生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

比良山系 武奈ヶ岳縦走 (2011.11.27)  

20111127-0.jpg
武奈ヶ岳山頂にて

山はいつでもドラマチック。

<ルート>
坊村-御殿山-ワサビ峠-武奈ヶ岳-細川越-釣瓶岳-イクワタ峠-笹峠-地蔵峠-村井

前回の武奈ヶ岳行きですっかり比良山系に魅せられてしまったので、
雪が降る前にもう一度歩いてみようと思ったので行ってきた。

深夜0時過ぎ、目的地である葛川坊村町(バス停:坊村)にある駐車場に到着。
駐車場の街灯のある部分以外は真っ暗闇で山深いところである。
満天の星降る夜。。
軽く夜食を摂り、缶ビールを飲んで寝る準備。
初めての場所であるだけに、朝、真っ暗闇でのスタートは右も左もわからないので
明るくなると同時に出発できるよう6時ちょうどに目覚ましをセット。
さすがにこの時期は車内であっても寒い。
厳冬期のスキー場での車中泊であればスキーウェアを着ているだけで眠れるのに
山登りのウェアに防寒用のフリースを着てブランケットを掛けただけでは寒くて
熟睡できそうにはないので、今回はシュラフに入って寝る。
なんとなく目を覚ますと、まだ外は真っ暗であるが時計を見ると6時を少し過ぎていた。
6時の目覚まし、聞こえなかったョ?!
朝食を作って食べたりと準備をしていると外がだんだんと白んでくる。
7時に出発する予定が実際には7時20分になってしまった。
通称、鯖街道と呼ばれている国道367号線の坊村あたりは通過する車ばかり。
時おり通る車はかなりの高速で走り抜けてゆく。
国道を「明王院」側に渡るときれいな公衆トイレがある。
駐車場(無料)の広さといい、トイレといい、登山者ウェルカムな町にうれしくなる。
明王院のほうに向かって歩いていると水車が回っていた。
よく見るときれいな水が大量に、潤沢に流れている。まるで富山県のようだ。
大阪から車で2時間足らずな距離なのに、ずいぶんと遠くに来た気分が味わえる。
ほどなく明王院に着くと紅葉がまだきれい。
天候は曇りですっきりしないのが残念。
気温は0℃で寒い!ちょうど今頃の金剛山山頂くらいの温度だ。
今日はさすがに冬モードのウェア。
モンベルジオライン(薄手)長袖ハーフジップの上に長袖の速乾ウェア。
ズボンも冬用で、金剛山の真冬の厳冬期にはあとこれにタイツを加えるぐらいだ。

7時30分、登山口の取り付きをスタート。
さて、ここからは明瞭な登山道が始まるわけであるが、いきなりの急登。
それが延々と続くので、ある意味早いうちに高度を稼いでおけるので良いかも。
急登だというのに寒いカラダがなかなか温もってこない。
標高200m程度からのスタートなので最高峰の武奈ヶ岳までの高低差は1000mだ。
それでも急登のおかげで一時間も経過すると高度800m超え。
寒さもおさまったものの汗が流れるようほどには暑くはならず、立ち休憩するとたちまち寒くなってくる。
高度に応じて変化する植生はまるでアルプスにいるかのようだ。
自然林の中でも赤松が目立って多いなぁと思いながら高度を上げていくと
今度は背の低い何の木がわからない木ばかりになって、
最後には森林限界(そんなものは低山ではありえないが)を越えて稜線に出るという感じ。
標高1097mの御殿山に到着は9時35分で、ほぼ山と高原地図のコースタイムの2時間だった。
登山者はそれなりにパラパラと散らばっていて、年齢・性別を問わず単独の登山者が多い。
御殿山は特に何も無く、一通過地点という感じであるが、
展望は抜群で武奈ヶ岳へとつづく稜線がやる気にさせる。
御殿山で休憩がてら写真を撮っているとどんどん単独登山者に抜かされる。
みんな歩くの早いなぁ、自分ってこんなに遅かったっけ?!と自問自答。
御殿山からはいきなり急な下り。そしてまた登り返し。
名のない展望抜群のポイントで写真を撮っていると、
中学生くらいの男子を連れたジーパンに普通の格好をした父子ペアが登ってきて
あっという間に過ぎて行く。やっぱり速い。
のんびりしてると次から次へ。。みんな何をそんなに急いでいるのか?
気を取り直して武奈ヶ岳に向かって歩き続ける。
西南稜は展望抜群で歩いていて超ごきげんだ。
コヤマノ岳のほうを眺めると森は深く、これが霧氷になるとおそろしくキレイだろうなぁ。
うひょー!じゃなくてムヒョー!と叫んでしまうかもしれない。
武奈ヶ岳山頂到着周辺はまだ二週間前に登ったばかりなので記憶に新しい。

スタートしてちょうど3時間後の10時30分、武奈ヶ岳山頂に到着。
休憩した時間に山と高原地図のコースタイムを単純に足した2時間40分の20分遅れだった。
ちょっと休憩しているだけでカラダがどんどん冷やされる。どこに居ても風が通るのだ。
歩いてカラダが温もり、休んでは冷えすぎて、と調子が狂ってくる。
金剛山では冬でもあまり風にさらされることがなく、コースタイムも短く、
山頂では売店なり香楠荘なりに避難できるので、風に当たり続けることについては想定外だった。
こんなことならウインドブレーカーとしてウルトラライトシェルジャケットを持ってくるべきだった。
レインウェアだと行動中は暑すぎるのではないかと思う。
武奈ヶ岳に15分程度居ただろうか、撮影したり人間ウォッチングしたり。
ずいぶん前に抜かされた父子が寒いところでお昼の準備をしている。
子供さん、ジーパンにフード付きとは言えフリースのような上着で寒そう。
ここの寒さはハンパないぞ。とにかく防風対策が最大の課題である。
風があって寒くても、多くの人はどうしても山頂でお昼を摂りたがるような気がしてならない。
山頂だから?展望が良いから?
自分なら少々下山してでも展望よりも温かい場所を選びたいなぁ。
そんなわけなので、まだ10時台ということで先を急ぐべく山頂はお愛想無しで再出発。
次の目標の「細川越」へとどんどん下って行く。
北側斜面には雪が降ったのだろう日陰に残雪があり登山道が溶けた雪のせいか
泥んこ状態で滑る足場の悪さで遅々として進まない。
北側と南側とは大違いで、北側はまるでマイナールートかのような扱いだ。
そんなこんなで細川越に到着するも、もうちょっと見通しの良いところかと思ったらぜんぜん展望もなく、
登り返しのための底(コル)という感じだった。
そろそろお昼を摂るのに良い場所は無いかなぁと意識をし始めるも、
適当な平らな場所も無く、歩くしかないようなステージがつづく。
途中、武奈ヶ岳を振り返ると高い!さっき、あんな高いところに居たの?
それにしてもえらい下ってしまって山頂愛想なしでもったいなかったかなぁ。
アップ・ダウン・アップの後、ようやく「釣瓶岳(つるべだけ)」に到着は11時40分。
もうかれこれ坊村をスタートしてから4時間10分も経過している。
釣瓶岳はお昼を摂るには良さそうな平らな場所であるが通り抜ける風がつらい。
御殿山と同じような一通過地点のような釣瓶岳のピークはスルーして再び下り基調が延々と続く。
もうここにしようか、いや、もうちょっと先にもっと良い場所があるかもしれない、
などとお昼の場所を探しながらどんどん下っていく。
途中、北側の展望が開けて見晴らし最高に!
もうあそこで食べるしか無いよなぁと下って行って、
そしてまた登り返してようやく着いた場所が「イクワタ峠北峰」だった。

12時20分、ようやくお昼の場所が決まったことで準備に取り掛かる。
坊村をスタートしておよそ5時間後の事であった。
見晴らし抜群で、前方の下のほうに見をやると何かの施設が見える。
地図で確認してみると「ガリバー旅行村」であることが判明。
ガリバー旅行村というと八淵の滝コースという危険ルートの登山口だ。
先週末の吉野でえらい寒い思いをしたので、今回のお昼は豆乳鍋のみで時短のつもり。
それでも一時間半も滞在することになった。
今日は縦走であってピストンではないゆえ、バスで坊村まで帰還しなければならない。
バスは夕方に一本あるだけなので何がなんでもそれに乗らなければならない。
お昼を済ませて撤収が完了する時間が見えてきて、14時ちょうどになりそう。
バスは朽木を17:00に発車し、村井で17:10分、その数分後には朽木栃生に。
ここ、イクワタ峠北峰付近から下山するとおよそ2時間で朽木栃生だ。
下山完了後は朽木栃生でバスが来るまで1時間は待たないといけなくなる。
地蔵峠まで行って下山するには時間がタイトすぎるかな?
それに山と高原地図を見るとコースタイムがわかりにくい。
45分なのか?細かい部分は省略されているのか?
地蔵峠から下山に2時間かかるので、地蔵峠まで一時間以内で行くことができれば
バスの時間である17:10に間に合う。
迷っていると地蔵峠のほうから単独の男性が登ってきた。
地蔵峠から50分くらいで来れたのかどうか訪ねてみると、だいたいそれくらいだったとか。
よし!地蔵峠経由で村井に下山するルートに挑戦してみるぞ!と闘志が湧く。
縦走という名目上、イクワタ峠北峰から下山したのでは志半ばで終わってしまう。
タイムリミットは3時間。現在14時5分。バスは17:10分。

まずは「笹峠」を目標に移動開始するも途中、まさかの迷える森が出現。
GPSの軌跡と山と高原地図の実線の形とを見比べなら進まなくてはならないステージ。
ここで迷ったらゲームオーバー。
自分の感覚とは違う方向に歩くことに抵抗を感じながらもGPSを信じて慎重に進む。
テープの助けも手伝って道標のある場所に到着したと思ったらそこが「笹峠」だった。
その立派な道標は破線ルートの方向も案内していた。
笹峠を過ぎてしばらく歩くと、これまたまさかの林道に合流。
地形図を見ても載ってないぞ?比較的最近に作られた林道ではないだろうか。
そういえば金剛山でもここ一年以内に林道が作られてしまって驚いたばかりなのだから。
林道をまたいでテープを頼りに山の中を歩くものの、どうにもこうにも林道と並行してるとしか思えない。
それならばと、わざわざアップダウンのある山道を歩かなくても林道を歩くほうが楽。
GPSと山道のテープから目を離さないよう時々確認しながら延々と林道を歩く。
そのまま林道歩きのみで、なんの苦労もなく「地蔵峠」に到着した。
14時50分、ほぼコースタイム通りだ。地蔵峠には小さな地蔵が祀られている。
そうとう昔のもののようだ。
そういえば地蔵山は100mほど手前の山中にあるのが見えているが、
林道を歩いて来たので通っていない。
わざわざ戻ってピークを踏みに行くのはやめて、下山に集中することにした。
道標と地図を見比べてハテ??自分の進むべき道がわからなくなった。
というのも林道がルートなのかどうか不明なので除外して考えると、
道標の指す方向があきらかにおかしい。
蛇谷ヶ峰と横谷峠と同じ方向なのに?矢印が別々の方向を指している?!
こういう場合は道標をアテにせず、しばらく歩いてみて、
GPSの軌跡と山と高原地図の実線の形を合わせていけばいいだけのことだ。
とりあえずは林道を歩いてみるとほぼ実線とニアリーである。
つまり、この林道が最後まで登山道とほぼ同じラインではないかと断定。
あとは延々と林道を下るのみ。
それにしても下るいっぽうの林道が2時間もあるのだろうか?
一定の歩き方を続けていたので足の指先や膝がだんだんと痛くなってきた。
まるで金剛山の念仏坂×2倍を下りるかような負荷だ。
林道のおかげでコースタイムで一時間かかるところを40分で下りて来れたので
ちょっと休憩して、せっかく持ってきた「おしるこ」を作る。
お湯を注ぐだけのものとは違ってもう一段階こだわったもので別売の餅も入れて仕上げる。
周りは松の木、それも赤松が多い。松の匂いは好きだ。癒される。おしるこ、うまい!
休憩のタイムリミットは20分であったが5分オーバーで撤収完了。
残り一時間で「村井」のバス停に到着できればよし。
途中から年季の入った未舗装林道に変わり、さらに後半にはアスファルト舗装林道になって、
あれよあれよという間に集落に。
畑仕事?帰りのおばさんに出会い、バス停の近くまでしゃべりながら一緒に歩く。
車がビュンビュン通りすぎる国道を避けて集落の中を歩ていると道にはスプリンクラーの穴がある。
冬場は多い時で3mも積もるので、家の二階の窓から出入りすることもあるとか。
おばさんの飼い犬のゴン太が迎えに来た。そんなこんなでおばさんとは家の前で別れる。
バス停到着は16時45分で、バスが来る20分以上前に到着できた。
反対側のバス停は雨風しのげる待合室があったのでそこで時間を待つ。
坊村方向に行く京都バスは、時刻表では17時07分となっている。
しかしおばさんは17時10分だと言った。実際には17時10分にバスが来た。
バスに乗ると、朽木を出発してからすでに7つ目のバス停だった。
最初170円であったが、わずか2,3分置きにバス停があるようで、
みるみる料金が上がっていく様はタクシーに載って料金を気にしているかのようだ。
15分くらい経過しただろうか、まだかまだかと思っていると
ようやく「坊村」バス停に到着。料金510円なり。あたりはすっかり真っ暗闇。
駐車場に戻るとポツンと一台だけになっていて寂しそうに待っている。
あらかじめ下調べしておいた温泉は京都方面とは逆方向。
いましがたバスに乗ってきた道を逆戻りして朽木てんくう温泉まで移動。
バスに乗った510円区間である坊村から村井間は車でわずか7分だった。
まわりの交通の流れに合わせて運転したので多少ハイペースではある。
てんくう温泉(600円)はなかなか良かった。宝牧場のアイスクリームおいしい。
鯖街道だけに鯖寿司を・・売り切れ。
午後19時には帰国の途へ。
今回の山行きも地図や情報からは見えてこない予想外の展開がドラマチックで楽しかった。

その他の画像は以下より。
Check [ 2011/11/28 23:15 ] 比良山系 | TB(0) |   コメント(12)

消えゆく送電線 

これは困った!
以前、金剛山の水越側の未踏のマイナールートを下山中、
送電線を頼りに地図確認をし、進むべく方向を判断したことがあった。
そんな送電線が国土地理院の地形図から消えてつつあるという。
こればかりは反対する人は居ても、肯定する人は居ないだろうなぁ。

(声)地形図から消すな送電線
2011/11/22 朝日新聞 朝刊 16ページより引用

無職 仲野進(埼玉県新座市 86)
驚いた。地形図から送電線が消えるという。
1本の細い、ところどころで折れ曲がっている直線図がどれほど大きな役割を果たしているか、
送電線の資料を提供しなかった電力会社は一度でも考えたことがあるのだろうか。
70年以上も山歩きを続けている私の経験からいうと、送電線は、三角点と共に「文字なき道しるべ」なのである。
三角点図が小さな正三角形の真ん中に黒丸をつけ、標高を表すことで、位置と高さを教えてくれる。
一方、送電線は、渓谷や山地を横断するので、そこに達した時に自分がどこにいるかを教えてくれる。
山で行動する時、第一に必要なことは、自分がいまどこにいるのかを知っておくことだ。
送電線は三角点より数量的にはるかに多いだけに、これが消えれば遭難事故も増えるのではないか、と危惧する。
電力会社が保安を理由にするなら、大地震で鉄塔が倒壊した福島第一原発の送電線はどうなのか。
いっそのことすべての送電線を埋設したらどうかとさえいいたくなる。
電力会社に再考を求めたい。


電子地図から消えた送電線 電力会社、情報出さず 「内輪論理」の批判も
2011/11/12 朝日新聞 夕刊 1ページより引用

現地で確認できる送電線が、国土地理院の地図から消えた。
電子地図を作る時、電力会社から位置を示す資料が入手できなかった。
電力会社はテロの脅威などを理由に提供を拒むが、
誰でも見られるだけに「過剰な対応」「安全上、必要だ」との声が出ている。
送電線が消えたのは、2011年2月からインターネットで公開している2万5千分の1の電子国土基本図。
測量はせずに、従来の紙の地図を基に、建造物や構造物、道路などは
管理する団体や企業などから情報を得て、07年から電子化を進めている。
10電力会社に資料提供を求めたが、1社が「5万分の1なら提供可能」としたほかは
「保安上の理由」などで断った。
このため、紙の地図にはあった送電線が載らなかった。これが基本図になるため、
いずれ紙の地図からも消えるという。
 朝日新聞が電力会社に確認したところ、3社が要請を認めたが、7社は「要請はない」などと回答。
求められても「保安の観点から提供できない」と答えた。
 日本国際地図学会の田代博評議員は「送電線は登山者にとって位置の確認に必要だ」と話す。
登山者らは、無料で入手できる電子地図を印刷して持っていくこともある。
地図の読み方の指導をする村越真・静岡大教授(認知心理学)も「目印の一つが減ることは、
将来、道に迷うリスクが高まるだろう」と指摘。
日本山岳協会と日本勤労者山岳連盟は会員に注意を呼びかける。
 送電線はヘリコプターの運航にも重要な情報。04年には長野県で取材ヘリが、
10年には香川県で海上保安本部ヘリが送電線に接触して墜落している。
中日本航空の担当者は「低高度で資材を運ぶこともある。様々な方法で送電線の情報は集めている」と話す。
 NPO「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「電力会社は公的な組織であり、
資料を提供するべきだ。誰でも見られる設備で、非公開は内部では通じても、
一般に受け入れられる理由ではない」と指摘している。
Check [ 2011/11/25 00:11 ] その他 | TB(0) |   コメント(6)

金剛山 第255回 (2011.11.23) 

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登り:寺谷ルート
下山:久留野峠ルート


明日は仕事だからゆるゆるルートにしとこうかと思ったけど、
よく考えると最近は日曜日にたっぷり登るもことも多く、
そんな時に限って月曜日が仕事にならなくて会社では役立たずの窓際族だ。
今週は水曜日という週の真ん中に休日ということでうれしいウイークだ。
実際には今日は午後から雨が降るという予報で、やっぱり山で雨はできるだけ避けたい。
午前中に登ってこられる山ということで久しぶりにホームグラウンドの金剛山へ。

車を降りると寒い!いや、家を出たときから寒かった。
真夏と同じスタイルにて、8時20分に百ヶ辻をスタート。
楽なルートを登る代償、駐車料金600円は痛い。(> <)
念仏坂を登っていると、この時間、登る人も下りてくる人も多めである。
寺谷ルートに入るところから階段ができている。
その後も次から次へとアスレチックよろしくがっちりとした木で組まれた階段。
登山道が痛むのを食い止める役目もあるこれらの整備は、
その後も山抜けしたところまで至るところが補強されていて極めて安全快適なルートへ進化。
木場道ルートが通称シルバールートと呼ばれているが、
寺谷ルートこそが最短最楽シルバールートとしての確固たる地位?を確立したように思う。
息が上がらない程度にのんびり登って9時半くらいに金剛山頂到着したと思う。
すっかりカラダも温まって暑いくらいに。
いまの時期はウェアリングが悩む。暑すぎず、寒すぎない格好。
山頂気温6℃で風もなく温かいほうかと。

山頂売店で週末だけ働いているというみーさんに会いに行くもいらっしゃらなかった。
国見城跡広場には行かず、そのまま「ちはや園地」へと移動開始。
葛木神社の裏道からもみじ谷の紅葉が残っているか確認に行くも、完全に終わっていて冬枯れ。
林道を歩いてちはや園地へ。
時間にして10時前にログハウスに到着し、kosiziさんがいらっしゃるか覗いてみたけど誰もいない。
売店はすでに開いていて、店員の成田さんが今日も登山客相手にテンションが高い。
いつも楽しい人だな~。
そういえば今日はぱろやんさんも登るってツイートしておられたなぁ。
陽のあたるログハウスのテラスで少し早めのお昼とする。
これから人がどんどん登山道やロープウェイから登ってくる時間なのでまだ人が少ない。
昼食後、久留野峠をめざしてダイトレを歩く。
お気に入りの杉並木通りに来てみると重機で荒らされた跡。
キャタピラの足あとを追っていくとどうやら念仏坂のほうへと続いている。
間伐のため?何のため?
金剛山の大阪側はあちこち工事の手が入ってどんどこ山が壊されていくような気がする。
寂しいなぁ。
これから先、5年後、10年後はどうなっていることやら。
老若にゃんにょのツアー登山客10人以上の団体とすれ違う。
山ガールもいれば熟年や年配の方も。
そんなこんなで久留野峠に到着。
ここからはしばらく急坂を下りるのだが、どうも様子がおかしい。
なんと、幅広の林道ができてる!
中葛城山のほうへとつづく林道は、ずいぶん前から存在してたかのようで、
一朝一夕でできたような様子はない。
たしか今年の春に登ったときには無かったんだが。
もしかして山ガールを誘致するためのトイレを建設するために作られたのか?!
ここでも山が削り取られてしまって。。。痛々しい。
なんだかな~。
どうせ植林地帯だし、と割り切るしか無いのだろうか。
ちょっと金剛山にがっかりしながら下山してきた。

その他の画像は以下より。

大峰山系 四寸岩山  (2011.11.20)  

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大峰山系 四寸岩山(しすんいわやま)山頂にて

『今日の大峰山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分17秒)


<コース>
登り:吉野山観光駐車場(8:40)-金峯山寺(9:00-9:10)-展望所立ち寄り-高城山休憩所(10:30-10:45)-
   金峰神社(奥千本)(11:00)-四寸岩山登山口(12:10)-四寸岩山(13:05)
下山:四寸岩山-(途中昼食)-林道(15:25)-青根ヶ峰登り口(15:45)-奥千本(16:10)-吉野山観光駐車場(17:35)

大峯奥駈道の起点である吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)から五番関までの区間、
どうにもこうにも歩いている人が少ないみたいで、
どうしてかなと地図をよくよく眺めてみると、不人気な理由がすぐにわかった。
なんと吉野からマイカーでも走れる舗装林道があり、五番関トンネルはおろか洞川まで抜けれてしまう。
さらに支線からは黒滝のほうにも。(ただいま通行止め)
大峰奥駆道はこの林道に並走しているばかりか、林道と重なりながらも途切れ途切れ山道区間がある。
そういう区間ではわざわざ歩きにくい奥駈道を歩かなくても、車の通らない林道歩きのほうが楽。
そんなわけで、今日はいつ雨が降ってもおかしくない空模様ということでもあるので
最悪の場合に林道へエスケープできる今回の山行きに決定。
天気イマイチ=ゆるゆるで行こう、のつもりが・・・。

家を出たときにはまだ雨。
移動中も一時大雨の区間ありで吉野山観光駐車場に着いたのは8時30分ごろ。
準備をして8時40分のスタート。
雨上がり直後のアスファルトの舗装路を、まずは大峯奥駆道の起点である
金峯山寺(きんぷせんじ)までのんびりと歩いてウォーミングアップ。
まだこのあたりは紅葉は少し早くもみじが青い。
桜満開のシーズンに来たことがないどころか、金峯山寺まで歩くのは今日でまだ二度目なのだ。
商店はまだ朝が早いのか閉まっている店が大半で、一部、開店準備に追われている店も。
ほどなく金峯山寺の大きな門が見えてきた。
道かどに「萬松堂」という草餅で有名な店があり、早くも開店していたので買い食いをする。
金峯山寺の境内の一部が工事中のために大きく迂回して正面へ。
金峯山寺は大正8年生まれの祖母(現在92歳)が新婚旅行で来た場所で、
現在も当時のままの姿をとどめている。
今日は何かのイベントがあるようで無料の観光ガイドのツアーもあるとか。
さて、金峯山寺から先は未踏である。土産物屋の並ぶ舗装路を少しづつ登って行く。
駐車場をスタートしてからというもの、狭い道を何台も車が通過して落ち着かない。
奥には別荘地や旅館街もあり生活道路を兼ねているのでいたしかたないが、
ここが伊勢のおかげ横町のように車の通らない歩行者天国同然なら快適なのに残念だ。

もうかれこれ何時間歩いたか、最奥にある奥千本までの道のりは遠い。
この時点でも金剛山一つ分くらいは十分に登ったくらいに歩きごたえがある。
途中、豆腐屋があって今まさに豆腐ドーナッツを揚げているところに出くわし、
アツアツのドーナッツをほおばってしまう。
草餅にドーナッツに、こんなに食べたらしっかり歩かないと。
つづら折れで高度をあげながらも延々と道は続く。
途中、私有地の展望所みたいなところに行ってみて見下ろすと金峯山寺が遥か遠くに見える。
8時40分にスタートしてから1時間50分後、
舗装路からそれて登り切ったところにある高城山展望休憩所に到着。
広くてキレイで比較的暖かく、もうここでお昼の店を開こうかとも思ったほど。
山登りに来たのにまだ取り付きにすら着いてない長いアプローチ。
もう十分登った感のある疲れ。
ふとまわりを見ると、奥千本へと下るスロープ沿いの紅葉がみごとで、
写真を撮ること15分くらい休憩してしまう。
いちおうここは高城山という小さな山なのだから降りなければならない。
そこからはまた延々と登りが続く。奥千本まで歩く(登る)のは本当に遠い。
そんなこんなでようやくバス停「奥千本」に着いたのは10時55分でスタートしてから2時間15分だ。
林道の起点(現在通行止め)と金峯神社へと通じるコンクリートのスロープがあった。
ルートはスロープのほうなので金峯神社へと登っていくと、思いのほかこぢんまりした場所だった。
境内では、旅行雑誌「じゃらん」3月1日発売号のスチル撮影が行われていて
元とび職だったという異色のピアニスト中村天平(てんぺい)氏がモデルだった。
ここからはいよいよ山道に入るとすぐに分岐があり、
(左)山上ヶ岳・西行庵 (右)百貝岳・西行庵となっていた。
左へと進んで行くとあずまやがあり、ここにも西行庵へ行ける分岐があった。
西行庵って何?!
ようやくしっとり山の中を歩きはじめるとまたしても分岐。
(左)青根ヶ峰(右)山上ヶ岳となっている。
どうやら右へ行くと単に青根ヶ峰をスルーしてトラバースするだけのようで、
青根ヶ峰へはまぁ帰りにでも余裕があれば立ち寄ろうと思ってパスした。
トラバース道は一部崩落して抜けている箇所があったが通過することはできた。
ほどなく舗装された林道に合流してしまい、振り返ると青根ヶ峰への取り付きがあった。
ってことは青根ヶ峰ってこの小さな丘ってことになる。
それならわざわざ行くところでもないように思った。(帰りにも立ち寄らず)
そしてここからしばらくは舗装林道を歩く。
大峯奥駆道を歩きに来たはずなのに、予想通りの林道歩きに「なんだかなぁ~」という思い。
またすぐに大峯奥駆道へ復帰する取り付きがあったが、
地図を見てみるとまたこの舗装林道に合流するみたいなのであえて進入せずに林道を延々と歩く。
どれくらい歩いただろうか、ようやく四寸岩山の取り付きに到着。
う~~む、今からコースタームで一時間の登りである。(; ;)
しかもいきなりの急登。激登り。それもほどなく終わって横移動しつつもやっぱり登り。
途中、雲行きが怪しくなって嵐のように風が強くなる。
山頂に着いたらすぐに昼食にしようという思いを励みに、どうにかこうにか四寸岩山山頂に到着。
最高の展望!にもかかわらず強い風。
絶好の弁当広場なのにこの冷たい強風では食べた気がしないはず。
写真だけ撮ったらそそくさと下山モードに。
どれくらい下っただろうか、半分以上。登りの3~5倍速くらいのスピードで
半分以上下山したとこで茶屋跡らしき平らな場所があったので店を開く。
風はだいぶしのげるとは言え完全ではない。
ザ・チェアの背もたれが腰回りの保温に役立ってる。
もちろんフリースを着込んで食事の支度。
今日のお昼はというと、551蓬莱の餃子、一芳亭のしゅうまい、カレーうどんという豪華コース。
どれもこれも美味すぎて。。もう。。
後半、風の冷たさにせっかく温まったはずのカラダがどんどん冷やされて、
もうじっと座っていられなくなって撤収開始。それでも一時間半は居たかな。
体中が震えてガクガクブルブル・・・。またまた一気に駆け下りた。
日没の時間も近づいてきているので舗装林道を延々と詰めて奥千本。
さらに、きた道を戻りつつ途中で気になってたペンション群みたいなところに迂回し
様子を見に行くと別荘地帯だった。暖炉があるのか、どの家にも太い煙突があって外には薪が積んでいる。
そんなこんなで途中に日没となり、町灯りを頼りに駐車場まで戻って下山完了は17時35分。
歩きやすいはずの硬いアスファルト道を長時間歩き続けたせいか足が痛い。舗装路は足に良くないのか。
バランス取るのに集中しながらも、時には転倒もしてしまうような山道を歩くほうが足には良いのか?!
そういうわけで吉野の街並みを楽しめたが登山としてはちょっと煮えきれなかった。
それでも一度は四寸岩山まで行けそうにないとあきらめかけたが諦めずに歩いてみたら
想像していたよりは近くに感じた。しかしよく歩いたなぁ。。

その他の画像は以下より。
Check [ 2011/11/21 22:30 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(20)

無印良品「ジャンバラヤ」「トルティージャ」「いちごのブールドネージュ」 

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左から、ジャンバラヤ、ナシゴレン、トルティージャ
レトルトパッケージは手のひらにすっぽりモバイルサイズで意外と小さい。

最近の山行きで、無印良品の食品が活躍中。

山で手軽に作れそうなモノをいろいろ試している中で、
炒め物料理としては無印良品「ジャンバラヤ」がとりわけ気に入っている。

オリーブオイルをひいて、白ご飯(320g)を適度に炒め、
あとは「ジャンバラヤ」の素を加えて軽く炒めながら混ぜる程度。
チャーハンのようにしつこく炒めなくてもよい。
アルファ米との相性も抜群。
近場の低山であれば400g程度の冷や飯を持って行ったとしても
重量を気にするようなものでもない。
これにひと工夫して、目玉焼き+ソーセージを加えると満足度倍増。
とろけるチーズをのせるとドリアのようになって良いかも。

それと、スペイン風オムレツの「トルティージャ」。
食べごたえのあるジャガイモやたまねぎ、にんじんなどが小さなレトルトにしっかり入っている。
先日の比良山系に行ったときには、トマト鍋の調理用に持って行った
有機トマトピューレを添えてみるとトマトの酸味が加わってグッドジョブだった。
トルティージャはある程度の厚みを出す必要があるため、
ここでも直径16cmのフライパンが大活躍で蓋が無くても作れなかった。
生たまごを3個も使うので、エバニュー「2ケ入玉子ケース」が2つ必要になるのが痛いところ。
このケース、どうみても100均に売ってそうな品質なんだけど?

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※調理例「ナシゴレン

さらに茶菓子として、同じく無印良品「いちごのブールドネージュ」。
これをはじめて食べたときには驚いた。
あの志摩パルケエスパーニャの名物「ポルボロン」を口に入れたとき以来の衝撃。
大好物のユーハイム「フランクフルタークランツ」にも似てるかな。
無印良品では人気ナンバー1の商品だとか。
これまでいったい何袋買っただろうか、コレ。

20111115-2.jpg
いちごのブールドネージュ

暑くはなく少し寒いかな程度の過ごしやすかった季節はまもなく去ろうとしている。
フライパン料理ともしばらくの別れかな。
さぁ今週末の山では何つくろ?
Check [ 2011/11/17 20:43 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

滋賀県の山行きはネットで簡単登山届 

比良山系の最高峰である武奈ヶ岳(標高1214.4m)は金剛山(標高1,125m)とさほど変わらない。
いわゆる低山であるが、仮にそこを目指さないとしても周りにはさまざまな岳があり、
アプローチはというと金剛山頂までの一時間程度とは対照的に
一度入山すると片道で3時間超クラスの長丁場となるために遭難のリスクが高まる山でもある。
昨年だけでも比良山系で21件の遭難事故が季節を問わず発生している。
中でも女性の登山者の遭難が増えており、「暗くなって下山できなくなった」といったものから
滑落などの重大なものまでさまざま。

滋賀県警はネットでの登山届に対応しており、最近、利用増を期待するためにも
手続き入力項目数のダイエットが行われた。
スケールの大きい比良山系に登山する際には、面倒でも登山届の手続きをしていきたいものだ。
詳細は以下より。

増えてますよ ネット登山届 手続き画面 44→17にスリム化=滋賀 
2011/11/05 大阪読売新聞 朝刊 33ページより引用

 ◆携帯からも簡単アクセス 
 秋の行楽シーズンに合わせ、登山愛好家や観光客らに「登山届」を必ず出してもらおうと、
県警は携帯電話からも登録できる「インターネット登山箱」をリニューアルし、手続きを簡素化した。
県警地域課によると、県内の昨年の山岳遭難は33件起きているが、
届け出があったのは4件にとどまり、ネット登山箱の利用はなかったという。
同課は「わずかな手間で、万が一の際に救助の足掛かりとなる届け出を怠らないでほしい」と呼び掛けている。
 ネット登山箱は、登山を計画的にするとともに、遭難時に素早く救助できるようにと、
同課が2008年7月から運用を始めた。09年3月から、携帯電話での入力も可能にしたが、
利用件数は9月末までにパソコン895件、携帯電話25件と伸びておらず、
同課では入力の煩雑さが低調の原因とみて、10月から項目を最小限に減らすことにした。

 入力は〈1〉氏名〈2〉住所〈3〉年齢〈4〉性別〈5〉携帯電話番号〈6〉緊急の連絡先(氏名)
〈7〉同(電話番号)〈8〉入山日〈9〉下山予定日〈10〉登山ルート(入山口)〈11〉同(目的地)
〈12〉携帯電話の予備バッテリーの有無――の12項目に絞り、
44画面を要した手続きを17画面に減らした。
 この結果、10月中の携帯電話での届け出は8件(前年同期比7件増)と伸びたといい、
同課は「簡単になった登山届をぜひ、利用してほしい」と訴えている。
 ネット登山箱は、登山道入り口やJR主要駅などの山岳遭難防止啓発用ポスターのQRコードを
携帯電話で読み取るか、県警ホームページ(http://www.pref.shiga.jp/police/)から利用する。
      ◇
 県警地域課によると、昨年の33件の内訳は死者3人、負傷者9人、救助者34人で、
うち11件(負傷者1人、救助者17人)が9~11月に集中している。今年は10月の1か月で、
県内で確認された山岳遭難は8件(前年と同数)の20人(前年同期比7人増)で、
ネット登山箱の利用者はいなかった。
 東近江市の竜ヶ岳で同月6日、名古屋市の4人(71~54歳)が遭難。
地元山岳会に届けた予定時刻(午後7時)に下山せず、携帯電話も通じなかったため、
山岳会が警察署に通報した。
 同課は「登山道入り口の登山箱や所属山岳会への届け出では、事態の把握に時間がかかり、
救助の初動が遅れる」と、ネット登山箱などを利用した事前の届け出を呼びかけている。

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Check [ 2011/11/15 20:40 ] その他 | TB(0) |   コメント(2)

比良山系 武奈ヶ岳 (2011.11.12) 

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比良山系 武奈ヶ岳山頂(標高1,214m)にて

『今日の武奈ヶ岳』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分39秒)

<ルート>
登り:イン谷口-大山口-青ガレ-金糞峠-(地図にない)-コヤマノ岳-武奈ヶ岳
下山:武奈ヶ岳-比良スキー場跡(昼)-八雲ヶ原-北比良峠-ダケ道-大山口-イン谷口


比良山系はスケールの大きいワンダーランド!
浮世絵と同じ場所、風景に感動。
高度270m~1214mで高度差940m。
アップダウンありで歩きごたえたっぷり!


金曜日の夜、会社から帰ってから準備開始。
まったく何も準備していない状態。そして深夜の高速移動。
名神高速は京都東で下りて湖西道路(無料)を行く。
湖西道路を走るのはびわ湖バレイや箱館山スキー場にスキーに行く夜以来なのを思い出す。
大峰山系に行くのとさほど変わらないか短いくらいの移動時間なのにずいぶん遠くに感じる。
湖西道路の終点を左に曲って道なりに少し山の中に入るだけという簡単明瞭なアクセスだ。
深夜12時半ごろ、イン谷口付近に到着するとあたりは真っ暗闇で何も見えない。
駐車できそうな広いスペースはたくさんあるものの、一台も車が無いので不安ではあるが
20台以上は停めれそうな場所にポツンと駐車する。
外は少々寒いものの、車の中は温かい。
酒のアテをつまみながら缶ビールを1本飲んでから仮眠する。
分厚いフリースを着込んで寝るも、朝方の冷え込みは寒くアイドリングで少し暖房。
5時に起きて6時までには出発するつもりが、予定どおり5時に起きてみるとまだ外は真っ暗。
勝手のわからない初めて来た所だけに明るくなってからにしようと
スーパーで行きしなに買ってきたロールパンにスプレッドやらコロッケを挟んで朝食を作る。
飲み物買うのを忘れた。お茶しかない。。ようやく明るくなってきたところで準備を開始。
広い舗装された駐車場から数分歩いてイン谷口まで下る。
のちに、駐車スペースは舗装、未舗装を含めて無数にあることが判明。
それもそのはず、ひと昔前はスキー場の駐車場だったからだ。
登行リフトを2つ乗り継げば北比良峠までわずか20分で行けたらしい。

午前7時ちょうどに「イン谷口」をスタート。
大山口に向けてはウォーミングアップを兼ねてゆっくり歩くもザック重量は15kgで早くもバテ気味。
山と高原地図にある「出合小屋」がイン谷口の起点であるが、跡地になっていて台座しか無い。
しばらく歩くと右手に登山届の出す小屋があり、そしてその周りにも駐車スペース。
「ダンダ坊遺跡」こっち、と書かれた看板。なんだろそれ?
さらに歩くと左手にトイレ、右手に駐車場兼野営場みたいなところがあった。
トイレは比較的キレイで、未舗装の駐車スペースには5台ほど停まっていてまだまだ停められた。
ここに停めれば最も大山口に近かった。ここまでは舗装路。ここからいよいよ登りだしという感じ。
大山口まではというと石ころゴロゴロで昔は林道でだったステージ。
大山口をすぎてからは次から次へと現れる堰堤を巻いて巻いて。
あたりは自然林。落葉した後だからか明るいが、歩いても歩いても風景にあまり変化が無い。
登山者はパラパラと単独や若者グループなどなど人気の山域であるようだ。
8時10分、「青ガレ」に到着。
「青ガレ」は山と高原地図には「危」マークがあり、さらには登山口には落石や崩落が多いので
他のルートに迂回するようにと書かれていたり少々身構えていたが、
確かにガレた岩がゴロゴロしているものの、落石が起きたり起こすようなものではなく、
傾斜も緩やかで、難なくあっという間に通過して拍子抜け。
だんだんと登りがきつくなってきて前方に金糞峠らしい凹みが見えてきた。
わずか部分的に紅葉の残る自然林でごちゃごちゃした風景の登りを登り切り、
「金糞峠」到着は9時ちょうど。
金糞峠は多方向からルートが集まっており複雑で、実際には6方向に分かれていた。
振り返るとなんとも絵になりそうな琵琶湖の情景が。
案内板をよく見ると、金糞峠は、かの歌川広重が描いた浮世絵「近江八景」の場所であるという。
その模様が4月にNHKで放映されたみたい。
「想像ではぜったい描けない絵」だとかで広重がまさにここで近江八景を描いた事に間違いないとか。
10分ほど休憩したところで「中峠」に向かうべく下る。
等高線を見ると50mぐらい下っているのでかなり下るかと思いきやそれほどでもなく感じた。
沢沿いにしばらく行き、沢を跨ぐ木製の今にも壊れそうな橋を渡る。
そしてすぐに案内板。「武奈ヶ岳まで一時間」と書かれた山と高原地図に無い分岐。
すでに山と高原地図のコースタイムより遅れてきているので
ここの地図にないルートを行くとショートカットになるけどコース通りにも行ってみたいしと思案していたら、
詳しそうな男性が後ろから来て、「ここを行くとピーク越えて下りて登り返しになるから、
もうちょっと先の分岐を右に行くほうが良いよ」と教えてくれた。
そしてその通りに「中峠」を通らずにショートカットしてコヤマノ岳に行くルートで行ってみることにした。
教えてもらったコヤマノ岳までのショートカット路はなかなか良いところであった。
中峠からコヤマノ岳へと続く実線の登山ルートに合流したのは、
金糞峠を9時15分くらいに出てから一時間20分後の10時35分ごろ。
コヤマノ岳はというと単なる通過地点のような所ではあるが開放感があってなかなか良い場所だった。
しばらく下り基調の後、いよいよ武奈ヶ岳に向けてのラストスパートの急登。
V字にえぐれたステージを登り切ると展望がひらけ、
左方向には坊村から御殿山経由の西南稜の稜線が見え、開放感抜群で来てよかった満足度高し。
もうこれは比良アルプスと呼んでもいいのではなかろうか。
武奈ヶ岳山頂、11時15分到着。
あっち方向からもこっち方向からも登山者が集まってくる。
山頂で食事をしている人多しで、それも良いかなぁと思ったが風もあって長時間だと寒くなりそうなので
15分くらいのんびりしてから移動開始。
次に向かうは「細川越」の予定であったが、コヤマノ岳の近くから比良スキー場へと伸びる稜線を眺めると
歩いてみたくなり、細川越経由は谷中心になるため、稜線を歩くことに予定を変更。
来た道をひとつ手前の白点まで下山する。
そこからは開放感抜群の尾根が待っていると思いきや、尾根をトラバースする歩きにくいルート。
武奈ヶ岳山頂から見えていた稜線は一本違いだったいたいで、こんなはずじゃなかった感。
比良スキー場跡に出たとたんに視界が開けて展望抜群の開放的な場所。
もうここしかないとお昼の店を開いたのは12時10分のことであった。

食事の準備をしていると爽やかな若者男性4人組がスキー場の下から登ってきた。
「ここが山頂ですか!」って聞かれたのでびっくりした。
武奈ヶ岳から下りて登り返して歩きにくい道をやっとの思いで下山してきた場所が山頂とはこれいかに?
けどあとでわかったが、スキー場の下までは激下りで、スキーで言うと中~上級コースだ。
登りたくなくなるほどの急登をやっとの思いで登ってくると、自分が今いる場所より上は無いように見え、
山頂であってほしいと思うのは無理もないと思った。それに食事しようとしている自分が居るし。
山頂=食事している人が居る、と思ってしまうのかな。
ここから武奈ヶ岳山頂を確認することができたので「ほぉらあそこですよ~」と教えてあげたら凹んでた。
お昼は焼き物「トルティージャ」とトマト鍋。って、また食べ過ぎた。。
撤収をしていると、あの爽やか若者4人組が戻ってきた。
え?もう行ってきたの?って言う前に、自分はここに何時間居たのだろうか?
12時10分にここに着いたのに、時計は14時20分になろうとしていた。(> <)
もうこれからお昼は2時間が基本タイムとして最初から計画に盛り込んでおかないと。。
若者たちにこれから自分が進む道についての情報を教えてもらって礼を言い、いよいよ下山へ。
気が付くともう若者たちはどこに行ってしまったのか視界から消えてしまった。
スキー場の下はすぐだと思ったらけっこうな下りでたいへんだった。
スキー場の下には湿原があり、まわりはテン場にもなっていて、土曜日ということもあってか、
テントが5張りくらいはあった。
このあたり一帯が八雲ヶ原で、当初、ここでテン泊も良いなぁと思っていたのだが、
一度ふつうに行ってみてどんなところなのかチェックしておかないと、
テントやシュラフまでボッカする価値があるのかどうか、アルプスじゃないだけに慎重になってしまった。
ちなみにトイレや水場は無い。
まぁここでのテン泊、俗世間から遠く離れた深い山の中という点においても良さそうだった。
湿原の池にはイモリが無数に泳いでて見慣れぬ光景。
八雲ヶ原湿原からはしばらくの登りでかなり暑くなり、お昼の時以来着ていたフリースを脱いだ。
北比良峠に着いてみると、あまりの整備ぶりにびっくりした。
元々ここには登行ロープウェイの山上駅が立っていたらしい。
琵琶湖の眺めが良いので、お昼に根を生やしていた「ザ・チェア」を再び取り出して、
風景を眺め下ろしながら、餅入りおしるこを楽しむ。
ザ・チェアは背もたれがあるというだけで快適すぎて、立ち上がりたくなくなるんだよな。
ふと右手に目をやると、えらい急な鎖場を降りている人を発見。
あれはナニ?どこ?と思って調べてみると、神爾(しんじ)の滝を経由してイン谷口に下る破線ルートだった。
さっきの中年夫婦も、その前の人もみんなあそこを降りてる。
よし、自分も下山はあそこから行こうと思って時計を見たら15時半を過ぎている。
山と高原地図で「危」マークのある、ダケ道との分岐のところに来てみた。
鎖がある激下りであるが危険な感じはぜんぜん無くて、ここを下りようと思っていたら、
あとから来た人から、ここは激下りよりもその後にもっと最悪な場所が・・と聞こえてきた。
そんなに危険なのか?コースタイムを見ると所要時間1時間50分。
時計は15時50分。にもなっており、コースタイム通り歩いたとしても途中で真っ暗。
ここは残念だがパスして「ダケ道」で下りることにした。
コースタイムは1時間20分であるが、延々と長く、けっこうこの下りには疲れた。
実際には一時間で大山口まで下りてこれた。
17時15分に駐車場に帰着して下山完了。
今回は距離短かめの周回に終わったが、縦横無尽に無数に張り巡らされた比良山系のトレイルは、
遊び尽くせないほどのスケールを持ち、
何度も通って歩き倒したいと思える魅力たっぷりなワンダーランドであった。

その他の画像は以下より。
Check [ 2011/11/13 19:03 ] 比良山系 | TB(0) |   コメント(28)

数値地図・ウォッちずビューアー「PicoTrek」 

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PicoTrek」にて磁北線やGPS軌跡を同時に印刷したもの。

国土地理院発行の2万5千分の一の紙地図は大型書店で販売されているが、
以下のような点で不自由である。

 ・大型書店は都心部に限られるためアクセス面で遠征しないと買いに行けない。→ネットでも可ではある
 ・一枚あたりのカバー範囲が狭いのでたくさんの枚数必が要である。→高額になる
 ・防水性が無い。→山と高原地図は耐水ペーパー「ユポ」である。
 ・携帯性が良くない。→山ヤ折りやミウラ折りなどの工夫が必要で不要なエリアも含んだ携帯が強いられる。

一度に大きく広く閲覧できるというメリットはあるのだが。
日帰りで行くような場合はせいぜいA4サイズで2,3枚もあれば十分で、
それらを防水マップケースに入れて携帯するのがこの上なく便利だ。
ただし、このスタイルだとメモなどの記入が困難となり、参照中心の使い方になってしまうというデメリットも。

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arajinさん愛用の国土地理院の紙地図。あらゆる所を歩かれていてスゴイ!
裏面をガムテで補強していつも携帯。歩いたルートに点線と蛍光ペンでマーキングされてらっしゃる。
ここまで使いこなされていると価値あるが、心配性の自分の場合、紛失・破損時のバックアップに不安。


同様の地形図をデジタルデータとして国土地理院が無料公開している
ウォッちず」(ちょっと名前が脱力系)というものがある。
これを利用して好きな範囲を印刷できるアプリとしてTME(Trekking Map Editor)というのが有名で、
実際に使っている人も多いはず。
かくいう自分も一時期使っていた事があったが、直観的な操作性ができなかったりの慣れが必要で
いろんな面で少々使いにくいなぁと思っていたある時、突然立ち上がらなくなってしまった。
もう一度ダウンロードに行こうとしたら公開終了していたりしてがっかり度がMAXに。

そんなこんなでTMEとは決別し、現在では「PicoTrek」なるものに移行している。
その結果、TMEではできなかったあんな事こんな事ができるようになった。

ざっと、
 ・カシミール3Dよりコンパクトで高速なので手軽である。
 ・印刷範囲の指定がしやすい。
 ・ガーミンGPS機器との連携や、GPX形式データの取り込みができる。
 ・国土地理院の無料の基盤地図情報(数値標高モデル)DEMデータもMIXできるので陰影表現できる。
という点でポイントが高い。
 ・ローカルキャッシュができる。(一度表示させて読み込んだ地図はPCにデータが保存することができる)

あらかじめ
特に、先人達が歩かれたGPSの軌跡であるGPX形式データが入手できれば
等高線地図上に軌跡を載せて印刷できるので、道迷い防止等に非常に効果的である。

2011108-1.jpg
PicoTrekにて「ウォッちず」にGPX形式データを読み込んだ状態

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さらに陰影データを読み込んだ状態  ※各部の色は自由に変更できる。

ちなみに地図閲覧サービス(ウォッちず)は2010年2月1日より電子国土ポータルに移行されたため、
データの更新がされてないが、道路地図ならともかく、等高線地図はほとんど変化することがないので
ウォッちずのサービスが終了しない限りはその点はあまり気にする必要は無いと思われる。

「PicoTrek」は30回の起動までは無料で、シェアウェアであるが700円程度と非常に安いのでレジストする価値あり。

大和葛城山 (2011.11.6) 

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葛城山頂にて ※ホワイトアウトで視程20m

<ルート>
登り:北尾根コース(秋津洲展望コース)
下山:櫛羅(くじら)の滝コース


このところ週末になると雨模様。
昨日の土曜日もまさかの雨。
今日、日曜日もたぶんダメだろうと思ったので近場で節約登山。
久しぶりに葛城山、それも奈良側から登ってみようとひとまず水越峠を越える。
葛城山は奈良側にロープウェイがあることからも奈良県の山という感じ。
奈良側には非公式なルートを含めるとけっこう沢山ルートがあるのだ。
今回は「ラッテたかまつ」のある山口集落から登ろうと思って行ってみたものの
取り付き部の近くに駐車できそうなところも無かったのと、
できればピストンはしたくなく、さらにはヤブ漕ぎで濡れたくないという思いもあって
ロープウェイのある登山口のほうに移動した。
周辺の駐車場はというと一律1000円という高い料金だ。
さらにロープウェイも片道720円と金剛山ロープウェイよりも距離が短いのに高い。
どちらかというと金剛山より人気の無い山なのに、金剛山周辺の一律600円という駐車料金より
安くなくてはリピーターはほとんど来ないのではないだろうか。
駐車料金はワンコインの500円。ロープウェイも500円。
さらには葛城高原ロッジで登山回数記録システムでもやれば金剛・葛城W登山ブームとなり、
葛城山も金剛山に匹敵する活気のある山となるように思うのは自分だけ?!
特に今は空前の登山ブームで、山ガール、山ボーイをはじめ、多くの登山者は
夕方遅くになっても金剛山では溢れかえっている。
それに対して葛城山はというと、どこかうら寂しい感じがするというのが率直なイメージだ。
葛城山の正面登山口は遠方から来た一見さん向けなのだろうか。
実際、水越峠や天狗谷ルートなどから葛城山に登る登山者が圧倒的に多い。
というわけで1000円はいくらなんでもこの不況のご時世では痛すぎるので
近くにある「道の横」という道の駅モドキな休憩所(無料)に駐車する。
ロープウェイ駅のある登山口までわずか10分足らずの距離だ。

今日の天候はというと雨が降ってもおかしくない空模様であるが、
雨雲レーダーによると少なくとも午前中はほぼ降らない感じ。
途中、右側に乗馬クラブがあって馬に跨った人が見える。
左側は畜舎だろうか、牛舎のようなにおいと何の動物かわからない鳴き声が聞こえる。
いずれも車で通過していたら気づかないものばかり。
別にそんなものに気づかなくてもいいと言えばそれまでであるが。。

8時50分、登山口を出発。
登りは初の北尾根コース(秋津洲展望コース)で登ってみたいと思い、
ロープウェイの葛城登山口駅を過ぎてしばらくは櫛羅の滝コースへと進む。
見上げると高所に行くほどガスっていて葛城山の山容自体も見えない状態。
ロープウェイのゴンドラが動き出す。名前を覚えるのに苦労した。
はまかぜ?やまかぜ?あきかぜ?しおかぜ?
実際のゴンドラは「はるかぜ」号と「すずかぜ」号。
金剛山のそれよりも大きく、足元まで総ガラス張りのような感じで眺めが良さそうだ。
ほどなく分岐を案内する看板があり、右に向かっての急登を登る。
蒸し暑い!
真夏でも顔にしたたるような汗をかくことはめずらしいのに今日はというともうボタボタの大汗。
途中、展望があるとおぼしきベンチのあるポイントで振り返るもガスで真っ白け。
9時15分、中腹ぐらいに登ったあたりだろうか、明るい開けたところに出た。
ちょうどガスが吹っ切れてロープウェイが高所を登っていくのが見える。
下界のほうを見下ろすと御所市の集落、そして遠方には大峰山脈が見渡せる。
ガスがちょっとした雲海のように見え、大峰山脈の高い山はガスが覆い隠しているのか、
自分の今の立ち位置が遠方の山並みのどこよりも高く感じる。
すごく高い山に登ってる感があって、とても葛城山に居るとは思えない展望にしばし時間を忘れる。
だんだんと山頂が近づくにつれて落葉と自然林が秋らしさを演出してくる。
9時50分、ダイトレ方面と自然研究路への分岐にあっさり到着。
登りだしてたったの一時間だ。まだ腹も減ってないし。。
もうここまで来たら山頂に着いたような気分になったが実際はまだまだであった。
ダイトレ方面へと続くほうも気になったが、ダイトレはチャレンジ登山でもお馴染みのよく知った道であるゆえ
自然研究路のほうから歩いてみることにした。
いきなり少し下っていって登り返し。
台風12号の影響で通行止めになっている区間の分岐までは思ったより距離感があった。
ガスっててあいかわらず展望が無い。あえて言えば「うるし(注意)」という表示がやたら目についた。
そんなこんなでロープウェイの葛城山上駅近くに合流したのは10時45分。
ええ!自然研究路を歩くだけで55分もかかってる!そんな感覚は無かったなぁ。
その後も葛城山上では、思ったより時間が経つのが早く感じられることが多々あった。
急に空腹感を覚える。
櫛羅の滝コースの取り付き部を確認しながら山頂のほうに向かって歩き出したところで
左手に「婿洗い池」と書いてあるのを発見。
婿洗い池?ナニそれ?う~ん、気になるなぁ、いこかもどろか迷いつつ少しだけちょっと下りてみる。
池などありそうな雰囲気がない。腹減ってるし、ちょっと歩いてみてそれらしいのが無さそうなら引き返そう
という思いでおそるおそる下って行く。あー、もーこれ以上下ったら登り返しがしんどい、どうしよう。。
ふと左下を見ると、変わった色をした池が見えた。
もう池見たし、戻ろうか、いや下まで行ってみようかという葛藤の末、やっぱり見に行くことに。
どんどん下っていって、うわ、もう登り返すのイヤすぎ、などと甘えたことを思いながら池に到着。
詳細は画像にて。
婿洗い池のすぐそばに櫛羅滝コースがつながっていたのでそこを登り返すと幅広の階段で快適だった。
こっちから来ればよかった。というかこっちから来てたら池に気づかなかったかもなぁ。
ようやく原点復帰したところで山頂方向へ向かう前に、葛城山上駅のある方向を見ると
落ち葉がキレイで秋色な感じが良さそうと思ったのでそっちに行ってみる。
そこはというと、駅舎より手前の葛城天神社の前であった。
そこには真新しい休憩所があり、予定していた葛城キャンプ場よりも明るくキレイで雰囲気良さそうなので
ここでお昼にすることにした。
この天気では人通りもほとんど無く、貸切状態であった。
お昼はというと、最近ワンパターンの無印良品の炒め混ぜモノ。今回は「ナシゴレン」。
さらに、山では不可能と思っていたピザをフライパンで蓋を活用してやってみた。
底はカリっとまるで石窯で焼いたピザのようで中は熱が通って熱々、
上はふっくらチーズはトロリという感じでオーブントースターで作るより完成度が高かった。
なんせ並行処理ができないので、ソーセージ炒める、取り出す、目玉焼き焼く、取り出す、
炒め物をする、取り出す、みたいな感じで時間だけがどんどん過ぎていく。
風もあってどんどん寒くなってくる。今日の防寒着はレインウェアしか無い。
なんとかここまでレインウェアを使わずに来れたのでなんとか我慢することにした。
ぜったい寒くなるであろう来週以降、フライパン料理ではすぐに冷めてしまうのでもう無理だろうなぁ。
そんなこんなで2時間半もまったり過ごしてしまって13時半にもなってしまったのでとにかく山頂へと向かう。
山頂はというと、視程20mくらいのホワイトアウト状態。
金剛山などの周辺の山はおろか、葛城高原ロッジすら見えなくて方向感覚を失いそうになる。
なんとか元のルートに復帰し、再び休憩所で珈琲を飲んでお茶タイム。下山は櫛羅の滝コースから。
櫛羅の滝コースは大昔に一度だけ歩いたことがあるがほとんど記憶にない。
植林中心のこのルートは間伐がきちんとされていて、本来ならもっと薄暗いはずの植林地帯なのに明るい。
一箇所、崩落のため登り返して高巻き。
さらにどんどん下っていって、「二の滝」の分岐に到着。
「二の滝」ってなんなん?そんなのは地図の載ってないし。
国土地理院の地図には「不動の滝」と「櫛羅(くじら)の滝」しか無い。不動の滝のことか?
気になるけどさっさと下山したいし、でもやっぱりちょっと気になる。
ほんの少し先まで様子を見に行ってみようかと足を踏み入れるとこれまた植林地帯なのに明るく、
なんか手招きされているような感じ。
あとちょっと進んでみて上から滝が見えたらヨシとしようかと進む。
まだ見えない。それにそこから先はどんどん下って行ってる。
下りたくないなぁ。下山中なのに、登り返しは想定してないし。。。も~いっとこか!
最初で最後、行かなければ一生の後悔。いっとこ、いっとこ、どんどん下る。。
そしてようやく二の滝に到着!う~む。。絶句。。言葉にできない。
このまま通行止め区間歩いて下山できないかなぁと先に目をやるとえらい崩落していたので素直に登り返した。
ようやく原点に復帰し、ひきつづき下山を続ける。とてもよく整備されている。
金剛山のダイトレの、あの障害物としか思えないハードルみたいになった階段に比べるとはるかに快適だ。
ロープウェイの下をくぐってほどなく櫛羅(くじら)の滝へ。
櫛羅(くじら)の滝のほうが二の滝よりマシだなぁ。何の基準もないけど50歩100歩といったところか。
そこからは10分ほどでロープウェイの葛城登山口に下山完了。
あれだけ寄り道したのに下山の所用時間はたったの一時間だった。
ぜったいに使うと思っていたレインウェアの出番が無くて済ませることができた。
あいにくの天気であったが、たっぷり歩けてどっぷり葛城山に浸って堪能できた。

その他の画像は以下より。
Check [ 2011/11/06 23:59 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(18)

CAPTAIN STAG 『ハイフロン加工フォールディングフライパン(16cm)』 

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キャプテンスタッグ 「ハイフロン加工フォールディングフライパン(16cm)

岩谷プリムスの「ライテックトレックケトル&パン」をずいぶん前に買って、
本体部は深型の鍋として使え、蓋部はフライパンとして使えてコンパクトで安いのだが、
実のところ何を作るにしても微妙に小さくて困っていた。
チタンコッヘルは大昔から持っていたので、
あとフライパンだけもう少し大きいのがあればなぁと思っていると、
ブログ「私を登山に連れてって」のスロートレックさんが使われてたものが
とても良さそうなので飛びついた。

キャプテンスタッグというメーカー名でイメージするのは、
キャンプ用品の一大ブランドを築いていて、質のわりに割高感のあるコールマンに対して、
適性価格でリーズブルなイメージ。

実際は大きさだけで飛びついたので、もうちょっとチープだと想像していたらなかなか良くできていた。

 ・外形約17cm、高さ3cm、重さ127g
 ・頑丈で厚みのあるアルミ製である。
 ・テフロン加工のような「ハイフロン加工」という処理がされているので焦げ付きにくい。
 ・ハンドルが折りたためるアウトドア使用。

すっかり気に入ってしまって、他のどんな道具を差し置いていきなり主役の座に君臨。
フライパン一つで鍋物以外はたいがい間に合ってしまう万能さにすっかり魅了されてしまった。

欲を言えば、あとこれにピッタリ合うフタさえあれば料理の幅がぐんと広がるのにと思っていたら、
出会えました!
今度これですき焼きをしてみようかな。

2011101-3.jpg
ぴったりの蓋に出会えた!

Check [ 2011/11/02 21:16 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(8)

金剛山頂の気温

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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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