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ただ山を歩くだけじゃもったいない、その時々のナニカを発見し、記憶の定着のためにもカメラを持とう。

SOLCION 『PATATTO180』 

20190610-1.jpg
SOLCION(ソルシオン) 「PATATTO180(パタット180)」

変態的構造の折りたたみイス

YouTube製品紹介

登山靴を物色するために梅田のロッジ大阪店に行った時のこと。
靴を手に取って見ているのにチラチラと眼に入ってくる赤い物体。
だんだんと気になって靴そっちのけで近寄ってきて手に取る。
見本品として展示されていたのは、ダンボールでできたようなチェアだった。
ハハァ~ん、こんなのはおっちゃんが座るとすぐに壊れそうだよなぁ
と内心、小バカにしながら床に置き、冷やかし半分にちょろっと座ってみたところ、
なんなんだ!このガチっとした安定感と座りごこちは!と驚いた。
その秘密は、座面のW曲面のなせる技でもある。
試せる見本品は座面高が18cmと小さいほうだったので
自分のようなカラダの大きいのが座るとツルっと滑って
ひっくり返るのがオチか、はたまた拉げるかもと思いきや、
座ったまま揺さぶってみてもびくともしないではないか。
見た目のチープさからくる想像を良い意味で裏切られた。

長時間座るにはグラグラと不安定で、おケツに食い込みがちな
三本脚や四本脚のよくあるトレールチェアや
アディロンダックのマイクロチェアなんかも持っているが
そんなのに比べるとよっぽど安定しているではないか。
靴紐を結ぶ時にも良いし、ちょっとした休憩でも楽。
なんてたって足を伸ばして座っても後ろにひっくり返る心配がない。

畳むと平べったくなるのでザックの背中側に常に差し込んでおけば良い。
トレールチェアのように、今回は持って行くのかどうするか、
なんて迷ったり、考える必要もない、常に入れておけ、だ。
ヘクサライト・オリジナルチェアグランドチェアだとうっかり寝てしまう。
それらはたいてい重量500gくらいある上にかさばるのだ。
ペットボトル1本分もの重量だったら飲み物のほうを優先して持って行くかな。
「PATATTO180」1,598円 (税込)は、
いちばん低い部分で座面高18cmと小型で重量は290gという軽さ。
ロッジには他に「PATATTO250」というのも置いてあった。
これだと座面高25cmとなって僕のカラダには最適だろうけど重量が415gとなる。
その重量だと、
 ・モンベル ライトウェイト・トレールチェア 26(座面高26cm)363g
 ・モンベル ライトウェイト・トレールチェア 33(座面高33cm)416g
なんかが競合してくる。
550gという重量が許せるならば、お尻に食い込むし、脚は地面に刺さって埋もれるけど
TALON(タロン) ピボットチェアー・ミニが回転式になっていて
自由にカラダの向きを変えられるという構造が快適だった。

今回はお試しでパタットの安いほうを買ったらやたらと気に入ってしまったので
なんかもう、すぐにでも「PATATTO250」のほうを買い増ししたくなった。
こんどは紺色にしようかな。(≧∇≦)
ちなみに、座る以外の用途では使わないように、という注意書きがあるが、
持ち手が付いているので中に何か軽いものを入れてちょこっと運んだり、
はたまたヘルメット的防災頭巾として臨時に使用できそうだ。
冬の綿向山周回で、高圧線にこびりついたこぶし大の氷塊が雨あられと落ちてくる。
そんな直下を通過しなければならなかった時、直撃食らうと致命的という状況で
あのときはヘクサライト・オリジナルチェアを防災頭巾代わりにしたが
コレでも使えそう。(^^ゞ

ちなみにSOLCION(ソルシオン)とは
独創的なプロダクトを出しているブランドで
株式会社イケックス工業という会社が製造元らしい。
ユニクロとファーストリテイリングみたいな関係かな?
見ただけでは何なのか使い方のわからないグッズや
その発想は無かったというような、たとえば珈琲豆なんかを
先入れ先出しができる「補充改革」なんかはなるほど!って思う製品だ。
これからも注目のブランドかもしれない。
[ 2019/06/10 21:21 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(16)

HIPLOK社 『Z Lok』 

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HIPLOK Z Lok

メーカー公式サイト
https://www.hiplok.com/product/zlok1/
(腰に巻くタイプのヒップロックという製品で有名なイギリスのメーカー)

先週末、金剛山を毎日登山の常連さんとワイワイと下っておりましたらば、
久しぶりな方にお会いし、「最近、ぜんぜん金剛山の記事上げてないなぁ?」
と言われまして、確かに事実なんだけど、過去にやってなさそうなネタも無く。。
おっさん単独でただ単に歩いてるだけの動画なんかつまらんやろし。
そんなこんなですが金剛山はいちおう登っております。(^^ゞ

さて先日、モンベル店内をプラプラしておりましたらば
何やら使いみちの想像できない得体の知れないモノを発見したゆえ、
そんなに高いものじゃなかったのでとりあえず水色のものを1本購入したところ、
なんとなく黒色も欲しくなってしまい、後日、もう一本を追加購入した次第である。
それでも相変わらず使いみちが思いつかず困っているので
一緒に使い道を考えていただけないでしょうかというお願いでも何でもない
ひとり言として読み流してほしい。
あかん、ピンク色も欲しくなってきた。。

外観の見た目はよくあるアレ。
そう、タイラップともインシュロックとも呼ばれている、いわゆる結束バンド。
それが大きくなったやつだろ?といえばそれまでであるが、
実際には以下の通り、もうちょっとだけ高度なものである。

 ・本体の中にステンレス鋼板が入っているので簡単には切断できない。
 ・付属の鍵を使えばリリースできるので何度でも使用できる。
 ・長さ:40cm 重量:20g


説明は以上である。
これじゃ誰も興味を持ってくれないと思うのでもうちょっと味付けしてみると、
完全な防犯用ロックとしては適さない。(ますます興味なくなる?)
同じ製品を持っていると、鍵は共通なので誰でも解錠できるからだ。
軽さを求める上にセキュリティをも求めるのであれば、
よくスキー・スノボ板の盗難防止としてスキー場で使うダイヤル式ワイヤーロックがある。
それにしてもセキュリティとしては微妙なこんなものを本気で製品化してきた
というその狙いはどこにあるのだろうか?
鍵の代わりにヘアピンをでも差し込めばリリースできるんじゃないか?
と思いつきそうであるが、そう単純ではない。
付属の鍵の強度と厚みがなければおそらく解錠できないだろう。
つまりオーナーでなければ鍵も持ってないわけだし、
この製品のことを知らなければ開け方すらわからないという点では
レアなうちはちょっとだけセキュリティが高い。
そんなどうしようもないヤツなのに憎めない可愛さがあるこのZ-LOKを
どうすれば有効に使えるだろうか。

良い使い方としては、
 ・ヘルメットやストックをザックに取り付けているときの盗難防止。
 ・山小屋で両足の靴や仲間同士の靴を連結して盗難防止。
 ・ザックをデポするときに仲間のザック同士を連結して盗難防止。
他に何かある?

悪い使い方としては、海外ドラマの警察モノでよくある、
犯人を後ろ手に手錠の代わりに結束バンドで止めるってやつ。
あれが出来てしまう長さなんだよなぁ。
実際にあった話であるが、よほど高価で真新しいザックだったのか
大峰は弥山小屋前でもあったが、デポしていたザック丸ごと盗まれた
という話はよく聞いた。
この記事をきっかけに、これが普及してしまうとどうしようもないが
たぶんみなさんは買わないでしょ?(^^ゞ

上位モデルに、3桁番号がダイヤル式で設定できるモデルもあるけど、
あれは番号総当たりしてもたった1000通りの組み合わせだ。
ロックされている番号とゾロ目は違うだろうから989通り。
1秒おきに番号を変更していくと最大17分で突破できる計算になるので
物理キーの必要なこちらの製品ほうがまだマシという。。(^^ゞ

以上、使い道にいまひとつ決定打が思いつかないが、
いちおうモンベルで売られているということもあるので、
山グッズ認定ということでよろしいでしょうか?

暇さえあればストレス解消に、開けたり閉めたりして遊んでま~す。(^o^)
その他の写真は以下より。
[ 2019/06/05 21:32 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(10)

SOTO(新富士バーナー)『レギュレーターストーブ (ST-310)』  

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SOTO 「レギュレーターストーブ (ST-310)」

久々のグッズレビューである。
事の発端は、昨冬の桧塚奥峰での出来事だ。
と書きだ出すと何があったんだ!?となるけど、そんな大した話ではない。(^^ゞ
素手出しのままだと厳しいほどの寒さの中での昼食時、各自バーナーで湯沸かしを始める。
最新のジェットボイルはマイクロレギュレーター(ガス圧調整機構)付き
ということもあってか難なくお湯が沸く。
マイクロレギュレーター機構がどれほどの効果を発揮しているのかわからないが、
ガス缶内の圧力を必要以上に低下させないように調整してくれるそうで、
その結果、低温時の火力落ちが抑えられるとか。
お湯を沸かすのが主目的で、たまに五徳をセットして調理するなら
オールインワンで構成されていて、組み立て後も合体、ロックができ、
クッカーがバーナーから転落なんて事故も防げるジェットボイルはほぼ万能。
これがジェットボイル以外となると、燃料、バーナー、クッカー等と
パーツがバラバラなので、うまく収納できないとザック内でゴロゴロ踊る。
さらに、なにか一つ忘れ物してしまいそうで心配でならない。
しかし今回はジェットボイルの話ではない。
そんな厳冬の中、とある山友さんが家庭用カセットコンロと同じタイプの
カセットボンベ(CB缶)が使えるタイプのバーナーを組み立て始める。
燃料は純正のパワーガスではなく、そこらで売ってる1本100円くらいのやつだ。
外気にさらされまくりの缶で、この厳冬の中、気化するの?と半信半疑だったが、
申し分のない火力でボーボーと燃焼してるではないか。(@@;
うそだろ?!
通常、安いガスカートリッジは、気温が低いと気化しにくい成分だから。
つまり、沸点の高い液化ブタンしか入ってないから。
厳冬期の裏技として、缶を温めるためにネオプレーンで包んだり、
お湯に浸けて温めたりして気化を促進させる。
今でもあるのか、緑色でお馴染みのEPIというメーカーは、
バーナーで熱した熱を缶に伝導させて缶を温めるジェネレーターなんていう
変わり種のオプションなんかも出していた。
アウトドア用のガスカートリッジ(OD缶)は通常立てて使うので、
缶内の燃料が減ってきて、さらには冷えることで気化しにくくなり火力が落ちる。
これは、液が下、気化したガスが上になるため。
そこで、ガス缶を逆さまに取り付ける「液出し」式という製品もあって、
それだと気化を待たずにすぐに燃焼に持っていけるので気温の影響を受けず寒さに強い。
つまり、ある山友さんのソレはカセットボンベを横倒しにするわけなので、
液出し式に近い構造になっているのだろう。

<缶の種類>
 ・カセットボンベ(縦長のカセットコンロ用)=CB缶
 ・ガスカートリッジ(アウトドアバーナー用の丸っこいの)=OD缶

<ガスの種類>
 【液化ブタン】  沸点:-0.5℃ ←一般ノーマルガス(安い)
 【液化イソブタン】沸点:-11.7℃ ←ハイパワー向け(ちょっとだけ高い)
 【液化プロパン】 沸点:-42.1℃ ←ハイパワー向け(高い)
※ただし、プロパンだけだとガス圧が高く危険なため、通常はブタン類と混合する。

OD缶の場合、およその混合比率ではあるが安い順に、
 ・イワタニプリムス ノーマルガス=ブタン7:イソブタン3(春・夏用)
 ・イワタニプリムス パワーガス =ブタン7:プロパン3(オールシーズン)
 ・ジェットボイル ジェットパワー=イソブタン7:プロパン3(オールシーズン)
となっている。
通常のバーナーでは、成分が液化ブタンだけだと気温が氷点下だと気化しない。
実際には5℃以下あたりから厳しくなってくる。
いちばん寒さに強いのがプロパンが入ったもので、イソブタンとの混合のものが最強。
つまりジェットボイル専用の純正ガス缶がそれである。
しかし!ジェットボイル「ジェットパワー100G」で内容量100gで500円もするのだ。
メーカー保証外なので自己責任ではあるが、
気温の高い季節ではイワタニプリムスのパイパワーガス(小)350円くらいのを使っている。

カセットボンベ(CB缶)1本100円くらいのは成分は、液化ブタンのみ。
SOTOの純正パワーガス缶だと、液化プロパンと液化ブタンの混合なので火力が強い。
SOTOの純正ノーマルガス缶だと、液化ブタンのみ。
SOTOの純正品はいずれも3本セットで800円くらい。
内容量はいずれも240g。

これらの情報を総合すると、カセットボンベ(CB缶)を使う方式のほうが
燃料コスパが良くて寒さもあまり気にしなくてもいいという良いことづくめ。
春・夏だと1本100円の燃料でも十分だろうし、残量を気にしなくても
少しでも減ってきたら家で使い切れば良いので、常に満タン状態の燃料を持って行ける。

SOTOのCB缶対応モデルは現在4種類あり、そのうち2種類がレギュレータ付き。
そのうち1つは出たばかりの新製品だったが秋まで発売延期となった。
値段も高いので最初からアウトオブ眼中。(^^ゞ
つまり、今回のこの製品がベストという結論。
メイド・イン・ジャパンなのでがっちり作られているので少し重いけどね。(^^ゞ

最後に使用してみての感想。
OD缶式のバーナーのように勢いよくガスが出て燃焼するのかと思いきや、
あれ?これガス出てんの?みたいにちょっと回したくらいじゃ反応なし。
グルグルグルと回していくとガス噴出音がして所定の勢いくらいになった。
最初なので純正パワーガス缶を使用してみたが、
暖かくなったら安っすいカセットボンベを使ってみよっと。
消費税は増えるわ、収入は増えないわでお先真っ暗なので財布の紐を締めにかからないとね。
ハイオク専用車からクリーンディーゼル車に乗り換えたくらいのコスパの良さに
いやホント、めっちゃ使いまくりたい。

折りたたみテーブル「フィールドホッパー」といい、SOTOってええモノづくりしてるよなぁ。
[ 2019/03/07 22:02 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(8)

竹酢液(ちくさくえき) 

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竹酢液(ちくさくえき)   ※後ろのEcho Spotが目立ちすぎてスミマセン

ついに!夏の山シャツのニホヒとの決別。

今月、ブログ記事が1件だけというのもなんなので、
今日も室温35℃の中で書いております。
早く涼しくなってほしいなぁ。。せめて20℃台に!

とめどなく出る汗、シャツが汗臭くなる夏の真っ只中。
前年、あるいはもっと前から持ち越してきてる夏のウェアって
汗をかくと、どうしょうもなくニオウようになってくる。
自分の場合、日焼けや虫さされからの防御や、
はたまた見苦しいおっさんの肌を露出させたくないなどの理由で、
長袖インナーを着用し、その上に色ものの半袖シャツを着用しているわけだが、
インナーだけ昨年以前からの持ち越しだとして、
半袖シャツだけは今シーズン新調したものへ、という組み合わせなどすると
悲しいかな、新調したシャツのほうにニオイが乗り移ってしまって共倒れとなる。
(≧▽≦)ヤメテ~
毎年、常に上衣を新調すればOKかもしれないが、そんな余裕のある人って居る?
ネットを眺めていると、やはりというかニオイとの飽くなき戦いをしてる人は数多い。
よくあるのが、漂白剤という薬品を用いて、他の洗濯物とは分けて
ひと手間かけて対処するというというソリューションが一般的のようだ。
なるべくなら人体に安全で、面倒な手間のかからない方法は無いものか?と調べると、
煮えくり返った鍋で煮込む、湯煎すると良いみたいなこと書いてあるサイトがあったので
実践してみたが、効果無しどころか生地がヨレヨレになってしまった。
諦めかけていたところ、今年になって偶然にももっと簡単な方法を発見した。
別の用途で購入したものの放置されていた竹酢液をダメ元で使ってみたら、
まさかのほぼ無臭になった。
毎週のように取っ替え引っ替え過去に愛着していたシャツを着てみてはニオイを確認し、
効果を検証してきたこの夏、ついに悲願のニオイとの戦いに勝利を勝利をおさめた。
もしかしたら僕の勘違いもあるかもしれないので、
AくんもB子さんもぜひ試してみてほしい。
ではその方法を。

まず、山から帰ってきたらシャワーするよね?
ハダカになったついでに風呂場にて以下の軽微な作業を行う。

 1.大きめのタライに汗をかいてきたウェア類をまとめて入れる。
 2.シャワーの水なりお湯なりを入れて軽く押し洗いして汗をすすぐ。
 3.2を2回ほど繰り替えしたら洗濯物が浸かるくらいもう一度水を張る。
 4.わずかキャップ1杯の竹酢液を洗濯物が入ったタライに入れる。
 5.竹酢液が行き渡るように水を溢れさせないように軽く混ぜこむ。
 6.そのまま漬け置きで、次回、洗濯機を回す時まで放置。
 7.タライの中身を洗濯機にぶちまけて他の洗濯物も一緒に通常通り洗う。


そもそも竹酢液のニオイは竹やぶ焼けたみたいな炭のニオイなので悪くないが
洗濯後は竹酢液のニオイはほとんど残って無くて、
はたまた生地が黒ずむようなこともない、はず。

文章にすると長くなったけど、早い話が
ゆすいだ洗濯物をキャップ1杯(でも多いくらい)の竹酢液で浸け置きするだけ。
コストパフォマンス抜群。

そればかりか竹酢液は万能で、スプレー容器に入れて噴霧すれば
ハッカ油より効果のある虫よけスプレーになるんじゃないかとすら思っている。
ごくわずかの希釈で水虫に効くなど、とにかく殺菌力がすごいらしい。
元はといえばどこか遠くの道の駅で買って別件で使用していた
木酢液(もくさくえき)が無くなってしまったので、
たまたま見つけた竹酢液を買ったという偶然の出会いというか。。
木酢液と竹酢液の効果は同じかどうかは知らないが、
品質に良し悪しもあるみたいなので良いものを選ばないとね。
少なくとも竹酢液は、除菌・殺菌、消臭、防虫効果があるのは間違いなさそう。

そんな竹酢液、どんなところに売っているかというと・・・
[ 2018/07/31 21:10 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(10)

東京新聞 『すぐそこにある遭難事故』 金 邦夫 著 

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「すぐそこにある遭難事故  奥多摩山岳救助隊員からの警鐘」

道に迷ったら下るな、登り返せ!

このところ気になる遭難事故があちこちの山域で発生したのは
山登りをやっている人にはすでに周知のことだろう。
そしてこれがまたすぐに見つからない。
原因のほとんどが、道迷いか滑落だ。
知らない山で道に迷ったら下ってはいけない。
四方八方、無数に枝分かれしてどこに着地するかわからない。
それが深いゴルジュの谷とかだったりしたら探しにも行けない。
登り返して尾根にでも出れば、ほとんどの場合すぐに見つけられる。
滑落して意識があるけど動けない場合はどうすればよいか?
そんな場合は発煙筒(発炎筒ではない)など狼煙(のろし)を上げる
という方法が有効なのだが。。

東京から近い山というと高尾山くらいしか思いつかない。
そんなに深い山域なんて無いんじゃ?くらいに思っていた。
奥多摩って名称は聞いたことはあるけれど、
関西から遠いし、縁もゆかりも無さそうなので考えたこともない。
これまでいろんな遭難事例の本を読んできたが、
なぜ奥多摩という関西人からすれば一生行かないかもしれない山域の遭難事例の本を
買ってまで読もうと思ったのか?
きっとどこかのサイトに「あなた、こんな本を読みたいんじゃない?」
みたいにオススメとして表示されたかナニカかだろう。
いや、仮にそうだとしても、1,400円+税もする本を気軽にポチるわけがない。
こんな大金を使うのはもうちょっと慎重ですよ。(^^ゞ
表紙にナニカ不思議と惹きつけられるものがあったのかもしれない。
とにかくこの本を買うしかない!と思ったのは確かだ。

読み始めると、いままで読んだどんな遭難本よりも描写がリアルで
読みやすく、続けてどんどん読み進んでしまう。
それにしても山では予想外なことが起こるんだなぁと戒めになった。
慣れからくる油断にも気をつけないと行けない。
明日は我が身という思いしかない。
先日の千ヶ峰の山行の下山中、谷へ向かって急な下りのへつりトラバースで、
何でもない小さな石につまづいてしまった。
とっさにそばの立ち木を掴んで転倒を免れたがあわや滑落。
はたまたその前の山行では、
なにげに横を向いたとき、折れて尖った木の枝が顔のすぐ横に突き出ていたため、
頬をスライドしてゴリゴリっと擦ってしまった。
もう少しその枝が上だったら、メガネの横からスライドしてきて眼を突き刺していたかもだ。
腐った杉の木が突然倒れてくるかもしれない、上から枝が落ちてくるかもしれない、
その時にたまたま上を見上げてしまって・・
はたまた落石の直撃に遭うかもしれない。
映画「ファイナル・デスティネーション」シリーズみたいに本当にどこに罠があるかわからない。
登山中は本当に真剣勝負だ。
最後まで気を抜けないということを、このような本を時々読んでみては教訓としたい。
それにしても読み応えのある本で、そばに置いておきたい一冊となった。

さて、今晩も寝る前に続きを読もっと。
まだ全部読んでなかったんかい!って?(^^ゞ

20180530-2.jpg
[ 2018/05/30 21:34 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(6)

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こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山を中心に
登っています。
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化。
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よく山に持って行ってます

THE KONGOTOZAN
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