生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第206回 (2010.7.31) 

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『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分36秒)


登り:もみじ谷本流ルート(最終分岐直進)
下山:ガンドガコバルート


今週末も単独になりそうで、どこを登ろうかと思案の日々を送っていたら、Takeshiさんから参戦の連絡が入る。
ルートに関して、ちょうど懸案だった「もみじ谷本流ルート」の提案があり、ひとつ返事で確定した。
懸案だったというのは、冬季に登った時、終盤でルートを間違え、藪こぎの末の登頂だったので、
再挑戦したいと思いつつもなかなか実行しないまま今日に至った。
せっかくの本流ルートなので、最終分岐を直進する方のルートに行ってみることにした。
(メジャーなのは最終分岐を右へ行くパターン)
出発直前にkatsuyukiさんからも参戦の連絡があり、すでに先発していたが
途中から追いついてこられ、一ヶ月ぶりにお馴染みの顔ぶれが揃った。
自分だけが毎週登山しているのではなく、皆それぞれの登山スタイルを楽しんでいるのだ。

今日はなぜかダイトレ区間が長く感じた。
暑さのせいだろう。
カヤンボからもみじ谷ルートの沢ステージに入ると、いきなり涼しくなった。
水があるというだけでずいぶん違うものだ。
やっぱり夏場は沢ルートか。
沢だけに、サワールート、シャワールート、どんな呼び方でも涼しげ。
もみじ谷ルートの夏場はさすがに鬱蒼としてはいるが、それが障害となるほどではなかった。
最初の大きな堰堤にさしかかった時、大きな牛ガエル?がいた。
巨体ゆえに動作もおっとりでカラダが重そう。

ようやく「もみじ谷本流ルート」のほうに分岐すると、いきなりドーンと開けて開放感があるステージになる。
順調にどんどん高度を上げて行く。
冬季の氷瀑が圧巻だった最後の大堰堤に到着。
冬場とは違って、木々の葉で覆われたそれは少し暗いかんじ。
堰堤を越えてから少し平坦になり、しばらく沢を行くと最終分岐だ。
後から追いついてきたご夫婦は、分岐を右へ取るメジャーな方向へ行かれた。
我々は今回、直進するルートを取る。
トラロープの付いた小滝を登り、さらに沢を進む。
ルートも終盤にさしかかった時、沢が完全に二つに分かれた。
山頂が右方向であることと、右のほうの木には古いテープが巻かれてあったので迷わず右へ。
少し行くとちょっと難解になってきたが、古いテープを追うことで進むことができた。
沢が終わって急登に入る。
大きな木を境に、その木の根の上を右に行くしっかりした踏み跡の道と、左に行く巻き道(笹薮)に分かれた。
前者のほうも気になったが、後者の巻き道のほうを選んだところ結果としてちょっとした笹薮こぎになった。
笹ダニの事が頭をよぎったが、気にせず急登を行く。
腐った木の根の上に、小さなメスのクワガタがいた。
あたりを見回すと、とても大きなクヌギと思われる木がある。
樹液がでているわけでもなく昆虫がいる雰囲気はなかったが。
さきほどのしっかりした踏み跡のあったほうの道が合流してきた。
さらに笹薮の急登を登り切ると意外とあっさりブナ林のそばの鳥の餌場に出た。

山頂11時の気温は22℃。
今日はのんびり山頂でお昼を摂り、一時間半を過ごした。
休日の昼間らしく登山者が多くて賑わっていた。
駐車したのが水越川公共駐車場なので、
下山ルートはおのずと「太尾東尾根ルート」か「ダイトレ」か「ガンドガコバルート」ということになる。
楽して「ガンドガコバルート」で下山することにした。
距離的には「太尾東尾根ルート」になるが、歩きやすさのほうを選んだ。
大日岳を過ぎてしばらく下ったところで、7月7日のれんげ大祭ではじめてお会いした
阿倍野のNakaさんと、初対面のもうひとりのNakaさん?と出会う。
いつもブログを見てくださっているそうでありがとうございます。
せっかくなので一緒に記念撮影をした。
南葛城山や、大いに魅力と感心を持った本来の槙尾山の情報をいただいた。
楽しみがまた増えた。
いつかぜひどこか一緒に登りましょう。
とても風が良く通る涼しい場所だった。
ダブルNakaさんたちと別れると、一路、ガンドガコバルートに向けて下山した。

その他の画像は以下より。

大塚製薬「経口補水液 オーエスワン」 

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ブログ「金剛山の夜景」管理者の夜登さんからいただいた脱水症のお守りがコレ。
山でもしも予期せぬ体調不良になった時、これをザックの底に一本忍ばせておけば
とりあえずひと安心だ。(まだ使用には至ってないためは不明)

先日の大峰の尾根歩きはかなり暑かった。
山登りで日差しが暑いなんて感じたのははじめてかもしれない。
この夏は猛烈な暑さで熱中症になる人が交通事故に迫る勢いで増えているらしい。
拝見しているブログの方の中でも軽い脱水症状になられた方が見受けられ、
決して他人事ではないと思うようになった。
水分だけはぜったいに欠かさないようにしていれば大丈夫だなんて、
昨年くらいまでは安易に考えていた。
それでは、あと塩分があれば大丈夫なのか?
そうとも言える。
その点について軽く調べてみた。

気温が体温より高くなると要注意

気温が体温より高くなると放熱がむずかしくなる。
さらに湿度が75%以上になると汗をかいても流れるだけで蒸発しない。
蒸発すれば熱が放出される(気化熱)はたらきがあるのにそれができないために
体温がどんどん上がる。
そうなってくると、体温調整機構がうまく働かなくなり、
体温上昇→発汗停止→虚脱・けいれん→精神錯乱・昏睡→アウト
と加速度的に進行が早まるそうだ。

注意すべきなのは、
「ちょっと体調が悪い」とか「少し気持ちが悪い」程度と思っていると
どんどん症状が進んでしまって、その後すぐにポテーンとぶっ倒れてしまうこともあるとか。
つまり、
脱水症状→熱中症→熱射病→アウト
という過程がものすごく早いらしい。

脱水症状はカラダの水分だけが失われて調子が悪くなっているという単純なものではなく、
電解質というものも同時に失われてしまっているそうだ。
電解質というのは体液のバランスの乱れを補うイオン群。

そこでやっとこさ「経口補水液」の話。

経口補水液の成分は数種類の電解質(各種イオン)やブドウ糖で構成されていて、
特にナトリウムイオンはブドウ糖によりカラダの中に取り込まれやすいそうだ。
つまり経口補水液は点滴(輸液)とほとんど同じバランスで作られているらしい。

経口補水液と、スポーツ飲料であるポカリやアクエリなどのアルカリイオン飲料とは
何が違うのかというと、スポーツ飲料は電解質の成分が半分以下しかなく、
糖分が多めで甘めに作られていて、いわゆる「なんちゃって経口補水液」と言ったところ。
水よりはマシという程度らしい。

「ポカリスエット」と同じメーカーの大塚製薬の「経口補水液 オーエスワン」は
主にドラッグストアで売られているとか。
ちなみに味は、非常時にしか飲みたくないほどみずくさマズイらしいですよ。

熊よけ鈴 と カウンターアソールト 

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モンベル「キーカラビナ ベルナスカン 5S」 ( 品番 #1124340 )

金剛山では今のところ熊は居ない。
大きめの動物でいるのは、イノシシ、テン、キジ、野うさぎくらいか。(経験上)
イノシシに関しては地面を耕した跡はよく見かけるが、まずその姿を見つけることはない。
極めて人に敏感なので向こうから逃げて隠れているのだそうだ。
テンに至ってはすばしっこくて逃げ足が早いので見かけること自体が珍しい。
キジは夕方になると「ブロロロロ・・・」とエンジンのような音を出して羽繕いしている。
知らない頃は「熊か!?」と思ってドキッとしたことがある。
いずれの動物にしても人を見かけるようなことがあってもさっさと逃げてしまう。
そんなわけで金剛山では鈴は要らないと思う。
ただ、たま~にひと気の無いルートを歩いていて突然、人に出くわしたらビックリする。
鈴の音が遠くからだんたん近づいてきたら心の準備もできるが。

一方、大峰山系を登山する場合は「熊よけ鈴」を付けるようにしている。
熊が生息するのは確実だし、実際に見かけた人もいるし、
先日も、ひっかいたばかりの熊も爪跡のある木や、熊のフンをたくさん見かけたばかりだ。
突然出くわすと攻撃するしかない熊は襲ってくると聞く。
あらかじめ音を鳴らしておけば、熊から逃げることがあっても近づいてくることは決して無いとか。
だからといって、暑くまぶしい日中に登山道に出てくるわけがないと思うが。
活動しているとしたら夜だろう。

ところで、この熊よけ鈴を付けることに対して異を唱える山岳ガイドもいるのだ。
それは以下のような理由による。

 ・登山道で熊に出会ったという話も聞いたことが無ければ見たこともない。(妄想である)
 ・熊と出会っても、熊がこっちに気づくやいなや、熊のほうから逃げていく。
 ・鈴の音が返って熊を呼び寄せることもある。(人間が食料を持っているということを知っている熊)

人を襲うのは、北海道などに生息する体長2m級のヒグマであって、
その他の日本列島に生息するのは性格の穏やかな体長1m足らずのころんとしたツキノワグマなので
まず襲われることがないので騒音を撒き散らす鈴など要らないという害扱い。
さらに、鈴の音が邪魔をして周囲の自然の音を感じ取れないという。
これについては鈴によっても音色や音の大きさも違うし、単純には片付けられない事だと思うが。
先にも書いたように、突然現れる人間のほうに驚くので、せめて音で接近を知らせてほしいくらいだ。
最近も大峰山系の登山で野生のシカとばったり出会い、こっちがびっくりして立ち止まるやいなや
シカのほうから怖がって奇声を上げて逃げていった。
シカにも前もって人の存在を知らせてあげないとと思った。
鈴なんか迷惑なので要らないなんて無茶苦茶言うよなぁ。

数年前、高野龍神の奥の護摩山の山中を単独でオフロードバイクを走らせていたとき、
林道の真ん中に黒いカタマリがあった。
みるみる近づいてくると、それは熊であることが判明した。
すぐさま熊のほうから逃げてはいったが、体長が1mくらいで小さかったので子供かと思ったのと、
でっかい親熊が出てくるのではと気が気じゃなかった。
そんな訳で身の危険を感じ、直ちに「カウンターアソールト」を買ったもののその後、出番なし。
もし、ツキノワグマが近年穏やかではなく、人を襲うようなことがあれば
それこそ携帯しておかなければならないだろう。
カウンターアソールトはトウガラシの成分でできている、いわゆる強力な催涙スプレー
のようなものなので、熊を傷つけることなく撃退することができるのだ。
対強盗護身用として備えておくのも良いのでは?
高かった。。涙
そのときは命には変えられないと思ったのだろう。
モンベルの「キーカラビナ ベルナスカン 5S」は、どこか風鈴のような音色で
夏場は清涼感が楽しめる。
大きいサイズの「キーカラビナ ベルナスカン 5M」という製品もある。

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カウンターアソールト
ガス状のトウガラシ成分が約10mほど勢いよく発射されるらしい。成分は無害。
これさえあれば熊や獣や暴漢に対して絶対安心の最終兵器。

金剛山 第205回 (2010.7.25) 

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笹ダニ風呂でしたか。。

夏はやっぱりルートよりも笹プールでしょ!?

登り:細尾根ルート
下山:文珠東尾根ルート(通称:ハードルート)


金剛山に到着する直前までどのルートで登ろうかと思案していた。
こんなに暑いのに沢ルートに決まってる、という固定観念を捨てることにした。
午後1時25分に百ヶ辻駐車場をスタート。
細尾根ルートを登って行く。
夏場はブッシュで歩いている人なんか居ないだろうなと思いつつ
足を踏み入れてみれば、ぜんぜんそのようなことはなく、
しっかりと道も確認できた。
細尾根ルートはこれまでいずれも下山でしか使ったことがなかった。
登るとけっこうな急登で、水場どころか鬱蒼としていて大変なんだろうな
という予想をみごとに裏切ってくれた。
どんな場合でも最悪の状況を予想しておけば、それよりマシだとうれしいものだ。

いきなり始まる急登も、足を止めるとどこから吹き付けてくるのか、
風が通ってとても涼しい。
風が良く通るから雑草が生えないのか。
つまり、冬場に吹きさらしの寒風が当たる=高山のような状況=雑草が生えない?
そう単純ではないかもしれないが、とにかく雑草が無い。
風の通らない文珠や寺谷の斜面を登るより遙かに気持ち良いではないか。
(と言いつつも話半分くらいに聞いておいてください)
簡単にルートの雰囲気を説明すると、
登りが4段階あって、最初の急登の後の踊り場は少しブッシュで下りぎみに。
次の踊り場にはロープウェイの第一支柱があるちょっとした広場。
そこから笹プールが始まり、次の踊り場は久留野峠から来る林道(立入禁止)と合流。
最後はダイトレに合流して終わりという感じ。。

笹プール、本当にプールの中を歩きまわっているかのような楽しさ。
ただし、深いところでは身長150cm以下の人だと溺れる。笑
ダイトレに合流後は団体さん2組とすれ違い、
ちはや園地では金剛山夏祭りイベントをやっていたのか終わったのか人が大勢いた。
そのまま黙々と山頂に向いて登って行く。
合計10人くらいの人とすれ違う。
山頂15時の気温は25℃。
カラっとしていてブヨにもつきまとわれなかったのでしばらく休憩する。
夏場のお気に入り「ひやしあめ(サンガリア)」を飲む。
すっかり夕方の雰囲気になってきて、ヒグラシが鳴き始める。
涼しい。
国見城趾広場には他に男性1名が居るのみ。
久しぶりに転法輪寺の捺印所へ。
前回と前々回の押してもらえない時間帯に登った分を含めて3個押してもらう。
今日はボーさんでもなく、もう一人の女性でもなく、
まったく新しい女性だった。
下山はいつものパターンを変えて、文珠東尾根ルート(通称:ハードルート)から。
このところの金剛登山は、ひと気の少ない時間帯ばかりなので、
どこかちょっと寂しい金剛山頂ばかりが続いている。
やっぱり金剛山頂は賑やかなのが良いなぁ。
今度は久しぶりに休日のお昼のど真ん中(11時~12時)を狙って登山してみたい。

大峰山系 行者環岳 (2010.7.24) 

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<大峰山系>
 登り:行者環トンネル西口~しなの木出合~(大峯奥駆道)~行者環岳分岐~行者環岳山頂
 下山:行者環岳~しなの木出合~一ノ峠(いちのたわ)~奥駆道出合~(沢沿いルート)~行者環トンネル西口

また行者環岳。
別に気に入ったからというわけではない。
行者環(ぎょうじゃがえり)岳のさらに北にある七曜岳まで行って折り返す予定だった。
あわよくば金剛登山とからめてダブル登山をと。
実際はまさかのスペックダウンで前回の大峰行きと同様の「行者環岳」だけの単品で終了。
前回より2時間早くスタートしたというのに。

とにかく暑かったなぁ。
金剛山より標高の高い大峰山がこんなに暑かったらちょっとなぁ。
大峰奥駆道に上がってからというもの、多少のアップダウンはあるものの日陰と日なたが半々。
日陰に居ると暑くもなく寒くもなくではあるが、日なたに出ると日差しが暑いというか痛い。
ここは外界か?と思ったほど。
今日は前回よりもすれ違った人は少なく、
行者環トンネル西口をスタートしてから行者環岳分岐までにすれ違ったのは二人だけ。
いずれも単独の男性だ。
天川辻で出会った鼻が真っ赤に焼けた男性に話しかけた。
洞川を朝早く出発して山上ヶ岳に登ってずっと大峯奥駆道を来たという。
何時に出発したのか知らないけれど、今日の自分のルートに比べると気の遠くなる距離に思えた。
おそらく洞川にある宿が立ち並ぶ中の旅館のひとつに前泊されてのスタートなのだろう。
そして弥山まで行くという。
今日は弥山小屋に泊まってさらに明日もひきつづき大峯奥駆道をつないで行かれるのだろう。
登山道にやたらとべたっとした獣のフンが目立つ。
イノシシ?それともクマ?シカではないだろう。
行者環小屋に着いて小屋のまわりを確認してみたら、
蛇口があって冷たい水が出た。
どこかに水を貯めているのだろう。
行者環小屋から5分のところにある大峰奥駆道上の水場は、
前回はドバドバ出ていたのに、今日は枯れてしまっている。
そういえばあの日は雨の翌日だった。
行者環岳分岐(山頂は大峰奥駆道から外れて10分ほど登ったところにある)に
修験者の格好をした男性が十数人休憩されていた。
そこで、七曜岳までどれくらいかかるのか?どんな道か?と尋ねてみたら、
みなさん親切で冗談交えながら必要十分な情報を教えていただいた。
その内容はというと、
 ・行者環岳分岐から所用時間一時間ほど。
 ・コブ2つ越えて徐々に登って行き、最後はクサリ場だという。
道から外れたところにある行者環岳山頂に片道10分かけて行くくらいなら、20分もあれば
七曜岳にだいぶ近づくよ、とまで言われ、余力は十分だったが、
この暑さの中を2コブも越えて行くのは帰りの事を思ってヤメにした。
その代わり行者環岳山頂まで登った。
今度こそは行者環山頂の裏手にあるという絶壁から行者環小屋を見下ろしてみようと行ってみた。
恐ろしく垂直な絶壁なのだろうけど、真下が見えるほどでもなかったので恐怖感は無かった。
再び行者環岳の分岐まで戻り、前回と同じ場所でお昼を食べてから折り返した。
下山ルートは前回とは変えてみた。
しなの木出合という行者環トンネル西口を入ってすぐの所から登る点線ルート(山と高原地図)を
登り切ったところ(登りで使用)を通過し、そのまま大峯奥駆道を道なりに進んで
避難小屋というのを確認し、直角に曲がって奥駆道出合から下山することにした。
しなの木出合をそのまま下山するのはかなりの急坂ではあるが、距離も時間も短いのに
遠回りした格好だ。
登りがあったりで暑さも加わって少々きつかった。
途中、単独の男性と何度もランデブ-。
どこまで行かれるのか尋ねたところ、今日は弥山小屋で泊まるとのこと。
天川辻で出会った男性と同じパターンなのかな。
さて、奥駆道出合から一気に高度を下げていく下山になるが、
前に八経ヶ岳に登ったときに往復で使った尾根ルートのほうは
急坂すぎて不評だったので、尾根ルートよりずっと楽だと聞いていた沢沿いルートとやらで
下山することにした。
しばらく尾根ルートを下りたのち、沢沿いルートへの分岐を確認。
右へそれていって沢のほうへ。
つづら折れの道が続く。
確かに歩きやすいが、つづら折れのせいで尾根ルートに比べると距離が何倍にもなる。
それに足場の悪い所やロープの箇所などなどでお得感ナッシング。
尾根ルートを滑りながらも素直に下りるほうが速かったことだろう。
沢の水で顔を洗う。
冷たく透き通っていて透明度が高い。
さっぱりしたところで車まで戻って下山完了。
今日はぜったい暑いであろう金剛山には行く気になれず帰国の途へ。
ということなので明日出直して金剛山に登ってきます。

その他の画像は以下より。
Check [ 2010/07/24 22:19 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(6)

『実戦主義道具学 2』 ホーボージュン著 

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著者は「ホーボージュン」という日本の冒険家でありフリーライターあり、
はたまた自分でオリジナルグッズも開発しているという人。
ホーボージュンというのはキバラーというのと同じくハンドルネームであって
本名はちゃんとした漢字の名前がある。
世界中を旅する彼が、経験を元にして本当に実戦で役に立った最高の道具たちを
うんちくを交えてその良さを解説している本である。

パート1を買ったのが昨年の8月なので一年ぶりに続編のパート2が出たということになる。
しかし、だからと言って、パート1で取り上げられていた各種グッズが陳腐化したのかというと
ぜんぜんそんなことはなくて、どれもみんな現役現行で売られているものばかりだ。
パート1では40点も紹介されており、それらををじっくり読んでみて、
すでに持っていたモノが4点。
読むまではまったく感心のなかったグッズの中で買ってしまったモノが3点。
そのうちの一つが「キャンドル・ランタン」であったりする。
泊まりでの登山の夜に夢をはせて買ったが、未だ出番なし。(泊まりでの出動がまだ無い)
しかし、雑誌等でベテラン登山家の持ち物が紹介されていると必ず含まれているアイテムではある。

そんな続編の「実戦主義道具学2」は、パート1に比べて10%ほど厚みが薄い!
という点はまぁ置いておいて、
すでに持っていたり使ったことがあるモノが4点取り上げられていた。
(例:GPSmap60CSxやジェットボイルや尾西のアルファ米などなど)
持っていないモノで気になったものが4点。
この本の影響ですでに買ってしまったものが1点。
という状況。

すでに持っているものであっても、ホーボージュンならではの視点による解説を読むだけでも楽しい。
参考なったものをひとつだけ軽く紹介。
プラチック製のウォーターボトル(ポリカーボネイト製)はBPAの問題が発覚してから
個人的には全廃し、キャップまでステンレス製にこだわって「クリーンカンティーン」に
全面的に移行(2本持っている)しているが、時代は進んで、プラスチック製のものでも
BPAフリーのトライタン樹脂を使ったものが出ているという。
それがナルゲンのボトル。

ちなみにこの本に登場するグッズは、どちらかというと本気のサバイバル冒険旅行きのグッズが多い。
もちろん一般の登山でも役立ちそうなものもたくさん載っている。

で、さっそく今日買ってきた一品とは何かというと・・・それはまた今度。
Check [ 2010/07/22 21:31 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(8)

金剛山の箴言版-(37) 

ちなみに「男の一生」はこちら
八十代から先は男・女共に同じですね。
これを作られた方はおいくつの時だったのでしょうか気になるところです。

【37枚目】山頂売店内にて
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女の一生
二十代は 美しく
三十代は 強く
四十代は 賢く
五十代は 豊かに
六十代は 健やかに
七十代は 和やかに
八十代は 感謝して
九十代は 楽しませ
そしてそして
黄金の百歳

金剛山 第204回 (2010.7.18) 

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登り:千早本道
下山:千早本道


山麓の気温はすでに20℃だ。
そういえば夕べは熱帯夜だったよな。
4時40分、まつまさ駐車場スタート。
あたりはまだ薄暗い。
かろうじてライトが無くてもなんとか大丈夫な程度。
二合目くらいまでくるとだいぶ明るくなってきた。
他に登っている人はひとり、ふたり、三人くらい。
これが山頂ではどこから集まってくるのか50人くらいになるのだ。
暗いうちは「ひぐらし」のセミの声が「カナカナカナ・・・」と涼しげ。
それも明るくなってくるとたちまち止んで、代わって今度は小鳥のさえずりがはじまる。
金剛山の夜明けだ。
六合目くらいまでは写真を撮りながらもせっせと登っていたが、
途中からものすごく速いおばさんが上がってきた。
自分の少し後ろをゆっくり歩いていたおじさんとしゃべっていた会話の内容からすると
そのおばさんは常連さんじゃないようだ。
小さくて身軽そうなおばさん。
それでも20リットルくらいのザックを背負っている。
みるみる自分のほうに迫ってきて、あいさつを交わすとぶっちぎりの速さで登って行かれたので
これは負けてられんと必死で追いかける。
若い登山女子相手だったらストーカー行為だ。笑
自分はあいかわらずの装備でそれなりの荷物を背負っている。
こっちはゼーゼー、ハァーハァー。
おばさんは息をしてないくらい平静。
ぜんぜん追いつけない。
たったったった・・・とリズミカルに少しづつ距離を縮めそうでそうでもないようなの接戦の末、
僅差で追い越せないまま山頂に到着。
前半は撮影のためにたびたび立ち止まったりしながらではあったが所要時間は50分かかった。
夏場の金剛登山は大汗かいて暑すぎるという点で冬場に比べて相当なハンディだ。
他の山で、こんなに必死のパッチでそこそこの急登を登るという事はめったに無いと思う。

山頂5時30分の気温は17℃。(本日お昼山頂は24.8度まで気温が上がったようだ)
風が吹き抜けて涼しい~。
すぐに汗も引く。
いつもの早朝登山の顔として馴染みのある人がいらっしゃる。
実は、捺印所が開く前の早朝登山は今日でたったの二回目。
前回の早朝登山で印象に残っていて記憶していた方が今日もいらっしゃった。
あのときの寒さは半端じゃなかった。季節が違うだけでこのゆとりは何?という感じ。
5時40分くらいから、にわかにいつものラジオ体操を始める。
もちろんラジオでの放送の時間帯ではないので、どなたかがラジカセを持ってきて再生する。
軽いストレッチ→ラジオ体操第一→首のストレッチというパターン。
時報どおりの6時きっかりになると捺印が始まり、待ち行列が動き出す。
ざっと60人くらいか。
捺印が終わると常連さんはさっさと逃げるように一目散に散っていく。
本道を下山中も次から次へと人が登ってくる。
捺印に合わせて登ってきた人の波が引くとあとはしばらく静寂を取り戻すのかと思ったら
この時間からすでにあの賑やかな金剛山がもう始まっている感じがした。

その他の画像は以下より。

GARMIN(ガーミン)社のGPS 

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GARMIN社「nuvi205w」 ※基本的にはポータブルカーナビなので山岳地帯ではご覧の通り道路表示だけ。

カー用品店に行くと、サンヨーの「Gorolla(ゴリラ)」やら、パナソニックの「Strada(ストラーダポケット)」などの
ポータブルタイプのナビがたくさん売られている。
液晶は高精細で地図はキレイだし、カーナビとしての機能面はすごいものがある。
しかし、こういった製品は等高線が扱えない。
等高線が扱えないと道路の無い山岳地帯ではベタ塗りで何も無いかのような表示になるのでまったく使い物にならない。
取り外して携帯できても充電池式なので山で電池が無くなったらアウト。
それに移動軌跡(ログ)だって取れないのではないだろうか。
登山用ポータブルナビ「SHAKE!ヤマナビ」なんてのもあるが・・・これはちょっと・・コメントは控える。

GPSにおいてはGARMIN社のモデルが個人的にはいちばん信頼を置いている。
米国のGARMIN(ガーミン)社はGPSで世界的に有名な会社で、
ハンディGPSにおいても事実上明確なライバルが居ないほど。
近年になってフラッシュメモリーが大容量で安価となったため
PND(Portable Navigation Device)という言葉も生まれ
取り外し可能で小型のモニターが付いてフラッシュメモリーに地図データを搭載した小型の
いわるゆポータブルカーナビがたくさん出回ってきている。
PNDやらナビという言葉が一般的で、GPSと表現するものとは少し区別されている感じ。

モデルチェンジのサイクルが早くてすぐに古くなるデジタルガジェットの世界であるが
自分の持っているGARMIN社のハンディGPS「GPSmap60CSx」は4年前にバイクツーリング用に
買ったものである。当時はまだPNDなどほとんど存在していなかった。
そのハンディGPS「GPSmap60CSx」は未だにカタログ上で現役のモデル。
今やケータイ(ガラケー)のGPSサービスがあったり、iPhoneなんかのGPS機能があったりするが、
それらとはまったく別もの。
ケータイのサービスはケータイが電波の圏内でないと機能しなかったりする。
これは通信しながら現在地の地図をいちいちダウンロードして表示されるため。
当然パケット代もかかる。
自立型と言って、地図データを全部ダウンロード購入し、
電波の圏外であっても使えるようにしている機種やアプリもある。
しかし、それらぜんぶひっくるめて根本的にGPS本来の能力は低い。
特に受信感度が悪すぎる。
山岳地帯、特に谷なんかを遡行するとなるとまったく使い物にならない。

GARMIN社のハンディGPSはそういったあらゆるシーンでの使用を想定されているので
まったくの別格。

 ・高感度チップ(SiRF StarIII:サーフスター3)搭載だったりWAASにも対応(DGPS)
 ・等高線地図が扱える
 ・緯度経度高度情報も確認しやすい(PNDだと表示されることもできないものもある)
 ・電子コンパス内蔵
 ・移動軌跡のログが取れる。(データロガーというログ取り専用の製品もある)
 ・防水設計
 ・単三電池使用
 ・長時間駆動(単三2本で10数時間以上)

という点でPNDやケータイなどとはまるで作りが違う。
まったく欠点が無いわけではない。
それは、
ワールドワイドな地図に対応した設計ゆえ、カーナビに特化したものと違って
地図の道路上の情報がいまいち少なくて見栄えもシンプルで地味。
それさえ受け入れることができればGARMIN社のGPSが最も信頼できる相棒となるはず。

ただ、大きな問題が。
GARMIN社代理店である「いいよねっと」が日本地図入りモデルを
日本で独占販売しているからなのか非常に高い!と感じる。

自分の持っている「GPSmap60CSx」は日本版の本体は99,750円もする。(こんな高いものよく買ったよな)
ところが米国では$399.99 USDで、現在の為替レートだと1$=88円くらいなので36,000円を切るぐらい。
さらに地図が別売で、必要に応じて

・「日本詳細道路地図City Navigator」19,950円 (カーナビとして使うにはあったほうが良い)
・「日本地形図TOPO10M」19,740円 (山専用に使うならこれだけでも良い。山岳で使うための等高線入りの地図データ)
・「日本航海参考図ブルーチャート」20,790円 (小型船舶(要免許)での海釣り向けなので不要)

これらが必要になるので10万円を越えてしまうのだ。
なんでこんなに高いんだ?

ガーミン(地図表示ができる製品)にこだわったまま、これらを解決する方法が2つある。
 1.海外版を買う。→日本語化
 2.nuviシリーズを買う。(nuvi205だとなんと!1万円台)

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ガーミン製なら等高線表示がいろんな方法で可能だったりする。

一年ほど前に車載用として買った「nuvi205W」(実勢価格28,000円)がある。
これが衛星の捕捉は速いし、一度捕捉してしまうとよっぽどのことが無い限りロストしない。
水越トンネルくらいなら(スピードにもよるが)切れないこともあってあらためてスゴイと思った。
価格が安くてもさすがはガーミン製だ。
ただ、nuviシリーズはフィールド用モデルではないので、そういった前提での使用が考えられていない。
 ・防水でない。
 ・充電式電池が本体に内蔵されている。(単三型エネループなどが使えない)
という点を除けば使えなくもない。
というのは等高線地図「日本地形図TOPO10M」が扱えるからだ。
もちろん標準ではできないのでご注意。
山で使う時は確認が必要な時だけ電源を入れるなどをして電池を節約する使い方などの工夫が必要。
ポータブルカーナビとしての機能では、PCのグーグルマップから登録したい任意の地点を
本nuviに転送することが出来る。
世界中の地図が扱える他、画面のスナップショットを撮ったり、緯度経度高度表示はもちろん
衛星補足情報の表示や隠しコマンドもたくさんあって、軌跡ログも記録できたりとスゴすぎる。
こんないじり甲斐のあるナビは他には無い。

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上が一般のカーナビ用地図。下が山用の等高線入り地図。

欲を言えば、画面が大きく最新型である「OREGON450(英語版)」(実勢3万円台)を
日本語化して使うのがいちばん理想的かも。
Check [ 2010/07/16 22:04 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(8)

金剛山の青崩道ルートの枝道 

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青崩道(あおげどう)ルートにはいくつか枝道がある。

東方向への枝道は石ブテ尾根ルートから来た道へと合流するだろうと想像できるが
西方向への枝道については実はあまり良くわかっていない。
坊領ルートへは一度だけ登ったことがある。
あと、少なくとも水分道への分岐がどこかにあるだろう。
では上の画像の場所にある分岐は?

まず何と書いてあるのか。
「下は谷。道なし危険」
なのか、
そっち方向には下峠谷ルートというのが昔の地図には載っているそうなので
「下峠谷。道なし危険」
なのか、達筆すぎてわからない。
しっかりした道が付いているので確かに人が歩いているのだろう。
青崩道ルートを歩くたびに気になって眠れない。

(と書くと親切な方がコメントで教えてくれると思っています。笑)

尾西食品「赤飯」 アルファ米(2食分タイプ) 

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「赤飯」 アルファ米(2食分タイプ)

尾西食品のアルファ米(フリーズドライ米)というと、
 ・日本国内では初の宇宙食として認定された。
 ・衛生性が高く、安全で、長期保存性を有している。(製造後5年)
 ・70数余年の歴史を持つアルファ米のパイオニアである。
という実績がある。

災害対策長期備蓄用保存食にもそのまま使えることから、ちょっと高価である。
登山では水だけでも重いのに、水分を含んだオニギリなどの食料の重量が加わるとさらなるに足かせとなる。
そこでこういうフリーズドライ食品を利用するととても軽くて保存がきいて大量に持参できる。
さらに、どんな気象条件でも水さえあればおいしいご飯ができるというから買っておいてムダはない。
そこで先日、試しに大峰山系行者環岳行きに持っていった。
金剛登山くらいではいささかオーバースペックなので。

商品としては「白米」もあるのにどうして「赤飯」にしたかというと、単純に赤飯が好きだから。
それと、失敗してべちゃついても赤飯なら元々もっちゃりした食感で食べるものだから違和感が無い。

まずはスペックから。
 「赤飯」 アルファ米(2食分タイプ)
 内容量:200g入
 出来上り:約520g(お茶わん3杯分)
 調理時間:熱湯20~30分(水15℃なら60~70分)
 必要水量:220ml
 価格:630円

1人前タイプもあるようだが、大食いの自分には2食分が満足できそう。(実際、大満足でした)
お湯の量が220mlで良いといっても、ぎりぎり足らなかったりしてもイヤなので、
おおざっぱに500mlの水をジェットボイルで湧かす。
あれ?1分も経つかどうかという早さでお湯が沸いた。
そういえばジェットボイルは冬場でしか使ったことがなかったかも。
夏場に使うとこんなに早く沸くのか?
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標高は1500mくらいで、気温は暑くも寒くもなかったので体感気温17℃くらいか?
#山道具に精密な気温計も必要!?

さっそく封を切ろうとすると、なんと、道具がいる!
切れ込みが無いのだ。
そんなこともあろうかと思って、いつも装備している
ビクトリノックス社「シグネチャーライト」のハサミモードで封を切る。
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1/3ほど切り込みを入れたところで残りの部分を手で切り取ろうと思ったら
縦方向に裂けてきたのであわてて手を止める。 横着するとダメだな。
勢いよく引きちぎっていたら中身がパーっと雨あられと宙を舞っていたに違いない。
再度、最後まできちんとハサミで切り取った。山専用設計じゃないよなコレ。
「ゴマしお」と「脱酸素材」を取り出す。
特に「脱酸素材」は小さいので、量の多い2食分タイプだと埋もれて気づかないこともあるかも。
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手順がわかっていても、いちいち説明書きを確認するように心がけていれば大丈夫。
ジェットボイルで沸かしたお湯を注水線までそそぐ。
そしてすぐに少しかき混ぜる。
封をして・・・・と、説明書きには輪ゴムで止めるとある!
輪ゴムなんかふつう持ってきてるわけがない~。
代わりテープでもあればいいが。
ということでナニカ応用できるものということでカラビナで止めてみた。
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さて、今から20分~30分待ち!長い~!待ってられん!
一緒に食べようと思っていたクノールのスープパスタ「完熟トマト」(お湯を入れて3分)を先に食べる。
さらに、食後に食べようと思っていた菓子などもつまむ。
気がつくと何時何分にお湯を入れたかを忘れる。
そうこうしているうちにだいたい15分~20分くらい経ったと思うので開封してみた。
これがまた丈夫なアルミ蒸着フィルムとやらなので、手であちこちをちぎって開くのが困難。
そこでまたハサミを使ってジョキジョキと切り開く。
これでやっと食べれる。
食感はうるち米の赤飯らしく、もっちりと美味しい!
塩加減はゴマしおで調整できる。
2食分ということであるが、実際はコンビニのおにぎり3個~4個分くらいで
なかなか食べ応えのある量だった。
もし余っても、ラップやホイルで包んでおけば、途中でいつでも食べれるし、これは良い!
買うなら2食分タイプに限る!と思った。
これはまた買おう。

大峰山系 行者環岳 + 金剛山 第203回 (2010.7.10) 

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大峰山系 行者環岳山頂(標高1,546m)

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<昼:大峰山>
 登り:行者環トンネル西口(11:00)~しなの木出合(大峯奥駆道)(11:40)~
    天川辻(12:30)~行者環岳山頂(13:00)
 下山:(同じ)行者環岳(14:10)~しなの木出合(15:00)~行者環トンネル西口(15:20)

<夜:金剛山>
 登り:寺谷ルート
 下山:文珠中尾根ルート


金曜日はけっこう雨が降った。
土曜日の今日は晴れたとしても雨上がりでじめじめ蒸し暑いだろうと思うと
前夜はちょっと気合いが入らず。
深夜1時なんかに寝たので、なんとか起きれたのが7時。
外は明るく天気がよさそうなので慌てて準備をする。
いちおう大峰方面に行くかもしれないので食料やジェットボイルなどもザックに入れる。
気が変わって金剛山でも良いし、その気になったら大峰方面でも対応できるように。
まずは外に出て車を走られてみなければ空の様子もわからない。
そんな感じでスタートして水越方面に向かう。
水越峠が近くなってくるとガスっていて山がどこにあるのかさえ見えない。
これはけっこう蒸し暑そう=ブヨ大発生だろうなとも思ったので、
水越峠を越えて大峰山方面へ向かうことにした。
それにしても遅い出発。
大峰山系で丸一日遊び尽くすなら遅くとも6時には出発しなければならないのに
9時に出発したものだから3時間もロス。休日は早起きしないともったいないなぁ。

さて大峰となると未踏の岳はたくさんあれど、できれば帰りに金剛山にも行きたいので
2時間程度のルートをということで思いついたのは行者環岳(ぎょうじゃがえりだけ)。
GWに登った弥山(みせん)~八経ヶ岳(はっきょうがたけ)とは逆方向にある岳で、
大峯奥駆道(ダイトレのようなもの)でつながっている岳。
登山口は同じ「行者環トンネル西口」からのスタートだ。
「経験はチカラなり」とはよく言ったもので、過去に「行者環トンネル西口」から
一度登った経験があるだけで何の抵抗も不安もない。だんだん単独大峰行きも慣れてきた。
急に決めたことなので山と高原地図以外の準備は間に合わなかった。GPSも無し。
マップケースだの、シルバコンパスだの、国土地理院の地図だのと
モノを揃えるだけ揃えておいて、イザというときに準備が間に合いませんでしたって、
結局、グッズを買うことだけで満足しているのでは?と思われても仕方がない。
実際、ちょっとそうかも。それにまだ地図とコンパスをうまく使えそうにない。
食料は遠征も想定していたのでフリーズドライ系のものやインスタントのを準備していた。

行者環トンネル西口からキャンプ適地まで少し歩いた後、
山と高原地図では点線になっている急登を大峯奥駆道と交わるまで登って行く。
このルートが行者環岳に行くためには最も楽だと思われる。
写真を撮りながらおよそ40分で大峯奥駆道との合流点「しなの木出合」に到着。
なかなかの急登だった。
あとはそこから尾根伝いに横移動すべく大峯奥駆道を行くだけだと思っていたら、
いきなり下りだしたり、また登ったりとアップダウンを繰り返す。
ちょっとした足場の悪いガレ場を除けば平和そのもの。
地図では行者環小屋があることになっているが、こんな所にありそうもないけど?
と思ってたら、突如、行者環小屋が現れた。
行者環小屋の少し手前には東側の眺望が望めるポイントがあった。
行者環小屋は立派な建物で、いわゆる避難小屋なので無人だ。
大峯奥駆道を縦走する人が、この小屋で一夜を明かすためにある。
中はヒノキのような木の香りがして真新しくキレイだった。
ここまで来るのにスタートしてから一時間半くらい。
この行者環小屋からの道がちょっと様子が変わる。
同時に目の前に急峻な岩肌の見える行者環岳が迫る。
え~、まだこれを登らないといけないのか~、きつそ~。
と思ったが、実際はそれほどでもなかった。
稲村岳にある大日山をはじめて目の当たりにしたときもそんなことを思ったものだ。
急なガレ場を登るためにハシゴが付いているが少々古く折れている箇所もあった。
そのガレ場には水場があって、ホースのようなものから水がなみなみと出ていた。

さて行者環岳に着いてみると、行者環岳山頂は大峯奥駆道から
100mはずれたところにあると書いてあった。
行者環岳山頂に行かないと今日のミッションは終わらないので、
行者環岳だから山頂に向けてさらに登る。
ほどなく山頂に着くが、展望なしで暗く、ここで休憩するとしたら、
真冬に吹きさらしの風を避けて食事するくらいだろう。
スタートしてからちょうど二時間かかった。
錫杖(しゃくじょう)、いわゆる杖がここ行者環岳山頂にもあった。
大峰山系の岳にはすべてあるのかな?

<Wikipediaより引用>
 錫杖(しゃくじょう)は、遊行僧が携帯する道具(比丘十八物)の一つである杖。
 梵語ではカッカラ (Khakkhara)といい、有声杖、鳴杖、智杖、徳杖、金錫ともいう。
 銅や鉄などで造られた頭部の輪形に遊環(ゆかん)が6個または12個通してあり、
 音が出る仕組みになっている。このシャクシャク(錫々)という音から錫杖の
 名がつけられたともいわれる。
 仏教の戒律をまとめた書である『四分律』『十誦律』などによれば、
 この音には僧が山野遊行の際、禽獣や毒蛇の害から身を守る効果があり、
 托鉢の際に門前で来訪を知らせる意味もあるという。
 教義的には煩悩を除去し智慧を得る効果があるとされる。


山頂で写真を撮ったらすぐに折り返し、大峯奥駆道合流地点まで戻って平らな所で昼食とした。
単独登山なのに、お昼に一時間もかかったのには理由がある。
フリーズドライの赤飯が出来るのを待つだけで20分も要したため。(詳細は後日)
大峰山系の夏場はブヨこそ居ないものの、ハエやアブ、アリがいた。
ブヨに比べたらどれだけマシか。。
一時間もかかったお昼が終わって、下山は撮影も無しでノンストップで歩く。
行者環岳登山は、十津川村側から登る釈迦ヶ岳登山とそっくりな雰囲気・ルートだった。
登山者と会ったのは大峯奥駆道上でぜんぶで8人だけ。
行者環岳から所要時間1時間20分で下山を完了した。
登りに二時間もかかったのは撮影時間のロス?40分も差が出るとはこれいかに?
洞川まで戻って水を汲んだ後、帰国の途へ。

金剛山奈良側の御所市に着いたのが17時だった。
19時の捺印締め切りまでに登れそうな目処がついたので、
大阪側の千早赤阪から金剛山へ向けて車を走らせる。
百ヶ辻駐車場に着いたのは17時55分。
すぐに準備して、最短・最楽の寺谷ルートをせっせと登る。
そんな時間にすれ違ったのは3人くらい。
かなりハイペースだったので35分ほどで文珠岩の近くに登り着き、
40分ほどで金剛山頂に到着。やっぱり寺谷ルートは最短だ。
今となっては寺谷ルートだけの金剛登山だとぜんぜん運動にならないだろうなぁ。
山頂18時35分の気温は19℃。
捺印して、少し写真を撮って、ヘッドライトを出しておこうと思ったら、
よく考えると、大峰山には荷物なのでとザックから出して車に置いたままだったことが判明。
ヘッドライト無しはちょっとピンチ。
ツイートしている場合じゃないけどつぶやいてみたら
夜登さんからケータイメールが入り「山頂捺印所で貸してもらえますよ」とのこと。
今日の日の入り時刻は?とケータイで調べると19時13分となっている。
まだ十分視認できそうなのでライトを借りることなく下山することにした。
ちょっと休憩でもしようと思っていたがそれどころじゃなくなった。
実際は休憩なんてやってられないほどブヨがわんさか集まってきた。
A型の血液っておいしいのか?平気な人もいるのに。
ちなみに山頂には登山者が一人だけだった。
すぐに下山の体勢に入る。
文珠中尾根ルートを下山中、日の入り時刻を過ぎるとどんどん暗くなってくる。
森の中は特に暗い。
中間点を過ぎた頃から急激に暗くなってきたので、
ケータイのLEDライトを点ける。
これがちょっとしたくせ者で、
 ・ボタンを長押ししないと点かない。
 ・連続30秒点灯したら勝手に消える。(再度ボタンを押さないと)
とまぁ使い勝手の悪い事。
どうにかこうにか19時半に下山完了。

その他の画像は以下より。
Check [ 2010/07/10 23:58 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(22)

SEA TO SUMMIT「ウォータープルーフ・マップケース(S)」 

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ウォータプルーフ・マップケース(S)(\1,575)

一般的にSEA TO SUMMIT(シー トゥ サミット)というと、シーカヤック、自転車、登山の3種目でつなぐ
環境スポーツイベントで、日本ではモンベルが主催で、今年は鳥取県・大山隠岐国立公園、
島根県・高津川流域の2ヶ所で開催予定。
海から山へと自力で進むなかで自然の循環を体感し、自然の大切さについて考えようというもの。
sea(海)to(から)summit(頂上)までという意味。

しかし、今回紹介する「SEA TO SUMMIT(シー トゥ サミット)」とは、
オーストラリアのトラベルグッズ、アウトドアグッズのナンバーワンブランドのメーカー。
アウトドアブランドというと欧米に集中していると思っていたが、オーストラリアにもあったみたい。
ちなみに富士山で登山者に質問していたテレビ番組があって、
「モンベル」が日本のアウトドアブランドであるということを知らない人がいっぱいいた。

シートゥサミット(Sea to Summit)の代表的な製品は、荷物を水から守るドライサック。
軽量のものや圧縮できるものなどさまざまなドライサックを製造している。
ドライサックはシーカヤックや沢登りなどの水遊びを始め、
登山ではザックをザックカバーで防水するのではなく、ザックの中で防水してしまおうという
発想による使い方もある。
ザックにもよると思うが、濡れると重くなるようなザックだと果たしてどうだろうか。

SEA TO SUMMITで有名なのはドライサック以外にもあって、
中でも「ウルトラシル・ショッピングバッグ(¥1,995)」は、いわゆるエコバッグのようなもので
握りこぶしくらいのコンパクトさであるとか、超軽量(48g)であるとか、
防水であるというのはさておき、なんと耐久重量130kgというぶっ飛びのスペックである。
体重が73kgであるキバラーが入ってつり下げられてもぜんぜん平気で、
プラスkatsuyukiさん(推定50kg)が一緒に袋の中に入って持ち上げられても大丈夫という強度。

さて、前置きが長くなったが、ようやくマップケースを買ったという話。
これまでインクジェットプリンターで印刷した地図等を山に持っていって
濡れたり、取り出したりしまったりしていてくしゃくしゃボロボロになったりで散々だった。
そんなわけで買ったのが「SEA TO SUMMIT」のマップケースだ。
今回のこの「S」サイズでは、A4サイズがそのまま入る大きさ。
SEA TO SUMMITならではのぶっ飛びスペックで、
防水(これを持って何メートル潜れるだろ?)・防塵はもちろん
耐紫外線・耐冷凍(凍っても固くなったり割れたりしない)とかで、見るからに頑丈そう。
ツーリングではよく使用していた百円均一のジップ付き書類用ナイロンケースは
丸めたり折りまげて収納していたりすると、ふつうの冬でも固くなってしまって
広げるのがたいへんだったり、パリパリになったりと最悪だった。しかもジップはすぐ壊れるし。
SEA TO SUMMITのこれはまるで別格。きわめてしなやかでやわらかい素材でチャックも無い。

ついでにというか非常用にと、こんなものも衝動買い。
これは世界最小のコンパクトサイズ(たまごのLサイズ大)になるデイパック。
手のひらで握ると隠れてしまうほどの大きさ。
これでなんと20リットルの容量のザックになる。
キーホルダーがわりにぶらさげておいたり、セカンドバックやポーチにしのばせておくだけで
イザというときにザックに早変わりしてバッグもポーチもぜんぶこの中に収められる。
最近流行の「CORDURA(コーデュラ)」という超軽量・高耐久の、
まるで紙風船のような素材のおかげで、このようなウルトラライトな製品がたくさん出回るようになった。
ISUKAをはじめ、グラナイトギアなど各社から登場してきている。
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写真のパッケージにある女性が背負っている黄色のザックをご覧いただけるだろうか。
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ウルトラシル デイパック(¥2,940)

SEA TO SUMMITの製品は、大阪梅田の場合、
・ドライサックは石井スポーツ(大阪駅前第二ビル1F)
・デイパックはロッジ(大阪駅前第四ビル2F)
・マップケースは好日山荘(大阪駅前第三ビル1F)
とまぁバラバラなこと。
これら全部がひとつの店で置いているところは無かった。
SEA TO SUMMITの製品が最もたくさん置いていたのは石井スポーツだった。
Check [ 2010/07/09 00:06 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(4)

金剛山 第202回  (2010.7.7) 

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れんげ大祭

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分32秒)


雨ニモマケズ、ブヨニモマケズ。

登り石ブテ東谷ルート
下山:青崩道ルート


れんげ大祭」は毎年7月7日と決まっているので、
このままふつうに待っていると休日に7月7日を迎えるのはあと3年後。
待ってられないので会社を休んだ。
いつも議事進行しているミーティングや定例会議もあるのに。。明日、机が無いかもな~。
それよりプライスレスなものが金剛山にはある。

金剛山の最大の祭りである「れんげ大祭」とは、以前にも書いたが
夏山開きを兼ねた安全祈願と役行者(えんのぎょうじゃ)
をたたえる行事だそうで、全国的にも非常にめずらしい
神仏混交(転法輪寺と葛木神社)の祭り。
毎年、役小角(えんのおづぬ)の命日の7月7日に、
真言、天台両宗の山伏が全国から集まるという一大行事。
それ以上の詳しいことはよくわからないけれど、
お世話になっている金剛山に感謝を込めて。

正確には何時から始まるというのはどこにも書かれていないし
よくわからなかったけれど、だいたい昼頃からナニカが始まるとのことなので
その時間に合わせて出発する。
山頂で居る時間が長そうに思ったので、それならトコトン疲れそうなルートを
ということで候補に上げたのは「妙見谷ルート」と「石ブテ東谷ルート」。
どちらも所要時間二時間クラスのルートだ。
最後まで迷ったあげく、過去に一度しか登ったことのない「石ブテ東谷ルート」を
登ることにした。
このルートは昔は「勘助屋敷の道」と呼ばれていたそうである。
「勘助屋敷」という屋敷がどこかにあったというわけか?
午前10時ピッタリに青崩をスタート。
まずは30分足らずの区間である舗装路を行く。
あまりにも蒸し暑く、ついダラダラと歩いてしまう。
せっせと歩くとそれだけ汗もせっせとかくことになるからだ。
鉄板の橋を渡って沢に入ると暑さもいくぶんか和らぎ、
沢ルートならではの清涼感に包まれる。
夏場は葉が生い茂っていて進みにくい。
ほどなく丸滝谷ルートと中尾の背ルートと石ブテ東谷ルートの分岐に到着。
立木に掛けてある「←丸滝谷」の矢印は、あいかわらず間違った方向を指したままだ。
未だに誰も訂正しないのが不思議だ。
丸滝谷ルートは直進で、中尾の背ルートは垂直の滝のある方向やや左の尾根を登って行く。
そして石ブテ東谷ルートは垂直の滝を左に巻いてスタート。
前に登った記憶も薄れてきているので、どんなステージだったか思い出しながらどんどん進む。
お助けロープのお世話になるような滝がいくつもある。
慣れてくるとついついお助けロープに身をあずけがちになるが、
あくまで補助的に、いざ滑ったりしたときはしっかりつかめるよう
軽くつかんでおいて、基本、両足やもう片方の手の三点確保で登るということを
忘れないようにしなければならない。
なかなか石ブテ東谷ルートもけっこう難儀なルートだなぁと思いながらもどんどん進む。
丸滝谷ほどでないが石ブテ東谷ルートでもっとも危険な絶壁が現れる。
この絶壁をクリアしたあとはアリ地獄があって終わりだったけ?という薄い記憶。
それは丸滝谷ルートだ。
実際はしばらく小滝の連続が続いていて、ようやく沢の水が枯れたころに長い急登となる。
ジメジメした路面であるが、ロープのお世話にならなくても滑ることはなかったが
この急登、けっこう長い。
立ち止まって休憩したいが、この急登に入ってからはブヨにつきまとわれているので
進むしかない。
すっかりボロ雑巾よろしくヨレヨレになりながら、ようやく平坦なところに取り付いた。
このルートはなかなか登りごたえがあって、これならダブル登山なんてしなくても
お腹いっぱいになれるよなぁと思った。
すっかり腹が減ってきたところで丸滝谷、中尾の背と合流する地点に到着。
そこには、あのチャレンジ登山で岩橋山のチェックポイントにおられて手を振ってくださった方が
沢登り装備でいらっしゃって声をかけてくださった。
ヘルメットやカラビナにザイル、かっこよかったなぁ。
挨拶もそこそこに、六道ノ辻、大日岳を経て金剛山頂に着いたのは12時ちょうど。
出発してぴったり所要時間2時間だった。(撮影等の時間を含む)
ということは妙見谷ルートと時間的にはほぼ同じということになるが、
ぜったい石ブテ東谷ルートのほうがきつい。
なぜなら、スタート地点の標高が妙見谷よりもずっと低いからだ。

山頂に着くと、大勢の登山者や山伏でごったがえしていた。
普段の土日よりも遙かに人が多い。
12時の気温は20℃。
テントが張ってあって受け付けがあり、そこにはボーさんが居た。
転法輪寺からの先日の返信ハガキを返送していたので引換券をいただく。
会費も何も払ってないので弁当なんか貰えるなんて半信半疑だったから、
念のため途中の道の駅「かなん」で米粉パンを3つも買ってきたが、
本当に弁当とお茶をくださった。
山伏の一行はホラ貝を吹きながら隊列をなしてどこかに行ってしまい、
しばらく何もなさそうだったので、国見城趾広場に行っていただいた弁当をひろげる。
野菜具材たっぷりの実に豪華な弁当だ。転法輪寺謹製なのかな?
この費用がどこから出ているのか不思議だ。
せいぜい精進してたくさん賽銭で恩返しができると良いが。。
食べ終わった頃から雨が降り出してきた。
しかも本降りの雨だ。
転法輪寺では山伏が集まって祈祷?をやっている。
雨の中、じっと待つ。さらに待つ。
何のために待っているのか、自分でもよくわからないけど待つ。
火渡りを見たいからとかそんな思いは特にない。
ブヨが顔の周りに容赦なく集まってくる。
天然成分のバズオフスプレーは効果があると思う。
今日もプンプン匂わせてきた。
しかし、汗と雨ですっかり流れ落ち、あの匂いはどこへやら。。
待ってましたとばかりブヨに2ヶ所も噛まれたのを機に、
もうどっからでもかかってこんかいと無防備に徹した。
その結果、最終的には5ヶ所噛まれることになる。
久しぶりに会った富田林のナカイさまから声を掛けていただく。
ありがとうございました。話中だったので挨拶だけで失礼しました。
ブログを見てくださっている若くてかっこいい男性から声をかけていただいた。
山登りベテラン風のお二人。
マムートがお似合いの阿倍野の男性は、最近、大変な困難を乗り越えられたとか。
いろいろ考えさせられました。貴重なお話をありがとうございました。
早く前線復帰できることをお祈りします。
あの複雑なババ谷ルートのあらゆるパターンを征服されたのには驚きました。
機会があればぜひ大峰にとか登りに行きましょう。
護摩木を焼いて大きく炎が上がっているのをブヨと戦いながら眺めていると
横にいらっしゃった神戸の若い男性から声を掛けていただく。
明石大橋のそばのあの垂水から遠路はるばるで、
六甲山を知り尽くされた後、金剛山のほうに進出されてこられたそうで
六甲山よりも金剛山のほうが良いとか。わざわざ二時間以上かけて電車とバスで。
金剛山に登ることについてはずいぶん恵まれた環境にある自分はもっと頑張れるはずだと思った。
まぁそんな理由とかもあって最近ダブル登山を続けてきたが、
さすがにこの蒸し暑さには一時ストップ。
自分にとっては雨の金剛山がず~っと続いていて、
前に晴れたのはいつの頃か思い出せないほど昔の事のように思う。
こんなに雨にやられっぱなしは過去に例がない。
晴れ男伝説はもろくも崩れ去る。

火渡りが始まろうというときにブログ「金剛山愛」のまさ吉さんが登場。
金剛山でまさ吉さんに会ったのは実は今日が初めてだ。
さかんに火渡り業を奨められたけれど、重装備の上、ナニカと準備も大変なので
今回は見送ることにした。
火渡り自体は眺めていると誰でも気軽にやっていたので抵抗は無いと思った。
業が終わると後はもう何のイベントもなく、かたずけムードになった。
ブログ「山と楽人の旅」の山のまこまささん夫妻に会えるのを楽しみにしていたので
こちらからでも見つけられるようにと、チャレンジ登山のときの写真を探して
予習してきたのになかなか見つけられないでいた。
もう一度うろうろしてみて見つけられなかったら下山しようと思っていたらいらっしゃいました。
降りしきる雨の中、立ち話でお引き留めしてすみませんでした。
半年ぶりの再会でした。
本降りの雨はさらに勢いを増してきたので15時に下山を開始した。

その他の画像は以下より。

SILVA「シルバコンパスNo.3R(ECH-141)」 

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シルバコンパスNo.3R(ECH-141)

シルバコンパス」なんて言葉を聞いたのはつい最近のことだ。
コンパスってあの方位磁石だということくらいはわかるが、
前にくっついている「シルバ」って何?シルバー向けということ?という感じ。
つぎに予想したのは、メーカーの名前か?という点。
予想どおり答えは「メーカーの名前」ではあったが、
単純にそれだけれはかたずけられないみたい。
精度や信頼性において登山用のコンパスとしてはシルバがあまりにも有名となったため、
距離の分かる定規になった四角い台座と回転する円い部分と北を指す磁針の3点が
揃っているコンパスであればシルバコンパスと読んでいるようだ。

正確に磁北を示してくれるGPSのような道具は持っていても
基本的な読図の知識はやっぱり知っておかないとなんとなく居心地が悪いので
先日、シルバコンパスとやらを買った。
金剛山の一般的なルートではほとんど必要が無いと思われるが、
読図の練習という観点から使ってみるのも楽しいかもしれない。。
コンパスが最も活躍するというシーンというのは、
登山道(ルート)のない沢登りや、冬季の積雪やたまった落ち葉等で登山道(ルート)が埋もれて見えない
そのような状況での登山には必須の技術だそうである。

好日山荘に行ってシルバコンパスを探していたら、ガラスのショーケースに入って展示されていた。
いくらくらいのものなのかなと見てみたら、一万五千円!ええ~。
そばにあった安い方を見てみたら、八千円!ええ~。
けど、ショーケースに入っているのはGPSや時計など高額な商品ばかりだった。
通常の小物がぶらさがっているコーナーに行くと千円くらいから三千円台のものがあった。
安いほうのSILVA(シルバ)とは書かれていないのを買ってしまうと
あとからまたちゃんとしたシルバが気になりそうなので、SILVAと書かれたもの(3千円)を買った。
発売元は「(株)エバニュー」となっていた。スウェーデン製。

ちなみにSILVA(シルバ)とはラテン語で「森」という意味だそうで、つまり森のコンパス。
森のスポーツと呼ばれるオリエンテーリングで大多数の競技者に愛用されているだけでなく、
NATO群の制式コンパスにもなっているとか。(取説より)
なんかえらい分厚い取説まで付いている。

能書きには・・・
・北は赤。シルバなら間違えません。
・目盛板のNの文字
・リング底の北に向ける方の色が全て赤です。
・スウェーデン・カナダ・米国などで特許取得。
・磁針軸受けには合成サファイヤ使用。
・高品質なスウェーデン鋼の磁針。
・抗静電気、耐震特殊オイルを封入。
・走行中も使用可。
・-40℃~+60℃の域で正常作動

さらに・・・
パリ サンフランシスコ シドニー 香港 札幌 東京 福岡
都市でも山野でも庭のように歩けます。
と書かれていた。

え、そんなにデリケートなの?という説明が。
コンパスは周りの磁気に敏感に反応します、まではよく理解できるとして、
書類クリップや腕時計の金属バンド、鉄筋建築物の近くや送電線の鉄塔(送電線の下はOK)
などで偏向(狂い)が生じることがあるそうです。

そしてスゴイのは・・・
コンパスが狂うという有名な富士の青木ヶ原樹海でも何度もコンパスで征服されているそうです。
GPSでも電波が受信しにくいという難所だけにこれはスゴイ。

最後にパッケージに書かれてあるとても簡単だという使い方
1.地図上で進む方向にコンパスの長辺を合わせる。
2.リングを回して矢印を地図の北-南の線に合わせる。(磁針は無視します)
3.コンパスを手にとり、カラダを回し矢印を磁針に合わせれば
  カラダは正確に道への方向に向きます。
んん・・、何のこっちゃやってみないとよくわからん。。。

ってことでこんなページを見つけました。
http://www.h2.dion.ne.jp/~cha2/mountain/compass-map/compass-map.htm

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名言格言とロープワーク 

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世の中には困難な事が山ほどあるが、不可能なことは少ない。

無理矢理というか、かなり山にこじつけてみました。
いやほんと、さらっと流してください。
私なら「山ほど」を「岩山のように」と読み替えます。笑
クライミングも私にはかなり困難の事ように思います。
何かちょっとでも油断して大事な結び止めとかを忘れて
うっかり転落するパターンの人になりそう。
会社でもそんなことにならないようにしたい。
※たまたまクライミングの本を読んでいる最中だったものでつい。

そんなわけでいちおうロープワークも勉強中。
細引きとこんなアプリを使って練習はするものの、
2,3種類くらいしか覚えられず。
実践の場ではいったいいくつくらい覚えておけば良いのだろう。
20100704-2.jpg

金剛山 第201回  (2010.7.3)  

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念仏坂にて

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千早本道にくらべて距離はあるが、実際の登りは「ちはや園地」まで。

登り:伏見峠ルート(念仏坂)
下山:木場道ルート(通称シルバールート)


あ、もう7月だ。
梅雨のど真ん中なので予定どおりの雨。
午前中は所用で雨の中、チカラ仕事の手伝いで疲れた。
雨が止みそうにないのでゴロゴロしようと思ったが、
明日も晴れる見込みがないので今日のうちに金剛山に行くことにした。
katsuyukiさんはというと、明日の山の会が中止になったとか。
せっかくなので一緒に登ることにした。
一週間かかって乾かしたあらゆるものがまた濡れることになった。
今日は靴の中敷きはバッチリで快適そのもの。
登りは何の障害もない延々コンクリートの伏見峠ルートから。
レインウェアを着てのスタートだったが、やはり暑すぎて脱いでしまった。
すれ違ったのは男性一人だけ。
雨でもこんなに人がいないのはめずらしい。
山頂14時20分の気温は19℃。
このところいつ登っても気温に変化がない。
山頂売店でしばらく休憩して下山することに。
転法輪寺境内では7日の「れんげ大祭」の護摩焚きの準備が進めれらていた。
下山は木場道(シルバールート)から。
どうしてこのルートがシルバールートなのか考えてみた。
石がゴツゴツとガレていて歩きにくい。
高齢の方だと転倒してしまう要素はたくさんある。
どう考えても寺谷ルートのほうが安全で楽で短い。
考えられるとすると、スタート時のコンクリート舗装はぎりぎりまで登りつめて
山頂周辺の遊歩道に出るのも早い。
つまり、山の中は極力短い区間だけ歩くという意味でシルバー向けなのか?
今日の木場道ルートは雨のために流れる沢の中を行く立派な沢ルートと化していた。
下山では誰ひとりとも出会うことはなかった。
今日は本当にただの回数消化登山に終わった。

その他の画像は以下より。

金剛山の箴言版-(36) 

なるほど、これはそのとおりかもしれない。
いま、どのポジション?

【36枚目】山頂売店内にて
20100701-1.jpg

男の一生
十代はときめいて
二十代は素直に
三十代はがむしゃらに
四十代は知恵をもち
五十代は見渡して
六十代は再出発
七十代は心やさしく
八十代は感謝して
九十代は楽しませ
そしてそして
黄金の百歳

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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