生駒山系に連なる金剛・葛城山系の主峰『金剛山』から始めた山登り。その時々で気になる山へ、気の向くままに・・・

奈良県宇陀市 三郎ヶ岳 (2017.2.25) 

20170225-0.jpg
三郎ヶ岳山頂にて

ひたすら静寂・・・

【ルート】
 仏隆寺-登山口(小峠)-高城岳-三郎ヶ岳-バリの尾根(昼食)-石仏
 -伊勢本街道-登山口(時計回り)


この時期、アイゼンを取ったり外したり、外したり取ったり?
山頂付近だけ踏み固められたアイスバーンな部分が残っていたりで
付けたり取ったりの中途半端なコンディションがなぁ。。
もう大丈夫だと思って外したら、まぁ~た装着が必要だったり。
登山口から雪があるか無いか、1か0かデジタルでお願いできないでしょうか。
今回はそんな心配のない、雪なんて無い山へ。
もう、僕の中では冬山は終わり!\(^o^)/
今冬もチェーンスパイクだけで済んだ、短い冬だったなぁ。
三郎ヶ岳、何それ、どこ?
名前は聞いたことがあるような無いような。。
このところ行きたい山、気になる山がちょ~っと見えなくなってきていて、
どうしたもんかなぁと、しばらく山を?ブログを?休みたいような・・。
しかしながら週一、二回の体力づくりと森林浴?は欠かせたくはないし。
最初から山なんて興味なくて?運動しなきゃってことで歩いているだけでは?
市街地を歩くよりは空気が良いし?
しかもただ歩くだけでは退屈なので、カメラとか、およそ山登りには無くても影響がない
そんなアイテムを使って遊び半分の山歩きをしていただけだったのか?とか思ったり。
そうなるとハンコ集めの金剛登山ばかりになってしまう。(始めの頃はそうだった)
そうとは言いつつ、勝手のわからない、目にするもの全てが初めての山は
新鮮な驚き、体験、そんな探検登山は好きだ。
五感を総動員しなければならない緊張感は、サバイバル生存本能が目覚めるような。
なんてね。
以前いただいた方のコメントに今回の山行きのヒントがあったのでメモしていた。
それが今回の三郎ヶ岳。
あの、誰もがわかりやすい絵に書いた餅のような曽爾高原にも手が届きそうな
プチ遠征の距離にあたる三郎ヶ岳。
まだ花も咲かない閑散期だからだろうか、
最初から終わりまで人の気配の無い、貸し切りな感じが良かったかな。

仏隆寺付近の無料駐車場は他に駐車車両なし。
まず仏隆寺の桜の巨樹、千年桜が目に入るが花咲くシーズンにはまだまだ先。
ちょっとそばまで見に行ってみたもののすぐに引き返す。
人っ子一人歩いていない静かな山村を抜けて登山口へ。
よくあることだが、地図には無い林道などが付いていて面食らう。
今回も単純な一本道ではなくて、そんなのが交錯するやや難解な出だし。
明るい植林帯をひたすらせっせと登りつめて、岩場が出てきたら一旦フラットに。
何と書いているのかわからない、歴史のありそうなナニカがぽつんと。
亨保なんちゃらと書いてるような書いてないような。。
ほどなく高城岳(たかぎだけ)に。
この山頂は人の手が入っていて、そこそこ広いし、
立っていないと見えない遠い展望もある。
誰も居ない、静かだ。
弁当広場適地であるが、まだ登りだしたばかりである。
山頂の東屋に何やら得たいのしれないオブジェが置いてあった。
この東屋から先しばらくはこれまでと様相は一変。
自然林に低い熊笹の狭いトレースがあって、下ったり登ったり、そしてまた植林帯。
この山の個性を捉えるのが難しい。
特別な取り柄があるわけでもなさそうで、
岩湧山近辺の山域を歩いているのと一体どう違うの?って思ってしまったり。
それでもまわりが山に囲まれた山深い中にあって、遠くに来た感があるような無いような。
わぁどうしよ、書くことが何も無いかも。。
アップダウンがあったものの、地図に無い林道をうまく活用すれば、
どうでもいいアップダウンを歩かなくても良かったような。。
そんなこんなで最後は一気に100mくらい登った感じで三郎ヶ岳山頂。
ここの山頂は高城岳ほど広くは無いが、展望はさらに良いかな。
だれも居ないし休憩適地であったが、まだ風は冷たく寒いので、ちゃっちゃと下山モードへ。
自然林帯で鎖場続く激下りを50mほど下ったところで何やら建物が見えたり、
石仏はこっちみたいな道標があったが、下ってきたまま尾根に突入してみた。
登山道ではないが、歩きやすい尾根なので、
このままバリエーションで伊勢本街道まで下っても良いかもと思った。
下るといっても大した高低差ではないが、その前にせっかくなので腹ごしらえと。
一時間ほど休憩してたら、やや風も出てきて尾根なので寒くなって撤収。
時間はたっぷりあったが、もう早く終わらせて次の予定へ行ってみたいと思ったので
バリエーションの尾根はやめて登山道へ復帰。
下る前に石仏とやらを見に行ったら、一体や二体どころか、奥へ行くほど次々と。
これはなかなか凄い彫り物だった。
亨保に掘られたものだとしたら1700年代前半。
う~ん、歴史を感じる~。あの時代の人はどういう暮らしをしていたのやら。
そんなこんなで植林帯ショートカットでさくっと伊勢本街道に着地し、
てくてくと歩いてまた山村抜けて駐車地に。
人っけの無い、なんと静かな山だったことか。。
帰りに、長谷寺の北側の山の中にある、わりと有名な笠そばで二度目の昼食。
う~ん、どこにでもあるごく普通の蕎麦の味だったなぁ。
さて、ここからは運転していて眠くなるほどの大移動。所用で大峰は洞川へ。
ごろごろ茶屋から母公堂前までの道はもう恐ろしいほど凍っていて
レールのようにわだちのある、まるで透明氷みたいな路面。
四駆スタッドレスタイヤでもツ~ルツルツル、デフロックしてLOWでゆっくり走っても
戻り時にはスタックしてタイヤ空転。外に出るとたちまち立ちごけしそうになる凸凹スケートリンク状態。
平べったい石を拾ってきてタイヤに詰め、なんとか脱出できた。
母公堂まで行く必要あったんかいな。。ったく。。
すっかりカラダも冷え切った(外気温マイナス4℃)ので洞川温泉に飛び込む。
湯舟の中では男性と二人だけ。
「もしや、キバラーさんでは?」とヤマレコのakirasさんだった。
メガネを外していたので、最初はお互い認識できていなかった。(≧∇≦)
1件は報道もされたが、この日2件もの滑落現場に遭遇されて大変な一日だったとか。
温泉でのぼせてきたところでお別れして帰途へ。
今日はぜんぜん眠くならなかったのでちょっと歩き足らなかったなぁ。
みんながこぞって押しかけるような名のある山ばかりでなく、
考え事しながら静かに歩けるこんな山も良い。
亨保2年、今から300年ほど前の先人たちが、この山をどのように思い、
生活にどのような位置づけで、どういう毎日を過ごしていたのか、
今でこそ近くまで生活道路や林道が来ているが、当時は山深いところだったのだろう。
山の岩に掘られた石仏を見て、そんな思いを馳せてしまった。

その他の写真は以下より。
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GARMIN GPSログ(時計回り周回)

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仏隆寺近くの無料駐車場にて 右上は千年桜

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看板をもう少し下の撮影の邪魔にならないところに移動してほしかったりする

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人っ子一人歩いてないが、綺麗に雑草の刈られた田畑の畦

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ここが高城岳への取り付きだと思ったら墓地直行だった

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地図に無い林道が交錯していてややこしい

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なんちゃって鎖場

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亨保、やしろ、などのキーワードが断片的にはわかるが、いったいコレ何?

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ここを登りつめると高城岳だ

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高城山山頂

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遠くに展望

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東屋内に、何やら得体のしれないオブジェが置かれてあった

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東屋から先は、いよいよ自然林帯か?

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節点とは??

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左は未舗装林道で見えてる先が終点

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左に袴が岳のトンガリが見えた

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ズームしてみたらなかなか尖っている

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急登を登りつめると・・

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三郎ヶ岳山頂にて

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熊の爪痕? お昼適地な快適な自然林の尾根写真の撮影を忘れてた

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あんな高いところに石仏が!

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眺める角度を変えてみて・・

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ズームしてみたら石像の右手に何やら文字の彫られたものがある

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奥に進むともう一体

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突き当りまで行ってみるとまたもや石仏があって、

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ズームするとけっこう緻密だ

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こんな廃屋?や、

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このような立派な建物までどこからどうやって資材を運んだのやら

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ルートは中央

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あったが、
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石割峠へは行かず

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終了~

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笠そばにて  アジシオ?

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ざる蕎麦(大盛)

Check [ 2017/02/28 23:17 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(13)
お疲れさまでした。
雪深い「高見山」の次は『三郎岳』ですね。

私の山行は1999/11/20(土)
「三峰山・1235m」(三重、奈良県境)山頂で淡路市固定局
JA3RHL局、他と50MHz SSB で交信、山頂に~11:35まで滞在

北西約15キロ離れた[仏隆寺]登山口まで車移動
『三郎岳・879m』へ。・・ここも50MHz SSB
当日「高城山・810m」は素通り

後日(2005/02/26)
近傍(宇陀郡)の「嶽山・ 567m」「鶴ケ平山・689m」
「鍋底山・803m」「愛宕山・674m」含め5座で
山頂無でした。
[ 2017/03/01 12:25 ] [ 編集 ]
私も昨年5月14日に、高城岳・三郎ヶ岳に行きました。
4月に伊勢本街道を団体で歩いた時に、気になったので歩いてみたのです。
そんなんで、懐かしく拝見させて頂きました。
確かに、仏隆寺から登山口までは道標が少なく私も迷いそうになりました。
あの頃、榛原周辺の低山(里山)に凝って良く歩いたものです。
静かで良い山が多かったです。
キバラーさんには物足りないかも知れませんが・・。
[ 2017/03/01 18:25 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2017/03/01 18:44 ] [ 編集 ]
17年前ですね。
その頃は私は自転車に乗ってポタリングをしておりました。
交信が目的での三峰山から三郎ヶ岳へ移動のW登山だったのですね。
その頃と今とではどれくらい違っていたのか気になるところです。
名前もしらないそんな山が宇陀にはたくさんあるのですね。
参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
ちなみに昼前後には430メインをワッチしておりましたが筒井さんの声は聞けずでした。
先日は日曜日の運用だったのでしょうね。
[ 2017/03/01 21:33 ] [ 編集 ]
shu-tanさんの昨年のレコを拝見いたしました。
違った視点でのレポートは新鮮でした。
伊勢本街道も歩かれましたか。けっこうな距離ですね。
榛原周辺の低山は他にもいろいろあるのですね。
静かなのに寂しくない良さ。
いいですね、里山。
袴が岳を含めるとまだまだ攻め甲斐のある山だと思いましたよ。
[ 2017/03/01 21:34 ] [ 編集 ]
昨年登った迷岳の記事にIさまからいただいたコメントに
三郎ヶ岳について書いていただいておりましたので、
今回のヒントになりました。
あの静寂の山が、桜や彼岸花の日になると賑やかになるのですね。
想像つかないですが。
Iさまイチオシの山、近いうちにいってみたいと思います。
いろいろ情報ありがとうございます!
[ 2017/03/01 21:34 ] [ 編集 ]
私も以前に歩いた記憶があり
調べてみたら、もう4年も前のことでした。(*^▽^*)
確かに山を歩いていて、たまに目標がないというか
何で歩いてるんだろうかって、迷うこともありますね。
私はそんな時は自分の心に従って山は休むことにしています。
それで、1月くらい離れていたら久しぶりの登山は新鮮ですよ。
休むのも登山だと思います。(*'▽')

[ 2017/03/01 22:55 ] [ 編集 ]
orisさん、4年前にすでに歩いてらっしゃったんですね。
見てきました。
当時、拝見したことあるのを思い出しました。
倒木は今もまったくそのままのでした。
植林帯なんていちばん変化しそうなのに。
コースもまったく同じでしたね。
袴が岳へは行かなかったようですね。
山を休むと体質が変わりそうなのでそれは無理ですわ。
[ 2017/03/02 20:40 ] [ 編集 ]
今となっては立ち入る人の数を年中通して数えても・・・
っていうような山深いところにこれほどの石仏がある。
当時はどのような様相だったのでしょう?
「歴史に思いを馳せれば奥深し」
嵌る方の気持ちがなんとなく感じられる山旅だったのではないでしょうか?
[ 2017/03/05 11:32 ] [ 編集 ]
あんな天気の良い日に誰も歩いてないなんて、
いったいいつなら人が居るのか?と思うほど静御前でした。
昔の人にとって、山とは何だったのでしょうね。
[ 2017/03/06 20:25 ] [ 編集 ]
仏隆寺の桜が満開の時期に登りました。
登山口までの田園風景も良い感じ。
地元のオッチャンに「これ持っていき」と手書きの地図を貰いましたよ。
ここは春に登るべき山だと思いました。
登山口までの道中のそこかしこに在る「〇〇家〇本」と書かれた赤い立札が気になってました。
[ 2017/03/09 00:28 ] [ 編集 ]
あんな静かな低山はなかなか他には無いように思いました。
登山口までのアプローチは長かったですが、
車もほとんど通らず、のどかな田園風景でした。
縁側で日向ぼっこして本でも読みながら昼寝したい感じでした。
「〇〇家三本」とか、たしかにありました。
あれは何でしょうね。。
[ 2017/03/09 20:34 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2017/03/10 12:36 ] [ 編集 ]
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キバラー
と申します。
ほぼ毎週金剛山をメインで
登っています。
飽きっぽいのか色々やってきて
自転車→オフロードバイク→
大型バイク→登山へと変化し、
その間、
テニスやスキーにハマった数年間。
キャンプは今でも細々と。
今は山に全力で年中夢中
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