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思い立ったが吉日、その時々で導かれる方向の山へ!今日はどんな出会いが待っているだろうか
月別アーカイブ  [ 2010年08月 ] 

Brunton社「ADC-Summit」 

20100819-1.jpg

気温計(温度計)と高度計(気圧計)がらみに関して、
そろそろ「まとめ」に入らせていただきます。
というのは、これひとつでいろいろまとめて解決しそうです。

アナログとデジタルのイメージとしては、時計のデジタルとアナログのような関係を考えると、
数値が動くだけよりも、物理的な針が動くほうが変化が体感できて楽しい。
ちなみに、温度計はデジタルでもアナログでも極めて正確な値を示す。(写真1)

20100819-2.jpg
(写真1)

しかし高度計はというと、性能差が顕著に出るだけでなく高度校正をしてやる必要があるという
デリケートな面がある。

高度計のイメージは、
 アナログ高度計=測定値がおおざっぱ。誤差を大きなメモリ幅でごまかしている。笑 (ただし、電池が要らない)
 デジタル高度計=測定値が細かいわりには正確とも言えない。(製品の性能差と校正次第) 
という感じ。
GPS内蔵の高度計では誤差10m以内のようであるが、コヤツは計器誤差が3m以内という。

温度計と高度計の両方を装備していても決して重いものではないが、若干かさばる。
もっとコンパクトかつシンプルに、いかにもケーキ男(計器男)みたいにならない方法は無いかと
模索していたところ、これらが一台にまとまるばかりか、プラスアルファの機能まで付いて
向かうところライバル無しで超高性能な画期的な製品があった。

それが、最高精度デジタル気象計「ADCサミット」だ。

円高のおかげで日本での流通価格の半分程度と安かったので涙を飲んで衝動買い。
Brunton社とは、あのシルバコンパスのシルバ社の出身者が作った会社。

その機能はというと、
 ・気温計(気温・体感気温・最高気温・最低気温・その推移グラフ表示)
 ・風速計(風速・最大風速・最低風速) ※体感気温を求めるためには必須機能
 ・高度計(高度・最高高度・最低高度・その推移グラフ表示) ※最大計器誤差が+-3mという超高精度)
 ・気圧計(気圧・天候予測・嵐が来るぞアラームなど)
 ・各機能しきい値超過アラーム機能
など、これはまだほんの一部。

単に気温が判るだけでは冬期ではあまり参考にはならない。
冬山において、体感温度が最も重要だという。
気温がそれほど低くはなくても、風による体感温度の低下が凍傷を引き起こすというのだ。
体感気温を計算するには風速や湿度の情報が必要となる。
(ADCサミットの上位モデルのADCプロは正確な湿度も計測可能)
山の上での湿度は総じて高い。
全国平均において、真冬でも湿度が60%を下回ることが少ないとか。
乾燥していたら雪など降らないし積もらない。
たとえば、
金剛山の真冬の山頂でありがちなマイナス5℃の気温で、湿度を60%とした場合、
風速5m/s (木の葉や細かい小枝がたえず動く程度の風)の風が吹く状態だと
体感温度は、なんと!「-18.3℃」となる計算だ。
ちなみに、体感温度で-26℃以下になると肌の露出した部分が凍傷を負う危険があるとか。
そこでADCサミットでは、設定した値を越えた場合にアラームが鳴るようにも設定できる。
体感温度の計算方法はミスナール式というややこしい方程式がある。

ADCサミットは、そんな計算を自動でやっつけてくれる。
他の一般コンシューマ向けの機器を蹴散らすほどの高精度はもちろんのこと、
機能もこれでもか!とテンコ盛り。
これでさらに山登りの楽しみが増えるかもしれない。

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山を中心に
登っています。
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、テニスやスキーにもハマり。。
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