生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

F2STUDIO「ガーデンカフェ枝風通」 

前回の登山の帰り、こちらのお店にランチに入った。
メディアに取り上げられたばかりだからか、待合室はお客さんがいっぱい。
5組待ちながらも一時間待っても順番が来なかったため、時間切れで泣く泣く店を後にした。
食事ができなかったのでコメントはできませんが、一部の控えめな写真と記事のみお伝えします。


[なにわこだわりの味]「ガーデンカフェ枝風通」野菜たっぷり料理=大阪

2009/07/16 大阪読売新聞 朝刊 27ページより引用

 ◇河南町 
 ◆庭眺めお茶も 
 富田林市から千早赤阪村へ向かう、国道沿い。地元農家の産直市でにぎわう道の駅
「かなん」近くに、緑の木々に囲まれたガーデンセンター「F2STUDIO」がある。植物の
知識を生かした、野菜たっぷりの手作り料理が楽しめるとか。足を運んだ。
 ミカン農家の資材置き場だった建物を改修したという店の内外には、観賞用の花や樹木、
ガーデニングのオーナメント……。その店の一角に「ガーデンカフェ枝風通(えふつう)」
の看板。中に入ると、縁側のガラス戸の向こう側に緑いっぱいの庭が広がっていた。
 週替わりのランチコース(1500円、1日20食)を注文した。鶏肉のマスタードクリー
ム煮がメーン。ほかに、レンコンと三度豆、枝豆の「マヨポンあえ」など3品とグリーンサ
ラダの小鉢、そして、ごはんとみそ汁。食後には、豆乳プリンとコーヒーが付いてくる。
味、ボリュームとも大満足。様々な野菜が使われ、砥部焼(とべやき)の食器と相まって
見た目も色鮮やかだ。
 「安全な食事を心がけています」と、チーフの古川妙子さん(57)。ダシも手作りで、
うまみ調味料は極力避ける。「地元の主婦が調理し、家族に食べてもらう感覚で提供します」。
古川さんの家族は、近くの山一帯(20ヘクタール)で業務用の樹木を育てる「庭樹園」を営み、
夫の元一さん(57)は副園主だ。天王寺動物園(大阪市)のコアラのエサになるユーカリや
オリーブなども出荷し、11年前、ガーデニング専門店「F2STUDIO」をオープンさせた。
 F2は「FULL FLOWER(いっぱいの花)」の略。植物の本来の姿を尊重し、
演出する〈自然風景式庭園〉のガーデニングを呼びかけ、センターで実演。庭を眺めて
「ゆっくりお茶を」との思いから、2007年7月にカフェを作った。
 テーマは〈食と植の融合〉。良質なハーブが育つと、サービスでハーブティーを振る舞っ
たり、ローズマリーやミントを食事やデザートに添えたり。ブログでも「ブラックベリーが、
随分と黒く熟しておいしくなってきました」など、こまめに情報発信し、遠方の客も少なくない。
 河南町は道の駅の産直市を始め、農家が元気だ。2人は「金剛山、二上山を一望できる景
色は、日本人のふるさとの原風景を思わせる。少し足を延ばして遊びに来てほしい」と口を
そろえる。アイスコーヒーを手に庭園を観賞していると、あっという間に時が過ぎた。
 
 ◇河南町神山474
 (電)0721・93・8820
 営業時間 午前9時15分から午後4時まで(センターは午後5時まで)。
 定休日 日、月曜
  
 〈メニュー〉
 食事は「ワンプレートランチ」(1000円)、「ア・ラ・カレー」(1000円)、
「焼きソーメン」(1000円)など。

画像は以下より。

金剛山山頂看板犬『たかまる』君、永眠す 

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2009年4月19日撮影

金剛山公式ページの管理人さんの書き込みによると、
金剛山山頂看板犬の「たかまる」君が永眠されたそうです。
12歳とは思えない、まだまだ若そうに見えたのに残念です。
人慣れしているように思えて、自分のような馴染みじゃない者が近寄ると
容赦なく吠えられたものです。
実は上の写真も、近づきすぎて吠えられる直前の写真です。
みんなに愛されつづけた「たかまる」君、安らかに。

そういえば2009年の今年、自分の身の回りで
これまで想像すらしてなかった出来事が続いているように思う。
プライベートでもしかり、世間でもしかり。
芸能界では、
マイケルジャクソンや忌野清志郎さんが亡くなられたのも衝撃的でした。
ウルフルズ無期限活動休止も先日のこと。
ほかにもいっぱいあるように思う。
2009年がひとつの節目というか区切りのように思ってしまうのは自分だけだろうか。

20090727-2.jpg

その他の「たかまる」君の画像は以下より。

金剛山 第148回  (2009.7.25) 

20090725-1.jpg

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (3分2秒)


久しぶりの友人と一緒に登れることになった。
普通のルートじゃつまらないので、
大阪側では最もロング&デンジャラス&ハードな妙見谷ルートで。
最も清涼感があるルートでもある。
入り口までのアプローチが長く、
我々のすぐ脇をスピードの加減もなしにギリギリに通る車もある
そんなイヤな車道をしばらく歩くかないと入り口まで辿り着けない。
反対車線に車がなく、車道を人が歩いていると、
車を運転していたら普通、十分な距離を取って
安全マージンを確保するもんなんだけどなぁ。
こんな車がいるとちょっとコワイ。

さて、ルートに入って最初のプチ難所のハシゴをクリアすると
金剛山の大自然を堪能できるすばらしいルートだ。
沢を行くも良し、巻き道を行くもよし。
特に夏の清涼感はカトラ谷ルートを遙かにしのぐ。
前にこのルートを登ったのは2月くらいで冬だった。
夏と冬では雰囲気が大きく異なる。
夏は葉が生い茂り、妙見の滝には屋根がついたような感じになる。
ラストスパートの急な登り直前まで水が流れているのも
他のルートには無い点かもしれない。
ゆっくりめに登っていたら所要時間が二時間を超えてしまった。
今日も大汗かいてデトックスと森林浴ができて充実。
下山はセト経由の黒栂谷ルートから。

その他の画像は以下より。
Check [ 2009/07/25 18:02 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(0)

神戸芦屋市から千早赤坂村へ(2) 

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前回からのつづきです。

第223話、子と妻と(7)村での生活に浸る(サラリーマン)
1987/06/09 日本経済新聞 朝刊 30ページより引用

 「聞きましたよ、藤原さん。ずいぶん思い切ったことをしたもんですね」「緑に囲まれた
生活とはうらやましい限りです」。千早赤阪村への転居を知った得意先の人たちは皆、あい
さつがわりにその話題を持ち出した。
 藤原さんはそのたびに「いや、いろいろと大変なこともありますよ」と答えたが、内心で
は新生活がすっかり気に入っていた。
 村に移って子供と付き合う時間が芦屋にいた時に比べ、格段に増えた。村には楠木正成ゆ
かりの千早城跡があり、冬は樹氷、夏は登山でにぎわう金剛山も自宅から山頂まで一時間強。
休日には遠くから行楽客が訪れるが、藤原さんにとってはほとんど散歩コースだ。子供とぶ
らりと出掛ける。
 農家から借りた畑を耕すのは家族全員の作業。土ならしや雑草取りで子供は泥んこだが、
目を輝かせている。
 日ごろ、動作が緩慢な小学一年の二男がある日、オニヤンマを捕らえ、家族で大騒ぎした
ことがある。オニヤンマを見つけ、捕虫網をパッと上げたら入ったという。「こいつもすば
しこくなってきた」と夫婦で話した。
 困るのは冬に雪がよく降ることだ。ある朝、目覚めると大雪。ノーマルタイヤの乗用車で
はとても駅まで行けないと思った藤原さんは、電話で会社に事情を話して休んだ。その後も
雪で車を動かせないことが何回かあり、バスに乗って午後から出社したり、有給休暇をとっ
たりした。
 藤原さんは日本の一般企業に勤めた経験がない。外国航路の貨物船に乗ったり、高校の英
語教師をしたりした後、今の外資系会社に入った。
 得意先の会社員と話をしていると、日本の一般企業は残業が多いだけでなく、有給休暇も
取りにくい雰囲気があることが分かる。
 「今度、平日に休んでゴルフに行きませんか」とあるメーカーの社員を誘ったときのこと。
「だめですよ。風邪でもひいて、前日に苦しそうな表情をしていたら休めますが、ゴルフに
行くなどという理由ではとてもとても……」と断られ、そんなものかと驚いた。
 藤原さんは、残業があまりなく、有給休暇がきちんと取れる外資系企業だから山村への移
住ができたのだと思う。
 村人との付き合いも深くなった。村のソフトボールの試合に出場したり、近所の寄り合い
で温泉旅行に行ったりしているうちに急速に打ち解けてきた。藤原さんは会社からの帰宅途
中、顔を合わせた村のお年寄りに「お帰り」と言われ、「都会と違って、ここは村全体が大
家族のような雰囲気があるな」と感心した。
 一家で村に移住して一年が過ぎた。村の生活にすっかり慣れ、もう都会で暮らしたいとい
う気持ちは起きてこない。
 子供は村の子と一緒になって駆け回り、たくましくなったように見える。藤原さんは「子
供が大人になった時、思い出すのは芦屋でのマンション生活ではなく、この山村での生活に
違いない」と確信している。

※記事としてはまだ前後に話がありますが、省略させていただきます。

神戸芦屋市から千早赤坂村へ(1) 

20090723-1.jpg
※記事をイメージして作ったジョークです。

少々古い記事ですが。

第223話、子と妻と(6)伸び伸び暮らす(サラリーマン)
1987/06/06 日本経済新聞 朝刊 30ページより引用

 千早赤阪村への転居を持ちかけると、妻は「自然環境はいいかもしれないけど、お店や医
院が近くにないと不便だわ」と嫌がった。藤原さんは村で撮ってきた美しい風景の写真を見
せながら「こんなにいい所だぞ」と説得を繰り返した。
 千早赤阪村は大阪府と奈良県の境、金剛山のふもとにある人口八千人足らずの小さな村だ。
神戸市で生まれ育った妻がしりごみする気持ちも分からないではない。しかし、休みのたび
ごとに村へ行く藤原さんの熱心さに、妻も次第に心を動かされたらしい。「村の暮らしもお
もしろそうね」と話すようになった。
 夫婦で山村留学委員会の面接を受けた。留学の動機、家族全員が留学に同意しているかど
うかなどを聞かれ、しばらくして留学の許可通知が来た。さっそく木造二階建ての小ぢんま
りとした空き家を借りた。居住面積は芦屋のマンションより狭いくらいだったが、周囲に家
が立てこんでいないから実際より広く感じる。少々大声を出しても隣近所に迷惑はかからな
い。
 マンションで暮らしていて不満だったのは、常に“騒音”を出さないよう気を配らねばな
らない点だ。子供たちが部屋でドタバタはしゃいでいると「下の家に迷惑だぞ。静かにしろ」
と注意しなければならない。そのどなり声さえ、隣の部屋に響かないよう気を使う。無意識
のうちに親子とも委縮してしまう。
 村の空き家の家賃は一カ月一万五千円。芦屋のマンションは八万五千円だったから家計も
助かる。
 村で生活を始めてみると、当初覚悟していたような不便はあまりなかった。食料品や日用
品は村の小さな商店や移動販売店で間に合う。通勤に時間がかかるため、藤原さんが朝一時
間ほど早く起きるようになったこと以外は、生活への影響は感じなかった。
 予想通りだったのは、子供たちの変化だ。家の周囲には都会では味わえない自然がある。
子供は虫を捕らえてきて「これはなに?」と質問する。
 ある日、学校から電話がかかってきた。「子供さんがいつも遅刻するんです」と担任の先
生が言う。始業時間には十分間に合うように家を出ているのにおかしい、と子供に問いただ
すと「通学の途中で虫をつかまえていて遅れちゃった」とケロリと答えた。
 山村生活に慣れるにしたがって、藤原さん自身も以前とは違う生活の充実感を覚えるよう
になった。
 これといって趣味のない藤原さんは芦屋時代、土、日曜日には体を持て余すことがあった。
余った時間を活用しようと、大学受験の通信添削をやっていたこともある。それが村では、
山道を歩くだけでも楽しい。畑を借りて野菜を作るようになってからは、逆に休日が待ち遠
しくなってきた。

※次回へつづく...

46年ぶりの皆既日食 

金剛山での日食観察イベントもあいにくの曇り空だったみたいですね。
日食は観察できなくても、ニワトリは身を寄せ合って固まったり、
セミが鳴き止んだりという変化はあったようです。
天気が良くて、なおかつ部分日食じゃなければ、会社を休んで日食を楽しんだかもしれない。
46年前は生まれてなかったので、実際どんなものなのかとても気になっていたから。
食が始まるとあたりは真っ暗になるのか?という点が一番知りたいポイントだったが、
期待どおり真っ暗になった(悪石島)みたいで、
昼間なのに暗闇につつまれるというのが非日常でワクワクしそうに思ったのは自分だけ?

今日は、日食どころか午前中延々3時間ずっと窓の無い部屋で会議だった。滝汗
途中、ちょうど日食の時間だろう頃にトイレに立ったのだが、
その時は日食のことはすっかり忘れていた。
トイレに行きたくなったのは、それを気づかせようとしてくれてたのかも。
気づかなかったなぁ。
ちなみに、太陽は月の400倍の大きさで、
太陽と月の距離も地球と月の距離のぴったり400倍だそうで、
それですっぽりぴったりと隠れるのだそうだ。
そして、次は26年後。。。
せっかくなので、テレビで見た日食を画像編集ソフトで真似て作ってみた。

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※注:CGです。

SIGGボトルをそろそろ世代交代か!? 

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ボコボコになった10年選手のSIGG「トラベラー」 ※裏側はさらにもっとボコボコ

愛用のSIGGボトルがもうボコボコ。先日、また落下させてさらにボコが追加になって
ボコボコボコといったところ。
実はこのSIGGボトル、買って初めて使った日に、水が入ったまま垂直落下させて、
それ以来、しばらく心も凹んでしまって家で放置していた。(保冷性が無いのもひとつの理由だった)
それから10年近くも買い換えずに使っているので、そろそろ蓋のゴムパッキンも変色してきている。
蓋だけでも売っているが850円もする。
実売2千円少々ほどで新品が買えるので、せっかくなのでどうせなら新しいのが欲しいところ。
ちなみに千円くらいで売っているそっくりさんを知っているが、
蓋から、パッキンから、コーティングまで、まったくのダメクオリティ。
できの悪いパチモンだ。

SIGGボトルは金剛登山に欠かせない存在なのはこちらでも語ったことがある。
保温性はもちろん(熱いモノは入れたらダメ)、保冷性も無いので、
冬場はタイガーのサハラを併用。SIGGボトルはあくまで登山中の水分補給専用だ。
いかに水分補給が大事かというのは、もうあえて詳しく書かないが、
唾液がネバ~っと糸を引くようだとあきらかに水分不足。
そのままの状態を続けると、血液ドロドロでいわゆるマラソン中の急性心不全のようになりかねない。
ところで、アルミ製品は今でもアルツハイマー型痴呆症の原因かどうかはグレーゾーンのままだ。
アルミ製品が普及しだしたのと同時期に比例するようにアルツの発生曲線が拡がっていった
ことは確認されている。
そのため、食品什器業界ではまたたく間に使用されなくなった。
家庭用の調理用品もほとんどがステンレスかガラス製品になってしまったことからも明らか。
ではSIGGは安全なのか?というと、表面をコーティングすることで問題をクリアしているらしい。
ただ、これだけボコボコだとコーティングのほうも心配になってくるが、
メーカーの公式HPには、
「本体に凹みが発生しても内側のコーティングが剥がれることはありませんので
 安心してお使いください。」
と書かれていた。
これ以上気にするならSIGGのステンレス製品(中国製)やSIGGじゃないけどチタン製の
ものもあるにはあるが。。

SIGGボトルには3種類あることを先日、好日山荘で知った。
その時にどうして買っておかなかったのか。。くやまれる。

 0.4リットル
 0.6リットル ←ベストバランス
 1.0リットル

いままで使ってきたのは0.6リットルのものらしい。
らしいというのは、500mlのペットボトルの水をSIGGに移す機会があって、
入れてみたらまだ少し入りそうだったので、そこで初めて500mlよりも
少し容量が大きいと気付いた。(今年の話)

さらに調べてみると、保冷性ナシのSIGGボトルに、3~5時間の保冷効果を
持たせれるネオプレン(ウェットスーツ素材)のボトルカバーもあるようだ。
金剛山の湧き水は非常に冷たい。できればこの冷たさを山頂まで持って行きたいと思うので、
これは合わせて買うべきかな。

最後にデザインであるが、実のところ個人的にはどうでも良い。
デザインで価格が高くなるくらいなら、実用重視一点張りのデザイン無しで良い。
そうなると「トラベラー」が一番安い(2,730円 0.6リットル)ということになるが、
と言いながら、まったく同じ色というのも芸がないし、赤色というのも何なので、
あと105円出したら「スイスクオリティ」というのがある。
なんとなくこれまでと全く違った印象で、気分が変わって良い。
これならしばらくは大事に、落とさないように気を遣うだろうからなお良いかもしれない。
結局、多少はデザインを気にしてる!?
Check [ 2009/07/21 22:44 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(2)

金剛山 第147回  (2009.7.18) 

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『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分31秒)


また今日も雨上がりの蒸し暑い登山だ。
こういう日は・・案の定、ブヨ発生。指先を刺されてしまった。
清涼感満点の木場道ルートであるが、むっとする空気がわだかまっていて
ミストサウナな感じ。当然、大汗。
山頂気温21℃。
木場道ルートで登って、伏見峠(念仏坂)ルートで下りる。
関西の梅雨明けはまだしばらく先になるそうだ。
関東甲信越が先に梅雨明けって、そんなのあり?
山頂で、前にも声をかけていただいた富田林のTさんと出会う。
前よりは少しだけ長くお話ができた。
定年退職後、新たな仕事の合間の時間に毎日登っておられるとか。
どこからどうみても定年過ぎの年齢とはとても思えない若々しさ。
こういうリタイヤ生活は良いなぁと思う。

その他の画像は以下より。
Check [ 2009/07/18 20:29 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(2)

PETZL(ペツル社) 『ジプカプラス2』  

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ペツル社の「e+LITE(イーライト)」を買って、まだ舌の根も乾かぬうちに、
気になって仕方なかった「ジプカプラス2」をやっぱり買う事にした。
労働基準法も近年ますます厳しく、水曜日は17時に退社しなくてはならない。
まだ陽も高いうちに会社を追い出されて暇をもて余すと、人間ロクな事を考えない。
かくいう自分も、2つも3つも必要もないものを欲しがってみたりと余計な事を考える。
立ち読みでもして帰ろうと思っていた足が、なぜかまたまた好日山荘に向かっていた。

さて、好日山荘。先日もそうだったが、会社帰りのOLやサラリーマンで賑わっている。
土日と変わらないほどだ。
それもそのはず、富士山が今年も山開きがあったばかり。
店内は富士山対策グッズで盛り上がっている。
関東甲信越地方は梅雨明けを迎え、本格的は夏山登山のシーズンの到来だ。
最初に汗取りバンダナ・・と選びに行ったら、選べる選択肢もなく完売。
そういえばギャレのモンベルにも売っていたのを以前見たが、今回は遠いのでやめた。
もしやと思って本命のライトコーナーに行ってみたら、
「イーライト」を買ったときには十分あった「ジプカプラス2」の在庫があと1個。
しかもそのコーナーにライトを物色している人が数名。
あわてて「ジプカプラス2」を確保。
もしかして、もしかしないが、このブログを見た人が、汗取りバンダナや
ジプカプラス2を買いに走った・・・ということは無いだろうか?
他の製品が潤沢にあるのにコレだけが売り切れ寸前とは。
そしてついでに別売のジプカ専用ポーチまで買ってしまった。
えらい散財だ;;
梅田の好日山荘は品揃えが良いと思う。
ブラックダイヤモンド社製も、ペツル社製もこれだけ品揃えのある店は無いのでは?
しかもほとんどのモデルはサンプルが設置されていて、点灯を試せる。
一つだけ高級モデルがガラスケースに収納されていた。
そのモデルとは、ペツル社でもハイエンドモデルになる「ミオRXP」(定価13,125円)である。
コイツだけは特別扱いらしい。
電子制御機能とプログラム機能を備えたヘッドランプで、最大照射距離97mという
ものすごいスペックらしい。
あまり詳しく研究すると欲しくなるのでやめておこう。

ちなみに、「ジプカプラス2」は、「ジプカ2」とは全くの別モノ。
「ジプカプラス2」は新製品で、赤色LEDモードがあるのが一番大きな違い。
どうして前のモデルには赤色LEDが無かったのだろう。
なぜ今になって赤色LEDの標準搭載化が進んできているのだろうか。
赤色LEDと言っても、昔の、元々LED球自体が赤色になっているのではなくて、
消えている時は透明の球で、光れば赤色という点が現代的だ。
そっくりな商品に「ティカプラス2」というのがあるが、
「ジプカプラス2」との違いは、ベルト式か巻き取りリール式かの違いのみ。
「ジプカプラス2」は、ベルトが無いというだけでずいぶんコンパクト。
ポーチに入れておけば、カバン等のどこにでも放り込んでおける。
ちなみにポーチに収納すると、サイズも重さもLサイズの生たまご1個とそっくり。
ベスト式の「ティカプラス2」に比べて10g以上軽く、重量たったの71gだ。
電池は単四乾電池3本という嫌いなパターンだが、リチウム電池も使用できるとある。
リチウム電池ってどういうこと!?
単四乾電池2本のハウジングに収まるリチウム電池があるというのだろうか?
リチウム電池が使えると、極低温下でも対応できることになる。
ところで「ジプカプラス2」の本体は、ブラックダイヤモンドのモノとは違って、
プラモデルの材質のようなプラスチッキーさだが、耐久性は果たして大丈夫なのだろうか。

ともあれ、コイツをしまい込んでいてはもったいないので、
いつでもすぐに使えるように、いつも使うカバンにでも忍ばせておこう。
山での出番はほとんど無いのだから。笑

<主なスペック>
●巻き取り式リール付超コンパクトハイアウトプットLEDヘッドランプ
●50ルーメン(最大レベル)
●最大照射距離:35m(最大レベル)
●最大照射時間:140時間(エコノミーレベル)
●赤色LEDは眩しすぎず、テント内や山小屋での使用に適しています
●白色光:2段階の照射レベル(最大、エコノミー)と点滅モード。
 赤色光:2つの照射モード(連続点灯、点滅)
●耐久性に優れたダイニーマ製の巻き取り式コード
●バッテリーインジケータ:電池の残量が少なくなると点灯します
●軽量かつコンパクト-LEDと電池を1つのパッケージにコンパクトに収納しています
●調節可能なヘッドバンド
●単4アルカリ電池3本使用(付属)
●リチウム電池使用可能
●71g
Check [ 2009/07/16 22:30 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(0)

金剛山サマーイベント(7月18日~8月31日) 

今朝、いつも乗車する駅で、こんなチラシを発見。

この週末の連休から8月末(つまり夏休み)にかけて、
主にファミリー向けのさまざまなイベントがあるらしい。

公式HP等にも掲載されているけれど、せっかくなのでこちらでもご紹介。
夜にロープウェイが動くのも神秘的な夜景撮影ができるかもしれませんね。
そういえば来週水曜日に、46年ぶりの皆既日食が観られますね。(関西では部分日食ですが)

このチラシ、よく見みると、お得なクーポン券がくっついているようです。

※クリックで表裏それぞれ拡大できます



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金剛山よりグッズ、何よりまずグッズから!? 

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金剛山 第ゼロ回 (2006.10.28)当時 ※あえてモノクロ
適当なザックに適当な格好。極めつけはザックの外側にコンビニのゴミ袋がぶらぶらと見苦しい。

どんなスポーツでも、そのスポーツに合った格好や、
グッズで決まっている人を見ると、かっこいいなぁと見とれてしまう。
自転車には自転車に合った、バイクにはバイクにあったウェア。
テニスにはテニスの。スキーにはスキーの。
それぞれにそのスポーツを生かせる最大限の設計と機能性が込められている。
じゃあ山は?というと、これは非常に様々で多種多様である。
ところが近年、トレイルランニングからの流れで、
見た目も若々しくて格好の良い機能性(吸湿速乾性)ウェアが続々と登場してきて
年配の方がお召しになられても実にサマになるものになっている。
先日お会いしたTさんもかなり決まっていて、トレイルランナーのようにかっこよかった。
やっぱり夏は半ズボンかなぁと思った。
ふと自分を振り返ってみると、回数登山を始めた頃はひどいもんだった。
機能性を無視したナイロン系ズボンに、適当なユニクロの速乾シャツで、
ゴミ袋はザックの外側に見苦しくぶら下げて。
当時の写真を見るのもはずかしい。(といいつつも上記に掲載)
その後、ああでもない、こうでもないと、パラパラとカタログとにらめっこしながら
少しずつ買いそろえていって現在に至るものの、まだなんか季節にマッチしてない感じ。
モンベル以外の製品にも関心があるが、気になって店に行ってみたら、入荷してなかったり
売り切れていたり、サイズが無かったり。買う気満々で行ってるのに手に入らないことも多く、
眠れないほど悩んでやっと買うと決めたのに、買えずにがっかりだったことがたびたびあった。
フランスのアウトドアメーカー「エーグル」には、たまに右側と左側が違うような
すごいおしゃれなズボンやウェアがあったりするが、これも買いに行ったが手に入らなかった。
ところが純国産ブランドの「モンベル」であれば、カタログに載っている製品は通年で手に入る。
機能的に、海外ブランドの同等品に比べて価格が安いなど、良いとこずくめな面が多いので、
自分の持ち物はモンベル率が非常に高い。
ただ、欲を言うなら、カラーリングがイマイチ地味。ちょ~っと微妙に欲しい色とズレていたり
ツートンカラーだったら買うのになーとか、色でぎりぎりで買うのを思いとどまるものが多い。
頂上ブランドのパタゴニアは特別なので除外して、ちょっと無理をしてカラー目当てで買った
「ミレー」の夏シャツは高すぎた。(最初で最後かも)
モンベルほど無難ではなく、パタゴニアやミレーのように高くもない、
それでいてカラーリングも好みなのが多い「ザ・ノースフェイス」あたりが良いなと思いつつも
いまだにザ・ノースフェイス物が一品も無い!
※ザ・金剛登山というタイトルは、ザ・ノースフェイスのパクリではない。

ところで、マンネリを嫌う自分はいつも同じワンパターンがダメ。
グッズを買うことで気分がリフレッシュされて、これを着て、や、これを持って、どうこうしたい!
という熱い想いを膨らませることは、自分がまたひとつバージョンアップできるみたいで気分が良い。
わかりやすく言えば、散髪した日のようなリフレッシュした気持ちになれるので、
時々そうやってリニューアルして気分を変えるのは良いと思う。

そういえば先日も暑い暑いと思いながら登っていたけれど、
暑いのは着ているもののせいじゃないの?とかふと思った。
なんで長袖なの?なんで長ズボンなの?と考えると理由はみつからない。
確認してみると、
ズボンは、
2年前に買って、オールシーズン履いている「サウスリムパンツ」
立体裁断で尻部分と膝は二重に補強し、膝の立体裁断と股下ガセットにより足上げが
スムーズに行える。カタログで物色中の頃から気に入っていて、これがダメになっても
また同じモノを買う予定。(最新のモンベルカタログでも現行モデル)
直ぐ乾くので、土日連続登山であっても、土曜日に洗えば日曜日に出動可。
氷点下の冬場は中にタイツを履くか、冬用のズボンがある。
夏は半ズボンにストレッチコンプレッションのタイツみたいなのが機能的で涼しそうで
かっこ良さそうだが・・似合わないだろな。
そういうわけでもう3年目だが今のところ気にならない。
シャツ(インナー)は、
なぜかこの暑い季節なのに、ちょこっとタートルちっくな、
ナイキ「プロコアDRI-FIT ロングスリーブモックトップ 269606」というのをインナーに。
コンプレッション(肌密着)タイプで、もしかしたら秋冬用か?と焦って調べてみたら、
オールシーズン着用モデルだった。汗; しかも野球用だったりする。
例年ならこの暑さだと半袖のみだが、おっさんがあんまり肌を露出させていても
他人から見て見苦しいだろうという気遣いと、紫外線対策(これはあまり強い動機ではない)
それとほんのり虫対策(本気の虫ならこの上から刺すだろう)。
けど、一番の理由は、アウターというか、この上に着る半袖シャツと二重化することで
汗びっしょりで近寄りがたいようになるであろう見た目の状態を緩和するため。
一枚より二枚にすることで、一枚目は肌にびっちょりかもしれないが、二枚目はサラサラと
風にたなびくといった感じか。
これが無いとしたら、山頂で滞留時間が長い場合、上に一枚ウィンドブレーカーでも
羽織らないと寒いだろう。
シャツ(アウター)は、
赤黒のミレーの半袖の速乾シャツ。もしくはモンベルのもの。カラーで気に入って買ったもの。
山では派手めな目立つカラーのほうがぜったい合う。
昨年まではユニクロのものを着ていたが、2シーズンしか持たない品質だったので今年はヤメ。

そんなわけで、現在の夏ウェアは以下のとおり。(覚え書き)
Check [ 2009/07/14 21:58 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

金剛山 第146回  (2009.7.12) 

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『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (1分56秒)



土曜日は登れなかったので、今日は雨でもと思っていたらおもいっきり晴れた。
晴れの二日目なのでまぁまぁ蒸し暑さは緩和していた。
登り出しから暑くてスタミナ不足ぎみ。
ちゃんと朝を食べてきたのでシャリバテは無いだろう。
早くも夏バテか!?どうにもチカラが出ない。
しばらく登ってすぐに心臓バクバクのオーバーロードで立ち休憩の繰り返し。
汗がたらたらと出て止まらない。デトックスにはなるだろう。
しかし油断しているとメガネのレンズにポタっときて見づらくなって不快な思いをしてしまう。
水場のあるルートでは途中、山の冷たい水で何度も顔を洗う。
洗った直後だけはスッキリさっぱりサラサラになるのだが。。
早朝登山だともっと涼しくて爽やかなのだろうか?
そういば昨年の夏、来夏こそは汗取りバンダナ(はちまきみたいで簡単に止めれるやつ)
を絶対買おうと思っていたのに、先日、好日山荘で触っていながらも買い渋ってしまった。
千円ほどなので買っておけばよかったと後悔。
会社は難波なので、山グッズを買おうと思うとわざわざ巣とは逆方向の梅田まで
行かないといけないのだ。
気になるライトの事もあるし、また今週にでも好日山荘に行くことになるかもしれないな。

さて山頂広場の上で、家から持って行った弁当を食べていると、
今日は風がよく通っていたので、衣服はあっという間に乾き、今度は寒いくらいになった。
すっかり涼しく爽快になって下界を眺めながらボケ~っとまどろんでいたら、
本ブログにいつもコメントいただいている方がわざわざ追いかけてきてくださり、
声をかけてくださった。そして、しばし時間を忘れて金剛山談義に。
最後は本道派生ルートを一緒に下山。
胸板厚く体格の良いまるでラガーマンのようなとても爽やかな方でした。
ぜひまた今度、ロングルートや夜登山ご一緒してください。
ありがとうございました。

20090712-1.jpg
二ノ滝

Check [ 2009/07/12 18:09 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(3)

前人未到の金剛登山連続三千回の猛者(一日も欠かさず) 

すごい人がいるものです。
現在一万二千数百回という頂点に立つ平野次男さんもスーパーマンだが、
一日も欠かさずに三千回というのも、ありえないすごさ!
最終的にはいったい何回に達せられたんでしょうか気になるところです。

18年前の記事ですが、今でも元気にされているのでしょうか。

快汗!!日課は金剛山登頂――松永信男氏(文化)
1991/04/16 日本経済新聞 朝刊 36ページより引用
20090710-1.jpg
 ▲ ▲ ▲
 太平記の忠臣、楠木正成が千早城、赤阪城を築き、鎌倉幕府方をさんざんに打ち破った古
戦場で名高い金剛山。高さ千百二十五メートル、大阪府と奈良県の境にそびえる雄峰だが、
私はこの金剛山に昭和五十七年六月七日からまる九年、一日も欠かさず今日まで連続三千二
百三十六回(四月十五日現在)の登山を続けている。
 連続三千回を達成した昨年秋には、前人未到の快記録ということで住んでいる羽曳野市か
ら特別表彰をいただいた。
 金剛山は、年間約百万人という、富士山に次いで日本で二番目に多い登山者を集める人気
抜群の山である。特に今年は、NHKの大河ドラマ「太平記」の舞台になっているだけに、
「太平記の村」「非理法権天」といったノボリが辻々に立ち、登山者を歓迎している。
 山頂には「金剛錬成会員三百回以上登拝者名」と大書した掲示板が建ち、ズラっと名札が
並んでいる。そこには合計六千五百回も登頂した人もいる。中には一日二十四時間に十七回
も登って降りたという猛者もいる。「金剛登山大相撲“桜”場所」という番付表まであるに
ぎやかさだ。
 なぜこんなに競って皆が登るのかといえば、山頂にある葛木神社の役割が大きい。もとも
と同山は役小角(えんのおづぬ)が開いた修験道発祥の地。戦前は大楠公の信仰登山の対象
になって多くの登山者がいたが、戦後は逆に登山者は激減した。ハイキングの山としてにぎ
わいを取り戻すのは昭和三十三年、金剛生駒国定公園に指定されてからだ。

 ▲ ▲ ▲
 人気を決定的にしたのは同三十七年、神社が開基千三百年を記念して登山愛好家団体、金
剛錬成会を作り、登山カードの発行を始めたこと。一回登山するごとにスタンプを押し「山
に登って心身健康となれ」というわけだ。こうして金剛山に登れば登山回数が記録に残り、
みんなと比較できる。登る励みが出る山として人気が急速に高まったという次第。
 ここで私の一日を紹介しよう。朝はいつも午前五時に起床。パン二枚を焼き、バターを塗
り牛乳で流し込んで腹ごしらえ。軽自動車に九歳になる老犬のバンを乗せて六時に出発する。
金剛山のふもと、千早赤阪村の登山口には三十分足らずで着く。ここから約五十分、急坂あ
り尾根道ありの登山道を登って、うっすら汗をかくころに山頂に到着。社務所で登山カード
にスタンプを押してもらう。自宅に帰るまでしめて約三時間、これで今日もヤレヤレとなる。
 一口に連続三千回というが、春夏秋冬その間にはいろいろな出来事があった。台風で登山
口まで行く道路が通行止めになっていたことがある。私は車を乗り捨て、風雨の中、登山口
まで八キロを歩いた。やっと登山口に来てみると、登山道のあちこちで土砂崩れが起き、倒
木が折り重なり、道がないのも同然となっていた。何とか山頂にたどり着いた時には五時間
もたっていた。今から思うとよくもまあ登ったものだと冷や汗が出る。

 ▲ ▲ ▲
 悪天候はまだいい。難関は冠婚葬祭だ。親類や近所でそれがある時「登山があるので出席
できません」とは言えない。このため、用を済ました夜、登山することになる。ある年の十
月、懐中電灯を手に深夜の登山に及んだことがある。ところが運が悪いことに、途中で電池
が切れてしまった。闇夜だったから一歩も歩けない。もうダメだとあきらめて道に座って朝
を待つことにした。しばらくして、私と同じような夜間登山者が現れた時ほどうれしかった
ことはない。

 二泊以上の旅行ができないのもつらいところだ。たとえ一泊旅行でも大変な強行軍となっ
てしまう。町内会の役員をしていた時のこと。泊まりがけでバス旅行に出掛けることになっ
た。朝、出発して翌日の夕方、帰って来るスケジュール。私は覚悟を決めた。出発前の早朝
のウシミツ時に登山、旅行から帰って来たら来たで、またすぐ山へ向かった。
 私が金剛登山を思い立ったきっかけは、十年前、五十八歳まで勤めた電電公社(現
NTT)を定年退社した時だ。身体をなまらせないために近所を流れる石川の土手を毎日、
走り始めた。その時、目の前にそびえる金剛山を眺めて「そう言えば生まれてこの方、金剛
山には一度も登ったことがなかったな」と気付いた。そこで週に一度程度、まずは足ならし
のつもりで登山を始めた。
 登ればだれでも名札の掲示板に目がいく。千回、二千回と登った人々の名札が大きく見え
る。そこで生来の負けず嫌いの性格が頭をもたげてきた。ただ漫然と登ってもつまらない。
どこまで連続で行けるか挑戦してみようという気持ちが強まってきた。ちょうどそのころ、
六十歳の誕生日を迎えた。「よし還暦から七十歳の古希まで、どこまでいけるか自分を試し
てみよう」と決心したわけだ。
 実際、競争という刺激がなければこんなに続けられたとは到底思えない。最初のころは同
じ登山仲間とヨーイドンで何分で登れるか競争して歩いた。駆けるように登って三十分とい
うスピードで上がったこともある。

 ▲ ▲ ▲
 連続千回を達成したころ、ヒタヒタと私の記録に迫るライバルがいるのを教えられた。私
より十五歳も若い。家も山に近い。ずっと有利というわけで、私が挫折すればすぐ記録が塗
り替えられるのは必至。
 私はがぜん、ファイトを燃やし、自分の健康管理、体調維持にいっそう注意するようにな
った。そのうち、このライバルはカゼをひいて連続登山を断念したことを聞いた。その時は
本当に寂しかった。
 「いったいどうしてそんなに金剛山が好きなんですか」と聞かれる。月並みだが、「登山
が健康法なんですよ」と答えている。大正十一年生まれの六十八歳。身長百六十三センチ、
体重五十三キロ。大正生まれの日本男子としてはごく平均的な体格だ。戦時中は歩兵として
召集を受け、中国大陸に渡って二年間、ソ連国境で警備についた。零下三十度の厳寒の中、
歩哨に立ったり行軍した経験が、今役立っているのかも知れない。
 数年前から錬成会は夜間登山は危険として認めないようになった。スタンプは朝六時から
夜八時までしか受け付けない。その外の時間帯に登っても登山カードに記録されないという
わけで、連続登山の記録を続けるのは非常に難しくなってしまった。

 バンとは三百回目以降ずっと同伴登山している。雪が積もっている日などは、雪をパクパ
ク食べ、ころげ回りながら駆け上がって行く。バンとともに一日でも回数を伸ばそうという
心の張りが、私の日々の支えになっている。(まつなが・のぶお=無職)

※現在、登山回数スタンプの受付は、朝6時~夜7時まで。

PETZL(ペツル社)『e+LITE(イーライト)』 

20090709-5.jpg
PETZL(ペツル社)『e+LITE(イーライト)』 ※大きく見えるが実際は500円玉大(重量27g)

なぜ赤色ライトが必要なのか?

もうかれこれ2年くらい前からだろうか。「好日山荘」で見つけてからずっと気になりつつも
リチウム電池という点がな~ということで見送り続けてきたのだが、ついにこのほど
購入してしまったのがこのペツル社の「イーライト」だ。(重量27g)
イーライトというくらいだから、いちおう非常用のエマージェンシーライトの位置づけ。
つまりメインが別途あっての予備というかサブ用。
付属のケースに入れておくと、カバンの中のどこにでも放り込んでおける小ささ。
自分でもどうしてかわからないのだが、光りモノが大好きで、LED系手持ちライトなら
思い出せる限りでは1,2,・・・7個くらいある。
なかなか満足できる一個が見つからずに明るさを求めて次々と。。
先日、本屋で立ち読みしていると、なんと!700円の雑誌に、ソーラー充電式の
LEDライトがオマケで付いていたのでおもわず衝動買い。
しかしヘッドライトはこれまでひとつだけ。それに新たにこれが加わった。
これはまぁヘッドライトというか何というか。。。

前置きはこれくらいにして。。

ペツル社は、フランスのメーカーで、高品質なクライミングギア、レスキューギア等々を
製造している。特にベッドランプのブランドとしては世界ナンバーワン。
夜間または暗闇での活動には、両手を自由にすることが重要ということで、
ペツル氏が1970年代初頭にヘッドランプを発明したというのだ。

実際、夜道をライトを照らして歩くとき、手持ちのライトでは手ぶれ?ならぬ光の照射の揺れが
目を疲れさせるのは体験済み。手持ちライトは静止した状態で使うものだとつくづく思う。
一方、アタマに付けるヘッドランプは、自分が見たい方向を確実に照らしてくれるので、
初めて金剛山でヘッドランプを使ったとき、照らしながら歩くにはヘッドランプ以外は
ありえないなと便利さを確信したほどだ。
その他のカテゴリーに、ウォーキングライトなるものが唯一パナソニックから出ていて、
これはこれで足下を安定して照らしてくれるので使い勝手がよさそうであるが、
まずヘッドランプありきの話である。

ヘッドランプは唯一、ブラックダイヤモンド社の「ジーニックスIQ」を所有しているが、
これは性能的に十分すぎるほど満足しているので買い足す理由もない。
ペツル社に比べて良い点といえば、単三充電池2本が使える点くらいだろうか。
単三エネループを2本、替えとしてさらに2本準備しておけば完璧だ。
ペツル社のそれは、白色LEDライトが出回りだした頃のライトがほとんどがそうだったように
単四電池3本という半端な点だ。
これには何か諸外国での電池事情の理由があると友人から聞いたが忘れてしまった。
しかし、ペツル社のものにはあって、その他のメーカーの製品ではほぼ見たことがないのが
赤色ライトが付いている点だ。

ところで、この赤色ライト、自転車に乗るときのテールランプ的な、いわゆるポジションライト
のような使い方しか思いつかないかもしれないが、いやいや実はこれがあなどれないのだ。
天体観測をはじめとした暗闇で使用すると、まぶしさがなく、とても対象物がよく視認でき、
目への刺激が白色光より弱いために明順応を起こしにくい、つまり眩しい光をまともに見た時、
残光がずっと目に残るというアレが起きにくい。それと、波長が長いので霧や煙の中でも
透過性が高いので見通せやすいというのだ。
さらにペツルでは、特殊部隊用ヘッドラップとして一般に購入できるタクティカルモデル
というのも出していて、グリーンやブルーなどさらなるカラーフィルターが用意されている
モデルもある。これらのカラーフィルターにはそれぞれに用途があって、
詳細は、平山隆一著「フィールド・モノ講座」という本に詳しく解説されている。

タクティカシリーズはともかくとして、次なるペツル製品では「ジプカプラス2」が気になっている。
巻取り式リール付で超軽量で赤色LEDも備えている。ベルト式じゃないので、
腕や木の枝や至る所に簡単にすぐに取り付けできそう。
光りモノへの物欲は修まるところを知らない。。

20090709-2.jpg
赤色は明順応を起こしにくく、視認性が良い。

20090709-1.jpg
Check [ 2009/07/09 22:15 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(2)

山歩きの限界は? 

スポーツには各人それぞれの限界点があるはず。
自分の場合はこうだ。

1.バイクツーリング・・・およそ500km
  昼食以外はほぼ走りっぱなしの日帰りで本州最南端往復450kmでかなり限界を感じた。
  時間より距離。

2.自転車・・・およそ50km
  ロング1:木津嵐山自転車道往復100kmを、中間地点である
       時代劇に良く使われる「流れ橋」で折り返して往復50km。
  ロング2:淡路島半周約80km。
       後半の山岳路にへろへろになってリタイヤ。
  自転車乗りにしてみたら軟弱かもしれないが、オシリが痛くなりすぎて座れなく
  なるばかりか、足にも力が入らなくなるので限界。

3.テニス・・・2時間
  2時間ずっとコートに立ってると、それ以上はもうどうでもよくなってしまう。

4.マラソン・・・最初から無理。持久力なし。

5.登山・・・限界不明
  富士登山:登り続けて10時間くらい
  ダイトレ縦走(チャレンジ登山):歩いていた時間10時間

このように、登山、山歩き、ウォーキングとなると、人間の限界はどこにあるのだろうかと
思ってしまうほど歩けてしまうから不思議だ。
いままで、足が痛くなって、もう歩けないと思っていたのは、どうやら足に合ってない靴
による靴ずれ等の痛みや蒸れによるものであって、それらをクリアしてやれば、
寝る時間を除いてほぼ延々歩き続けれるように思う。

※最近の、土日のどちらかの半日登山だけではモノ足りなさすぎるこのごろ。。

『山登りはじめました』 鈴木ともこ著 

20090706-1.jpg

こないだの6月末に出たばっかり!
これぞ女子登山の入門本!(男性でも参考になります)

山関係の本のコーナーにひときわ異彩を放っていたこの本、
なにげに手に取ってみたところ、女子登山向きの本でありながらも
ついつい引き込まれてしまった。
とりあえず買わずに本屋を後したものの、また気になって本屋へ。
ちらちら立ち読みしながらも、次のような葛藤があった。

  ・初心者向きっぽいなぁ
  ・こんな遠くの山に行くことあるかなぁ
  ・グッズの写真がいい感じ。
  ・自分が持ってるグッズも多い。
  ・マジックソープやSIGGボトルなんかも載ってる。(キバラー愛用)
  ・スポークも載ってる。これ富士山用に買ったのに使わないまま無くした。
  ・亀田のカレーせん、自分も大好物なのだ。
  ・この本、やっぱりなんか楽しそう。

と思いつつも二度目も購入辞退。
しかし、三度目の立ち読みで買ってしまった。
金剛山とは直接は関係ないけど、山という点で共通してるし、
内容にはとても共感が持てて、山登り勧誘用に人に勧めたくなるなぁと思った。

運動オンチ、体力ナシ、夜型生活、小心者、虫苦手、カラダ固い、根性ナシ
山登りから一番遠いところに居た著者(鈴木ともこさん)が、
どんどん山好きになっていった体験のマンガエッセイ。
一般のマンガは読まない自分ではあるが、こういうマンガは楽しい。
マンガというより、イラストというべきかな。
それぞれの山での実体験エピソードをおもしろおかしくマンガで綴ったあとに、
それぞれ実際の写真が登場するという仕掛けなので、楽しさ二倍!
グッズの紹介等々もあってなかなか参考になります。

20090706-2.jpg
Check [ 2009/07/06 20:17 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(0)

金剛山 第145回  (2009.7.5) 

20090705-3.jpg

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分51秒)



今日も蒸し暑いスタートだ。
カラっとしたすがすがしい山はいつの日だろうか。
ジメジメしたコンディションな上、今日も時間が午前中しか無かったので
黒栂谷(セト経由)ルートで登り、千早本道で高速下山。
山頂気温は18℃
湿度は高くても、やっぱり山頂は涼しい。

それにしても最近の金剛山は、若い登山者が増えてきたように思う。
特に女性。それも10代~30代。
自分が持っている何かの本に書いてあったのだが、
女性のほうが構造的に男性よりも山に向いてるとか、適用力があるとか。
こないだ紹介した本だったかな。
山での暑さにも寒さにも耐えれるようになってるらしい。
縦走でのトレイルランニングの部でも女性が圧倒的に多かったし、
山での女子力はとにかくスゴイことになってきている。

その他の画像は以下より。
Check [ 2009/07/05 18:31 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(4)

金剛山での山めしもろもろスタイルの変化 

回数登山を始めた最初の頃は、山めしが登山の過程でのいちばんの楽しみだった。
50回以下の頃は、
 コンビニのおにぎり3つに菓子パン。
 冬場はコンビニのおにぎりを1個減らしてかわりにカップ麺。
 お湯はもちろん、登山の途中で天然水を汲んで山頂で湧かす。
 食後に甘いお菓子。
という、ここぞとばかりに食べまくっていた。
 調味しているコンビニのおにぎりにはすぐに馴染めなくなって、
 道の駅の弁当、あるいは家から冷や飯だけを詰めてきてカップ麺をすする。
 というスタイルに変化しつつも食後のお菓子は欠かせず。
 また、冬場にはたいそうな重装備で鍋物をやったりと山での滞留時間も長かった。
そして100回越えあたりからは、登山にかける時間も減ったりしたこともあって
もっと最適化されてしまった。
山頂での飲食は、やってもやらなくてもどちらでもよくなった。
食事がいちばんの楽しみではなくなってしまったのだ。
その結果、土日の半日くらいでさっさと登って下りてくるスタイルが定着。
ただし、丸一日時間たっぷり余裕があれば、ロングルートしかり、
山頂でゆっくり食事もや食後のお茶をしたりと、
山に引きこもったままになりそうなことには変わりはない。
今は登っているときがいちばん好きかもしれない。
新鮮な空気をいっぱい胸に吸い込んで、山との一体感を堪能できる。
延々登りなら苦にならないが、延々下りは面倒でちとしんどいというのが本音。
動画に下山のシーンがほとんど無いのはそのせいか!?


#つぶやき
 今週は何かと忙しくてブログの更新が滞ってしまった。
 こんなに長いお休みは初めてだ。笑
 電子機器類の分厚いマニュアルを何冊も読破したり、
 買ったままになっていた本や、録り貯めしていた録画の消化や、
 観たい映画の集中のため、会社帰りに映画鑑賞などなど。
 この一週間で生活スタイルが一変していた。
 さてそろそろ本職の登山(笑)に戻らないと。。

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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