生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

山登りにおける4つの疲労とは 

山登りには以下の4つの疲労があるという。

 ・上りでの疲労 =小またで
 ・下りでの疲労 =段差が小さくなるように着地点を選んで
 ・脱水症状による疲労  =水分の十分な補給(夏場は塩分も)
 ・エネルギー不足の疲労 =ハンガーノックになる前に行動食の補給

自分の事は自分がいちばん良く知っているという思い込みから
ついつい無理してしまってバテてしまう事のないようにしたい。
詳細は以下より。

(元気のひけつ)4つの疲労に注意 春山登山のけが防止
2011/04/30 朝日新聞 朝刊 15ページより引用

 春山シーズンです。
山登り中に急に体が重くなり、下りではひざがガクガク……。
こんな経験ありませんか? 
楽しい登山も転倒や病気をすれば台無し。
どうすれば防げるか、登山トレーニングに詳しい鹿屋体育大の山本正嘉教授に聞きました。

 山での転倒や病気は多い。
昨年12月には、登山が趣味だった地方議員が富士山で転倒し、死亡している。
警察庁の2009年のデータによると、全国の山岳遭難者2085人の遭難原因の
第3位が転倒(12・4%)だ。4位に病気(7%)、5位に疲労(6・2%)と続く。
 ベテランでもけがや病気を起こしやすいのはなぜか。
 大きな原因は登山中の疲労だ。足が思うように動かなくなり、頭もぼーっとしやすい。
登山中の疲労は4パターンあり、それぞれ対策が必要だという。

一つ目は、上りでの疲労。
普段、階段を上る速さは1時間に700~800メートル。
一方、登山の標準ペースは1時間300メートル。階段を上るように山を登るとバテやすい。
歩き方は
(1)小またでゆっくり(呼吸に合わせて1分間で55~60歩)
(2)上手に体重移動できるよう2本のレールの上を進むように足を開いて歩く
(3)ひざを曲げたまま、足裏全体で着地(4)後ろ足は蹴らない、というのがポイントだ。

二つ目は、下りでの疲労。
呼吸は楽だが、筋肉が強い衝撃を受けるので疲れやすい。
山本さんの実験では、30センチの階段を下りると、片足に体重の2倍の衝撃がかかった。
登山のためのトレーニングは、平地のウオーキングでは軽すぎてあまり効果がない。
坂道や階段を加えたり、荷物を背負ってみたり、筋力トレーニングを組み合わせたりするとよい。
筋トレならひざを90度に曲げるスクワット10回3セットが最低条件。できれば15回を5セットにしたい。

 三つ目は、脱水症状による疲労だ。
水が足りないと、体温が上がって心拍数が増え、血液の粘り気が出て血栓ができやすくなる。
血栓は心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞などの原因にもなりかねない。
 山本さんが示す脱水量の計算式は、脱水量(ミリリットル)=体重(キロ)×歩いた時間×5。
例えば体重60キロの人が5時間歩くと脱水量は1500ミリリットルになる。
短時間の登山なら脱水量と同じ量を、長時間の登山なら脱水量の7~8割を補うのが目安だという。

 最後は、判断力が鈍りやすくなるエネルギー不足の疲労だ。
エネルギーの計算式は、消費量(キロカロリー)=体重(キロ)×歩いた時間×5。
体重60キロの人が5時間歩くと、1500キロカロリー使う。
ただ、体脂肪もエネルギーになるので、食べるのは7割ほどにして、朝食や昼食に分けるとよいという。
 「気をつけよう」だけではけがや病気はなかなか減らない。
事故の原因を知り、対策を立てることが大切だ。 

 ◆インフォメーション
登る山が決まれば、歩く時間や距離、標高差に合わせてトレーニングをするとよい。
ウオーキングのほか、近くの山を目標に見立てて、荷物を重くするなど負荷をかけると効果的。
山本さんの自著「登山の運動生理学百科」(東京新聞出版、2100円)や
「登山医学入門」(山と溪谷社、増山茂監修、1890円)などが参考になる。

大和葛城山 (2011.5.28) 

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葛城山ツツジ園にて ※うっちぃさん、キバラー

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ようこそ、迷える森へ。

<ルート>
弘川寺からの道(大阪側)


他の山行きのお誘いをお断りして、年に一度の葛城山のツツジの見納めにと
満を持していたら、日が近づくに連れて雨の予報が決定的になってくる。
台風2号も迫ってきていて前日には降水確率がほぼ100%となり、
参加の意思表示をしていただいていた方が次々不参加に。
週に一度の貴重な山行き時間をふつうの雨ごときで中止したく無いという思いの中、
雨でも歩いてもよいよと言っていただいたうっちぃさんと2人で登ってきた。
うれしくてカメラそっちのけでほとんど撮影どころではありませんでした。
すいません。

ツツジの見頃の最盛期であれば、ロープウェイ客が上がってきて混雑するまでにと
少しでも山頂へ急ぐために水越峠から登るところではあるが、
雨ともなれば人も少ないだろうし慌てることもないというわけで
奈良側から登ろうかという案もあったが、
ブログ「郷愁エントランス」おの@あびこさんが弘川寺からの道を登られたレポート
を拝見して、大阪側に天狗谷ルート以外のルートもあることを知り、
およそ2時間足らずで登れることもあってさっそく登ってみることにした。

準備した地図
 1.TMEで印刷した国土地理院の等高線地図
 2.金剛山公式ページ管理人のまっくんさんの作られた案内 →最後は溶けて無くなりました
 3.うっちぃさん持参の山と高原地図「金剛・葛城」

午前6時過ぎに弘川寺に到着。
スタート時間からしてかなり気合いが入ってます。
駐車場は下の駐車場、真ん中の駐車場、上の駐車場と3箇所もあった。
そんなにもここ弘川寺に訪れる人って多いのだろうか?
山頂にわずかでも近い上の駐車場(トイレがある)に止めたが、
わずかではあるが結果的には最も遠い所に止めたことになった。
雨はほとんど小雨でレインウェアの上のみを着る。
上の駐車場をスタートしてすぐ、舗装された林道を上がって行くのだろうと思って
歩き始めてしばらくしてからおかしいことに気付いた。
まっくんさんの案内にはこの林道の事は書かれていない。
しかし案内をよく見ると下の駐車場付近に取り付きがあることが判明。
一旦下山して取り付き部へ。
(後に、そのまま林道を上がるルートも存在することがわかった)
登り始めは自然林に覆われた踏み跡のしっかりした道を行く。
やや鬱蒼とした雰囲気が雨模様と相まってしっとりとしていて静か。
途中、周遊コースの分岐をいくつかやり過ごす。
周回する人なんて居るのかな?
標高500m付近で「弘川城址こっち」と書かれた道標に惑わされて
進んで行った先がだんだんバリエーションのような道となり
最終的には鉄塔に出て詰んでしまう。
また道標まで戻り、今度は道なりに進む。
下ったり上がったり、歩いていて楽しい道。
途中、スポットライトのように光が差し込む場所があって、
そこだけがオアシスのように青々していた。
登りつくと案内板があり、弘川城址を通り過ごしていたことに気づく。
どこで見落としたのかわからず来た道を引き返す。
20110528-0.jpg
最初の道標のあった分岐まで戻ったところでその道標をよくみると
3面ともに書かれているのが弘川城址方向しか指し示していないことがわかる。
いよいよ核心の弘川城址方向に進み、大きく回りこんだところでいきなり巨石が出現。
巨石には「弘川城址 以上」と書いてあるように見えた。
あれ?城址どこ?
鉄塔へ向かう途中のひらけた所だったとしか思えなかった。
弘川城址の事はもう忘れて、先へと進まなければならない。
まだ半分も登っていないのにスタートしてから一時間半が経過しようとしていた。
歩いていると雨が強くなってきたのでレインウェアの上下を着る。
そんなこんなで道幅も広くなってきて林道っぽくなってくる。
そして今度は右からコンクリート舗装林道が合流してきたので
その林道に乗っかって道なりに行く。
ここまで来るのにも途中に気になる枝道があったが、舗装林道上にも
たくさん気になる枝道が付いていた。
金剛山の念仏坂を思わせるコンクリート林道は延々と長く、
曲がり角に来るたびに「あそこを曲がると葛城山頂のキャンプ場があるはず」と
期待するものの毎度裏切られ予想以上に長かった。
誰ともすれ違うことのない林道は念仏坂と違って比較的緩やかで、
雨に合う雰囲気に加えてどこか落ち着ける癒しのある静けさ。
時折カッコーの鳴き声やカエルの合唱が出迎える。
一時間以上経過してようやく右から天狗道が合流してきてキャンプ場が現れる。
白樺食堂前に来たところで登山客はほぼゼロなので今日は閉店の模様。
ツツジ園到着は9時20分で弘川寺をスタートしてからちょうど3時間後の事であった。

肝心のツツジはというと、品種によっては完全に枯れていて茶色。
真紅に染まる満開のツツジもあって、単なる赤一色程度に思っていたツツジが
今日はハッキリとその違いを見て取ることができた。
せっかくなのでツツジ園の中へと細い道を歩いて踏み込んで行く。
ぬかるんでいて滑るかも、と思っていたらさっそく立ちゴケ。
しばらく下ってうっちぃさんが大転倒。さらに自分がもっと大転倒し、
そのままウォータースライダーのように5mくらい滑って大滑落。
その後、下りてきたうっちぃさんを助けようとして2人とも大転倒。
もうどうしようもなく泥まみれになる。
こんな場所だから何ともなかったものの予想以上に滑った。
山頂に向けて林道を登り返し手洗い場で泥を落とす。
キャンプ場まで戻って大屋根の下でコーヒーブレイク。
雨は小雨ながらもずっと降り続いている。
11時17分、下山開始。
さっそくの林道は下山では足への負担もさほど無くスムーズに
およそ40分ほどで林道分岐へ。
そこからは来た道を少し戻って案内板へ。
下山は別のルートから下りるつもりだったので、
地図には無い外周ルートをトレースすべく歩くものの鉄塔が現れてまた詰む。
少々登り返して分岐に出たものの、ここは外周ルートじゃないと判断し、
もう少し戻ったところからやや道の荒れたあやしい踏み跡へと進むと
激下りに転じ、沢の流れる音が聞こえてきたときには間違えたことに気づく。

結局どこで間違えたのかわからず、来た道を戻るにはあまりにも急登。
ここで本来なら山での常識「迷ったら登り返せ」であるが、
だいたいの位置が分かっていたし、この道迷いをむしろ楽しむべく
沢に向けて下山し、竹谷(滝谷)に沿って通っている林道に合流し、
滝谷口を経てずいぶん遠回りして弘川寺駐車場に戻ってきた。
13時40分、下山完了。
ちょっとした尾根違いが大きく違う方向に行ってしまったのは確かで
これが時間に追われている山歩きであればぜったい登り返すべきだったであろうし、
そもそも論として時間が無ければ外周探しをして歩いてみようとは思わなかった。
GPSを持って来なかった時点で未踏のルートなのに甘く見ていた。
それでもいろんなハプニングがあってより楽しい山行きになった事は確か。
うっちぃさん、今日は本当にありがとうございました。

その他の画像は少しですが以下より。
Check [ 2011/05/28 21:42 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(26)

山岳保険と損害保険 

山岳保険にはいろいろある。
ネットで申し込めるもの、書類を書かないといけないもの。
登山中の自己のトラブルへの保障しか無いもの。
他人を(落石などで)怪我させてしまったときにも保障してもらえるもの。
加入者全体でシェアすることで保険金の保障支払い事案が少なかった年は保険料を安く抑えられるもの。
山岳保険は登山中の保障に特化しているために保険料が安かったりするだけで、
基本的には損害保険というものであり、保険各社が何らかの形でサービスしている。
中にはお出かけ前にネットで申し込んでスポットで保障してもらえるお手軽なものもある。
泊まりの遠征登山はもちろん、低山とていつ何時どんな原因で事故が起こるかわからないので
やはり年間を通じて保障してもらえるものに入っておきたいものだ。


屋外レジャー、保険で備える――ケガや物品損害など補償(賢実家計)
2011/05/07 日経プラスワン 11ページより引用

 登山にゴルフ、テニスに水泳――。
屋外でレジャーを楽しむ機会が増える季節になった。
外出する際に気を付けたいのがケガや事故などの思わぬトラブル。万一に備えて最低限の保険には入っておきたい。
補償の範囲や金額などをよく吟味して自分に合った保険を見つけよう。
 アウトドア用品販売のモンベル渋谷店(東京・渋谷)では例年、夏の登山シーズン前の隠れた“売れ筋”商品がある。
ハイキングや登山での事故に備えた保険だ。登山用品を購入したついでに、保険の契約をする顧客が多いという。

 「旅行総合保険」「お出かけ保険」「ゴルファー保険」。
国内でのスポーツやレジャーに対応する保険はさまざまな名称で販売されているが、
内容は「総合型」と「専門型」に分けられる。
総合型は国内旅行から週末のスポーツまで外出時を広く補償対象とする一方、
専門型は補償の内容や場面を絞り、特徴を打ち出している。
 総合型の補償内容は大きく3つに分けられる。
まず自分がケガをした場合の医療費。山登り中の捻挫やテニスでの肉離れといった運動中のほか、
スキーで宿泊した旅館でのケガも対象になる。
 次に他人にケガをさせたり、他人のモノを壊したりしたときに発生する損害賠償金の補償。
登山中にほかの人とぶつかりケガをさせたり、旅先で展示品を壊したりした場合などに使う。
 3つ目は自分の携行品に対する補償だ。旅行中にカメラを落として破損した、
テニスの試合中にラケットをコートにぶつけて割った場合などに、壊した物品の代金が支払われる。
 総合型のレジャー保険はインターネットで手軽に申し込める商品が多い。
あいおいニッセイ同和損害保険の「ちょこっとお出かけ保険」は、
出掛ける当日にインターネットで申し込めば直後から補償される。
1泊2日でケガと賠償のみの補償なら保険料は500円(インターネット契約割引後)からだ。
 もっとも「外出時のトラブル全般に備える」(東京海上日動火災保険)という総合型保険でも
補償の対象外となる場合がある。危険を伴うスポーツをしている場合だ。
 例えばハンググライダーや本格的な登山、ボブスレーなどは補償の対象外と明示している場合が多い。
特に登山は条件などでリスクが変わるため判断が難しくなるという。
少しでも不安に思ったら、自分の活動が補償の対象となるかどうか保険会社に確認したほうがよい。
 リスクの高いスポーツに対応する保険もある。
「山岳保険」は総合型の保険が対応していない、アイゼン・ピッケルを使った
登山や山岳スキーでの事故にも対応するため、根強い人気を誇る。
捜索・救助でヘリコプターを飛ばしたときなどに、その費用が補償対象となるのが特徴だ。
総合型で補償している日常のケガや物損にも対応する。
 屋外でスポーツをする機会が少ない人の場合には、補償内容を限った保険が割安で済むこともある。
 ゴルファー向け保険では、補償対象となるのはゴルフ場でのプレーや練習中のみだが、
ケガ、賠償、携行品の3つの要素すべてに対応できる。
さらにホールインワンやアルバトロスを達成した際にも保険金が出る。
記念品を配ったり植樹をしたりする費用も心配しなくていいというわけだ。
 週末のジョギングやテニスのケガが心配、という人向きの保険もある。
ブロードマインド少額短期保険(東京・渋谷)のスポーツ保険はレジャー保険で請求が多い、
加入者のケガに絞った保険だ。
趣味のスポーツが前提で、毎日活動する「選手」は対象にしていない。他人への賠償なども追加できない。
 レジャー保険に加入する前には、まず自分がすでに入っている保険を確認したほうがよい。
複数の保険に加入していても、事故に遭った際には手厚い補償の保険1つで
十分な保険金を受け取れる場合もあるためだ。言い換えれば加入済みの保険も役に立つ。
 例えば、他人にケガをさせてしまったときの賠償では、火災保険の個人賠償責任補償特約が使える場合がある。
都内に住む男性会社員はスノーボードで滑走中に別の男性に傷を負わせてしまい、
この特約に助けられたという。「マンションを借りる際に加入した保険。友人に指摘されるまで忘れていた」と振り返る。
 同様に医療保険などでもレジャー保険の機能を補うことができる場合がある。
クレジットカードの付帯保険も忘れがちだが、旅行中のケガやホールインワンで保険金が出るものもある。
万一に十分な備えをして、安心してレジャーを楽しみたい。
Check [ 2011/05/27 00:53 ] その他 | TB(0) |   コメント(0)

葛城山のツツジがついに満開! 

新聞各社一斉に葛城山のツツジの満開を報じています。
見頃は25日ごろまでとか。
25日ごろ?っていうと28日(土)はどーなんでしょうか。
そこんとこハッキリしてほしいんです。
晴れ渡った空の下のすばらしい写真はみなさん上手に撮ってらっしゃるので
もうこーなったら誰も撮らないだろう枯れたツツジでもよいか。
ちなみに土曜日の天候は雨予報。
もうぜったいレアな状況ですね。俄然やる気が出てきました。
こういうのをカラ元気っていうんでしたっけ?

葛城山つつじ情報(日替わり・葛城高原ロッジ提供)
http://www.katsuragikogen.co.jp/diary/bbs.cgi


続く夏日 染まる山
2011/05/20 大阪読売新聞 夕刊 1ページより引用

 大阪、奈良府県境の葛城山(959メートル)で、ツツジが見頃を迎えた。
山頂付近の斜面約15ヘクタールでは、ヤマツツジやミヤコツツジなどが一面を真っ赤に染め、
訪れた人たちが見入っている。
 国民宿舎「葛城高原ロッジ」によると、春先の冷え込みで、開花は例年より約1週間遅れた。
県内はここ数日、夏日が続いて一斉に花が咲いた。
ツツジは25日頃まで楽しめるという。

赤じゅうたんの山 葛城山でツツジ見ごろ 奈良、大阪府県境
2011/05/21 朝日新聞 朝刊 35ページより引用

 奈良、大阪府県境の葛城山(標高959メートル)で、野生のヤマツツジやミヤコツツジが見ごろを迎え、
山肌を真っ赤に染めている。
 山頂の国民宿舎「葛城高原ロッジ」によると、4月下旬の冷え込みで、開花は例年より遅め。
「ひと目百万本」と言われる花のじゅうたんを見ようと、ここ数日、ハイカーらが次々訪れている。
ただ、東日本大震災の影響か人出はやや少ないという。満開は23日前後で、25日ごろまでが見ごろという。
    *
 朝日新聞デジタルに動画

六甲山系 須磨アルプス (2011.5.21) 

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※左から、Takeshiさん、ちゃみさん、うっちぃさん、段取八分さん、キバラー

『今日の須磨アルプス』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分32秒)


<段八さんオリジナルコース>
 JR塩屋駅→旗振山→鉄拐山→高倉台→栂尾山→馬の背→東山→禅祥寺→高取山

※縦走路100%でもなくヤマコー地図の線のとおりでもなく。

暑さも、涼しさも、須磨アルプス

明石のラガーマン、段取八分さんツアー第3弾ということで、
いつも遠路はるばる明石から南大阪までお越しいただいている段取八分さん。
今日は圧倒的に明石から近いステージにて山登り。
今度は我々が遠路はるばる車、電車を乗り継いでやってきた。
最後にはバスにも乗車。

海がすぐそば。
まるで鎌倉の江ノ電の車窓のようだ。
須磨の海水浴場ではもう泳いでいる人も。
午前9時にJR塩屋駅に到着。
段取八分さんと電車でこられたTakeshiさんと合流してスタートする。
海が見える神戸らしい路地裏の坂道を登ったら
自然林豊富なハイキングコースを抜けてまずは旗振山を目指す。
天候は曇り。
海抜ほぼ0mからのスタートなので曇りでも気温は高い。
じりじりと汗をかいていく。
ドレミファ噴水パレスを過ぎて哀愁漂う須磨浦山上遊園を抜けて旗振山へ。
神戸らしい爽やかな老若男女の登山者がたくさん登ってきている。
旗振山からは山間に海が見渡せる。
遠くへ来た気分満点。
吹き抜ける風が心地良い。
しばしの休憩の後、下る。どんどん下る。
そしてトラバース、トラバース。
もうどこを歩いているかまったくわからない。
予習はあえてしてこなかった。
段八さんに着いて行くのみ。
鬼が出るか蛇が出るか。
出たのとこまかせのオンエアー。
堂々巡りをしているかのように思えたアップダウンのほとんど無い山歩きは楽しかった。
山陽新幹線、第二神明道路を跨いで急に開けてきて左右に展望が出てきたら
なにやら展望台のようなものが。
そこがいわゆる「おらが茶屋」だった。
ここまででもけっこう歩いたと思いきや、地図を見ると六甲全縦走路の20分の1くらいだった。
六甲全縦、自分には無理かも。。
おらが茶屋の屋上展望台にて360℃のパノラマ展望を眺めながら涼む。
10時半なのに腹ペコ。
カロリーメイトで行動食も摂る。
次は向こうに見える栂尾山を目指す。
何やら人が階段を登っているのが小さく見える。
ものすごく長い階段だとか。
うへぇ、踊り場あんのかな。。
一旦下山してベッドタウンの住宅街の中を歩く。
山というステージ、シチュエーションでしか会わないメンバーとコスチュームだけに
住宅街を歩いている事にものすごく違和感。
ここどこ?わたしダレ?
けどこの右も左もわからない知らない街に居るというのがまた良い。
転地効果があるかな?
ほどなく栂尾山への階段下へ。
まだまだ余力はあるのでせっせと登る。
思ったほど高くもないし、長くもなかった感じだ。
栂尾山の山頂も展望台があって、さっきまで眺めていた住宅街への展望がある。
そこからはまた自然林の中へ入って行き、岩登りチックなステージの後、
いよいよ今日の核心である「須磨アルプス」が眼前に広がる。
なるほど、ロックガーデンに比べると規模は遥かに小さいが個性際立っている。
長い補助階段を降りる雰囲気は、どこか海外にでも来たような感じがした。
グランドキャニオンの一部をアトラクションとして再現した、みたいな?
須磨アルプスを10分ほどで通過。。
そもそも「アルプス」っていう言葉の定義って何?
どんな状態をもってアルプスと呼んで良いのかとアタマ抱えてしまう。
最高の展望の場所があって記念写真を撮ろうと思ったら、
食事中の団体さんが居たので泣く泣く退散。
時間にして12時を少し過ぎようとしていた。
もうひと越え次の山「高取山」を目指そうとして下山をはじめていたが、
まだ一時間ほどかかりそうなのと、展望の良い場所があったのでそこでお昼を摂る。
下山を再開してまた住宅街の底まで下り、高取山を登り返す。
お昼を食べた後に登りはけっこうキツイ。
なんとか高取山のピーク近くまで登ってきたところで山頂は神社があって
登山者は入ってくれるな的な注意書き。
そこを迂回してちょっと下った広場でお茶タイム。
時間にして15時にもなり、次の予定の菊水山まで行く余力も無くなってきたので
全員一致で打ち切って下山することにした。
最寄りの神戸市バスの「堀切西」からバスに乗ってJR新長田駅まで。
けっこう停留所の数も多く時間がかかった。
JR新長田駅からは帰国の途へ。
当初計画のルートは半分くらいしか叶わなかったもののたっぷり歩けた。
みなさんありがとうございました。

その他の画像は以下より。
Check [ 2011/05/21 23:56 ] 六甲山系 | TB(0) |   コメント(38)

初心者向け山と高原地図 『はじめる山あるき』 昭文社 

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『はじめる山あるき』六甲山編 <昭文社>

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山と高原地図の初心者向け登山地図が新発売となり、近場の山の「六甲山」版が本日発売された。
通常版の山と高原地図より少し安い価格設定。(通常版900円→これ700円)
文庫本サイズのケースに収められた地図はなんだかカラフルで情報満載っぽい。
立ち読みで開いてしまうと元に戻せなくて焦るかもしれないので試しに買ってきた。
開いてびっくり、山と高原地図の約半分サイズ。
情報量はというと・・・えぇ~、汗;
これから山登りを始めようという方が、安心して確実に歩けるよう、
写真も豊富で色んな情報が満載。
山歩きノウハウであったり、立ち寄りスポット、六甲山あるきの持ち物だったり
アクセス方法だったり。
はじめて通常版の山と高原地図を見ると難しそうなのに対して、
こちらはというととてもとっつきやすく、まるで高校の教科書と中学の教科書みたいな
丁寧度合いが違う。
たとえばチャレンジコースの案内では、芦屋川駅~有馬温泉までが情報盛りだくさんで
はじめての六甲山がこの地図だけで完璧。
逆に、山と高原地図に慣れてる方からすると単なるフリーペーパーに見えてしまうかも。。

ちなみに、高座の滝周辺を通常の山と高原地図と比較してみた。

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山と高原地図(六甲・摩耶)より ※縮尺はロックガーデン周辺は1万分の1

20110518-1.jpg
はじめる山あるき(六甲山)より ※縮尺は2万分の1

他にどんなラインナップのシリーズがあって、結局どういう地図なのかについての詳細は以下より。
Check [ 2011/05/18 21:43 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

登山には自然と向き合うノウハウがぎっしり 

山登りの達成感・充実感は標高でも場所でもなければ名山であるからというものでもない。(はず)
その時にいかに何かを感じとって、それを驚きに変換できるか。
また、精神的にも楽しい山歩きができて心が満たされたかということ。
この方もそれを言わんとしてらっしゃいますね。

(野遊び大全)身近な山に登ってみよう 富山県立大学教授・九里徳泰
2011/04/02 朝日新聞 朝刊 7ページより引用

 神奈川県出身の私は、中学時代、よく見慣れた丹沢の大山(1252メートル)に友だちと3人で登った。
眼下に自分の住む街が見え、彼方(かなた)に相模湾がキラキラと輝いていた。
 以来、世界80カ国を旅した。ヒマラヤの8千メートル峰登山、カヌーでのアマゾン川下り、
北南米大陸人力縦断など様々な場所・方法で大自然と接してきた。
でも、大山から見た美しい情景は、30年たった今も忘れない。
 野外活動の基本は「山」。
登山には、自然と向き合うノウハウがぎっしり詰まっている。
まずは背伸びせず、身近な山をめざしてみよう。

 私はいつも
(1)登る山を選ぶ
(2)その山に登れるかどうかを判断する
(3)登山道具や食料など必要装備をそろえる
(4)当日までの体調管理、トレーニングに努める
――という四つのステップで計画を立てる。

(1)では、いわゆる百名山や、標高にこだわる必要はない。私の大山登山のように、近場の山だっていい。
(2)の見極めは重要だ。雨でも溶けない紙を使った登山地図を購入し、ルートとコースタイムを検討する。
 初心者は無理せず、往復3時間程度の山がいい。少し慣れれば、往復6時間のルートも可能になる。
 コースタイムは休憩時間を含まないので注意しよう。
 登山口までのアプローチも大きな検討材料だ。途中まで自動車やロープウエーで行ける場合もある。
 大山のときは、仲間と地図を見ながら、「このコースで登ろう」「いや、等高線が狭いから急な登りがしんどいぞ」
 などとわいわいやるのが楽しかった。
(3)の登山道具も大切なポイント。適切な装備が、楽しく安全な登山につながる。
 信頼できる登山専門ショップで相談して購入したい。基本は、衣食住の3点セットだ。
 「衣」は、足から頭まで気を配る。くるぶしまで覆う登山靴、ウールや化繊の靴下に、
ロングパンツ(ジーパンは雨にぬれると重くなり、乾きにくい)。
上は、吸湿・保温効果のあるアンダーウエアに長袖のシャツを着る。雨が降らない予報でも、雨具は必携だ。
防寒服にもなる。さらに手袋、帽子、サングラス……。地図とコンパスも身につけよう。
実は低山の方が目立った地形がなく、迷いやすい。
 「食」は、日帰り登山の場合、調理不要な「行動食」にする。
食欲がなくても食べられるよう、自分の好物を選ぼう。
腐らない、こぼれないものであれば何でもいいが、あめやチョコレートなど
糖分を含む甘い物は、すぐにエネルギーになる。
水分は大切。私は大山登山の際、ジュースだけで水を持参せず、のどがカラカラになる失敗をした。
最近は、コンビニのおにぎりとアミノ酸入りのスポーツドリンクが気に入っている。
(4)は、難しく考えなくてもいい。会社や学校などで、できる限り階段を上り下りする。
1週間続けただけでも、効果を実感できるはずだ。
Check [ 2011/05/17 22:11 ] その他 | TB(0) |   コメント(4)

金剛山 第245回 (2011.5.14) 

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文殊尾根の新緑

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カトラ谷のニリンソウ

登り:ババ谷ルート
   (ちょっとだけカトラ谷)
下山:ババ谷ルート


この週末はいろいろあって山に行けないところであったが、
午後から少しだけポッカリ時間ができたので一路金剛山へ。

14時ちょうどにババ谷をスタート。
午後からの登山は調子が出ない。
お昼を摂ってきたのにスタミナ不足な感じで足取り重い。
単独だと自分任せのペース配分なので甘えが出てしまって立ち休憩ばかり。
ババ谷ルートはわりと急登である。
そして複雑に分岐があって何通りもの歩き方ができる。
今日は山頂に向かっていちばん左側の少し遠回りのルートから。
メインルートではないので人には会わない。
やがてメインルートと合流すると下山してくる人がちらほら。
ババ谷ルートって文殊尾根に辿りつくまでは植林中心の地味なルートなのに
いつもわりと人に出会う。
文殊尾根に着くころには本調子が出てきてサクサク歩けるようになった。
自然林豊富な文殊尾根は、まばゆいばかりの新緑の盛りである。
上を見上げていると、ふと、木々の枝ってヒトの血管のようでもあるし、
カミナリのイナズマのようでもあるし、世の中のものすべてがプラズマで構成されているんだなぁ
と考え出すと5次元のサイエンスと言われている電気的宇宙論、プラズマ宇宙論に行き着く。
すべての万物は宇宙と繋がっている宇宙構造そのものだとどこかで聞いた。
昼下がりのやわらかい光が差し込むゆるりとした時間の流れを感じながら再び歩く。
今日は風もあって涼しく爽やか。
もう風は寒くない。
そんなこんなで一時間もかからずに山頂到着。

14時50分の山頂気温は16℃。
捺印を済ませて去ろうとすると捺印所の方から
「オオバヤシさ~ん、ちょっと渡すものが~」と呼び止められる。
「はい?わらしの事?」
オオバヤシって、ちょっとちが~ウ。
ちゃんとキバラーって呼んでくれないとわからないし?!
何事かと思ったら、登拝回数200回記念のメダルをいただいたのだった。
200回なんてずいぶん前の事なので、もらったかどうかすら忘れていた。
サプライズないただきモノは素直に嬉しかったです。
そういえばブログ「低山徘徊者の徒然日記」ののぶさんも貰ったと書かいておられた。
山頂広場ではついに「金剛さくら」が満開。
太陽が傾いて日差しがゆるくなってちょうど良い光の加減。
せっかくなのでカトラ谷にあるニリンソウの群生の様子を見に行くことにした。
カトラ谷ルートをけっこう下る。
また登り返しをしなければならない事がついアタマをよぎる。
ようやくたどり着いたところでニリンソウはというと・・満開でした!
誰も人が居なくて独り占め。
午前中に山に登る人が多く、今日もたくさんの人が見に来たと思うが、
太陽が西に傾きかけた午後3時過ぎがいちばんキレイじゃないだろうか。
さて登り返し。
下りてきた道を通らず、何通りかある別のルートから登り返し、
こんどは山頂を素通りしてババ谷ルートの登りとは別のルートから下山した。
短い時間であったが、ゆったりした静かな金剛山を楽しめた。

その他の画像は以下より。

大峰奥駆修行のDVDが金峯山寺にて発売中! 

金剛山に次いで大峰ファンの自分にとって、このDVDはとても気になるところです。
吉野から始まる大峰奥駆道をスタートから歩いてみたいとも思っている次第です。


大峯奥駈修行 DVDで体感 断崖や難所75キロ 6日間の記録
2011/04/07 大阪読売新聞 夕刊 8ページより引用

 ◆金峯山寺が作製 
 奈良県吉野町の金峯山(きんぷせん)修験本宗総本山・金峯山寺は、
大峰山系を歩き続ける「大峯奥駈(おくがけ)修行」を紹介するDVDを作製した。
7世紀後半に役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたとされる修験道。
「頭ではなく、体で感じることが大切」。
その教えは、脈々と修行に受け継がれている。
 修行は、大峯奥駈道約170キロのうち、金峯山寺から前鬼山(ぜんきさん)までの
約75キロを5泊6日の日程で歩く。
毎年6月に行っており、一般参加を受け付けている。
道中の山上ヶ岳が女人禁制(にょにんきんせい)のため女性は参加できない。
 修験道への入門編として作製したDVDは、2009年の修行を収録した。
参加者は約30人。初めての人は「新客」、経験者は「度衆」と呼ばれ、「奉行」の僧らが指導する。
起床は午前2時30分~4時。高さ1700メートルを超える山々を10時間以上、山伏の姿で歩く。
 2日目。命綱をつけた新客が断崖から身を乗り出し、約100メートル下をのぞき込む。
「西の覗(のぞき)」だ。「社会のため、家族のために尽くせ」。
奉行から懸命に生きるように諭され、大声で返答する。
 連日、急な坂や岩がそそり立つ難所が続く。
一行は「懺悔懺悔(さんげさんげ)、六根清浄」と掛け念仏を唱え、はい上がっていく。
新客が足の運びを間違えると、奉行が「命いらんのか」と叱責した。
 満行を迎えた若い新客は「自然の厳しさと神仏の加護を肌で感じた。
心が変われば、態度が変わり、人生が変わることを学んだ」と話した。
 修行の大先達(だいせんだち)を務める金峯山寺の田中利典(りてん)執行長(しぎょうちょう)は
「生活が便利になって神仏への素朴な崇敬が失われ、精神的に満たされない人が多くなった。
山での修行には、その喪失感を満たすものがある」と話している。
 DVDは55分。3500円。問い合わせは同寺(0746・32・8371)へ。
 
 〈大峯奥駈道〉
 吉野から熊野まで紀伊半島を南北に貫く山道。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の一つ。
修行では、山上ヶ岳や弥山(みせん)、釈迦ヶ岳など75か所の霊峰や行場「七十五靡(なびき)」で、
勤行や護摩行などを行う。
 
 写真=神仏が宿るとされる行場で勤行する山伏姿の参加者たち(金峯山寺提供)
 写真=大峯奥駈修行を記録したDVD

※写真は引用していません。
Check [ 2011/05/11 20:33 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(8)

O.T.inc.「ストライク・アラート」 

20110510.jpg
ストライク・アラート

机のひきだしの奥から出てきたポケベルみたいなヘンなヤツ。
コレ、いったいいつ頃に買ったんだろう?と
取扱説明書の裏ページの保証書を見たら2005年8月となっていた。
以前、山のまこまささんのブログ「山と楽人の旅」でも取り上げられてらっしゃったが、
自分的には役立ったことがないのでブログ記事として書くには至らなかった。
役立たなかったのは使うシーンが無かったからかも。
思えば2005年なんて他にやりたいことだらけで山に登るなんてことは想像すらなかった。
山登りを初めてからも近場の金剛山ばかりで、山で丸一日時間を取られてしまうのが惜しかったくらいなので
午前中にささっと登って午後からは別の事に時間を当てるというかんじ。
雨が降れば山に行かないし、雷の心配もしたことがなかった。
それがここに来て、せっかく山に行くのに丸一日遊ばないともったいない、なんてことになって
今年あたりは遠征登山もちらついてきている。
そんな時のためにもあらゆるリスクの想定をしておきたいもの。

登山において、
クライシスマネジメント(危機事態の発生後の対処方法に関する点が中心の概念)としてのグッズが、
ツェルトやエマージェンシーシートや非常食、etc
であるとしたら、
リスクマネジメント(危機事態の発生を予防するための方法等の概念)としてのグッズが、
GPS、通信機器、熊撃退スプレー、そしてこのストライクアラート、etc
のようなものになるだろう。

ストライクアラートとは「雷接近警報機」である。
雷がどれくらい近づいてきているか、避難しなければならいかがわかる道具で、
ゴルフ場などでも実際に使われているもの。
「ドキュメント気象遭難」(羽根田 治著)等の実例を読むと、
アルプスなど森林限界を越えた稜線はもちろんのこと、
まわりに高い樹木があっても、1/20の確立で雷に撃たれるとか。
個人的には、金剛山でものすごく怖い経験をしたこともある。

雷に関する間違った常識

・落雷直後に次の落雷までは少し時間が開くということは無い。
  =15~16秒後が多いが、0.1秒後にも落雷する。

・金属類は身につけていても雷を引き寄せるわけではない。
  =むしろ、雷電流の多くが金属に流れる分だけ人体を流れる電流が減って生存確率が上がる。

・まわりより低いところや、立木から少し離れた所が安全というわけでもない。
  =山ではどこにでも落雷するもの。本当に安全な場所は避雷設備のある山小屋と洞窟の中だけ。

・人間の五感では落雷危険域の接近を感知できない。
  =髪の毛が逆立って空気が静電気を帯びたようにビリビリと感じとれる人もあるようです。

・雷鳴が聞こえない場所にも雷は突然落ちてくる。
  =これは自分も経験したことがある。
   雨が降りそうで降らない静まり返っているとき、突然、至近距離にドカーン!と。

 ・雷鳴に気づいた時にはすでに雷の射程圏内にいる。
 ・雷からの避難は、雷鳴が聞こえる前が原則。
 ・徒歩では、まっすぐ近づく雷雲(時速5~40km)から逃げられない

※あおば屋の商品紹介ページから抜粋引用あり。

<雷からの避難姿勢>
 両足を揃えてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。

今度こそ役立てたいけど、こんな機械に任せていてホンマに大丈夫なんだろうか?
それどころかすでに電子機器だらけで、肝心な登山用アナログな道具や食料・水などの
基本的なものをちゃんと持っていけるのか?そっちのほうが問題だ。
Check [ 2011/05/10 21:44 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(2)

大峰山系 釈迦ヶ岳 (2011.5.7) 

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釈迦ヶ岳にて
※左から、Takeshiさん、うっちぃさん、キーコさん、段取八分さん、yossiさん、キバラー

『今日の大峰山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分30秒)


<ルート>
十津川側太尾登山口-古田の森-千丈平-釈迦ヶ岳-深仙ノ宿-千丈平-登山口


いつも六甲山を案内していただいいてお世話になっている明石のラガーマンこと、
段取八分さんに、大峰山脈を案内させていただくべく第一弾として
楽しみながら比較的楽に歩ける登山道として「釈迦ヶ岳」を選んだ。

午前10時10分、十津川側の太尾登山口をスタート。
登山口はすでに1300mを越える高所にあるので少し寒いくらいだ。
登りだして20分もすると稜線に出る。
あとは横移動が中心で最終的には高度を400mほど上げて
釈迦ヶ岳のピーク到達するという、まるで登山と言うより
ライトハイキングな感覚で楽チンそのもの。
金剛山の寺谷ルート並かもしれない。
バイケイソウの葉があちこちに目立つ。
最初はガスっていたが、その流れは早く、徐々に吹っ切れていく。
西側から展望が開けてくる。東側は真っ白で何も見えない。
辛口のコースタイムと言われている山と高原地図での所要時間2時間となっている。、
12時00分~12時30分くらいの間に着けたら良いなぁと思っていたら、
1時間50分後の12時ちょうどに釈迦ヶ岳山頂に到着。
釈迦ヶ岳山頂では30分間の滞在。
ガスったり、吹っ切れたりの繰り返しではあるものの、
吹っ切れた際には孔雀岳、仏生ヶ岳、そして1693mピーク、
そして3日前に登ったばかりの七面山、アケボノ平を望む展望が見渡せる。
孔雀岳に行ってみようかという案も上がったが、時間的にも遅いことや、
釈迦ヶ岳を出てすぐの難所がガスで覆われていたりで取り下げとなり、
「深仙ノ宿(じんせんのしゅく)」を目指すことになった。
笹で覆われた大峰奥駆道を濡れた岩等で転倒しないよう
注意しながら高度を下げていく。
釈迦ヶ岳山頂を12時30分に再スタートして30分後の
13時ちょうどに深仙ノ宿に到着した。
ガスっていて東側はあいかわらず何も見えないまま。
約一時間ものお昼休憩は楽しく盛り上がった。
14時10分、下山開始。
来た道を戻るのではなく、山と高原地図の破線ルートを辿り、
千丈平の水場の近くに合流するのが目的。
最初から踏み跡がわかり辛く、途中でルートをロスト。
実際より50m以上も下っていた。
しばらくバリエーションを楽しみながらトラバース。
深い谷に阻まれてからは尾根伝いに登り返していったところ明瞭な踏み跡を発見。
登り基調で歩き続け、ワイルドな木製の橋を渡ってしばらくすると
キャンプ適地、そして水場、午前中通ったルート上に出た。
あとは来た道を戻るだけ。
曇り空のお陰で照りつける太陽はおろか、日焼けすることもなく、
涼しく爽やかでどこまででも歩いて行けそうな気分に浸りながら登山口に下山完了。
時間に追われることのないソフトな山歩き、体力にも十分な余力を残し、
お昼のゆっくりとした時間を過ごす今日のような登山も好きだなぁ。
みなさん、楽しい一日をありがとうございました。

その他の画像は以下より。
Check [ 2011/05/07 23:57 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(27)

大峰山系 七面山 (2011.5.4)  

20110504-7.jpg
大峰山系 カラハッソウ谷にて 左から、うっちぃさん、中村さん、キバラー

『今日の大峰山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分33秒)


<ルート>
林道ゲート(8:35)-林道終点(11:00)-カラハッソウ谷(11:20)-神仙平(12:15-12:50)-大峰奥駆道(13:30)-
楊枝ノ宿小屋(14:00-14:20)-P1693七面山分岐(14:40)-七面山(東峰)(15:35)-
七面山(西峰)(16:00)-アケボノ平(16:15-16:35)-七面山(西峰)(16:50)-
七面尾の鞍部(分岐)(17:25)-七面山登山口林道合流(17:25)-駐車場(18:40)


道の駅「かなん」からのアクセスに車で2時間。
国道168号を延々と南下し、五條市役所大塔支所前から約30分の山道。
山ひとつ分登り切ってヘリポートをピークにどんどん下って移動にも疲れが出てきた頃ようやく到着。
七面山の登山口までの間にある林道ゲート前8時35分にうっちぃさん、中村さんと3名でスタート。
かつては七面山登山口まで車が通れたらしいが落石が多く、現在では手入れもないので通行困難。
そのため、林道手前のゲートから歩かなければならない。
1時間少々の林道歩きの後、七面山登山口に到着したが、
カラハッソウ谷から登る予定なので登山口をやりすごし、さらに延々と林道を最後まで詰めた。
林道歩きは舗装路、未舗装路の繰り返しで所々に大きな落石。
たまに滝があったり、展望が良かったりするものの、平和すぎて
さすがに3時間も林道を歩いていると、今日のメインの山歩きは林道しか印象に残らないかも?
という心配をしたほどだ。
林道終点に到着したのは11時ちょうどでスタートしてから約3時間後のことだった。
林道終点からすぐには入渓せず、しばらく森の中を歩いて20分後、取り付きやすいポイントからようやく入渓。
沢は枯れ沢で表面上は水は流れてはいない。
この沢こそが下流に遭難多発危険ゾーンの「地獄谷」を越えたカラハッソウ谷の上流である。
太陽の照りつけと下からの反射で日焼け必至のステージだ。
これからの季節は朝早い時間に入渓するのが良いだろう。

カラハッソウ谷の枯れ沢あるきは幅広で大きな岩もなく、好きなところを好きなように歩けて楽しい。
どんどん上流に向かって詰めていくと沢は大きく二俣に別れている。
神仙平のある右の沢(大きな木の切り株のほうへ)を進んでいくとさらに小さく二俣。
それも右へ進入するとすぐに沢が詰のきたので右手に取り付いて登っていくと神仙平の丘が見える。
登りきってみると絶景の展望が目の前に広がる。
まだ冬枯れした景色なのは惜しいが、新緑はもちろん、紅葉の季節となるとまるで桃源郷ではないだろうか。
反対側に目をやると大峰奥駆道のある稜線がカール状に迫るのが美しい。
神仙平のできるだけ上の平なところまで登って絶景を眺めながらお昼にすることにした。
朝5時前に朝食を食べたきり行動食を摂ることも忘れ、気づいたら神仙平で空腹感が最高となり、
7 時間後の12時過ぎにようやくお昼にありつけた。
林道歩きの印象が濃かったが、カラハッソウ谷とこの神仙平の絶景がそんな印象をすべて塗り替えてくれた。
うっちぃさん曰く、長い林道歩きというハードルが、簡単には人を近づけなくしていて、
それゆえに貴重なものとして存在しているのかも、と。なるほどそのとおりだなぁ。
40分ほど休憩して再出発。
稜線上のコルを目指して傾斜のなだらかな所を選んで登っていく。
今日の先頭はずっとうっちぃさん。
途中浮石があったりする部分もあったが獣道を上手く選んでくれて難なく大峰奥駆道に合流できた。
奥駆道に出るとさっそく登山者のご夫婦と出会う。
お約束のように、どこから来たのか、これからどこへ行くのか、というような話をする。
楊枝ノ宿から釈迦ヶ岳まで片道3時間もかかったとか。
大峰山系の山と高原地図のコースタイムは辛口で、かなりハイペースで歩かないと
実際はにもっと時間がかかるということで思いが一致。その後も単独の若い青年や単独女性ともすれ違う。
楊枝ノ森を越えて七面山や仏生ヶ岳が望めるひらけたところに出たところで「楊枝ノ宿小屋」が見当たらない。
仏生ヶ岳のほうに向かって進むもそれらしきものがない。
手前に小さなポッコリがあるものの道は下っており、これ以上先へ進むと仏生ヶ岳への登りになってしまいそう。
先ほど話したご夫婦は、確かに小屋で泊まったような事を言っていた。
地図やGPSを確認すると今、小屋の前に居るような状態になっているのに確認できない。
七面山から遠ざかって行くがダメ元でもう少し進んでみる。
と少しヤバそうなトラバースを越えてポッコリの裏側に廻ってみたるると陰に隠れているかのような場所にて発見。
登山者も数人居た。
小屋からそこから4分ほど下ったところに水場(2箇所)があり、水が潤沢に出ているとの情報を得た。
と、ここまではザックをデポして水場までダッシュで汲みに行く余力は十分にあった。
休憩がてら地図を確認し、仏生ヶ岳まで行くかどうか話し合う。
この先、七面山にアップダウンがありそうなのと、あの急峻な崖のある東峰に登らなければならないようなのと、
仏生ヶ岳ピストンは、さきほどのご夫婦は小屋から一時間もかからないと言っていたが、
裏をかえせば一時間近くかかるわけで、それを往復するとなると下山時に林道に出るまでに日没となる可能性もある。
時間面、体力面を考えて仏生ヶ岳行きを断念することにした。
楊枝ノ宿小屋からは七面山に向かって奥駆道を来た方向へ戻る。
さっき小屋に居た人によると、奥駆道から七面山への分岐はわかりにくいとのこと。
山と高原地図では名の無いピークから数十m下がったところにルートがあるような事が書いてあったので、
100mほど登らないといけないピークは極力避けたくてGPSを見ながら巻いてみるものの
西側斜面が急なことに加えて立木も多く断念。結果的にピークまで登ることになった。
過去の登山歴豊富な中村さんは、最初からピークに登るべきで、そのほうが稜線が見つけやすいと言っていたが、
それは正しいことが証明された。
それにしてもこの名もない1693mピークの登りで疲れが溜まってきているのを認識した。
1693mピークからは下り基調ではあるものの、ピンクのリボン等を頼りに歩かないと迷いそうなステージだった。
ようやく七面山の東峰が目の前に現れる。地図を見るとこれを登らずには行けそうにない。
この高さ100mほどのコルまでへの登りはけっこうきつかった。
七面山に来ておいてピークを踏まないわけにはいかないのでさらに東峰ピークまで登る。
展望も無いので写真を撮ったらすぐにまたコルまで降りる。
次はルート上の西峰へと向かう。また登りとなる。
西峰は、アケボノ平と登山口への下山ルートとの分岐点である。
時間にして16時。下山に3時間くらいかかると想定するとアケボノ平行きは厳しいかな?としばらく検討する。
西峰から釈迦ヶ岳が見渡せたので双眼鏡で覗いてみると、小さいながらも釈迦如来像を確認できた。
せっかくなのでアケボノ平に行くことにした。
地図上のコースタイムでは25分となっていたが、実際には15分で行けた。
アケボノ平は神仙平とはまた違ってすばらしい場所だ。またまた桃源郷。
釈迦ヶ岳、孔雀岳、仏生ヶ岳の山稜を眺めながらしばらく休憩。
20分ほど休憩した後、いよいよ下山に向けて再出発だ。
下山ルートのある七面山西峰に向けて登る。
これって最後の登りだよね?と確認しながら登るものの一歩一歩がきつい。
ようやく西峰に戻ってきたところで息を整えて下山開始。
うっちぃさん、なかなかのハイペースで付いていくのがやっと。
大峰の鉄山の山頂付近を思わせる張り巡らされた木の根っ子やシャクナゲだらけのステージ。
アップダウンを繰り返しながら進む。もう、ちょっとした登りがいちいちきつい。
ようやく七面尾の鞍部(コル)に出てからは植林地帯のつづら折れで一気に高度を下げていく。
フワフワした杉の枯れ葉の積もった路面が足に優しくて歩きやすい。
うっちぃさん、ナニカから逃げるかように速く、追いつけないまま、
一気に300mもの高度を下げて七面山登山口である林道に下山完了。
あとはダラダラと約一時間、ひたすら林道を下って下山完了。
行動時間約10時間という長丁場であったがとても充実した山歩きができた。
うっちぃさん、中村さん、ありがとうございました。

その他の画像は以下より。
Check [ 2011/05/04 23:25 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(38)

金剛山 第243回 (2011.5.3) 

20110503-0.jpg
細尾谷ルート(通称:シルバールート)にて
※左から、キバラー、Takeshiさん、kosiziさん、katsuyukiさん、ぱろやんさん、キーコさん、yossiさん

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分53秒)


登り:細尾谷ルート(通称:シルバールート)
下山:香楠荘尾根ルート


今日は金剛山で年に二回ある祭りの日。
秋のもみじ祭りに対して、さくら祭。
年によってはさくら祭りの日に花を咲かせる国見城址広場の金剛さくらはまだ開花せず。
全体的に花の開花が遅れているのはどこも同じのようだ。

GWの真っ最中に祭りがあるので駐車場はどこも満車が予想されたので、
確実な府営駐車場に集合した。
10時前にスタート。
金剛山の大阪側(百ヶ辻側)で久しく登っていないルートということで
細尾谷(通称:シルバールート)で登ることになった。
メンバーは当ブログに良く出ていただいている総勢7名という大所帯。
たとえどんなやさしい山でも短いルートでも
これだけ集まれると仲間ってありがたいなぁと思う。
Takeshiさん、yossiさん、キーコさんは六甲以来、
ぱろやんさんは龍門山以来でなんと!金剛山を一緒に登るのは初めて。
kosiziさんとは先日の大峰山稲村ヶ岳で一緒に登ったばかり。
katsuyukiさんとは槇尾山以来。
自分と一緒に登る時以外もみなさんはそれぞれのスタイルで山登りを楽しんでおられる。
道中、花に詳しいkosiziさんから今咲いている花をいろいろ教えていただく。
しかし、ほとんど名前を忘れてしまった。

金剛山頂11時20分の気温は11℃で少し寒い。
山頂はいつになく賑わっていて捺印してもらうのにも待ち行列。
国見城址広場に行ってみるとすでに大勢のギャラリー。
みーさんが受付にいらっしゃったが忙しそうなので声かけれず。
弁当引換券をもらって下の広場で交換。
ピノプランのテントではブログ「金剛山愛」のまさ吉さんが手伝いをされていた。
国見城址広場の上で食事を済ませてウロウロ。
音響スタッフのテントには金剛山公式ページの管理人のまっくんさんと
奈良の爺々さんがいらっしゃったのでご挨拶。
その後、上の広場で休憩をしていると奈良の爺々さんが
わざわざ登ってきてくださってしばらく談笑。
katsuyukiさんも久しぶりのご対面とのことで楽しそうにお話しされていた。
大先輩の爺々さんとゆっくりお話ができたのは今回が初めて。
ありがとうございました。
その後、kosiziさんの案内で花を見に行き、香楠荘尾根にて下山。
短い時間であったが、今日も楽しい山での時間を過ごせた。

その他の画像は以下より。

金剛山+葛城山のW登山がブーム?! 

金剛山と葛城山を掛け持ちで登ろうという発想は、自分の場合、
 ・繰り返し金剛登山で十分慣れてきたこと。
 ・葛城山の燃えるように真っ赤なツツジを見たいけど金剛山登山回数捺印もしたい。
という欲張った思いから個人的に「W登山」と呼ぶ山歩きのルーツになっている。
最近出会った女性もそうだったが、今やふつうに金剛山・葛城山を掛け持ちで登る人も多いようだ。
二剛会」という山の会が二上山~金剛山(岩橋山はスルー)を月一回登るという事をやっている。
慣れてくると一般ルートでの金剛登山だけでは時間的にも短かくて物足らなくなってくるのも事実。

こんな新聞記事がありました。

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
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カウントダウンタイマー
第43回チャレンジ登山大会
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プロフィール

こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中

ヤマ仲間
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