生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第233回 (2011.1.29) 

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「岩井谷の頭(862m)」にて ※左から、katsuyukiさん、arajinさん、キバラー、中村さん

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分34秒)


登り:サマーハウスルート(初)→岩井谷の頭→釜谷(沢)→松の木ルート→
   タカハタ谷ルート→二ノ滝→千早本道→山頂→香楠荘
下山:黒栂尾根ルート


ピークハント&ルートファインディング、登って下りてを繰り返し、
金剛山大阪側ルートを縦横無尽に歩き尽くした。


金剛山の未踏ルートである「サマーハウスルート」攻略と、
バリエーション&ピークハントを楽しむとなると、
中村さん、arajinさんをお誘いしないと後で何を言われるかわからない。(笑)

午前8時、まつまさ駐車場スタート。
まずは車道まで戻り、沢の対岸に移る。
そこからサマーハウスまで沢沿いを歩く。
サマーハウスとは、昔、夏場に泊まりこみで金剛山に登るため?の、
いわゆるプレハブの貸し別荘みたいなものだとか。
今でも使われているのかどうか不明であるが、かなり簡素な作りである。
そのサマーハウス群の裏側に道がついている。
このサマーハウスルートは、15年くらい前の山と高原地図には破線ルートで描かれている。
それほど難なく尾根に取り付いて、登山道らしい道がはっきりついている。
今はほとんど歩く人が居なくなったような様子ではあるが、
その理由として、黒栂のカトラ谷へ行くのとは反対側に
立派な林道が作られてしまったからではないかと思われる。
林道がなければ清井山を経由して、金剛山頂へスムーズに行ける。
林道が登山道を遮って障害物になってしまったので、
これを乗り越えるとなると興ざめの気分になるのだろう。
さて、サマーハウスを機嫌良く登ってきたところで
杉尾谷(古い地図ではフロノ谷となっている)を巻くところから
ルートを外れ、尾根に登ってみた。
そこからはバリエーションである。
サマーハウスルートを忠実に歩かなかったのは、
「岩井谷の頭」(682mピーク)を踏みに行くためだ。
結局、林道まで登り切らないと行けそうにない事が判明。
こんなことならサマーハウスルートを教科書通りに歩いてみるんだった。
林道に取り付いてからはしばらく横移動し、「岩井谷の頭」に取り付くポイントを探す。
最も最短で行けそうなところから林道へ下りる。
すでにarajinさんの地図とコンパスによる読図とGPSによる現在地確認
の合わせワザをフル活用し、どんどんピークに向かって詰めて行く。
9時55分。林道から約30分ほどでついに「岩井谷の頭」に到着した。
予想通り植林地帯の中なので、これといって何があるわけでもなかった。

少し休憩の後、再び林道に向かって戻る。
来るときは尾根を忠実に来たが、帰りは歩きやすそうな幅広の谷を登りつめた。
結果として帰りに歩いたルートが最も楽だった。
林道に戻ると、登り始めてすでに2時間半経過。
清井山経由、セト経由で山頂に登るか迷ったが、計画通り釜谷の沢を詰めてみることにした。
ひたすら「まつまさ」のほうに向かって下山する。
この林道、黒栂まで戻るだけでもやたら長く感じた。
11時ちょうど、釜谷の入口に到着。
すぐに左手に「釜谷尾根ルート」の取り付きがあったがスルーして、そのまま沢を詰めてみる計画だ。
最後は当然、松の木ルートに合流するはずだ。
沢の左手を延々と登って行くと、昔は登山道か何かだったと思われる舗装の跡が見られた。
最終的には沢に降り、沢を登りつめていくとかなり急勾配になってきたのでアイゼンを装着する。
黄色と赤のテープがあることから、誰かが歩いているはずだ。
その急勾配、少し登ったところで、いくらアイゼンを付けていても登れないほどになり、
右手の植林へ移るも困難を極め、かなりの急登を登ってようやく松の木ルートに登りついた。
松の木ルートの倒木の大きな根っこを迂回する場所に出たことになる。
釜谷を登り始めて40分後の11時40分の事であった。
松の木ルートからカトラ谷へつながる枝道があるはずなので下山方向に向かって探すも、
どんどんタカハタ側の谷と高度差が開いてきたので、おかしいことに気づき、
また松の木ルートを登り返す。
タカハタ谷ルートへの枝道は、釜谷から登りついた場所よりもさらに上にあった。
さすがに疲労の色が濃くなってくる。
タカハタ谷ルートに合流後、ツツジオ谷ルートとの分岐地点までどんどん下山する。
分岐点の丸太橋にたどり着くと、二ノ滝の氷瀑を見るため、今度はツツジオ谷ルートを登り返す。
12時35分、ようやく二ノ滝に到着。
見事に凍っている。。これは圧巻。
もみじ谷ルートの大堰堤は人工物であるが、こちらは自然のままの姿が凍っていることになる。
写真を撮ったりして休憩の後、二ノ滝の上からトラバースし、13時ちょうど、千早本道に合流した。
登り始めて5時間経過してるのに、まだ五合目付近であるわけだから悲しくなる。
疲れきったカラダに千早本道の登りはきつかった。
13時30分、金剛山頂に到着。

捺印を済ませて、お昼をもう山頂売店で食べることになりかけたが、
たばこの煙も気になるし、arajinさんが香楠荘で食べたことがないということから、
香楠荘行きに決定した。
山頂からは登りがあったり下ったりで約30分。
14時ちょうどにようやく昼食にありつけた。
下山ルートはすんなり決まって、黒栂尾根ルートで下りることになった。
一時間ほどの休憩ののち、香楠荘を後にする。
再び金剛山頂まで戻ってきて、青崩道を少し行き、セトの手前の黒栂尾根取り付きから下山開始。
なかなかの急登ぶりであるが、雪が深くてクッションになる。
今日はスパッツを装着してきたので靴の中に雪が入ることもなく快適に下山できた。
林道まで下山すると、何やら大工事をしている。
登山道がすっかり潰されてしまって、林道がさらに黒栂谷の上に向かって開拓されていってる。
工事によるこの変わりようは山が壊されていってるようで、はっきり行ってショックだった。
千早本道のフロノ谷も工事しているというし、タカハタ・ツツジオも工事するとかしないとかであるし、
金剛山の大阪側、なんかもうズタズタにされてる気分。
このままだと金剛山への気持ちが遠のきそうだなぁ。
登るとしたら今後は水越側からのルートの比重が高まりそう。

その他の画像は以下より。

OSPREY(オスプレー)「マップラップ」 

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OSPREY(オスプレー)「マップラップ

前回の山登りでは、9人中5名がOSPREY(オスプレー)社のザックだった。
今のオスプレーのザックは快適すぎてなかなか離れられないでいる。
いいかげん32リットルでは役不足なのが分かっているのだから、
次に買う山グッズはまず40~50リットルのザックが最優先だろうう。
さぁ、いつになることやら。。
そんなわけでオスプレー社の製品には個人的に信頼を置いている。

マップケースといえば、以前、SEA TO SUMMIT社の「ウォータープルーフ・マップケース(S)
というのを買って、当ブログでも紹介したりもした。
なるほど防水にかけては水没しても平気なスペックを誇る。
しかしマップケールたるもの、さっと取り出せて、かつ、決して邪魔であってはならない、と思う。
ところがウォータープルーフ・マップケースは頑丈すぎて重く、首にぶら下げるにしても邪魔で
どうにもこうにもかさばった。
そんなわけで、軽い山行きではついつい横着して、インクジェットプリンタで印刷した地図を
四つ折りにしてポケットにつっこみ、毎回使い捨て感覚で使っていた。
山歩き途中でボロボロになってしまうというお粗末さ。
下山完了時にはどこにいってしまったかわからなくなることも。(ーー;

このままではいけないと思っていたら、katsuyukiさんが良いものを使ってらっしゃった。
大阪府は富田林市に本社を置く、ISUKA(イスカ)社のドライマップケ-スがそれだ。

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くるくると巻物のように巻いて、あとはザックにぶら下げて置けるというもの。
これは便利そう!Good Job!もうこれしかない!と鼻息荒く好日山荘に行き現物を触ってみたところ、
ん?アレ?どうも自分には何かが違う・・・。
透明のナイロン部分の材質もさることながら、全体が硬めな印象。
100均品質とは言わないまでも、なんかパリパリしてる。
機能的には理想的ではあるのだが。

そこでさらにその他の類似品を物色したところ、みつけたのがコレ。
たまたまザックと同じメーカーのオスプレー社のものだった。
これはというと三つ折りタイプ。
三つに折りたためるのなら、ロール状にできそうなものだができない。
こちらはISUKAのと違って材質がなんといっても柔らかい。
まるでタオルでも持つかのようにしっとりしなやか。。
そんなわけで即決で買ったわけである。
それからというもの、慣れた金剛山に行く場合でも山と高原地図と二万五千分の一の地図を
これに入れて常備している。
しかもザックの外側に装備しているわけであるが、付け足し感がなくて溶けこんでいる感じ。

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止水ジッパーになっている。

しかし、世の中に完璧なモノなど存在しない。
これには決定的な欠点があった。
あろうことか・・・、いや、あり得ない・・なんで?と疑いたくなるような仕様。
A4サイズが入らない!(T T)
プリンターで印刷したものってふつうA4でしょ。
ところがこれはというと、A4サイズよりも5mmほど短辺側が短い。
米国のレターサイズか何か知らないけど、これを日本で売るのはどうか。
端を折り返さないと波打ってしまって平らに収まってくれないのだ。
落ち込んだ。。
ただでさえ端っこを折って収納するというのに、三つ折り仕様なので取り出した時には折れ折れのヨレヨレ。
これが巻物式になったISUKAのだと取り出しても型崩れなし。
やっぱりISUKAのほうがイイッスカね。(←ここんとこ注意)

金剛山ガンドガコバ林道「越口」からのバリエーションの検証 

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※「滝」の位置に誤り判明。もう一つ上流の左又でした。

先日の9名での金剛登山の後半、
前からずっと気になっていた所を確認に行った。
ダイトレ林道の「越口」近くにある水オロシ谷の上流の沢を跨ぐ
橋を越えて林道らしきものが続いているようだったから。
最新の「山と高原地図」にも、はっきりと林道が途中まで付いているのがわかる。

「越口」で6名と分かれ、残りの3名で橋を渡って進むことすぐに
ちょっとした藪が立ちはだかってひるむ。
足あとは藪の手前で止まっていて、何やら用を足し場のような感じ。
ひどい藪ではなかったので、そこを乗り越えると幅広の林道が廃道よろしく続いていた。
それにしてもあんなに賑やかだったのにみなさんと別たら急に寂しくなった。
一気にテンション激下がり。
廃林道を道なりに最後まで詰めてみると、そこから登れるような雰囲気ではなく自然と谷に下りた。
谷をしばらく行くと大堰堤。
左から巻いて乗り越えると、もみじ谷を思わせるような幅広の沢が広がっていた。
いい感じで歩を進めて行った先には、大きく二股に分かれる谷が。
左又は妙見の滝を思わせるような滝が。
右又はガレた谷になっていた。
左又を登ろうとすると少々危険が伴うので大きく巻くしかない。
ただ左又を進むと太尾塞のほうに行くだけだと思ったのでパス。
(というか登りに使えるかもしれないと思ったルートなのでこっちに行ってみるべきだった)
右のガレた谷のほうがそのまま普通に登って行けそうだったのでそちらに進んだ。
だんだんと傾斜が急になってきて、
今冬、アイゼン無しのフラットトレーニング?!に励む中村さんにはかなり厳しそう。
ただでさえ6リッターの水を入れてのボッカトレなのに。
四つん這いでなんとか登れるかという急登になってきたが、
安全のためにkatsuyukiさんにトップロープをお願いしてザイル確保をしていただいた。
一箇所にとどまらず、少し登ってはまた確保の繰り返し。
高度を上げてくると、こんどは大きな階段上に山抜け防止工事されたステージ。
中央部には水を流すためのU字溝がある。
ここまで来れば大丈夫だとおもったら雪が深く誤って滑るととことん落ちていきそう。
このまま谷を登る以上、いつまでもザイルが必要になるので、
適当なところで左尾根に取り付いた。
これがまた急で、クソマル谷以上の傾斜を、木から木へ飛び移るように登る。
その尾根の左には同じか、それ以上急な谷がある。
てっきりあの時は、右の谷があの右又の滝のある谷だと思っていた。
実際に等高線をよく見ると、別の谷だったようだ。
ようやくトラバースできるところを見つけて右へ谷を越えて進み「太尾東谷ルート」に合流した。
前半のもみじ谷旧本流ルートの急登や、サネ尾の激下りで疲れている身に、
さらにこの試練はさすがに疲れた。

せっかくなので、その部分の映像を追加で公開することにした。
全編の実際の撮影は30分以上にも及ぶもので、
本編の映像はハイビジョンであるためにアップロードに約3分30秒という制約がある。
そのため、泣く泣くカットしたシーンの一部も今回追加し、
標準画質にて「本編未使用映像」とした。
その動画は以下より。
 

金剛山 第232回 (2011.1.22) 

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もみじ谷本流ルート第六堰堤氷瀑にて
 後左から、キバラー、POMさん、kosiziさん、katsuyukiさん、yossiさん、うっちぃさん
 前左から、中村さん、みーさん、キーコさん

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分37秒)


登り:もみじ谷旧本流ルート→金剛山頂→香楠荘
下山:サネ尾根ルート
登り返し:水引き谷源流
下山:太尾東尾根ルート


当ブログ史上最大メンバー!9名
もみじ谷の第六堰堤の氷瀑は圧巻だった!

ブログ「低山徘徊者の徒然日記」の管理人ののぶさんと初めて一緒に登った日に知り合った、
のぶさんのご友人(マイミク)のみーさんから、紛失した借り物のマジックアイゼンの
片方をいただけるという事から今日の登山が決まり、いざ当日になってみたら、
あれよあれよという間に9名になってしまった。
今回初顔合わせのみなさんは、み~んな鉄人kosiziさんのご友人だというから驚きだ。
こんな大勢で金剛山に登るのは初めてだなぁ。
どうなることやら・・。

午前8時、水越川公共駐車場を出発。
まずは自己紹介しながら林道歩き。
みーさんはパソコンのインストラクター。
パーツからの組み立ても好きなプロフェッショナルで家にはPCが10台あるとか。
もちろん登山はベテランで、二上山から金剛山まで歩くニ剛会のメンバー。
キーコさんも同様に登山のベテラン。
yossiさん、うっちぃさんはアルプスを初めとしたテント泊登山はもちろんのこと、
ボルダリングまでこなすという。
最近ではブログ「チョリオの山旅日記。」でも活躍されてたばかり。
途中でPOMさんと合流。
POMさんはジギング(海釣り)のプロフェッショナル。
10キロを越えるブリやタイなどを釣り上げるというからすごい。
こんなすごいメンバーと金剛山のノーマルなルート。。
一瞬で登り切るかと思いきや、さすがにこの大人数なのでそれなりに時間はかかった。
9時50分、第六堰堤に到着。
氷瀑の凍りようは見事だった。
中村さん曰く、金剛山ではこの堰堤が標高的に最も高い位置にあるのでは?と言い出す。
気になったのでGPSで確認してみると、標高940mほどの位置にあった。
しばし写真撮影に興じる。
みーさんが、氷瀑の左を直登しようよ!と提案。
直登組と巻き道組に別れるかと思ったら、みなさんチャレンジャーなので
ひとつ返事でみーさんに続く。
堰堤を乗り越え、さらに進むと本流ルートと旧本流ルートの分岐に到達。
ここは旧本流ルートから登ることになった。
いきなり2mくらいのナメ滝がある。
ロープが凍って張り付いてはなかった。
巻く者、ロープを使う者、みなそれぞれ。
この滝程度で動じるものは誰も居ないのはさすがだ。
しばらく平和に進み、その後、ラストスパートの急登。
過去に一度だけ登った自分であるが、
誰も歩いていない新雪30cm以上積もった状況では道を思い出せない。
テープを頼りに先頭に立ってラッセルしながら、半ばバリエーションな感じで登る。
これが雪深くてたいへん苦労した。
スパッツの装着していない自分と中村さんは靴の中に雪が入り、
そのまま最後まで靴の中が濡れて不快な状態が続くことになった。
やっとの思いで登り切ってブナ林下の鳥の餌場に到達した。
鳥の餌場では、カメラを構えた人たちが数人と、それに混じって
あの「金剛山のサムライたち」という幻の本を紹介してくださった石山さまがいらっしゃった。
そのまま葛木神社の裏道をトラバースし、金剛山頂到着、11時11分。
気温マイナス3℃。
実に3時間もかかった。
捺印等を済まし、腹ペコなのですぐに香楠荘に移動を開始した。

一時間休憩し、13時ちょうどに香楠荘を出発。
夕方から予定のある方もいらっしゃるので当初は太尾東尾根で下山する予定であったが、
ここは今日いちばん好奇心を発揮されてるみーさんがサネ尾が気になるとのこと。
じゃあ行ってみますか?という提案に誰も異論なし。
「そこってコワイとこですか?」みたいな質問がありそうなものだが、
今日のメンバー、誰もそんなこと気にしない、平気である。
「一度つまずくとトコトン転がって行くほど急で、中尾の背ルートも真っ青」
と言ってみたところで「わ~、楽しみ~♪」なのだから拍子抜けする。
今日のメンバー、スゴイわ、こりゃ。
今度、金剛山でいちばんスリリングなイワゴノ谷ルートを案内しようと思う。
たぶんケロっとして付いてくるに違いない。
一方、今日一度もアイゼンを使わずにボッカトレ中の中村さんは、
かなり苦労しながらお尻で滑りながら下りられる。
サネ尾根ルートを思いっきり楽しみ、林道に到着。
14時35分、「越口」の近くまで戻って来たところで
kosiziさんご一行の6名の方とはお別れする。

自分、katsuyukiさん、中村さんの3名は、まだこれから登り返しだ。
前から気になっていた、橋を渡ってから進めそうなところを確認するためだ。
大昔は途中まで林道だったのだろう、幅広の道が続いてそう。
少し進んだところですぐに藪になった。
足あとがあったのは、いわゆる登山用語で言うところの「キジ撃ち場」だった。
せっかくなので藪を通り抜けて進んでみたら、また林道が続いていて、
最後まで詰めたところで沢へ下りないと進めなくなった。
沢を少し進むと、谷が右又と左又に分かれていた。
左又のほうには立派な滝。
ロープを使わないと登るのがたいへんそうだ。
GPSと地図で確認すると、左又の滝を越えて進んだところで、
ほとんど太尾塞近くのガンドガコバ林道に出るだけのようだった。
右又のほうへ進むことにした。
ガレ場の水の無い沢になっていて、どんどん登って行くと
だんだん急角度になってきて少々危険なステージに。
ついにザイルのお世話になることになった。
katsuyukiさんのザイルが大活躍し、何度も確保してもらいながら
急登を登り進めて行く。
最後は尾根に取り付き、トラバースしてようやく太尾東尾根ルートに合流した。
とにかくたいへんな目に合った。
とてもおすすめできないバリエーションだった。
16時55分、下山完了。

今日のメンバーとは今年はたくさん一緒に登ることになりそう?!

その他の画像は以下より。

モンベル「スノースパイク6クイックフィット」 

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モンベル「スノースパイク6クイックフィット ※モンベル公式ページより引用

一年ほど前になるが、モンベル社の社員による製品開発の模様をテレビで観た。
考案した社員の一人が、6本爪アイゼンのバックルの改善案のプレゼンをしている様子と、
それを辰野会長が評価して製品化へつなげるというものだった。

自分の持っている6本爪のアイゼンは、3年ほど前に購入した物なので
改良される前のバージョンのものだ。
この冬は本当に出番が多くなっているアイゼン。
今使っている旧バージョンで困ったというシーンがあるのかというと以下の点が挙げられる。

・ラチェット部分(レバー式になった、締め付け時にギコギコ漕ぐ部分)に
 穴が開いているので、そこに雪が詰まる。(大きな問題ではない)

・バンドをリリースするための黄色いボタンが、凍って硬くなって
 押せなかったり、押すのに苦労したり、ボタンが小さくて押しにくかったり。

・なんと!あろうことか今シーズン、このアイゼンで雪団子ができてしまった。;;
 裏側のギザギザの雪団子防止部が、経年の岩歩きなどで傷んでしまっていたからかも。

新しく改良されたほうのアイゼンは、その後、すぐに製品化されたようで、
先日の登山では段取八分さんが使用されていたので、改善部分を確認さてもらった。

本体部分が樹脂からステンレス製に変わっていたり、
ラチェットレバーが長くなっているので、漕ぎやすかったり、
たしかに樹脂の材質が変わってるっぽくて、柔らかい感じがした。

で、肝心の改良されたリリースする赤い部分であるが、ちょ~っと微妙。
指で内側につまむのかと思いきや、締め付けるラチェットレバーと同方向に
引き上げるというもの。
しかも左右それぞれが独立しているので、同時にタイミング良く引き上げるのが
上手くいかなかったりした。
自分のやり方が間違っていないとしたら・・改悪?ってことは無いと思うけど。
着脱のしやすさか、不意のリリース防止最優先か?!
6本爪アイゼンっていうとどちらかというと低山用だと思うので、
外したり付けたりというシーンが多いわけで、自分ならリリースしやすいほうがいいな。

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金剛山の大阪側登山道概略図 

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金剛山登山道概略図(大阪側) ※クリックしても大きくなりませんが入手方法は以下にて。


ブログ「金剛山愛」のまさ吉さんからいただいた逸品。
昔の方が書かれたと思われる大阪側の登山道の概略図となっている。
この概略図、たしか過去にどなたかに見せてもらったことがあるように思う。
いつごろ誰が書かれたのかはこの紙には記されていないが、
昔の登山ブームの時代の頃のものではないかと推測される。
昭文社の登山地図「山と高原地図」でも金剛山の登山道が最も詳しく記されているのは
10数年前の版のものである。
過去のバックナンバーが手に入ればいいのだが古本屋にでも行かないと困難である。
地図なんて新しいほうが良いに決まっていると思うのは市街地図だけのようだ。

この手書きの概略図から、各メジャールートの枝道に加え、
また新たなルートが確認できた。
それは、

●細々尾根ルート
 カトラの難所のハシゴを登り切ってすぐの沢の分岐を左に行くと
 誰かから教えてもらったことがある。

●さるすべりルート
 香楠荘尾根からカタクリ尾根ルートへのエスケープ路。
 これは実際に踏み跡を発見してどこに通じているのか気になっていた道だ。

●ツンバ尾根ルート
 ロープウェイの下の駅舎からのルート。
 kosiziさんにその存在を教えてもらったことがある。

その他、細かい枝道に至っては無数に確認できる。

この概略図だけでなく、10数年前の山となんやらの地図のコピーが欲しいと思われた方は、
千早本道の登山口にある「高城茶屋(たかしろぢゃや)」に
ブログ「金剛山愛」のまさ吉さんがいらっしゃるときに声をかけると
もれなく貰えるという合理的なシステムになっているようです。

金剛山 第231回 (2011.1.16) 

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クソマル谷ルートにて ※左:キバラー 右:段取八分さん

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分33秒)


登り:百ヶ辻→久留野峠→(久留野道ルート)→クソマル谷ルート→香楠荘→金剛山頂
下山:文殊中尾根ルート


夕べから台風のような強風吹き荒れていたので、
今日の登山は大丈夫か?と心配していたら、朝起きたらかなり寒いながらも良い天気。
予定通りのルートでの登山決行へ。
今日もはるばる遠方の明石海峡大橋のそばから、
あのラガーマン「段取八分」さんが2時間かけて来てくださいました。
1月10日も単独で登られてらっしゃったとか。
今日のルートは、わりとハードなプランで、
大阪側から久留野峠を経由して奈良側に下山し、
クソマル谷ルートを登り返すというもの。
今日いちばん印象に残ったのはクソマル谷の難所の滝よりも何よりも
3つの大滝をクリアしてからの延々の激登り。
あと、下山時の猛烈な寒さ。

百ヶ辻にある村営駐車場に車を止める。
小さい子供連れのファミリーカーが続々と入ってきて賑やかになってくる。
ロープウェイで「ちはや園地」まで行かれるのだろう。
乗ってしまえばわずか6分で上に着いてしまうんだもんなぁ。
まぁ我々は「登ること」を楽しみで来ているので関係はないが。
駐車場を9時50分にスタート。
まずは久留野峠に向けて登る。
奈良側のルートを登るために大阪側から山越えして奈良側に行くという
そんな発想は全くなかったが、久留野峠越えの場合、
山頂ほどの高さを登る訳ではないから大した事は無いと
自分に言い聞かせないとやってられないかも。
久留野峠を経由して山頂に行く大阪側の久留野峠ルートは
遠回りであるにもかかわらず人気が高く、
今日のような寒い日でも登る人がパラパラと見受けられた。

久留野峠到着10時30分。
村営駐車場から40分所要時間40分。
すぐにそのまま奈良側の久留野道ルートを使って下山する。
久留野道は新雪の状態のままで人の足跡はなく、
積雪30cmくらいの中をトレースを作りながら下りる。
クソマル谷ルートの起点は、大阪側の村営駐車場にある標高よりも低い位置にあるので
時間がかかるかと思ったが、こちらもぴったり40分で到着。
いつもながら久留野道ルートは金剛山の数あるルートの中ではいちばん快適である。
途中、登ってくる登山者1名とすれ違った。
11時10分、クソマル谷ルートにて登山開始。
クソマル谷ルートは2回目であるが、今回は積雪があるのでトレースが分かりにくい。
しかしながら、今日は「炉端の会」のオフ会で、10数名が、
我々より先行すること2時間ほど早く同ルートを登られているので
トレースが付いていて助かった。
登るに連れて気温も下がり雪深くなってくる。
途中、沢の中を行くところもあり、凍っていたり、深かったり。
そしてついに3つある滝の一つ目に到着。
久しぶりに見る一つ目のナメ滝は、実物を目の当たりにすると
「え?ここを登の?」という軽い緊張感。
ここではじめてアイゼンを装着する。
トラロープのお世話になりながらクリア。
ロープにはハンドボール大の氷の塊が付着していた。
つづいて2つ目の滝が登場。
他では見られないタイプの氷瀑が圧巻だった。
初めて見たときは、正面の崖を登るのか?と思って身構えてしまったが、
実際には左に向かって登る。
これもトラロープのお世話になりながら登る。
ここは3つある滝でいちばん高所感があって、
高いところが苦手な自分にはいちばんコワイ。
丸滝谷ルートの滝や、石ブテ東谷ルートの最後の滝なみの恐怖感だった。
つづいてすぐに3つ目の滝。
トラロープを使って右に登ってみたが、
先行者の炉端の会の方のトレースが消えていた。
大人数で滝の上をトラバースするのは危険と判断したのか引き返したようだ。
トラバースのためのトラロープもあったが、
今回はドカ雪という要素が加わっているので、
安全のため、炉端の会の方のトレースを追って巻くことにした。
そのトレースは、滝を巻いたらすぐに沢に戻るかと思いきや、
そのまま激登りの急登をどんどん登っている。
同じようにそれに続いて登るが、それにしてもものすごい急登。
もうちょっとでダイトレだと思ったら、先が見えなかっただけで、
まだまだ登りが続く。
こんなに長かったっけ~?
石ブテ東谷ルートの最後のアリ地獄を遥かに凌ぐ長さ。
寒い中だからやってられるけど、
夏場なんかだともう汗を出しきってバテ倒れだろうな。(笑)
やっとやっとでダイトレと合流したら、
アレ?前回のときとぜんぜん違う場所に出たぞ。
う~、地蔵さんよりも手前やし~。
どっと疲れが。。
いつもなら並木道に合流するのにかなり左にそれたようだ。
ようやく「ちはや園地」に着いた所に出迎えてくれたのは、
今日の炉端の会で登られていたkatsuyukiさんだった。
ログハウスをちょうど出発して下山されるところだった。
記念写真を撮るということなのでカメラマンをさせていただいた。
その後、すぐにお別れして香楠荘へ。

14時10分、香楠荘到着。
クソマル谷ルートの所要時間はちょうど3時間。
雪がだいぶ足かせになった。
村営駐車場を出てから3時間50分後の事だった。
カラダが冷え切っていて、落ち着くまでに時間がかかった。
熱い無料のそば茶を飲んで、熱いカレー南蛮定食をほうばって
ようやく平静を取り戻した。
香楠荘では「大阪府チャレンジ登山」でスタート時にしばらく一緒だった
「buruさん」と遭遇した。
50分ほどお昼の休憩をしてから山頂に向けて出発。
金剛山頂到着、15時30分。
気温マイナス8℃。
手袋を外しているとたちまち寒さで耐えきれなくなる。
捺印を済ませ、10分ほど滞留した後、ただちに下山開始。
文殊中尾根ルートから。
文殊の岩屋を過ぎて文殊尾根に出たところからは猛烈な風。
風速10m以上。
体感気温はマイナス20℃クラスとなる。
露出している顔が痛くて痛くて耐えれないほど。
いままで体験したことのない強烈な寒さ。
耳を触ってみると感覚がない。
何も感じない。
まるで麻酔が効いているかのように。
ただちにイヤーマフを取り出して装着する。
強い風は文殊尾根の最後まで続いた。
南向きにルートを転じ、文殊中尾根に入ってもしばらくは風。
次に最後に左に折れたところから風が当たらなくなり、
顔が火照ってカラダが暑くなってきた。
耳を温めるだけでずいぶん暖かくなるものだと思った。
16時20分、下山完了。

その他の画像は以下より。

金剛山 青崩道ルートにある「セト」とは? 

20110114-2.jpg
青崩道ルートにある「セト

昔から「山のテッペン」とかよく言ったものだが、
テッペンって何語?もしかして方言?
漢字変換すると「天辺」とか「頂上」って出るけど、これって当て字なのか?

「セト」も同じ理屈。
百科事典、広辞苑、国語辞典、・・・電子辞書で一気検索かけても出てこない。
実はこれら、葛城山地における地形語であることが判明。

結論から言うと、
「セト」=山道の乗越し点
だそうだ。
間違っても「瀬戸」ではなさそう。
登山用語で「コル」ってあるけど、地形的にはコルの部分。
ちなみに、「コル」=山稜上の窪んだ所。鞍部(あんぶ)。である。
両側に谷を持つ鞍部という意味では「辻」かもなぁ。
大峰のレンゲ辻に地形が似ているし。
それと「セト」の場所って、どちらかというと黒栂谷ルートとの分岐点なので、
青崩道の出合」って感じでもある。

他にも、中尾の背ルートの「中尾」だったり、馬の背ルートの「馬の背」なんかも
地形語の中に発見!

20110114-1.jpg
30年前の山と高原地図の付録の小冊子にて

せっかくなので、スキャン+OCRでテキスト化してみました。
詳細は以下より。

昭文社 『山と高原地図』 昭和56年版 を読み解く (5) 

昭和56年版(30年前)、1997年版(14年前)、2010年版、の3つの地図の
同じ範囲を切り出してみて、金剛山の北西部を比較してみた。 

登山には欠かせない昭文社の『山と高原地図』であるが、
古ければ古いほど昔の登山道が網羅されていて情報が豊富かと思いきや、
どうやらそうでもないようです。
ましてや新しい地図なんて、2万5千分の1の範囲が狭まっているだけでなく、
まるで「ゆとり教育世代」向けと言ってしまいたくなるほど省略しまくりです。
とは言うものの、実際にはいろいろな理由があって消された例もあるようだ。
たとえば、
・登山者と山主との関係が悪化して、以前は通れたのに今では閉ざされてしまった。
・絶滅危惧種的な花が自生しているので削除された。
など。
前者の場合、植林の無い山に行けば良いが、どこもかしこもあきれるほど植林だらけである。
後者の場合、最新版がなぜか絶滅危惧種の花のある方向に導く線があって、
本来の登山道のほうに線が無かったりする例もあった。
歩く人が少なくなったというのもあるかもしれない。
金剛山だけでこうだと、他の山ではどんな事になっているのか想像もつかない。
登山道のすべてが『山と高原地図』に載っているものと思い込んでしまうと
道迷いの原因にもなるかもしれない。
何事も疑ってかからねばなりません。

20110111-2.jpg
昭和56年版『山と高原地図』(30年前) ※画像クリックで拡大可

20110111-4.jpg
1997年版『山と高原地図』(14年前) ※画像クリックで拡大可

20110111-6.jpg
2010年版『山と高原地図』(最新版) ※画像クリックで拡大可

《相違点いろいろ》
・最新版は2万5千分の1の範囲が狭く、同じ範囲を切り取ると切れてしまう。
 古い地図のほうはもっと範囲が広い。
・昭和56年版、1997年版には存在する「足谷ルート」が最新版には無い。
 快適な林道が青崩道ルートの近くまで来ているのに一度は歩いてみたかった。
 現在はここを歩くとかなり叱責を受けるそうです。(ホントかな)
・1997年版には存在する「坊領ルート」が、古すぎても新しすぎても載っていない。
・1997年版には存在する「下峠谷ルート」(777P・603P経由)が
 他の地図には無い。
・1997年版には存在する「池ノ谷ルート」が他の地図には無い。
・1997年版には黒破線で存在する「サンマイ谷ルート」が他の地図には無い。
・石ブテ尾根ルートは取り付き部が西谷側に変更になっているが実際はどちらからでも登れる。
 石ブテ尾根ルートって3系統あって、西谷側からでも東谷側(47番)からでも登れる。
・中尾の背ルートは最新版になってようやく新登場。そんな真新しいルートだったの!?

あれ?1997年頃の地図が最も情報量が豊富ではないか。
これいったいどういうことだ!?この頃がが登山ブームの全盛期だったのか?
過去に既出のルート全部の論理和を求めたような地図って無いものだろうか。

金剛山 第230回 (2011.1.10) 

20110110-1.jpg
ハゲ山ルートからの登り

登り:ツツジオ谷ルート→ハゲ山ルート→金剛山頂
下山:黒栂谷ルート


今日は朝から10時オープンの温泉なんぞに行っていたので、
山行きは午後からになってしまった。
普通は逆なんだけどね。

まつまさ駐車場を12時55分スタート。
午後からの登山はどこか寂しい気分。。
今日はきっと誰ともしゃべること無く、一言も言葉を発しないだろう
と思っていたらなんのなんの・・。

単独で、しかも午後からなので冒険なし。
日差しがあって今日も天気が良い。
ダメもとでツツジオ谷ルート上にある二の滝の凍り具合を確かめに行く。
登山口の入口で「工事関係者以外立入禁止」の看板。
ポンプ場のほうに回って登山口に取り付くもまたまた立入禁止看板。
かなり厳重だな。
本来ならここでルート変更するわけだが、
カトラのほうも工事をやっているだろうし、今さら千早本道に戻れない。
ここを塞がれてしまったら、千早本道へのエスケープ路も通れないし、
松の木ルートもダメ、タカハタ谷ルートもダメ、そして登ろうと思っていた
ツツジオ谷ルートもダメじゃん。
これって金剛山に登るなってことか?
んなアホな。
ダメもと、叱責覚悟でツツジオ谷ルートに向けて登り出す。
途中、下山してくる男性2名とすれ違い。
このままだと問題なさそう。
どんどん高度を上げて行く。
二ノ滝到着。
ダメもとどおり氷瀑はダメだった。
今度は登っている途中の女児と男性に遭遇。
抜かさせていただく。
タカハタ尾根に取り付く手前からハゲ山ルートに分岐する。
ここまではどこも汚れていないキレイなカラダだったのに
ここからはいつも雪まみれになってしまって後悔する。
タカハタ尾根からの登山道に合流し、六地蔵を過ぎたところで
9月26日に出会って以来、久しぶりに和泉中央から来られている方に会った。
当ブログレギュラーの中村さんとお住まいがお近くだというような話をする。
いやぁ~、爽やかな方です。
14時10分、山頂到着。
気温はマイナス5℃。
結局工事なんかぜんぜんやってなかったし、山頂側からだと立入禁止看板もなし。
なんなんや。。。
練成会登山回数捺印所にてハンコを貰い、
続いて転法輪寺に捺印に行くと出店が出ていた。
お手伝いされていた美人山ガールのダーさんによると、
とんど供養があったみたいで、古いお札などを持ってきたら焼いてもらえるとか。
それももう終わっていて、出店は店じまいの最中だった。
やっぱり午後から来ると寂しいなぁ。
珈琲を飲んだりしながら25分ほど山頂に滞在。
登山客はまだそれなりにいる。
14時35分、下山開始。
下山ルートは迷ったあげく、黒栂尾根ルートからと決めて歩いていたら、
ちょうど分岐のあるやせ尾根のところで下山中の人が居て、
抜かさせてもらったところ、その事に気を取られて分岐ポイントを見落とした。
気づくとどんどん下って行って、あれよあれよという間に「セト」に着いた。
仕方なく黒栂谷ルートから下山した。
まつまさ駐車場が見えてきたところで、登りの時にあった
ブログ「金剛山愛」のまさ吉さんの車がまだあることを確認。
高城茶屋に顔を出してみるといらっしゃいました。
ご挨拶させていただいて、金剛山登山道概念図を頂戴して駐車場へ戻ると、
和泉中央の方とまたまたお会いした。
ツツジオ谷ルートを下りられたとか。
雪で固められた黒栂谷ルートは雪の無いときよりもスイスイで、
ほとんど走って下りられるので追いついたかんじ。
15時15分、下山完了。

その他の画像は以下より。

金剛山 第229回 (2011.1.8) 

20110108-18.jpg

20110108-1.jpg

登り:ダイトレ(白雲岳経由)
下山:サネ尾根ルート(カヤンボ尾根)(初)


《今日の目標》
 ・パノラマ台から旧登山道があったと思える方向に行けそうか確認。
 ・白雲岳のピークを踏む。
 ・太尾塞から太尾尾根ルートに進入後、右側に旧ガンドガコバへの取り付きがあるか。


今日は特にどなたからも声がかからなかったので、
久しぶりに単独行のつもりで予定していたところ、
katsuyukiさんからお声がかかり一緒に登ることになった。
単独行のプランを変更せずに登ることになったが・・・。

水越川公共駐車場に8時集合ということで
7時45分に着いたらすでにkatsuyukiさん待機中。。
余裕を持って約束の時間より早めに行く自分よりさらに上を行く人だ。(笑)

7時50分、登山開始。
まずは旧道の舗装道路を水越峠まで歩く。
かなり寒い。
もみじ谷本流ルートの大堰堤やらツツジオ谷ルートの二ノ滝は
きっとカチコチに凍って氷瀑が出来ているんだろうなぁと思いつつも
今日の登りはダイトレをトレースすると決めている。
カヤンボまでの長い林道の途中、広くなったところに到着。
「越口」だ。(なんと読むんだ?)
旧道の東屋のあるほうに続く登山道の取り付きを確認。
人が通った足跡も残っていた。
奥のほうを見ると岩壁?のように白くなった面が見えた。
山抜けなのか岩壁なのかはっきりと確認はしていない。
写真だけ撮っておいて再び林道歩きを再開。
しばらくしてkatsuyukiさんが左側にある壁に「遭難碑」があるのを発見。
いままで数え切れないほどこの林道を歩いたがはじめて確認した。
だんだんと路面の雪が厚くなってきた。
途中から雪が無くなった。ユンボが来て路面の雪を引っ掻いて排除したようだ。
右手に橋が付いていて登っていけそうなポイントを発見。
今回は見送り。

ようやくカヤンボに到着。
ここでやっとカラダが温まってきたのでフリースを脱いだ。
ついでにアイゼンを装着。
ここからはせっせと高度を上げて行く。
途中、左に道が付いてそうなコーナーを発見。
そしてパノラマ台に到着。
最初の目標である旧登山道の取り付きを確認する。
雪が積もっていて踏み跡はわからないが確実に道が付いている感じ。
ダイヤモンドトレールを道なりに登る。
左手前方にピークが現れる。
そろそろ取り付いて登ろうかと考えていたら人の踏み跡発見。
その足跡を辿ってダイトレから離れていきながら登って行くも途中でこつ然と消えた。
せっかくなのでそのままピークに向かって登りつくが白雲岳ピークからは外れている様子。
今日の装備はGPSデータロガーのみで、画面付きGPSは持ってきていなかったが
だいたいピークがどっちにありそうか想像がつく。
少し手前に登りつめたわけだが、そこから白雲岳のピークまでの移動が良かった。
日陰側となるダイトレに対して、稜線は木漏れ日が溢れ、スノーハイクが楽しい。
積雪30cmほどの中を歩く。
9時50分、「白雲岳」ピークに到着。
風が吹き抜ける場所なのでしばらく居るとかなり寒い。記念写真を撮って退散。
山頂側への下りは急斜面であるが雪のおかげで楽に下りれてすぐにダイトレに合流した。
そのあたりからのダイトレは急登の階段が続く。
一の鳥居を経て、山頂到着は10時30分。気温マイナス4℃。
転法輪寺でも捺印。ボーさんに年始の挨拶。
ほどなく美人山ガールのダーさんが登って来られた。
通常でもアップダウンと大変なルートが積雪でさらに足かせになって大変だったとか。
二ノ滝の氷瀑が気になったのでツツジオ谷ルートを滝まで下山することにした。
もう少しでツツジオ谷ルートとタカハタ谷ルートの分岐というところでkosiziさんに遭遇。
二ノ滝氷瀑の様子を聞いてみると、デジカメに撮った写真を見せてくれた。
「イマイチ不完全」だったとのこと。
その情報を聞いて下山を打ち切り、山頂に登り返した。
せっかくなのでkosiziさんと香楠荘で食事をすべく移動開始。
葛木神社裏のルートから。
ブナ林にて、夜登さんがパノラマ夜景写真を撮影したポイントを確認した。
金剛山頂はこんなに雪深いのに、葛城山頂の雪はさっぱりだ。
11時55分、香楠荘に到着。
昼食後、地図を見て下山ルートを考える。
予定では第三の目標があったので太尾東尾根ルートを下山するはずであったが急遽変更。
山頂には戻らず、手前の一の鳥居付近から未踏のサネ尾根ルート(カヤンボ尾根)へ向かって
下山することに決定した。
13時10分、香楠荘を出発。
一の鳥居からサネ尾根に取り付くまでの移動がちょいとややこしい。
サネ尾根からはいよいよ未踏のルートだ。
どうせ植林の中の急な尾根という以外に特徴が無いだろうと思っていたら大きな誤算。
自然林溢れる尾根で、最初は両サイドの稜線がよく見える。
右はダイトレの尾根で、左は大日岳からの尾根だ。
その後、右側のみ全面自然林になり、ダイトレ尾根と並行しながら延々と続く。
小さなアップダウンを越えながらも高度を下げていく。
後半は転がって行きそうな激下りが続く。
そして最後はカヤンボ谷ルートの取り付きに合流するぎりぎりのところで沢に出て、
そこを乗り越えて、カヤンボ前の林道に出て終わり。
あとはひらすら林道を歩き、「越口」でアイゼンを外す。
駐車場到着下山完了が15時10分。
香楠荘からとはいえ、下山に2時間もかかった。

その他の画像は以下より。

大峰山系の稲村ヶ岳で遭難か? 

無事、自力下山されたようです。
良かったです。


無雪期は何でもないようなところでも
遭難碑を見つけることがある稲村ヶ岳ですが、
厳冬期ともなると、一変して危険な山になるようです。
過去に4回くらい登っている稲村ヶ岳ですが、
大峰山系の中でも比較的安全な山歩きができる岳だと思っています。
しかし、冬ともなると、普段なんでもないトラバースが、
12本爪アイゼン+ピッケルでも無いと危険すぎて
通れなくなるところが多数あります。
低山もしかり、本格的な冬山ともなると侮れないです。
無事見つかると良いですね。

奈良天川村で男性 山岳遭難か
2011年01月07日 20時42分 NHKニュースより引用

5日、大阪の会社員の男性が奈良県天川村の稲村ヶ岳に登山に出かけたまま、
行方がわからなくなり、警察などでは、7日ヘリコプターで捜索しましたが
見つからないため、8日朝から捜索を再開することになりました。
行方がわからなくなっているのは大阪・東大阪市の会社員・○○○○さん(24)です。
中吉野警察署によりますと、○○さんは、5日から6日まで1泊2日の予定で
奈良県南部の天川村にある標高1726メートルの稲村ヶ岳に登山に出かけました。
しかし、7日になっても○○さんの母親に下山の連絡がなく、
会社に出勤していないことから母親の通報をうけた警察が調べたところ、
登山口の近くにある駐車場で○○さんの乗用車が、
近くのポストから○○さんの登山届が見つかりました。
警察では、7日はヘリコプターで上空から捜索を行っていましたが午後5時前に打ち切り、
天候の状況を見ながら、8日朝から署員や山岳救助隊15人と
それにヘリコプターによる捜索活動を再開するということです。
警察によりますと、○○さんは登山経験が10年ほどあり、
テントや8食分の食料などをもっているということですが、
山頂付近は1メートル50センチから2メートルほど雪が積もっているということです。

※氏名は伏せています。
Check [ 2011/01/07 23:32 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(14)

昭文社 『山と高原地図』 昭和56年版 を読み解く (4) 

20110106-2.jpg
昭和56年版『山と高原地図』より

20110106-4.jpg
2010年版『山と高原地図』より

《バックナンバー》
『山と高原地図』昭和56年版を読み解く(1)
『山と高原地図』昭和56年版を読み解く(2)
『山と高原地図』昭和56年版を読み解く(3)

山と高原地図の2010年版と30年前のものを見比べながら、
昨年12月30日に歩いた関屋道ルートの真実を探ってみた。

詳細は以下より。

金剛山 第228回 (2011.1.4) 

20110104-2.jpg
左から、のぶさん、中村さん、キバラー

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分37秒)



登り:五条林道→五百目山→高谷山→中葛城山→(三角点)→香楠荘→金剛山頂
下山:香楠荘尾根ルート


今回、2つのピークを確認して山頂へ向かうという目標を設定。
そして、
ブログ「低山徘徊者の徒然日記」の管理人「のぶさん」と初めてのコラボ登山。

午前8時前に百ヶ辻(もがつじ)駐車場に到着。
この時間だとほぼ満車だ。
舗装路はほぼ除雪されていた。
なんと中村さんは70リットル超のザックにテント泊フル装備。
何があったのか?と尋ねると、今月末の冬山遠征のためのボッカトレだとか。
ほどなく、今日はじめてお会いするのぶさんがババ谷から来られ3名で出発。
ババ谷ルートの入口の反対側にある五條林道ルートの取り付きまで下る。
そして登り返し。
林道には林業作業用の支線が多い。
しばらく登ってきて、第一目標である「五百目山」のピークを確認すると
GPSでは左側にある頂点ということになっていたが、
この五条林道(池の川谷林道)を過去に3回以上登っている経験では
もっと先に左のピーク方向に向かう林道が付いているはずなので
そこまで歩を進める。
まもなく左に向かう林道があったが、
さらに少し先にある小屋の前を通る林道が
五百目山ピークのほうへ向かっている林道だと思っていただけに、
手前にあった林道は予想外。
しかし、手前のほうが近そうなのでそれを登ることにした。
林道を道なりに行くと最後は行き止まりになったので、そこから登り詰めた。
登り切ると、なんと林道が通っていた。
ということはやはり小屋の前を通る林道がここまで上がって来ていたようだ。
ピークは林道より上にあったので、また登り詰める。
ピークに着いてみると何も目印らしきものはない。
しいていえば黄色と黒のトラテープが巻いてあるだけ。
山と高原地図をよく見ると、五百目山(819m)はそのピークではなく、
少ししたの尾根の先っぽにあるようなので、また林道まで下って行ってみた。
林道終点のそこには4つ又の杉がランドマークのようにポツンとあるだけで
「五百目山」と書かれたようなものはなかった。
林道がピークまで伸びているからか、登る山としては相手にされてないようだ。
なんだか煮え切らずがっかり。
その林道を下って千早峠経由で廻ると
ダイトレの丸太階段などがあって遠回りで距離もあるので
ピークからコルや尾根を通ってダイトレ方向に向かうことにした。
途中のコルでは、山の東斜面が開けていて植林ながらも展望が良い所があった。
そこから先は笹薮の上に深く積もった雪の上をひたすら登って
ダイトレで鋭角の先端にベンチのある場所に出た。
そこからはダイトレをトレースし、まずは高谷山へ。
高谷山のピークはダイトレ上にあったのかどうかは不明。
さらに道なりに進んで中葛城山に到着。
中葛城山では第二目標の937.7mの三角点を探す。
地図やGPSを確認して、その近くにあるはずの三角点の方角へ進む。
膝まで雪に埋もれながらの三角点探しなので、
雪に埋もれて見つけにくいと想定された。
一時はここだと思うところをみんなして足で探りを入れてみたが見当たらず。
GPSをよく見るともう少し東のほうにあるように思えたので
さらに奥に進んでみると、テープやら目印が見つかり、
無事、937.7m三角点を発見できた。
点名では「北山」と表記されているらしい。
目標達成後、ダイトレを久留野峠を経由して香楠荘に向かう。
ちはや園地に着くと、katsuyukiさんとその知人の方に遭遇。
夕べ、その知人の方の犬が金剛山で居なくなったとのことで
見つけたら連絡が欲しいとkatsuyukiさんからメールがあったのだ。
今日、katsuyukiさんはその方と一緒になって犬探しに来られていた。
いままで歩いて来た道程では見つけることができなかった旨を伝え、
挨拶程度で別れた。
香楠荘到着11時25分。
香楠荘に着くと、のぶさんのmixi友達の「みーさん」という方が
山頂からやって来られて一緒に食事。
食事の後、4名で山頂に向かう。
途中、みーさんと別れて我々3名のみ葛木神社に立ち寄る。
一月一日に変わってすぐに初詣に来たばっかりだが、
金剛山公式ページ管理人のまっくんさんが修理したという
「おみくじ自販機」なるものを見てみたかったのと、
ブログ「山と楽人の旅」の山のまこまささんが買われたという
バッヂを自分も真似して買おうという目的があった。
それらの用件を済ませて山頂へ。
金剛山頂到着12時45分。
山頂には、さきほどの「みーさん」と、
同じくのぶさんのmixi友達の「よっしさん」がいらっしゃいました。
のぶさんのカメラで「みーさん」に写真を撮っていただいた。
「みーさん」がツツジオ谷ルートで下山されるというので、
のぶさんから犬の件をよろしくと言っていただいて別れる。
その後、国見城址広場で下山ルートを話し合う。
岩屋文殊からロープウェイ駅舎の方へ向かっている途中で
みーさんからのぶさんに連絡が入り、なんと犬を発見したという。
すぐにkatsuyukiさんに連絡を取って現場に向かってもらうことにした。
その間、みーさんには犬と共にその場で待っていたもらうことになった。
それから30分後に香楠荘尾根ルートにて下山中、
katsuyukさんから連絡があって犬と合流したとの事。
夕べのメールから始まって、今日はじめて一緒に登ったのぶさんを通じ、
そのご友人とのつながりで無事解決ができたことは偶然にしては出来すぎ?
寒い中、餌まで与えていただいて犬と共に待っていただいたみーさん、
大変ありがとうございました。
14時20分、百ヶ辻に下山完了した。
今日一日、アイゼンを使わずに済んだ。

その他の画像は以下より。

金剛山 第227回 (2011.1.1)  

20110101-1.jpg

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分24秒)

新年あけましておめでとうございます!

ブログ「金剛山の夜景」の夜登さん、katsuyukiさんと3名で年越し登山。

いやぁ~、ものすごい雪だった。
道の駅のほうから来たらバイパスの橋からは積雪が始まっていた。
河内長野方面から来るトンネルとの合流地点では積雪10cm以上。
さわやかトイレに駐車する。
車が一台、スリップしたのかトイレの脇のフェンスに突っ込んでいた。
千早本道から登る。
フカフカの新雪で10cm以上積もっており、なおも小雪は降り続いていた。
五合目の東屋でアイゼンを着ける。
途中、男性3人くらいを追い抜いた。
九合目まで登ると積雪はさらに増し、場所によっては20cm以上。
山頂周辺まで来ると積雪は30cm。
「楽な道」のほうの山頂直前は新雪で踏み跡無しでラッセル状態でした。
山頂気温はマイナス6℃。
1月1日午前0時の10分前に山頂に到着。
捺印所の方が雪かきの最中でした。
金剛山公式ページ」管理人のまっくんさんからのミッションで、
山頂ライブカメラが雪が積もって何も見えなくなっているのを解消するため、
アルミ梯子を借りてきてポールによじ登り丁寧に掃除。
その後、ほどなくして新年を迎えた。
気になっていた山頂看板の日付表示がいつ張り替えられるのかについては、
国見城址広場に到着した新年10分前にはすでに変わってました。
ランドマークの時計も針が見えない状態だったので雪払い。
国見城址広場も積雪30cm。
その後捺印所に行くと4,5人居た。
その後、売店前に避難していたら、昨日お世話になった香楠荘の女性職員2名と出会った。
寒くなってきたので自販機でカップラーメンを買い、持参したお湯で作る。
そうこうしていると50リットルを超えるザックを背負った若い男性2名。
話を聞くと、今晩山頂付近でテント泊して初日の出を拝むとか。
その後、ブログ「山と楽人の旅」の山のまこまささんと遭遇。
昨年の年越しにも夫婦で登っておられたのにまさか今年も。
通常の金剛山の夜よりライトアップの灯りが増えていて明るい。
転法輪寺境内では焚き火をやっていた。
これがけっこう温まった。
その後、葛木神社に移動する。
途中のスロープの燈籠は年に一度、正月だけロウソクの火が灯される。
葛木神社には宮司さんがいらっしゃていてお神酒を飲んでいけ、と勧められたが
車で来ているので、と泣く泣くお断りしました。
マイナス6℃の山頂に一時間以上も滞留しているとさすがに冷えてきたので
葛木神社を最後に撤退した。
下山も千早本道で。

その他の画像は以下より。

金剛山頂の気温

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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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