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山は歩くだけじゃもったいない。その時々のナニカを発見し記憶の定着のためにカメラを持とう。
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大峰山系 大日岳  (2011.10.23)  

20111023-0.jpg
南奥駆道の起点(太古ノ辻)にて ※nikkor14dさんへのオマージュ(nikkor[ニッコール]50mmf1.4dで撮影しています)

<ルート>ピストン
前鬼(ぜんき)登山口駐車場-太古ノ辻(南奥駆道起点)-大日岳


時間的に釈迦ヶ岳まで行き着けず。しかし後からきた人たちは・・。

当日(天気が確定する)まではいつも7割くらいの準備しかしないので
毎度ながら出発の一時間半前に起床しなければ間に合わない。
4時起床。準備。まだ薄暗い5時半に自宅を出発。
水越峠から奈良側に越えて、途中コンビニに少し立ち寄っただけで、
さらに吉野を抜けて国道169号線をひたすら南下する。
ほとんど信号の無い国道169号であるが、実に3時間もかかった。
それもそのはず、本来、釈迦ヶ岳へは十津川村側の国道168号線を南下して、
長くて高所を行く林道を経て太尾登山口から登るのが一般的で、
その際も同じくらい時間がかかるのだから遠いわけだ。
いや、むしろ十津川側から行くよりも遠く感じた。
(現在、十津川側は台風12号による大規模崩落によって復旧の見込みは未定)
国道169号を走っていると、もう少しで道の駅「杉の湯」があるという手前で通行止め。
迂回路は「北塩谷口」というバス停のあるところから対岸へ橋を渡り、
くねくね道をしばらく走って、「白屋」というバス停のある国道169号に戻る。
そのため、迂回路全体の全長が長く、車が行き違いするには狭い道なので、
警備員誘導による交互通行となっているので、ひとたび車を停止させられると10分以上と長い。
あまりに待ち時間が長いので、エンジンを切って車から一旦降りる人も多数。
結局、行きも帰りも停められて待ち行列に。
なんの通行止めかと対岸から道の駅「杉の湯」のほうを見ると、オソロシイほどの大崩落!
あんなのに巻き込まれたらひとたまりも無い。
それにしても対岸のほうが大丈夫だったほうが不思議だ。
その後、ループ橋を越えてトンネルを抜け、和佐又山、さらに大台ヶ原への迂回路を横目に見ながら
どんどん南下していき、ずいぶん走って疲れてきた頃にようやく林道の取り付きのある前鬼橋に到着した。
下北山スポーツ公園(きなりの湯)のあるところまであと6kmというところなのだから遠い。
さて、さらにダム湖伝いに林道を10kmも走らないといけない。
落石の跡もきれいにかたづけられるなどしてよく整備されているのはこの先に宿坊があるからだろうか?
ダム湖沿いを走っているときは高度が上がらず、ようやく登り基調になってきたところで不動七重滝が出現。
その水量と落差、どれをとっても圧巻だった。10分以上ボケ~っと滝を眺めてたかな。
移動再開、素掘り風のトンネルを3つほど抜けてようやく前鬼登山口の車止めゲート前の駐車場に到着。
10台くらいは停められる感じ。
眼下の沢に吊り橋があって、そこが従来の登山道のようであるが現在は通行禁止となっている。

8時50分スタート。
車止めゲートを越えて舗装林道をせっせと登って行くも、ぜんぜん宿坊らしいものが現れてこない。
昨日の雨のせいか気温が高く、じわじわと汗がにじんでくる。
けっきょく30分ほど歩いてようやく小仲坊の宿坊が姿を現した。
宿坊といっても民家風なのが数件とキャンプのバンガローみたいなのが数棟。
管理人らしい人が居て、どこまで行くのか、ピストンなのか、木の階段が滑るので気をつけて、
と声をかけてくれた。
前鬼の詳しい由緒については看板の画像を参照いただきたい。
いよいよ森の中に足を踏み入れる。
五鬼童が住んでいたと言われる明治時代の住居跡(といっても石垣のみ)を抜けてしばらく歩くと左手に沢。
これには驚くと同時に感動。あまりにも水が透明なのだ!
これまでいろんな水のキレイな沢を見てきたが、これほどまでに澄んでいるのは初めてみた。
あたりの石が赤茶けたり水面の跡が付いたりすることもなく、まるで水が無いかように見える。
たったいま石を並べて水を流しはじめたのような。
このあまりにもキレイな沢を眺めたり、ちゃぷちゃぷしていたので15分以上もタイムロス。
さぁしっかり登って行こう。
あたりは自然林。それも常緑樹なのだろうか紅葉というイメージとはほど遠い。
ルートは途中、沢を左岸へ渡ったり、右岸に渡ったりと、テープなどの案内が無いと
さっぱり進行方向がわからないほど複雑だ。
どれくらい登っただろうかと高度計を見てがっかり。なかなか3ケタ台の1000mに達して来ない。
駐車場の高度が750m程度で、最低でも1500mまで登らないと奥駆道に出ないのだ。
そういえば木の階段とやらがぜんぜん現れないなぁと思ったところでようやく出現。
たったこれだけで終わり?と思っていたら、途切れながらも次から次へと延々と。
もうこれで最後の木の階段に違いないと思ってもまだまだしつこく現れる。
途中、こちらに迫ってくるような名のない岩場はコワイほどの迫力であった。
二つ岩はなかなかのインパクト。二つ岩の間から五百羅漢などの展望を楽しみながら
ここでしばらく小休憩。
奥駆道の稜線に近づくにつれて道は良くなると思ったらなんのなんのますます酷い。
途中、木の階段が落ちて崩落しているところがあって焦った。
高くそびえる大日岳が見えてから奥駈道に出るまで本当に長かった。
駐車場を出発して3時間20分後の12時10分に太古ノ辻(奥駈道)に合流した。
キレイな水の沢と二つ岩での休憩併せて約30分のタイムロスを差し引けば
山と高原地図のコースタイム通りだった。
こんなに時間がかかるのであれば途中で行動食でも入れておくんだった。
けっきょく核心部は木の階段だったのかな。
太古ノ辻は、先週末に、ブログ「トレラン日記」のnikkor14dさんが折り返したポイントでもある。
行者環トンネル西口から日帰りでここまでランしてきてピストンとは超人の域だ。。
下山も同じくらい時間がかかるとしたらこの先あまり時間が無い。
いちおうお昼は「深仙の宿(じんせんのしゅく)」で一時間ほど店を広げる予定であったが
奥駈道に出たとたんに急に空腹に襲われ、あとちょっと、もうちょっとと
深仙の宿のほうへと歩を進めたが12時25分、大日岳のすぐそばでお昼にすることにした。
これまでひとりも人と出会わなかったが、同じルートを追いかけるようにして
2人の熟年男性たちが登ってきた。聞くところによると釈迦ヶ岳まで行くという。
自分よりも後から来たのに釈迦ヶ岳に行って下山時刻は大丈夫なのか?と思った。
けっきょく一時間半ものんびりして、撤収が終わったのが14時ちょうど。
今から下山して登りと同じ時間かかったとしたら17時駐車場かぁ。
釈迦ヶ岳どころか、あと少し先にある深仙の宿までも行かなかったのに、
何を思ったか、下山するどころか突然、大日岳のピークを目指すことに。
大日岳というと岩場の急峻な尖った山で、鎖場を登るのが根性試しのようになっていて、
鎖にトラブルがあったり、手を離したりのワンミスで即アウトという危険ゾーンである。
鎖は骨のような形をしていて、その一本一本に人の名前が掘られている。
最初は鎖に頼ることもなく三点確保で調子よく登って行ったが、
やっぱり高いところ苦手。あまりの高所に足がすくんでくる。
これがどこかの遊園地の滑り台ならともかく、鎖のみに頼らなければ上がれない一枚岩があり、
鎖以外にも頼れるもう1系統の安全確保の術が無いシーンはさすがに腰が引けた。
こんなところで何かあっては笑いものだ。わざわざ危険を犯さなくても他にも手段がある。
一旦岩場を下りて、下山用の巻き道からピークに登った。
そんなこんなで大日岳を降りたときには15時になっていた。
さきほどの熟年男性たちはもう下山してしまっただろうか?
太尾登山口が閉ざされている今、周囲数キロ圏内に誰も居ないんじゃないかと思うと寂しい。
すぐに下山態勢に入る。
もし3時間かかるのであれば駐車場18時で、その直前から日没真っ暗でヘッデン必要が確実となる。
登りで危険に思った崩落箇所は、沢に下りて沢を遡行することで回避・・したつもりが
沢を降り過ぎて、ふとGPSを見ると登山道から60mも離れてしまっていたので
あわてて登り返して登山道に復帰。焦った; タイムロス発生。
カメラもしまい込んで、せっせと下山していると後ろから何かの気配。
後ろから人だ。びっくりした。あの熟年男性の2人だと思ったら3人になっている。
おかしいなぁ、たしかにお昼に会ったときは2人だったはずなのに最初から3人だったようだ。
聞いてみると、釈迦ヶ岳に行って宴会して帰ってきたとか。
なんだ、それだったら自分も行けたんじゃないかな。
限界って自分で作ってしまっているんであって、あきらめたときが限界なのだ、って
鎌田洋著「ディズニー掃除の神様」に書いてあったばかり。
いやいや、最近の自分の山歩きスタイルにとって、ピークは単なるアクセントであって、
楽しく気持ちのよい山歩きができたら他には何もいらないのだ。
それだけでも十分なのに、おいしいトマト鍋などの食事まで付いてきているのだから大満足。
その人達とは合流することなく、一歩先へ先へと下山に集中し、17時には小仲坊の宿坊に到着した。
小仲坊の宿坊にはキレイで立派なトイレがあることに気付いた。
小休憩していたら、3人の男性もすぐに下山してきて小休憩。
そこから再び舗装林道を延々と30分あるいて駐車場に到着。あたりは真っ暗に。
今日はほんとうに暑い一日だった。
林道延々10キロの運転は、やはり長く感じた。
帰りには大阪と逆方向6キロ先の下北山「きなりの湯」(600円)で汗を流してさっぱりして大阪へ。
杉の湯付近の大崩落現場の山がライトアップされてると思っていたら、
夜を徹して復旧作業をしているらしく、またまた迂回路で車を長時間停められた。
帰りの運転は眠すぎてたいへんだった。

その他の画像は以下より。
[ 2011/10/24 23:04 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(22)

金剛山山頂の気温

山頂10分毎の静止画

(画像クリックで拡大可)


金剛山の一日

山頂30分毎の静止画

 
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ほぼ毎週金剛山を中心に
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大型バイク→登山へと変化。
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