生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山の道のすべて 

金剛山の道をすべて歩き尽くしたのを機に総括してみた。

すべての道とは、
 ・一般登山道
 ・旧登山道
 ・マイナールート
 ・先人が名前を付けてらっしゃるルート
 ・踏み跡がしっかりしている道

を対象としております。
登山を始められて間もない方やお子さん連れのファミリーにはたいへん危険なルートも含まれております。
また、バリエーションルートや枝道、稀少な花の咲く道は含んでおりません。

ちなみに先日山友から、いちばん好きな道はどこか?と聞かれたときには
すぐには思いつかなかったが、あらためて冷静になって考えてみたら、
千早本道やダイトレを除くと「もみじ谷本流(旧本流)ルート」かなと思う。


村界尾根ルート・・・東條山を通る尾根の道。
赤滝谷ルート・・・いきなり核心部の立派な赤滝がある。グレーチングの橋がコワイ。
五條林道(池の川谷林道)ルート・・・分岐が迷いやすい。
久留野峠ルート・・・(一般向け)
細尾根(地蔵尾根)ルート・・・ロープウェイの最初の支柱を通るルート。笹プール。
伏見峠道(念仏坂)・・・(一般向け)コンクリートで固められ関係者の車が通れる唯一のルート。
香楠荘尾根ルート・・・ロープウェイの支柱を通るルート。
カタクリ尾根ルート
細尾谷(シルバー)・・・通称シルバーと言われてるとおり最も軟弱ルートと言われてきた。
馬の背ルート・・・途中3つに分かれるがまた合流する。
寺谷ルート・・・最も距離が短い楽ちんルート。
文殊東尾根ルート・・・最初に急登で高度を稼ぐので後が楽。距離も短い。
文殊中尾根ルート・・・登山者が多い銀座ルート。
文殊西尾根ルート・・・通れたり通れなかったりでもやっぱり通れない感じ。
ババ谷ルート・・・バリエーション豊富な網の目ルート。
マス釣り場ルート・・・ババ谷ルートからの派生。
妙見尾根ルート・・・長いという印象しかない。車の通るバス道歩きを強いられる。
妙見谷(谷・巻)ルート・・・大阪側でもっともアドベンチャーなルート。
千早城趾ルート・・・(一般向け)週末に営業している茶店が印象的。千早本道に合流する。
千早本道・・・(一般向け)最も登山者の多いメジャールート
のろし台ルート・・・5合目の少し下のほうから別の尾根に入っていくルート
ツツジオ谷ルート・・・腰折滝・二の滝を楽しめる。
ツツジオ谷源流ルート・・・ツツジオ谷ルートを詰めるルートでなかなか楽しい。冬場向け。
ツツジオ谷ハゲ山ルート・・・最近藪こぎぎみ。
タカハタ谷ルート・・・けっこうお気に入り。ひとり静かに登るに最適。
松の木ルート・・・松の木が多い。ひとり静かに登るのに最適。
かま谷中ルート・・・松の木ルートと合流。
かま谷ルート・・・松の木ルートと合流。
かま道ルート
カトラ谷ルート・・・カトラの水が有名。ハシゴがあったり事故も多い。
ワサビ谷ルート・・・自然林あふれるルート
黒栂尾根ルート・・・なかなかの急登。
黒栂谷ルート・・・堰堤工事ですっかり雰囲気が変わってしまった。セトに合流。
サマーハウス(清井山)ルート
泣石谷道
池ノ谷道
下峠谷ルート
小峠谷ルート・・・なんいっても洞窟が核心部。その昔、銀が取れたとか。ご参考「金剛山を歩く
坊領ルート・・・(一般向けに整備)高低差1000mのルート。変化に富んで楽しい。かなり長い。
水分道・・・(一般向けに整備)高低差1000mのルート。歩きやすい道。かなり長い。
青崩道(あおげどう)・・・(一般向け)ひたすら長い。
石ブテ西谷ルート・・・なかなか登りごたえがある。ちょっとした危険も。
石ブテ尾根ルート・・・アップダウンは他にないユニークさ。
石ブテ47番ルート・・・靴が脱げるほどの急登には笑うしかない。
丸滝谷ルート・・・このルートを愛する人は多い。自然美溢れる。
中尾の背ルート・・・なかなかの急登。登山者による落石注意。
石ブテ東谷ルート・・・危険な部分がある。
太尾西尾根ルート・・・石筆橋が最寄り。
太尾東尾根ルート・・・水越川公共駐車場が最寄り。
ガンドガコバ林道・・・ダイヤモンドトレールを道なりに太尾塞まで詰める林道。
サネ尾ルート
狼谷ルート
もみじ谷本流ルート・・・秋には自然林の紅葉が。厳冬期には第六堰堤の氷瀑が楽しめる。
もみじ谷旧本流ルート・・・秋には自然林の紅葉が。厳冬期には第六堰堤の氷瀑が楽しめる。
もみじ谷ルート・・・一の鳥居からの坂を登ったところにでる。
カヤンボ谷ルート・・・多段ハシゴが印象的で変化にも富む。
ダイヤモンドトレール・・・(一般向け)通称ダイトレ。春にはチャレンジ登山大会でも使われる。
関谷道・・・小田和地蔵(第二十二番経塚)を経て水越街道へ。
朝原寺跡の道
百々川(どどがわ)ルート・・・堰堤のハシゴが高くて足が震える。てっぺんの取り付きもこわい。
橋本院からの道・・・枝打ちしていない暗い植林地帯は他にはない怖さがある。
高天谷ルート・・・ザイル(ロープ)や倒木を利用しなければ登り切れない。長いナメ滝も危険。
郵便道・・・(一般向け)奈良川の千早本道のようなメジャールート。2系統ある。
マツバカケオルート・・・何通りかのバリエーションがある。
ヒロセ道
イワゴノ谷ルート・・・高い滝の上を行く危険なルート。登山者同士の落石にも要注意。
伏見道・・・先日、最後の未踏として登り切ったルート
小和道(石寺跡道)
天が滝新道・・・(一般向け)手入れが行き届いていて郵便道以上に明るく歩きやすい。
クソマル谷ルート・・・核心となる滝が3つもある。2つめの滝は巻けずに危険。
久留野道・・・(一般向け)手入れが行き届いていて気持よく歩ける。

たぶんこれ以上は無かったと思う。

金剛山 第266回 + 葛城山 (2012.3.24) 

※この記事は公開後、都合によりに画像を差し替えました
20120324-13.jpg
伏見道の終点(ちはや園地キャンプ場前)にて

<ルート>
高天彦神社-菩提寺-<伏見道>-ちはや園地-金剛山頂(山頂売店小休憩)-<青崩道>-
-青崩トイレ前-<天狗谷道>-葛城山頂-<ダイトレ>-<橋本院からの道>-高天彦神社


金剛山と葛城山をたっぷり堪能!チャレンジ登山の準備はOK?!

久しぶりに中村さんと山歩きができるということでこっそりディープな山行きを計画していたが、
前日の大雨が今日まで残る可能性もあったので山域を変更して金剛山へ。
最近の中村さんの活躍ぶりをmixiで拝見していると、とても一般登山者が真似できないような
危険きわまりない冬アルプスや比良山系堂満ルンゼなどの登攀をされてらっしゃる。
元々ベテランの山ヤなのである。
今回はただ金剛山に登るだけなら中村さんは満足しないだろうから、
距離的にハードな山歩きをしてもらおうということに。

奈良県側からのルートは大阪側より高低差がある。
高天彦神社の標高は450mだ。
そこからさらに谷に下って登り返しからのスタートとなる。
今日、まず登るルートは「伏見道」というルートで、
自分がいままで金剛山のありとあらゆる一般ルート、マイナールート、バリエーションと
登ってきた中で最後の未踏ルート。
ここは中村さんからぜひご一緒したいとずっと以前から約束をしていたので
ついにそれが実現するときが来た。
探せばまだ知らない道、バリエーションの尾根、谷などあるであろうが、
メジャールートの未踏はこれで全制覇だ。

午前8時35分、高天彦神社駐車場を出発。
無料で駐車できることにいつも感謝。
伏見道を歩くには、イワゴノ谷ルート同様に菩提寺(ぼだいじ)のある側へ、
山麓線までずいぶん下って、深い谷を迂回して登り返すという方法しかなかったが、
金剛山登山道情報でいつもお世話になっている奈良の爺々さんから、
山麓線を通らずに谷を越えるルートを整備中とのことで、今回その道を歩かせていただいた。
みごとな鶯宿梅(おうしゅくばい)の木のあるところから谷のほうに向かって歩き、
舗装路が終わって個人宅前に出ると、畑の持ち主さんに奈良の爺々さんから教えていただいた旨を伝え
整備中のルートを教えていただいた。
みごとなまでの整備がされていて、とても気持ちよく歩けた。
菩提寺の前から道なりに登って行き、突き当りからイノシシよけの柵を越えると
いよいよ最後の未踏ルート「伏見道」が始まる。(8時50分)
取り付きから少し登ったところで分岐。
右の方へ行ってみると、昔、お寺があったと思われるような跡地があった。
登山者が少なくて荒れていると思っていた道はわずかな倒木の障害を除いては快適に歩けた。
雨上がりのしっとりした中、徐々に高度を上げてゆくと明るく清々しい雰囲気が増してくる。
しずかで歩きやすいとても良いルートである。
わりとすぐに小和道の分岐点に到達できると思ったら、なかなかたっぷり距離があった。
奈良側は楽などできない、やっぱりあなどれないなぁ。
山頂が近づくとゴーゴーと台風ような強風が吹き荒れてくる。
そんなこんなで10時15分に「ちはや園地キャンプ場」前に到達し、ついに悲願の全ルート制覇となった。
ご一緒していただいたみなさん、本当にありがとうございます。
ちはや園地を横目に山頂に向けて歩く。
こんな天気なので登山者はほとんど居ない貸切状態だ。
金剛山山頂売店前に到着は10時50分。気温0℃。
伏見道をスタートしてからちょうど2時間後の事であった。
山頂売店で土日祝バイトしてらっしゃる山仲間のみーさんに顔を出す。
みーさん、小休憩ではお世話になりました。チャレンジ登山では今年もよろくおねがいします!
うっちぃさん、ついに登山回数券を購入。
これまでかなりの回数を登ってらっしゃるのに今日が第一回目。いままでの回数が惜しい。
山頂広場(国見城址広場)に行ってみると強風で寒い!
写真を撮り終えたら青崩道にて水越のほうへ下山。
青崩道は長い!11時25分に下山を開始して、青崩トイレ前に下山完了したのが
12時25分なので下山に一時間かかるルートだ。

さてここからはまた葛城山に向けて登山。それも距離の長い天狗谷道だ。
無慈悲な階段ばかり続くダイトレを登るより遥かに快適ですばらしいルートで
本日二度目の登山ながらも楽しく登ることができた。
今年も天狗谷道でのショウゴウバカマの群生を見たいし、山が燃えているようなツツジも見たいものだ。
ショウジョウバカマと言えば昨年ちゃみさんと初めて出会った時に群生のピークだった。
葛城山のツツジといえばこんな感じに真っ赤になる。

14時10分、葛城山頂到着。
カメラを吹き飛ばしそうな強風で猛烈に寒い。三脚にカメラを載せての撮影は不可能だった。
14時20分、かつらぎ高原ロッジに到着し、ようやく昼食にありつくことができた。
お昼のメニューは、「かも丼定食(980円)」と「大和牛カレー(900円)」の2種類あるが、全員、かも丼定食を注文。
これがなかなかの美味で大満足。それに吸い物の上に載ってるメレンゲみたいなのも初めて体験。
金剛山の眺望を楽しみながら、のんびり一時間を過ごした。
15時30分、金剛山へ向けての再出発。
金剛山は郵便道を下山する予定であったが時間的にも体力的にもきびしそうなので
急遽、郵便道の取り付きよりもだいぶ手間にある橋本院からの道にて下山することに決定。
ダイトレ下山で水越峠まで30分、ダイトレ登り返しで一時間。
橋本院からの道の下山に一時間見ておけばいいかなという感じ。最悪日没の場合、みなさんヘッドランプを持っている。
高天彦神社のゴールへのコースタイムの試算は18時の予定。
高原ロッジを出たら、金剛山の雄大な眺めにしばし見とれる。
パラグライダー場からの眺めも見て、いよいよ本腰いれてダイトレを下山。
10分のロスタイムで15時40分に水越峠。
金剛山への登り返しのダイトレことカヤンボ林道が長い。。
旧パノラマ台に向けて登りでは、ついにみなさん無言。
スノボにダイビング、その他何でもスポーツをこなす山友最年少で底無しパワーを誇るミカさんも無言。。(笑)
そんなかんやでようやく橋本院からの道の取り付きに到着。
そこからの下山がまたやらしいズルズルゾーン。さらに、枝打ちをしていない不気味な真っ暗植林ゾーン。
18時10分、高天彦神社に到着してようやくゴール。
単独では果たし得ない距離を、丸一日かけてたっぷり歩け、楽しく大満足の一日だった。
みなさん、ありがとうございました。

その他の写真は以下より。

NITEIZE(ナイトアイズ)社 『GEAR TIE(ギアータイ)』 

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ナイトアイズ社の製品で以前、エスビナーフィギュア9というグッズを紹介したところ、  
山仲間がけっこう反応してくれて、中には買ったという人まで居てうれしかったりした。
ナイトアイズ社のアイデア商品はけっこう気に入ってしまっていて、
会社の近くに店があるということもあって同じ物を幾つも買い集めるという始末。
ついでに「ギアータイ」も便利なのでご紹介。

世界20ヶ国で販売され、日本では3ヶ月で2万個が売れたという「GEAR TIE(ギアータイ)」。
主に結束的な使い方をするが、自由自在に変形できるので応用次第で曲げる、ねじる、固定する、巻きつけるなど。
強化ワイヤをラバー素材で覆っていて繰り返し使えるところがスゴい。
長さが8~81cm間で5種類もあってカラーバリエーションも豊富。
防水性や耐腐食性もあって海辺のボートでも使用することができ、
常に新しい状態を損なうことなく紫外線による変色も無く耐候性があるという。
そしてその使い方は無数にある。

ちなみに自分はというと、ザ・チェアと呼んでる「ヘクサライト オリジナルチェア」をザックに取り付けるのに使用。
その際、24インチの長さのものがちょうど良い感じ。

メイドインUSA

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ヘクサライト・オリジナルチェアをギアータイでザックに固定する。

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こんな使い方も。。


こちらの公式動画もご参考。
Check [ 2012/03/22 23:09 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

金剛山 第265回 (2012.3.20) 

20120320-10.jpg

<ルート>
登り:千早本道
下山:千早本道


今日は何かと用事もあるので午前中にささっと金剛山。
それでも出遅れてしまって登山開始が8時15分。
もうこの時間になると登山者が多い。
山は朝、早ければ早いほど気持ちが良い。
昼も近づいて午後ともなると、どこかうら寂しくなってくる気がする。
金剛山頂まで登るという結果は同じでも、
行動時間が長いか短いかで登った後の満足感が違う。
ささっと登ってきたら登った気がしない。
腹も減らない。
なんかもったいないような気がする。
最近は丸一日どっぷり山に浸ることにすっかり慣れてしまっている。
まつまさ駐車場から登り始めるもかなり寒い。
腕組みがなかなか解けない。
先日の土曜日の山頂気温が11℃であったのに今日は氷点下だ。
それでも五合目に達するまでには暑くてモンベルのウルトラライトシェルを脱いで
胸のハーフジップを全開するほどまでにカラダがあたたまる。

千早本道の五合目のウルトラマン&バルタン星人のある東屋のある所に
金剛山系に4箇所作られるというトイレの一つがほぼ出来上がっていた。
これ2基で870万円だとか。
ヘリによる資材などの空輸の経費が高いのかな。
岩湧山にあるような小屋タイプのトイレができると思っていた。
そんなわけでちょっとした疑問が湧いてきた。
・夜間は灯りが点くのか?ずっと点いているのか?(太陽電池) 人感センサーか?
 夜間登山で灯りが点いていないと、そばを通るのがコワイかも。
・ザックやアウターをひっかけたり置いておけるスペースは無いような?
 そんな時はエスビナーでザックでも何でもひっかけてしまおう。
・バイオトイレってことはくみ取りもしなければ水洗でもないので
 ゴミとか捨ててはいけないモノなどが捨てられて故障トラブルが起きそうな?
・作りっぱなし?保守サービス付きなのかな?
賛否はあるかもしれないけど大切に使いたいものだ。
残りの3基はどこに作られるのか気になるところです。

そんなこんなで山頂到着9時の気温はマイナス0℃(限りなくマイナス1℃に近い0℃)。
葛木神社に行ってみたり、山頂広場に行ってみたりとのんびりしてたら寒くなってくる。
帰り際、土日祝にみーさんがバイトしているはずの山頂売店内の奥の厨房を覗いてみたら
いらっしゃいました。
少しばかり立ち話をしただけで愛想無しですいませんでした。
久しぶりにお会いできてよかったです。
そして下山開始。
下山中、過去2回チャレンジ登山でお会いしたことのある爽やか青年まーくんや、
金剛山公式サイトの管理人のまっくんさんと遭遇。
下山完了は何時だったかな。。。
短い時間だったけど気持ちのいい汗をかいた。

その他の写真は以下より。

金剛山 第264回 (2012.3.17) 

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金剛山 カヤンボ谷ルートにて

ハシゴに、沢に、急登に、迷いそうになるバリエーションチックと全部入り。
カヤンボ谷ルートってこんなに楽しめるところだったかな?


<ルート>
登り:カヤンボ谷ルート
昼食:ちはや園地
下山:太尾東尾根ルート+派生


週末が絶望的な天気予報。
遠出したところで雨ならどこに行っても濡れ雑巾。
そんなときは・・・って、金剛山は雨専用?!
決してそんなことはないけれど、やっぱりルートを知り尽くしていると
右も左もわからない知らない山を歩いてみたくなる。

さて、久しぶりの金剛山。
どのルートを登ろうか。。はてさて。。
水越側はもみじ谷ルートもご無沙汰であるし。
でももっとお久しぶりなルートということで「カヤンボ谷ルート」が急浮上。
前回歩いたのはなんと3年前の2009年1月のことだった。
雨だと歩きにくそう。
朝起きたら結構雨が降っていて心が折れる。
それでも家を出るときには止んでいて、水越川公共駐車場に着いたときには
なんとか小雨であった。
ようやく日の目をみるゴーライトのトレッキングアンブレラ
うん、軽い!
紫外線もブロックしてくれるコーティングはまったく透けずで真っ暗。

8時55分、スタート。
舗装路を登って峠のピークからは林道の車止めゲートを抜けてダイトレへ。
通称ガンドガコバ林道。
雨はどうにか上がってくれた。
今回はもみじ谷ルートへの分岐の20mほど手前から沢に下りて跨いで
カヤンボ谷ルートへ。
しばらく歩くと雨が降ってきた。
またまた傘。
そしてまた雨あがる。
カヤンボ谷ルートの核心部、堰堤を登る多段アルミはしご。
見た目は高所感があって怖そうであるが、実際は踊り場があって恐怖感なし。
堰堤を向こうに越えると葉の落ちた自然林低木群の中を行く。
このルート、以前歩いたときも冬だったけど、夏場だとどんなことになっているのだろう。
そしてほどなくちょっとした沢、そして尾根に取り付くと「山」と書かれた石柱。
その向こうに下りる踏跡もあったけどそっちにもルートがあるのだろうか?!
尾根からはいよいよ急登。
けっこう急登は好きだったりする。理由は一気に高度を稼げるから。
なかなかの登りごたえの急登が終わるとそこはダイトレとサネ尾根、一の鳥居間を結ぶ道。
迷わず一の鳥居の歩行へ。
冒険心くすぐる林間を抜けて、テープを頼りに一の鳥居の近くに合流。
なかなかたっぷり歩けた。
雨上がりでくっきりすっきりハッキリ遠くの展望が望めたので展望台に上がって眺める。
そしてちはや園地に移動して昼食。
今日は暖かいと思われたので久しぶりに野外でフライパン料理を再開。
ブログ「山めし礼讃 - 山料理 山ごはんレシピの記」で紹介されていた
手軽な材料でできる「トマト焼きチキンラーメン」を忠実に真似して作ってみる。
トマトピューレもまったく同じもの使用で、デルモンテ「基本の完熟トマトソース」。
で完成したのをさっそく食べてみると、これがなんと美味いのなんの!!
チキンラーメンの味はトマトソースによって打ち消され、麺はまるでパスタのようで想像以上の美味さだった。
もうこれは定番に入れてしまおう。
続いて「焼き鳥缶雑炊」を作ってみた。
あいにく生姜を忘れてしまってアイタタ・・であるが、焼き鳥缶の出汁が甘口で、
無添加鶏がらスープの味はどこに隠れたか、とにかくこれも美味かった!
本来ならご飯にしても焼き鳥缶にしても冷たいものであるが、こんな小さな工夫であったか雑炊ができるなんて。。
そんなこんなで長居をしてしまってどれくらい休憩したか覚えていない。
再び林道を歩いてようやく金剛山頂へ。
山頂14時30分の気温は11℃。
嵐のようにゴーゴーと強い風が吹くも、どこかナマ暖かい。
下山は太尾東尾根ルートから。
終盤で分岐を発見し、そちらのほうに行ってみると舗装道路に出ることなく駐車場に下りることが出来た。
下山完了して車に乗ってから花粉症の症状がひどくなってたいへんだった。
あいにくの天気であったが、そんなに雨に降られることなくたっぷり歩けた一日だった。

その他の写真は以下より。

金剛山関連最新情報(ダイトレ40周年など) 

ダイトレが整備されて40年を迎えるそうです。
40年前・・・。
生まれて・・・・・ました。(^^ゞ
金剛山初の「山の春まつり」はどんなイベントになるのか気になるところです。
さらに現在、金剛山奈良側も整備が進んでいるようです。
あそことあそこが山麓線に出なくてもつながるらしいです。(現在整備中)

「探Q・おおさか」ダイヤモンドトレール 身近で登山 気分爽快
2012/03/05 大阪読売新聞 朝刊 30ページより引用

 ◇学ぶ・教わる・知る ふるさとの物知りになれますよ
 大阪と奈良、和歌山3府県境の山々を結ぶ登山道は「ダイヤモンドトレール」(ダイトレ)と呼ばれ、
季節を問わず、大勢の登山客でにぎわいます。
最近、山登りがブームになっていて、「山ガール」と呼ばれる、おしゃれな格好の女性たちも増えています。
木立の間を歩くと、心と体がすっきりして、気持ちがいいそうです。
どんな所なのか、調べてみました。
 ◆金剛山に由来45キロ
 Q なぜダイヤモンドトレールって言うの?
 A 1972年に整備された時に、府が、コース中で最も高い金剛山(1125メートル)から連想する
金剛石(ダイヤモンド)にちなんで名前をつけたんだって。
屯鶴峯(どんづるぼう)(奈良県)から南下して二上山や葛城山を通った後、金剛山から西に向かい、
岩湧山を経て槙尾山(まきおさん)(和泉市)までの45キロで、年間で80万人が訪れるんだよ。
中には1日で走り抜けるすごい人もいるけど、大半の人はコースをいくつかに分けて歩いているみたいだね。
 ◆樹氷やツツジ
 Q どんな景色なの?
 A 季節ごとに違うんだ。この冬みたいに寒い日が続くと、金剛山では雪がたくさん積もり、
木の枝にびっしりと氷がつく「樹氷」を見ることもできるよ。
 初夏には葛城山でツツジが咲き、秋になれば岩湧山山頂一帯でススキの穂が風に揺れる様子がきれいらしい。
 ◆専用装備が必要
 Q ダイトレを歩く時、気をつけないといけないことはある?
 A 高い山だと標高1000メートルを超えるから、街の中と比べると、気温がだいぶ低くなる。
だから、夏は涼しいけど、冬はものすごく寒い。
ロープウエーで簡単に往復できるといっても、登山用の服装と登山靴を身につけた方がいいね。
コース中に20か所あるトイレについては、女性を中心に、「もっとたくさん必要」との声が高まっていて、
新しく4か所に造られることが決まったんだ。少しずつ便利になるね。
 ◆整備40年 催し続々
 ダイトレは今春で、整備されて40年を迎えます。昨年には、3府県の市町村のトップが集まる「サミット」が金剛山で開かれ、
「ダイトレを歩こう!」という共同宣言をしました。ハイキングの参加者に40年記念のキーホルダーを配るなど、
いろいろなイベントが計画されています。
4月28日には初めて、金剛山で「山の春まつり」(仮称)が開かれることになっており、
石窯でのピザ焼きや餅つきがあります。
身近な自然の中で、さまざまな体験を楽しめそうですね。
 

【チャイム】ヒノキの間伐材で作った乗車券 大阪・金剛山ロープウェイ
2012/03/07 産経新聞 大阪朝刊 27ページより引用

◇…大阪府千早赤阪村は、村営の金剛山ロープウェイの開業45周年を記念して、
   ヒノキの間伐材で作った乗車券を千枚限定で発行している。
◇…昭和41年4月に運行開始し、これまで約750万人が利用した。
   体力に合わせた登山ができることから、金剛山の人気の理由の一つとなっている。
◇…金剛山で育ったヒノキにこだわった。温かみのある色合いと豊かな香りが特徴という。
   同村は「ぬくもりを全国に届けたい」と郵送でも対応している。


(週刊まちぶら)葛城の道かいわい 御所市 歴史と信仰、息づく春
2012/03/13 朝日新聞 朝刊 27ページより引用

 御所市の西部、葛城山・金剛山のふもとから中腹にかけて、古い社寺がたくさんある。
随筆家の故・白洲(しらす)正子は「急に古代の世界へ連れ戻されたような心地がする」と記し、
市などは見どころと古道をつなぎ、散策コース「葛城の道」として整備している。
そんな歴史と信仰に彩られた道で、本番間近の春の息吹を探した。(赤木基宏)
 葛城の道は延長約13キロ。県道「山麓(さんろく)線」とほぼ平行したり、一部重複したりし、
全行程を一気に歩くと5、6時間かかる「健脚コース」だ。南側から出発すると、
高天彦(たかまひこ)神社まで登りだが、あとの大半が緩い下りになるため、比較的楽になる。
 このコースの特徴は、とにかく古い歴史に触れられることにある。
全国にある「鴨・賀茂」のつく神社の総本宮という高鴨(たかかも)神社を訪ねた。
高鴨神社はいつ創建されたか定かではないが、現存する本殿は1543(天文12)年の再建とされ、
国の重要文化財に指定されている。
「ここをまつった鴨族が平地に移り住み鴨都波(かもつば)神社(御所市宮前町)を作った。
そのすぐそばの遺跡は弥生時代中期のもの。ここの歴史も弥生までさかのぼれるのでは。
日本書紀では、神武・綏靖(すいぜい)・安寧(あんねい)天皇が鴨族の娘を
后(きさき)とされたともあります」と鈴鹿義胤宮司。
 高天寺(たかまでら)は、伝わっている縁起によると、元正天皇(在位715~724)から
寺地を与えられて創建したとされる。元弘の変(1331~1333)以降焼き打ちに遭い、
塔頭の橋本院として1677(延宝5)年に復興された。
 橋本院の西側、標高約400メートルの一帯は、古事記で天津(あまつ)神が住んでいたとされる
高天ケ原とする説もある。橋本院近くから見下ろすと棚田が広がり、思わず深呼吸したいような気持ちになる。
 葛城の道を北上し、九品寺(くほんじ)あたりまで来ると、東側に大和三山がくっきりと見え、
散策を楽しみながら古代史を眺めるような気分を味わえる。
名柄地区には国の重要文化財の中村家住宅があり、江戸時代から昭和初期にかけての町家がいくつも残っている。
旧名柄郵便局の局舎を改装し、散策する人のための休憩所にする計画も進んでいる。
 社寺周辺では、春本番を前に散策する人たちの姿が見られる。
ちらほらと黄色い菜の花が咲いている畑も。ロウバイの花が香る橋本院では、
暖かくなるにつれミツマタの花がぽつぽつと開き始めている。
 高鴨神社の境内には、約500種2千数百鉢の日本サクラソウがある。
京都の公家から受け継いだものを、先代宮司が京都から高鴨に移るときに持ち込んだ。
今年も4月下旬ごろから5月上旬にかけ、社務所前で展示する予定という。
 ◇笑顔にこんにちは
 ◆四季の花咲くお寺
 養老年間(717~724)創建という高天寺橋本院境内には四季の花が咲く。
3月中下旬からスイセン、続いてミズバショウ、ソメイヨシノ……。前田祐照院主(63)は
「参拝者は、癒やしを求める中高年のご夫婦が多いのですが、最近はカメラ好きの男性も増えています」。
 ◆素材厳選、豆腐作り
 梅本とうふ店(0745・66・0007)の女将(おかみ)梅本弘美さん(60)は、
公務員だった夫にかわり、夫の実家を継いだ。試行錯誤を重ねてできた、
天然にがりと国産大豆にこだわった「金剛」(もめん)と「葛城」(きぬごし)が自慢。
「豆の味を引き出すのに毎日苦労します」。日・月曜と黄金週間は休み。
 ◆創業の木桶で醤油
 1931年創業の片上醤油(しょうゆ)(0745・66・0033)は今も、
仕込みに創業時からの木桶(おけ)を使う。
代表の片上裕之さん(51)は「小さい蔵。おいしくないと話になりません」と、
大豆の大半を県内産に変えるなど工夫を重ねている。販売コーナー(日・祝日休み)では小売りもしている。
 ◆棚田の米もどうぞ
 喫茶店「ホーム・スイート・ホーム」(0745・62・7787)は、
マスターの岡田精久(きよひさ)さん(62)の会社が輸入するログハウスの展示品だった。
「お客さんにコーヒーを、という気持ちが店になりました」。バーベキュー(要予約)もできるほか、
周辺の棚田などで採れる低農薬米の販売も。火曜定休。
 ◇よりみち わきみち まわりみち
 ◆江戸中期の旧家並ぶ
 国重要文化財の名柄地区の中村家住宅。約500メートル北西の山中に城を構えた
吐田(はんだ)越前守の子孫で代官になった中村正勝が、慶長年間(1596~1615)に建てたとされる。
名柄には江戸中期の末吉家、久保家(葛城酒造)などの住宅もあるが、いずれも生活の場で、
外観の見学しかできない。
 ◆休憩所、来月にも再開
 葛城の道沿いにある休憩ポイントのひとつが、葛城の道歴史文化館。
景観・文化遺産保全団体「日本ナショナルトラスト」(東京)が、まちづくりの拠点として1986年に建て、
市観光協会が管理運営している。休憩所のほか、農具や民具などを展示してきたが、
老朽化のため改修工事中。4月中にもリニューアルオープンの予定。
   *
 次回は、天川村の天河神社かいわいです。

 【写真説明】
 ウオーキングをかねて参拝した男性たちが、枝の先に白いつぼみをつけたミツマタの木を眺めていた
 =御所市高天の高天寺橋本院
 重要文化財に指定されている高鴨神社本殿。平成の大修造で鮮やかな色によみがえった=御所市鴨神

※写真は引用しておりません。

金勝アルプス(こんぜあるぷす) 周回 (2012.3.10) 

20120310-0.jpg

<ルート>
大津市桐生若人の広場キャンプ場前駐車場-奥池-落ヶ滝(立ち寄り)-<落ヶ滝線>-鶏冠山-
-<北峰縦走線>-天狗岩-耳岩-白石峠-茶沸観音-竜王山-
-(途中の山中で昼食)-白石峰-重石-狛坂麿崖仏-出合-逆さ観音-オランダ堰堤-駐車場


驚きと興奮のアトラクション!
見どころたっぷりで本当に楽しいところでした。


別名:近江湖南アルプス

たとえるなら、幼い時に初めてテーマパークに連れていってもらって
初めて見るアトラクションに興奮の嵐で眼をキラキラ輝かせた、そんな感じ。
誰か人が設計した大きな箱庭ではないか?と疑いたくなるほど見慣れないステージばかり。
六甲山のロックガーデン以上の興奮がそこにはあった。
注意深くキョロキョロ観察して、他の山との違いやいろんなものに気づけるかどうかで個人差はあるかも。

金曜日は一日雨で深夜まで降ったり止んだり。
今日、スッキリ晴れるとは想像できなかったが朝起きたときには雨は上がっていた。。
近畿自動車道、第二京阪道路、京滋バイパス、名神を経て新名神の起点にある「草津田上」で着陸。
でっかい立命館大のキャンパスの前を通って地元集落へ。
のどかですっきりした風景は滋賀県らしさがある。
老人ホーム桐生園を過ぎたその奥の突き当りにキャンプ場の駐車場がある。
駐車料金はただいまキャンプ場のオフシーズンなので無料。(4月からは普通車500円)
広い駐車場には車が1台止まっているだけであった。
キレイなトイレもあって登山の起点としては申し分のない所だ。
滋賀県ののんびりムードに乗っかって、のんびり準備をはじめる。
朝5時に朝食を摂ってきてはや3時間経とうとしていたので、
夜登さん御用達のスニッカーズ(の小さいヤツ)を登りだしの前から行動食として摂る。

7時55分スタート。
まずは林道をのんびりあるいてウォーミングアップ。
時々ストレッチ。
ここ、金勝アルプスは「山と高原地図」の圏外である。
地形図とネットで直前に収集したわずかな情報だけでやってきたのだ。
10分ほどで最初の分岐。
その分岐は、鶏冠山(けいかんざん)まで外周を行くルートと、
横池のほとりを通って落ヶ滝へ通じるところを通るルート。
「落ヶ滝」には行ってみたかったので後者のルートを選択。
整備具合が良いというか、スッキリと手入れされた感じが気持ちが良く、
遠くまで来たんだという天地効果か、いやがおうでも気分が盛り上がってくる。
奥池のほとりに出るとちょっとした開放感が広がる。
山からの沢の水が奥池に注がれる注ぎ口のすぐそばを渡るトレールがまた面白い。
なんだか楽しいことが始まる予感。
朝のひんやりした空気を胸いっぱいに吸い込みながら森の中へと入ってゆく。
右手の沢のほうに目をやると、あれ?沢の底が砂利や石ころではなくて岩肌でツルンとしている。
これはめずらしいなぁとカメラを向ける。
そんな感じがしばらく続くので、まるで人が作ったハリボテの川に人工的に水を流しているかのよう。
シダ類がこれまたジャングル探検をしているかような演出を醸し出している。
よじ登りアトラクションがあったかと思えば沢跨ぎアトラクションがあったりと楽しすぎる・・。
ルートから片道5分寄り道したところに「落ヶ滝」があるので行ってみた。
なんか変わった滝である。上には岩が乗っかっていて、滝の岩肌はまるで砥石のようだ。
ルートに復帰してどんどん登って滝の上あたりに出る。
そこから先も次から次へとステージが変化して興奮の連続であるが写真で表現するのは難しい。
あかん、前段でこんなに楽し過ぎて、中盤以降しょーもなかったらどうしよう。。
「この先行き止まり」や「×」などのい標識がアルプスちっく。
はたまたアトラクション施設の舞台裏なので関係者以外立ち入り禁止とも受け取れるなぁ。
この先には何が現れるだろうとワクワクする様は子供の頃のように心がときめく。
ようやく北峰縦走線に合流し、左へ行くと鶏冠山(けいかんざん)。
ふつうに周回するだけでも所要時間がかかるので、
ピークに立ち寄るなら「鶏冠山」か「竜王山」のどっちかにしておこうと思っていたら、
コースタイムは甘々で、撮影しながらゆっくり歩いても早く着き過ぎるくらいということが判明。
鶏冠山と竜王山のどっちも行ってみることに決めて周回コースから外れて鶏冠山を目指す。
鶏冠山への登りは高低差200mくらいの急登。
コースタイムは登り30分となっていたが、ゆっくり登っても15分足らずで着いてしまった。
途中は展望もそれなりにあり、競馬場のようなものも見てとれる。
鶏冠山ピークは展望が無いわけではないが長居する場所でもない。
下山中、竜王山の稜線が眼前に迫る。
あんなに遠くの高いところまで登り返すのかぁと思うがせいぜい高低差400mくらいのことなのだ。
紀泉アルプスを思い出す自然林の低木のトンネルを抜けて行く。
突然、壁のような岩が現れたりとだんだん岩々ゾーンへと入ってゆく。
それにしても竜王山は高そうやなぁ。
向かう先の奇岩群が顔に見えてコワイ。
うわっ、あんな高いところに人が登ってる!しかも地図を見るとルート上みたいだし。。(天狗岩)
遠くに新名神が見える。このあたりは展望抜群。
ホエール(くじら)が海から顔を出してるかのような岩があったり、
どうやったらこんな形になるねん!みたいな岩があったり。
そんなこんなで天狗岩の下に着くまでにまさかの沢があったりとどんだけ仕掛けが多いねんと。
天狗岩は登らなくてもルートじゃなかったけど、せっかくなので行ってみた。
もう何と表現したらいいのか、どれを天狗岩と言うのかとても人が行けそうにない岩の上に
「山下」と掘られてあったりとやっぱりここが核心部かな。
天狗岩を下りてからは再び登り基調に。
耳岩には展望台があるとの案内があったが、耳岩がどれのことかわかりにくい。
それに、展望台に行ってみたけどもっと展望の良いところがあったりとよく理解できなかった。
人が正座しているような岩などあれよあれよと歩いてようやく「白石峰」に到着。
白石峰は竜王山と下山ルートとの分岐である。
迷わず竜王山を目指す。地形図を見ても高低差はほとんど無いし。。
途中、岩を掘って作られた「茶沸観音」というのがあった。
いつごろ掘られたものなのだろうか。
たぶん自分は生まれてなかったんだろうなと思いを馳せると歴史を感じる。
小さなアップダウンがあって竜王山ピークに到着。
かっこいい名前なのでさぞかし威風堂々としたピークかと思いきや展望無しで狭いところであった。
すぐに折り返して昼食スポットを探すも、風が強くて寒い。
どれくらい戻っただろうか、コースから外れて踏み跡があったので入っていくと
風も当たらない暖かくて快適なスポットがあったのですぐさまお昼にする。
時間にして12時半のことであった。
ザ・チェアに身を預け、野菜たっぷりのうどんやパンなどを食べて過ごすと時間を忘れてしまう。
昼寝してたかもしれない、気付いたら2時間も経過しようとしていたので慌てて撤収。
下山ルートの分岐である白石峰までハイペースで歩く。
途中、何も岩類のないところに「重ね岩」なる巨石が出現したり、
またまた展望の良いところに出たり、もう見どころたっぷりもお腹いっぱいになってきているのに、
まだ最後の最後まで驚きの連続が続く。
まさに「しっぽの先っぽまでアンコが詰まってます」というたい焼きみたい。
もうなんかね、誌面が足らなくて書ききれなくなってきましたよ。。
詳しくは写真をご覧下さい。
そしてぜひとも行ってみてください。
時計回りに廻るのをオススメします。
撮影、寄り道、休憩とたっぷりみち草し、
下山完了は16時30分。

その他の写真は以下より。
Check [ 2012/03/11 22:46 ] アルプス | TB(0) |   コメント(24)

『紀泉アルプス殺人事件』 蜉蝣(かげろう)21著 

20120308-1.jpg
「紀泉アルプス殺人事件」 蜉蝣21著

歩いてから読むか、読んでから歩くか。

「紀泉アルプス殺人事件」 PDF版(無料)
http://www.eonet.ne.jp/~tonbonome/kisen.pdf

著者の蜉蝣21氏というと、ブログ「蜻蛉の生きているんだ働こうBLOG」の管理人の蜻蛉さんである。
蜻蛉さんの創作作品シリーズが馴染みのある紀伊河内方面の低山が舞台になっているところに親しみがあり、
登場するお馴染みのシリーズメンバーの個性も際立っている。
古き良き昭和の香りも感じられる点、創作ならではの実在する固有名詞などの記述なども面白い。
通勤電車の中でスマホで読み始めたのだが、
気づけば暇を見つけては読みふけっている。
家に帰ったら今度はタブレットPCなんかでも夢中になって読んでしまいる自分。
中心人物である高石は、あくまで創作上の人物であろうけれど、
実は蜻蛉さん自身が高石そのものではないだろうか?なんて思い込んでしまう。
登場する高石の車「ノア」なんか実際の蜻蛉さんの車と同じだし。
いや~なかなか楽しい作品でした。

先週末に歩いてきたばかりでまだ記憶に新しい紀泉アルプスの情景がよみがえる。
思えばなかなか良い山だった。
最高峰の雲山峰ですら500mにも見たない低山だとナメてかかっていたのか観察する目を失っていたかも。
低山なのに山深く、そういえば見える展望も山並みばかり。
ひとたび中心部まで入ると下界に戻るまでかなりの時間を要す。
そういう意味ではアルプスのようだったと言えよう。
縦走したことですべてをわかったつもりでいたが、紀泉高原キャンプ場にすら行っていないのに
実際は何も理解できていないことも判明。
それに本編エントリーでは記述していなかった他の登山者についてはどうだったのか?
懺法ヶ岳(せんぽうがたけ)や大福山はどうだったのか?についても一切触れていなかったので、
ここで追記させていただくことにした。

挨拶したけど無視された男性、それとも小声すぎて自分が聞き取れなかったのか。
その後も幾度となく追いつきそうになるたびに気まずいなぁと思って距離をおいていたところ、
行雲仙峰から下りてこられたところでバッタリ鉢合わせ。
仕方なくこんどは話かけてみたら気さくでなかなか感じの良い人だった。
「行雲仙峰はどうでした?」という問いに、
「大したことなかった。灰皿と看板だけで展望はほとんど無かったですよ」ってニヤニヤしながらも愛想が良い。
苦手なタイプかもしれないという偏見を即座に撤回。
行雲仙峰に行ってみたら実際そのとおりだったし。

こちらが先に食事を広げているテーブルに挨拶も無く入ってきた男性。
気まずいぞー、気まずいぞー・・食べてる気がしないぞー・・早くかたずけて立ち去りたい。。
ここに座るんじゃなかったなぁ。。地べたならいくらでも空いているのになぁ。。
まぁこっちも誰も居なかったのをいいことに、広く場所を占有しすぎてたところもある。
でも何かひと言声をかけてくれたら気を許すのになぁ。。と思いつつなるべく見ないようにしていた。
アルミの鍋に入ったよくある冷凍の煮込みうどんみたいなキムチ鍋を食べようとしているみたい。
バーナーはジェットボイルで、点火装置でなかなか火が点かない様子。
見るに見かねて「ライターありますけど?」って声をかけてみたら、ちょっと無愛想に「持っている」と。
今度はライターでもやってみているようであるが、それでも火が点かない様子。
どうして点かないのか気になるし、やっぱりここは何とかしてあげたいと思って歩み寄ることにした。
まず、ゴトクが逆さまになっている。収納状態のままだ。
外してひっくりかえして爪をそれぞれ開いて本体にロックする。
そういう仕掛けだったのをご存知なかったようだ。
そしてどうやらアルミ冷凍鍋の中心部に穴開いてるみたいで、
そこから少し溶けた汁がジェットボイルのバーナー部に垂れてネトネト状態。
そのせいでバーナーの小さな穴からガスが出ていない感じ。
アルコールウエットティッシュで丁寧に拭きとってガスが出るようにしたところで火が点くようになった。
まだ問題が残る。
底の敗れたアルミ鍋では調理ができないので、それをジェットボイルの鍋に移しかえたほうが良いとアドバイス。
でも結構凍っているみたいで。。。それしか食料無さそうだし、無事食べれたのかな。。
そっから先はその場を後にしたのでどうなったのかは知らないけれど
別れ際にはけっこう感謝されてなんどもお礼を言われ、こちらとしても満足感が持てた。

懺悔(ざんげ)の懺という字を書く「懺法ヶ岳(せんぽうがたけ)」はというと、
山と高原地図にある381Pは東峰であって、実際には西峰のピークもあって
それぞれに展望がある。とくに西峰のほうの開放感が良い。(夏場は暑いだろう)
懺法ヶ岳とはどういう所だったのかは先日の記事に説明写真を追加したが
かつては行場だったようだ。
大福山についてはどういうわけか祠が多数あったりするのでうまくコメントできない。
「墓ノ谷」や「娘地蔵」など地蔵と名のつく所が多数あったりで、
むかしむかしはどういう山だったのだろうかと考え込んでしまったり。

そんなこんなで出会いあり、はたまた妄想にふけってみたりした今回の山歩きだった。
実際の現場はというと地図から読み取れるものや想像していたものとは違っていたのを皮肉って
「事実は地図より奇なり」というサブタイトルを付けてみた次第である。

さて、この創作作品を読み終えたらあのロングトレールをもう一度歩いてみたいなと思った。

蜻蛉さん!トレラン探偵「鳥取いずみ」が新たに加わったことですし新作期待してます!
次回あたりはソーシャルネットワークなんかが活躍すると良いなぁ。。

20120308-2.jpg
Check [ 2012/03/08 21:59 ] アルプス | TB(0) |   コメント(4)

金剛山 千早本道「のろし台跡トイレ」新設工事 

金剛山の広報部長まさ吉さんからお知らせがありました。

千早本道の「のろし台跡」において以下のスケジュールでトイレが建設されるとのこと。
一時的に千早本道が通行止めになることもあるようです。

3月8・9日・・・・・・のろし台跡周辺 間伐作業
3月15・16日・・・・ヘリコプターにて資材搬入
3月12日~28日・・・トイレ建築工事

紀泉アルプス 縦走 (2012.3.3) 

20120303-32.jpg

事実は地図より奇なり。

<コース>
山中渓駅前駐車場(7:50)-パノラマ台(8:35)-雲山峰(10:30)-行雲仙峰-六角堂(昼食)-
井関峠(12:55)-懺法ヶ岳(東峰)-懺法ヶ岳(西峰)-大福山(13:35)-
俎石山(13:53)-北展望台-大福山(お茶休憩)-奥辺峠(15:25)-
地蔵祠分岐(16:08)-六十谷駅(16:40)


暑くなってくると厳しくなる低山を、いまの時期にとことん歩きたおそうと考えたとき、
懸案になっていた紀泉アルプスに行っておかないとと思い立つ。
初めてなので山と高原地図「金剛・葛城 紀泉高原」の実線の一般ルートを歩くことにする。
これといって強い目標となるポイントは無さそうな山域であるが、
いちおう「雲山峰」と「俎石山(まないたいしやま)」のピークくらいは踏んでおくことにした。

阪和自動車道をひた走り泉南ICで着陸。
JR阪和線「山中渓(やまなかだに)駅前のわんぱく王国第1駐車場に駐車する。
駐車料金は500円であるが朝早すぎて料金徴収の人が居ない。
白い軽トラのオフ会かのようにおっちゃんたちが集まっていたので
料金のことについて尋ねてみるも「9時からやから帰ってきてから払わはったら?」
「何時までやってますのん?」と聞くと、17時までという。
「それより遅くなるかもしれないんです」というと「まぁかまへんかまへん1台くらい。。」

7時47分に駐車場をスタート。
JRの沿線沿いの桜並木の下を歩いて山中渓駅前を通り過ぎ、
最初の信号を右へ折れると左手に廃墟になった観光施設。
昭和の観光ブーム全盛期には桜の時期になると賑わっていたんだろうなぁ。
踏切を渡ってしばらく進むと「銀の峰ハイキングコース」という看板。
看板の示す方向に進んで行くと林道になる。どこかさびしい雰囲気。
阪和自動車道の下をくぐると、また看板があって橋を渡って登り始める。
登山道を歩きやすいように丸太で整備しようとしているところ。
とりたてて特筆すべきとことの無いまま登り切ったところで道に合流。
右に30mほど進むべき道とは逆方向に行ったところにパノラマ台。
関空方向の海の展望が良い。
かつては茶屋か施設があったのだろう台座の跡だけが残っている。
休憩もそこそこに、雲山峰に向かって歩く。
もうすっかり稜線に取り付いた感があって、これから先、大きな登りがあるとは思えない。
で、書き出していきなりであるが、
これから先、下山開始するまではこれと行って特徴のないトレールなので
先に総括して表現しておくと、
全編「低木の自然林のトンネルと踏み慣らされたトレール」である。
という事に尽きる。
しかも大きなアップダウンが無いので、登山とか縦走というより里山歩きな感じ。
でもよくもまぁこんなに長いコースを山の上なのにアップダウンも無しに
一筆書きのトレースが作れたもんだよなぁと感心しきり。
歩いていた時間だけでも8時間に及ぶのに、谷なし尾根なしでほぼフラット?!
というくらいヤマ場が無い。
起承転結で言えば「転」が無い。
これって幼児アニメと同じような構成の気がする。
「紀泉高原キャンプ場」なんかを経由すると
大きなアップダウンがあって「転」の要素が入ったかもしれない。
でも、今回歩いたコースであればたっぷり歩けてしんどい登りや下りが無く
とことん整備されていて歩きやすいトレールは万人向におすすめできる。
あと、実際に歩いてみたら地図には無いいろんなポイントを発見した。
「行雲仙峰」た「バベ尾」はその一例。
「行雲仙峰 展望あり」というしつこいくらいの看板をたどって行ってみたら
展望きびしく灰皿があるだけだったけど。
「バベ尾」はなんかバベ男みたいに想像して笑けてしまった。
昼食は六角堂で一時間。
その他の休憩が計30分程度。
下山では八王子跡道の林道も長かったが、それよりさらに
「地蔵祠分岐」からの舗装林道の長いこと。
JR「六十谷(むそた)」駅に到着は16時40分。
JR阪和線で2駅210円11分で山中渓駅に戻った。
丸一日中、山の中をたっぷり歩けて適度な疲労感を残す。
ただ登山した感がまったく無かった。
それにしても紀泉アルプスは多くの人たちの手によって
ものすごく整備が行き届いており良い山だなぁと思った。

おの@あびこさんのブログ記事はなかなか参考になります。

その他の写真は以下より。
Check [ 2012/03/04 17:01 ] アルプス | TB(0) |   コメント(18)

GoLITE(ゴーライト社) 『CHROME DOME(クロムドーム)』 

20120301-1.jpg
ゴーライト「クロムドーム」  実勢価格:25$で購入。現在は35$くらいに上昇中。

山登りにおける傘の使用について、考え方を根本から改める時が来た。
これはもう自然から身を守る武器だ。


雨ニモマケズ、風ニモ、夏ノ暑サヤ紫外線ニモマケナイ、
最強のトレッキング・アンブレラ、ここにあり!


登山に傘はありえないと思っていた。
山こそ雨と対話できる唯一の場であるわけだし、
そのために両手が自由になるレインウェアを着て雨の中を闊歩して楽しむものと思っていた。
それに、傘をさして登る山行きなんて金剛山はともかく、他の山では通用しないとさえ思っていた。

しかしながら近年、その固定的な考え方に変化が起きてきているという。
実のところ自分はというと、特に昨年、人の傘のお世話になって助けられたというシーンが多々あった。
傘は山でも便利だなぁと思いつつも、見ため的にもどうかと思うし、だいいちオープンな感じがしない。
自分の殻に閉じこもってしまって他人を寄せ付けない感があるので、
やっぱり山で傘なんて邪道だ、と決めつけて持とうとはしなかった。

森林限界下、気温も湿度も高い夏場の低山での登山中の雨は
いくら透湿性の高いゴアテックスファブリックのレインウェアであっても蒸れまくる。
脱いだり着たり、先週末の金剛登山のように少々の雨であれば脱いでるほうが快適だったり。
そんな時こそ傘を使うことで涼しく快適で、降った止んだに素早い対応ができる点でも有効である。

じゃあこの際に傘を持とうじゃないか、と思ったところで折り畳み傘は通勤を思い出すのでちょっとイヤ。
広げるときにちゃんと開くように折りたたみの可動部分を気にしながらそっと開いたり、
閉じてからもきちんと畳むのに時間と手間がかかる。
それに、トレッキング用の折りたたみ傘は小さくて軽いぶん開くと三度笠のようで持ち手も短くて。。(> <)

いろいろ研究しているとこの傘にたどりつき、これ以外にはありえないのではないか?という結論に至った。

20120301-2.jpg

<実はこんなにすごい傘>

◎折りたたまない傘である。
 折りたたみ傘を伸ばしたくらいの適度な長さである。
 一般的に折りたためない傘はもっと長い。
 持ち手部分の形状が「?」マークのようになっていないのでかさばらない。

◎軽い。
 高密度・高強度グラスファイバー多用で重さはなんと、たったの230gである。

◎きわめて頑丈。
 なんと親骨が8本設計である。
 突風が吹いても裏返しになりにくいし、なったとしても壊れにくい。
 傘の柄は伸縮しないので太く丈夫である。
 一般的な傘の親骨は6本になっている事が多く、強度面では不利で、膨らまない分、有効面積も狭い。
 
◎壊れにくい。
 一般的な傘と違って開いたときや閉じた時にロックする固定器具が存在しないので
 すばやく開けて素早く閉じることができる構造ゆえに壊れる部分が無いに等しい。
 持ち手の部分はEVA発泡ゴムでできているのでしっかり持ちやすく手が濡れていてもすべらない。

◎UPF50+仕様である。
 紫外線保護指数であるUPF(Ultraviolet Protection Factor)値が50+と最高レベルである。
 おもて面のメタリックが光を跳ね返して遮光性抜群。
 どんな日焼け止めなんかより、強烈な直射日光による紫外線を防いでくれる。

雨の日のテントからの出入りや、急な雨でレインウェアを着るまでの対応、
強烈な日差しの下の尾根歩き、突風からの防除。
時には杖としても使えるような先端の石突き。
開くと大きく広い感じには安心感があり、雨よけ、陽よけ、風よけの万能シェルターとなる。
細引きとFIGURE9なんかを使い、木にぶら下げて日陰を作るのもイイネ!

※「クロムドーム」は古くから存在していて2008年に改良された。

【GOLITE社とは】
1998年、アメリカコロラド州で創業したアウトドアブランド。
社名のGO LIGHTのとおり軽量化はもちろん、デザイン、カラー、サイズに至るまで
徹底したこだわりを持っているブランド。

20120301-3.jpg
風にも強い頑丈な親骨は8本仕様。 (一般の傘は6本が多い)

20120301-4.jpg
握りやすく濡れても滑らないEVA発泡樹脂の持ち手
Check [ 2012/03/01 21:30 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(4)

金剛山頂の気温

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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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