生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

鈴鹿山系 天狗堂・サンヤリ (2017.5.5) 

20170505-0.jpg
サンヤリにて

鈴鹿らしさは希薄であった

【ルート】
 君ヶ畑自治会駐車場-大皇器地祖神社-(林道・バリ尾根)-天狗堂山頂-
 展望岩-サンヤリ-休憩地(お昼)-(バリ尾根)-林道-宮坂峠-
 大皇器地祖神社-駐車地

 
平成27年9月に制定された鈴鹿10座。
琵琶湖側の東近江市から登ることができる山であることが前提。
鈴鹿セブンマウンテンの7座中、5座も重複するが登山口はすべて滋賀県の東近江市側である。
今回は鈴鹿10座のうちの8座目となる。

GWの最中の遠出は渋滞に巻き込まれたりするので敬遠したいところであった。
滋賀県側からアクセスする鈴鹿の未踏峰で、
名前が面白い日本コバや銚子ヶ口かなと考えたが、
特に理由もないが周回できそうなので天狗堂にしたという感じ。
その周回はというと、山と高原地図には無いが
ヤマレコ等で先人たちがすでに歩いている時計回りで、
平和でノンビリとした周回の予定であった。
往路は特筆すべき点のない、わりと退屈なトレールだった。
わざわざコストかけてここまで来た価値を見つけたい。
お昼の休憩中にいろいろ調べているうちに気が変わり、
反時計回りの大周回ができるんじゃないかと思い立って冒険へ。
詰んでしまって帰れなる失敗リスクに対する勝算の見込みはある。
しかし、実際に行ってみたら予想外の展開になることも。
果たしてどうなることやら。

昨年11月に歩いた御池岳T字尾根に来たときと同じアクセスで、
あの時よりもずっと手前の「君ケ畑」集落にある、
君ケ畑バス停のところの広場に駐車させていただく。
自治会の駐車スペースらしく、この日は御池岳ツアー参加者が駐車していて
地元の方が軽トラで登山口まで送迎するという事が行われていた。
登山ツアーのサポートをすることで多少なりと地域の収益になっていればいいけど。
あたりは廃屋も多数あり、集落があるのが不思議なくらいの山奥だ。
ツアー客を見送られた後に残った自治会の方に駐めさせてもらって良いか確認。
「今日はツアー客のための駐車場やけど、まぁええよ」と快諾を得た。

取り付きの登山口がわからずに立ち往生していたら、
さきほどの自治会の人がひょっこり現れたので尋ねてみたら、
大皇器地祖神社の境内の中の右のほうに登山口があるとのこと。
9時前という遅いスタートであったが登山開始となった。
最初からいきなりの激登り。
いきなり夏がやってきたような高い気温に新緑。
登りつめて尾根にでたら林道が並走してきていたが下り切ったところで林道も終点。
登り返したと思ったらまた激下って登り返し。。
一瞬平坦なところに出て進むべき方向がややこしかったが、
登り基調に転じたところでピークまでは尾根の一本道。
これといって特筆すべき点がなくて退屈してきたところで左手に林道が見えた。
登山ルートから外れて林道に取り付いてどこまで続いているのか歩いてみた。
ほどなく終点になったので、隣の尾根からバリエーションで登ってみた。
自然林の中、急登であえぎながら登っているとでっかい真四角な岩が出現。
そこを越えてさらに進むも、岩場ゾーンに阻まれたので、
すぐ近くまで近寄ってきていた登山道に復帰して歩くことにしたが、
登山道も岩場ゾーンの急登となり、ほどなく山頂に到着。
サンヤリのほうへ少し進むと展望岩というのがあったので登ってみる。
サンヤリへは80m下って横移動して50m登るという感じで
思った以上に距離があった。
サンヤリのピークはフラットで大休憩適地であったが、
さらに奥へ行ったところで御池岳の展望の良いポジションがあったのでそこにした。
復路はサンヤリピークから尾根を北上し、林道へ通じる尾根を下った。
ところがそう簡単ではなく、スームズなところもあればシャクナゲに阻まれたり
小さな別尾根に引き込まれそうになったり。
最後の最後はソフトランディングできるかと思いきや、
林道に転落しないようにぎりぎりをヘツって・・。
林道に着地したらもうすっかり下山完了気分で平和が訪れたが、
この林道も長く、林道終点から宮坂峠にスムーズに上がれるかが心配の種。
林道終点からは最近重機で道を開拓しました的なところを登っていくと4分岐。
当たりをつけて開拓林道を登りつめて最後まで詰めたら行き止まりで引き返し。
尾根に取り付いて、宮坂峠から下山する尾根を見落として通り過ぎた。
また戻ってきてその尾根を下るも、踏み跡などない荒れた尾根。
なんとか大皇器地祖神社裏に着地するという大周回になった。

その他の写真は以下より
Check [ 2017/05/06 22:25 ] 鈴鹿山系 | TB(0) |   コメント(4)

鈴鹿山系 イブネ・クラシ・タイジョウ (2016.11.26) 

20161126-0.jpg
イブネとクラシ間のモフモフゾーン  ☆保護されるべきと思うほどみごとな苔ゾーンだった

想像以上に良かった、かなり良かった。

【ルート】
 岩ヶ谷林道起点-(林道)-ツルベ谷出合-杉峠-佐目峠-イブネ-熊の戸平(休憩)
 -イブネ北端-モフモフゾーン-クラシ-イブネ北端-イブネ-佐目峠-
 P1084-タイジョウ-(林道着地)-岩ヶ谷林道起点


平成27年9月に認定された鈴鹿10座
裏鈴鹿、と言うのかどうかは知らないけれど、琵琶湖側の、
東近江市から登ることができる山であることを前提に、
山の知名度は度外視して認定された山。
その昔、34年間も続いた登山大会が行われたことから知られることになった
鈴鹿セブンマウンテンとは山自体は5座も重複するが、
登山口が東近江市側かどうかという点ではまた山のイメージが異なるのかも。
鈴鹿10座の登山口には、滋賀県名物の飛び出し坊や「とび太くん」が設置されている。

登った山という点においてはすでにセブンマウンテンは歩いたので鈴鹿10座は今回7座目となる。
10座中、未踏5座のどれを登ろうかと考えたところ、
鈴鹿の奥座敷」「鈴鹿の名峰の眺望が良い」「コケの絨毯」というキーワードにビビッと反応。
それに、雨乞岳に登ったときに眺めたイブネの稜線がとても良く見えたので、
いつか歩きたいなぁと思っていたらあっという間に2年も経過してしまっていた。
それにしても、またしても鈴鹿の個性的な山の魅力にノックアウトされたなぁ。

久しぶりの好天の土曜日、冬がもうそこまでやってきているので、
今の季節のうちに行っておきたい京都北山か、鈴鹿か、どちらに行こうかと最後まで迷い、
行き先によって京滋バイパスかそのまま名神かというところで最終的に鈴鹿に決定。
京滋バイパス経由、名神八日市ICで着陸し、永源寺付近から甲津畑の渋川方面へ。
駐車地到着8時前にはすでに10台以上の車が止まっており、すでにスタートされている様子。
まだ準備中の方がいらっしゃったので話をすると、だいたいのみなさんは雨乞岳のほうだとか。
雨乞岳は通常、鎌ヶ岳と御在所岳の間にある武平峠を起点にするのが多いが、
琵琶湖側(東近江側)からだと渋川が起点になるようだ。
準備が終わると8時15分にもなって少々出遅れた感で、自分より後は一組だけであった。
雨乞岳に登るハイカーとは杉峠までは同じルートである。
最初はコースタイムで一時間40分ものダートの林道歩きである。
この未舗装林道にタイヤの轍はあったが、一般の車は入れないのでひたすら歩くのみ。
左手にはわりと下のほうに渋川を見下ろす感じなので、転落と落石注意といったステージ。
ほぼ水平移動に思える林道は、それにしても長い。。
屋根だけのような三角小屋が現れると林道は終了し、ツルベ谷出合があって沢は右側へ。
道幅狭めの登山道に変わって高所へつり区間、転落要注意ゾーンがしばらく続く。
吊橋を渡り、大きな登り返しからはガレてきて歩きにくくなってくる朽ちた大木ゾーン。
またまた屋根だけの三角小屋を過ぎてからは徐々に登りらしくなってくる。
掘っ立て小屋のようなものがあったので何かと確認に行ったら天然トイレだった。
そこからもしばらくすると杉峠に到着。
若きハイカーがたくさん休憩しておられたのでノンストップで通過。
そこから先は破線ルートでもありあまりハイカーが足をのばさないのか
踏み荒らされた感が少なく良い感じで、どこでも弁当広場なステージになってくる。
佐目峠へは下りとなるがそこもとても良い感じ。
もうイブネまで行かなくてもいいんじゃないかと思って諦めてしまいそうになる。(^^ゞ
そこからの登り返しは、台高の桧塚奥峰直前の登り返しを思うような最後の一踏ん張り。
ところがどっこい、イブネに着いてみたら、
「ナンじゃ、ここはぁ~!!」と絶叫したくなるほどのスーパー弁当広場が広がっていて、
鈴鹿の名峰、雨乞岳、東雨乞岳、御在所岳などなどがバーーン!と。
今まで歩いた鈴鹿の山々のみならず、すべての山を総合してもこんなええところは無い!
と思ったくらいである。
スタートしてほぼ無休憩4時間近くにもなっていてかなりの空腹。
当然、その展望をわしづかみにしてお昼するぞ!と思ったが、
風が少しあって寒そうなので、馬酔木の木の陰に隠れて食べようかと思ったりしたが、
それじゃせっかくの展望がもったいないなぁなどと考えていたら、
風の当たらなそうな、これまた良さそうな場所(熊の戸平)が反対側に広がっていたのでそちらへ。
休憩時間も含め、一般登山道から逸れた場所に来たこと、
休憩後、クラシと思って行った先がイブネ北端だったので戻ったりでロスタイムが大きくなった。
イブネを後にしたのは14時20分にもなっていて少々下山を急ぐこととなった。
下山はタイジョウのピークから林道へ着地する周回を取った。
※注意:タイジョウへは読図等の技術が必要です。
P1084まではスムーズであったが、そこから先がなかなかの難所続きで時間がかかる。
アップダウンはもちろん、右手に大きく切れ落ちてる箇所多数で苦労した。
タイジョウ到着は15時30分。
日没までに駐車場とは言わず、せめて林道に着地しなければならないのでハイペース。
黒い池の先のピークをやり過ごすのに手間取った。
なんとか明るいうちに着地ができ、駐車地に向かう林道の途中で真っ暗闇に。
それでもまだ車が2台止まっていた。
イブネでテン泊している人が居たのでその方の車だったのかも。
今日は天気も良く、たっぷりと鈴鹿の晩秋を堪能できた大満足の山歩きだった。

その他の写真は以下より。
Check [ 2016/11/28 22:58 ] 鈴鹿山系 | TB(0) |   コメント(6)

鈴鹿山系 御池岳(T字尾根) (2016.11.3) 

20161103-0.jpg
御池岳テーブルランドにて

終始強風、そしてまさかの雨、雪混じりのみぞれ、ホワイトアウト・・・。

【ルート】
 君ヶ畑駐車場(無料)-(林道)-取り付き-P878-P918(T字尾根クロス)-
 御池岳テーブルランド徘徊(お昼)-土倉岳-ノタノ坂-駐車場


鈴鹿の山はどれも個性的で「こんなの他の山には無い!」という驚きが多い。
中でも過去に印象的だったのが御在所岳、霊仙山、
そして、鈴鹿山系の最高峰、御池岳だ。
夏場はヤマビルが多いので、実質的に春または秋が鈴鹿のシーズンである。
未踏で気になる山はあるが、以前から歩いてみたいと思っていた御池岳はT字尾根。
落ち葉サクサク、落葉が始まって明るい尾根を、ルーファイをしながら
深い鈴鹿の山中を静かに歩けるかとおもいきや、行ってみたらなんとメジャーな。。
駐車場8時前に続々と車がやってくる。
それでも付近に少なくとも3箇所は駐車場があった。
山と高原地図では破線すら無く、マイナーでマニアックに楽しめると思ったら、
踏み跡ハッキリ、手製の案内板もあったりでT字のクロスポイントも
地図すら要らないくらいの親切さだった。
最初しばらくは舗装林道歩きで、取り付きからは植林帯、
その後、植林限界(≧∇≦)を越えて稜線に取り付くとと快適落ち葉の絨毯ゾーン。
しかしながら空を見上げるとどんより曇り空で強風。
あれ?今日はこんな天気だったっけ?
やがてT字尾根のクロスポイントに到着して御池岳テーブルランドを仰ぎ見ると
上はガスがかかっている。
快適でどこでも弁当広場なのは、今、歩いているこのT字尾根だけでは?
というイヤな予感がした。
しかしまだ往路の途中であるし、せめてテーブルランドに上がってから以降でないと
お昼するには早すぎる時間である。
T字尾根、クロスポイントからテーブルランドへは登り基調かとなんとなく思いきや、
激下ったり、超細尾根だったり、木の根っこゾーンだったりのアップダウン。
最後はヒーヒー言いながら、粘土質の(いかにも夏場はヒルの居そうな)
激登りの果にテーブルランドにたどり着くと、久しぶりに見るだだっ広さ。(≧∇≦)
空がどんよりなので荒涼感が漂っている。
そうこうしていると空はさらに鉛色となって、ついに小雨が降り出してきた。
なんということだ。。
この広大なテーブルランドを眺めながら青空の下でノンビリお昼と思いきや、
強風吹きすさぶ試練のステージとなった。
雨雲は強風により一時去ったのを見計らってお昼にするも、
ダウンジャケット、薄いフリース、ウインドブレーカーを羽織っても震えが止まらない。
寒い、、寒すぎる、、まだ寒さ慣れしていないのだ。
あまりに寒いので、駆け足で運動場一周ならぬ、テーブルランドを走り回ったが
カラダは温まるどころか強風でたちまちお体温を奪う。
さすがにもう下りようと撤収したところで急にガスが濃くなってホワイトアウト。
ピストンはしたくないので、下山の土倉岳方向へ向かうも、ガスで見えにくい。
テーブルランドの淵はまるで直角のように切り立って見える。
GPSでは取り付き付近にたどり着いているのはわかっているが、
どこからどうやって下るのか、ホワイトアウトでまるで見えない。
そうこうしていると若い単独男性が後からやってきたので一緒に考える。
都合よく土倉岳の方向を示すものがあって、
その矢印の示す方向は違うだろうと思いつつも確認すると、
どうやらかそこからしか下りれそうにないことが判明し、
土倉岳までの間、その男性と一緒にルーファイしながら歩いた。
まさかこんなところでルーファイになるとはね。
高度が下がってガスが吹っ切れたゾーンに入った。
男性には急いでいる様子だったので先に行ってもらった。
そんなこんなで下山続行。
あれ?どっちかな?というポイントがあるので地図やGPSは必携である。
終盤ではまさかの悪名高い関電道(中部電力なので中電道)が出現。
例のプラッチック階段である。
これが現れるとこれまでロクでもない思いをしてきてる。
まさかと思ったが、一箇所高所ヘツリのヤバそうな箇所があったりの難所であった。
そんなこんなで下山完了。
T字尾根から登るルートは、御池岳の魅力の本質を味わえるものであったと思う。
それにしてもサブかった。。

その他の写真は以下より。
Check [ 2016/11/04 23:27 ] 鈴鹿山系 | TB(0) |   コメント(9)

鈴鹿山系 釈迦ヶ岳 (2015.5.17) 

20150517-50.jpg

【動画編】


ついに、鈴鹿セブンマウンテン完結!
絶好の登山日和だった。


【ルート】
 朝明キャンプ場(8:00)-(破線)-庵座の大滝-最高点-釈迦ヶ岳山頂-コル(昼食)
 -猫岳-ハト峰-羽鳥峰峠-朝明キャンプ場


<遭遇>
人=団体大勢
ニョロ=1ニョロ(シマヘビ)

Wikiより
鈴鹿セブンマウンテンとは
鈴鹿山脈の藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳の7山。
1964年(昭和39年)に、近畿日本鉄道、朝日新聞社及び名古屋テレビが中心となり、
鈴鹿セブンマウンテンの登山大会が始まった。
不特定多数の人が自由に参加でき、三重県山岳連盟がそのサポートを行った。
以前は、各々の山頂に、鈴鹿セブンマウンテンを表記した山頂標識があった。
34年間この登山大会が続いた。


鈴鹿釈迦ヶ岳。
この山をセブンマウンテンの最後に持ってきたのは成り行きではなく後回しにしてきたから。
実際、ヤマレコでも鈴鹿釈迦ヶ岳がセブンマウンテンの最後というレコが多い。
手前勝手なイメージで、セブンマウンテンの中ではいちばん個性が無さそうな山に思えたし、
釈迦ヶ岳といえばどうしても大峰山系のほうを思い出してしまい、
そのつもりで検索した人が鈴鹿釈迦ヶ岳の記事に間違ってきたり?
同じ名前なんか付けるからどうしても比べてしまう。
比べたくないから登りたくなかったみたいな。
そんなややこしい山なので、後回しの後回しで今回に至ったという次第。
そんな鈴鹿釈迦ヶ岳の名前の由来は、釈迦の寝袋に似ているところによるという。
寝袋?大峰から風で飛んできたのか?と思ってよく読むと寝姿の間違いだった。(^^ゞ
現地では釋迦獄や釈ヶ岳と書いてある標識があった。
釈迦ヶ岳という名前は大峰だけにして欲しかった。。
そんなわがままな想いを持ちながらの今回の鈴鹿釈迦ヶ岳行きの結果はというと・・・
セブンマウンテンの最後を締めくくるのには期待以上に良かった。
さすがどの山も個性的すぎる鈴鹿の山々。
鈴鹿釈迦ヶ岳もそんな期待を裏切らない良い山だった。
また来る機会があるならば行ってみたいポイントを課題として残してきた。

西名阪自動車道、名阪国道、下道の国道306号線を経て、御在所岳の山ひとつ隣、
朝明渓谷のキャンプ場の大きな駐車場まで3時間ほどかかって7時40分に到着。
50台以上置けそうな駐車場がすでに満車に近い状態であった。
駐車料金500円を支払って準備をする。

鈴鹿釈迦ヶ岳は反時計回りがオススメらしいので、そうなると中尾根かなぁと思ったが、
尾根より破線ルートの谷コースのほうが楽しそうなのでそちらへ進出。
大きな堰堤を右手に見ながら林道を詰めると前方にそびえ立つ堰堤で行き止まりとなった。
先行者が引き返して来たが、とりあえず様子を見に行った。
たしかに踏み跡は無さそうで渡渉するしかない状況。
行き過ぎたかなと引き返そうと振り返るといつの間にやら20人くらいの団体が
僕の後ろをついてきていた。(^^ゞ
しかもその団体のリーダーはこのルートを初めて案内するっぽい。(@@;
そのリーダーのリーダーになってしまっている自分。
しかしそのリーダー「なんか渡渉するって書いてたような」とつぶやかれたので、
それならば渡ってみようじゃないかとお先に渡渉する。
渡渉に難はなかったが、その後の踏み跡がかなり薄かった。
そびえ立つ堰堤を右サイドから巻いて這い上がるとはっきりした踏み跡に合流。
さっきの行き止まりよりもっと手前に渡渉ポイントがあったのかもな。
大人数引き連れた団体とはここからはちょっと距離をおかせてもらって先行する。(^^ゞ
それにしてもあのリーダーで大丈夫かいな?とその時は思ったし、
あの人数なら通過に時間のかかりそうな難所が何箇所もあった。
しかしながら、いくら距離を取ってもすぐに追いつかれる始末。(^^ゞ やるなぁ。

庵座の滝は圧巻で、落差40mとのことであるが、
二段になっているせいか60mくらいあるように思えた。
滝の写真や動画を撮っていると団体が追いついてこられて抜かれそうになった。
落ち着かないなぁ。
滝の右から巻いて上へ上がるところは急峻で、団体迫る状況ではぜったい落石できない。
登り切ると広い河川敷みたいなステージになりしばしの平和が訪れる。
おやっ?前方の滝のそばに別の新たな団体が休憩中。
満面の笑みで挨拶をしながら今のうちにと先に行かせていただく。
ここからはロープを補助的に頼るようなさらに急な岩場の登り。
登り始めるやいなや、休憩していた団体がいきなり再出発体制になって後を追ってくる状態に。
自分のすぐ後に続くものだから落石をおこさないよう気を遣いまくり。
もうちょっと休憩しておいて欲しかったな。。
慎重に足を運びながら登っていく。

沢が合流してくる開けたとに出ると、これまた開放感抜群で、
ここで少しのんびりしたいところであるが2つの団体が迫ってきている。
やっぱり鈴鹿の山は他の山域とは違うよなぁなんて考えながらボケっとしていると、
あのリーダー率いる団体が追いついてきた!(@@;
難所をものともせずにかたまりとなってやってくるではないか。
すごい統制が取れている!なんなんやぁ。(@@;
平穏もつかの間、これまた急峻でザレのステージに入る。
御在所岳方面に展望のあるポイントでついに団体に追いつかれる。
すると団体はザックを下ろして休憩しだした。
ここからは山と高原地図では「危」のマークのあるあたりで
ラストスパート、垂直に近いような激登りである。
あまりに急なので呼吸を整えるために時々立ち休憩しているともうあの団体の声が迫ってきた。
なんなんだ、このデッドヒートは。。
そんなこんなで登りついた場所は釈迦ヶ岳最高点であった。
最高地点なのに山頂では無いのは鈴鹿ではよくあることだ。(^^ゞ
霊仙山もそうだった。
最高点からの四日市方面の展望の良さはさることながら、
そこから山頂までのアプローチではもっと展望の良い箇所もあった。
あのリーダー率いる団体の実力を認め、先に行ってもらったのはいいが、
肝心の釈迦ヶ岳山頂に到着すると、団体に完全に制圧、占領されてしまっていた。(^^ゞ
写真も満足に撮れないまますぐに山頂を後にし、猫岳方面へと向かう。
途中、空腹で力尽きてコルのところで大休憩モードへ。(11:30~12:45)
休憩後はいきなり猫岳への登り。
そこからの稜線あるきは御在所岳や四日市市街を眼下に展望があったりの
ごきげんなトレールであった。
最後の締めくくりがハト峰と展望も開放感もあるザレ場でかなり良かった。
下山は特筆すべきところもなく難もなくスムーズに終了。
まだ余力があるなぁと思ったら10kmしか歩いてなかったのか。
帰りは100%源泉掛け流し温泉のアクアイグニスで汗を流し、たっぷり休憩して帰国の途へ。

鈴鹿は、セブンマウンテン以外にも霊仙山や綿向山、御池岳というとても魅力的な山がある。
どの山がいちばん良かったかと問われると、展望、開放感のどれもが最高な霊仙山抜きに語れないし
セブンマウンテンであれば入道ヶ岳の展望とメルヘンチックな感じも捨てがたいが
展望ならやっぱり竜ヶ岳かなぁと思いつつ、結論としては自分でもまさかの御在所岳を選びたい。
観光地化された側面を差し引いても、さすが御在所岳は鈴鹿を代表する山だと思った。
次の鈴鹿目標は「錫杖ヶ岳」かな。

その他の写真は以下より。
Check [ 2015/05/19 23:05 ] 鈴鹿山系 | TB(0) |   コメント(22)

鈴鹿山系 藤原岳 (2014.10.26) 

20141026-0.jpg
藤原岳(後ろ)と藤原山荘の間にて

【動画編】


安・近・短の真逆、高くつく、遠い、高低差長い、そして暑い山行きであった

【ルート】
登り:聖宝寺道
下山:大貝戸道


朝4時半頃に出て、阪和道、西名阪自動車道、下道をひた走り、
途中ミニストップ立ち寄りで登山口付近に着いたのは9時にもなってしまった
通い慣れてくるとどこでも近くに感じるが、やっぱり鈴鹿は遠いというか時間がかかる。。
三重県側のいなべ市には表道(大貝戸道)と裏道(聖宝寺道)の2つのルートがあり、
それぞれの登山口は200m程度しか離れておらず、その間に多くの無料駐車場がある。
今回、長らく不通だったという裏道(聖宝寺道)から登って
表道(大貝戸道)で登るというピストンではないルート取りをするにあたって、
下山後に楽なように表道(大貝戸道)登山口の駐車場(綺麗なトイレあり)に
駐車しようと思って行ってみたらすでに満車であった。
仕方なく裏道(聖宝寺道)の登山口にある駐車場に停めた。
ここだけ駐車料金300円(無人)とあったので箱に投入した。
後からわかったのだが、それぞれの登山口の中間にある西藤原小学校の正面下に下ったところに
登山者専用のトイレ付きの広い無料駐車場があった。
今回ほとんど下調べしているゆとりがなかったのが惜しい。
(小学校前の道路に面した駐車場は登山者用ではないので注意)
これら以外にもあちこち駐車場があることから相当人気の高い山であることが伺える。

登山口から少し歩いたところにもみじで有名だという聖宝寺があり、
そこからいきなり階段であるが、登り切るといけすになった人工っぽい池があったり
民家があったりでまだ山登りが始まってもいない。
そこから少し上がると木造の廃校舎のようなものがあって、
いよいよそこから登山道かと思いきや、いきなり大きく真新しい大堰堤が出現。
この大堰堤を裏側に乗り越えたところからようやく聖宝寺道が始まった。
自然にできたと思われる複雑な滝?に迎えられて期待は高まる。
少し急登を登ってさきほどの滝の上部に合流すると枯れた谷のVゾーンを登る。
これはワイルドで楽しいと思ったのもつかの間、すぐに右手の植林地帯に突入し、
延々とつづら折れが続いた。
昨日、今日と気温が高めで秋冬のウェアで来たものだから暑い!
汗が頭のてっぺんからも流れ落ちてくる。
植林地帯を登り切ったと思ったら、今度は植林地帯へ突入。
朝からどんよりの曇空の下、紅葉も今ひとつではある。
どれくらい登っただろうか、今度はガレ場のステージに突入。
鈴鹿の山によくある粘土質の土に埋もれたカレンフェルトのような地形。
これもほどなく終わってまた植林地帯の登りが続いたりで
もうかなりの高さを登ってきた感たっぷりになったところで
何やら賑やかな声が聞こえてきた。
若いグループが休憩していたその場所こそ、下山で使う予定の大貝戸道との合流地点だった。
10名を超えるそのグループが再スタートするより先にとノンストップで進出するも、
待っていたかのようにグループが再スタート。
たちまち追い上げてくる。(≧▽≦)
グループに煽られながらもさらに高度を稼いで行くと、展望あり~の、
鈴鹿らしい植生あり~のでまた雰囲気が異なるステージとなる。
しかしながら基本的にはつづら折れが続く感じ。
どれだけ(高低差・距離)長いねん!と思いながら登って登って登りたおしても
まだ頂上に着かない。
それもそのはず、最初からちょっとナメてかかっていた藤原岳は、
高低差約千メートルもあったのだ。後から知った。(^^ゞ
金剛山の一般的なルートの約2倍のボリュームである。

それにしても登山者が多い。
大山にしても結構なボリュームがあったが、そんなのを日常的に登ってる人が居ると思うと
もう金剛山なんか裏山か里山レベルである。
写真を撮るために立ち止まると、しばらく距離を離していた若者グループについに追いつかれた。(≧▽≦)
お互い譲り合いあったり、グループの真ん中に混じり混んだりのデッドヒート?
またしてもグループを抜き去って、ついに重機?山荘を発見。
藤原山荘に到着したら、大改修中で、山ウェアを来た山荘の関係者?大勢で
寄ってたかって一生懸命作業をしておられた。
この山荘の裏側が休憩ポイントらしく、大勢がお昼の真っ最中であった。
開放感のあるその場所は、どこでも弁当広場になる良い場所であった。
で、肝心の藤原岳はというと、前方にそびえるピークであることがわかり、
今、ここでおひるを摂ってしまったらピークまで行く気がなくなるのでは?と思ったので
立ち休憩もそこそこにピークを目指す。
もっといい弁当広場があるかもしれないという期待を持って。
山荘から少し下って登り返す。
ピークに達するまでに良さそうな場所があれば弁当・・と思っていたが
登山道を逸れることができそうもない植生であった。
そして気づくとピークはすぐ目の前に。
残念なことに、ピークを示す表示もなければ三角点も無かった。
ピークの向こう側には素晴らしい紅葉が広がって・・・たちまち、ガスって見えなくなった。
今から思えば、大勢が休憩していた山荘の裏手で休憩するほうが開放感があって
良かったなぁと思い、戻ろうかと思ったが空腹がピーク。
そして、もしこの山頂付近で休憩していたらガスが吹っ切れて紅葉が見下ろせるかも、
という思いも虚しくその後は吹っ切っれることは無かった。
ちょっとあれやこれやと準備してお昼して休憩していたらあっという間に一時間経過。
遠くの山に来ると時間に追われて本当に慌ただしい。
いい季節だけに昼寝できるくらいのゆとりが欲しい。
地図をよく見ると、東方向のテーブル状の先端に1009.5三角点がある。
時間にゆとりがあれば行ってみたかったなぁ。
ヘルメットや無線機などの完全装備で遭対協の腕章を付けた二人があらぬ方向から登ってきた。
そういえば山荘で聞こえてきた話では、本日80歳くらいのご夫婦の遭難者が出たとのこと。
さっそく尋ねてみると無事に見つかったということだった。
山荘まで戻って天狗岩にも登りたかったが、時刻は14時を過ぎ、
帰りのアクセス時間を考えるとそろそろ下山を開始しないといけない。
何にしても今回は往路でのアクセスで下道を使ったことで一時間は余分にかかったのが失敗。

大貝戸道と聖宝寺道の分岐までは登りと同じでピストンとなる。
分岐からは未踏の大貝戸道。
ひたすら植林内のつづら折れ。
途中、まさかの分岐があったがどちらも踏み跡明瞭。
前方にかすかに見える大崩落箇所が気になったが、
ここはあえて敷かれたレールの上を進むのもなんなので、
あえてマーキングとは逆方向へと進出してみた。
これと言って特筆すべきものも無いままほどなく先ほどのルートに合流。
高度を下げるにつれてますます暗くなる植林地帯へ延々と。
高低差がある分、下りもかなり長く感じた。
そんなこんなで、やがて大貝戸道の登山口に出た。
結果的に変化に富んだ聖宝寺道で登れたのは良かったかな。
ほんのちょっとかじっただけに終わった藤原岳であるが、
全体を通じて特に印象に残ったものが無かったような。。
まだまだ藤原岳の魅力に気付いていないのかも。
それにしてもガスが残念だった。
帰りは途中の阿下喜温泉に立ち寄り。
藤原岳で出会った面々大勢と遭遇。
四日市東ICから東名阪道で亀山で名阪国道に乗り継いで帰国の途へ。
今回はなぜかやたら遠く感じた。。

その他の写真は以下より。
Check [ 2014/10/27 23:15 ] 鈴鹿山系 | TB(0) |   コメント(6)

金剛山頂の気温

金剛山の一日  
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プロフィール
こんちくわ。
キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
ヤマ仲間
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