岩湧山頂にて
金剛山「夫婦杉」の新しい生命の誕生 ※波平さんの情報より
<午前:岩湧山>
登り:滝畑(7:50)→岩湧山頂(9:35)
下山:岩湧山頂(10:05)→滝畑(11:05)
<午後:金剛山>
登り:丸滝谷ルート
下山:青崩道ルート金剛山を先に登ったあとには他の山に遠征する気持ちは無くなる。
お隣の葛城山ですら金剛登山の後だと登る気になれない。
そういうわけなので、今回も金剛山は後回し。
週に2回、水曜日くらいにも山に登れたらダブル登山なんてやらないのに
このところお約束のようになってきてしまっている。
その結果、文章も写真も多くなってしまって大変だ。。
動画だとコンパクトにまとまるが一人芝居もねぇ。
ダブル登山ができるのも単独登山ならではだと思う。
こんな事につきあってくれる物好きは居ないだろう。
GWにはじめて登ってからすっかり気に入ってしまった岩湧山。
岩湧山頂からダイトレで滝畑のほうに続く先の展望の良い道が気になっていたので
今回は初めて滝畑側から登ることにした。
駐車場の有無や登山口に関してはあらかじめネットで調べておいた。
BBQシーズンには満杯になる滝畑ダム湖の奥のレストランの駐車場に駐める。
朝早いので一台も車は無しで、レストランも閉まっている。
駐車場にはキレイで立派なトイレがある。
登山口はすぐにわかった。
トイレのすぐ右からでも左からでも登れるようになっていた。
わりと急登でひとり分くらい幅の狭さで、ちょっとガレたような道を登って行く。
すぐに交差する幅広の林道に出る。
林道を横断してすぐにまた急登のガレぎみの道を行く。
鬱蒼としていて陰気な感じ。
人の気配がないのでさびしい。(のちに朝早いからだったことが判明)
「水場」とはっきりかかれた水場があった。
水は冷たいので飲めなくもなさそうであるが、
カエルがゲロゲロ鳴いていたので(浸かってそうなので)遠慮した。
葉が生い茂る季節なので道が狭く感じるも、歩くのにさほど支障はない。
展望も無いまま、植林地帯をどんどん行く。
早く展望のあるところに出ないかなぁと思っていたら、
登り付いたところ(尾根とは言えない)から自然林に変わり、
勾配も多少穏やかになる。木漏れ日で新緑が綺麗。
それでも展望がないまま、景色もかわらずどんどん登ると
南側斜面に展望が開け、南葛城山が目の前に現れる。
なかなか立派な山だ。何か目玉的な特徴でもあるのかな?
arajinさんが南葛城山は危険なのでおすすめできないと言っておられたのを思い出す。
ゆっくり穏やかに高度を上げていく。
小さな沢をまたぐところがあった。ここでもカエルがゲロゲロ鳴いている。
植林になったり自然林になったりでごちゃまぜ。
階段が現れる。50段と書かれてある。実際は50段以上あったけど。
ようやく植林の先にまぶしいばかりの新緑があらわれる。
そこを登り切ったら終わりだと思っていたら、
陽の当たる尾根には出たけれど、山頂の雰囲気はまったく無い。
高圧線の支柱が立ちはだかるだけで展望もない。
尾根伝いに横移動をする。
すると植林があって、また自然林のトンネルが始まる。
なかなか登りごたえのある長いルートだなぁと思いはじめた頃、
今度は林道の中をどんどん下っていく。
そんなに下らないうちに、いきなり禿げた緑の丘が現れる。
そして階段。
日陰が無くなり、太陽の日差しがまともだ。
冷たい風が吹いていて、登っているのに暑いというところまではいかない。
いよいよ頂上か?と思っていたら、その階段、けっこう長かった。
GWの時のあの山焼きの後もすっかり目立たなくなって、草が青々している。
よく見ると、わらびが無数に生えていた。
ようやく山頂に到着。
先客はひと組だけ。それもすぐに天見のほうに帰ってしまって借り切り状態に。
やっぱりここから夜景を撮影するとかなり迫力ありそう。
近いうちに一緒にいかがですか?>夜登さん
途中ですれ違ったのは男性ひとりだけ。
岩湧山ってやっぱりマイナーで人気がないのかなぁとその時は思ったが、
実際は大違いだったことがわかる。
山頂では菓子を軽く食べながら30分ほど居た。
風がやっぱり冷たく、手先が冷たくなるほどに。
日陰もないのに暑くならない。
ベンチがいくつかある中で、ひとつだけ焼きを入れたように黒いベンチがある。
それには決して座らないように。
お尻も、置いたザックも炭で真っ黒けになった。最悪。。
モンベルのおニューのストライダーパンツが。;;
気を取り直して下山を開始。
また誰とも合わないんだろうなぁと思っていたら、
来るわ来るわ、人が次から次へと。
老夫婦や、若い男性3人組、熟年夫婦、山ガール3人、山ガール2人、単独男性・・。
10時から11時までの間の下山中、ざっと50人くらいとすれ違った。
みなさん11時山頂目標とかで、弁当を広げるのが楽しみとかなんだろうなぁ。
11時に下山完了し、午前中の登山は終了。
車のワイパーのところに紙が挟んであって、料金はレストランへとのこと。
看板を見ると、レストランで食事をすると無料みたいに書かれていたので
そのレストランで食べようとしたら、食べている間だけ無料だと判明し、
駐車料金の千円を支払ってその場を後にする。
千円は高いので、登山者はだいたい滝畑ダム湖沿いにあるトイレのある駐車スペースに
駐車して(無料)、10分ほど歩いて登山口まで来るようだ。
三日市市側の岩湧の森だと駐車無料で、たくさんの駐車スペースがあるので良い。
岩湧の森の難点は、途中車がすれ違いにくい点だけ。
あろうことか、初めてのルートなのにGPSを忘れてきたのでログ取れず。
長くなってきたので、続きとその他の画像は以下より。
午前中はあまり汗をかかなかったので着替える必要もなく、途中、丸亀製麺所で昼食を摂って、
そのまま金剛山へ向かう。
午前中に千円も駐車料金がかかったので、
金剛山は大阪側だとまた駐車料金がいるので水越側から登ることにした。
青崩のトイレのそばの無料駐車スペースが空いていたのでそこに駐車。
ひさしぶりに丸滝谷ルートから登ることにした。
丸滝谷ルートに登るのは二度目で、
夏場の丸滝谷がどうなっているのか知らないので楽しみだ。
石筆橋からのコンクリートの道は日差しが当たって暑く、そしてまぶしい。
鉄板の橋からは冬場と様子が違って葉が生い茂って暗い感じ。
沢の水がいつもに増して潤沢に流れていて清涼感は抜群。
木漏れ日の中、どんどん沢を行く。
石ブテ東谷ルートとの分岐点に着いたときにはすぐにはそこだとわからなかった。
冬場の木の葉が落ちて明るい雰囲気から一変して暗く、
石ブテ東谷ルートを登るとしたらちょっと抵抗を感じる。
どこのルートでも、はじめてと二度目とではぜんぜん印象が異なる。
二度目ともなるとだいたい知っているつもりになっているのでゆとりがある。
それでも動画や写真で撮ったところしか記憶がないもの確か。
清涼感はずっと続いていて、沢を風が吹き抜けるので涼しく快適。
ただ足場は悪く、沢の水も多めなので靴は濡れる。
滑って転ばないように気を遣う。
ヌメヌメしてそうな石や苔の生えた石は要注意だ。
乾いた石でも滑らないことや、ぐらつかないことを確認しながら足をのせる。
そんなこんなで、そろそろ疲れてきたと思ったころ、
丸滝谷ルート最大の見せ場の絶壁が現れる。
束ねられたトラロープはしっかり掴んで離さないが、できるだけ頼らずに登る。
見下ろすとやっぱり怖い。
高天谷ルートの最初の絶壁で足を滑らせて、
一時宙づりになったときの恐怖を思い出した。
そういえばあの日、波平さんや後輩さんたちと頂上で出会い、
丸滝谷ルートを登ったと言っておられたよなぁ。
高天谷に比べたら・・と思って「どうでした?」と聞くのをうっかり忘れたが、
この絶壁も同様に怖い。。高所恐怖症だし。
絶壁クリアしてからはあまり記憶になかったが、
わりとすぐにトラロープのあるアリ地獄に出て、ひたすらのぼって
石ブテ東谷ルートとの合流地点に登り着く。
アリ地獄に入ってからは風が通らなくて暑かったが、合流地点のここは涼しすぎ。
今日はやっぱり風が冷たい。すぐにクールダウン完了。
所要時間は撮影しながらで1時間45分かかって山頂に到着。
山頂では広場も含めて20名くらい人が居た。
14時30分の気温は14℃だ。
先週の22℃に比べたら相当涼しい。
転法輪寺で先に捺印をいただく。今日はボーさんではなかった。
そして回数登山捺印所に行く。石油ストーブのニオイがする。
じっとしているとまだ寒いのだろう。
波平さんのコメントに、夫婦杉に新しい生命が誕生したみたいだとあったので、
確認に行ってみた。
なるほど、夫婦杉の中央に、まるで赤ちゃんが生まれたかのように。
よくこんなの気づきましたね!
下山は青崩ルートにてノンストップで所用時間一時間ちょうど。
長い。。
途中、枝道が少なくとも3本発見。どこに続いているのかとても気になる。
青崩道から見えた葛城山頂のツツジがまだ真っ赤だった。
5月の登山はこれにて終了。
滝畑より岩湧山頂へ向けて 鬱蒼としている。
植林地帯を行く
カエルの鳴く水場 湧き出しているというより上から流れてきている。
何の花か不明ながらもかわいい。
きのこの山
南葛城山
新緑がまぶしすぎる ということは秋には紅葉が綺麗すぎるのでは?
南葛城山への展望がひらける
この植林地帯を抜けると新緑の尾根?
顔文字のトーテムポール?・・・何コレ?
<
尾根に出て展望がひらけると思ったのに自然林のトンネルへ
いよいよ階段を登れば山頂?この階段がやたら長い。見えてる範囲以上
太陽がまぶしい
他の山ではめったに味わえない抜群の開放感
問題のベンチ 山焼きのときにふざけて炙ってみたとか!?
カメラに入りきらない360度のパノラマ 真後ろは高野山
わらびの摘み放題!?<金剛山>
石筆橋から鉄板の橋をめざす
清涼感抜群の丸滝谷ルート
右の谷間にも登って行けそう。

丸滝谷ルート最大の難所 まさに垂直
丸滝谷ルートのアリ地獄 石ブテ東谷ルートのアリ地獄に比べるとやさしい。
今、話題沸騰中の夫婦杉の間に誕生した生命
転法輪寺
山頂売店前広場