生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

大峰山系 八経ヶ岳 (2012.7.29) 

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八経ヶ岳にて  ※左から、うっちぃさん、orisさん、キバラー

『今日の大峰山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分35秒)


東口TNからは自然林の宝庫。
弥山は涼しかった~。


orisさん、うっちぃさん、おひさしぶりです!
先週末の御嶽山があまりにも涼しく(寒く)快適だったので、
近場の低山のできるだけ高いところへということで
久しぶりに近畿地方最高峰の八経ヶ岳に涼みに行くことにした。
orisさんとは2月11日以来だ。

【目的】
 1.行者環トンネル東口から登る
 2.八経ヶ岳からバリエーションで狼平を周回・・×
 3.16時30分下山完了目標(最終リミットは17時)

【コース】
 行者環トンネル東口(7:20)-一ノタワ(奥駆道)-奥駆道出合-弁天の森-
 理源大師像-弥山小屋(10:43)-八経ヶ岳(八剣山)(11:25)-弥山小屋(12:00-14:10)-
 弁天の森-奥駆道出合~(沢ルート)~行者環トンネル西口(16:40)

 
行者環トンネル東口
トンネル西口に集合し、車一台で東口に移動。
反対側の出口が見えないくらい長いトンネルは照明は無いが大きく広い。(歩くと涼しそう)
ヘッデン点けて歩いたら抜けるのにどれくらいの時間かかるだろうか。
かつてトンネル東口側の駐車場だったところは林道崩落復旧のための
作業スペースになってしまっているので、トンネル前の広くなったスペースに駐車。
まずは取り付きを探して林道を歩く。
GPSの破線ルートの取り付き部に着くと、そこは登るにはきびしい所だった。
たしか木の階段があったのを見たことがあるので、もう少し林道の先へと進むと確かにあった。
ちゃんと案内板もあって、山と高原地図では破線ルート扱いでありながらも至って明瞭である。
階段を登りきると自然林の森へと道は続く。
奥駆道に対してやや遠巻きしているもののはっきりとしたトレースがあるので迷わない。
ほどなく分岐に到着。ここにも案内板が設置されている。
奥駆道に向かっての登りはそこそこ急登である。
自然林の森は巨木などもあり目を楽しませてくれるが、
風が通らず額から出る汗が拭いても拭いてもとめどなく出てくる。
こんなペースで汗をかいたら、この先、水分はどれだけ必要なのかと思ってしまう。
弥山小屋では水1リットル100円とかで買えるので不安は無い。
夏場は大量の汗と共に流れる塩分・ミネラルを補うためには、たんなる水では役不足である。
最初の飲料は常温のポカリ(500ml)であったがこれはけっこう長持ちした。
それはともかく虫が酷い。ブヨ、アブの集中攻撃である。
その数、ハンパ無い。
先週の御嶽山ではまったく虫に困らなかったのでつい油断してしまった。
他の荷物が多いので、ヘッドネットハッカ油すら持ってこなかった。ナメてた。。
こんなピンチの時こそのパワー森林香なのに、今回、40リットルのザックに入らなかった。
これからは50リットルのザックが常用域として必要だなぁ。

一ノタワ
奥駆道が近づいてくると雰囲気でわかるところが大峰らしい。
一ノタワあたりにたしか廃避難小屋があった記憶があるがここじゃなかったのだろうか。
少し開けた展望のあるところで風が通って実に涼しい。
風が強ければ強いほど虫も寄ってはこれないが、そよ風くらいなら襲ってくる。
先へと急ぐことにする。
次のポイントの奥駆道出合へはだんだんと登り基調に。

奥駆道出合
行者環トンネル西口から登るルートが合流してくる場所である。
東口をスタートして一時間二十五分後に到着したわけであるが、
もっと遅い時間から登ったはずの登山者がこの出合いに到着してくるので
ちょっと時間を損した気分になってしまう。

弁天の森
この弁天の森付近だけがなぜか原生林の雰囲気がある。
水場があるわけでもないしなぜか他とは違うんだよなぁ。

理源大師像
弁天の森から理源大師像までのスパンはほぼ水平移動なのにやたら長い。
途中、たちはだかる弥山の山容に圧倒されて、あそこまでまだ登るのかと
思い知らされる場所では何も見えない。今日も炎天下で絶好の天気では?
そう、今日の大峰は晴れ間無しでガスっているのだ。
orisさんがしきりに「僕のせいですいません・・」と。どうやら自称、雨男らしい。
そんなの迷信だし、だいいち八経ヶ岳からの展望ってあまり印象薄のような。
いやそんなことないか。遠くは釈迦ヶ岳まで大峰の稜線を見通せたことがあったなぁ。
あ、でも展望は今日のコースではあまり期待してないしまったく重要では無い。
雨でなければ良いし、基本的に楽しく歩けたらそれで良いのだ。
ところで理源大師像って?行者姿からして大峰を切り開いた行者さん代表か何かかな。
その理源大師像の手前で小休憩を取った。
いただいた冷凍パインは最高。軽く行動食も摂る。
ポカリがここで無くなったので、ザックの中からコンビニで調達した氷結「お~いお茶」を取り出す。
買ってから4時間で3割くらい溶けてるかな。最高の冷たさ。
汗も引いておちついたところで再出発。
ここからは弥山までは延々と登りである。
登り出すと引いていた汗がまたどっと出てくる。
なぜかザックも10kg以上と重いし。。

弥山(弥山小屋)
木の階段が現れ出すと弥山小屋もあと少しという気になってくる。
トラバースから脱してラストスパート手前の展望が開けるところは吹き抜ける風が涼しくてサイコーの気分だ。
残すところあと80mくらいの登りである。夏の登山は暑さと虫との戦いである。
そんなこんなで弥山小屋に到着したときには汗だく。
登山者は10数人くらいでほとんど居ない。
オオヤマレンゲの最盛期が終わった後の静けさだろうか。
少し休憩しているとすぐに汗が引いた。
思いのほか涼しい。
国見八方覗に行ってみたが展望無し。
大峰では「覗き」という名がつく危険な所が多い中で、ここ国見八方覗はまったく危険ではない。

八経ヶ岳(八剣山)
このままの勢いで八経ヶ岳へ。
弥山から八経ヶ岳は近いとは言え、少し下って登り返すので
季節と状況によってはきびしさの印象は違うだろう。
そういえばGWから行方不明となっている若き遭難者は
この弥山から八経の間にいるとしたらどこに居ると考えられるか?
少し考えてみたがさっぱり想像つかないなぁ。危険なところなんてなさそうだし。
東側は崖のように急な等高線になっているので様子を見に行ったが
とても転落するような地形ではない。
そうこう考えながら歩いているとすぐにオオヤマレンゲ群を囲む鹿避けネットに到着。
囲みの中と外とではずいぶん植生が違う。囲むだけでこうも変化するのか。
ところでオオヤマレンゲはというと完全に終わっているのかと思いきや、
まだツボミがあったり、咲いているものもあったり。
最盛期にはものすごい数の登山者が訪れるというがそんな時に来たくないなぁ。(^^ゞ
八経ヶ岳のピークには1組のご夫婦がいらっしゃっただけで、
写真を撮ってあげて、こちらも撮ってもらったり。
休憩しているとまるで紙飛行機かと思うほど、いままで見たこともない大きな蝶が飛んできて
ピアノ線で吊しているオモチャじゃないのか?と思うような優雅な飛び方をしていた。
さて、ここからバリエーションで狼平周回の予定であったが、
東口からのスタートで、西口スタートに比べてなんやかんやと2時間くらいのロスタイムがあったのと、
あいにくの曇天である。
周回した場合、お昼の時間もそこそこに歩き続けなければ
下山目標の時間に間に合わないので、ここはあっさり周回するのをやめにした。
その代わりに弥山で最低2時間はまったり過ごすことにした。
すぐさま弥山小屋に向けて引き返す。すれ違った登山者は5、6人程度。

再び弥山小屋
弥山小屋前のテーブルに落ち着くと、もう一枚上に何か着たいくらいに涼しく虫もほとんど居なかった。
昼食は家から持って来たオニギリ3個とカップ麺。さらにはパンやスイーツも。
山専ボトルに氷だけを入れてきたので、そこに水を入れて急冷し、カップでアイスコーヒーを作ったり、
最後は三ツ矢サイダーを入れて急冷して取り出したり。
山で飲むシュワシュワはビールよりサイダーのほうが美味いなぁ。
山専ボトルには色やニオイ移りが無さそうな水かサイダー限定としている。
急冷用に使用しても氷はまだ半分くらい残り、氷だけだと家に帰って夜になってもまだ溶けずに残った。
冷たいものも得意な山専ボトルの凄さ。
このパターンを続けようと思う。お昼を摂ったりお茶したりと楽しく過ごした2時間はあっという間だった。

下山へ
12時ちょうどから14時過ぎまで過ごし、気がつくと周りに誰も居なくなった。
撤収して下山へと開始する。
こんな時間からも登ってくる人が居た。
ツアーっぽい団体さんや、犬を放し飼いで3匹も連れた単独男性。
六根清浄と唱える行者姿の団体など。
おそらく弥山小屋泊する方たちであろう。
下山中、大普賢岳あたりの距離でカミナリがゴロゴロと鳴りっぱなしであった。

奥駆道出合から沢ルート
黙々とひたすらハイペースで歩いてようやく奥駆道出合に到着。
ここまで下りてくると気温も高く再び虫が。。
ここから西口へと下りるわけであるが、一般道で行くか破線の沢ルートで行くか。
一般道は決して快適とは行かず、砂利だらけで急なので注意していても滑って尻もちをつくほど。
せっかくなので沢ルートから下りることにした。
過去に何度か歩いたことのある沢ルートはさらに荒廃していて下りでは特に、
とても一般向けにはオススメできる状態ではないほど荒れていた。
予定時刻を10分ほどオーバーして西口に下山完了。
結局、水分は2リットルで足りたが2.5~3リットルは常備したいところだ。

人数が集まると今回のように涼しいところでまったりできる時間を重視した
がんばりすぎない山歩きも良いものだと思った。

その他の写真は以下より。
Check [ 2012/07/30 22:43 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(10)

金剛山 第276回 (2012.7.28) 

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寺谷ルートにて

山頂気温22℃でも金剛山は涼しい。

【ルート】
 登り:寺谷ルート
 下山:文殊中尾根ルート(アナグマ)


下界は猛烈に暑くてやってられないですね~。
今日は午前中だけ時間ができたので楽ちんルートで金剛山頂へ。
朝9時前ともなると百ヶ辻駐車場は満車で、空くのをしばらく待った。
とにかくささっと山頂に登ってハンコ貰うだけが目的なので、
ケータイを持ってくるのさえ忘れたほど。(^^ゞ
でもカメラだけはいちおうしっかり持って行ってた。(^^ゞ
今日も金剛山頂を目指している人は年齢を問わずに非常に多い。
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山頂到着は9時40分。
気温は22℃で、しばらくじっと固まってたらけっこう涼しい。
さすがは山の上だけあって清々しい。
もうなにがあってもどんなことでも許そうと思ってしまう。(何もないけど)
時間があれば昼寝でもしたいところだ。
登山回数捺印を貰い、売店奥の厨房のみーさんに声をかけただけですぐに下山へ。
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文殊の岩屋のところで富田林のタナカさんが登ってこられて遭遇。
たま~に忘れた頃によく遭う方で、
いつも最高の笑顔で「キバラーさん!」って声をかけてくださる爽やかな方。
どう見ても年齢より十歳くらいは若く見える。
さっそく先週末に行った御嶽山の記事も読んでいただいてたみたいでいつも恐縮です。
そんなこんなで一度お別れしてからのんびりと下山していたら、
捺印を済ませたタナカさんが追いついてこられた。
いままで何度もお会いしているのに一枚も写真が無かったので記念写真を撮らせていただいた。
ありがとうございました。
で、タナカさん、ものすごいスピードで視界の彼方へと行ってしまわれた。
今日はタオルをお忘れになったとかで、汗拭きに車の中の・・・なんだろ?を丸めて持っておられて
恥ずかしそうにしておられたのが印象的だった。
今後ともよろしくお願いします。
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文殊尾根にて

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富田林のタナカさん  ※ツーショット写真はピンぼけでした。。(^^ゞ

大杉谷峡谷の登山道が開通(ただし暫定ルート) 

2004年以来閉ざされていた秘境の登山ルートが暫定的とは言え開通することになったという。
今年4月の部分開通からまた一歩前進。
さらには桃ノ木山の家に加えて「粟谷小屋」でも宿泊が可能になったようです。
GWに登山口である宮川発電所から七つ釜滝まで歩いた
今度は大台ケ原ビジターセンターから日出ヶ岳を経由して堂倉滝までの高低差千メートルを歩いてみようと思う。
余力があれば暫定ルートを確認してみたいところ。

#下記新聞記事中にある滑落事故は幸い命には別状は無かったようです。

大杉谷峡谷に林道コース新設 来月11日から運用
2012/07/23 中日新聞朝刊 地方版(三重版) 16ページより引用

【三重県】吉野熊野国立公園と天然記念物に指定されている大台町の大杉谷峡谷に、林道コースが設けられた。
八月十一日から運用を開始する。これにより二〇〇四年九月の豪雨災害以降初めて、
三重県側と奈良県側の通り抜けが可能になる。
林道コースは、大杉谷登山道(全長一四・一キロ)沿いにある「桃ノ木山の家」から、
歩道と林道で迂回(うかい)して、粟谷小屋近くの登山道に戻る九キロ。
林道は、天然の樹木や滝を楽しめる登山道に比べて景色が劣るため、
従来は宮川が増水した際の避難経路にとどまっていた。
今回、二カ所の山小屋の利用者増加と登山客の安全確保を考慮してコースの一部として整備した。
登山道の復旧が完了するまでの暫定的な措置。
桃ノ木山の家からの歩道区間は二キロで、五百メートルの標高差がある難所。
豪雨災害以前の登山客は、日出ケ岳(一、六九五メートル)から大台町への下りがほとんどだったが、
大杉谷登山センターの担当者は「歩道区間が急な登り道なので、できれば下りでなく上りで利用してほしい」と話す。
大杉谷登山道の三重県側は今年四月下旬から、通行可能区間が桃ノ木山の家まで延びた。
センターによると今月十五日現在で、登山届提出者は三百人。
出していない人も含めると五百人ほどの入山があったとみられる。
一方で、桃ノ木山の家の宿泊利用者は百人にとどまる。日帰りが多く、余裕のない登山の状況がうかがえる。
実際に十七日には、七ツ釜滝を目指していた日帰り登山者が滑落する事故が発生している。
センターの担当者は、桃ノ木山の家と粟谷小屋に泊まる二泊三日の登山を推奨。
「大杉谷峡谷と大台ケ原の両方を楽しめます」とPRしている。
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※中日新聞HPより引用

大台・大杉谷の粟谷小屋 ヒノキ生かし内装新た
 塩崎康弘、裕子さん 管理運営引き継ぐ

2012/06/15 中日新聞朝刊 地方版(広域三重) 19ページより引用

【三重県】日本三大峡谷の一つで、大台町の宮川源流にある大杉谷にある山小屋「粟谷(あわだに)小屋」
の管理運営を、尾鷲市泉町の製材業塩崎康弘さん(40)、裕子さん(40)夫婦が今季から引き継いだ。
四月に風呂や一部寝室も改装し、夏から秋にかけて大杉谷や大台ケ原を訪れる登山客に利用を呼びかけている。
小屋は築二十六年の木造二階建てで、八十人収容。
十三ある寝室のほか、食堂やいろりのある談話室、風呂、水洗便所、乾燥室が設けられている。
奈良県上北山村の大台ケ原ドライブウエーから入山し、所要時間は約二時間半かかる。
小屋は吉野熊野国立公園内に位置し、周辺にあるブナやヒノキの原生林や、落差十五メートルの堂倉滝が見どころだ。
二十年前から紀北町海山区引本浦の塩崎裕美さん(76)が管理運営し、大台登山の拠点となっていたが、
年齢的なこともあり、おいの康弘さんが引き継ぐことになった。
康弘さんは本業の経験を生かして、ガス炊きだった風呂を薪炊きにし、
一階の寝室三室の床を湿気に弱い畳からヒノキ板のフローリングに張り替えた。
食事は裕子さんが担当し、尾鷲市や紀北町で水揚げされたアジやイサキなど、新鮮な魚を生かした手料理を提供する。
康弘さんは「宿泊施設の経営は初めてでまだ分からないことも多いが頑張りたい。登山の経験はないが、
山のことは教えられると思う。若い人も快適に過ごせるので、ぜひ利用してほしい」と話している。
金-日曜日と祝日のみ営業。一泊二食で八千五百円、素泊まり六千円。十二月初旬まで。
利用には予約が必要で、問い合わせは塩崎康弘さん=電090(2137)8224か、090(3257)5088=へ。
Check [ 2012/07/26 21:31 ] その他 | TB(0) |   コメント(0)

中央アルプス 御嶽山(おんたけさん) (2012.7.22) 

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中央アルプス 御嶽山山頂(剣ヶ峰)にて

久しぶりの3,000m峰はカラダがまだ慣れなくてキツかった!

終盤、山の上ではちょっとした登りでも足を上げるのがつらいほどだったのに
下山完了後、通常高度に下りてからは階段を登るのもサクサク軽快で、
山に登ってきたことも忘れるほど疲れが急に消えた。
空気の薄さをあらためて実感した。

【コース】
 田の原登山口(6:20)-富士見石(7:40)-九合目石室避難小屋(8:08)-御嶽山山頂剣ヶ峰(9:05-9:55)-
 ニノ池(10:50-11:50)-黒沢十字路-まごころの塔(12:25)-田の原登山口(14:20)

いよいよ今年の夏山遠征シーズンがはじまった。
梅雨明け10日は晴れると言われていたのでこの週末は日本アルプス遠征へ
行く気満々になっていたのにあいにくの不安的な天気予報に土曜日は見送り。
日曜日に登ると次の日仕事があるしキツいかもなぁと思いながらも決行。
今回、御嶽山を選んだのは、
 ・日帰りできる
 ・3000m峰である
 ・未踏峰である
という理由から。
日帰りできる名峰として昨年は「白山」へ登った。
今年も日帰り候補としての山域で自分がまだ未踏の山としては、
大山(鳥取)、御嶽山(長野)、剣山(四国)、石鎚山(四国)あたりから選ぶことになる。
けっこうまだまだ行けてないところが沢山ある。。汗;
そんな中で、2回以上登ったという声をよく聞く「御嶽山」に決定。
ぜひその魅力を探ってみたい。

御嶽山(標高3,067m)は富士山・立山・白山・大山とともに霊峰として知られていて活火山でもある。
登山口は大阪からだと次の2箇所が考えられる。
ひとつは正面登山道のある田の原からの王滝口登山道。
もうひとつは濁河温泉からの登山道である。
今回は初めてということもあって王滝口登山道から登ることにした。

大阪から夜を徹しての移動はスムーズで、近畿道から第二京阪、京滋バイパス経由で名神、
中央道を経て中津川ICで一般道へ。
この一般道が一時間以上と長い。。さらに登山口まで高度を上げながらのクネクネ道は
運転していて酔いそうになる。

登山口駐車場
標高2180mにある駐車場は無料で広い。
どこに駐車しようか迷うほどである。
空を見上げると満点の星空。
駐車場のある登山口から御嶽山がそびえているのがわかり、所々に小屋か何かの明かりも見える。
よく見ると小さく動くヘッデンの明かりも確認できる。
こんな真夜中に登っている人がいるみたい。
すっかり疲れ果てて到着後すぐ眠りについたのは3時30分のことである。
腕時計の目覚ましを5時30分にセットしていたが、周りの物音や人の話し声で少し早めに目覚めた。
出発準備をあちこちで始めている人を眺めると気持ちが焦ってくる。
天気は良さそう。雄大な御嶽山の山容を眺めると清々し気持ちいっぱいである。
簡単な朝食を摂って準備を始め、6時20分に登山開始。外は少し寒い。
ザックはというと大峰山系への登山時の装備に加えて防寒着をプラス。
さらにはどうでもいいガラクタ(双眼鏡やら何やら・・)で10kgを余裕で超える重量に最初からバテぎみ。
着いてから3時間も経過しているので高度順応はできているはずなのに。

王滝口登山道
しばらくは幅広の砂利道で、途中には遊歩道や遥拝所などもあるのでここはまだ登山道とは言いがたい。
ほとんど高度の上がらないこのアプローチは高山病を回避するための時間稼ぎとして考えられないか?
ほぼ水平移動で少し高度を上げた程度で大江権現を過ぎてからはからいよいよ登山道である。
歩きにくい歪んだ木の階段がしばらく続いた後、岩ガレの登山道を延々と登って行くのだ。
溶岩質の赤茶けたりしたトゲトゲしい岩がゴロゴロしている。
砂利道を歩いているときから少々お疲れモードな足取りで、高度を上げて行くのはなかなかしんどい。
今日は不調なのかなぁと思いながらも時々休憩を入れながら徐々に高度を上げてゆく。
そういえばほぼ同時スタートの面々もそんなに自分と変わらない距離を保っていて抜きつ抜かれつ。
外人と日本人のカップルや山ボーイ・山ガールのグループ、完全に手ぶらの単独男性などなど。
やはりこれは空気が薄いせいで、これぐらいのペースがふつうなのかも。
山と高原地図のコースタイムより20分早く九合目の避難小屋に着いた。
ところで肝心の展望はというと、すでに登り始めからガスってきて遠くは何も見えない。
たまに部分的に吹っ切れる程度である。
下山完了までに少しは晴れてくれたらうれしいのにという思いも空しく、
終始ガス、霧雨、小雨、ときどき吹っ切れ、下山後下界のみ好天という天気だった。

御嶽山山頂(剣ヶ峰)
王滝頂上山荘で15分ほどの小休憩をしていると急に吹っ切れてきて剣ヶ峰を眺めることができた。
あと少しの登りも3000m前後ともなるとすぐに息が上がるので、少し登っては立ち止まりを繰り返す。
御嶽剣ヶ峰山荘に着くころには自慢のゴーライトの傘の出番だ。
階段を登りきると御嶽山の山頂である剣ヶ峰に到着である。
さすがに3000mで霧雨ともなると寒い。手が冷えきって。。
御嶽神社奥社の軒下でしばしの雨宿り。
雨が止んだと思ったら少し吹っ切れてニノ池までの展望が開けて感激。
展望があってこそアルプスに来た感がある。
さて、そこからお鉢めぐりと言われている一ノ池周回をしようかどうしようかとしばらく迷う。
吹っ切れていたのにまたガスってきて何も見えなくなったからだ。
もたもたしていると山頂に到着してから50分も経過してきた。
また吹っ切れてきて展望が見えてきたのでお鉢巡りへと出発。
お鉢の外側はまったく展望が無いままなのに内側は吹っ切れて眺めが良い。
周回は少しのアップダウンはあるもののなかなか楽しいかった。
なんちゃら童子という像が至るところにあるのが霊峰らしい。
どんどん下りはじめるとニノ池が見えてきてアルプスらしさ満点で、迷ったけど周回して良かったと思った瞬間である。

ニノ池
ニノ池は剣ヶ峰からも見えていたがコバルトブルーの美しく澄んだ池である。
御嶽山頂周辺の山荘の水はこのニノ池から水を汲んでいる。
池のほとりまで下りてきたらものすごい厚みの雪渓が残っていた。
そんな雪渓を眺めながらここでようやくお昼の休憩をとる。
ウィンドブレーカーを着るも寒いくらい。
写真を撮ったりで休憩が長くなって一時間近く居た。
賽の河原に花が咲き誇っているという情報をキャッチしていたので行きたいところであったが、
なかなか吹っ切れそうにないガスもあって、賽の河原への往復一時間のコースタイムはあきらめて下山することにした。

下山
黒沢十字路からのトラバース路でショートカットをしての下山は雪渓の量次第では危険ゾーンである。
幸いしっかりとトレースの着いたシャーベット状の雪渓は難なく通過できた。
小雨が降ったり止んだりで展望も無いので、カメラも取り出すことなくひたすら下山に専念。
まだまだこんな時間からも続々と登ってくる人やツアー団体がいる。
下山完了時には陰ができるほどの炎天下で少し暑い。
しかし御嶽山のほうを振り返るとガスがかかっていてその山容はまったく見えなかった。
それにしても岩ガレばかりで登りよりもたいへんな下山はけっこうハードだった。

南木曽温泉
下山完了後は温泉を目指して中津川のほうへと戻って行く。
やっぱりカーブの連続で酔いそうになる。
いろいろ迷ったあげく南木曽(なぎそ)温泉に落ち着いた。
年期の入ったところであったが展望もあったりでなかなか良かった。
さぞかし階段を上がる足取りは重いと思いきや、なんともなくてサクサクと上がれた。
筋肉痛はまったく無しで、まるで山に登ってきたのがウソのようだ。
やっぱり空気が薄かったせいだったのか、それとも御嶽山のミステリーなのか。

その他の写真は以下より。
Check [ 2012/07/23 22:39 ] アルプス | TB(0) |   コメント(14)

富士錦 『パワー森林香』 

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富士錦「パワー森林香
 ※専用ケースは歯ががっちりと線香を固定してくれる。
 ※予備の線香が1つだけケース本体内に装備できるようになっている。


夏の低山、最終兵器。

夏場の低山の最大の敵は虫。
それも特にブヨである。
オデコに刺されるとたんこぶのようになったりしていたが、
最近は免疫がついたのかそこまでひどくはならなくなった。
それでもひとたび刺されるとその箇所は一週間くらいは盛り上がって痒みをともなう。
ハッカ油は昨年は満を持して実線投入してみたが、
少しでも薄めると効果がなさそう。
かといって原液ではニオイがキツイのだ。
特にじっとしている昼食時に虫が寄ってこようもんなら落ち着いて食事もできない。
まぁ夏場くらいは食事を楽しめなくても歩きながらパンでもくわえれば良いという考え方もある。
そんなお、ブログ「低山徘徊者の徒然日記」ののぶさんの記事で発見したこの蚊取り線香。
一般の蚊取り線香とどう違うのかまず軽く調べてみた。

まず、一般のどこの家にでもありそうな緑色の「金鳥渦巻」。
なんとなく除虫菊の天然成分のピレトリンで作られていると思っていたら、
最近のものはピレスロイド(dl・d-T80-アレスリン)という化学物質が使われているみたい。
これらは蚊やハエのみに効くという感じ。
今でもこだわってネットで探せば天然成分で作られた健康志向の蚊取り線香は売られている。

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じゃあ本題の「パワー森林香」はどうなのか?というと、
さぞかしパワーがありそうなのでカラダに悪いのではないか?と思うのがふつうだ。
まず、金鳥渦巻と違って巻きは短めであるが、太さが1.5倍くらいある。
煙の量がハンパ無いという謳い文句であるが、前回の大峰の山で使ったときは
そんなに大量の煙が出てるとは思わなかった。
ちなみにさきほど家の中にどういうわけか蚊が侵入しているみたいで
いきなり5ヶ所くらい刺されたのでパワー森林香を焚いてみたら
窓を開けているにもかかわらず、ほんの数分で部屋中にニオイが充満したのでただちに消火した。
そういえば蚊が居なくなった。
話が逸れたが、パワー森林香にはピレスロイド系ではなく、メトフルトリンという化学物質が使われている。
メトフルトリンとはなんなのか?と調べてみたら、よくあるベープマット?(って言わないか)
ベープとか言う電気式の蚊取り器で使われている成分で、金鳥渦巻同様のピレスロイド系薬剤の1種だとか。
ピレスロイド系(=非有機リン系薬剤)はいちおう人体への安全性が高いとされている。
じゃあなんでピレストリンではなくてメトフルトリンを使っているのかはわからないが、
メトフルトリンは、ピレストリンの蚊やハエだけでなく、より広範囲なものに効くのではないだろうか。

先日の大峰の山中での昼食時、やはり虫がどんどこ飛来襲来してきた。
待ってましたとばかりにパワー森林香を焚いてみたが、
そよ風があって煙が流されまくる。。
自分のカラダに対して風下に置くと煙が来ないので効果なし。(アタリマエ)
だからと言って風上に置くと自爆するよね。
無風状態でなんとなくぽわ~んとイヤミ無い程度に漂ってくれるのがベストであるが。
しかもそよ風は時に風向が変化するもんだからしょっちゅう場所を変更しなければならない。
そうこうしているうちに涼しい風が吹いてきて、
けっきょく虫たちは風に逆らえずにどこかに消えてしまったように思う。
そんなこんなで効果があるのか無いのかよくわからなかったが、
蝶がひらひらとやってきた時にたまたま煙がヒットしたみたいで、
今まで見たこともない狂ったようなスピードで遠くへ逃げてしまったのをこの目は見逃さなかった。
さてパワー森林香、煙もヤニもでる蚊取り線香なわけであるが、これからも持って行こうかどうしようか。。
それにしても高かった。。(> <)

聞くところによると、スズメバチや熊に対しても効果があるとかないとか。。
Check [ 2012/07/19 20:58 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

大峰山系 清明ノ尾・行者還 周回 (2012.7.15) 

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清明ノ尾にて タイタンと

暑さにまいった! (> <)
行者還岳のピークを踏みに行く余力無し。


先週の金剛山系周回で食事にありつけなくて行動食も枯渇した反省を生かし
今回は多めの食料を持って行ったのだが・・。
暑くてナマ水だけじゃ無理があった。
食べ物を用意していたのでコンビニに立ち寄らずにスルー。
千数百メートルの山の上はさぞ涼しいだろうし雨も降るかもと思って水2リットルのみ。
最近必ず持って行ってるポカリもそういうわけで買いそびれた。
ところが実際は暑くて暑くて・・ぬるい水だけでは無理があった。
これを教訓に次からは氷・氷結ドリンク・・を。
スキンズとの重ね履きは低山ではつらいなぁ。。短パン欲しい。

【目的】
 1.清明の尾をほぼ底から大峯奥駈道まで登り詰める。
 2.「タイタン」と対面
 3.行者還岳ピーク・・・×
 4.天川辻から旧登山道を見つけて展望台へ。
 5.展望台ルートで前回失敗した林道を逆向きにとことん詰めて下山。

【コース
 中ノ俣谷(8:00)-(林道)-清明ノ尾(バリエーション)-925P(9:25-9:40)-林道合流(10:10)-
 昼食(11:00-11:10)-タイタン(12:30-12:40)-大峯奥駈道合流(13:00)-天川辻(13:40)-(林道)-
 展望台(14:10-14:25)-(林道)-沢(14:50)-(林道)-沢沿い林道(15:30)-中ノ俣谷(16:00)


「清明ノ尾」、その清らかな名前。
さぞかしこの稜線は快適ごきげんで涼しくて展望もあるのだろう、という勝手な脳内イメージ。
いったいどんな感じだったのか。

中ノ俣谷(8:00)
前回の展望台確認のための周回から早くも一ヶ月以上経過してしまった。
あのときに発見した林道をがどのようにつながっているのかを確認したいという課題の消化のため
再び中ノ俣谷へ来ることになった。
橋を渡ったところからのスタートで、歩き出してすぐに左に林道の取り付きがある。
快適な林道歩きながらも気温は高くてさっそく汗をかきかき歩く。
車でやって来た方向へ戻る感じで清明の尾の先端付近に取り付こうという考え。

清明ノ尾
林道はやがて廃道のようになり、清明ノ尾の取り付きで終点となっていた。
かすかな踏跡があったのでそれを追うように尾根を忠実に登って行く。
林道があるだけにあたりは植林地帯である。
それゆえに歩きやすい。
もう少しで山と高原地図にも記載のある925mピークだというところで
鹿よけネットで囲まれたゾーンが行く手を阻む。
右側からネット沿いに藪こぎもしながら少々苦労してトラバース。
ネットゾーンが終わってからも自然林の中を踏み跡らしきものを探しながら
右手から925mピークを目指す。

925P
ピーク手前は少々難ありで少しピークをやり過ごして登りきったところに
はっきりとした踏み跡あったので、その道を少し戻ってピークへ。
4等三角点のある925mピークは展望もあるひらけたところで
関電の送電線鉄塔跡の痕跡があった。
はっきりとした踏み跡は関電道かもしれない。
その道を快適に歩きながら次のピークへと高度を上げて行くも
またもや尾根のど真ん中に鹿よけネットゾーンが。
そのゾーンの中を歩くこともできなくないが、そこそこに成長した用木が
まるで洗車機のブラシのように立っているので、やはりそこは避けて、
今後は左側の植林地帯から斜面をトラバース。
もうネットゾーンを避けたトラバースはうんざり。。。

林道合流
そんなこんなでネットゾーンが終わって少し登り詰めたところに
またもや関電の送電線鉄塔跡があり、その先すぐのところで早くも林道に合流。
あとはひたすら林道を歩いて高度を上げていく。
途中、合流してくる林道が多数あるものの、他の分岐方向へは目もくれず
左へ左へと忠実に進んで行く。
高度1200m近くに達したところで時間的にもお昼で、空腹感もピークになってきたので
適当な日陰を探して林道上で昼食。
もう汗だくで、脱げるものは脱いで影干し。
奥駈道では人通りも多いのでこんなことできない。
お昼はまたもやレトルトカレーとパン。
前回とても美味しいと思ったカレーの辛口バージョン。
甘口のほうが美味しかったような。。
それより何より冷たい飲み物が欲しいと思った。
こんなことならコンビニで冷凍のお茶を買ってくるんだった。
まさかこんなに暑いとは想定外。
休憩中は風も適度に吹いて涼しくはあった。
風がピタリと止まるとブヨなどの虫がやってくるので蚊取り線香を実戦投入。
効果があったのかどうなのか虫で困ることは無かった。
汗に濡れた速乾性シャツも乾いたところで撤収して再出発。

タイタン
再出発をしてどれくらい経過したか、あの角曲がった三丁目で突如タイタンが姿を現す。
巷ですっかり有名になってしまっているあのウワサの「タイタン」に初対面。
遠くのほうに徐々に見えてくるのかと思っていたら急に現れたので拍子抜け。
せっかくかので記念写真。
まわりをよく確認するとテーピング発見。
行者環トンネルへの林道から清明ノ尾に取り付くとずばりタイタンのところに出るというわけか。
こんなところで放置されて悲しそうな顔のタイタンにはなぜか同情したくなる。
いや、放置されてなかったらとっくにスクラップだったかもな。
さらに林道を歩き、大峯奥駈道へのラストスパートの尾根に誘導テープがあったので、
まだ続く林道とは別れて尾根を直登してようやく奥駈道へと合流。

大峯奥駈道(13:00)
大峯奥駈道に出るとなぜかほっとする。
もう何度も歩いた知った道であることや、行き交う登山者が必ずいることなど。
天川辻までのわずか40分程度の奥駈道歩きであったが、
その間、縦走中の人や団体さんなど10人以上とすれ違った。

天川辻から展望台へ
前回は尾根を直登して奥駈道に取り付いたが、今回は旧の登山道があったと思われる
破線ルートを追って天川辻から下山。
踏み跡はきわめて不明瞭でトラバースしながら右へ右へと進む。
なかなかの急斜面をゆっくり高度を下げていくとようやく林道が見えたので
着地点を探しながらズリズリと滑りながら下っていく。
どうにかこうにか林道に着地。
こんなに苦労するなら、前回の尾根を下るほうがよほど歩きやすい。
天川辻からの下山はボツ。
林道に合流後はまだ記憶にあたらしい林道をどんどん下って行き、
お茶休憩しようと思っていた展望台に到着。
しかし、お茶や菓子する気にはなれないほど蒸し暑く、とにかく冷たいナニカが欲しいと思った。
氷の入ったサイダーとかかき氷、冷たいコーヒーフロート、そんなものがどうしても飲みたい。
そんなわけで下山を急ぐことにした。水の残量は500mlくらい。
ひたすら続く林道を、前回途中から合流したポイントも通過して未踏ゾーンをどんどん下っていくと
沢の涼しげな音が聞こえてきた。
林道が沢をどうやって越えているのかと思ったら、コンクリートの林道の上を水が流れていた。
林道上は水量が多くて少し深そうだったので少し巻いて石ころを足場に沢を渡渉した。
沢を越えてからおそらく登り返しが来るだろうと思っていたら案の定だった。

登り返しの林道
沢を越えてからどれくらい登り返すのかと思いきや、2,30m程度登ったところで林道分岐。
左へ行くと水平移動となり、沢は流れにしたがってどんどん高度を下げて行ってるので
自然と林道との高低差が生まれる。
その後は登り返しが無いまま徐々に高度が下がってゆく。
途中、林道の分岐が多くてどっちに進むべきか迷うところもあったが、
基本的には左へ左へ、下へ下へと行くと、記憶にあたらしい前回歩いた沢沿い林道に合流。
そのまま林道に沿って車のところへ。
下山完了は16時ちょうどだった。

予想外の炎天下ということもあって、日焼け止めクリームを塗ってなかった首すじがヒリヒリ。
とにかく今回の山歩きは暑く、次回からの装備品のための気づきがあった。
昨年はこんな思いをしたっけなぁ。。

その他の写真は以下より。
Check [ 2012/07/16 22:16 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(6)

天気予報・雨予測サイトまとめ 

週末の山行き計画はまず天気から。
とにかく気になって気になって仕方がないのが天気。
「晴れ」確定とわかってから、前もって考えていた行きたい先候補にフォーカス。
地形図を印刷して、持っていく装備を寄せ集め、
カメラのバッテリー類の充電を開始して・・・が前日の夜。
近場の金剛山ならほぼ当日の朝の準備で大丈夫なのだが、
それ以上遠くへ行くとなると天気次第では遠征中止の早期判断が求められる。
そんな気になる天気について、シチュエーション別に以下のサイトを使い分けている。

1.週末の天気は?
 「ウェザーニュース」の天気予報ch.週間表示
 週初めに週末の事となると、そんな先の事はいつ変化するかわからないので気休め程度。
 <iPhone、Andoroid対応アプリあり>

  20120713-1.jpg

2.週末2,3日前に知る雨予測は?
 「3時間毎卓越天気(気象庁発表)」国際気象海洋(株)
 水曜日くらいになってくると週末の天気が気になってソワソワしてくる。
 このサイトは3日ほど先までの雨雲の動きがシミュレートできる。

  20120713-2.jpg

3.いよいよ直前に迫ったら?
 「ウェザーニュース」の雨雲レーダーch.
 雲の動きや強さもわかるので予測が立てやすい。
 通常は西から東へと雨雲軍団は流れるが、梅雨時などは予測が難しく
 何も無かったところからモリモリと湧いてくることもある。
 特に大峰山系の南のほうにもなると夏場の夕方はしょっちゅう夕立ちあり。

  20120713-3.jpg

4.ついに当日、あそこは雨とか降ってる?
 「XバンドMPレーダ雨量情報
 まさにピンポイントで確認できるサイト。
 山上ヶ岳は雨でも釈迦ヶ岳は晴れ、というのがわかるくらいに拡大できる。

  20120713-4.jpg
さらに拡大!
  20120713-5.jpg

5.雷とかどうよ?
 「レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)
 これは実のところほぼ使わない。オマケということで。(^^ゞ

  20120713-6.jpg

さらに、冬季となると寒気団が迫ってるのかどうかなど「高層天気図」で確認することになる。
こんな感じでだいたい行き先の計画を立てれるのではないだろうか。
もっと良さそうなサイトがあればどなたか教えてください。
ちなみに金剛山へ行く場合は台風・強風・雷以外はほぼ大丈夫という守備範囲の広さを誇る。
さすがは我らのホームグランド。
迷ったら金剛山へ!

ちなみにこの週末3連休の冴えない天気に腹の中で泣いています。
Check [ 2012/07/13 21:45 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(4)

GARMIN社のGPS専用機 

20120712-1.jpg
6年以上前に買ったGARMIN社「GPSmap60CSxJ」と最新の「eTrex20」

最近の山行きは、一般登山道に加えて破線ルートやバリエーションルートを取り入れることで
慣れた山域の中における未踏歩きという楽しみにつながっている。
破線やバリエーションというと金剛山の多くのルートのほとんどがそうであるが、
あまりにも歩く人が多いので山と高原地図では実線・破線ともに引かれていないのに
一般登山道化しているルートが多いのも事実。
いつでもエスケープできたり、山頂まで行くと水や食料にありつける金剛山ならまだしも
金剛山系に次いで近場となる大峰山脈ともなると本格的な山になってくる。
実際、道迷い・滑落・気象遭難が毎年のようにあることからも明らかである。
そこでGPSが必須装備のひとつとなる。
それも過酷なフィールドで求められるのは上品なスマホなどではなく専用機なのだ。
スマホが電波圏外だから使えないのではない。
バッテリーの持ち時間を筆頭に、GPSの感度や受信・補足性能、
立ち上がりのコールドスタートの速さや応答性においても専用機に比べると格段に劣るのだ。
直射日光下、植林の暗い中、汚れた手での操作、雨の中での防滴性能。
そんな実用主義一点張りな無骨さがいかにも米国製らしい。

どんなシーンでGPSが活躍するかというと、
 ・現在地確認による目標地点までの距離感の把握 (画面が小さいので山と高原地図+地形図との併用)
 ・進むべき方向の確認 (軌跡を見て正しい方向に進んでいるかを見極める)
 ・等高線の詰み具合による傾斜や崖、グラかどうかの確認
 ・気になる場所を見つけたらウェイポイントとして登録
 ・歩いた軌跡ログの取得

などなど、たとえ一般登山道のみを歩く場合であってもその安心感は非常に大きい。

自分が使っているモデルは、まだ山登りを始める紀元前の今から6年以上も前、
ポータブルなGPSが世の中にほぼ無かった時にバイクツーリング用途として
大枚をはたいて買ったのがガーミン社「GPSmap60CSxJ」というもの。
正規日本語版で、本体+地図で10万円を越えた。
それがまさか近年になって毎週のように山で大活躍することになるとは思いもしなかった。
操作性や画面の粗さなど、日本メーカーの電子機器に比べておおざっぱな作りには
がっかりさせられたものであるが、受信性能や電池の持ちなどの実用性の高さには感心した。
一度補足した衛星を少々の障害物ごときではめったな事では手離さない
しぶとい食いつきようはさすがに専用機である。
しかも現状もガーミン社のGPSが事実上ライバル不在である。
携帯電話のように、小型の電子デバイスで6年前のものとなるととっくに燃えないゴミとなって
存在してないところであるが「GPSmap60CSx」は余裕で今でも現役で使用できる。
後継モデルとして「GPSmap62SJ」というモデルが出ているが、
描画処理が速くなって価格が下がって、3軸電子コンパスやワイヤレス通信機能
が加わった程度の違いしかない点からも基本性能の高さが伺える。

ところで、その下位モデルに位置するeTrexシリーズが大幅に刷新され、
なんとコンシューマモデル(民生用)では初となるGLONASS(ロシアの衛星)の受信に対応した。
これまではアメリカの軍事衛星であるGPS(31基)から電波の届く数だけ拾っていたものが
GLONASS(23基)の分、最大54基が受信対象になったので、
より誤差の少ない正確な位置を割り出すことができるようになった。
従来の自分の「GPSmap60CSxJ」の最小誤差が6,7メートルであったのに対し、
eTrexでは3m以下と約半分に精度が向上している。まぁその程度であるが。
ちなみにGLONASS受信はなんとiPhone4Sにも搭載されている。
eTrexシリーズには以下の3モデルがあるが衛星の受信性能はどれも同じである。

 ・eTrex30J(3軸電子コンパス,気圧高度計)
 ・eTrex20J(3軸ではない電子コンパス,気圧高度計なし)
 ・eTrex10J(地図表示不可 モノクロ画面)

eTrex10Jは地図表現ができないので論外として、
eTrex20Jと30Jについては3軸電子コンパスと気圧高度計が搭載されているかどうかの差である。
これらの機能はGPSの受信には無関係のオマケ機能のようなものなので
コストパフォーマンスに優れるのはeTrex20ということになる。
3軸ではないものの電子コンパスは内蔵しているし、高度はGPSが受信できれば
気圧高度計よりも正確に割り出すことができるからである。
eTrexシリーズには末尾に「J」の付く正規日本語版を買うのが無難である。
正規日本語版では日本仕様になっているのでJAXAの準天頂衛星「みちびき」の受信にも対応している。
しかしながら「みちびき」が日本の上空に常に見えるためには最低3機が必要で、
現在は1機しか打ち上げられていないために1日8時間程度しか利用できないらしい。
正規日本語版はいいよねっとのみが製品を供給しており、
「J」の付かない英語版と言われるもの(正確にはもう少しややこしいが)が
昨今の円高の影響もあって半額以下で買えるだけに高すぎるという話もネット上で見受けられる。

たとえばeTrex20Jの場合、
 eTrex20J(本体)39,800円 + 日本登山地図(JAPAN TOPO10MPlus)17,850円
が必要になるので、合計57,650円となる。

6年前に10万円超で買ったことを思うとずいぶんと安くなったものである。
道迷いは時には命にもかかわることので、保険と割り切るか、
一生モノだと思って思い切って正規日本語版を買う事をおすすめしたい。
日本登山地図(JAPAN TOPO10MPlus)についてはmicroSD版とDVD版があるがDVD版がおすすめ。
理由は後者だとPC上でいろいろな楽しみ方ができるから。

金剛山 第274回 (2012.7.7) 

20120707-0.jpg

金剛山系『鳥地獄』 ハイビジョン(HD)撮影 (35秒)


また歩きすぎた。。(> <)
不思議スポット「鳥地獄」には驚いた!
あそこは何なんだ??(@@;)


【目的】
 1.東條山から宮ノ谷林道へと下りる
 2.鳥地獄確認
 3.最近できた林道でダイトレを大ショートカットする
 4.とんぼ池確認
 5.れんげ大祭参加・・・×
 
【コース】
 ババ谷(9:00)-五条林道-(バリエーション)-東條山(10:15)-大住谷線-コル(10:50)
 -(バリーション)-宮ノ谷沢遡行-宮ノ谷林道-国道310号(12:15)-地獄谷林道-
 鳥地獄(13:00)-杉尾峠(13:50)-千早峠(15:05)-久留野峠(16:00)-
 -香楠荘前(16:40)-とんぼ池(16:45)-金剛山頂(17:15-17:55)-(寺谷ルート)-ババ谷(19:00)


晴れるか否か、日曜日の天気に賭けるのはやめた。
毎年お約束のように参加しているレンゲ大祭がある日なので雨を承知で金剛山へ。
バリーションや破線ルートのコースタイムは本当に読めない。
アテがはずれて「れんげ大祭」には間に合わず。
探してくださった方、すいませんでした。(そんな人居ないって?)

今回のルートは前日に思いついたばかり。
どうせ金剛山に行くのなら、前から気になっていたスポットを見て回ろうと。
そして金剛山頂でれんげ大祭に参加できたらという欲張りプラン。
そのためにはできるだけショートカットしたり楽して早駆けをと思いきや、
えらい時間がかかってしまうハメに。
それどころか・・・食事が。。

ババ谷(9:00)
計画通りなら7時にスタートしたかった。
朝起きたときにはえらい雷雨で意気消沈。
ふつうに傘をさして楽なルートで金剛山に登ろうとあきらめムード。
準備して金剛山ババ谷駐車場に着いたときには雨が上がっていた。
予定より2時間遅れのスタート。

五条林道
林道脇の沢は増水していて大きな音をたてて流れている。
いつ雨が降ってもおかしくない曇り空の林道は薄暗くさびしい。
国道310号に最短で出るためには東条山を越えて宮ノ谷の林道に着地を狙うのが近そう。
東條山へのいつもの実線ルートに向けて歩いていると、途中、東條山のほうへの林道分岐があった。
せっかくなので林道を行けるところまで詰めてみたらわりとすぐに終点。
ブッシュの無さそうな植林地帯だったので、右手から取り付いて急登を登るバリエーションを行く。
かすかな踏み跡のつづら折れの道があったのでそれに従う。
GPSを確認。そのまま延々に道に沿って行くと違う方向に行ってしまいそうなので、
そろそろ左へ行かないとと思っていたらモノレールのレールが出現。
レールに沿って高度を上げていくと、もう少しでピークというところで
レールがブッシュに突っ込んでいってたので、ブッシュの無い右方向に大きく迂回。
植林が斜めに倒れかかっているところからピークへと登りやすそうにブッシュも無かったので登ると
ブッシュに突っ込んで行ってたレールに復帰。あとは踏み跡にしたがってピークを越えて
歩いていくとテープがあったりで何の問題もなく東條山への実線ルートに合流できた。

東條山から大住谷道へ
東條山のピークへは過去に何度も来ている。
赤滝谷への分岐を過ぎて、村界尾根への分岐を見送ると、そこからは未踏だ。
ワクワクしながらGPSをたよりに宮ノ谷への分岐点であるコルへと向かう。

コル(10:50)
ブッシュも無く、コルまで非常にスムーズに来れた。
とても歩きやすいのに、大住谷道はコル上ではなくもう少し東の下のほうの谷にあるようだ。
さてコルから宮ノ谷のある西側を見ると、踏み跡はおろかテープすら無さそう。
行こか戻ろうかしばし葛藤。行けるところまで下りてみようと下りるも、
間伐の倒木が多くて歩きにくい。
他に向かってまともに向かうと草木が邪魔なので、できるだけ間伐している右へ右へと移動しながら下る。
コレ以上下れないというところまで下りたところでブッシュが立ちはだかる。
諦めて登り返そうかと思ったが、沢の音が近くに聞こえるし。
すごい水の音が聞こえるので、滝の上だったり崖になってたら危険すぎるよなぁと地形図とにらめっこ。
グラになったようなところも無さそうなのでブッシュにしばらく突っ込んでみると穏やかな傾斜の沢が見えた。
な~んだ、こんな沢なら遡行できそうだと思ったので、ブッシュをかき分け沢に着地。
ここまで相当時間がかかった。

宮ノ谷林道
すごい水の音は今朝ほどまでの大雨の影響で水量が多かっただけで、普段は非常におとなしい沢であろう。
金剛山によくある穏やかな沢で水量が多くても浅い。途中から別の沢が合流してきたりで水量は増えてくる。
右へ左へと渡渉しながら沢を下っていく。大きな困難もなく下っていくと林道の終点が見えた。
木の橋を渡って林道に取り付いて振り返ってみると右手に堰堤があって、右の尾根に向かって木の階段があった。
もしかすると、コルに下りるまでのピークから等高線の穏やかな尾根を歩けてこの階段まで来れるのかも。
そう思ってコルに下りるまでのピークに達したときに確認したけどブッシュで前に進めない様子だったが。
宮ノ谷林道はふつうに未舗装林道であったが廃道化しているように思った。

国道310号
金剛山山越えの金剛トンネルに向かう国道をダラダラと石見川口バス停付近までけっこう下る。
もうこのまま下山完了しても良い軽い疲れであったが、まだまだ本日の目標に達していない。
西側を眺めるとのどかな田園風景が広がっている。
でもまたあの山の上まで登り返しなんて。。
石見川口バス停付近の取り付き(12:30)から地獄谷林道を歩く。
さすがに朝食を食べてから6時間も経過してるので空腹に。
香楠荘で昼食を摂ることをアテにしていたので、持ってきた水・食料はというと、
水(500ml)・ポカリ(500ml)・羊羹(小さいの)・ポッキー(トッポ)・ウィダーインゼリーだけである。
自販機くらいあるだろうから水には困らないだろうという感覚。
鳥地獄までに羊羹とポッキーは完食。水は大汗かくほどではなかったのでほとんど減っていない。

鳥地獄
取り付き部がいきなり木が倒れていて苦労してやり過ごす。
地獄谷林道からコースタイムで8分とのことでゆるやかに登りつつ右側を見るとあまり見たことのない雰囲気。
だんだんと近づいてくると異様な雰囲気。
土が赤い、水が赤い気がする。そしてまもなく鳥地獄へ。
たんなる池があって、池のまわりで鳥が死んでいるという程度に聞いていたが。。
池の水は白濁しており、そこからは水が溢れでている。
そして池や周辺の至るところからボコボコとガスのようなものが湧いている。
なんとも不思議な光景。こんなのが存在すること自体が不思議である。
急に雨が降りだしてきたので傘をさして逃げるように戻った。

地獄谷林道
地獄谷林道が歩きやすいことが雨の中では救いである。
それも途中からは離れ、杉尾峠に向けての登山となる。
登山道は沢を化し、ものすごい勢いで水が。。
そんなこんなでなんとか杉尾峠に到着。
あ~疲れた。

杉尾峠(ダイトレ)(13:50)
もう千早峠から下山したい気が満々であった。
宮ノ谷へのバリエーションでけっこう疲労したわけであるが、
だからといってダイトレから来たかというとそれも遠回りすぎる。
疲れたカラダを引きずるようにしてダイトレを金剛山に向けて歩き出す。
杉尾峠は行者杉よりずいぶんと紀見峠寄りなのだ。
行者杉まであと少しというところで最近できたと思われる林道が並行していたので林道に下りる。
ダイトレのアップダウンを歩くより楽ができるかと思いきや、この林道はそうでもなかった。
行者杉の小屋が上のほうにあるのを林道から長めながらスルー。
アップダウンの激しいこの林道は、作業車が走ることを想定していない作りでたんなる境界線のつもりか?
行者杉を過ぎてしばらくしたところで林道は終わりで金剛トンネルのほうへと下りて行くのでダイトレに復帰。
またしばらくアップダウンのダイトレ歩きである。神福山への登りもつらい。

千早峠(15:05)
れんげ大祭も終わった頃だろう、残念だ。
このまま五条林道でババ谷に帰ろうかと思ったが、香楠荘での昼食を想像しながら金剛山に行くことにする。
千早峠からの登りがキツい。。
なんとか登りついて90度東に転じてしばらく行くと、また林道が並行してきた。
この林道はいちばんアテにしていた林道で、これを歩けば数々のアップダウンや中葛城山すらスルーできる。
迷わず林道に降り、ほとんどアップダウンの無く地面も固くしまった快適な林道を延々と詰める。
久留野峠ルートが終点である。

久留野峠
林道が久留野峠ルートで終点であるが、久留野峠まで少し登り返しがある。つらい。
久留野峠から地蔵さんまでのキツいこと。。
なんとかようやく伏見道(念仏坂)まで到達。賑やかな声が。
キャンプ場でテントを張ってキャンプをしている少年たち。楽しそう。
そしてついに香楠荘に到着。→準備中。ガビ~ん!このショックは計り知れない。
気を取り直して山頂へ向けてとぼとぼと歩き始める。
途中、とんぼ池を見に行った。

金剛山頂(17:15)
長かった。。そして空腹。。水はちょうど空。ポカリも空。残ったのはウィダーインゼリーのみ。
まよわずカップヌードル自販機のラーメンを食べたらあまりの美味さに生き返った。
回数捺印手帳を忘れてきたので「お忘れ券」をもらう。
山頂気温は15℃で肌寒い。それにしてもよく1リッター足らずの水で歩き通せたよなぁ。。
下山は最短最楽の寺谷ルートにて。またまたバージョンアップして木の階段が増えていた。
下山時はとくにありがたいこの階段。
寺谷ルートをこよなく愛する方が整備しているのだろう手作り感のある階段は他には無い温かみがある。
下山完了、19時で日没寸前だった。
特に最近は毎週毎週行動時間の長い山歩きをしているが、一向にカラダがなじまない。
普段の平日が何もしてなさすぎて極端すぎるのだろうか。
今度こそはゆるゆるで山と食事を楽しめる登山をしたい。
晴れるかな。

その他の今日の写真は以下より。

関西ツーリスト『山歩きの旅』 

20120704-1.jpg
関西ツーリスト「山歩きの旅」パンフレット

関西ツーリスト?ナニそれ?
近畿日本ツーリストとかJTBとかのパンフならよく見かけるけど、
あんまし聞いたことない名前だなぁ・・という感じでとりあえずいただいたパンフレット。

アルプスとかそんな定番の山のツアーばかりじゃないのかなぁと
軽くペラペラと眺めていたら、だんだんと見る目が真剣に。(^^ゞ
なかなかスゴい!マニアック!
よっぽど山の事をわかっているベテランでないと組めないような濃いツアーばかり。
なるほど、そ~くるかぁ~的な。
こないだの破線ルートの行者還岳周回なんかも載っている!
しかもあの荒れた転落危険なところを団体で。。
よほど自分のスキルが低いか、怖がりなのか?!
ちょっとつまづいたりのワンミスすらできないような高所はすんませんムリです。(^^ゞ

たとえば、鉄山(てっせん)なんてのも破線ルートだし、
鉄山平(てっせんだいら)」なんて山と高原地図にも載ってないし、
だいたいその名前、あの山友が便宜的に付けた非公式な名前だと思ってたし。

このパンフは、これからの自分の山行きにもいろいろヒントを与えてくれる要素がたっぷり。
日本百名山+αいろいろな山域。
ベテラン山岳ガイドが設計したルート設定やタイム、ベストシーズンのデータが詰まった参考書である。
下手な本や雑誌よりも参考になるなぁ。
そしてもちろんこれらのツアーに参加するのもアリだろう。

他には・・・

 ・剱岳
 ・大キレット(天狗原から南岳、キレット越え北穂高岳)
 ・唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳縦走
 ・残雪の笈ヶ岳(残雪期のみ登れる山)
 ・ジャンダルム(西穂高から奥穂高岳縦走)

などなど。
レベル高いでしょ。
20120704-2.jpg
Check [ 2012/07/04 21:18 ] その他 | TB(0) |   コメント(12)

台高山系 白鬚岳(しらひげだけ) 周回 (2012.6.30) 

20120630-0.jpg
左から、キバラー、中村さん、ブログ「トレラン日記」のnikkor14d(ニッコール)さん

『今日の白鬚岳』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分33秒)

のぼりごたえたっぷり。偽ピークの連続。
そしてついに最後はヤマヒルにやられた。。


小動物のオンパレード。
猿・リス・マムシ・巨大なミミズ(全長約30cm)・ブヨ・ダニ・ヤマヒルが出現。
さらに雨。。
といってもバリエーションルート内での話。

【目的】
 1.nikkor14dさんとのコラボ登山
 2.一般登山道で白鬚岳まで。
 3.白鬚岳からバリエーションで周回。
 
【コース】
 林道(金剛寺付近)(7:30)-神之谷-小白鬚(9:30)-白鬚岳(10:20)-(バリエーション)-P1222-
 P1168-柏原辻-P1132(三角点)-P977-ショウジ山(P984)-P777-林道-駐車場所(15:30)


大峰奥駈道を早駆けされてらっしゃるスーパーマンのnikkor14d(ニッコール)さんと一緒に
ハイクしようという中村氏の企画。

   nikkor14d(ニッコール)さんの記事はこちら

林道(金剛寺付近)
吉野からの国道169号を上多古のバス停前の橋を対岸に渡り、
なるべく登山口に近いところの林道で駐車し、7時30分の登山開始となった。
植林地帯で暗いが、天候は出だし抜群で強い日差しも。
ただし梅雨時期で雨雲が向かってきていることから午後あたりから崩れる可能性を把握していた。

集落
登りだしてすぐに山の中かと思いきや、集落があったのでびっくりした。
集落を抜け、その裏山という感じのところへと入って行く。
もう一方の沢ルートで登る方法もあるが、この時期、ヤマヒル多発の可能性を考えて
中村氏が尾根ルートを推奨してくれた。

尾根ルート
しょっぱなから植林の急登はけっこうこたえるが、早めに高度を上げていけるのは後が楽。
駐車地の標高420mくらいから、最高地点の1,378mまでの高低差1,000mもあるだけでなく
多数のアップダウンがあってかなり登りごたえがある。
独特の山容は岩場のようなところもあったり展望もあったりで目を楽しませてくれる。

小白髭
かなりのハイペースで登ってきたが、小白髭まではかなり時間がかかった。
水やスポーツドリンクを飲みながらもほとんど無休憩で2時間。
山と高原地図のコースタイムの2時間20分+林道15分より30分くらい早いタイムで8割くらい。
トレランのニッコールさんは休憩込みで山と高原地図の6割のタイムだとか。
それでいて自然を奏でながら写真や動画まで撮られてるので恐れ入る。
ここで5分くらい休憩。
北方向に少し展望がある程度の通過地点のような平べったいところであった。

白鬚岳
小白髭から白鬚岳だけまではすぐ近くだろうという感覚で居たが、
山と高原地図のコースタイムを確認するとまだ一時間もかかるとなっていた。
偽ピークの連続ながらも、自然林の中、時々現れる岩や展望、痩せ尾根を楽しみながら
だんだんとピークのとんがりに近づいてくる。
最後のラストスパートのところはニッコールさんが持ち前のパワーでぶっとんで行った。
あとどれくらい登るのかなと思ったところでいきなり山頂に出た。
そんなに広くはないが雰囲気は明るく展望は抜群。
秋に落葉すると北側ももっと展望が良くなるとか。
ブヨやハエ、アブがブンブン飛んでいたので立ったままオニギリやパンなど
軽い昼食を取った。

バリエーションルート
本来ならこのままピストンで、沢ルートと尾根ルートの両方を楽しめるように下山するところであるが
今回はバリエーションルートで周回をする。
白鬚岳を出ると自然林の宝庫は続く。
池木屋山方面へ行ってしまわないように地形図と山と高原地図、GPSで確認しながら周回の尾根へ。
真新しいテープがあったりするので、分岐の取り付き部さえわかれば問題無さそう。
小さなアップダウン、といっても50m程度の登り返しは多数で1,132mピークまでかなり時間がかかった。
その間、野生の小動物の猿、リス、そして地面にはとぐろを巻いたマムシがいた。
マムシは他のヘビと違って逃げず、攻撃で「かかってこんかい」という状態。
地面が保護色になっていて気づきにくかった。

1,132mピーク
ここまでくると、ようやく折り返し地点だ。
「コ」の字のような周回形状なので、最初の角が白鬚岳だとすると、もう一方の角が1,132mピークになる。
ここは広くて明るく、自然林がまばらにある程度で弁当広場にも最適である。
残念ながら雨がパラパラと降りだしてきたので休憩できず。
このあたりからまた植林が入り混じり。
バリエーションルートでありながらも気持よく歩けて破線ルートでも良いくらい。

ショウジ山
下り基調とおもいきや、ここに来るまでも小さなアップダウンがあった。
林業作業関係のモノレールのレールがきていた。
やはりここにきても雨が止むどころか傘がいるくらいになってきたので立ったまま小休止。
最近はいつも携行しているゴーライトの傘はこんな小雨の中では特に役に立った。

777mピークへ(ヤマヒル)
雨に濡れた馬酔木が足をなでるのでパンツ(ズボン)は膝から下は濡れた状態に。
レインウェアはもちろん持ってきているが、これくらいのことで使うほどでもなかろうと使用せず。
それでも足は蒸れずに快適そのもの。
ファイントラックの「フラッドラッシュ スキンメッシュ ソックス」は快適そのもの。
777mピークはこれといって何の目印もなく、テープがある程度。
ここに来るまでにしっとりとした植林の中を歩いてきたので中村氏がヒルにやられた。
比良山系など沢登りを得意とする中村氏はヒルには慣れてるようで要領よく対処する。
途中、みごとな大杉、大ヒノキ、名前がわからないけどでっかい大木があたりですごかった。

下山へ
777mピークから林道に下りるために地形図等高線やGPSを見ながら最適なルート取りをと
思っていたが、テープがあったのでそれをたよりに下りて行く。
緩やかな尾根を詰めてみようとしたが、遠回りになりそうなのと進みにくそうなので少し戻って
林道の沢を跨ぐ橋のところに下りれる尾根を探して歩く。
そこにはテープもあったのでそれに従うことにした。
ようやく林道に着地したところでまた中村氏がヒルに。。
777mピークから下山中にまた取り付かれたようだ。
ニッコールさんの足にもヒルが付着。
けどスキンズのコップレッションタイツを履かれていたので大丈夫だった。
そういえば自分は?ソックスより上の部分にチクチクした違和感が。(@@;
ズボンの裾を上げてみないとわからないけど濡れているし。
もし仮にヒルが張り付いていたとして、これまでの中村氏の経緯を見ていると
剥がすと血が止まらないらしい。
血のシミがズボンに付着すると落ちないから困る。
ヒルはバイキンを媒介しないというし、血を吸うだけみたいなので
へばりついているにしても車に戻るまではこのまま歩くことにした。
けっこう林道歩きが長かった。登りもあったし。
そんなこんなで車まで戻ってヤレヤレと落ち着いたところで裾をめくり上げてみると・・。
ヒルがいた。
一匹だけだったが、剥がすとたちまち血が。。
ヒルジンとかいうものを注入するみたいでしばらく血が止まらない。
したがってバンドエイドでは間に合わないらしいので、
ヒルに慣れた中村氏からティッシュとテープを借りて止血帯のようにし、
裾をまくりあげた状態で運転して帰宅の途へ。
今日は結局座るということをしないまま過ごした8時間だった。
いろんな意味で楽しかったし、いい経験ができた。
ご一緒いただいたニッコールさん、中村さんありがとうございました。

その他の写真は以下より。
Check [ 2012/07/01 11:26 ] 台高山系 | TB(0) |   コメント(18)

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プロフィール

こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中

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