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いざ行かん、未踏の山へ!

南アルプス 仙丈ヶ岳 + 甲斐駒ケ岳 【後編】 (2011.7.9~10) 

20110710-0.jpg

<二日目>・・・甲斐駒ヶ岳

 北沢駒仙小屋-仙水峠-駒津峰-(直登ルート)-甲斐駒ケ岳山頂-(巻き道)-
 駒津峰-北沢駒仙小屋


満点の星空をのんびり眺める間も無く、テントに入ってしまってバタンキュー。
腕時計のアラームは3時半にセット。
着いた日の朝もそうであったが、旅に出るとカラダが敏感になっているのか、
どんなに爆睡していても、体内時計にてめざまし時刻の10分前になぜか正確に目覚めてしまう。
不思議だ。
3時20分に目覚めてテントの外に出てみるも、まだ真っ暗闇。
顔を洗いに小屋まで行ったりしていると仲間も起きだしてきて
昨夜の鍋料理の残りに残飯を入れて雑炊を作って食べる。
身支度が終わって出発する4時半くらいにはあたりも明るくなった。

北沢駒仙小屋を4時40分に出発。
めざすは甲斐駒ケ岳だ。
ちなみに「駒ケ岳」と名のつく山は全国に18山もあるという。
その中でも最高峰だとか。
下から見上げる甲斐駒ヶ岳の山容は、急峻な立ち上がりの岩峰で
あんな所に本当に登るのか?と心配になるような印象である。

まずは沢沿いのシラビソ林の中を歩く。
朝早いのでとても気持ちが良い。
30分ほど歩いて登りに差し掛かったところで仙水小屋があった。
先行者のグループが、トイレを貸してくれとお願いをしていた。
ここから行く先には山小屋は一切無いのだ。
13時前の下山完了までトイレ無しで自分でもよくガマンできたなと思った。
仙水小屋を過ぎてしばらく行くと、これはスゴイ!初めて目にする光景だ。
大小さまざまな岩石がばらまかれて積もったような露岩帯で、ルートを見極めるのが難しいほど。
露岩帯が終わると「仙水峠」だ。
スタートしてから一時間半後の6時に到着。
人が集まっているので何か?と思ったら、東の方向遠くに雲海が見えた。
さて、ここからは「駒津峰」までは延々と急登だ。
一気に高度500m登り切らないといけないが、実質は金剛山の千早本道くらいか。
所々で展望が開け、休憩がてらその景色に見入ってしまう。
登れば登るほど展望があるので、そのたびに立ち止まっては同じような写真を撮っていることに気づく。
駒津峰に登り切ってからだと360℃一望できるので一度で済んだのに。
南側は栗沢山の山容が美しい。
西側は昨日登った南アルプスの女王と言われる仙丈ヶ岳が。
そんなこんなで、森林限界を越えてガレ場を歩いてやっとの思いで「駒津峰」に到着。
もうすっかり山ひとつ登り切ったような気分。
展望は最高で、気分も最高。
北アルプス、中央アルプスの山々が遠くに見て取れる。
槍ヶ岳もトンガッている。
ここでは腰を下ろして休憩をし、景色に見とれながら軽い食事を摂る。
ところでドクターは?というと、課題があるとかでタイムアタックよろしく先に行ってしまった。
これから向かう「甲斐駒ケ岳」を眺めると、「本当にあんなところに登れるのか?」
「いったいどこから登のか?」と思ってしまうほど険しそうに見えた。
さて再出発。
まずはほぼ横ばい移動し、そこからはいったん激下る。
帰りにまたこれを登るのかと思うと。。。
巨大な岩石(六万石)を過ぎてしばらく進むと分岐があった。
直登するか、巻き道を行くのか。
ここは直登するルートを行く。
アスレチックさながら、手も足もフルに使って登って行く。
山と高原地図には危険とあるように、ここが踏ん張りどころ。
よろめいたり、よじ登るチカラが残ってないとヤバイ。
頂上が近づいてくると別の意味でヤバイ。
ゴロゴロ転がっている岩石はもろく、それらが砕けたザレ場の路面。
ズルっと滑ってずっこけるなり、おっとっと・・と勢いついてしまうと命は無い。
慎重に慎重に足を運んで詰めて行く。
多くの人はさきほどの「駒津峰」にザックをデポして登ってきているようだが、
こちらは10kgはあるザックにカメラ。
そんな苦労をしてようやく甲斐駒ケ岳山頂に到着。(9時30分)
午後に近づくにつれてガスが多くなると言ったが、東側は早くもガスってきている。
登る途中に見えていた富士山はもう見えない。
山頂には20人くらい居た。
ここでついにドーピングご投入。その名も「ウィダーインゼリー(エネルギーin)」
こんなの飲むの初めてだし、なんだか気持ち悪いゲル状のものだなぁと思っていたが、
マスカット味(果汁入り)で常温でも飲みやすく、それでもぜんぶは飲めなかった。
さぁこれに入っているアミノ酸がどの程度効果を発揮してくれるか楽しみ。
しばらく展望を楽しんで、少し休憩した後、巻き道ルートから下山へ。
直登に比べて楽勝かと思いきや、これまた油断できない。
ザレ場が延々と続き、ズルっと滑りそうになる。
滑ったその先にはどこまでも転がって行きそうな長~いすべり台が待っている。
ミスしなければ何でも無いのだが、荷物が重すぎたり、疲れが溜まっていると要注意。
しかしなかなか厳しい山だな。。
時間の関係で「摩利支天」には行かなかった。
ようやく直登ルートとの分岐に合流し、そこからは登り基調で最後は激下った岩場を登り返す。
あれ?どういうわけかサクサク登れる。
帰りにここをまた登るのはウンザリだな~と思っていたのに、まるで何でも無い。
もしかして?ウィダーインゼリー(エネルギーin)が効いてる???ぜったいそうだ。
アミノサプリがこんなに効果的だとは。。。やっぱりこれはドーピング。
登り切って「駒津峰」までの横ばい移動に転じたところで、またまた雷鳥の親子が。
昨日もそうであったが、ツガイではなかった。片親と子供たち。
それにしてもかわいすぎる。。。
「駒津峰」まで戻ってお茶休憩を摂ったのち、いよいよ下山だ。
山と高原地図のコースタイムの約3倍速でのスピード下山。
けっこう膝に負担をかけてしまった。
仙水峠からの露岩帯では、ゴロゴロころがっている石の上を石飛びするように
やはり三倍速くらいでリズミカルに駆け抜けるのが楽しかった。
なにしろ13時のバスに間に合わないと、次は2時間後になるから急いだ急いだ。
フラットな樹林帯では走った走った。
そしてテン場について大急ぎで撤収。
手に手にザックに詰め切れなかったものを持ちながらバス停までの林道を登る。
なんとか、なんとかギリギリで間に合ったー。
バスに乗ったとたんに雨が降りだした。
約一時間バスに揺られて仙流荘前に戻ってきたところで仙流荘の温泉にて汗を流してサッパリ。
そしてどこにも立ち寄ることなく15時頃に出発して帰国の途へ。

<アクセス>
近畿自動車道-第二京阪-京滋バイパス-新名神-東名阪-伊勢湾岸-東海環状-中央道-(伊那)

<走行距離>
およそ770km

<水場>
北沢駒仙小屋、仙水小屋

※仙水小屋の潤沢に出ている水がものすごく冷たくておいしかった。
 まさに南アルプス天然水!

動画を撮影するつもりは無かったけど、たまたま撮っていたものをつなげてみました。


その他の画像は以下より。
[ 2011/07/13 20:51 ] アルプス | TB(0) |   コメント(22)

金剛山山頂の気温

山頂10分毎の静止画

(画像クリックで拡大可)


金剛山の一日

山頂30分毎の静止画

 
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