門メーカー。


ホイッスル業界トップの大音量を誇る「ソニックブラストCMG」は
従来の常識であった大きな音を出すためのコルク玉を廃した先端テクノロジーで
なんと!120デシベルという強烈な音を発するという。
120デシベルというと一般的なたとえとでは飛行機のエンジンの近くとか、
飛行機の爆音相当ということになっているが、飛行機のエンジンの近くで爆音を聞いた事なんか無いし。
ということでもうちょっと調べてみたら、新幹線鉄橋通過音くらい?これもよくわからないね。
新幹線の鉄橋の下なんかに居たことなんて無いし。
で、やっとわかりやすい表現が見つかった。
自動車のクラクションで110デシベル相当らしい。
ベンツホーンと一般のクラクションじゃ違うと思うけどね。
あ、そういえば自動車用品店でクラクションの試し鳴らしされるとアレうるさいよね。
ということでなんとなくわかったかな。
ちなみに130デシベルで落雷音相当で聴覚器官にダメージを与えるレベルだとか。
そんなに大きな音なら、ホイッスルを吹いた人自身があまりの至近距離でびっくりこかないだろうか。

パッケージの裏面に英語で取り扱い方法が書かれてあった。
どうやら国際ホイッスルコードという決まった使い方があるらしい。

 INTERNATIONAL WHISTLE CODE
  One blast:Where are you?
  Two blasts:Come to me.
  Three blasts:I need help!
  If you hear any of these signals,respond with one blast.
  Each blast shoud last 3 seconds.


1回だけ吹く=おい、どこにいる?ちょっと待ってくれよ
2回連続吹く=こっちにきてくれ
3回連続吹く=助けてくれ~。
ってとこでしょうか。
そしてこれらのシグナルを聞いたら、3秒ほど待ってこちらから1回吹くことで応える
ということだそうだ。

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Check [ 2012/08/03 20:37 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(0)

アサギマダラとは 

20120802-1.jpg

先週末の大峰山系の八経ヶ岳山頂で、やたら大きい蝶がゆらりゆるりと優雅に飛んでいた。
紙飛行機を思わせる巨体にはすばしっこさは見られなかった。
あの時、大きな網を持った人が隠れていたことから、稀少な蝶では?と思っていたら
あちこちのブログで写真に収めてらっしゃるようなので、どこにでもいる蝶なのかなと思った。
大峰では手のひらくらいの大きさだったけど、金剛山あたりではどうなのかな?
そんなアサギマダラに関する新聞記事がありました。


渡りチョウ 羽の力に感心 アサギマダラ 家族連れら生態学ぶ
2012/07/21 大阪読売新聞 朝刊 32ページより引用

 春に北上し、秋に南下する「渡りチョウ」として知られるアサギマダラの羽にマーキングする体験会が、
千早赤阪村の「ちはや星と自然のミュージアム」で開かれた。
家族連れら約20人が生駒山から台湾まで移動したのが確認されたこともあるチョウの生態を学んだ。
 アサギマダラは羽の長さが最大67ミリ。ミュージアムは金剛山(1125メートル)の山頂近くにあり、
夏でも涼しく、17~25度の気温を好むアサギマダラがこの時期に姿を見せる。
 体験会では、研究者らでつくる「アサギマダラを調べる会」の大島新一郎さん(84)が参加者に、
クガイソウの蜜を好み、タオルを振り回すと近寄ってくる習性を紹介。
参加者たちは捕虫網を手に、その姿を探した。
 その後、捕まえた数匹と、大島さんらが用意していた約20匹の羽にサインペンで記号を書き、放した。
 河内長野市立長野小2年豆塚詞音君(7)は「すごく大きい。遠くまで行けるなんて羽の力があるんだな」
と感心していた。

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
自分とのたたかい
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キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中

ヤマ仲間
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