生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

金剛山 第183回  (2010.2.27) 

20100227-1.jpg

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分29秒)


登り:朝原寺跡ルート(初)
下山:マツバカケ尾ルート(湧出岳より)

いったいどうしたことだろう。
今日はまったく足にチカラが入らなくて登るのがつらかった。
気力はあるのに、カラダがついてこない。
まるで初めて登山をしたかのように、最後の方はちょっと登っては休憩の繰り返し。
お付き合いいただいたkatsuyukiさんにはご迷惑をおかけました。
もしかしてシャリバテ?と思ったが、チョコレートを食べてもパワーは回復せず。
考えられる要因は、おそらく今日が蒸し暑すぎたからかも。
いつもの中厚手のジオラインのインナーに、いつものアウターでは汗だくになった。
暑くて湿度があると調子が出なくなるものだろうか。
ちなみに花粉症の症状は、山に来ると不思議なもので、まったく出ない。
(今日はティッシュすら使わず)

さて、今日の登りは未踏の「朝原寺跡ルート」だ。
起点はいくつかあるようだが、今回は百々川ルートの起点の近くからスタートする。
高天の駐車場を8時20分前に出発し、
横移動をして橋本院ルートの起点を左に見据えながら直進して植林地帯をどんどん北へ進む。
途中、わかりにくい分岐がいくつかあったが、方向感覚を頼りに行くと沢へと降りていけた。
その沢こそ、まさにあの「百々川ルート」そのものだ。
百々川ルートのどのあたりに出たのかと思ったら、かなり登った場所だったので、
もうこのま百々川ルートを最後まで登ったほうが早いだろう。
これを逆方向に苦労しながら足場の悪い沢を下山するわけだから、
下り終わったときにはすっかり疲れてしまった。
もうこのまま帰ろうかと思ったほどだ。

どんどん山麓線のほうへ向かっていって、ようやく朝原寺跡ルートの起点にたどり着く。
その起点の雰囲気が、どこかうら寂しげで、なんとなく人を寄せ付けないようなムードが漂っている。
うら寂しげなのは奈良側ルート全般に共通するが。(除く:郵便道)
登りはじめてしばらくは迷いそうになるが、まもなくしっかりと付いた道を認識できるようになった。
前半はどちらかというと他のルートには無いようなコース変化に富んでいる。
ただの単調な登りではなく、大きく回ったり、蛇行したり、U字のような道を進んだり。
しかし、これがひたすら長い。まだかまだかで、ようやく朝原寺跡に到着。
いままで暑すぎたのに、ここに来て急に風が通って寒くなった。
朝原寺跡(といっても石垣とちいさな石像?があるだけだが)にて記念写真を撮ろうとするも、
なぜかいくら調整してもピントが被写体に合わない。
電源を入れ直したり、katsuyukiさんにも試してもらったり、
あげくはマニュアルフォーカスにしてみてもさっぱりダメ。
ぜんぜん違うものにピントが合う。
試しに違う方向に向けて、同じようにやってみると問題なく合焦する。
なぜか朝原寺跡のほうに向けるとまったく合わないのだ。 もしかしてなにかあるのか!?
撮影をあきらめ、どんどん進むも、足にチカラが入らない。
それでもがんばって登りたおして、ようやくダイトレに合流。
高天をスタートして二時間半以上経過。
ダイトレに合流してから一の鳥居経由で山頂まで30分かかった。
山頂11時5分の気温は4℃。
朝、出かけるときに確認した気温よりも下がっていた。
山頂では、いつも応援してくださっているナカイさまと久しぶりに出会う。
捺印を済ませて国見城趾広場に少し立ち寄った後、すぐに香楠荘に向かう。
今日は雨だと思っていたので、香楠荘で食事する計画だった。

下山は橋本院ルートの予定であったが、
途中、katsuyukiさんに湧出岳を案内しようと思い、
ダイトレからそれて湧出岳に登っていくと、途中に「ヒロセ道」という分岐があったので
そちらに下りていくも、途中で方向がわからなくなって引き返す。
再び湧出岳に向かって登っていくと、また「ヒロセ道」という分岐があって、
こんどはしっかり道が付いていたのでそっちを下りることにした。
リボンだらけでわかりやすい。
しばらく行くと、左と直進に分岐している。
左に行ってしまうと郵便道の入り口に出そうな方向なので直進することにした。
見慣れぬ道をどんどん下っていくと、あるところから見たことがある道に。
さらに下っていくと、過去に一度だけ通ったことのある道と記憶が完全に一致した。
その道は「マツバカケ尾ルート」だった。
最後には郵便道のかなり下のほうに合流した。
このルート上に石像があるはずなのだが、今日も見つけることが出来なかった。
まもなく沢の音が聞こえてきて、高天の滝にでる。
下山は50分ほどで高天の駐車場に到着した。

その他の画像はというと、こんなものしか撮るものがありませんでした。

モンベル「ノーメックス グローブ」 (LまたはSサイズ) 

20100225-1.jpg

※LサイズとSサイズがあるのでご注意。

どうみても軍手にしか見えない地味さ。
ところがこれは米国デュポン社のノーメックス繊維で作られている。

ノーメックス繊維とは、ポリアミド繊維とも呼ばれ、
優れた耐熱性、難燃性を持ち、幅広い温度域に対応。
高熱に強いだけでなく、強靭性はナイロンの約4倍、
そして熱伝導性が低いために冬場は保温性もある。
優れた寸法安定性、つまり伸びたり変形しにくく、
耐摩耗性・耐水性・耐薬品性がある。
水にも強いので、軍手のように水がしみ込まない(らしい)。
370度以上では炭化はするが溶けないそうだ。
まるで万能だ。

モンベル社では、この繊維をグローブとして製品化したことで、
沢登りや岩登りなどのクライミングや雪山にも対応。
キャンプの場では、鍋などの熱いものをつかんだり、
そのままつかむと怪我しそうな薪などの木片や鋭利な刃物などを
直接つかめるほどの性能なのだ。
そういえば、登山されている方で、軍手(と思われる)を使われている方が
意外と多いように見受けられる。
軍手であれば、1枚数十円の消耗品なので、汚れたらそのまま捨てればよいが、
これだとどれくらい長期的に使っていけるのか、これからじっくり確認していこうとおもう。
夏・冬関係なく使えるところが便利そうだ。
今のところ、まだ新品のままですが。

#百々川ルートのとき、防寒のために指先だけが出たフリース手袋を使用していたところ、
 山頂に着いてみると、指の関節があっちもこっちも擦り剥いて血だらけになっていた。
 それ以来、沢ルートなどの場合は特に、手袋の重要性を認識せざるを得なくなった。
Check [ 2010/02/25 21:50 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(0)

単独登山の愉しみ 

自分はどちらかというと人付き合いが苦手なほうだ。
人一倍気を遣って、言葉足らずで失敗やらかして、そして傷つけ、自分も傷つく。
大勢の団体登山のたのしみは、やったことないのでわからないが、
けっこう気を遣ってしんどいかもしれない。そんなのは会社だけで十分だ。
勝手のわからない慣れない山やルートであればきっと、
そんなにゆっくり休憩なんかしてないでどんどん先へ進もうよ、と焦りがちにもなる事だろう。
それに、せっかく一緒に登っている団体なのに、
全員ひとりひとりとお話することがままならないというのも残念だ。
それでいてみんなのペースに合わせるくらいなら、単独行のほうがよっぽどマシだと思ってしまう。
自分を含めて二人以上、四人以下くらいの少人数での登山がちょうどいい感じかな。
では、単独登山はというと、
ひとりになりたい時もあるが、ひとり登山がずっと続くのも寂しい。
ようするにバランスであって、マンネリ化しないことなのだ。
さらに単独だと保守的になって、ついつい登り慣れたルートを使ってしまいがち。
しかも単独のときは途中でできるだけ人と出会いたくない。笑(動物にもだが)
じつにわがままな登山者かもしれない。
しかし、単独登山には良いところがいっぱいある。

 ・自分を見つめ直せて謙虚になれる。
 ・いろんなアイデアや考えがまとまる(考える時間が作れる)
 ・季節の移ろいや微妙な湿度・温度の具合、森の匂い、音に敏感になれる。
 ・自分のペースで登れて、好きなときに休憩ができ、人を待たせることもなく自由なところ。

最近、単独登山をたのしんでらっしゃる方に多く出会い、
軟弱な自分もちょっとは見習って、単独で登る楽しみももっと強化したいと思った。


(声)7年かけ百名山、喜びを実感 【大阪】
2009/12/02 朝日新聞 朝刊 18ページより引用

 無職 西出庄二郎(奈良県香芝市 60)
 この10月、長野と新潟県境の苗場山に登山して、
約7年かかった「日本百名山」完登を果たした。
最初は健康増進のため、妻を誘って二人三脚で登り始めた。
 槍ケ岳は霧雨の中で誰もいない頂上だった。
北海道の利尻山や羊蹄山では悪天候のため1度は断念し、2度目の挑戦で登頂した。
富士山は真っ暗な中、懐中電灯を頼りに登り、頂上で眺めたご来光は感動で涙が出そうになった。
 途中から妻は多忙で単独登山になった。
谷川岳と奥多摩の雲取山では関東在住のネット仲間が同行してくれた。
飛騨の笠ケ岳では百名山完登の人の祝賀の場に出会った。
妙高連峰の火打山、妙高山では郷里の和歌山市の幼なじみと奇跡的に再会した。
 いま振り返ると、私は登山によって多くの出会いに恵まれ、思い出を残すことができた。
まさに「百の頂に百の喜びあり」を実感している。
体力が続く限り、また新しい頂上を目指したい。

金剛山公式ホームページにある気温計 

20100223-1.jpg
いつもお世話になりまくっていて、
登山に行く際、着ていくものやお昼の場所等を判断するのに無くてはならない存在の気温計。


先日、金剛山公式ページの管理人さまにお会いし、
当ブログの左カラムに、公式ページの気温計を設置させていただいた事を
あらためて承諾をいただきました。

それだけでなく、ご厚意により、
実際に気温計がどこにあって、実物はどんなのかを見学させてくださいました。
現物を見るまでの勝手な想像では、
どこかの暗い寒い屋根裏か、倉庫の片隅にでもあるのだろうか?
と思っていました。

設置場所については、温度センサー部が屋外に露出しているため、
いたずら防止の観点から明らかにはできませんが、
コンピュータルームは厳重な場所にあり、
管理人さまでさえ特別な許可と鍵を受け取らないと入れない場所でした。
またそれはズバリ山頂にあるので、まったく山頂そのものの気温です。

では、実際の気温計はどのようなものだったのでしょうか。
詳細は以下より。

大峰山系 観音峰 (2010.2.21) 

20100221-1.jpg

20100221-7.jpg
ミドリが起点、アカが今日の小さな目標。

ちょっと他の山を登りたくなったら?
大峰山系がおすすめ。
金剛山とはまた別の奥深さがある。

昨年の秋くらいまでは「大峰山=女人禁制=行場」以上。
という単純な解釈をしていたほど知識に乏しかった。
ところがどっこい、その行場に一度は行ってみましょうと行ったところが
何をどう勘違いしたのか、どれが行場のある大峰山のことかさっぱりわからず、
とりあえずどこか登ろうということで、初めての大峰山が
和佐又山を起点とする「大普賢岳周回コース」だった。(所要時間7時間)

それからすぐに猛勉強をして、大峰山という山なんか無いということに気づき
女人禁制で行場のある修験者の山というのは「山上ヶ岳」だけ
ということが判明。
それもすぐに登ってみてだいたい大峰山系全体のスケールや位置関係が
なんとなくわかってきた。
とにかく大峰山系のスケールはものすごくデカい。
冬場は危険なコースが多く、春まで待とうと思っていたが、
せっかくなので、大峰山系のいちばんの入門コースと言われている
「観音峰(1,347m)」を軽く登ってきた。
なんせ、昨日の金剛山の後なので、ほんと軽く。。のはずが、
それでも片道2時間くらいのコースだった。

観音峰登山口の駐車場(無料)を起点に、
いきなり吊り橋を渡ってからのスタート。
最初は金剛山と同様の植林地帯を行く。
すぐに景色が変わってきて、金剛山とは似ても似つかない高山の雰囲気が出てきて
その後もどんどん雰囲気が変化していき、途中、第一展望台やら
洞穴があるというところがあって気になりながらもスルーして、
一時間半ほどで観音峰展望台に到着。
展望台というくらいなので、金剛山のああいう人工物の展望台かとおもったら、
ものすごく眺望の良い天然の展望広場という感じだった。
そこからさらにアップダウンがあって、折り返し目標の「観音峰」山頂に到着。
大峰山系のだいたいどこもそうであるが、山頂が山頂らしくない。
とてもしずかで地味でただの尾根の途中のような?自然のままの山頂だった。
そのまま法力峠のほうに行きたい余力があったが、地図も持ってこなかったので
時間が読めないし、今日は軽くということで観音峰の山頂からは折り返しUターン。
ちょっと後ろ髪引かれるような思いで同じルートを戻ってきた。
そしていつもガラガラの貸し切りのような温泉に入って帰った。

まずは大峰山系を知りたい、そして全体のスケールを眺めたいという
入門には最適なコースです。
(回数登山のハンコはもらえませんけどね)

大普賢岳(上級)→山上ヶ岳(女人禁制)中級→観音峰(初級)と、
大峰初心者のくせに、登りに行く順序が逆ですね。
まだまだ大峰山系にはいっぱいクリアしないといけない岳があるのでした。

つづきの画像は以下より。
Check [ 2010/02/21 20:34 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(10)

金剛山 第182回  (2010.2.20) 

20100220-2.jpg

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分18秒)


登り:中尾の背ルート(初)
下山:旧石ブテ尾根47番ルート(初)

最近すっかりレギュラー出演!?のkatsuyukiさんと
8時10分前に水越川公共駐車場をスタート。
しばらくは丸滝谷ルートの道で沢を行く。
垂直の滝のある所まで来たら、石ブテ東谷ルートと中尾の背ルートに分かれる分岐がある。
中尾の背ルートは、丸滝谷ルートと石ブテ東谷ルートの間にある尾根を登るルートだ。
垂直の滝からは、いきなりの激登りでどんどん高度を上げて行く。
ふと気が付くと、丸滝谷ルートの沢は遙かに下の方だ。
登り付いて水平移動に入ると、もうほとんど終わりなのかな?と思いつつ歩いていくと
さらにまたまた激登りがつづく。
左に植林、右に自然林がある境界を登るかんじで、これといった特徴は何もない。
分岐もなしで、道はしっかり付いており、ほんとに単なる急な尾根ルートで愛想なし。
あっけなく丸滝谷ルートや石ブテ東谷ルートのゴールと合流し、そしてほどなく六道の辻に到着。
あとは大日岳を経由して山頂へ。
愛想のない割には(撮影のせいか)なぜか時間がかかり、
山頂に着いたのはスタートしてから二時間四〇分後の10時30分に到着。
山頂気温はマイナス3℃。まだまだ厳しい寒さである。
せめて0℃くらいにならないと外で食事する気にならない。
山頂売店内でいつもと同様に食事をして長居をしてから外に出ると登山者は一気に増えていた。
気温もどんどん上がっていて、マイナス1℃までは確認した。
今日から転法輪寺の捺印もいただく。
下山は未踏の旧石ブテ尾根47番ルートから。
出発してすぐに「金剛山公式ページ」の管理人の方と出会う。
katsuyukiさんが別の山の会でなじみがあったお陰で、ようやく挨拶することができた。
グッドタイミングだったので、
当ブログに山頂の温度計をリンクさせていただいた件であらためて承諾をいただいた。
それだけでなく、わざわざ実際に温度計のある場所に連れていってくださり、
快く実物を見せてくださった。
山頂付近というよりは、ずばり山頂の、とある場所にありました。

さて、下山を再開し、未踏の旧石ブテ尾根47番ルートをめざす。
大日岳を下りきったしばらく行ったところからのショートカット道を通じて、
石ブテ尾根ルートに取り付く。
しばらくの間は石ブテ尾根ルート特有のアップダウンの繰り返しを行く。
下降に転じてしばらくすると「47」という石柱の分岐があり、右へ行く。
ここからは未踏となる。
なかなか急だなぁと思いつつも、まぁ普通に急な下りだよなぁと思っていたら、
あるところから突然、猛烈な激下りに転じる。
このあまりの急っぷりは、いまだかつて経験したことがないほどだ。
ひたすら長く、垂直に近い感じで油断ならない。
これは逆に、一度登りに使ってみると登りごたえがありそうだと思った。
激登りというウワサだった中尾の背ルートとは比較にならない激しさだ。
最後はどこに出るのかと楽しみにしていたら、丸滝谷ルートの鉄板のすぐ近くに出て驚いた。
これまでに三回は通っている道なのに、まったく気が付かなかった。
よくみるとその入り口には「→」のマークがつけられていた。

今日は登りは少々もの足らなかったけれど、下山の激下りはなかなかこたえたので
ちょうどいいバランスだったかな。

その他の画像は以下より。

金剛山の最難ルート 

公式・非公式を問わずHP等で紹介されている道をルートと呼ぶことにしている。
金剛山の登山ルートは無数にあり、180回も登ってきた自分でも、
未踏のルートはまだまだある。
きっかけがないとなかなか未踏ルートに踏み出せないのも事実ではある。

現時点でもっとも「難」だったルートのトップ5を並べてみた。
「難」の基準は、
  ・進みにくい。(ぬかるみやブッシュ等の障害物で)
  ・迷い易い。(分岐をどっちに行って良いのかわかりにくい)
  ・危険。(うっかりすると命にかかわるか骨折の危険がある)
  ・不便。(スタート地点がやたら遠い、など)
  ・長い。(やたら長い距離)
  ・激登り。
を総合したものとする。

難すぎて一度しか行ったことがないのに「ひどかった」と
思い込んでいるルートあるかもしれない。
あのときは「もう二度とこのルートを登ることはないだろう」と思っていたけれど
やっぱり二度以上登ってみないと偉そうなことも言えないなとか、
それなりの装備で行けば実はたいしたことがないと思えるルートもあるかもしれない。
そういう前提で、いくぶん偏った主観になるかもしれませんが。

 1.イワゴノ谷ルート(奈良側)
  何がどう難で危険だったのか、今となってはすっかり忘れてしまったが
  服やザックは汚れるわ、登っても登っても堂々巡りみたいで、
  足を滑らすと命に関わる所もあり(回避できるかも)とにかく最後まで大変だった。
  草や葉の生い茂る夏場はまず使えないでしょう。

 2.百々川ルート(奈良側)
  あの堰堤のハシゴは高いわ、たとえ巻いても危なっかしいわ、
  おまけに道無き道にブッシュや激登りにダイトレに取り付いても中間くらい
  というがっかり感は他では味わえないほどの自己嫌悪にさいなまれる。
  「(楽なルートがあるのに)何やってんだろ、今日の自分。。」みたいな?

 3.石ブテ西谷ルート(水越側)
  「いったいこの滝を乗り越えるのにどこを巻けばいいの?」という
  途方に暮れることが多いルート。(ただし前半のみ)
  巻いてもブッシュが多く「これでもルートなのか!?」と思った。

 4.クソマル谷ルート(奈良側)
  3つの大きな滝のうち、2番目の滝は一歩間違うとかなり危険。
  3番目は巻けるはずなので、考えようによってはたいしたことがないかもしれない。

 5.石ブテ東谷ルート(水越側)
  危険度は低いが、ただひたすら小滝の連続で、その後の長いアリ地獄。
  石ブテ西谷より難所が長い分、いい勝負かもしれないと思った。

一位~三位は確定であるが、それ以降は甲乙付けがたい。
これらを登られたことのあるみなさまにはどのように思われたでしょうか。
いずれも過去半年以内どころか、一,二ヶ月以内に登ったルートばかりでした。汗;

金剛山転法輪寺「登拝寳印帖」  

20100212-10.jpg
「修行者」となっている欄の住所・氏名はお寺が書いてくださる。(デジタル処理で消しております)

金剛山に足繁く通うための励みになるのが「金剛登山回数カード」だ。
自分の場合、登る以上はぜったい捺印してもらうわけだが、
回数にこだわっているわけでもなければ、回数稼ぎに走っているわけでもない。
捺印のシステムがあるおかげで、めんどくさがりな自分でもなんとか山頂まで通えている、
そんな感じの存在かな。
ところが登山回数などまるで度外視で登っている方もいらっしゃる。
今の自分にはちょっと無理なことを平気でできる人って尊敬してしまう。

ところで登山回数捺印の件、
実は「転法輪寺」でも存在するということを先日とある方に教えていただいた。
似たようなシステムではあるが、その扱いは考え方からして
まったく別の存在だということがわかった。

金剛練成会がやっている登山回数カードは、いわば葛木神社関係であり、
目的としては、
「金剛山を敬仰して登拝を励行し、健全なる精神と身体を錬成するを以て目的とする」
となっている。
つまり回数登山中心の活動というわけだ。

それに対し転法輪寺のものは、
平成一七年に発足された「司溝」と同時に始まったもの。
「司溝」とは、「こんごせ参り」を通じて山伏修行の精神でもって
転法輪寺の現在の若き住職のもとで始まった修行である
「葛城修験道」の復活を目指して行われる活動だ。
回数記録カードではなく、お参りの証というもので、
本堂等にお参りしたことを確信してから頂く納経(朱印)だということ。
この点は勘違いの無いように「登拝寳印帖」を頂くときに確認される。
そういう考え方なので、寳印帖のお代は心づけとして賽銭箱に入れさせていただく。
活動の資金は、転法輪寺主催の様々な行事に参加修行を行った
浄財の一部で維持運営されるのだとか。
心ここにあらずというような日は納経(朱印)を遠慮申し上げたほうが良いだろうし、
お参りはしたけど閉まっていて納経(朱印)をいただけなかったというときは、
後日、自己申告によりいただけるそうだ。

登山回数カードとは意識をきちんと切り替えて考えたい。
20100212-11.jpg

金剛山 第181回  (2010.2.12) 

20100212-1.jpg

20100212-8.jpg

登り:寺谷ルート
下山:カタクリ尾根ルート


今日は平日。
振替休日で休み。
登山は昨日の予定であったが、あいにくの雨で予定が狂った。
世間が休みでないときに自分だけ休みだとどうも居心地が悪い。
連日の雨続きの後のコンディションで、今日もスッキリしない空の中、
モチベーションが上がらず、単独で金剛山に出かけるのがものすごく面倒だった。
それでも登山スタイルに着替えて準備していくとやる気が出てきた!?
出発も遅く、登山開始は10時という気合いの無さ。
こんなたるんだ気持ちだと、つまずいてズッコケそうだ。
(実際、カタクリ尾根で転倒した)
いくら好きな趣味でもそういう気分な時って誰しも経験あるはずだ。
まだまだ精神が軟弱なのだろう。

登山口を車で通過するとき、大きな観光バスが6台も来ていた。
今日も耐寒登山ラッシュのようだ。
女の子ばかりなので、どこかの女子校だろう。
いまどきは自由な格好なのが普通なのか、体操服じゃなかった。
百ヶ辻駐車場に到着。
(百ヶ辻←これ、何と読むんでしょうね)
いつもの集金のおじさんがまたしても「久しぶりやねぇ」と声かけてくれる。
百ヶ辻に駐めるのは五條林道(1月9日)以来なので、およそ一ヶ月ぶりだ。
ここでも団体さんに遭遇。
今日は最短・最楽の寺谷ルートにした。
団体さんにまぎれて寺谷ルートの入り口までダラダラと歩く。
今日はハイペースでしっかり登る。
寺谷ルートを登るのはかなり久しぶりだ。
台風18号の後、一度登ったきりなのだ。
エスカレータならぬ階段が、前よりずっと長くなって作り直されていたので驚いた。
寺谷ルートは50分もあれば十分山頂に着くので登り切った感がイマイチ。
文珠岩付近で「いろり」のkosiziさんと出会う。
香楠荘で落ち合う約束をして一旦別れる。
今日は金曜日なので売店は休みなのは知っていたが、
団体さんが多いので、もしかして臨時で開いてないかなと期待していたがやはり休みだった。
山頂11時前の気温はマイナス2℃。
少し写真撮ったり、転法輪寺に立ち寄ってから香楠荘へ。
すぐに移動開始したので寒さを感じなかった。
途中、団体さんがあまりにも多いので、一の鳥居からエスケープして下の道から向かった。
ログハウスで待っていてくださったkosiziさんと香楠荘で昼食。
その後、カタクリ尾根ルートにて下山。
今日は団体さん以外の登山者は少なめで、どこか寂げな金剛山だった。

その他の画像は以下より。

モンベル「モンベルコードロック」 

20100211-1.jpg

登山靴で悩まされるのが、歩いているときに靴ヒモがほどけることだ。
特に「丸ヒモ」は、やたらほどける。
ひとつの手段として平べったい「平ヒモ」に変えることでそんな悩みは多少解消はするが、
自分の場合、BOAシステム搭載のこんな靴あんな靴にしたことで
そういった悩みはすっかり解決してしまった。
いつでも好きなときに全体の締め付け具合を調節できる。
よくこんな細いワイヤー(ピアノ線)が毎週の酷使にもかかわらず
切れないものだと感心する。

何もかもこういう靴にしたいところだが、そうもいかない。
そういう場合、クイックに調整できてほどけない道具がいろいろ存在する。
ところがそういう道具はヒモを結ぶより面倒だったりするのだ。
自分の場合、「モンベルコードロック」というものを使ってみている。
決して靴用ではないが、これが意外と間に合っている。
結んでからこれを付けるほうが良いかもしれないが、
履いたり脱いだりを繰り返す靴には結ぶこと自体を省略している。

ちなみに、結ばなくなるとヒモがダラ~んと長く余るので、
適当な長さにハサミでカットし、先端をライターなどで炙ってほつれないようにする。

20100211-2.jpg
昨年、ダイトレ縦走に履いていって、ムレって大失敗だったトレッキングシューズ。
Check [ 2010/02/11 12:01 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(0)

金剛山にまつわるエトセトラ(3) 

それぞれの人が、それぞれの思いで登る金剛山。
毎日新聞の若き記者を突然襲った病。
2009年の7月からこれまでに24回に渡り「骨肉腫と闘う」という新聞連載が続けられている。
連載を知ってから心配でずっと見守っていたのですが、快方に向かわれているようでとても良かったです。
それには金剛山が関係していたというお話です。

憂楽帳:お礼参り登山
2010/02/03 毎日新聞 大阪夕刊 9ページより引用

先月、大阪の最高峰、金剛山(標高1125メートル)にお礼をしに行った。
昨年1月、骨のがん、骨肉腫の摘出手術を受けた。幸い、発見が早く、転移はなかった。
左大腿(だいたい)骨の病巣部を周囲の筋肉ごと取り、人工関節に置き換えた。
抗がん剤治療も続け、昨秋に退院できた。発見のきっかけが、金剛山登山だった。
08年12月に金剛山に登った翌日、左脚が痛くなり病院に。翌月から入院した。
登山していなければ、発見は遅れていたかもしれない。
手術後は、金剛山再訪を目標に、歩行のリハビリを続けた。
約1年ぶりの金剛山は快晴の銀世界だった。
まだつえが必要で、登山は無理。
妻とロープウエーで標高975メートルまで上がった。
雪に滑らないように登山靴にはアイゼンを着けた。
往復3キロの山頂コースをつえをついてゆっくり進む。
樹氷から粉雪が舞い、日の光に輝いていた。
抗がん剤の副作用の一つ、貧血は今も残る。
以前は楽に登れた坂道で、息が切れた。
それでも、歩き切った時には達成感があった。
脚の筋肉をしっかりとつけ、つえが不要になったら、今度こそ登山に挑戦したい。


早く登山ができるまでに回復してほしいです。
連載記事(タイトルのみ)は以下をご参考。

金剛山 第180回  (2010.2.6) 

20100206-3.jpg

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分52秒)


登り:妙見谷ルート(沢ルート)
下山:わさび谷ルート(カトラ折れ)


この土日が寒さのピークだと報じられていた。
今日は単独登山。
まつまさ駐車場に8時半くらいに着き、車を降りてバス停まで歩き出す。
気温はきわめて低いが、路面は完全に乾いていて凍結など微塵もない。
風が通る場所はかなり寒い。
途中、見慣れぬバスが次から次へと百ヶ辻のほうに向かって通過していった。
今日は伏見道、千早本道ともに登山者が多そうだ。
安全のために反対車線を歩く。
前から車が来るとまた反対車線に移ったりしながら入り口まで取り付く。

登山道に入ってすぐに林道のど真ん中に倒れた松ノ木が突き刺さって?いた。
しばらく行った先にもやはり松ノ木の倒木。
歩いているうちに、いつもコメントを寄せてくださっている「arajinさま」から教えていただいた
「実は沢ルートは妙見の滝以前に取り付きがあって、もう少し長く楽しめます。」
というのを思い出した。
どこから降りれば良いのかと左側ばかり気にしながらあるいていると、
青色にペンキの塗られた石があり、そこから堰堤の上に降りる道が付いているのを発見。
いつものアルミ製の足の折れたハシゴのあるところに達するより手前。
ちょうど道が狭くなる直前だ。
下に降りてどんどん進むと沢があって、いきなり小滝。
今日は凍結している部分も多々あって慎重にクリアする。
さらに岩の谷間を行くと行き止まったところが通称「横飛の滝」だ。
横から豪快に滝が吹き出している。
そこは左側に垂直の岩を登らなければならなかった。
トラロープがあったが、岩肌がツルツルに凍っており、足のひっかけようがない。
仕方なくアイゼンを装着してひっかきながら、トラロープにすべてを任せてなんとかクリア。
そのあたりから、これまで妙見谷ルートを登る時に使っていた道がすぐそばを平行に通る。
ほどなく妙見の滝に到着。
沢を渡って妙見の滝側に行かなくても、道なりにすすめば巻き道があり、
沢ルートを下に眺めながら平行してどんどん尾根側を行くことができる。 
これまでの妙見谷ルート登山はずっとこの巻き道を利用してきた。
しかし今日はとことん沢ルートにこだわって登ることにした。
というのは、最近、水越側や奈良側の厳しい谷ルートの難所を片っ端から
クリアしてきた自分としては、妙見谷ルートの沢ルートとはいったいどの程度のものなのかを
確かめたかったからだ。

妙見の谷はいつものように滝の右側から登ってクリア。
そのままどんどん沢の中を行くと、見慣れぬ岩場や小滝があって初めてのルートのように新鮮。
これまで妙見谷ルートを何度も登ってきたのに、このルートの事を何もわかってなかったんだ
ということを思い知らされた。
今日はやはり岩肌が凍結している部分が多く、苦労するが、
決して巻き道へは上がらずに徹底的に沢を行く。
ちょっと危険かなという部分もあったりで、これまでの妙見谷ルートのイメージを
根本から変えるほど違った印象を受けた。
さらにどんどん先に進むが、なかなか沢も終わらない。
登りに転じても、沢が完全に凍っていて進みづらい。
どんどん登った先に分岐がひとつ。
はて?どっちだったかな?
よく見るとテープがあったので左へ進む。
さらに登り進んで・・・やっと山頂に到着。
結果として、思っていた以上に自然あふれる大阪側随一の立派な沢ルートだった。
これなら丸滝谷ルートのほうがずいぶんと平和だなぁ。
また久しぶりに丸滝谷ルートも登ってみたく思った。

山頂11時前の気温はマイナス6℃。
凍結で登りにくかったりしたので所要時間は二時間半もかかった。
横飛びの滝の岩を登る以外はなんとかアイゼン無しで登れた。
山頂は圧雪状態なのでアイゼンは不要。
売店にて昼食。
食べ終わろうかというときに大勢人が入ってきてすごい状態になってきたので急遽撤収して退散。
国見城趾広場を抜けて人の少ないわさび谷ルートから下山しようと移動開始したところで
いつもコメントをくださってる「ダーさま」に声を掛けていただいた。
ワイルダーでチャレンジャーな女性という印象で、いったいどんな人だろうと
このところ必ず話題に欠かせなかった方だっただけに興奮気味。
せっかくの機会なので、無理をお願いして一緒にわさび谷ルートから下山していただいた。
ダーさま、ありがとうございました。
最後はカトラ谷ルートに合流。
そこから先の舗装路がまた困ったことに凍りまくっていて苦労した。
この冬はまだ一度もアイゼンを使ったことがないというダーさまは
今日もなんとかアイゼンを出すことなく無事下山完了されました。

まつまさ駐車場を出ようとした時、救急車やらパトカーやら、消防団員やらで大騒ぎが起きていた。
単なるけが人じゃないナニカがあったようだ。

その他の画像は以下より。
Check [ 2010/02/06 20:20 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(8)

立春の金剛山  

今、この時期に金剛山では耐寒登山などのイベントが
さかんに行われているようで、平日でも臨時バスが出るような事態に
なっているようですね。
残念なことに、昨年末のあのようなドカ雪は望めないようです。
まだまだこれからなのでしょうか。
そういうしているうちに花粉症の季節がやってきますね。
本日の夕刊からの引用です。


春は名のみ 輝く氷の精/奈良・金剛山
2010/02/04 大阪読売新聞 夕刊 10ページより引用

 立春の4日、近畿地方は冬型の気圧配置に加え、
夜間に地表の熱が奪われる放射冷却現象が重なり、
各地で最低気温が氷点下となる厳しい冷え込みとなった。
大阪府と奈良県境にあり、午前8時半に氷点下7度を観測した金剛山山頂付近では、
空気中の水蒸気が樹木に着氷する霧氷が見られた。
大阪管区気象台によると、各地の最低気温は平年を1、2度下回り、
奈良市で氷点下2・6度、京都市で同0・6度、兵庫県三田市で同4・8度を記録。
神戸市でも0・5度まで冷え込んだ。
 
 写真=山林の枝を白く覆った霧氷の下、登山する子どもたち
(4日午後0時3分、奈良県御所市の金剛山で)=永尾泰史撮影

#写真は掲載できません。

SANYO「エネループ スティック ブースター」 

20100202-1.jpg

金剛山に登っていると、とくに谷ルートではケータイ電話は圏外な事が多い。
大阪側はまだましではあるが、奈良側に至っては山頂付近に近づくまで
ほとんどがメリット・ゼロの不感地帯なのだ。
そうなるとケータイは、さかんに基地局を探そう、つながりを確認しようと
電波を送信する頻度が多くなるために電池の消耗が意外なほど早い。
そこで山の中でもイザという時に充電ができるとありがたいと思うことがしばしばある。
ザックは少しでも軽量化を求めたいのに、重いバッテリーやかさばるものは荷物になる。
そんなときに便利なのがコレかもしれない。

昨年12月発売予定だったのに、どういう事情があったのか、
先月の21日に発売になったばかりのエネループシリーズの
新製品「eneloop stick booster」。

早い話が、円筒状のケースに単三型エネループ2本を入れると、
キャップにUSB端子の差し込み口が付いているので、
ケーブルさえ用意すれば電子機器に充電できるという単純なもの。
充電対象は、ケータイ電話やiPodにiPhoneやゲーム機など、USBで充電できる機器に限られる。
中身が単三なら何でも良いので、持ってきたエネループ2本だけでは足らなくなってしまうような
緊急事態の際は、単三アルカリ乾電池をどこかで調達すれば代用もきく。
#単三アルカリ乾電池では、単三エネループに比べて1/5程度の充電容量しか望めないことが判明。

ところでこの筒、どこかの角にぶつけたら樹脂製よりも簡単にへこむように思う。
しかし、このアルミの筒の内側には樹脂層もあって強化されているので
意外と頑丈な感じで凝った作りになっている。

その他、気付いた点は以下のとおり。

 ・微妙に四角・・・円筒型のようであるが実は四角なので転がりにく・・あ、転がった。
 ・スタートスイッチ・・・親切にON/OFFスイッチが付いている。
 ・マグライトサイズ・・・マグライトとほぼ同じ太さか、少し細いくらい。
 ・メイドインジャパン・・日本製です。

ザックの中でもあまり邪魔にならず、重量もほとんど気にならないのでとても便利。
しかも、ヘッドランプなどの予備電池の携帯用ケースという使い方としても役立つ。
欲を言えば、これ自体がLEDライトにもなってくれるとなお良いのに。

#エネループ商品を扱っていても店頭には出していないことが多いようです。
 店員さんに聞いてみると奥から出してきてくれる感じでした。

20100202-2.jpg
マグライトAAとほぼ同サイズ
Check [ 2010/02/03 21:09 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(2)

冬場こそ金剛登山!? 

このところ金剛山頂は本当に大賑わいだ。
先日も11時に売店に入ってお昼を摂って、
12時に外に出たところ、人が3倍くらい増えていて驚きました。
人によっては、
「どうしてこんな寒いのに、しんどい思いをしてもっと寒いところに行くのか気が知れん」
という声もこれまでに聞いたことがあるが、
言わしてもらえれば、「家でじっとしているほうがうすら寒い」のだ。
カラダを動かして、血の巡りを良くすれば、温泉にでも入った後のように内面から暖まり、
ほぐれて軽くなると言うのだろうか。
そして冬の登山が何より良いのは、大汗をかくことがない。
汗をかきそうになれば、少し立ち止まるだけですぐにクールダウン。
虫もいないし、静かだし、快適な登山がたのしめる。
すっかりこの冬にも慣れてしまったので、このままずっと冬のままで良いよなぁと
勝手に思っても良いでしょうか?
子供の頃、
「登山=金剛山=冬=千早本道=階段ばかり=良い思いがない」
ということで、登山と聞いただけで拒否反応を示してきた自分の今がこれ。
以下の新聞記事から見て取れるように、千早本道はひたすら単調なだけの試練な道なのだろうか。
登山回数によって、また、季節によって、同じルートでもずいぶんと印象が変わるものだ。


[みなみらんぼうの一歩二歩山歩]第581話 金剛山(寄稿連載)
2010/01/28 東京読売新聞 夕刊 3ページより引用

 ◇奈良・大阪
 ◆名物の樹氷 逆光に輝く 
 金剛山(最高所=葛木岳1125メートル)は、大阪に住む山登り愛好家なら
登っていない人がないほどで、東京でいえば高尾山のように愛されている。
「大阪府の最高峰」と紹介されることが多いようだが、最高所は奈良県側に属している。
 金剛山に登る季節はいつが良いかと大阪のベテランに聞いたら、迷わず「冬」と答えた。
四季を通じて人が多いが、冬は名物の樹氷が見られるので、格別の人気なのだそうだ。
 僕はカミさんの実家が大阪なので、そこに泊まって河内長野駅に行き、
そこから南海バスに乗って金剛登山口で降りた。ここからルートは二つあるが、
太平記でおなじみの楠木正成が築いた千早城を通るコースを選ぶ。
山城への道らしく、段差の大きい石段の道が続くので、わずか10分程の登りで
一汗かかされるだろう。
残念ながら城跡は広場になっていて、見るべきものはあまりなかった。
 先に進むと前方に金剛山の頂上方面が、白く煙って見えた。
もしかしたら樹氷が見られるかも知れないと、気分が盛り上がる。
トレイルは、石段が終わってホッとすると、次は土止めの丸太階段に変わり、
なんとこれが最後まで続く。安全な道ではあるが単調だ。
ファミリーで登るという方は、地元の千早赤阪村が運行するロープウエーも利用できる。
 植林地がいつの間にか立派なブナの森に変わると、この辺から雪道になる。
奥に茶店が現れ、左に行くと国見城跡がある。ここに金剛山頂上の標識が立っていて、
眼下に大阪の市街と大阪湾が眺められる。
 カミさんが「樹氷じゃないの?」というので振り仰いだら、
逆光に、シャンデリアのように輝く木があった。
近くで弁当を広げていた人が「もう少し気温が低いとええねんけどな」といって笑っていた。
茶店の前にはカマクラもあって、雪国のようだった。
 山上広場には登山回数が張り出されていた。それを見ると1万回以上登った人もいる。
人生色々な生きがいがあるものだ。最高所の葛木岳は立ち入り禁止なので、
役行者(えんのぎょうじゃ)をまつる転法輪寺から葛木神社を参って、帰途に着いた。

〈こんごうさん〉
修験道の開祖・役行者や楠木正成とゆかりの深い山として親しまれている。
国見城跡の展望台からは、大阪湾や奈良盆地が一望できる。
 
 〈アクセス〉(金剛登山口バス停)
 ■鉄道 南海・近鉄の河内長野駅から南海バス35分
 ■車 南阪奈道路羽曳野ICから約40分
 
 〈周辺情報〉
 冬は軽アイゼンが必要。金剛山とふもとを約6分で結ぶ村営ロープウエーは
 大人(中学生以上)片道700円、往復1300円。付近には有料駐車場も多い。
 
 問い合わせ 千早赤阪村建設課 0721・72・1447

百々川ルートの真実  

20100201-1.jpg

「百々川」と書いて「どどがわ」と読むらしい。
はじめは自己流に「ももがわ」と読んでいたが、そんなかわいいものではなかった。
実際のルートのハードさからしても「どどがわ」という読みがふさわしい。笑

奈良側からの登山はほんとに駐車するのに困る。
ほとんど駐車場らしい駐車場が整備されていないのだ。
金剛山山頂が奈良県御所市にあるので、実質は奈良の山なのに、
金剛山は大阪側の熱意に負けて?譲ってしまったとしか思えないあきらめようで?
どちらかというと大和葛城山のほうに一生懸命であるようにしか思えない。
現に金剛山ロープウェイは大阪側なのに対して、
大和葛城山ロープウェイは奈良側だったりする。

百々川ルートを登山する場合も駐車場所が無い。
仕方なく高天(たかま)にお世話になってのスタートとなった。
高天彦神社の標高はGPSログによると440mくらいだ。
そこから橋本院まで横移動し、そのまま百々川ルートまで横移動ができるはずなのに
わからなかったので、車が猛スピードで行き交う山麓線まで戻って、
起点まで移動することおよそ30分。
百々川ルートの起点は、アップダウンの多い山麓線でもわりと下ったところにあるため
標高はわずか240mだ。
そこから山頂の1125mほどの高さまで登るわけだから、
距離のわりには高低差が860mほどもあるので急角度なはずだ。

起点からしばらくはのどかで開けた田園地帯を行くが、
ひとたび森に入ると鬱蒼としていて、とても登山ルートに思えない。
ひとりだと、寂しさのあまり引き返してしまいそうになる。
なんとか百々川の沢伝いに、沢から極端に離れることなく、
沢を追って登っていくと、石垣で作られた極めて古い堰堤があったり、
コンクリートの大きな堰堤が2つ、3つと現れる。
中でも最初のコンクリートの大堰堤は百々川ルートの象徴とも言える。
他のルートには見られないハシゴ状のフックをよじ登っていくのだ。
百々川ルート最大の、最初で最後の難所だ。
3つめの堰堤のところには、倒木の上に大きな岩が載っためずらしい光景。
水しぶきを受けながらその堰堤を巻いて登ってからはひたすら激登りだ。
登りが終わったかのように思えるところはブッシュがあってやや進みにくい。
そこを抜けるとまだまだ登り。
登って登って登り倒して急に平坦な所に出て、しばらく進んでやっとダイトレ。
しかも山頂まではまだ2kmもあろうかという地点で、パノラマ台の近くなのだ。

百々川ルートを総括すると、
暗い、荒れている、危険な難所一箇所、想像を超える激登り、
登りきってもダイトレ中間点という達成感のなさでまるで取り柄がないように思った。
まぁ一度登っただけでは本質が見えないはずなので、
どんなルートも二度は登ってみないとと思うが、
石ブテ西谷ルート同様、一度登ったら、二度目はありえないかなぁと思ったルートだった。

#ずいぶん大げさにひどいことを書いたかもしれません。。

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
自分とのたたかい
カウントダウンタイマー
第43回チャレンジ登山大会
このブログ内の検索
 
更新日カレンダー
01 | 2010/02 | 03
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 - - - - - -
プロフィール

こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中

ヤマ仲間
バックナンバー
月別アーカイブ